JPS62129735A - 建屋内の汚染気体の捕捉装置 - Google Patents

建屋内の汚染気体の捕捉装置

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JPS62129735A
JPS62129735A JP60269290A JP26929085A JPS62129735A JP S62129735 A JPS62129735 A JP S62129735A JP 60269290 A JP60269290 A JP 60269290A JP 26929085 A JP26929085 A JP 26929085A JP S62129735 A JPS62129735 A JP S62129735A
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は内部に発熱源を有する建屋内の汚染気体の捕捉
装置に係り、特に汚染気体の捕捉に好適な建屋内の汚染
気体の捕捉装置に関する。
〔発明の背景〕
内部に発熱源を有する建屋内の汚染気体の捕捉装置の一
例として、従来の沸騰水型原子力発電設備における原子
炉建屋内での定期点検(以下定検と称する)時における
汚染気体の捕捉装置を第16図、第17図に示す。第1
7図は第16図のE−E’断面図である。本装置は万一
の事故を想定した場合でも放射性物質の拡散を防雨する
ためのもので。
本来、原子炉建屋への汚染気体の拡散が問題になること
はない。従来の方式は、建屋内の床面1約4mに設置し
た給気ダク1−4の吹出口から換気空気を吹出し、その
一部を原子炉ウェル1、ドライヤ・セパレータ機器仮置
プール(以下ドライヤ・セパレータプールと称する)2
、及び使用済燃料貯蔵プール(以下燃料プールと称する
)3の壁面にある埋込ダクト7からプール表面より発生
する放射性物質を含む汚染空気8を取り込みながら吸込
む。他の気流は、給気ダクト4に対面して床上約5mに
設置どした排気ダクト5の吸込口で吸込まれ、埋込ダク
ト7で吸込んだ気流とともにフィルターにより汚染物質
を除去した後、主排気筒に導かれ、外部へ放出されるよ
うになっていた。
しかし、埋込ダクト7はその開口がプール水面1約7 
(l m mに設置されており、地震時、水張り時等の
プール水の波立ちによりダクト内に水が流入する可能性
があるために、ダクト内にドレン及び隔離弁を設け、流
水防+hを行なっていた。又、ダクトがプール廻りの床
面下に据付けられるために配筋・配管等と多数の干渉が
生じ、施工に多大な工数が必要である。プールから発散
される放射性物質の捕捉効果に対して、埋込ダクト7は
約12mのプールの壁面に小さなダクト開口を設けたも
のであるために捕捉効果に関しては不明であった。
プール水のダクトへの流入防11−に関する公知例とし
ては特開昭53−131585号、特開昭55−246
12号及び特開昭55−46141吟がある。また、汚
染拡散防雨に関する公知例としては、特開昭55−48
698号、特開昭56−46496号及び特開昭58−
33596号がある。しかし、いずれも作業環境の温度
及び湿度条件の向上をめざしたもので、汚染物質の拡散
防1ヒについてはあまり検討されていなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、建屋内における放射性物質による汚染
を防止し、定検時等における作業員への被曝低減を計る
ことのできる建屋内の汚染気体の捕捉装置を得ることに
ある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、内部に発熱源を有する建屋内において
、空気を上向きに流出させる給気口を前記発熱源を囲む
ようしこ設け、該給気口を給気ダクトを介して送風機に
接続し、前記発熱源の上方には汚染気体を排気する排気
口を設け、該排気口を排気ダクトを介して吸引装置に接
続したことにある。
すなわち本発明は、発熱源であるプール廻りの床面から
上方にエアーカーテンを形成することにより、プールか
ら発生する放射性汚染物質の拡散を防エヒし、さらに汚
染気体を効率よく捕捉することにある。
〔発明の実施例〕
第18[ン1、第19図、第2o図及び第21図に従来
の原子炉建屋の換気方式における第16図のE −E″
断面F−F’断面、G−G’断面、及び第17図のH−
I−I ’断面での汚染空気の分布を示す。これらの図
は、数値シミュレーションにより原子炉建屋の汚染物質
濃度分布(プール近傍の濃度を100%としたときの濃
度5%以上の領域)及び気流状態を求めた結果の概略図
である。換気空気の吹出温度(18〜30°C)に比べ
てプールの水温は高い(40〜50℃)ために、第18
図、第20図に示すように使用済燃料プール3附近にて
上昇気流が生じ、同プール上空にプールからの放射性の
汚染物(6を含む空気が流れ滞留する。第21図は天井
面における汚染範囲を示すが、汚染物質が天井面に付着
し堆積してくると、ちり・はこりとなって床面に落ちる
このように今回初めて数値シミュレーションにより、従
来の換気方式での埋込みダクトはダクト開口が小さいこ
とが定量的にわかった。
第23図及び第24図は換気による慣性力9とプール2
0の発熱による浮力1oが室内の汚染物質の濃度分布形
成に及ぼす影響をモデル化した図を示したもので、それ
ぞれ第18図、第20図に示した従来の方式による汚染
物質の濃度分布に対応したものである。回かられかるよ
うにプール20の発熱によって生じる浮力10が建屋内
の気流パターンを決定しており、汚染物質拡散の最大の
原因となっている。また、従来の方式では、慣性力9が
発熱源による浮力10と直交しており、自然現象である
。・72力10を有効に利用していない。
そこで、本発明では第22図に示すようにプール(発熱
源)20の外周部の床面に設置した給気ダクト4a、4
bより換気空気を吹き出すことによリ、プール(発熱源
)上で強制的な上昇気流を作り、プール(発熱源)より
発生した放射性の汚染物質をこの気流に乗せて、プール
(発熱源)の」二方に位置する天井トラス上に設置した
排気ダクトく 5より効率よ#排気させる。本発明は従来の方式とは違
って換気による慣性力9と浮力10は同方向となってお
り、自然現象の浮力10を最も有効に利用した方式とな
っている。さらに、本発明で最も特徴的なことはプール
廻りに上向きのエアーカーテンを形成することである。
エアーカーテンによりプール上空の放射性の汚染物質は
横方向への拡散がほとんど完全に遮断され、プール上面
の排気ダク1−5により効率良く除去されることになる
以下1本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図は、原子炉建屋の汚染気体の捕捉装置におけるダ
クト構成並びに動作の原理の概略を示すものである。
第1図によれば原子炉建屋の汚染気体の捕捉装置は、以
下の構成となっている。建屋のプール(発熱源)20の
外周部の床面において、給気ダクト4を設置し、給気口
11より換気空気を送風機41により吹き出す。また、
プール(発熱源)20の上方に排気ダクト5を設置し、
排気口12より汚染気体8を換気装置40の中にある吸
引装置42により吸込む。その際、汚染気体8はフィル
ター43にてろ過される。なお、図中の給気ダクト4お
よび排気ダクト5を建屋の壁に埋め込んでもよい。
第1図に示した実施例の横断面の詳細を第2図に、第2
図におけるA−A’断面の詳細を第3図に。
第2Mにおける+3− B ’断面の詳4111を第4
図に示す。
また、第5図は第4図における汚染物質の濃度分布(従
来型換気方式でのプール近傍の濃度を100%としたと
きの濃度5%以上の領域)ならびに気流状態を斂値シミ
ュレーションによって求めた結果の概略を示したもので
ある。
第2図、第3図及び第4図によれば本発明による建屋内
の汚染気体の捕捉装置4は、以下の構成となっている。
建屋のプール廻りの床面において、給気ダクト4a、 
4bを設置し、それぞれのダクトの複数個の開口部より
換気空気を送風機により吹き出す。また、天井トラス6
上に排気ダクト5a、5b、5c、 5d、5eを設置
し、複数個の開口部より、汚染空気を吸引装置により吸
込む。この排気ダクト5c。
5d、5eは、トラス梁6との干渉を避ける位置に配置
され、排気ダクト5a、5bに継がっている。そして、
使用済燃料プール側の壁面にて、下方に垂直に立ち下が
っているダクトにて、建屋の下階にある排気処理装置へ
と向かう。したがって、プール廻りの床面に設置された
ダクトより吹き出された換気空気は、慣性力によりプー
ル廻りに強制的な上昇気流を生じ、プール1約15mの
位置に設置された排気ダクトの開口部に吸込まれる。そ
の結果、プール廻りに上向きのエアーカーテンを形成す
る。
また、プール面上で発生した放射性の汚染物質は浮力に
より同じくプール上方に設置された排気ダクトの開口部
に効率良く吸い込まれ、下階にある排気処理装置内のフ
ィルターにてろ過された後、主排気筒にて外部へ放出さ
れる。
第5図によれば、定検時にプール水の蒸発により発生し
た放射性汚染物質8は上記による強制的な」−向きのエ
アーカーテンによりプール上空で横方向への拡散がほぼ
完全遮断され、浮力によってプール上空に運ばれ、そこ
で効率良く排気されるため汚染物質の濃度分布(従来型
換気方式でのプール近傍の濃度を100%としたときの
濃度5%以上の領域)はプール上空のごく近傍に限られ
る。
これは、第20図で示した従来の換気方式しこよろ汚染
物質の濃度分布と比j咬して、汚染領域が極めて小さい
。第6図はプール面近傍での放射性汚染物質の相対濃度
(従来型換気方式でのプール近傍での濃度を100zと
したときの、層頂)と給気ダクトの開口部での吹き出し
速度との関係を示したものである。吹き出し風h1を従
来型のものと同じくして吹き出し速度5 m / s〜
20 m / sの範囲で調へた結果、吹き出し速度が
5m/s(従来の換気方式での吹き出し速度とほぼ同程
度)では上向きの良好なエアーカーテンの形成によりプ
ール而近傍での汚染物質の:農度は従来型換気方式のも
のより約1/2以下に減少することがわかる。つまり、
本発明の換気方式により汚染物質の捕集率は従来の換気
方式のものより約2倍以上に向上する。
第7図は天井面近傍での放射性汚染物質の相対濃度(従
来型換気方式でのプール近傍での濃度を100%とした
ときの濃度)と給気ダクトの開口部での吹き出し速度と
の関係を示したものである。
吹き出し風量を従来型のものと同じくして吹き出し速度
5 m / s〜20m/sの範囲で調べた結果、吹き
出し速度が5m/s(従来の換気方式での吹き出し速度
とほぼ同程度)では上向きの良好なエアーカーテンの形
成により天井面近傍での汚染物質の濃度は従来型換気方
式の相対濃度16%より約1/4に減少する。つまり、
本発明の換気方式により天井面へのl・i:5染物質の
付着量を従来の換気方式のものより約174に低減でき
る。
ところで1本発明で提案した上向きのエアーカーテンを
良好に形成するためには排気ダクト5の開口部における
吸い込み速度について、速度分布を考慮する必要がある
。第8図、第9図、第10図及び第11図は、いずれも
第2図のB−B’断面図を示し、排気ダクト5の開口部
での吸い込み速度の分布が建ノ夛内の汚染物質の濃度分
布及び気流状態に与える影響を示したものである。第8
図は。
吸い込み速度(5m/s)が均一で平坦な分布の場合の
室内の気流状態を示すものである。図かられかるように
良好な上向きのエアーカーテンは形成されていない。ま
た、定常の気流状態を得るのに20分以上も要している
。第9図は吸い込み速度分布として、排気ダクトにおい
て給気口の上方に位置する開口部での吸い込み速度(5
m/s)を発熱源の上方に位置する開口部での吸い込み
速度(1,25m/s)の4倍とした場合の室内の気流
状態を示すものである。図かられかるように良好な上向
きのエアーカーテンが形成されている。
このときの定常状態は吹き出してから10分以内で達成
されている。また、第10図は第8図の気流状態のとき
の汚染物質の濃度を示したものである。汚染物質(従来
型換気方式でのプール近傍の濃度を100%としたとき
の濃度5%以上の領域)は建屋的全域に拡散している。
第11図は第9図の気流状態のときの汚染物質の濃度を
示したものである。汚染物質は上向きのエアーカーテン
によりプール面のごく近傍に閉じ込められて良好な分布
をしている。
第25図は排気ダクトにおいて給気口の上方に位置する
開口部での吸込み速度を5 m / sとして、この速
度と発熱源の上方に位置する開口部での吸込み速度との
比を変えたときの室内の天井面近傍での濃度(従来換気
方式でのプール近傍での濃度を100%としたときの濃
度)を示すものである。
図かられかるように、速度比が4のとき濃度は最も低い
以上のことにより、上向きのエアーカーテンを形成する
際、排気ダクト5の開口部において給気口の上方に位置
する吸い込み速度を発熱源の上方に位置する吸い込み速
度の約4倍にとることが良好な上向きのエアーカーテン
を得るために望ましい。
第12図は第9図の排気ダクl−5の断面図を示したも
のである。排気ダクト5の開口部において、給気口の上
方に位置する開口部にはダンパーを設けず、発熱源の上
方に位置する開口部の入口にそれぞれ図のようにダンパ
ー15を設けている。このダンパー15により給気口の
上方に位置する開口部の流動抵抗を発熱源の上方に位置
する開口部の流動抵抗より小さくすることができ、その
結果給気口の上方に位置する開口部での排気速度を発熱
源の上方に位置する開口部での排気速度より大きくする
ことができる。
第13図は第2図のB−B断面図を示し汚染気体の捕捉
装置の変形例を示したものである。図中の給気ダクト4
c、4dは、給気口の開口部の向きを鉛直方向からプー
ル(発熱源)の中心方向に一定の角度だけ傾けである。
この場合、給気ダク1−の開口部から図に示すように斜
め上方に換気空気を吹き出すことになる。この換気方法
により汚染物質の分布はプール(発熱源)」−空で絞ら
れ狭くなる6その結果、プール(発熱at;t )の上
方に位置する天井トラス上に設置する排気ダクト5eの
長さを短縮することができ、しかも汚染物質の捕集効率
をさらに向上させることができる。
同様に第14図は第2図のB−B’断面図を示し本発明
の汚染気体の捕捉装置の変形例を示したものである。図
中の給気ダクト4e、4fは、ダクト開口部から下向き
に換気空気を吹き出すようになっている。この換気によ
り図に示すようにプール廻りの」二向きのエアーカーテ
ンはさらに上昇速度が増加され、汚染物質の拡散の遮断
がさらに促進される。
さらに、第26図は第2図のB−B’断面図°を示した
本発明の汚染気体の捕捉装置の変形例を示したものであ
る。図中の給気ダクト4g、4hは換気空気を供給する
機能をもっている。汚染物質はプール−ヒ空に設けられ
た排気ダクト5a、5bおよび5eから排気される。こ
の変形例では第5図に示した実施例の捕捉装置と比較す
ると、捕捉効率の性能は悪いが、プールから発生する汚
染物質の量が比較的少ない場合に適用できる。
第15図は本発明の汚染気体の捕捉装置を鋳造設備のあ
る建ハlに応用した例を示すものである。
この場合、鋳物30 鋳型31が発熱源となる。
この応用例では屋外の外気を送風機41によって給気ダ
クl〜4を通して発熱源である鋳型3Lの外周部に設置
した給気口11の開口部から上向きに吹き出す。鋳造設
備から発生する粉塵等の汚染気体50をこの上昇気流に
乗せて、発熱源の上方に位置する排気ダクト5の排気口
12の開口部から効率良く捕捉して吸い込む。さらに汚
染気体は換気装置40の中のフィルター43を通して吸
引装置42により屋外へ排気される。この応用例でも換
気による慣性力を発熱源による浮力と同方向にすること
で、発熱源近傍から発生する汚染気体を効率良く捕捉す
ることができる。ところで第15図に示す応用例ではノ
h1外の外気を用いて給気系統と排気系統を分雛して装
置を構成したが、熱交換器を介して給気系統と排気系統
を接続し、屋内の空気を循環させて汚染気体の捕捉装置
を構成することも可能である。
本実施例によれば、第5図〜第14図に示すように、原
子炉建屋においてプール(発熱源)廻りに上向きのエア
ーカーテンを生じさせることによりlη染物質の作業エ
リアへの拡散を防止して、従来の換気空調設備と比べて
汚染物質の捕集効率を2倍以」二に向上させ、また天井
面における汚染物質の付着量を約1/4に低減し、さら
に作業エリアで作業する作業員の被曝量を約1/4に低
減させる効果がある。この他、以下の効果がある。
(1)従来の換気空調設備における埋込ダクトは、その
Fi厚が厚いために建屋におけるダクト物量の大半を占
めている。本発明では埋込ダクトがないことにより、原
子”炉建屋全体のダクト物量の大巾な低減(約20%減
)となる。
(2)埋込ダクトに付随する隔離弁・遠隔操作スイッチ
等が不要となり、換気空調設備の合理化向上となる。
(3)プール廻りでの配筋・配管等との干渉調整が不要
となり、施工性が大巾に改善される。
(4)現状の換気空調設備では、各プール埋込ダク1〜
の排気風量をプールでの作業に応じて変えるモード切替
を行なっていたが、新システムでは必要なくなるため、
制御システムの大巾な簡素化となる。
(5)従来の埋込ダクト方式に比べ、保守・点検性が大
[11に改善される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、発熱源であるプール廻りの床面から上
方にエアーカーテンを形成し、プールから発生する放射
性汚染物質の拡散を防止して汚染気体を効率よく捕捉す
るように構成したので、建屋内において放射性物質によ
るlり染を防止しすることができ、定検時等における作
業員の被曝低減を計ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の建屋内の汚染気体のtuft捉装置を
示す系統図、第2図は第1図の平面断面図、第3図は第
2図のA−A’線断面図、第4図、第5図、第8図〜第
11図、及び第13図〜第14図はそれぞれ第2図の1
3− B ’線断面図に相当するもので、本発明の詳細
な説明する図、第6図はプ−ル面近傍での放射性汚染物
質の相対濃度と給気ダクトの開口部での吹き出し速度と
の関係を示す線図、第7図は天井面近傍での放射性汚染
物質の相対濃度と給気ダクトの開口部での吹き出し速度
との関係を示す線図、第12図は排気ダクトの一例を示
す断面図、第15図は本発明装置の他の実施例を示す系
統図、第16図は従来の換気空調設備を示す原子炉建屋
の平面図、第17図及び第18図はそれぞれ第16図の
E−E’線断面図、第19図及び第20図はそれぞれ第
16図のF −F′線断面図及びG−G’線断面図、第
21図は第17図のT−I −H’線断面図、第22図
、第23図及び第24図はそれぞれ第5図、第18図及
び第20図に対応した図、第25図は天井面近傍の汚染
物質相対濃度を示す線図、第26図は第2図のB−B’
線断面図に相当する図で本発明のさらに他の実施例を示
すものである。 1・・原子炉ウェル、2・・ドライヤ・セパレータ機器
仮置プール、3・・・使用済燃料貯蔵プール、4・・・
給気ダクト、5・・・排気ダクト、6・・・天井トラス
。 7・・・埋込ダクト、8・・・汚染空気、9・・・慣性
力、10・・・浮力、11・・給気口、12・・・排気
口、15・・・ダンパー、20・・プール、30・・・
鋳物、31・・・鋳型、40・・・換気装置、41・・
・送風機、42・・・吸引装置、43・・・フィルター
、50・・・粉塵等の汚染気体。 −一 代理人 弁理士 小 川 勝 男   ・−−−I 蟲  1ffi 第 S 口 吹きとし速度(lっ 早 7a 吹きとし速度(lす 第 10 凹 /S 早 74 口 5e 早 15  図 第 16  国 早 /8 口 第20  日 第 2/  5 第 22  図 h                     ci・
第 26  口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部に発熱源を有する建屋内において、空気を上向
    きに流出させる給気口を前記発熱源を囲むように設け、
    該給気口を給気ダクトを介して送風機に接続し、前記発
    熱源の上方には汚染気体を排気する排気口を設け、該排
    気口を排気ダクトを介して吸引装置に接続したことを特
    徴とする建屋内の汚染気体の捕捉装置。 2、特許請求範囲の第1項において、排気口を複数の開
    口部に分割し、給気口の上方に位置する開口部の流動抵
    抗を発熱源の上方に位置する開口部の流動抵抗より小さ
    くし、給気口の上方に位置する開口部での排気速度を発
    熱源の上方に位置する開口部での排気速度よりも大きく
    したことを特徴とする建屋内の汚染気体の捕捉装置。 3、特許請求の範囲第1項において、給気口の開口部の
    向きを鉛直方向から発熱源の中心方向に一定の角度だけ
    傾けたことを特徴とする建屋内の汚染気体の捕捉装置。
JP60269290A 1985-12-02 1985-12-02 建屋内の汚染気体の捕捉装置 Granted JPS62129735A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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