JPS62124810A - 鋼板の端面加工方法 - Google Patents
鋼板の端面加工方法Info
- Publication number
- JPS62124810A JPS62124810A JP26564785A JP26564785A JPS62124810A JP S62124810 A JPS62124810 A JP S62124810A JP 26564785 A JP26564785 A JP 26564785A JP 26564785 A JP26564785 A JP 26564785A JP S62124810 A JPS62124810 A JP S62124810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- cutter
- cutting
- conical surface
- milling cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、鋼板幅を一定にトリミングするために、鋼
板端部をフライスカッターにより切削する鋼板の端面加
工方法に関するものである。
板端部をフライスカッターにより切削する鋼板の端面加
工方法に関するものである。
(従来技術とその間頂点)
フライスカッターで鋼板端部を加工する方法は、鋼管製
造ライン等で採用されているが、そのライン速度は10
0mpm以下であり、これよりライン速度の速い100
〜400mpmの鋼板処理ラインでは、歩留りの悪い丸
刃ナイフによる剪断方式が一般的である。したがって、
このような速いライン速度においても、歩留りの悪い丸
刃ナイフに代えて、フライスカッターを使用することが
望まれている。
造ライン等で採用されているが、そのライン速度は10
0mpm以下であり、これよりライン速度の速い100
〜400mpmの鋼板処理ラインでは、歩留りの悪い丸
刃ナイフによる剪断方式が一般的である。したがって、
このような速いライン速度においても、歩留りの悪い丸
刃ナイフに代えて、フライスカッターを使用することが
望まれている。
従来のこの種のフライスカッタ一方式としては第9図に
示す円筒形フライスカッター50を水平にして切削する
方式、第10図に示す円筒形フライスカッター50を傾
斜させて切削する方式(特開昭60−99511号参照
)、第11図、第12図に示す円錐形フライスカッター
51の円錐面で切削する方式(特開昭58−16001
1号参照)などがある。
示す円筒形フライスカッター50を水平にして切削する
方式、第10図に示す円筒形フライスカッター50を傾
斜させて切削する方式(特開昭60−99511号参照
)、第11図、第12図に示す円錐形フライスカッター
51の円錐面で切削する方式(特開昭58−16001
1号参照)などがある。
ここで、カッターの鋼板のつくる平面における切断面の
曲率半径を倍にしたものを、相当カッター径D′ と呼
んでおり、この値が大きい程、同一速度で切屑厚さが小
さくなり、同一の切屑厚さの条件では、高速運転が可能
となる(第5図参照)。
曲率半径を倍にしたものを、相当カッター径D′ と呼
んでおり、この値が大きい程、同一速度で切屑厚さが小
さくなり、同一の切屑厚さの条件では、高速運転が可能
となる(第5図参照)。
従来の方式での切断面は、それぞれ第7図の方式では円
、第10図の方式では楕円、第11図、第12図の方式
では双曲線であり、カッター径がそれぞれ同径とすれば
、順に相当カッター径D′を大きくすることができ、第
11図、第12図の円錐形フライスカッタ一方式がより
高速の加工が可能となる。
、第10図の方式では楕円、第11図、第12図の方式
では双曲線であり、カッター径がそれぞれ同径とすれば
、順に相当カッター径D′を大きくすることができ、第
11図、第12図の円錐形フライスカッタ一方式がより
高速の加工が可能となる。
しかしながら、このような円錐形フライスカッタ一方式
の場合、切削域Eに対する1刃の使用範囲が狭いため、
カッター寿命が短いという問題点がある。
の場合、切削域Eに対する1刃の使用範囲が狭いため、
カッター寿命が短いという問題点がある。
また、第10図の傾斜円筒形フライスカッタ一方式では
、カッター寿命を比較的延長させることができるものの
、相当カッター径D′が小さいため、ライン速度を下げ
て生産能力を落とさざるを得ないという問題点がある。
、カッター寿命を比較的延長させることができるものの
、相当カッター径D′が小さいため、ライン速度を下げ
て生産能力を落とさざるを得ないという問題点がある。
この発明は、このような問題点を一挙に解消すべく提案
されたもので、その目的は、相当カッター径が大きくフ
ライスカッターで高速加工が可能であるとともに切削域
に対する1刃の使用範囲が広く、カッター寿命の延長を
図ることのできる端面加工方法を提供することにある。
されたもので、その目的は、相当カッター径が大きくフ
ライスカッターで高速加工が可能であるとともに切削域
に対する1刃の使用範囲が広く、カッター寿命の延長を
図ることのできる端面加工方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
この発明に係る端面加工方法は、頂角αの円錐面に多数
の切刃を設けた円錐形フライスカッターを用い、 このフライスカッターの回転軸を鋼板進行方向とは逆方
向に角度βだけ傾けるとともに円錐面が鋼板端面と直交
するよう水平面から角度δだけ傾け、前記円錐の頂点を
通る鉛直線から鋼板進行方向とは逆方向に離れた領域の
円錐面で、鋼板の端部を切削し、相当カッター径の増大
と切削域の拡大を同時に図ったものである。
の切刃を設けた円錐形フライスカッターを用い、 このフライスカッターの回転軸を鋼板進行方向とは逆方
向に角度βだけ傾けるとともに円錐面が鋼板端面と直交
するよう水平面から角度δだけ傾け、前記円錐の頂点を
通る鉛直線から鋼板進行方向とは逆方向に離れた領域の
円錐面で、鋼板の端部を切削し、相当カッター径の増大
と切削域の拡大を同時に図ったものである。
(実 施 例)
以下、この発明を図示する実施例に基づいて説明する。
第1図に示すように、頂角αの円錐面に多数の切刃を設
けた円錐形フライスカッター1を用い、このフライスカ
ッター1の回転軸2を鋼板進行方向とは逆方向Rに角度
βだけ傾けるとともに円錐面が鋼板端面に直交するよう
、水平面よシδだけ傾け、円錐の頂点Pを通る鉛直線か
らR方向にある距離だけ離れた領域の円錐面で、鋼板5
の端部を切削する。このような領域であれば、相当カッ
ター径D′を大きく、かつ切削域Eを広くすることがで
きる。
けた円錐形フライスカッター1を用い、このフライスカ
ッター1の回転軸2を鋼板進行方向とは逆方向Rに角度
βだけ傾けるとともに円錐面が鋼板端面に直交するよう
、水平面よシδだけ傾け、円錐の頂点Pを通る鉛直線か
らR方向にある距離だけ離れた領域の円錐面で、鋼板5
の端部を切削する。このような領域であれば、相当カッ
ター径D′を大きく、かつ切削域Eを広くすることがで
きる。
このとき、切削終了点6が鉛直線4に対してなす角度を
γとすれば、この切削終了角度γと相当カッター径比(
D’ /D)の関係は、第6図に示すとおりであり、切
削終了点6を鉛直線から遠ざける程、より大きな相当カ
ッター径D′が得られ第7図に示すように、より高速ラ
イン運転が可能なことがわかる。
γとすれば、この切削終了角度γと相当カッター径比(
D’ /D)の関係は、第6図に示すとおりであり、切
削終了点6を鉛直線から遠ざける程、より大きな相当カ
ッター径D′が得られ第7図に示すように、より高速ラ
イン運転が可能なことがわかる。
さらに、切削終了角度γをとることにより、切削域E内
では、鋼板切削点は1個の切刃に対し滑らかに移動する
。しだがって、角度γをとらないものに比較して、1切
刃内での有効切刃長が長くなる。よって、第8図に示す
ように、切削終了角度γが大きい程、カッター寿命を長
くすることができる。
では、鋼板切削点は1個の切刃に対し滑らかに移動する
。しだがって、角度γをとらないものに比較して、1切
刃内での有効切刃長が長くなる。よって、第8図に示す
ように、切削終了角度γが大きい程、カッター寿命を長
くすることができる。
なお、第2図ないし第4図において、カッターの円錐頂
点Pが鋼板に対し上側となっているが、この図と対称な
位置、すなわちカッターの円錐頂点を鋼板より下側に配
置しても同様の効果が得られる。
点Pが鋼板に対し上側となっているが、この図と対称な
位置、すなわちカッターの円錐頂点を鋼板より下側に配
置しても同様の効果が得られる。
(発明の効果)
前述のとおりこの発明によれば、円錐形フライスカッタ
ーの回転軸を鋼板進行方向とは逆方向に角度βだけ傾け
るとともに水平面からδ傾け、円錐の頂点を通る鉛直線
から鋼板進行方向とは逆方向にある距離だけ離れた領域
の円錐面で、切削するようにしたため、相当カッター径
を大きく、かつ切削域を広くでき、フライスカッターに
よる高速加工が可能となり、歩留の向上を図れ、さらに
カッター寿命の延長をも図れる。
ーの回転軸を鋼板進行方向とは逆方向に角度βだけ傾け
るとともに水平面からδ傾け、円錐の頂点を通る鉛直線
から鋼板進行方向とは逆方向にある距離だけ離れた領域
の円錐面で、切削するようにしたため、相当カッター径
を大きく、かつ切削域を広くでき、フライスカッターに
よる高速加工が可能となり、歩留の向上を図れ、さらに
カッター寿命の延長をも図れる。
第1図はこの発明に使用する円錐形フライスカッターを
示す概略図、第2図、第3図、第4図はこの発明に係る
端面加工方法の実施状態を示す平面図、正面図、側面図
、第5図は相当カッター径比と可能運転ライン速度比の
関係を示すグラフ、第6図は円錐カッタ切削終了角と相
当カッター径比との関係を示すグラフ、第7図は円錐カ
ッタ切削終了角と可能運転ライン速度比の関係を示すグ
ラフ、第8図は円錐カッタ切削終了角とカッター寿命比
との関係を示すグラフ、第9図、第10図は従来の水平
円筒形フライスカッタ一方式、傾斜円筒形フライスカッ
タ一方式を示す概略図であり(8)は平面図、(至)は
正面図、第11図、第12図は従来の円錐形フライスカ
ッタ一方式を示す概略図であり、(8)は正面図、(B
)は側面図である。 1・・円錐形フライスカッター 2・・回転軸、3・・水平線 4・・鉛直線、5・・鋼板 6・・切削終了点 第5図 第7図 速j隻を基準とするノ 第6図 第8図 く ω
示す概略図、第2図、第3図、第4図はこの発明に係る
端面加工方法の実施状態を示す平面図、正面図、側面図
、第5図は相当カッター径比と可能運転ライン速度比の
関係を示すグラフ、第6図は円錐カッタ切削終了角と相
当カッター径比との関係を示すグラフ、第7図は円錐カ
ッタ切削終了角と可能運転ライン速度比の関係を示すグ
ラフ、第8図は円錐カッタ切削終了角とカッター寿命比
との関係を示すグラフ、第9図、第10図は従来の水平
円筒形フライスカッタ一方式、傾斜円筒形フライスカッ
タ一方式を示す概略図であり(8)は平面図、(至)は
正面図、第11図、第12図は従来の円錐形フライスカ
ッタ一方式を示す概略図であり、(8)は正面図、(B
)は側面図である。 1・・円錐形フライスカッター 2・・回転軸、3・・水平線 4・・鉛直線、5・・鋼板 6・・切削終了点 第5図 第7図 速j隻を基準とするノ 第6図 第8図 く ω
Claims (1)
- (1)頂角αの円錐面に多数の切刃を設けたフライスカ
ッターを用いる端面加工方法であつて、 前記フライスカッターの回転軸を鋼板進行方向とは逆方
向に角度βだけ傾けるとともに円錐面が鋼板端面に垂直
に当るよう水平面よりδだけ傾け、前記円錐の頂点を通
る鉛直線から鋼板進行方向とは逆方向に離れた領域の円
錐面で、鋼板の端部を切削することを特徴とする鋼板の
端面加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26564785A JPS62124810A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 鋼板の端面加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26564785A JPS62124810A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 鋼板の端面加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124810A true JPS62124810A (ja) | 1987-06-06 |
Family
ID=17420040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26564785A Pending JPS62124810A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 鋼板の端面加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62124810A (ja) |
-
1985
- 1985-11-26 JP JP26564785A patent/JPS62124810A/ja active Pending
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