JPS62131507A - 変圧器のタップ切換器の手動駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲の前半部に記載するような負
荷時タップ切換変圧器の切換器をステップ状に作動させ
るための手動駆動装置に関する。

このような手動駆動装置にあっては、切換器の各切り換
え位置をケーシングの観察窓内に表示するためにかなり
複雑な機構を使用しなげればならない。この場合、切換
器の各切り換え段を示す数字円板は、二つの数字間隔に
相当する角度で回転しなければならない。

本発明の課題は、特に位置表示の点において簡潔にした
この種の駆動装置を提供することである。この課題は、
特許請求の範囲の特徴部分に記載された構成によって解
決される。

本発明によって得られる本質的利点は、位置表示のため
の特別の伝達駆動機構を全く不用にすることであり、さ
らに数字円板は駆動軸へ直接固定することができること
である。

以下本発明の二つの実施例を示す添付図を参照しつつ本
発明を詳述する。

第１図に示すように本発明にかかる装置は、ここには図
示されていない負荷時タ９．／プ切換変圧器に保持され
たハウジング１１内に実質的に納められている、ハンド
クランク１２を備えた駆動軸１３、切換器の軸１４に結
合可能な従動軸１５、伝達機構として各軸に取り付けら
れた二つの歯車１６及び１７、駆動軸１３に固定された
数字円板１８、ならびに従動軸１５に固定された覆い円
板１９から構成される。この装置は、第２図から明らか
なように、６段切り換え位置のものである。したがって
、数字円板１８には数字１〜６が等間隔で刻まれている
。ここに示した基本位置において切欠き２０を有する覆
い円板１９が配設され、その切欠き２０はハウジング１
１の観察窓２１の後方でかつ数字円板１８の数字１の前
に正確に位置づけられ、数字を観察窓２１から容易に確
認することができる。両歯車１６．１７の伝達比は、切
り換え器の１人テップに対して、従動軸１５が１回転し
、そのためにハンドクランク１２、ずなわち駆動軸１３
が３１／６回転するように設定されて各軸にはめこまれ
ている。このことから明らかなように、切り換え動作が
開始すると覆い円板１９の回転に応じて観察窓２１は覆
われる。ハンドクランク１２、したがって駆動軸１３が
３１７６回転するとはじめて、覆い円板１９の切欠き２
０は観察窓２１の後方に位置付けられてその後方の数字
円板１８の数字、例えば２が観察窓２１から確認可能と
なる。引き続く切り換えステップが実行されれば、数字
円板１８の他の数字が観察窓２１から観察可能であるよ
うになることはいうまでもない。なお、回転方向の変更
も同様の方法によって行われる。

第３図及び第４図を参照すると、本発明にかかる装置は
、ここには図示されていない負荷時タップ切換変圧器に
保持されたハウジング３１内に実質的に納められている
、ハンドクランク３２を備えた駆動軸３３、切換器の軸
に結合可能な従動軸３５、伝達機構として各軸に取り付
けられた二つのかさ歯車３６及び３７、駆動軸３３に固
定された数字円板３８、ならびに従動軸３５に固定され
た覆い円板３９から構成される。この実施例は、第１図
とは別に駆動軸３３と従動軸３５とが互いに直交してい
て、両軸間の伝達機構が２個のかさ歯車３６．３７から
構成される。この装置は、第３図から明らかなように、
４段切り換え位置である。したがって、数字円板３８に
は、数字１〜４が等間隔で刻まれている。ここに示した
基本位置において切欠き２２を有する覆い円板３９が配
設され、その切欠き２２はハウジング３１の観察窓２３
の後方でかつ数字円板３８の数字１の前に正確に位置づ
けられ、数字を観察窓２３から容易に確認することがで
きる。両歯車３６．３７の伝達比は、切り換え器の１ス
テツプに対して、従動軸３５が１回転し、そのために゛
ハンドクランク３２、すなわち駆動軸３３が８１７４回
転するように設定されて各軸にはめこまれている。この
ことから明らかなように、切り換え動作が開始すると覆
い円板３９の回転に応して観察窓２３は覆われる。ハン
ドクランク３２、したがって駆動軸３３が８１７４回転
するとはじめて、覆い円板３９の切欠き２２は観察窓２
３の後方に位置付けられてその後方の数字円板３８の数
字、例えば２が観察窓２３から確認可能となる。引き続
く切り換えステップが実行されれば、数字円板３８の他
の数字が観察窓２３から観察可能になることはいうまで
もない。なお、装置を各基本位置に停止させるためには
、ハウジング３１に係止用てこ２４を配設し、外部の手
動でこ２５の揺動に応じてハウジングの１２７に取す付
けられた軸はぞ２６に止められる。この係止用でこ２４
は、その爪２８がかさ歯車３９の対応する突起２９と係
合した際にその基本位置にブロックするものである。こ
のことは、手動駆動装置の動作に際して手動てこ２５の
揺動によって係止用てこ２４が解放されなければならな
いことを意味する。係止用てこ２４の爪２８は、かさ歯
車３７の外周に沿って相対移動し、引っ張りばね３０の
よってかさ歯車３７の突起２９と係合し、その結果切換
器の切り換えステップを達成するために必要な被動軸３
５の回転が完了する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、平行な駆動軸及び被動軸を有する手動駆動装
置の断面図である。 第２図は、第１図の実施例の数字円板及び覆い円板の説
明図である。 第３図及び第４図は、交差配置された駆動軸及び被動軸
を有する実施例の断面図である。 主な参照符号の対応は以下の通り。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　ハンドクランクによって作動せしめられる駆動軸及び
   切り換えステップ毎に切換器軸に結合可能であって回転
   を伝達する従動軸が、負荷時タップ切換変圧器にハウジ
   ングによって保持されている、負荷時タップ切換変圧器
   の切換器をステップ状に作動させるための手動駆動装置
   であって、前記駆動軸と従動軸との間に伝達機構が配設
   されそして切り換え位置を表示するための数字円板を観
   察するための観察窓が形成されており、この数字円板は
   切り換え位置の数に相当して等分されており、そして切
   換器の各切り換え位置の数字が観察可能に形成された負
   荷時タップ切換変圧器の切換器のための手動駆動装置に
   おいて、 前記伝達機構の伝達比が、ｎを切り換え毎に要するハン
   ドクランクの回転数、またｚは切換器の切り換え位置の
   数として、ｎ　１／ｚに選定されていること、及び、 数字円板（１３、３３）が駆動軸（１５、３５）に取り
   付けられており、また観察窓（２１、２３）と前記数字
   円板との中間には前記従動軸の取り付けられた覆い円板
   （１９、３９）が配設されており、この覆い円板には切
   換器の休止位置において前記観察窓に対応する位置の切
   欠き（２０、２２）が設けられていること、を特徴とす
   る負荷時タップ切換変圧器の切換器をステップ状に作動
   させるための手動駆動装置。