JPS62131007A - 耐湿性ポリウレタンおよびその製法 - Google Patents

耐湿性ポリウレタンおよびその製法

Info

Publication number
JPS62131007A
JPS62131007A JP61282176A JP28217686A JPS62131007A JP S62131007 A JPS62131007 A JP S62131007A JP 61282176 A JP61282176 A JP 61282176A JP 28217686 A JP28217686 A JP 28217686A JP S62131007 A JPS62131007 A JP S62131007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane
polyol
chain extender
diisocyanate
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61282176A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0470324B2 (ja
Inventor
ジェラルド アルホンセ ゴーノウィチ
チーロン リー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Corp filed Critical Dow Corning Corp
Publication of JPS62131007A publication Critical patent/JPS62131007A/ja
Publication of JPH0470324B2 publication Critical patent/JPH0470324B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/70Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
    • C08G18/72Polyisocyanates or polyisothiocyanates
    • C08G18/74Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic
    • C08G18/75Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic cycloaliphatic
    • C08G18/758Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic cycloaliphatic containing two or more cycloaliphatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
    • C08G18/61Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/65Low-molecular-weight compounds having active hydrogen with high-molecular-weight compounds having active hydrogen
    • C08G18/6505Low-molecular-weight compounds having active hydrogen with high-molecular-weight compounds having active hydrogen the low-molecular compounds being compounds of group C08G18/32 or polyamines of C08G18/38

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリウレタンおよびその製法に係る。
より詳しく述べると、本発明は脂肪族または脂環式ジイ
ソシアネートからのポリウレタンの製造に関する。これ
らのポリマーは高い湿度環境で引張特性を保有する能力
によって特徴付けられる。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕ポリウ
レタンは典型的にはジイソシアネートを比較的高分子量
のポリオールと反応させて製造される。ジイソシアネー
トはトリレンジイソシアネートのように芳香族、ヘキサ
メチレンジイソシアネートのように脂肪族、あるいは4
.4′−ジシクロへキシルジイソシアネートのように脂
環式であることができ、ポリオールはポリエステルタイ
プまたはポリエーテルタイプであることができる。
ポリウレタンを製造するために用いる反応体中に炭素原
子を2〜約10個含むジオールまたはジアミンを連鎖延
長剤として含めて最終ポリマーの特性を変えることがで
きる。数多くのポリウレタンとその製法が従来技術にお
いて知られている。
脂肪族または脂環式ジイソシアネートから導かれたポリ
ウレタンは光や酸素にさらされてもその機械的特性を保
持する。芳香族ジイソシアネートから導かれたポリウレ
タンはそのような条件下で引張特性を失なうばかりでな
く、このようなポリマーを製造するために必要な昇温に
さらすと分解して有毒な芳香族アミンを生成する。
脂肪族または脂環式ジイソシアネートおよびジオールタ
イプ連鎖延長剤から導いた多くのポリウレタンの欠点は
相対湿度が50%以上の環境ではその初期引張強度の6
0%以上が失なわれる傾向があることである。この欠点
はこの種のポリウレタンをカテーテル管や手術用移殖材
料などの医学用途に受は入れることを阻害している。こ
れらの用途ではポリマーは水溶液の存在および50%を
越える相対湿度の環境で引張強度が有用なレベルを保持
しなければならない。
ポリウレタンの硬度は、少なくとも部分的には、ジイソ
シアネートと連鎖延長剤の合計対ポリオールの比とポリ
オールの分子量で決まる。「軟質」と分類されるポリウ
レタンは、典型的に、ショアー八尺度で測定して90よ
り小さいデュロメータ値を示す。これらのポリマーにお
けるジイソシアネートと連鎖延長剤の合計対ポリオール
のモル比は典型的には3:1あるいはそれ以下である。
別の表現をすると、ジイソシアネートと連鎖延長剤の合
計で表わされる「硬質」セグメントはポリウレタンの8
0モル%未満を成す。米国特許第3.923,747号
(1975年12月2日にolycheckに付与)明
細書は脂肪族ジイソシアネートを用いて製造したこの種
のポリウレタンを開示している。
米国特許第3.886.226号(1975年5月27
日にAsaiらに付与)明細書は「硬質」セグメントが
ポリマーの80%以上をなすポリウレタンの例であるが
、このポリマーはすべて芳香族ジイソシアネートから導
かれている。この特許明細書ではこの制限は明記されず
、特許請求の範囲はこの濃度以下の硬質セグメントを含
むポリマーをも包含するように十分に広く記載されてい
る。この特許明細書には、脂肪族ジイソシアネートから
導かれたポリウレタンの引張強度に関する上記80モル
%の限界の臨界性について全く何も教示していない。
ガラスその他の基材用コーティングとして有用なポリウ
レタンが米国特許第4,098,742号(1978年
7月4日Muellerに付与)明細書に開示されてい
る。芳香族および脂肪族の両方のジイソシアネートが特
定の種類の過フッ素化ジオールおよびヒドロキシアルキ
ル置換ポリオルガノシロキサンと反応する有用な出発材
料と考えられている。例示された2つのポリマーは脂環
式ジイソシアネートから導かれ、80モル%以上の「硬
質」セグメントを含むが、ポリエステルまたはポリエー
テルタイプのポリオールは反応体として用いられず、し
かもこの特許明細書に開示されたどのポリマーもコーテ
ィング材料以外の用途に有用であることは何ら指摘され
ていない。
欧州特許出願公開筒68,356号(1983年1月5
日公開)はポリウレタンセグメントとポリジオルガノシ
ロキサンセグメントを含む線状ブロックコポリマーを開
示する。ポリジオルガノシロキサンセグメントはポリマ
ーの1〜50重量%成し、ポリマーの少なくとも1部の
「軟質」セグメントを成す。「硬質」セグメントは芳香
族または脂環式ジイソシアネートおよび連鎖延長剤を含
む。連鎖延長剤は典型的には低分子量ジオールまたはジ
アミンである。これらのポリマーの特徴は0.4〜0.
8のポリマーの全分子量に対する軟質セグメントの比で
あるが、シリコーン部分の上限が50重量%とされる以
外硬質および軟質セグメントの相対濃度、あるいはこの
変数がポリマーの物性に与える作用について規定する制
限は全く存在しない。
欧州特許出願公開第78,958号(1983年5月1
8日公開)は脂肪族、脂環式または芳香族ジイソシアネ
ート、2個の水酸基を含む高分子量有機化合物、2官能
性連鎖延長剤、および最終ポリマー基準に1−15重量
%のイソシアネート反応性末端基を有するポリジオルガ
ノシロキサンから導かれたポリウレタンを開示する。イ
ソシアネート基の最終ポリマーを製造するために用いた
その他の成分の反応基に対するモル比はo、ss:x〜
2:1であり、ジイソシアネート対連鎖延長剤のモル比
はo、2:l〜30:1であることができる。別の表現
をすると、イソシアネート単位と連鎖延長剤単位からな
る「硬質」セグメントは最終ポリマーに存在する全セグ
メントの50モル%程度と少ない。
我々が知る限りでは、従来技術は、脂肪族または脂環式
ジイソシアネートから導かれたポリウレタンエラストマ
ーの引張強度に対する湿度の悪い作用、あるいはこれら
のポリマーに少な(とも80モル%の「硬質」セグメン
トを配合することの望ましさについて、全くふれていな
い。
〔問題点を解決するための手段および作用効果〕我々は
、脂肪族および脂環式ジイソシアネートとジオールまた
はジアミンタイプ連鎖延長剤から導かれた「軟質」ポリ
ウレタンが示す湿度にもとずく引張強度の喪失は、ジイ
ソシアネートと連鎖延長剤から導かれた繰り返し単位の
全繰り返し単位に関する合計モル濃度が少なくとも80
%である場合に実質的に減少することを見い出した。反
応体中にイソシアネート反応性末端基を有する液状ポリ
ジオルガノシロキサンを含めるとポリウレタンの引張特
性を保持しながら生体適合性を付与するのに好ましい。
用語「軟質」はショアーAデユワメータ尺度で90より
小さい硬度を意味する。
本発明は、ショアーAデユワメータ尺度で90より小さ
い硬度を示しかつ50%より高い相対湿度下で有用な引
張特性を保有するポリウレタンの製造方法を提供する。
この方法は脂肪族または脂環式ジイソシアネートとジオ
ールまたはジアミン連鎖延長剤と少なくとも1種のポリ
オールを十分な時間加熱してポリウレタンを生成し、そ
の際ジイソシアネートと連鎖延長剤の混合物の連鎖延長
剤以外の全イソシアネート反応性成分に対するモル比が
それぞれ少なくとも4:1であり、そして得られたポリ
ウレタンを反応混合物から単離することからなる。
本発明は上記の方法で製造したポリウレタンに−OR”
 0− C式中、Rはアルキレン基またはシクロアルキ
レン基を表わし、R′は2〜10個の炭素原子を表わす
ハイドロカルビレン基を表わし、Rrrはポリエーテル
ポリオールまたはポリエステルポリオールの末端水酸基
の除去後に残る残基を表わし、Xは−NH−または一〇
−である。〕の繰り返し単位からなり、かつ式(1)お
よび式(2)で表わされる繰り返し単位のポリウレタン
中の全繰り返し単位に対するモル比が少なくとも4:1
である。
本発明の好ましい態様によれば、50モル%までのポリ
オール反応体をジイソシアネートと反応性である末端基
を有する液状ポリジメチルシロキサンで置き換える。イ
ソシアネート反応性基の総数は不変のままである。
脂肪族および脂環式ジイソシアネート、ジオールまたは
ジアミンタイプ連鎖延長剤、およびポリエーテルまたは
ポリエステルタイプポリオールからポリウレタンを製造
することはよく知られている。本発明の特徴はショアー
A尺度で90より小さいポリマーの硬度と、イソシアネ
ートおよび連鎖延長剤の組合せのポリオールおよびその
他のイソシアネート反応性成分に対するモル比にある。
この比は少なくとも4:1〜7:1である。別の表現を
すると、本発明の組成物中のジイソシアネートと連鎖延
長剤の濃度は全反応体の少なくとも80モル%である。
後出の例は、この限界が50%より大きい相対湿度下で
有用なレベルの引張強度を保持するのに臨界的であるこ
とを示している。カテーテル管や手術用移殖材料として
用いられるポリウレタンは、典型的には、使用中にこの
ような条件にさらされる。
公知の脂肪族および脂環式ジイソシアネートのいずれも
本発明によるポリウレタンの製造に用いることができる
。これらのジイソシアネートには、特に、テトラメチレ
ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート
、クロロヘキサン−1゜4−ジイソシアネート、および
芳香族ジイソシアネートの水素添加生成物、例えば、4
.4′−ジフェニレンメタンジイソシアネートがある。
ポリウレタンを製造するのに用いるジオールおよびジア
ミンタイプ連鎖延長剤は、典型的には、2〜10個ある
いはそれ以上の炭素原子を含む。
2〜6個の炭素原子を含む連鎖延長剤はコスト、入手容
易性および最終生成物の特性の点で好ましい。この理由
からヘキサメチレンジアミンと1゜4−ブタンジオール
が特に好ましい。
ポリウレタンを製造するために上記のジイソシアネート
と反応させる典型的なポリオールにはポリエーテルポリ
オールとポリエステルポリオールが含まれる。ポリエー
テルポリオールは水酸基末端封鎖ポリアルキレンゲリコ
ールまたはポリアルキレンオキシド、例えば、ポリエチ
レンオキシド、ポリプロピレンオキシドおよびポリテト
ラメチレンオキシドである。2種以上のアルキレングリ
コールまたはオキシドから導かれたコポリマーも使用で
きる。これらのポリオールの分子量は所望の硬度のポリ
ウレタンを得るためには典型的には700〜約3000
の範囲内である。
ポリエステルポリオールは1種またはそれ以上の上記の
グリコールまたは水酸基末端封鎖ポリエーテルおよび脂
肪族または芳香族ジカルボン酸、例えばアジピン酸、マ
レイン酸、サクシン酸、フタル酸、またはイソフタル酸
、から導かれる。
本発明の好ましい態様によれば、50モル%までのポリ
オールを等量のイソシアネート基と反応する末端基を有
する液状ポリジオルガノシロキサンで置き換える。イソ
シアネート反応性基には限定するわけではないが水酸基
、アミノ基およびメルカプト基がある。ポリジオルガノ
シロキサンは少なくとも200、より好ましくは500
−10.000の分子量を有するポリジメチルシロキサ
ンが好ましい。これらのポリマーについては文献に十分
によく記載されており、本明細書で詳しく説明する必要
はない。特に好ましいポリマーはアミノアルキル基が3
または4個の炭素原子を含むアミノアルキル基末端封鎖
ポリジメチルシロキサンである。
ここにおいて、用語「等量」はポリジオルガノシロキサ
ンとそれか置き換えるポリオールに存在するイソシアネ
ート反応性基の数が等しくなければならないことを意味
する。典型的には、反応混合物中に存在するイソシアネ
ートの総数はイソシアネート基の数より僅かに過剰であ
る。
本発明の方法では、ジイソシアネート、連鎖延長剤、ポ
リオールおよび任意なポリジオルガノシロキサンは周囲
温度から100℃あるいはそれ以上の温度で一緒に反応
させる。反応は他の物質なしで行なうことができるが、
最終ポリウレタンは高粘度なので液体希釈剤中で反応を
行なうことが好ましい。周囲条件下で約80℃以上の沸
点を有する炭化水素は適当な反応媒体である。トルエン
やキシレンのような芳香族炭化水素は特に好ましい。
縮台形重合反応用の多くの公知の触媒はジイソシアネー
トとポリオールその他のイソシアネート反応性基を含む
を機化合物との反応を促進し、本発明の方法の実施に用
いることができる。このタイプの触媒には、限定するわ
けではないが、ジプチル錫ジラウレートのような有機化
合物およびトリメチルアミンのような第3アミンがある
いろいろの反応体を反応容器に添加する順序は臨界的で
はないが、上記希釈剤のうち1種の存在においてジイソ
シアネートをポリオールおよび存在するポリジオルガノ
シロキサンと最初に混合することが一般的に好ましい。
次に、得られる混合物約1時間あるいはそれ以上加熱し
、それから連鎖延長剤を加える。
最終反応混合物は50〜150℃の温度で所望の分子量
に達するまでに必要な時間加熱する。この期間の間、ト
ルエンのような希釈剤を加えて、反応混合物の粘度を適
当な攪拌と熱伝達が可能な程度に十分に低く保持するこ
とが必要であるかもしれない。
〔実施例〕
以下の例は、本発明の方法に従って製造したポリウレタ
ンが高湿度環境下で示す優れた引張特性の保持を示すも
のである。すべての部およびパーセントはとくにことわ
らない限り重量基準である。
例示された組成は好ましい態様を表わし、本発明の範囲
を限定するものではない。
ポリウレタンを製造する一般的手順として、モータ式攪
拌器および水冷環流式凝縮器を備えた窒素充満反応容器
中にジイソシアネート、トルエン希釈剤および任意のポ
リジオルガノシロキサンを装填した。最初に加えたトル
エンの量はジイソシアネートの重量の約1.5〜2倍に
等しかった。ポリジオルガノシロキサンはトルエン中5
0重量%溶液として添加した。場合によっては、ポリジ
オルガノシロキサンを反応混合物中に可溶性にするため
にテトラヒドロフランを加えることが必要であった。数
分間攪拌後、溶融状態またはトルエン溶液のいずれかと
してポリオールを全反応体の0.003重量%に等価な
量のジブチル錫ジラウレートと一緒に反応器に添加した
6次に、反応器の内容物を95〜100℃の温度に加熱
し、そのときl。
4−ブタンジオールまたは1.6−へキサメチレンジア
ミンを連鎖延長剤として反応混合物に添加した。次に混
合物を攪拌しながら90〜105℃の温度で所望の分子
量のポリマーを得るまで加熱した。
この時間は試料によるが3〜16時間であった。
ある場合には、反応混合物が攪拌するのに粘性が大きく
なりすぎたときに、トルエンおよびあるときには、N、
N−ジメチルホルムアミドを反応混合物に添加する必要
があった。1つの試料は重合時にゲル化し、N、N−ジ
メチルホルムアミドを添加して再溶解させた。
ジイソシアネートはジシクロへキシルメタン−4,4−
ジイソシアネート(HMDI)、ジフェニルメタン−4
,4′−ジイソシアネート(MDI)の水素添加生成物
であった。MDIを用いて製造したポリウレタンを比較
例として用いた。この比較例によって、芳香族ジイソシ
アネートを用いて製造したポリマーの引張強度に対する
水分の劣化作用が存在しないことを示す。
ポリオール成分は分子ff1loooまたは2000の
ポリテトラメチレングリコールであった。ポリジメチル
シロキサン(PDMS)はジメチル−(3−メチルアミ
ノ−2−メチルプロピル)シロキサン末端単位を有し、
下記表に掲載した分子量を有した。
「硬質」セグメント(イソシアネートおよび連鎖延長剤
)対「軟質」セグメント(ポリオールおよびポリジメチ
ルシロキサン)のモル比は、本発明の組成物で5=1ま
たは7:1、対照で3:1であった。MDIを用いて製
造した芳香族ポリウレタンは3:lの硬質セグメント対
軟質セグメント比を有した。
引張特性を測定するために、減圧下で反応混合物から希
釈剤を除去した。得られた固体を真空下100℃の炉中
で少なくとも2時間乾燥した。次いで圧縮成形してAS
TM試験法D412に記載された「犬の骨」形の試験片
を作成した。
下記表中「損失%」の見出しの欄のデータは各試料につ
いて0%の相対湿度(RH)で測定した引張強度を用い
で゛計算した。
相対湿度O%に条件付けした試料は無水硫酸カルシウム
の存在においてデシケータ中に保管した。
50%RHおよび90%RHに条件付けした試料はそれ
ぞれ硫酸水素ナトリウムの飽和水溶液または水の存在に
おいてデシケータ中に保管した。試料はデシケータ中の
液体とは接触させなかった。
第4群の試料は蓋付容器中で周囲条件下で5日間水中に
浸漬した。
引張強度測定は試料の条件付けたしているデシケータあ
るいは水から試料を取り出して直ちに行なった。
下記表において、硬質セグメント(ジイソシアネートお
よび連鎖延長剤)対軟質セグメント(ポリオールおよび
存在するポリジメチルシロキサン(PDMSで表わす)
)のモル比はrMRJで表わす。
対照試料は試料番号の次にrCJを付して表わす。
表中のデータは、試料IC〜5Cの場合の50%相対湿
度での引張強度の平均損失は試料6〜11についての平
均損失にほぼ等しかった。すなわち約15%であった。
90%RHでは対照試料IC〜5Cは69%の平均引張
強度損失を示したが、少なくとも5の硬質対軟質セグメ
ントのモル比を有した試料6〜11はその引張強度の僅
かに39%を失なっただけであった。水中に浸漬した試
料の場合の平均引張強度1員失は試料1〜5では56%
、試料6〜11では39%であった。試料6〜11はジ
ョブ−Aデュロメータ尺度で90より小さい硬度を示し
た。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ショアーAデュロメータ尺度で90より小さい硬度
    を示しかつ50%より高い相対湿度で有用な引張特性を
    保持するポリウレタンの製造方法であって、脂肪族また
    は脂環式ジイソシアネートとジオールまたはジアミン連
    鎖延長剤とポリオールとの反応混合物を十分な時間加熱
    して前記ポリウレタンを生成し、その際前記ジイソシア
    ネートと連鎖延長剤の混合物の前記連鎖延長剤以外のす
    べてのイソシアネート反応性成分に対するモル比を少な
    くとも4:1とし、そして該反応混合物から得られたポ
    リウレタンを単離することを特徴とする方法。 2、前記モル比が4:1〜7:1である特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3、前記ポリオールの5モル0%までを末端基が ▲数式、化学式、表等があります▼ であるポリジオルガノポリシロキサンで置き換えた特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 4、一般式:(1)▲数式、化学式、表等があります▼
    、(2) −XR′X−および(3)−OR″O−〔式中、Rはア
    ルケン基またはシクロアルキレン基を表わし、R′は2
    〜10個の炭素原子を含むハイドロカルビレン基を表わ
    し、R″はポリエーテルポリオールまたはポリエステル
    ポリオールの末端水酸基の除去後に残る残基を表わし、
    Xは−NH−または−O−である。〕の繰り返し単位か
    らなり、式(1)および式(2)で表わされる繰り返し
    単位の合計のポリウレタン中のその他のすべての繰り返
    し単位に対するモル比が少なくとも4:1であり、かつ
    ショアーAデュロメータ尺度で90より小さい硬度を示
    すポリウレタン。
JP61282176A 1985-11-29 1986-11-28 耐湿性ポリウレタンおよびその製法 Granted JPS62131007A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US802880 1985-11-29
US06/802,880 US4631329A (en) 1985-11-29 1985-11-29 Moisture resistant polyurethanes derived from non-aromatic diisocyanates

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62131007A true JPS62131007A (ja) 1987-06-13
JPH0470324B2 JPH0470324B2 (ja) 1992-11-10

Family

ID=25184971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61282176A Granted JPS62131007A (ja) 1985-11-29 1986-11-28 耐湿性ポリウレタンおよびその製法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US4631329A (ja)
EP (1) EP0224264B1 (ja)
JP (1) JPS62131007A (ja)
CA (1) CA1262991A (ja)
DE (1) DE3680872D1 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0665761B2 (ja) * 1986-02-04 1994-08-24 東洋紡績株式会社 ポリエステル系ウレタン弾性糸の製造方法
US5221724A (en) * 1987-08-12 1993-06-22 Wisconsin Alumni Research Foundation Polysiloxane polyurea urethanes
US4836646A (en) * 1988-02-29 1989-06-06 The Dow Chemical Company Plastic optical fiber for in vivo use having a bio-compatible polyureasiloxane copolymer, polyurethane-siloxane copolymer, or polyurethaneureasiloxane copolymer cladding
US4893897A (en) * 1988-03-02 1990-01-16 Dow Chemical Company Plastic optical fiber for in vivo use having a biocompatible polyurethane cladding
US5008115A (en) * 1988-04-22 1991-04-16 Dow Corning Corporation Matrix for release of active ingredients
US4840796A (en) * 1988-04-22 1989-06-20 Dow Corning Corporation Block copolymer matrix for transdermal drug release
US4951657A (en) * 1988-04-22 1990-08-28 Dow Corning Corporation Heat sealable membrane for transdermal drug release
US4908208A (en) * 1988-04-22 1990-03-13 Dow Corning Corporation Matrix for release of active ingredients
US4933418A (en) * 1988-08-10 1990-06-12 Ormco Corporation Stain-resistant orthodontic device
US4900115A (en) * 1989-01-31 1990-02-13 University Of Colorado Foundation, Inc. Optical logic circuit useful for bit serial optic computing
US4999412A (en) * 1989-06-28 1991-03-12 Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. Silicone-urethane copolymers
AU2877792A (en) * 1991-10-22 1993-05-21 Dap Products Inc. Moisture curable silicone-urethane copolymer sealants
AU699410B2 (en) * 1995-09-26 1998-12-03 Ameron International Corporation Polysiloxane polyurethane compositions
AUPO251096A0 (en) * 1996-09-23 1996-10-17 Cardiac Crc Nominees Pty Limited Polysiloxane-containing polyurethane elastomeric compositions
US6815486B2 (en) 2002-04-12 2004-11-09 Dow Corning Corporation Thermally conductive phase change materials and methods for their preparation and use
US6750309B1 (en) 2002-05-17 2004-06-15 Henkel Corporation Methacrylated polyurethane copolymers with silicone segments containing alkoxysilyl groups
US7132167B2 (en) * 2002-09-27 2006-11-07 Rexnord Corporation Composite article having thermoplastic elastomer region on thermoplastic substrate
US6783692B2 (en) 2002-10-17 2004-08-31 Dow Corning Corporation Heat softening thermally conductive compositions and methods for their preparation
GB0401202D0 (en) * 2004-01-20 2004-02-25 Ucl Biomedica Plc Polymer for use in conduits and medical devices
ATE526365T1 (de) 2004-12-23 2011-10-15 Dow Corning Vernetzbare saccharid-siloxan-zusammensetzungen und daraus gebildete netzwerke, überzüge und artikel
EP1885939B1 (en) * 2005-05-23 2010-10-27 Dow Corning Corporation Surface treatment compositions comprising saccharide-siloxane copolymers
WO2006127883A2 (en) 2005-05-23 2006-11-30 Dow Corning Corporation Personal care compositions comprising saccharide-siloxane copolymers
WO2007139812A2 (en) 2006-05-23 2007-12-06 Dow Corning Corporation Novel silicone film former for delivery of actives
JP5463612B2 (ja) * 2006-09-28 2014-04-09 横浜ゴム株式会社 ウレタンエマルジョン
CA2668142A1 (en) * 2006-11-01 2008-05-15 Dow Global Technologies Inc. Polyurethane compositions and articles prepared therefrom, and methods for making the same
TWI488873B (zh) 2006-12-21 2015-06-21 Dow Global Technologies Llc 官能化的烯烴聚合物,由其製備之組成物及物件,及其之製造方法(二)
US8247357B2 (en) * 2007-02-20 2012-08-21 Dow Corning Corporation Filler treating agents based on hydrogen bonding polyorganosiloxanes
BRPI0812637A2 (pt) * 2007-07-12 2015-02-24 Dow Global Technologies Inc "pré-polímero, elastômero, processo para formar um pré-polímero ou elastômero, artigo, composição de revestimento de poliuretano termoplástico"
EP2294102B1 (en) * 2008-06-30 2013-08-21 Dow Global Technologies LLC Polyolefin compositions and articles prepared therefrom and methods of making the same
KR20120050412A (ko) 2009-06-18 2012-05-18 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 색 안정성 할로겐 무함유 난연제 조성물
CN102686665B (zh) * 2009-11-12 2014-04-02 科腾聚合物美国有限责任公司 热塑性聚氨酯嵌段共聚物组合物
IT1400743B1 (it) 2010-06-30 2013-07-02 Dow Global Technologies Inc Composizioni polimeriche
CN103068887B (zh) 2010-08-23 2015-09-09 道康宁公司 在水性环境中稳定的糖硅氧烷以及这些糖硅氧烷的制备和使用方法
WO2013158138A1 (en) 2012-04-19 2013-10-24 Arrowstar, Llc Nonfluorinated polyurethanes and methods of making and using thereof
US8716396B2 (en) 2012-04-19 2014-05-06 Arrowstar Llc Nonfluorinated polyurethanes and methods of making and using thereof

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831298A (ja) * 1971-08-27 1973-04-24
JPS559699A (en) * 1978-07-03 1980-01-23 Akzo Nv Polyurethane consisting of transscyclohexane 1*44diisocyanate and preparing same
JPS5751718A (en) * 1980-09-12 1982-03-26 Agency Of Ind Science & Technol High-elasticity antithrombotic polyurethane compound

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2307794A1 (de) * 1972-02-17 1973-08-23 Mitsui Toatsu Chemicals Polyurethanzusammensetzung
US3923747A (en) * 1973-11-23 1975-12-02 Goodrich Co B F Poly(caprolactone)based polyurethanes having improved blocking characteristics
US4098742A (en) * 1977-01-24 1978-07-04 Ciba-Geigy Corporation Fluorine and silicone containing polymers
DE2817457A1 (de) * 1978-04-21 1979-10-31 Bayer Ag Thermoplastische polyurethane fuer die verarbeitung in extrudern oder/und auf kalandern
GB2087909B (en) * 1980-11-22 1984-11-07 Shirley Inst Breathable non-porous polyurethane film
EP0068385B1 (en) * 1981-06-22 1986-09-24 Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Thermoplastic elastomers for medical use as moulded articles brought into direct contact with blood
US4447590A (en) * 1981-10-30 1984-05-08 Thermo Electron Corporation Extrudable polyurethane for prosthetic devices prepared from a diisocyanate, a polytetramethylene ether polyol and 1,4 butane diol
US4523005A (en) * 1981-10-30 1985-06-11 Thermedics, Inc. Extrudable polyurethane for prosthetic devices prepared from a diisocyanate, a polytetramethylene ether polyol, and 1,4-butane diol
DE3143994A1 (de) * 1981-11-05 1983-05-11 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur herstellung von duennwandigen gegenstaenden aus thermoplastischen polyurethanen oder polyurethanharnstoffen durch extrusion

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831298A (ja) * 1971-08-27 1973-04-24
JPS559699A (en) * 1978-07-03 1980-01-23 Akzo Nv Polyurethane consisting of transscyclohexane 1*44diisocyanate and preparing same
JPS5751718A (en) * 1980-09-12 1982-03-26 Agency Of Ind Science & Technol High-elasticity antithrombotic polyurethane compound

Also Published As

Publication number Publication date
EP0224264B1 (en) 1991-08-14
EP0224264A2 (en) 1987-06-03
US4631329A (en) 1986-12-23
CA1262991A (en) 1989-11-14
DE3680872D1 (de) 1991-09-19
USRE33141E (en) 1990-01-02
JPH0470324B2 (ja) 1992-11-10
EP0224264A3 (en) 1988-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62131007A (ja) 耐湿性ポリウレタンおよびその製法
US8357767B2 (en) High modulus polyurethane and polyurethane/urea compositions
US4962178A (en) Novel polysiloxane-polyurethanes and contact lens thereof
EP0335664B1 (en) Fluorinated polyetherurethanes and medical devices therefrom
JP5452794B2 (ja) 水性ポリウレタン樹脂エマルジョン被覆剤組成物及びその製造方法
JP2018524429A (ja) ポリ(ブチレンオキシド)に基づくイソシアネート末端準プレポリマーを使用して作製された2液型ポリウレタン接着剤
TW201139486A (en) Polyoxyalkylenealcohol and polyurethane resin, and a coating agent containing such polyoxyalkylenealcohol and polyurethane resin
JPH0598211A (ja) 高性能ポリウレタン塗料用組成物およびその製造方法
US6420446B1 (en) Polyurethane prepared from sorbitol-branched polyesters
JPH10195160A (ja) 注型用ポリウレタン樹脂形成性組成物
ES2355310T3 (es) Proceso para la preparación de poliéster.
JP3309373B2 (ja) ポリウレタンエラストマー形成性組成物及びこれを用いた中空繊維結束剤
US3663511A (en) Polyurethanes chain-extended with a hydroxyl containing amide chain extender
JPS62225516A (ja) シリコーン変性ポリウレタンの製造法
US3804809A (en) Polyurethane compositions having improved hydrolytic stability
JPS60115616A (ja) 熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造法
JP3913882B2 (ja) ポリイソシアネート組成物及びその製造法
KR930004283B1 (ko) 점탄성 폴리우레탄 조성물
WO2001021721A1 (fr) Materiau de revetement pour objet moule revetu realise par moulage au trempe
JP3913883B2 (ja) ポリイソシアネート組成物及びその製造方法
JPH0328225A (ja) ポリアミドポリエステルポリオール及びそれを用いたポリウレタン
JPS6253321A (ja) ポリエステルエラストマ−及びその製造方法
US3711442A (en) Polymers with silylurea units which can be converted into polyurea elastomers
DK142368B (da) Fugthærdende flydende polyurethaner til anvendelse i overtræksmaterialer eller som belægninger samt fremgangsmåde til fremstilling af sådanne polyurethaner.
TW201321424A (zh) 生質形狀記憶聚胺酯材料及其製備方法