JPS62131047A - ポリマ−の安定剤用組成物 - Google Patents

ポリマ−の安定剤用組成物

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JPS62131047A
JPS62131047A JP61279912A JP27991286A JPS62131047A JP S62131047 A JPS62131047 A JP S62131047A JP 61279912 A JP61279912 A JP 61279912A JP 27991286 A JP27991286 A JP 27991286A JP S62131047 A JPS62131047 A JP S62131047A
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weight
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polymer
methylstyrene
styrene
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JP61279912A
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English (en)
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ヘルベルト・アイヘンアウアー
アルフレート・ピツシユチヤン
カルル−ハインツ・オツト
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/13Phenols; Phenolates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L101/00Compositions of unspecified macromolecular compounds

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オアルキル基を有するイオウ含有ボリマーの、共働作用
安定剤として好適な混合物にして,該混合物が固有粘度
2〜15ml/g(ジメチルホルムアミド中25°Cで
測定)およびイオウ含有率1。
15乃至3.95重量%を有することからなる、混合物
に関する。
合成ポリマー類、殊に分子鎖中に不飽和結合を有するも
のは,酸素,熱もしくは光の作用のもとで分解して、特
性の劣化およびポリマーから製造される成形品の実際の
使用において問題をひき起す。
かかる分解効果の抑制のための数多くの安定剤混合物が
、ポリマーに関して既に記載されてきており、立体障害
のあるフェノール類とイオウ含有共働作用剤の組み合せ
も含まれる(米国特許第4、321,191号およびそ
こで引用された文献を参照)。
本発明において、固有粘度2〜1 5 m l / g
(ジメチルホルムアミド中25℃で測定)およびイオウ
含有率1.15乃至3.95重量%を有する、フェノー
ル性抗酸化剤および末端チオアルキル基を有するイオウ
含有ポリマーの混合物が、良好な有効性、良好なポリマ
ー相溶性、低揮発性およびケン化に対する高安定性を備
えた、ポリマー用の共働作用する安定剤を構成すること
が見出された。
本発明は,下記の成分 A)スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、アクリロニトリル、メチルメタク
リレートもしくはこれらのものの混合物からのイオウ含
有ポリマーにして、固有粘度2〜15ml/g、好まし
くは3〜12ml/g(ジメチルホルムアミド中25°
Cで測定)およびイオウ含有率1.15〜3.95重量
%、好;しくは1.25〜2.40重量%を有し、混入
されたイオウの少なくとも90重量%のものが、末端C
I ”CI 8チオアルキル基の成分として存在するこ
とからなるポリマー、1〜99重量部、好ましくは10
〜90重量部、殊に好ましくは20〜80重量部。
B)フェノール性抗酸化剤99〜1重量部、好ましくは
90〜10重量部、殊に好ましくは80〜20重量部、 C)安定化する様式で作用するリン含有化合物0〜50
重量部、好ましくは0〜45重量部、殊に好ましくは0
〜40重量部、および D)安定化する様式で作用する窒素含有化合物0〜50
重量部、好ましくは0〜45重量部、殊に好ましくは0
〜40重量部 からなる組成物に関する。
本発明の文脈中では、イオウ含有ボリマーAは、殊に、
(場合により核置換もしくは側鎖置換された)スチレン
のコポリマーもしくはターポリマーとする。これらのポ
リマーは、溶液重合、懸濁重合もしくは乳液重合または
これらの方法の組み合せによって、それ自体公知の方法
で調製することができる。乳液重合が好ましく、これは
10〜20個の炭素原子を有する長鎖脂肪酸のナトリウ
ム、カリウムもしくはアンモニウム塩、例えばオレイン
酸カルシウム、10〜20個の炭素原子を有するアルキ
ルスルフェート類lO〜20個の炭素原子を有するアル
キルアリールスルホネート類または不均化されたアビエ
チン酸のアルカリ金属もしくはアンモニウム塩の如き、
アニオン性乳化剤を使用して行なわせることができる。
重合は、好ましくは30乃至lOO℃、殊に好ましくは
50乃至80℃で行なわせることができる。
好適なラジカル生成開始剤は、有機および無機の過酸化
物、例えば過硫酸カリウムの如き無機過硫酸塩、例えば
アゾビスイソブチロニトリルの如きアゾ開始剤、および
また酸化剤、好ましくは過酸化物と、還元剤とからなる
。酸化還元系である。過硫酸カリウムが好ましい開始剤
として使用される。触媒は、モノマーの量を基準として
0゜1乃至1.0重量%の量だけ使用し得る。
末端チオアルキル基は、七ツマー類と、01〜CI8フ
ルキルメルカプタンの混合物の重合によって導入するこ
とができ、メルカプタンは、連鎖移動剤として作用する
ものであるが、末端チオアルキル基として導入される。
末端チオアルキル基として導入されるイオウ含有率は、
ポリマー中に存在する全イオウの少なくとも90重量%
でなければならない。ポリマー中の他の起源のものから
誘導される如何なるイオウの含有率も、(例えば開始剤
断裂片の混入の結果として、或いはイオウ含有乳化剤の
グラフト化の結果として)、ポリマー中の全イオウ含有
率の10重量%より少ないものとする。
使用することのできるC1〜CI8アルキルメルカプタ
ン類の例は、エチル、n−プロピル、n−ブチル、t−
ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−オクチル、
n−デシル、n−ドデシル、t−ドデシル、n−ヘキサ
デシルおよびn−オクタデシルメルカプタンである。好
ましいアルキルメルカプタン類は、t−ドデシルメルカ
プタンおよびn−ドデシルメルカプタンまたはこれらの
ものの混合物である。
フェノール性抗酸化剤Bは、本発明の文脈中では、少な
くとも1種の立体障害フェノール性基を含有する化合物
である。
かかる化合物の例は、2.6−ジーし一ブチルー4−メ
チルフェノール、2,4.6−)ローt−ブチルフェノ
ール、2.2′−メチレン−ビス−(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール)、2.2′−チオ−ビス−(4
−メチル−6−を−ブチルフェノール)、4.4’−チ
オ−ビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)
、4.4′−ブチリデン−ビス−(6−t−ブチル−3
−メチルフェノール)、4.4”−メチレン−ビス−(
2,6−ジーt−ブチルフェノール)、2.2′−メチ
レン−ビス[4−メチル−6−(1〜メチルシクロヘキ
シル)フェノール]、テトラキス[メチレン−3−(3
,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート] メタン、1,3.5−トリメチル−2,
4゜6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル)−4−ヒド
ロキシベンジル)ベンゼン、N、N’−へキサメチレン
ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ
シンナミド)、オクタデシル3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、1,
3.5−)リス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)インシアヌレート、1,1.3−)リス
(5−t−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニ
ル)ブタン、1,3.5−1リス(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)メシチレン、エチレン
グリコールビス[3、3−ビス(3’−t−ブチル−4
′−ヒドロキシフェニル)ブチレート)、2.2’−チ
オジエチルビス−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ジー(3−1〜
ブチル−4′−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−ジ
シクロペンタジェン、2.2’−メチレン−ビス−(4
−メチル−6−シクロヘキジルフエノール)、1.6−
ヘキサンシオールビスー3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,4−
ビス(n−オクチルチオ)=6− (4−ヒドロキシ−
3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリ
アジン、ジエチル3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシベンジルホスホネートおよびトリエチレングリコー
ルビス−3−(t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチ
ルフェニル)プロピオネートである。
本発明に従う組成物は、他に、例えばジステアリルペン
タエリスリトールジホスファイト、トリス−(ノニルフ
ェニル)ホスファイト、 テトラキス−(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル−4゜4′−ビフェニリレン)ジホ
スファイト、トリス−(2、4−シー t−ブチルフェ
ニル)ホスファイト、ネオペンチルグリコールトリエチ
レングリコールジホスファイト、ジイソデシルペンタエ
リスリトールジホスファイト、トリステアリルホスファ
イト、トリラウリルホスファイト、トリフェニルホスフ
ァイトの如きリン含有安定剤Cおよび/または例えば4
,4′−ジ−t−オクチルジフェニルアミン、4.4’
−ジー(α、α−ジメチルベンジル)−ジフェニルアミ
ン、フェニル−β−ナフチルアミン、N−イソプロピル
−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−フェ
ニル−2−ナフチルアミンおよびフェニル−2−アミノ
ナフタレンの如き窒素含有安定剤D、好ましくは芳香族
アミン類をも含有し得る。
好ましいイオウ含有ポリマーAは、 a)スチレン、α−メチルスチレン、およびp−メチル
スチレン、ビニルトルエンまたはこれらのものの混合物
50〜80重量部、好ましくは55〜7−5重量部、 b)アクリロニトリル、メタクリロニトリルまたはこれ
らのものの混合物10〜33重量部、好ましくは15〜
30重量部および c)t−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメルカプ
タン、またはこれらのものの混合物7.5〜25重量部
、好ましくは8〜15重量部からなる混合物、または a′)スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチ
レン、ビニルトルエンまたはこれらのものの混合物25
〜75重量部、好ましくは30乃至70重量部。
b’)メチルメタクリレート25〜75重量部、好まし
くは30乃至70重量部および c”)t−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメルカ
プタン、またはこれらのものの混合物7゜5〜25重量
部、好ましくは8〜15重量部からなる混合物、または a″)スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチ
レン、ビニルトルエンまたはこれらのものの混合物10
〜60重量部、好ましくは20乃至50重量部、 b″)メチルメタクリレ−)10〜60重量部、好まし
くは20〜50重量部、 a″)アクリロニトリル、メタクリロニトリルまたはこ
れらのものの混合物10〜30重量部、好ましくは5〜
27.5重量部および d”)t−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメルカ
プタン、またはこれらのものの混合物7゜5〜25重量
部、好ましくは8〜15重量部からなる混合物、または a ”’ )メチルメタクリレート50〜80重量部、
好ましくは55〜75重量部 b ”’ )アクリロニトリル、メタクリロニトリルま
たはこれらのものの混合物10〜30重量部およc”’
)t−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタ
ン、またはこれらのものの混合物7゜5〜25重量部、
好ましくは8〜15重量部からなる混合物を、重合させ
ることによって製造された生成物である。
好ましいフェノール性抗酸化剤Bは、2,6−ジーt−
ブチル−4−メチルフェノール、オクタデシル3−(3
,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロピオネート、トリエチレングリコールビス−3−(t
−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロ
ピオネート、1.6−ヘキサンシオールビスー3−(3
,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロピオネート、2.4−ビス−(n−オクチルチオ)−
6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジー七−プチルアニリ
ノ)−1,3,5−トリアジン、テトラキス[メチレン
−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)−プロピオネートコメタン、2.2′−チオジエ
チルビス−[3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−プロピオネート)、2.2’−メチレン−
ビス(4−メチル−6−シクロヘキジルフエノール)、
N、N’−へキサメチレン−ビス−(3゜5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナミド)およびこれ
らのものの混合物である。
安定化する様式で作用する好ましいリン含有化合物は、
トリスノニルフェニルホスファイトおよびビスステアリ
ルペンタエリスリトールジホスファイトである。
安定化する様式で作用する好ましい窒素含有化合物は、
ジフェニルアミンから誘導されるものである。
殊に好ましい安定化組成物は、 A)スチレン、α−メチルスチレンもしくはこれらのも
のの混合物55〜75重量部、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリルもしくはこれらのものの混合物15〜3
0重量部、およびt−ドデシルメルカプタン8〜15重
量部のフリーラジカル反応によって調製されたポリマー
20〜80重量%および B)2.6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノール、
オクタデシル3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート、トリエチレングリコ
ールビス−3−(t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メ
チルフェニル)−フロビオネート、テトラキス[メチレ
ン−3−(3゜5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネートコメタンおよび2.2′−メチ
レン−ビス(4−メチル−6−シクロヘキジルフエノー
ル)といった化合物またはこれらのものの混合物から選
ばれた、フェノール性抗酸化剤80〜20重量% からなるものである。
共働作用的に働く、本発明に従う安定剤組成物は、酸化
的な分解もしくは酸素の作用によってひき起される他の
変化に対して、ポリマー類の安定化の手段として好適で
ある。
安定剤組成物の添加によって安定化され得るポリマー類
は、例えば、アクリロニトリル/ブタジェン/スチレン
ターポリマー類(ABS)、  メチルメタクリレート
/ブタジェン/スチレンターポリマー類(MBS)、 
スチレン/アクリロニトリルコポリマー類(SAN)、
α−メチルスチレン/アクリロニトリルコポリマー類、
ポリスチレン、高衝撃ポリスチレン(HIPS)、ポリ
メチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリカーポ
ネー)/ABS混合物、ポリフェニレンオキシド、ポリ
フェニレンオキシド/HIPS混合物、ナイロン類、例
えばナイロン6、ナイロン66およびナイロン12、ポ
リエステル類、例えばポリエチレンテレフタレートおよ
びポリブチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレ
フタレート、ポリオレフィン類、例えばポリエチレンお
よびポリプロピレン、ポリアセタール類、ポリウレタン
類、ポリブタジェン、スチレン/ブタジエンゴム類、ア
クリロニトリル/ブタジェンゴム類、ポリクロロプレン
、ポリイソプレン、ブチルゴム、エチレン/プロピレン
/ジエン(EPDM)ゴム類、アクリレートゴム類、エ
チレン/ビニルアセテートゴム類、ビニルピリジン/ブ
タジェンゴム類、ビニルピリジン/スチレン/ブタジェ
ンゴム類、ビニルピリジン/アクリロニトリル/ブタジ
ェンゴム類、カルボキシル化ゴム類およびポリイソブチ
レンである。
本発明に従う安定剤組成物は、ABSポリマー類、MB
Sポリマー類、スチレン/アクリロニトリルコポリマー
類、α−メチルスチレン/アクリロニトリルコポリマー
類、高衝撃ポリスチレン、ポリオレフィン類およびゴム
ポリマー類の安定化に殊に良好な有効性を示す。
本発明に従う安定剤組成物の使用される量は、(何れの
場合にも、安定化されるべきポリマー100重量部に対
して)0.1〜15重量部、好ましくは0.5〜12重
量部、殊に好ましくは1〜10重量部である。
この場合、安定剤組成物は、固体の形で、溶液として、
或いは分散液もしくは乳液の形で、ポリマー材料に加え
ることができる。ここで、安定剤組成物の個々の成分を
、ポリマーへ異なった形で加えることもまた可能である
。安定化されるべきポリマーの条件に依存して、混合は
、ニーディング、ローリング、乳液中または溶液中で行
なう。
本発明は、更に、イオウ含有ポリマーおよびフェノール
性抗酸化剤からの安定剤組成物0.1〜15重量部、好
ましくは0.5〜12重量部、殊に好ましくは1〜10
重量部(各々の場合、ポリマー100重量部に対して)
を含有することを特徴とする、安定化されたポリマー性
成型材料にも関する。
実施例および比較例 以下の実施例において、本発明を更に詳細に説明する。
記述される部は重量部であり、重合可能な成分の固体成
分に常に関するものとする。
全てのDSC測定は、パーキンエルマー(Perkin
  Elmer)DSC−2測定装置を使用して行なっ
た(フラッシュ用のガスは酸素3゜6Jl/h、動的測
定のための加熱速度は20に7mln)。下記の実験を
行なった時には、以下の物質を使用した: 1(i)   (I )  3A+IC水系乳液  2
252(c)   //        −2013(
c)   tt   3A    水系乳液  211
4(c)   tt   ICtt     2215
(i)   (II)  3A+IE  水系乳液  
240B(c)   tt        −1827
(c)   tt   3A    水系乳液  18
88(c)   //   IE     /l   
  2319(i)   (m)  3A+IB  水
系乳液  24010(C)    tt      
           22811(c)   tt 
  3A    水系乳液  23612(c)   
 //    IB            2281
3(i)   (IV)  3A+ID  水系乳液 
 28114(c)    tr          
−25215(c)   tt   3A    水系
乳液  25818(C)    tt       
   −24719(c)   tt   3A   
 メチレンク 2540リド溶液 20(c)   //   IE     tt   
  259A:スチレン、アクリロニトリルおよびt−
ドデシルメルカプタンからの、下記の如く調製されるイ
オウ含有ポリマー: スチレン3.06部、アクリロニトリル1.19部およ
びt−ドデシルメルカプタン0.75部を、水68部中
で、不均化アビエチン酸のナトリラム塩0.08部と共
に窒素下で乳化させ、その後に(水24部に溶解された
)過硫酸カリウム0.3部を加え、混合物を65℃まで
加温する。
スチレン58.14部、アクリロニトリル22゜61部
およびt−ドデシルメルカプタン14.25部の混合物
、およびまた水25部中の不均化アビエチン酸のナトリ
ウム塩1.92部の溶液を、4時間という時間に亘って
引き続き計量して加え、65℃の反応温度を保持する。
4時間という後反応期間の後で、ラテックスの一部を、
冷たい硫酸マグネシウム/酢酸溶液の中で凝結させる。
真空中70℃で乾燥させた後に得られるポリマーは、イ
オウ含有率2.3%および固有粘度6.7ml/g(ジ
メチルホルムアミド中25℃にて)を有する。
B:2,6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノール Cニトリエチレングリコールビス−3−(t−’チルー
4−ヒドロキシー5−メチルフェニル)プロピオネ−1
・(チバガイギ−(Ciba−Getgy)イルガノッ
クス(I rganox)24D:テトラキス[メチレ
ン−3−(3,3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネートコメタン(チバガイギー(
Ciba−Geigy)イルガノックス(Irgano
x)E:才クタデシル3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバガイギ
ー(Ciba−Geigy)イルガノックス(I rg
anox)1076) F:2,2’−メチレン−ビス(4−メチル−6−シク
ロヘキジルフエノール) Gニジラウリルチオジプロピオネート(チバガイギ−(
Ciba−Geigy)イルガノックス(I rgan
ox)PS800) 第1表列記のポリマーを、上記の安定剤を使って安定化
させ、その結果書られる安定性をDSC測定によって測
定した。
第1表に対する注釈 実施例: (i)二本発明に従う (C):比較 DSC測定の間の熱安定性 Fm:動的測定の間の発熱反応の最大 用いるポリマー類: (1):スチレン36重量部およびアクリロニトリル1
4重量部の、ポリブタジェン50重量部上のグラフトポ
リマー (II):ポリブタジェン (■):ブタジエン/アクリロニトリルー68:32コ
ポリマー (■):スチレン/アクリロニトリルー72:28コポ
リマー (V):ポリスチレン 実施例21(本発明に従う) 3A+0.68+0.15Fの混合物を用いて水系乳液
中で安定化された、スチレン36重量部およびアクリロ
ニトリル14重量部の、ポリブタジェン50重量部上の
グラフトポリマー400gを(ポリマー100重量部あ
たりの重量部)、温度140℃で、大気酸素の存在下で
貯蔵した。発熱反応の開始は、65時間という貯蔵期間
の後に認められた。
実施例22(比較) 実施例21記載の実験を、グラフトポリマーを予め1.
05G+0.68+O,15Fの混合物で安定化させて
くり返した。発熱反応の開始は、同一の貯蔵条件下で、
18時間後に起った。
本発明に従う安定剤組成物を使用することによって、こ
の安定剤を備えられたポリマー類の、極めてより良い酸
化安定性が導かれることが、これらの実施例から判る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の成分 A)スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレ
    ン、ビニルトルエン、アクリロニトリル、メチルメタク
    リレートもしくはこれらのものの混合物からのイオウ含
    有ポリマーにして、固有粘度2〜15ml/g(ジメチ
    ルホルムアミド中25℃で測定)およびイオウ含有率1
    .15〜3.95重量%を有し、混入されたイオウの少
    なくとも90重量%のものが、末端C_1〜C_1_8
    チオアルキル基の成分として存在することからなるポリ
    マー、1〜99重量部、 B)フェノール性抗酸化剤99〜1重量部、からなる組
    成物。 2、上記の外に、 C)安定化する様式で作用するリン含有化合物0〜50
    重量部、および D)安定化する様式で作用する窒素含有化合物0〜50
    重量部 を更に含有することからなる、特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 3、成分Aが、 a)スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレ
    ン、ビニルトルエンまたはこれらのものの混合物50〜
    80重量部、 b)アクリロニトリル、メタクリロニトリルまたはこれ
    らのものの混合物10〜33重量部、好ましくは15〜
    30重量部および c)ポリマー中1.15〜3.95重量%の、ある量の
    、1種もしくはそれ以上の、C_1〜C_1_8アルキ
    ルメルカプタン類 からなる混合物を重合させることによって製造されたも
    のであることからなる、特許請求の範囲第1項および第
    2項記載の組成物。 4、成分Aが、 a)スチレン、α−スチレン、α−メチルスチレン、p
    −メチルスチレン、ビニルトルエンまたはこれらのもの
    の混合物50〜80重量部、 b)アクリロニトリル、メタクリロニトリルまたはこれ
    らのものの混合物10〜33重量部、c)t−ドデシル
    メルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、またはこれ
    らのものの混合物7.5〜25重量部 からなる混合物を重合させることによって製造されたも
    のであることからなる、特許請求の範囲第1項および第
    2項記載の組成物。 5、特許請求の範囲第1項または第2項記載の組成物を
    、安定化する量だけ加えることからなる、ポリマー類を
    安定化する方法。 6、特許請求の範囲第1項乃至第4項記載の安定化組成
    物を、ポリマーに対して0.1〜15重量%の量だけ含
    有することからなる、ポリマー性成型材料。 7、特許請求の範囲第6項記載の成型材料、ABSポリ
    マー、MBSポリマー、高衝撃ポリスチレン、ポリオレ
    フィンおよび/またはゴムポリマーを含有することから
    なる、特許請求の範囲第6項記載のポリマー性成型材料
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