JPS62131284A - 透明型ホログラムシ−ル - Google Patents

透明型ホログラムシ−ル

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JPS62131284A
JPS62131284A JP60271174A JP27117485A JPS62131284A JP S62131284 A JPS62131284 A JP S62131284A JP 60271174 A JP60271174 A JP 60271174A JP 27117485 A JP27117485 A JP 27117485A JP S62131284 A JPS62131284 A JP S62131284A
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油井 喜春
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔卒業上の利用分野〕 本発明は透明型ホログラムシールに関する。
〔従来の技術〕
ホログラフィ−とは、物体からの光の波面を記録する新
しい技術であって、この技術によって作られたホログラ
ムによれば、立体像を再生することができ、しかも多重
記録も可能となる。このようなホログラムの外観上の特
異性、目新しさを生かして、ホログラムに接着層を設は
該接着層をクレジットカード、キャッシュカード、本の
表紙、レコードジャケット等の支持体に貼着するホログ
ラムシールが従来から使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
カード類、木の表紙等の支持体にはその表面に文字、絵
柄等の表示部が施されているのが通常であり、この場合
、ホログラムの形成位置が問題となる。従来は、文字、
絵柄等の表示部の施されていない部分にホログラムシー
ルを貼着するのが一般的であった。それはカード類等の
支持体に貼着されるホログラムシールに設けられるホロ
グラムは通常、反射型ホログラムであるからホログラム
自体、透明性に欠け、それ故、文字等の表示部の上にホ
ログラムを設けたのでは文字等の表示部の目視を妨げ、
表示効果を減殺してしまうからである。
例えばホログラムの1種であるレリーフホログラムにお
いてはレリーフ形成面に反射性金属薄膜(例えばアルミ
ニウム薄膜)を7着等により形成(その膜厚は通常10
00人)しており、このレリーフホログラム有するホロ
グラムシールヲ文字等の表示部の上に貼着した場合には
、金属薄膜中を伝を西する光波は進行方向に減衰してし
まうため表示部を外部から見ることができない。
従って、従来は文字等の表示部の施されていない部分に
ホログラムシールを貼着せざるを得す、そのため、1)
ホログラムシールの貼着位置に制約があり、デザイン上
の自由度に欠けていた、2)従って、支持体に施されて
いる表示部の配列の仕方やその大きさによってはホログ
ラムシールの貼着が困難であるか、或いは表示部の表示
効果を一部減殺するのを許容するほかはなかった、3)
カード類や金券類の偽造防止をより確実に図るためには
、数字表示、磁気記録部、捺印部等の表示部の上にホロ
グラムシールを貼着することが望ましいが、従来は上記
した理由によりそれが困難であるため偽造防止の的確な
手段に欠けていた、等の欠点があった。
更に、反射性金属膜は通常、銀白色で且つ輝度も高いた
めカード類等各種の支持体にホログラムシールを貼着し
たときの違和感が大きいという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の透明型ボログラムシールは、ホログラム形成層
及び該ホログラム形成層のホログラム形成部に積層され
た透明薄膜層からなる透明型ホログラムと、該透明型ホ
ログラムの遇明gJ膜層側に設けられた接着層とからな
り、上記透明薄膜層の屈折率がホログラム層の屈折率と
異なる屈折率を有することを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明ホログラムシールの一実施例を示すもの
で、図中1はホログラムシールを示す。
該ホログラムシールlはホログラム形成N2及び該ホロ
グラム形成層2のホログラム形成部3に積層された透明
薄膜N4からなる透明型ホログラム5と、該透明型ホロ
グラム5の透明薄膜層4側に設けられた接着層6とから
構成されている。尚、第1図中7はアンカ一層、8はオ
ーバーシート、9は保護シートを各々示す。
本発明において透明型ホログラム5とは、透明性を有し
、しかもこのようにそれ自体は透明でありながらホログ
ラムとしての機能を備えているホログラム層 えされる。第1図は透明型ホログラム5がレリーフホロ
グラムである場合の構成例を示すものであるが、本発明
に於いてホログラム形成層に設けられるホログラムはレ
リーフホログラムの場合に限られず、他のホログラムに
も同様に適用される。
透明薄膜層4はホログラム効果を発現できしかも下層の
表示部を隠蔽させない材質であり、本発明ではホログラ
ム形成層2とは屈折率の異なる透明材料が使用される。
透明薄膜層4の屈折率はホログラム形成層2よりも太き
(でも小さくてもよいが、屈折率の差は0.1以上が好
ましく、より好ましくは0.5以上である。本発明者ら
の実験によれば1.0以上大きいことが最適である。こ
のように屈折率の異なる透明薄膜層4を設けることによ
り、ホログラム効果を発現させると共に、下層の表示部
を隠蔽させない作用が行われる。
透明薄膜層4の材質として例えば次の(1)〜(6)の
材質のものが使用できる。
il+ホログラム形成層よりも屈折率の大きい透明連¥
C7薄膜 これには、可視領域で透明なものと、赤外又は紫外領域
で透明なものとがあり、前者は第1表に、後者は第2表
にそれぞれ示す。表中、nは屈折率を示す(以下、(2
)〜(5)においても同様)。
第1表 可視領域透明体 第2表 赤外又は紫外領域透明体 (2)ホログラム形成層よりも屈折率の大きい透明強誘
電体 第3表に示す。
第3表 (3)ホログラム形成層よりも屈折率の小さい透明連V
t藩膜 第4表に示す。
第4表 +41  rg−さ200Å以下の反射性金属薄膜反射
性金属薄膜は複素屈折率を有し、咳複素屈折率;n*は
n*=n−iKで表される。nは屈折率、Kは吸収係数
を示す。
本発明に使用される反射性金属薄膜の材質を第5表に示
し、同表に併せて上記のn及びKを示す。
第5表 その他の材質として、Sn、In、TeXTi、Fe、
、Co、、ZnSGe、Pb、Cd、Bi、Se、Ga
、Pb東が使用可能である。また上記に挙げた金属の酸
化物、窒化物等も使用可能であり、更に金属、その酸化
物、窒化物等は単独で用いられる他に、それぞれを2種
以上組合わせて用いることができる。
(5)ホログラム形成層と屈折率の異なる樹脂ホログラ
ム形成層に対して屈折率が大きいものでも小さいもので
もよい。これらの例を第6表に示す。
第6表 上記の他、一般的な合成樹脂が使用可能であるが、特に
ホログラム形成層との屈折率差の大きい樹脂が好ましい
(6)上記(11〜(5)の材質を適宜組合わせてなる
積層体 上記(11〜(5)の材質の組合わせは任意であり、ま
た層構成における各層の上下位置関係も任意に選択され
る。
上記した+1j〜(5)のFi膜層のうち、(4)の薄
膜層の厚みは200Å以下であるが、(1)〜(3)及
び(5)、(6)の薄膜層の厚みは薄膜を形成する材料
の透明領域であればよ<、一般的には10〜10000
人が好ましく、より好ましくは100〜5000人であ
る。
上記薄膜層4をホログラム形成層2に形成する方法とし
て、薄膜層が上記fl)〜(4)の材質である場合は、
真空蒸着法、スパッタリング法、反応性スパッタリング
ン去、イオンツブレーティング汀り電気メツキ法等の一
般的薄膜形成手段を用いることができ、また薄膜層が上
記(5)の材質である場合は、一般的なコーティング方
法等を用いることができる。薄膜層が上記(6)の材質
(積層体)である場合は上記した各手段、方法等を適宜
組合わせて用いられる。
本発明に於いて、ホログラムがレリーフホログラムであ
る場合、薄膜層はレリーフ形成面を埋めるように設けて
もよ<(部ら、片方の面が平面となる)、或いはレリー
フ形成面に追従するように設けてもよい(即ち、片方の
面が凹凸面となる)。
ホログラム形成層2は一般に樹脂から構成されるが、こ
のホログラム形成樹脂層は単一層構造でも多層構造(例
えば基材フィルム上にホログラム形成樹脂を設けたもの
、或いはホログラム形成樹脂自体が積層構造となってい
るもの)でもよい。
ホログラム形成層は平面ホログラムでも体積ホログラム
でもよく、平面ホログラムの場合、なかでもレリーフホ
ログラムが量産性及びコストの而から好ましい。その他
、フレネルホログラム、フラウンホーファーホログラム
、レンズレスフーリエ変換ホログラム、イメージホログ
ラム等のレーザー再生ホログラム、及びリップマンホロ
グラム、レインボーホログラム等の白色光再生ホログラ
ム、更にそれらの原理を利用したカラーホログラム、コ
ンピュータホログラム、ホログラムディスプレイ、マル
チプレックスホログラム、ホログラムフイックステレオ
グラム、ホログラフィク回折格子等を用いることができ
る。
干渉縞を記録するためのホログラム形成用感光材料とし
ては、銀塩、重クロム酸ゼラチン、サーモプラスチック
ス、ジアゾ系感光(オ料、フォトレジスト、強3M ?
i1体、フォトクロミックス材料、サーモクロミックス
材料、カルコケンガラス等が使用できる。
本発明において、ホログラム形成層の材質として、ポリ
塩化ビニル、アクリル(例、MMA)、ポリスチレン、
ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステ
ル、メラミン、エポキシ、ポリエステル(メタ)アクリ
レート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メ
タ)アクリレート1.I!リエーテル(メタ)アクリレ
ート、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミン(メ
タ)アクリレート、トリアジン系アクリレート等の熱硬
化性樹脂を硬化させたもの、或いは、上記熱可塑性樹脂
と熱硬化性樹脂の混合物が使用可能である。
更に本発明のホログラム形成層の材質として、ラジカル
重合性不飽和基を有する熱成形性物質が使用可能であり
、これには次の2種類のものがある。
+11  ガラス転移点が0〜250℃のポリマー中に
ラジカル重合性不飽和基を有するもの。さらに具体的に
は、ポリマーとしては以下の化合物■〜■を重合もしく
は共重合させたものに対し後述する方法(イ)〜(ニ)
によりラジカル重合性不飽和基を導入したものを用いる
ことができる。
■ 水酸基を有する単量体−N−メ千ロールアクリルア
ミド、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルメタアクリレート
、2−ヒドロキンブチルアクリレート、2−ヒドロキシ
ブチルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキ
シプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェ
ノキンプロピルアクリレートなど。
■ カルボキシル基を有する単量体ニアクリル酸、メタ
クリル酸、アクリロイルオキシエチルモノサクシ不一ト
など。
■ エポキシ基を有する単量体ニゲリシジルメタクリレ
ートなど。
■ アジリジニル基を有する単量体:2−アジリジニル
エチルメタクリレート、2−アジリジニルプロピオン酸
アリルなど。
■ アミノ基を有する屯1体ニアクリルアミド、メタク
リルアミド、ダイア七トンアクリルアミド、ジメチルア
ミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタ
クリレートなど。
■ スルフォン基を有するjP−13体:2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルフォン酸など。
■ イソシアネートaを有する11″L星体:2,4−
トルエンジイソシア不一トと2−ヒドロキシエチルアク
リレートの1モル対1モル付加11力などのジイソシア
ネートと活性水素を有するラジカル重合ii)ヱ体の付
加物など。
■ さらに、上記の共重合体のガラス転移点を調節した
り、硬化膜の物性を調節したりするために、」二記の化
合物と、この化合物と共重合可能な以下のようなalf
t体と共重合させることもできる。
このような共重合可能な単量体としては、例えば、メチ
ルメタクリレート、メチルアクリレート、メチルアクリ
レート、エチルメタクリレート、プロピルアクリレート
、プロピルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチ
ルメタクリレート、イソブチルアクリレート、イソブチ
ルメタクリレ−1−1t−ブチルアクリレート、L−ブ
チルメタクリレート、イソアミルアクリレート、イソア
ミルメタクリレート、シクロへキシルアクリレート、シ
クロヘキシルメタクリレ−1・、2−エチルへキシルア
クリレート、2−エチルへキシルアクリレートなどが挙
げられる。
次に上述のようにして得られた重合体を以下に述べる方
法(イ)〜(ニ)により反応さ一已、ラジカル重合性不
飽和基を導入することによって、ホログラム形成樹脂を
得ることができる。
(イ)水酸基を有する栄量体の重合体または共重合体の
場合にはアクリル酸、メタクリル酸などのカルボキシル
基を有するrii里体などをjii合反応させる。
(ロ)カルボキシル基、スルフ1ン’J ヲ(T 1−
る111−量体の重合体または共重合体の1易合に(よ
前述の水酸基を有するQ’t ’fJ体を縮合反応させ
る。
(ハ)エポキシ基、イソシアネート基あるいはアジリジ
ニル基を有する即里体の重合体または共重合体の場合に
は11カ述の水酸基を有するjii 量体もしくはカル
ボキシル基を有するQ 量体を(4加反応さける。
(ニ)水酸基あるいはカルボキシル基を有する単量体の
重合体または共重合体の場合にはエポキシ基を有するj
t’−Eft体あるいはアジリジニル基を有する単量体
あるいはジイソソアネート化合物と水酸基含有アクリル
酸エステルgt 1体の1対1モルの付加物を付加反応
させる。
上記の反応を行うには、Fatのハイドロキノンなどの
重合禁止剤を加え乾燥空気を送りながら行うことが好ま
しい。
(2)融点が0〜250 ’Cでありラジカル重合性不
飽和基を有する化合物。具体的にはステアリルアクリレ
−1・、ステアリルメタクリレート、トリアクリルイソ
ンアヌレート、シクロヘキサンジオールジアクリレート
、シクロヘキサンジオールジメタクリレート、スピログ
リコールジアクリレート、スピログリコールジメタクリ
レートなどが挙げられる。
また、本発明においては、前記(1)、(2)を混合し
て用いることもでき、さらに、それらに対してラジカル
重合性不飽和UA量体を加えることもできる。
このラジカル重合性不飽和単量体は、電離放射線照射の
際、架橋密度を向上させ耐熱性を向上させるものであっ
て、前述のM量体の他にエチレングリコールジアクリレ
ート、エチレングリコールジアクリレート、ポリエチレ
ングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコール
ジメタクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、
ヘキサンジオールジメタクリレート、トリメチロールプ
ロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリ
メタクリレート、トリメチロールプロパンジアクリレー
ト、トリメチロールプロパンジメタクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリト
ールテトラメタクリレート、ペンタエリスリトールトリ
アクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート
、ジペンタエリスリトールへキサアクリレート、ジペン
タエリスリトールへキサメタクリレート、エチレングリ
コールジグリシジンエーテルジアクリレート、エチレン
グリコールジグリシジルエーテルジメタクリレート、ポ
リエチレングリコールジグリシジルエーテルジアクリレ
ート、ポリエチレングリコールジグリンジルエーテルジ
メタクリレート、プロピルレンゲリコールジグリシジル
エーテルジアクリレート、プロピレングリコールジグリ
シジルエーテルジメタクリレート、ポリプロピレングリ
コールジグリシジルエーテルジアクリレート、ボリプ[
Jピレングリコールジグリシジルエーテルジメタクリレ
ート、ソルビトールテトラグリシジルエーテルテトラア
クリレート、ソルビトールテトラグリシジルエーテルテ
トラメタクリレ−1・などを用いることができ、前記し
た共重合体混合物の固型分100重量部に対して、0.
1−100重量部で用いることが好ましい。また、上記
のものは電子線により充分に硬化可能であるが、紫外線
照射で硬化させる場合には、増悪剤としてヘンヅキノン
、ヘンヅイン、ヘンヅインメチルエーテルなどのヘンジ
インエーテル類、ハロゲン化アセトフェノン頚、ビアチ
ル類などの紫外線照射によりラジカルを発生するものも
用いることができる。
ホログラム形成層は従来既知の方法によって得ることが
できる。例えば透明型ホログラムがレリーフホログラム
である場合、干渉縞が凹凸の形で記録されたホログラム
原版をプレス型として用い、このホログラム原版上にホ
ログラム形成用樹脂ノートを置き、加熱ロールなどの手
段によって両者を加熱圧接し、ホログラム形成用樹脂シ
ート表面にホログラム原版の凹凸模様を複製する方法に
よってホログラム形成層を得ることができる。
本発明における接着層は感熱接着材よりなるものであっ
ても、或いは粘着材よりなるものであってもよいが、第
1図の実施例に於いては感熱接着材よりなる接着層6が
形成されている。又、接着層が粘着材よりなるものであ
る場合は、第2図に示す如く、透明型ホログラム5の透
明薄膜層4側に粘着材よりなる接着層10を設け、さら
にその表面に剥離紙11を設けて構成される。
上記接着層に使用される感熱接着剤としては、オレフィ
ン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、アミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ゴム系樹脂、スチレン共重合
体樹脂等の従来既知のものが使用可能である。
又、粘着剤としてはアクリル系、ゴム系等の一般的な粘
着剤が広く使用できる。
又、上記?、lI 離祇としては、シリコン系樹脂、ワ
ックス、パラフィン類などを祇またはフィルム等の基材
に塗工したものが用いられる。
本発明では、透明薄膜層4と接着層6或いは10との間
の接着性を高める役割を果たすアンカ一層7を設けるこ
ともできる。アンカ一層7の材質としては塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂
、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂などの従来既知
のものが広く使用でき、その厚みとしては、0.02〜
lOμ、好ましくは0.2〜2μである。
又、本発明に於いては、ホログラム形成層2の表面にオ
ーバーシート8を設けることもできる。
オーバーシート8はホログラム形成層2を保護するとと
もにシールl全体の機械的強度を上げる働きをしており
、ホログラム形成層2を外部から見える状態に保つため
に透明度の高い材料から構成されていることが好ましい
。オーバーシート8の材質としてはポリ塩化ビニル、ポ
リエステル、ポリカーボネート、アクリル系樹脂、エポ
キシ系樹脂、アミド系樹脂、ウレタン系樹脂等を用いる
ことができ、又、その厚みは0.2〜500μであるこ
とが好ましい。
又、本発明ではオーバーシート8上に容易に211離し
うる保護シート9を設けることもできる。保護シート9
としては、弱粘着加工された各種フィルム等が用いられ
る。
更に、本発明に於いては透明型ホログラムシール1に絵
柄層を設けることができる。絵柄層は特に図示しないが
、視覚に訴えることのできるもの全般を指し、内容的に
は特定の意味を有するものでも有しないものでもよく、
また機能的にはデザイン、外観装飾を目的とするもので
も或いは1N報を目的とするものでもよい。このような
絵柄層としては例えば、文字、数字、記号、図形、模様
、地紋等の画像が挙げられ、その形成方法も印刷等所々
の方法が可能である。絵柄層を設ける位置としては特に
限定されず、例えば、透明薄膜層と接着層の間、+#I
離祇と接着層の間、接着層の表面、ホログラム形成層の
表面等に設けることができる。
次ぎに、本発明に係るホログラムシールの製造方法の一
例について説明する。
第1図に示す接着層が感熱接着剤よりなる場合は以下の
ようにして形成される。
即ら、ホログラム基材シール上にアンカ一層を介するか
もしくは剥、!iIt層を介して前述のホログラムを設
けてホログラムフィルムを形成する。
アンカ一層を介する場合は基材シートがオーバーシート
となるが剥離層を介する場合は基材シートはff111
 M除去されることになる。
ホログラムがレリーフホログラムである場合は前記樹脂
を設けてホログラム形成用フィルムとし、このホログラ
ム形成用フィルムとホログラム原版とを、該フィルムの
樹脂層がホログラム原版に接するようにして加熱圧接さ
せつつ、紫外線または電子線を照射するか熱をさらに加
えて前記樹脂を硬化させて、011記樹脂表面に凹凸模
様を形成する。
ホログラム原版とホログラム形成用フィルムとを加熱圧
接するに際しては、加熱ロールなどの加熱圧接手段を用
いることができ、この際加熱ロールの温度は、用いられ
るべき樹脂の種類、ヘースフィルムの材料、厚み等によ
って大きく変化するが、−iには、100〜200℃で
あることが適当である。又、ホログラム原版とホログラ
ム形成用フィルムとは0.1kg/cJ以上、好ましく
は1kir/dの圧力下に圧接することが好ましい。こ
の際に、紫外線または電子線を照射する場合には、その
照耐強度はホログラム原版のホログラムの凹凸を形成し
たフィルムを版より!t11^11シた後に再度照射し
ても良く、樹脂を充分に硬化させることが好ましい。紫
外線、電子線の照射ヱは、使用する樹脂に応じて適宜決
めることが必要である。尚、熱成形性の紫外線、または
電子線硬化樹脂を用いてホログラムを形成する場合には
、従来の一般の熱可塑性樹脂を用いた場合と同様にJJ
O熱、加圧下でホログラムの凹凸を形成しその状態で冷
却した後フィルムを711■し、ホログラムを復製して
も良く、その後に紫外線または電子線を照射し、樹脂を
硬化させてもよい。
次ぎに、透明薄膜層4を形成する。この透明薄膜層は、
スパッタリング法、イオンブレーティングよ、真空蒸着
法、メッキ法等の一般的薄膜形成、去やコーティング等
の方法によってホログラム形成層上に設けることができ
る。
次ぎに、この透明薄膜層上に、必要に応してアンカ一層
を設けた後に、感熱接着剤よりなる接着層を設け、適当
な抜き型で打ら抜けばホログラムシールが得られ、る。
第2図に示すホじ1グラムンール1i、以下のようにし
て形成される。即ら、第1図のホログラムシールと同(
pにしてホログラム基材ノート上にアンカ一層もしくは
:/、+1 、(;It層、前述のホログラl、層、透
明薄膜層及びアンカ一層を形成し、更に粘着剤よりなる
接着層を設は前記4AII離祇とドライラミネート等に
よりラミネートし、適当な抜き型で打ち抜けばホログラ
ムシールが得られる。
上記の様に構成されるホログラムシールを使用するに当
たっては、例えば、第1図に示す接着層が感熱接着剤よ
りなるものの場合、それを貼着するカード等の貼着対象
物の適宜位置にホログラムソールを載置し、加熱圧接し
てホログラムシールを貼着ズ、1象物に貼着させる。
又、第2図に示す接着層が粘着剤よりなる場合には、!
I11雑紙を??すがし、貼着対象物の適宜位置に貼着
することができる。
又、上記各態様のホログラムシールの製造の際に、要す
れば前述したような絵柄層を適宜個所に施す。
(発明の効果〕 本発明己こおける透明型ホログラムシールは特定の再生
角度範囲内でのみ再生され、他の通常の角度ではホログ
ラムが認識されず、i(rなる透明体として見えるにす
ぎないかみ、ホログラムシールが貼着される貼着対象物
表面に位置する文字等の表示部の目視を妨げない利点が
あり且つ再生角度範囲内で再生されるホログラムは充分
なホログラム効果を発揮できる。またホログラムの再生
可能な角度範囲近傍においては観察位置を多少変えるだ
けでホログラムと表示部の両方を見ることができ、デザ
インの2面性が発揮される。このように本発明によれば
ホログラム効果と表示効果を併存できるFl1点がある
本発明によればホログラムにより表示部の目視が妨げら
れろことがないの・ら、支持体へのホログラムの形成位
置に制約をうけることがなく、デザインの自由度が広が
る効果があり、またこのように表示部上にホログラムを
位置させても外観上何の支障もないから、本発明をカー
ド類や金券類に適用した場合、商品価値を低下させずに
カード類、金券類の偽造防止を有効適格に図ることがで
きる。
上述したように、本発明においてホログラムは再生可能
な角度箱凹外では単なる透明体としてしか見えないから
、従来の反射性金属薄膜を有する反射型ホログラムを支
持体に設けた場合の如き高い輝度の銀白色による違和感
というものがなく、外観上も優れたものとなる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明ホ
ログラムシールの一実施例を示すへ1断面図、第2図は
本発明の他の実施例を示す縦断面図である。 1・・・ホログラムシール 2・・・ホログラム形成層 3・・・ホログラム形成部 4・・・透明)τ膜jり 5・・・透明型ホログラム 6.11・・・接着層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ホログラム形成層及び該ホログラム形成層のホログラム
    形成部に積層された透明薄膜層からなる透明型ホログラ
    ムと、該透明型ホログラムの透明薄膜層側に設けられた
    接着層とからなり、上記透明薄膜層の屈折率がホログラ
    ム層の屈折率と異なる屈折率を有することを特徴とする
    透明型ホログラムシール。
JP60271174A 1985-05-07 1985-12-02 透明型ホログラムシール Expired - Lifetime JPH0646340B2 (ja)

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DE3650027T DE3650027T2 (de) 1985-05-07 1986-05-07 Artikel mit transparentem Hologramm.
KR1019860003552A KR860009325A (ko) 1985-05-07 1986-05-07 투명형 홀로그램
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