JPS62124923A - 改良されたベント式射出成形機 - Google Patents

改良されたベント式射出成形機

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JPS62124923A
JPS62124923A JP26648385A JP26648385A JPS62124923A JP S62124923 A JPS62124923 A JP S62124923A JP 26648385 A JP26648385 A JP 26648385A JP 26648385 A JP26648385 A JP 26648385A JP S62124923 A JPS62124923 A JP S62124923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
vent hole
injection molding
plug
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP26648385A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Moriwaki
森脇 毅
Yoshiyuki Nose
能瀬 良幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kishimoto Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kishimoto Sangyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kishimoto Sangyo Co Ltd filed Critical Kishimoto Sangyo Co Ltd
Priority to JP26648385A priority Critical patent/JPS62124923A/ja
Publication of JPS62124923A publication Critical patent/JPS62124923A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、合成樹脂用射出成形機に係り、更に詳しくは
シリンダーに、ベント孔(脱気孔)を有するヘン1一式
射出成形機の改良に関するものである。
(b)従来の技術 従来、多くのプラスチック材料は、吸水性を有する為、
射出成形を行うに際して事前に予備乾燥を行う必要があ
る。
即ち水分を含有したま\成形すると成形品表面に銀条を
発生したり、又は成形品内部に気泡を生じたりして成形
品の不良化を招くのみならず、例えばポリカーボネート
やポリエチレンテレフタレー1のような材料の場合は、
加水分解反応により主鎖の切断をおこし、大幅に物性が
低下する。
更に近年、強化材や充填材を配合したプラスチック材料
の普及が目覚ましいが、これらの強化材や充填材にも表
面に水分を吸着し”ζいたり、又ある程度の吸水性のも
のがあり、且つ一般に強化材料は高温度で成形加工され
ることが多い為、僅かの残留水分でも成形品の外観や物
性に与える。k 4.pは大きくなる。
又、このような吸水性の充填材等は、ポリエチレンやポ
リプロピレン等の非吸水性の材チ、[に配合した場合に
も水分による上述のような悪影雪を生じる。
この為に、従来一般に熱風式乾燥器、除湿式熱風乾燥器
、真空乾燥器等を使用して予備乾燥を行った後に射出成
形を行うが、これらの乾燥器は比較的高価な設備であり
、且つ多量の電力を消費するのみならず、気象環境によ
っては十分に材料を乾燥することが困難であり、更に乾
燥の程度が再現性に乏しい点がある為、不測の製品不良
を生じるおそれがあった。
又、この他、プラスチック材料が成形機シリンダー内で
加熱される際、部分的に分解してガスを発生し、これが
水分の場合と同様に、成形品の表面状態の不良や、気泡
発生等の製品不良の原因となる。特にこの現象が顕著な
材料として、メタアクリル樹脂等がある。
上記のような、成形材料を予備乾燥する方法の欠壱を解
決する為、射出成形機のシリンダーにベント孔(脱気孔
)を設け、発生した水蒸気、分解ガス等を大気中に放出
することにより、或いは真空で吸引することにより、成
形工程中に連続して脱気する方法、所謂ベント式射出成
形法が開発されているが、後述するように種々の問題点
がある為未だ普及するに至っていない。
(C)発明が解決しようとする問題点 ベント式の成形法は、押出成形法においては、古くから
採用、実施されており、大きな効果を発揮することが実
証されている。
然しながら、同様の方法が、スクリューインライン式射
出成形機にも採用されたが、射出成形機の場合には、主
として作業の安定性に問題がある為、未だ一般的に利用
されていない。
即ち、この問題点は、成形工程中に、シリンダー中の溶
融樹脂が、ベント孔より溢出し、ベント孔を閉塞する現
象がしばしば発生し、安定した脱気効果が期待されない
点であった。
これは、押出機の場合は、運転中はスクリューは一定速
度で連続回転し、溶融樹脂は連続して前方へ搬送される
為、ベント孔下部をスクリューフライトに押されて通過
し、水分やj;1発物は連続してベント孔より脱気され
る。
即ち、押出機では、常に定常状態で運転が行われる為、
ベント孔より溶融樹脂が浴出蓄積等することがないから
である。
これに対し、スクリューインライン式射出成形機におい
ては、スクリューは材料供給、可塑化の役割を果たす点
においては押出機の場合と同じであるが、一定量の熔融
材料が可塑化され、後退したスクリューの前方に計量さ
れて溜った後に、スクリューは油圧等により前方へ圧送
され、スクリュー先端部に計量された材料を高圧、高速
で金型内へ射出する役割を果たす。そして次の材料供給
、可塑化は、金型内へ射出された材料が冷却固化する間
に行われるが、この時間は、成形サイクルを一定に保つ
必要上、冷却所要時間よりも多少短くなるように設定さ
れる。
その結果、計量工程が終了すると一旦スクリユーは回転
を停止し、射出工程が終了すると再び回転を開始する。
この際スクリューが回転している時間と停止している時
間の比率は、多くの場合1:4乃至1:lの間である。
スクリューが停止している間、ベント孔下部の材料は水
分等の揮発により発泡、膨張し、ベント孔内に盛り上り
易く、この盛り上った材料はスクリュー山の外にあり、
しかもシリンダー内壁に接していない為、次のスクリュ
ー回転によりスクリューに巻き込まれて前方へ搬送され
ない場合が生じる。この現象が繰返されると、ベント孔
に溶融樹脂が蓄積しついには完全にベント孔を閉塞する
そしてこの状態のもとでは、もはや脱気は行われなくな
る。
この傾向は、特にベント孔を真空乃至減圧状態にて揮発
物を強力に吸引除去することを試みる場合に一層顕著に
なる。
即ち、ベント孔下部の溶融材料は、真空乃至減圧下にお
いては、より人口の揮発物が放出される結果、著しく体
積が増大し、ヘント孔を容易に閉塞する。従って、射出
成形の場合は、シリンダーにベント孔を設りた、いわゆ
るベント式射出成形機の運転は、ベンl一孔を大気中に
開放して、揮発物を大気中に自然放散させる運転条件し
か採用出来ず、その場合でも尚ベン1〜孔が閉塞される
ことにより成形作業の中断を起こしたり、或いはベント
孔閉塞に気づかぬ侭に作業を続けて、成形品中に脱気効
果不十分に起因する不良品発生のおそれが生じた。
更に、大気中への揮発物の自然放散によっては、微量の
永う)の存在により、ポリマー主鎖の切断を牛しるよう
な加水分解反応を起こす材料の場合には、十分の脱気効
果が得られない。
その為、止むを得ず乾燥装置を併用するような手段をと
らねばならず、設備上或いは省エネルギー上、有利性を
発揮できないのが実状である。
本発明前は、従来のヘンF式スクリューインライン式射
出成形機の上記のような問題点を解決し、安定した成形
作業を行い得る、改良されたベント式射出成形機を提供
することを目的とし鋭急研究の結果、本発明を完成した
ものである。
((])問題点を解決する為の手段及びその作用以下に
、本発明において講じた手段について、本発明の構成を
図面に示された実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図は、射出工程が終了し、スクリューが回転して+
A料を可塑化、計量している状態の本発明に係るベンl
一式射出成形機実施例の部分断面図である。
この工程中プラグ(4)は油圧シリンダー等(図示せず
)により上方に引き」二げられベント孔(3)は開口し
ている。
溶融材料から発生した揮発分は、ペント部チャンバー(
5)から配管(6)を経て真空ポンプ(図示せず)によ
り吸引される。この工程中は、熔融材料は連続して前方
へ搬送され、ベント孔の下のスクリ工−からベント孔へ
盛り上ることがない。
第2図は同じく計量が終了した状態の断面図である。
計量が終了すると、スクリューの回転が停止し、これに
連動してプラグ(4)がベント孔(3)に侵入嵌合し、
ヘンl一孔(3)を閉塞する。
冷却工程が終了し、金型が開いて成形品が離型し、金型
が閉じると、射出工程に入り、スクリューが前進する。
射出工程が終了しで、冷却工程に入ると、スクリューは
回転を開始し、これに連動して、プラグ(4)は引き上
げられ第1図の状態に復帰する。
Hll 13、従来のヘンl一式射出成形機でしばしば
見られるスクリュー停止時の溶融材料によるベント孔の
閉塞は、その都度プラグ(4)により自動的に・ベント
孔が塞がれて完全に防止される。
以上の操作を繰り返すことにより、溶融材料はベント部
シリンダーを通過する時に真空で脱気された後針♀部(
7)に溜り、射出工程に移行される為、水分やポリマー
の熱分解などにより発生した揮発分は1′分に脱気され
た状態で金型内に射出されるのである。
(e)発明の効果 上述したように、この発明に係る構造による改良された
一ント式射出成形機は、上背に脱気された樹脂材料を安
定的に成形することにより、予備乾燥装置等を用いるこ
となく、成形品の表面状態の向上、成形品内部の気泡発
生の防止等を達成し、更に重要なことは、加水分解を起
こし易いポリマーにおいて強度、伸度の著しい向上が認
められる等極めて大きな効果を示すものである。
勿論この発明は、ベント孔より真空若しくは減圧ご吸引
しない自然放散の運転条件においても、ベント孔は溶融
材料により閉塞されることがない為、安定した脱気状態
で運転を行うことが出来る。
更に、この発明に係る構造は、簡単な部品と工作により
従来のベント式射出成形機に簡易に取付けることが出来
、運転も成形機のりミツトスイッチに接続することによ
り、自動化が容易である等その工業的利用価値に極めて
人である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る改良されたベント式射出成形機実
施例の部分断面図である。 第1図は、射出工程が終了し、スクリューが回転し、1
4月を可塑化、計量している状態(ヘント孔開口)を示
し、第2図は計量が終了した状態(ペン1〜孔閉塞)を
示す。 図中

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリンダーに脱気用ベント孔を設けた、ベント式射出成
    形機において、該ベント孔に、スクリュー停止と連動し
    て閉塞し、且つスクリュー回転と連動して開口するプラ
    グを設けたことを特徴とするベント式射出成形機。
JP26648385A 1985-11-26 1985-11-26 改良されたベント式射出成形機 Pending JPS62124923A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26648385A JPS62124923A (ja) 1985-11-26 1985-11-26 改良されたベント式射出成形機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26648385A JPS62124923A (ja) 1985-11-26 1985-11-26 改良されたベント式射出成形機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62124923A true JPS62124923A (ja) 1987-06-06

Family

ID=17431558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26648385A Pending JPS62124923A (ja) 1985-11-26 1985-11-26 改良されたベント式射出成形機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0760803A (ja) * 1993-08-24 1995-03-07 Nissei Plastics Ind Co 未乾燥のポリエチレンテレフタレートの射出成形方法
KR101242130B1 (ko) 2010-07-29 2013-03-11 이점석 사출기용 스크루실린더의 가스배출장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018528A (ja) * 1983-06-09 1985-01-30 ダブリユー・アール・グレイス・アンド・カンパニー−コネチカツト ポリアミドアミンポリアミンの製法

Patent Citations (1)

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