JPS62127068A - プリアクシヨン式スプリンクラ消火設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 この発明はプリアクション式スプリンクラ消火設備の改
良に関するものである。

〈従来技術〉 ブリアクシリン式スプリンクラ消火設備は、各警戒地区
に火災感知器と閉鎖型スプリンクラヘッドとを設け、更
にスプリンクラヘッドを加圧開、減圧開の制御弁、所謂
消防法で言われる流水検知装置を介して消火薬水などの
送液装置に接続し、制御弁の１次側に加圧水を２次側に
圧縮空気が充填される。そして火災により火災感知器が
動作すると、水用の電磁弁を介して制御弁に加圧水を導
入するなどして制御弁を開放し、火災による熱で開栓さ
れたヘッドより消火薬水を放出させる。

従って、各警戒地区のへノドが機械的な衝撃などによっ
て開栓されても、火災を知器が動作しない限り消火薬水
が放出されないので、水…を嫌う半導体工場などの防火
対象物に好適である。

〈従来技術の問題点〉 しかし上記設備においては、制御弁を開閉する加圧水の
導水あるいは排水を火災感知器で制御■される電磁弁そ
れ自体で行うようにしており、またその電源は低電圧・
少電流の火災感知器の電源を利用していたので、それに
伴い小形の流過口径の小さな電磁弁を使用せざるを得な
かった。従って、試験などを繰り返し行うと、錆などに
より水路が詰まり、火災時に制御弁に加圧水が導水ある
いは排水できず正常に動作しない虞れがあった。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は上記の点にかんがみ、制御弁を開閉する加圧水
の制御を制御弁の２次側を加圧する圧縮空気と同じ圧縮
空気源とする圧縮空気で開閉されるエアーバイロフト弁
により制御し、エアーパイロット弁は上記火災感知器の
動作により制御される電磁弁により開閉を制御するよう
にしたものである。

く　　　作　　　用　　　〉 火災により火災感知器が動作すると、ｔｕｆｆ弁が動作
しエアーパイロット弁の圧縮空気が排出され加圧水が制
御弁に導入され制御弁が開放する。これにより消火薬水
は開栓されたスプリンクラヘッドから放出される。

この際、エアーパイロット弁は圧縮空気で制御されるの
で、加圧水が流通する弁口は電磁弁自体を使用したもの
に比べ充分に大きなものが選ばれており、また電磁弁は
圧縮空気が流通するだけであるので、錆などによる目詰
はなくスムースに制御される。

く　　実　　施　　例　　〉 図において、１は閉鎖型のスプリンクラヘッド、２は熱
感知器で、それぞれ各警戒地区の天井面に設けられ、配
管３を通じて流水検知装置などの制御弁４に、また電路
５を通じて操作盤６に接続される。

制御弁４は、１火室４１と２火室４２と、これら室を区
画する弁体４３と、それと連結されたピストン４４と、
蓄圧室４５とより構成される。

７は弁４の１次側４１に接続された配管で、その他端は
送水装置８と接続される。送水装置８は、ポンプ８１と
モータ８２とより構成され、モータ８２は操作盤６と接
続される。

９はエアーコンプレッサで、仕切弁１０．４に、ｆ／ｅ
ｌＪの圧縮空気に調整するレギュレータ１１、配管１２
、仕切弁１３．１４ｇｆ／ｃ＋Ｊの圧縮空気に調整する
レギュレータ１４、バイパス用の仕切弁１５を備えたオ
リフィス１６および逆止弁１７を通して配管３と接続さ
れる。

１８はエアーパイロット弁で、１火室１８１．２火室１
８２、蓄圧室１８３および１次室と２次室とを区画する
ダイヤフラム１８４とより構成され、１次室は導管を介
して弁４の１火室４１に、２火室１８２は導管を介して
弁４の蓄圧室４５に接続される。

また蓄圧室１８３は空気用の３方向切換の電磁弁１９と
逆止弁２０を介して仕切弁１３の２次側に接続される。

さらに２１．２２および２３は圧力スイッチで、２１は
配管７の水圧の低下を検出しポンプ８１を起動するため
に設けられたもので、圧力空気槽２４に設けられ、電路
を通じて操作盤６と接続される。

２２は制御弁４が開放し消火薬水が２次側へと流れる流
水を検知するために設けられたもので、弁座に設けられ
た小口と連通された導管に設けられ、電路を通じて操作
盤６に接続される。２３は配管３に充填された圧縮空気
の圧力低下を検出するために設けられたもので、電路を
通じて操作盤６に接続される。

次に上記設備の動作を説明する。

図の状態は監視状態を示すもので、制御弁４の１火室４
１および配管７には送水装置８よりの加圧水が、またそ
の２火室４２および配管３には、コンプレッサ９よりの
圧縮空気がレギュレータ１１および１４により１ｋｇｆ
／ｃｄに減圧され充填されている。また４ｋｇｆ／ｃ＋
４の圧縮空気が逆止弁２０および電磁弁１９を介してエ
アーパイロット弁１８の蓄圧室１８３に加わり、ダイヤ
フラム１８４が図示のような位置にあるので、制御弁４
の１火室４１よりの圧力水はエアーパイロット弁１８の
１火室１８１で遮断されている。

この状態において火災が発生し熱感知器２が動作すると
、操作盤６を介して電磁弁１９が動作し、エアーパイロ
ット弁１８の蓄圧室１８３の圧縮空気が大気に排出され
、ダイヤフラム１８４は点線図示のような状態になる。

このようにエアーバイロフト弁１８が開くと、制御弁４
の１次側の圧力水が２火室１８２を通じて弁４の蓄圧室
４５に流れピストン４４が図の左方向に摺動し弁が開き
、配管７の圧力水は１火室４１．２火室４２を介して配
管３へと流れる。さらに火災が拡大し高温になリスプリ
ンクラヘッド１のメタルがその熱により溶は開栓される
と、消火薬水がヘッド１より放出され始める。これによ
り配管７の圧力が低下するが、直ちにこの圧力低下が圧
力スイッチ２１で検出されポンプ８１が起動し、続けて
圧力水が開栓されたヘッド１から放出され続ける。

また制御弁４の弁座に設けられた小口に圧力水が流入し
圧力スイノチ２２が動作し、操作盤６に弁４が開放され
たことを報知する。

一方監視状態において、スプリンクラヘッド１が機械的
衝撃などにより開栓されると、圧縮空気が放出され配管
３の圧力が低下する。この圧力低下は圧力スイッチ２３
により検出され、操作盤６において異常状態が表示され
る。しかしこの場合は、感知器２は動作しないので、を
磁弁１９は動作せず制御弁４は開かれず、誤放水は防止
される。

上記実施例では加圧間のピストン式の制御弁を使用した
が、減圧開のピストン式の制御弁を使用する場合は、蓄
圧室の圧力水をエアーバイロフト弁を介して排出するよ
うにし、エアーパイロット弁は上記実施例と同様に空気
用の電磁弁によりその開閉を制御するようにすればよい
。

また上記実施例の制御弁４には、消防法で定める流水検
知装置としての機能を満足させるために圧力スイッチ２
２を設けるようにしたが、弁の開放状態を報知する必要
がない場合は、弁座の小口および圧力スイノチ２２など
を省略することができる。

〈　　　効　　　果　　　〉 この発明の消火装置は以上説明したように、制御弁を開
閉する加圧水の制御を制御弁の２次側に充填される圧縮
空気源で制御される水用電磁弁に比べ流通口径が大きく
取れるエアーパイロット弁で行うようにしたので、鯖な
どによる目詰がなくなり確実に開閉動作が行われるプリ
アクション式スプリンクラ消火設備が得られる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明のブリアクション式スプリンクラ消火設
備の一実施例の系統図である。 １・・・スプリンクラヘッド、２・・・熱感知器、４・
・・制御弁、６・・・操作盤、８・・・送水装置、９・
・・エアーコンプレッサ、１８・・・エアーパイロット
弁、１９・・・を磁弁。 特許８肖１人能美防災工業株式会社 送Ｉ４ｉ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各警戒地区に火災感知器と閉鎖型スプリンクラヘッドと
   が設けられ、スプリンクラヘッドは加圧開あるいは減圧
   開のピストン式の制御弁を介して消火薬水などの送液装
   置に接続され、上記制御弁の１次側に加圧水が２次側に
   圧縮空気が充填され、火災による火災感知器の動作によ
   り上記制御弁が開かれ火災の熱により開栓されたスプリ
   ンクラヘッドより消火薬水が放出され、また２次側の圧
   縮空気の圧力が低下すると異常警報が発せられるプリア
   クション式スプリンクラ消火設備において、上記制御弁
   を開閉する加圧水が上記２次側を加圧する圧縮空気で開
   閉されるエアーパイロット弁により制御され、エアーパ
   イロット弁は上記火災感知器の動作により制御される電
   磁弁により開閉が制御されることを特徴とするプリアク
   ション式スプリンクラ消火設備。