JPH04362551A - 光磁気ディスクのデータ記録再生方式 - Google Patents

光磁気ディスクのデータ記録再生方式

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Publication number
JPH04362551A
JPH04362551A JP16251091A JP16251091A JPH04362551A JP H04362551 A JPH04362551 A JP H04362551A JP 16251091 A JP16251091 A JP 16251091A JP 16251091 A JP16251091 A JP 16251091A JP H04362551 A JPH04362551 A JP H04362551A
Authority
JP
Japan
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signal
magneto
optical disk
area
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP16251091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Kawashima
川嶌 哲司
Shoei Kobayashi
昭栄 小林
Susumu Chiaki
進 千秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH04362551A publication Critical patent/JPH04362551A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光に感応する記録媒体
を記録面とする光磁気ディスクにデータを記録し、再生
する際に有用な光磁気ディスクのデータ記録再生方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】渦巻状のトラックにレーザビームを照射
して、各種のデータを光ディスク上に記録し、この記録
データを読み出すことができる光学ディスク装置には、
データが配列されるトラックをプリグルーブによって構
成するコンティニアス方式と、データを配列するトラッ
クが離散的に配置されているサンプルサーボピットによ
って形成されるサンプルサーボ方式のものが知られてい
る。
【0003】図4は記録トラックがサンプルサーボピッ
トによって形成される場合の光磁気ディスクのフォーマ
ットの1例を示したもので、S1 〜S42は、例えば
円周方向に42分割されているセクターを示す。各セク
タ単位のトラックには、図5(a)に示すようにアドレ
スデータが記録されているヘッダ1と、試し書き領域の
ヘッダ2とからなるアドレステスト領域ADと、これに
続く18バイトのデータ領域が32のセグメントSG1
 〜SG32に分割して記録できるようになされている
。図5(b)は、各セグメントをさらに拡大したもので
、最初に2バイトのサーボバイトSBが配置され、これ
に続いて16バイトのデータバイトDBがプリグルーブ
によって設けられている。
【0004】サーボバイトSBには少なくともトラック
Tの中心から外周側、及び内周側に偏位している1対の
ウォーブリングピットP1 ,P2 と、トラックTの
中心線上に配置されているクロックピットP3 があら
かじめエンボス加工等によって形成されている。又、ウ
ォーブリングピットP1 ,P2 とクロックピットP
3 の中間はミラー面Mとされ、このミラー面Mから反
射されるレーザ光によってフォーカスサーボ信号が検出
されると共に、レーザパワのコントロ−ルも行うことが
できる。
【0005】このような光磁気ディスクは、通常ウォー
ブリングピットP1 ,P2 をサンプル点t1 ,t
2 で検出したときの反射光を演算することによってト
ラッキングエラー信号が形成され、クロックピットP3
 をサンプル点t3 で検出する信号によってクロック
信号が形成される。
【0006】この光磁気ディスクは、上記トラックに沿
って光磁気ディスクの記録面にレーザビームを照射する
と共に、光磁気ディスクの他方の面から磁界を印加する
と、記録面がキューリ点以上となったときに印加されて
いる磁界の方向で磁化され、データが記録される。又、
データが記録されている光磁気ディスクから情報を読み
出すときは、レーザビームの反射光を磁気カ一効果を利
用して検出することにより、記録データが読み出される
【0007】そして、読み出された再生RF信号は、波
形整形にされた後2値化され、記録データの読み出しが
行われる。光磁気ディスクから読み出された再生RF信
号より記録データを検出する際に、再生されたRF信号
のレベルを、そのままA/D変換器によってデジタル化
し、デジタル信号の状態で各種クロック信号を生成する
と共に、記録データの抜き取り等を行うようにすると、
信号処理が容易になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した光
磁気ディスクの再生RF信号は記録層の材料や、ディス
クの反射率等が異なっていると、再生RF信号のレベル
が種々の要因で変動し、再生RF信号がADコンバータ
のダイナミックレンジから大きく外れてしまう場合があ
る。特に、記録データを高密度化するために、例えばN
RZi 方式でコード化されたときは、再生RF信号に
DC成分が重畳される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点を
解消するために、光磁気ディスクを使用する前に、光磁
気ディスク全体に強力な磁界を印加して記録面を構成し
ている磁気媒体を強制的に飽和する。そして、その後に
この光磁気ディスクに対してデータの記録を行う。又、
再生時には前記光磁気ディスクのサーボバイト領域にあ
る、例えばミラー面を検出した反射光の再生RF信号を
サンプルし、このサンプル電圧をデータ記録領域から再
生される再生RF信号のクランプ電圧とするように構成
する。
【0010】
【作用】光磁気ディスクに強力な磁界(10KOe)を
印加することによって、通常はキューリ点で磁化される
記録層が常温でも光磁気ディスクの記録面が磁化され、
その状態が保持されるバルクイレーズ(Bulk er
ase)が行われる。このとき、サーボバイト領域もバ
ルクイレーズによって一定の方向に磁化され、かつ、こ
の部分にはデータの書き込みが行われないので、例えば
、ミラー面から反射されるレーザ光を復調した再生RF
信号は一定のアナログ的なレベルを示す。したがって、
この一定のレベルをデータ記録領域より得られる再生R
F信号のクランプ電圧とすることにより、DC成分の影
響がない再生RF信号を生成することができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の光磁気ディスクの記録再生
方式が適用される記録/再生回路の概要図を示したもの
で、1は上述したトラックフォーマットがなされている
光磁気ディスクであり、この光磁気ディスク1はスピン
ドルモータ2により一定線速度(CLV)、或いは一定
角速度(CAV)で回転駆動されるようになされている
。そして、記録又は再生時にレーザ光を照射する光学ヘ
ッド3が光磁気ディスク1の下側に配置される。
【0012】この光学ヘッド3はよく知られているよう
に、レーザ発光源、コリメータレンズ、ビームスプリッ
タ、対物レンズをコントロールする2軸デバイス等から
なる光学系で構成され、光磁気ディスクからの反射光を
検出する偏光ビームスプリッタ、ディテクタを備えてい
る。特に、反射光は偏光ビームスプリッタ3Cによって
P偏向成分とS偏向成分に分割され、2つのディテクタ
3A,3Bによってデータ記録領域のデータが検出され
るようになされている。
【0013】そして、ディテクタ3A,3Bの出力を差
動増幅器4に供給し、この差動増幅器4で両出力の差を
とることによって、光磁気記録されたデータの再生RF
信号を抽出する。又、ディテクタ3Aは例えば分割面を
有する受光素子とされ、前記アドレス領域及びサーボバ
イト領域を検出回路5で抽出することによって、各種の
サーボ信号を形成し、サーボ回路6に供給して前記2軸
デバイスを駆動し、トラッキングサーボ、及びフォーカ
スサーボを行うと共に、ディテクタ3Aの和信号を検出
し、制御データ再生回路7に供給して、マスタクロック
信号等を形成し、このクロック信号をシステムコントロ
−ル部8に出力する。
【0014】10は差動増幅器4により復調された再生
RF信号の信号処理回路を示し、振幅を一定にするよう
なAGC回路を含んでいる。また、11はあとで述べる
ように光磁気ディスク1から読み出された再生RF信号
のクランプ回路であり、このクランプ回路11に供給さ
れているクランプパルスによって再生RF信号に重畳し
ている直流オフセット成分を除去し、例えば“0”レベ
ルが一定の電圧となるようにしている。そして、このク
ランプ回路11の出力はA/D変換器12に供給され、
ディジタル信号に変換される。なお、このクランプ回路
11の後に信号処理回路10を設けるようにしてもよい
【0015】A/D変換器12の出力はデジタル回路で
構成されているデータ検出部13に供給され、このデー
タ検出部13で、例えばコード変換及び差分方式による
記録データの抜きとり、リードクロックの再生等が行わ
れる。一方、光磁気ディスク1に対しては光学ヘッド3
と対抗する位置に磁気ヘッド部20が設けられ、記録デ
ータによって反転する磁界が印加されている。すなわち
、端子21から供給された記録データは、記録データ処
理部22において、所定のコード変調と、ブロック化が
行われ、さらに誤り訂正符号等が付加され、記録データ
として磁気ヘッド20に供給される。
【0016】ところで、本発明の光磁気ディスクのデー
タ記録再生方式では、前記クランプ回路11に対してシ
ステムコントロ−ル部8から各サーボバイト領域内のミ
ラー面Mの再生RF信号を抽出するサンプルパルスP(
M)が供給されている。そして、このミラー面Mで抽出
された信号レベルをクランプ電圧として、データ記録領
域より再生された再生RF信号をクランプする。
【0017】すなわち、図2に示すようにトラックTの
各セグメントの冒頭部分に記録されているサーボバイト
領域SBに形成されているミラー面Mの範囲を抽出する
サンプルパルスP(M)をクランプ回路11に供給し、
このミラー面Mの再生RF信号SRFのレベルをサンプ
ルして、クランプ電圧ECを形成する。そして、このク
ランプ電圧EC を基準レベルとするようにデータ記録
領域DAの再生RF信号SRFをクランプしている。
【0018】図1のクランプ回路11はこのクランプ電
圧EC によって再生RF信号をクランプして一定のボ
トム値となっている信号に変換し、次にA/D  変換
器12に送出する。したがって、A/D変換器12のボ
トム値と、クランプ回路11より出力される信号のボト
ム値ががほぼ一致するように構成することにより、A/
D変換器12より出力されるデジタル信号は、A/D変
換器12の有効レンジ内にあり、かつ、この有効レンジ
をフルに利用したものになるため、アナログ−デジタル
変換の精度が高くなると共に、その後のデータ検出部に
おいて、データの抜き取りが正確に行われ、誤りデータ
の発生を少なくする。
【0019】図3はクランプ回路10の一実施例を示し
たもので、B1 ,B2 はバッファアンプ、SSはサ
ンプルスイッチ、Cはホールドコンデンサ、C1 はコ
ンパレータを示す。サンプルスイッチSSには前記した
サーボバイト領域のミラー面の部分の信号をそれぞれ抜
き取るためサンプルパルスP(M)が供給され、このサ
ンプルプパルスの期間のみオンとなるように制御される
。そして、この期間に適当な時定数で抽出されたクラン
プ電圧ECをコンパレータC1 に加えることによって
、再生RF信号のボトム値が一定の基準レベルとなるよ
うにしている。なお、サンプル時定数はミラー面にデェ
フェクトがあったときにも影響を受けないように設定す
ることが好ましいが、あまり時定数を長くなるとディス
クのスキュー等によって変化するDCレベル成分の変動
を検出できなくなる。
【0020】なお、上記実施例はミラー面の再生RF信
号SRFがボトム値を示すように、光磁気ディスクのバ
ルクイレーズを行っているが、バルクイレーズを行う際
の磁界の極性を逆にすると、ミラー面は磁気飽和によっ
て再生RF信号のピーク値を示す値になり、このときは
ピーク値クランプを行うことになる。そして、このピー
ク値がA/D変換器の最大出力コードのレベルとなるよ
うに変換される。又、光磁気ディスクのバルクイレーズ
は、通常工場からの出荷時に行うことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光磁気デ
ィスクのデータ記録再生方式は、あらかじめ光ディスク
に対して強力な磁界を加え、記録層が常温で特定の方向
に磁化された状態で保持されるように工作すると共に、
再生時に、例えばアドレスピット又はサーボピットが形
成されていない部分(ミラー面)の再生RF信号レベル
をクランプ電圧として、再生されたデータの直流オフセ
ットを除去するようにしているので、再生RF信号を有
効にデジタル信号に変換することができ、データの謝り
率を少なくすることができる。
【0022】又、再生系にDCフリーの回路(交流アン
プ)を採用することができるため、光学系のオフセット
、及び回路系のオフセットの影響を少なくすることがで
き、システム設計が容易になる。さらに、セクター単位
で完結している光磁気ディスクでは、再生時にセクター
単位でDC変動が生じ易いが、本発明の方式を採用する
ことによって、このような欠点をなくすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気ディスクのデータ記録再生方式
が適用される回路の概要図である。
【図2】再生RF信号とミラー面を検出するサンプルパ
ルスの信号波形図である。
【図3】クランプ回路の一例を示す回路図である。
【図4】光磁気ディスクのフォーマットを示す説明図で
ある。
【図5】記録トラックの詳細な説明図である。
【符号の説明】
1  光磁気ディスク 2  スピンドルモータ 3  光学ヘッド 4  差動増幅器 11  クランプ回路 12  A/D変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光磁気ディスク上に同心円状又は渦巻
    状に形成されているトラックを複数のセクター単位で分
    割し、分割された各セクターの冒頭部分にアドレス領域
    を設けると共に、このアドレス領域に続いて先頭部分に
    サーボバイト領域が形成されている所定数のデータ記録
    領域が連接されているような光磁気ディスクのデータ記
    録再生装置において、前記光磁気ディスク全体をバルク
    イレーズとすることによって前記サーボバイト領域を磁
    気的に飽和し、再生時に前記サーボバイト領域に形成さ
    れているミラー部の再生RF信号を抽出した信号をクラ
    ンプ電圧として、前記データ記録領域から再生された再
    生RF信号をクランプするようにしたことを特徴とする
    光磁気ディスクのデータ記録再生方式。
JP16251091A 1991-06-07 1991-06-07 光磁気ディスクのデータ記録再生方式 Pending JPH04362551A (ja)

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