JPS6368B2 - - Google Patents

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JPS6368B2
JPS6368B2 JP16226884A JP16226884A JPS6368B2 JP S6368 B2 JPS6368 B2 JP S6368B2 JP 16226884 A JP16226884 A JP 16226884A JP 16226884 A JP16226884 A JP 16226884A JP S6368 B2 JPS6368 B2 JP S6368B2
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JP
Japan
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valve
starting
container
starting circuit
gas
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JP16226884A
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English (en)
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JPS6137268A (ja
Inventor
Juzo Mori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koatsu Gas Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Koatsu Gas Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koatsu Gas Kogyo Co Ltd filed Critical Koatsu Gas Kogyo Co Ltd
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は消火設備における起動用ガス回路(起
動回路という)に加圧空気を継続的に流してフロ
ースイツチから放出し、フロースイツチの空気流
量に基づいて常時監視できるように構成した起動
回路に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
一般に消火設備は設置されたのち使用される機
会が非常に少なく、このため1年に1回程度は外
観検査や性能検査を行う必要がある。又従来の消
火設備は消火剤を充填した高圧容器を専用の容器
室に置いていたが、近年は場所的な制約や設備費
等の関係から高圧容器を消火対象区域に配置し、
各容器弁の開放装置に起動回路を接続するように
なつた。ところで容器弁の開放装置が電気式の場
合は配線系統の断線や短絡を検出しやすいが、開
放装置の本体である電磁弁が正常に動くかどうか
の確認が困難である。又起動ガスを用いて容器弁
を開放する場合、起動ガスの流入管しかもつてい
ない容器弁では起動ガス容器と各容器を結ぶ配管
が1本ずつ別々に走ることになるから、点検のた
め起動ガスの代りに試験ガスを加えても開放装置
自体の性能を確認しない限り起動ガスの配管が正
常かどうかについて不安が残る。
本発明者はさきに消火設備における起動回路の
試験装置(特公昭57−28590号)を開発した。こ
の先行技術は消火剤を充填して消火対象区域に配
置される高圧容器の容器弁に起動シリンダとステ
ム付きピストンからなる開放装置を付設し、起動
ガスにより開放装置のピストンを押下げてそのス
テムで容器弁の弁体を弁座から離し、開放装置に
流入管と流出管を設けてすべての容器弁の開放装
置を1本の起動回路で直列に接続し、起動回路の
一端に三方弁を介して起動ガス容器と試験ガス容
器を接続し、起動回路の他端には圧力計のみ又は
三方弁を介して圧力計と起動ガス容器を接続して
おり、1本の起動回路に試験ガスを流してその圧
力を圧力計に指示させることにより、起動回路の
点検を確実にかつ簡単に行ない、従来装置の欠点
を解消することに成功した。しかしこの先行技術
は点検の際にしか起動回路が故障しているかどう
かを確認できないという問題点がある。本発明の
目的はこのような問題点を解決した消火設備にお
ける起動回路を提供することにある。
〔問題点の解決手段〕
本発明は消火剤を充填して消火対象区域に配置
される多数の高圧容器に弁体を押下げて弁座を開
く容器弁を取付け、この容器弁の上面に起動シリ
ンダとステム付きピストンからなる開放装置を付
設してステムを容器弁の弁体に接近させ、開放装
置に流入管と流出管を設けてすべての容器弁の開
放装置を1本の起動回路で直列に接続し、起動回
路の一端に三方弁を介して起動ガス容器と加圧空
気源を接続し、起動回路の他端にフロースイツチ
を接続したもので、一連の起動回路に加圧空気を
継続的に流してフロースイツチから放出し、フロ
ースイツチの空気流量に基づいて起動回路を常時
監視できるようにしたのである。本発明の実施態
様は起動回路の他端にも起動ガス容器を設け、こ
の容器とフロースイツチを三方弁を介して起動回
路の他端に接続する。
〔実施例〕
図面に示す実施例において、1…は口金に容器
弁2を螺合した多数の高圧容器で、二酸化炭素や
ハロン1301等の消火剤を充填して消火対象区域に
配置する。各容器弁2は側面から出る導管3に放
出ノズル4を接続し、弁室内の中腹の段面に環状
突起の弁座を有し、弁室の下部に装入した弁体を
弁ばねで弁座に圧接させて高圧容器1を閉塞す
る。5は容器弁2の上面に付設した開放装置で、
内部の短い起動シリンダにステム付きピストンを
嵌合して上室と下室に分け、上室に起動ガスの流
入管6と流出管7を接続すると共に下室にシリン
ダを押上げるばねを装入し、ステムを容器弁の弁
室内へ挿入して弁体の上面に接近させる。今起動
ガスがその容器(後記)から送出されると一部は
流入管6から起動シリンダの上室へ入つてピスト
ンを押下げ、起動ガスの残りは流出管7から隣位
の容器弁の開放装置へ流入し、各開放装置は起動
シリンダ内のピストンによりステムを介して容器
弁の弁体を押下げるので、容器弁2の弁座が開い
て各高圧容器1…は消火剤を放出する。この場合
開放装置5の最小動作圧力を例えば5〜10Kgf/
cm2、最大不動作圧力を例えば2〜3Kgf/cm2に設計
することは容易である。このような容器弁2とそ
の開放装置5は公知のものと同じであるからその
詳細な図示説明を省略する。
消火剤を充填した高圧容器1を上記の如く消火
対象区域に配置し、各容器弁2に付設された開放
装置5の流入管6と流出管7を1本のガス配管
(起動回路という)10にて直列に接続し、起動
回路の始端と終端になるべく短い始端配管11と
終端配管12を連結する。13は起動ガスを充填
した容器で、ソレノイド15を有する電磁式起動
弁14をその口金に螺合し、起動弁の流出口を始
端配管11に接続する。16も起動ガスを充填し
た容器で、ソレノイド18を有する電磁式起動弁
17をその口金に螺合し、起動弁の流出口を終端
配管12に連結しかつこの配管に安全弁19とリ
ーク弁20を接続する。以上の構成は先行技術
(特公昭57−28590号)と同じである。
21は蓄圧器22に連結した空気圧縮機で、こ
の蓄圧器を不還弁23を経て送り配管24に接続
し、送り配管24に減圧弁25と安全弁26を挿
入し、戻り配管27の終端にフロースイツチ28
を接続する。30と31は2つの三方弁で、電磁
式操作器32により連動し、三方弁30に起動回
路10の始端と始端配管11及び送り配管24を
接続し、三方弁31に起動回路10の終端と終端
配管12及び戻り配管27を接続する。33は予
備ガス(窒素ガス)を充填した予備容器で、これ
の口金に螺合した手動式止め弁34を減圧弁25
の手前にて送り配管24に接続する。
本発明の実施例は以上の構成からなり、平常は
第1図に示す如く三方弁30は起動配管10の始
端を送り配管24に連ね、三方弁31は起動配管
の終端と戻り配管27を連結し、始端配管11と
終端配管12を遊ばせている。空気圧縮機21は
常時運転して加圧空気を蓄圧器22へ送込み、こ
の加圧空気は不還弁21を経て送り配管24に入
り、減圧弁25で0.1Kgf/cm2に調整されたのち、
三方弁30を経て起動回路10へその始端から流
入する。加圧空気は各容器弁の開放装置5を順次
に流れて起動回路10の終端に至り、三方弁31
から戻り配管27へ入つて最終的にフロースイツ
チ28から大気中に放出される。
起動回路10がその全長にわたつて正常の場
合、即ちどの部分にも破損、詰り、ガス洩れ等の
異常がない場合は、フロースイツチ28を通過す
る空気流量は設定範囲内に納まるのでフロースイ
ツチ28は作動しない。もし起動回路10に何ら
かの異常があると、空気流量が減少して設定範囲
の下側へはずれるので、浮子Fによりフロースイ
ツチの下の近接スイツチLが働いてフロースイツ
チ28から制御盤(図示なし)へ異常信号を送
る。何らかの原因で空気圧縮機21が故障して加
圧空気の圧力が低下した場合も同じである。又、
減圧弁25に異常が生じて加圧空気の圧力が上昇
した場合は、空気流量が増加してフロースイツチ
の設定範囲の上側へはずれるので、浮子Fにより
フロースイツチの上の近接スイツチHが働いてフ
ロースイツチ28から制御盤に異常信号を送る。
制御盤はフロースイツチから異常信号を受ける
と警報を発するので、起動回路10に故障を生じ
た時それが直ちに判明する。この結果起動回路の
故障の有無を常時監視できることになり、故障を
生じた場合にその個所を修理することにより消火
設備の正常な動作を確保しうる。なお、停電その
他により空気圧縮機21が故障した場合は手動で
止め弁34を開き、予備容器33から予備ガスを
放出して加圧ガスと同じ働きをさせる。又加圧ガ
スの圧力を開放装置5の最大不動作圧力よりもか
なり低くしておくから、この加圧ガスにより消火
設備が誤つて動作することはないし、何らかの原
因により加圧ガスの圧力が高くなると安全弁26
が過剰な加圧ガスを大気中へ逃がして消火設備の
誤動作を防止する。
火災が発生した場合は火災感知器(図示なし)
の信号を受けて操作器32により又は手動で三方
弁30,31を切換え、第2図に示す如く三方弁
30は送り配管24を切離して起動回路10の始
端と始端配管11を連結し、三方弁31は戻り配
管27を切離して起動回路の終端と終端配管12
を連結する。火災の発生によりソレノイド15,
18が付勢され、このソレノイド又は手動で起動
弁14,17が開くと、起動ガスが容器13,1
6から放出されてそれぞれ始端配管11及び終端
配管12に入り、この起動ガスは三方弁30,3
1を通つて起動回路10へその両端から流入し、
各容器弁2の開放装置5を順次に流れて起動回路
10と起動シリンダに充満し、そのガス圧が起動
シリンダ内のピストンを押下げるので、容器弁2
の弁座が開いて高圧容器1…はほゞ一斉に消火剤
を放出する。
こゝに多数の高圧容器を有する大規模の消火設
備は起動回路10が極めて長くなり、このため起
動回路及び各開放装置5の起動シリンダ内に起動
ガスが充満するにかなりの時間を要することにな
る。従つて大規模な消火設備には起動回路10の
両端に起動ガス容器13,16を接続した本実施
例が適するが、起動回路10がそれほど長くなけ
ればその始端配管11又は終端配管12のいずれ
か一方に起動ガス容器を接続して残りの配管は蓋
板で閉塞した方が設備費の点で有利である。又本
実施例における始端配管11と終端配管12の呼
び方を代えても実質上何らの変化も生じない。
以上は本発明の実施例を説明したもので、本発
明はこの実施例に限定されることなく発明の要旨
内において設計変更できる。
本発明においては消火剤を充填して消火対象区
域に配置される高圧容器の容器弁に起動シリンダ
とステム付きピストンからなる開放装置を付設
し、起動ガスにより開放装置のピストンを押下げ
てそのステムで容器弁の弁体を弁座から離し、開
放装置に流入管と流出管を設けてすべての容器弁
の開放装置を1本の起動回路で直列に接続し、起
動回路の一端に三方弁を介して起動ガス容器と加
圧空気源を接続し、起動回路の他端にはフロース
イツチのみ又は三方弁を介してフロースイツチと
起動ガス容器を接続しており、一連の起動回路に
加圧空気を継続的に流してフロースイツチから放
出させるようにしたから、フロースイツチの空気
流量に基づいて起動回路を常時監視して破損、詰
り、ガス洩れ等の異常を直ちに見付けることがで
き、故障が見付かり次第その個所を修理すること
により、消火設備の正常な動作を確保しうる効果
を有す。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は平常時の配管系統図、第2図は火災発生時の配
管系統図である。 なお、1は高圧容器、2は容器弁、5はその開
放装置、6は流入管、7は流出管、10は起動回
路、13と16は起動ガス容器、21と22は加
圧ガス発生源、28はフロースイツチ、30と3
1は三方弁である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 消火剤を充填して消火対象区域に配置される
    多数の高圧容器に弁体を押下げて弁座を開く容器
    弁を取付け、この容器弁の上面に起動シリンダと
    ステム付きピストンからなる開放装置を付設して
    ステムを容器弁の弁体に接近させ、開放装置に流
    入管と流出管を設けてすべての容器弁の開放装置
    を1本の起動回路で直列に接続し、起動回路の一
    端に三方弁を介して起動ガス容器と加圧空気源を
    接続し、起動回路の他端にフロースイツチを接続
    したことを特徴とする消火設備における起動回
    路。 2 起動回路の他端にも起動ガス容器を設け、こ
    の容器とフロースイツチを三方弁を介して起動回
    路の他端に接続した特許請求の範囲第1項に記載
    の消火設備における起動回路。
JP16226884A 1984-07-31 1984-07-31 消火設備における起動回路 Granted JPS6137268A (ja)

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JPS6137268A JPS6137268A (ja) 1986-02-22
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JPS6137268A (ja) 1986-02-22

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