JPS6213190B2 - - Google Patents
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- JPS6213190B2 JPS6213190B2 JP11863078A JP11863078A JPS6213190B2 JP S6213190 B2 JPS6213190 B2 JP S6213190B2 JP 11863078 A JP11863078 A JP 11863078A JP 11863078 A JP11863078 A JP 11863078A JP S6213190 B2 JPS6213190 B2 JP S6213190B2
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- silicone rubber
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Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は印刷工程において、多かれ少なかれ必
ず問題となつているインキのカス、ローラのカ
ス、紙粉、印刷用紙のコーテイング材のはがれ等
のゴミに基因すると思われるいわゆるヒツキーを
取り除くためのブレードに関するものである。前
記のゴミが版面に付着した場合、ゴミの部分が囲
りの版面より高くなるために、印刷物上ではゴミ
の囲りにインキが転移せず、いわゆる白ヌケを生
じ印刷物上の汚点となつて印刷物の品質を著しく
低下させるばかりでなく、印刷物の価値を損う場
合も多い。
ず問題となつているインキのカス、ローラのカ
ス、紙粉、印刷用紙のコーテイング材のはがれ等
のゴミに基因すると思われるいわゆるヒツキーを
取り除くためのブレードに関するものである。前
記のゴミが版面に付着した場合、ゴミの部分が囲
りの版面より高くなるために、印刷物上ではゴミ
の囲りにインキが転移せず、いわゆる白ヌケを生
じ印刷物上の汚点となつて印刷物の品質を著しく
低下させるばかりでなく、印刷物の価値を損う場
合も多い。
ヒツキーを除去するためには、ブレードを用い
て版面に付着したゴミを取り除くという方法が考
えられるが、この方法には次のような問題点があ
る。
て版面に付着したゴミを取り除くという方法が考
えられるが、この方法には次のような問題点があ
る。
(1) インキがブレードに付着して硬化するような
ことがあると、版面に付着したゴミを取り除く
ときに版面を傷つける。
ことがあると、版面に付着したゴミを取り除く
ときに版面を傷つける。
(2) インキが付着硬化しないように、使用後は必
ずブレードの洗浄が必要である。
ずブレードの洗浄が必要である。
(3) 耐候性、耐薬品性が十分でないと、ブレード
の硬化や弾性率が短期間で変化し、版面に傷を
つけるようになる。
の硬化や弾性率が短期間で変化し、版面に傷を
つけるようになる。
本発明者らはかかる問題点を克服するヒツキー
除去用ブレードについて鋭意検討した結果、本発
明に到達した。
除去用ブレードについて鋭意検討した結果、本発
明に到達した。
すなわち本発明は、平版印刷版用のシリコーン
系ゴムからなるヒツキー除去用ブレードである。
系ゴムからなるヒツキー除去用ブレードである。
ここに「シリコーン系ゴムからなる」とは、必
ずしもブレードの全部分がシリコーン系ゴムであ
ることを意味するものではなく、ヒツキーの除去
に際し版面に接するブレードの主要部分のみがシ
リコーン系ゴムからなるものをも包含する。した
がつて、他の材質のブレードの表面全部または主
要部分をシリコーン系ゴムでコートしたもの、他
の材質部分と接合して主要部分のみをシリコーン
系ゴムとしたブレードなども本発明に含まれる。
ずしもブレードの全部分がシリコーン系ゴムであ
ることを意味するものではなく、ヒツキーの除去
に際し版面に接するブレードの主要部分のみがシ
リコーン系ゴムからなるものをも包含する。した
がつて、他の材質のブレードの表面全部または主
要部分をシリコーン系ゴムでコートしたもの、他
の材質部分と接合して主要部分のみをシリコーン
系ゴムとしたブレードなども本発明に含まれる。
本発明に用いる代表的なシリコーン系ゴムは次
のような繰返し単位を有する。
のような繰返し単位を有する。
ここでnは2以上の整数である。R、R′は炭
素数1〜10のアルキル、アリールあるいはシアノ
アルキル基であつて、全体の40%以下がビニル、
フエニル、ハロゲン化ビニル、ハロゲン化フエニ
ル、もしくはハロゲン化アルキルであり、60%以
上がメチル基であるものが好ましい。
素数1〜10のアルキル、アリールあるいはシアノ
アルキル基であつて、全体の40%以下がビニル、
フエニル、ハロゲン化ビニル、ハロゲン化フエニ
ル、もしくはハロゲン化アルキルであり、60%以
上がメチル基であるものが好ましい。
シリコーン系ゴムには、本発明の目的を損なわ
ない範囲で、他のモノマやポリマ成分を反応させ
たり混合したりすることができる。たとえば、ジ
オルガノポリシロキサンと、ポリブタジエン誘導
体、エポキシ樹脂、ポリアクリル酸エステル、ア
ルキツド樹脂、アミル化メラミン樹脂、フエノー
ル樹脂などとの反応生成物などが使用可能であ
る。
ない範囲で、他のモノマやポリマ成分を反応させ
たり混合したりすることができる。たとえば、ジ
オルガノポリシロキサンと、ポリブタジエン誘導
体、エポキシ樹脂、ポリアクリル酸エステル、ア
ルキツド樹脂、アミル化メラミン樹脂、フエノー
ル樹脂などとの反応生成物などが使用可能であ
る。
また、シリコーン系ゴムの強度を向上する目的
で充填材(フイラー)を混合してもよい。
で充填材(フイラー)を混合してもよい。
ブレードの硬度は版面の傷の発生の点から通常
シヨアA10〜90、好ましくは20〜60の範囲とする
のがよい。
シヨアA10〜90、好ましくは20〜60の範囲とする
のがよい。
上記ブレードはビス止め、あるいは接着剤を用
いて支持具へ取り付け、使用する。
いて支持具へ取り付け、使用する。
第1図はその使用態様例を示すものである。図
において1は支持具2に取り付けられた本発明の
ブレードであつて、このブレードを水着けローラ
4とインキ着けローラ5との間の間隙を利用し
て、版面3に接触させることにより版面に付着し
たヒツキーを取り除く。
において1は支持具2に取り付けられた本発明の
ブレードであつて、このブレードを水着けローラ
4とインキ着けローラ5との間の間隙を利用し
て、版面3に接触させることにより版面に付着し
たヒツキーを取り除く。
第2図は通常のゴム6を芯材としその回りにシ
リコーンゴム7をコーテイングした本発明になる
ブレードを、支持具2に取り付けたものを示す。
リコーンゴム7をコーテイングした本発明になる
ブレードを、支持具2に取り付けたものを示す。
第3図は通常のゴム6を下層、シリコーンゴム
7を上層とし両者を接着してなる本発明のブレー
ドを、支持具2に取り付けたものを示す。
7を上層とし両者を接着してなる本発明のブレー
ドを、支持具2に取り付けたものを示す。
以上の如く作製した本発明のブレードの特長
は、(1)印刷工程でのゴミ取り効果が大きい、(2)弾
性回復が大きいために作業中に圧縮変形を受けて
も歪が残らない、(3)クツシヨン性の大きい軟質ゴ
ムを使用することにより硬いヒツキーでも版面を
傷つけることはない、(4)表面がインキ反撥性であ
るためにインキが付着硬化せず版面を傷つけな
い、(5)耐候性、耐薬品性にすぐれ形態保持性、弾
性率、ゴム硬度などの特性変化がない、(6)耐摩耗
性がすぐれている、などを挙げることができる。
本発明のブレードの適用範囲は平版全般に及ぶこ
とはもちろんであるが、版面のこすり傷の発生し
やすい平版にいおて特に効果が大きい。たとえ
ば、シリコーンゴムをインキ反撥層とする水なし
平版においてその効果が著しい。
は、(1)印刷工程でのゴミ取り効果が大きい、(2)弾
性回復が大きいために作業中に圧縮変形を受けて
も歪が残らない、(3)クツシヨン性の大きい軟質ゴ
ムを使用することにより硬いヒツキーでも版面を
傷つけることはない、(4)表面がインキ反撥性であ
るためにインキが付着硬化せず版面を傷つけな
い、(5)耐候性、耐薬品性にすぐれ形態保持性、弾
性率、ゴム硬度などの特性変化がない、(6)耐摩耗
性がすぐれている、などを挙げることができる。
本発明のブレードの適用範囲は平版全般に及ぶこ
とはもちろんであるが、版面のこすり傷の発生し
やすい平版にいおて特に効果が大きい。たとえ
ば、シリコーンゴムをインキ反撥層とする水なし
平版においてその効果が著しい。
以下実施例によつて本発明を説明する。
実施例 1
市販品のシリコーンゴムベース“SH432”(東
レシリコーン(株)製)に触媒として過酸化ベンゾイ
ルを1%加え、150℃でプレス成形した。このゴ
ムを用いて作つたシリコーンゴムブレードを使用
して、PS版での印刷中のヒツキー除去の効果を
みた。なお、このブレードのゴム硬度は40(シヨ
アA)、ブレードサイズは35×40×5mmであつ
た。
レシリコーン(株)製)に触媒として過酸化ベンゾイ
ルを1%加え、150℃でプレス成形した。このゴ
ムを用いて作つたシリコーンゴムブレードを使用
して、PS版での印刷中のヒツキー除去の効果を
みた。なお、このブレードのゴム硬度は40(シヨ
アA)、ブレードサイズは35×40×5mmであつ
た。
版面に接触1回でヒツキーは取れ、版、印刷物
に与える影響は皆無であつた。
に与える影響は皆無であつた。
さらにこのブレードを使用して版面に与える影
響について調べた結果、連続接触500回でも傷の
発生、印刷物に与える影響はなかつた。
響について調べた結果、連続接触500回でも傷の
発生、印刷物に与える影響はなかつた。
実施例 2
実施例1で使用したブレードを使用して、シリ
コーンゴムをインキ反撥層とした水なし平版につ
いて同様のテストを行なつた結果、版面に接触2
回でヒツキーは取れた。
コーンゴムをインキ反撥層とした水なし平版につ
いて同様のテストを行なつた結果、版面に接触2
回でヒツキーは取れた。
さらに、連続500回接触させ傷の発生について
調べたが、傷の発生もなく、印刷物も良好であつ
た。またブレードにインキが付着することもなか
つた。
調べたが、傷の発生もなく、印刷物も良好であつ
た。またブレードにインキが付着することもなか
つた。
同様のテストをニトリルゴム(ゴム硬度50)の
ブレード(サイズ35×40×5mmt)を使用して行
なつた結果、連続50回で版面にこすり傷が発生し
た。また、ブレードの先端にインキが付着したま
ま放置し、翌日、そのブレードを使用してテスト
を行なつた結果、版面に接触3回で傷が発生し
た。
ブレード(サイズ35×40×5mmt)を使用して行
なつた結果、連続50回で版面にこすり傷が発生し
た。また、ブレードの先端にインキが付着したま
ま放置し、翌日、そのブレードを使用してテスト
を行なつた結果、版面に接触3回で傷が発生し
た。
実施例 3
ウレタンゴムブレード(ゴム硬度50、サイズ38
×40×5mm)にシリコーンデイスパージヨン
“YE3085”(東芝シリコーン製)をコーテイング
(厚み約0.5mm)して、実施例2と同様にして水な
し平版についてテストを行なつた。
×40×5mm)にシリコーンデイスパージヨン
“YE3085”(東芝シリコーン製)をコーテイング
(厚み約0.5mm)して、実施例2と同様にして水な
し平版についてテストを行なつた。
ブレードの先端にインキの付着もなく、連日の
テストでも版面の傷発生はなかつた。
テストでも版面の傷発生はなかつた。
実施例 4
ジオルガノポリシロキサンと水酸基末端の1・
2ポリブタジエンの縮合物にエアロジルを20%、
触媒として過酸化ベンゾイルを1%添加し100℃
で硬化させたものからブレード(35×40×5mm)
を作成した。このブレードを使用して水なし平版
でのヒツキー除去効果をみた。結果は版面に傷の
発生もなく、ブレードの先端にインキの付着もな
く、ヒツキー除去効果は大きかつた。
2ポリブタジエンの縮合物にエアロジルを20%、
触媒として過酸化ベンゾイルを1%添加し100℃
で硬化させたものからブレード(35×40×5mm)
を作成した。このブレードを使用して水なし平版
でのヒツキー除去効果をみた。結果は版面に傷の
発生もなく、ブレードの先端にインキの付着もな
く、ヒツキー除去効果は大きかつた。
第1図は本発明のブレードの使用態様例を示
す。第2図および第3図は本発明になるブレード
の例を示す。 1:ブレード、2:支持具。
す。第2図および第3図は本発明になるブレード
の例を示す。 1:ブレード、2:支持具。
Claims (1)
- 1 平版印刷版用のシリコーン系ゴムからなるヒ
ツキー除去用ブレード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11863078A JPS5544847A (en) | 1978-09-28 | 1978-09-28 | Blade for removing hickey |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11863078A JPS5544847A (en) | 1978-09-28 | 1978-09-28 | Blade for removing hickey |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5544847A JPS5544847A (en) | 1980-03-29 |
JPS6213190B2 true JPS6213190B2 (ja) | 1987-03-24 |
Family
ID=14741278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11863078A Granted JPS5544847A (en) | 1978-09-28 | 1978-09-28 | Blade for removing hickey |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5544847A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS64493U (ja) * | 1987-06-22 | 1989-01-05 | ||
JPH0236990U (ja) * | 1988-09-01 | 1990-03-12 | ||
JPH031098U (ja) * | 1988-05-19 | 1991-01-08 | ||
JPH04271758A (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-28 | Doumoto Shokuhin Kk | 食品素材への金箔付着方法 |
-
1978
- 1978-09-28 JP JP11863078A patent/JPS5544847A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS64493U (ja) * | 1987-06-22 | 1989-01-05 | ||
JPH031098U (ja) * | 1988-05-19 | 1991-01-08 | ||
JPH0236990U (ja) * | 1988-09-01 | 1990-03-12 | ||
JPH04271758A (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-28 | Doumoto Shokuhin Kk | 食品素材への金箔付着方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5544847A (en) | 1980-03-29 |
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