JPS62129942A

JPS62129942A - 光メモリ装置の記録再生方式

Info

Publication number: JPS62129942A
Application number: JP27047585A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Fuji; 寛藤; Toshihisa Deguchi; 出口　敏久; Shigemi Maeda; 茂己前田; Shozo Kobayashi; 省三小林; Takeshi Yamaguchi; 毅山口
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1985-11-30
Filing date: 1985-11-30
Publication date: 1987-06-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、光学的な情報記録媒体上にレーザ光等の光ビ
ームを照射して記録・再生又は消去を行なう光メモリ装
置に関するらのである。

（従来の技術）光メモリ装置の記録・再生方式について、光磁気ディス
クメモリ装置を例に挙げて説明する。光磁気ディスクメ
モリ装置は、膜面に垂直な方向に磁化容易軸を持つ磁性
膜を記録媒体とし、これにレーザビームを照射して記録
・再生又は消去を行なう光メモリ装置である。

以下に、光磁気ディスクメモリ装置の記録・再生に関し
て説明する。記録時は、まずｌμπφ程度に集光したレ
ーザビームを記録信号に応じて強度変調し、磁性膜面に
照射すると、磁性膜の温度が局所的に上昇する。その温
度上昇した部分では、保磁力が減少するため、同時に外
部より補助磁場を印加すると、磁化の向きか反転して情
報が記録される。

再生時は、記録された磁性膜面に、記録時よりも弱い光
ｍのレーザの直線偏光を照射する。すると、反射光は、
磁性膜の磁気光学効果（カー効果）により偏光面の傾き
を生じる。この傾きを検光子て検波して光の強弱に変え
、それを光検出器で検出して、情報が再生される。

一般に記録可能な光メモリ装置では、信号のデータ列ｌ
は、第５図に示すように、セクタマーク。

アドレスマーク、データマーク、同期パターン等からな
る同期信号部ｔａと情報からなる実データ信号部１ｂと
から構成されている。記録再生方式としては、記録マー
クの間隔を検出する方式が用いられる。

データ列は、第６図に示す情報再生装置によってデータ
の再生が行なわれる、。再生ヘッド２で検出されたデー
タ列すなわち同期信号及び実データ信号は、アンプ３を
介して信号検出回路７でディジタルデータ信号となり、
データ復調回路８で同期検出又はデータ復調が行なわれ
る。

（発明の解決すべき問題点）従来、信号の記録再生は、実データ信号に対して同期信
号のヒツトパターンのみを変えて行なわれた。従って、
再生時における同期信号と実データ信号の分離は、デー
タ復調回路８において再生データのビットパターンのみ
の違いによって行なイっれた。しかし、再生ビットの誤
り等によって同期信号と実データ信号の分離か円錐な場
合が生じ、再生データの信頼性が劣化する。

本発明の目的は、上述の従来技術の問題点に鑑み、再生
データに信頼性のある光メモリ装置を提供することにあ
る。

（問題点を解決するための手段）本発明に係る光メモリ装置の記録方式は、セクタマーク
、アドレスマーク、データマーク、同期パターン等の同
期信号と情報からなる実データ信号とからなるデータ列
の記録・再生又は消去をレーザ光を用いて行なう光メモ
リ装置において、記録マークの間隔を検出する記録再生
方式を用い、同期信号と実データ信号とが互いに信号の
極性を反転して記録されることを特徴とする。

（作　用）同期信号と実データ信号とを互いに極性を反転して記録
するので、再生時の同期信号と実データ信号との分離が
正確に行え、再生データの信頼性が向上する。

（実施例）以下に、本発明に係る光メモリ装置の実施例を図面を用
いて詳細に説明する。光磁気ディスクメモリ装置におけ
る記録データ列ｌを示す第１図において、同期信号は、
実データ信号に対して極性を反転して記録する。実線で
示す実データ信号部１ｄに対して、同期信号部１ｃをあ
らゎす破線は、信号の極性が反転していることを示す。

情報再生装置（第２図参照）において、再生ヘッド２で
再生されたデータ列すなわち、同期信号及び実データ信
号は、アンプ３を介して、信号検出回路４でディジタル
データ信号に変換される。この信号検出回路４は、反転
・非反転の信号を分離して出力する。従って、記録マー
クの間隔を検出する記録方式を用いる場合、同期信号と
実データ信号とは再生信号の極性が互いに反転している
ため、第２図に示す様に、同期信号は同期検出回路５に
、実データ信号は実データ復調回路６に導かれ、おのお
の検出又は復調される。したがって、同期信号と実デー
タ信号とが正確に分離でき、再生データの信頼性が向上
する。

第３図及び第４図を用いて、信号検出回路４において同
期信号と実データ信号が分離できることを示す。第３図
及び第４図と第２図の同一符号は同じものを表わす。信
号検出回路４を示す第３図において、アンプ３によって
増幅された再生信号３０は、信号検出回路４（破線で囲
まれた部分）における微分回路１１と振幅検出回路１３
に入力される。微分回路１１の出力信号３１は、ゼロク
ロス検出回路１２を介して、以下の方法で同期信号と実
データ信号に分離できる。ゼロクロス検出回路１２は、
微分回路１１の出力信号３１がゼロレベルをクロスする
ときに、これを検出する回路であり、たとえば、比較電
圧をゼロレベルとする比較器を用いる。インバータ１４
．抵抗１５．コンデンサ１６及びＮＯＲゲート１７で構
成された積分ディレー回路では、ゼロクロス検出回路１
２の出力信号３２の立ち下がりすなわち再生信号３０の
正方向のピーク位置ノ〜において所定の長さのパルス信
号３３が出力される。一方、インバータ１９゜１氏抗２
０．コンデンザ２１及びＡＮＤゲート２２で構成された
積分ディレー回路では、ゼロクロス検出回路１２の出力
信号３２の立ち上がりすなわち再生信号３０の負方向の
ピーク位置已において所定の長さのパルス信号３６が出
力される。これらはＡ　Ｎ　Ｄゲート１８及び２３にお
いて、それぞれ、振幅検出回路１３の出力信号３４とそ
の反転信号３７との一致をとり同期信号３５と実データ
信号３８に分離され、おのおの同期検出回路５と実デー
タ復調回路６に導かれる。

このことを第４図に示す波形を用いてさらに説明する。

再生信号３０は、図に示すように同期信号部１ｃと実デ
ータ信号部１ｄで構成され、極性か互いに反転している
。微分回路１１の出力信号３１は、再生信号３０の正方
向のピーク位置Ａで正から負へ向けてゼロレベルをクロ
スし、負方向のピーク（：ｌ　置３て負から正へ向けて
ゼロレベルをクロスオろ。従って、セロクロス検出回路
１２の出力信号３２は、再生信号３０の正方向のピーク
位置Ａで立ち下がり、負方向のピーク位置Ｂで立ち上が
るので、同期信号３５は信号３１の立ち下かりを実デー
タ信号３８は立ち」二がりを検出すればよい。ゼロクロ
ス検出回路１２の出力信号３２は、情報点Ａ、Ｂの近傍
以外でも微分回路１１の出力信号３１がほぼ゛ゼロレベ
ルにあるため、ランダムに近いパルスを発生する。した
がって、このランダムに近いパルスが同期信号３５や実
データ信号３８として出力されるのを妨げなければなら
ない。そこで、情報点Ａ、Ｂの近傍でのみ出力される振
幅検出回路１３の出力信号３４を用い、このランダムに
近いパルスを除去する。すなわち、立ち下がりを検出し
た信号３３からは、振幅検出信号３４との一致をとると
、同期信号３５が出力される。一方立ち上がりを検出し
た信号３６からは、同様に振幅検出信号３４の反転信号
３７との一致をとり、実データ信号３８が出力される。

同期信号部ＩＣとの境界では再生信号３０の微分３１が
ゼロレベルをクロスしないので、同期信号３５と実デー
タ信号３８には、信号が現われない。

以上に示したように、記録方式として記録マーク間隔を
検出する方式を用いる場合、同期信号と実データ信号と
は、記録の極性を反転して記録・再生を行なうことによ
り、同期信号と実データ信号の分離が良好に行なわれ、
信頼性も向上させろことができる。また、本実施例では
、同期信号を正方向のピークに、実データ信号を負方向
のピークに対応するように記録・再生したものを示した
が、この逆でももちろん可能である。

尚、光メモリ装置として光磁気ディスクメモリ装置を例
に挙げて説明したが、これに限らず、一般に同期信号と
実データ信号で構成して記録する光メモリ装置において
、同期信号と実データ信号とを記録の極性を反転して記
録・再生を行う本方式が、適用可能である。

（発明の効果）本発明によれば、記録方式として記録マークの間隔を検
出する方式を用いて光メモリ装置に記録・再生する場合
、同期信号と実データ信号とは極性を反転させ、情報再
生装置において再生信号から反転、非反転記録されたデ
ータを分離して検出する回路を備えろことにより、再生
データから同期信号と実データ信号を正確に分離するこ
とができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例による光メモリ装置における
データ列を示す図である。第２図は、第１図に示すデータ列を再生する情報再生装
置のブロック図である。第３図は、第２図における信号検出回路のブロック図で
ある。第４図は、第３図における信号の波形を示す図である。第５図は、従来の光メモリ装置におけるデータ列を示す
図である。第６図は、第５図に示すデータ列を再生する情報再生装
置のブロック図である。１　・信号データ列、　　　Ｉｃ・・・同ｊひ］信号部
１、ｌ　ｄ・・実データ信号部、　　２・・再生ヘッド
、３・・・アンプ、　　　　　　４　信号検出回路、５
・同期検出回路、　６・・実データ復調回路。特許出願人　　　　　シャープ株式会社代　　理　　人
　弁理士　前出　葆はが２名第１巳第６屯

Claims

【特許請求の範囲】

（１）セクタマーク、アドレスマーク、データマーク、
同期パターン等の同期信号と情報からなる実データ信号
とからなるデータ列の記録・再生又は消去をレーザ光を
用いて行なう光メモリ装置において、記録マークの間隔を検出する記録再生方式を用い、同期
信号と実データ信号とが互いに信号の極性を反転して記
録されることを特徴とする光メモリ装置の記録再生方式
。
（２）特許請求の範囲第１項に記載した光メモリ装置の
記録再生方式において、再生信号から相互に反転して記録された同期信号と実デ
ータ信号をそれぞれ分離して復調できる２つの復調回路
を備えることを特徴とする光メモリ装置の記録再生方式
。