JPS62124540A - 複写倍率換算スケ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、変倍複写機用の複写倍率換算スケールに関す
る。

従来技術 従来、変倍複写機、特にズーム変倍方式のものにあって
は、コピーに際して原稿の長さを測定するとともに、コ
ピー仕上り寸法を原稿の寸法で割ることにより複写倍率
を計算し、算出した倍率をキー人力して変倍コピーを行
なっている。又、原稿の長さ寸法とコピー仕上り寸法と
をキー人力することにより装置内部で変倍率を演算させ
てコピーさせるものもある。

しかし、何れにしても変倍コピーする場合には原稿の長
さを測定するとか、長さの判っている原稿でないと適切
な倍率での変倍コピーを行なうことができず、不便であ
る。又、原稿の長さが判っても変倍率を計算する等の不
便さもある。

目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、変倍コ
ピーに際して倍率計算を行なう二となく所望のサイズの
コピー仕上りとなる複写倍率を知ることができる複写倍
率換算スケールを得ることを目的とする。

構成 本発明は、上記目的を達成するため、原稿画像の長さを
ｌ、複写倍率をｍ〔％〕、複写画像の長さをＬとしたと
き、複数の複写倍率についてのΩ Ｌ＝−ＸＩＯ−” なる関係の目盛又はグラフによる特性図を平面体に印刷
又は刻印してなることを特徴とするものである。

以下、本発明の第一の実施例を第１図ないし第３図に基
づいて説明する。まず、第１図に示すように平面体とし
ての透明シート１が設けられ、この透明シート１上には
複写倍率の逆数となる目盛２が所定の複写倍率値３を併
記させた状態で印刷（又は刻印）されている。これらの
目盛２は、原稿画像の長さをｌ、複写倍率をｍ〔％〕、
複写画像の長さをＬとしたとき、 Ω Ｌ＝−ＸＩＯ”” なる関係の特性を持つものとして表現されている。

例えば、１２０％の複写倍率値３の倍率スケールには、
上述した関係式に従い、Ｌ−Ｑの関係で見ると、１ａｎ
−０，８３３ｃｍ、２ｃｍ→１　、　６６６ａｎ、３唾
→２．４９９ｃｍ、・・・のような状態で目盛２が刻ま
れている。又、例えば、８０％の複写倍率値３の倍率ス
ケールの場合も同様であり、Ｌ−Ｑの関係が、１ｃｍ→
ｌ、２５ａｎ、２ａｎ−＋２．５０ａｎ、３唾→３，７
５ｃｍ、・・・のような状態で目盛２が刻まれている。

このような構成において、例えば第２図に示すようなあ
る原稿４におけるｒＲＸＸ’ＸＨＪなる文字（この文字
の実寸長さαは５ａｎとする）を長さ６訓の複写画像に
してコピーしたい場合を考える。

このような場合、オペレータにとって原稿の長さが判ら
ないとしても、上述した透明シート１を用いることによ
り容易に複写倍率ｍを知ることができる。即ち、第２図
に示すように原稿４上にこの透明シート１を重ねてｒＲ
ＸＸＸＨＪなる画像上を移動させ、その画像長さが目盛
２としての６…に合致したスケールの倍率、ここでは１
２０％の複写倍率値３を読取ることができる。そこで、
オペレータはこの読取った複写倍率１２０％をキー人力
してコピーすればよいことになる。つまり。

原稿４に関する長さ情報を必要とせず、所望のサイズで
のコピー仕上りとなるコピーを簡単に行なえるものであ
る。

なお、透明シート１に印刷した目盛２、複写倍率値３等
の大きさも複写倍率に応じた大きさ表現とすれば、コピ
ーに際して複写倍率１００％との比較で得ようとする複
写画像の大きさの目安とすることもできる。

又、このような透明シート１は単体状態で備えておいて
もよいが、第３図に示すように変倍複写機５の原稿圧板
６上に接着等により貼り付けておいてもよい。勿論、原
稿圧板６に限らず、カバ一平面部、操作部等に設けても
よい。更には、このようなカバーの平面部等を平面体と
して直接目盛２、複写倍率値３等を刻印してもよい。

つづいて、本発明の第二の実施例を第４図により説明す
る。本実施例の透明シート７には目盛表示に代えてグラ
フ８が印刷又は刻印されている。

このグラフ８も前述した関係式に基づくものである。つ
まり、目盛２の場合には断続的なものとなるが、グラフ
８により連続的な座標スケールとして表現しているもの
である。そして、この場合にも複写倍率値３が併記され
ているが、複写倍率ｍ軸上の座標はその変倍複写機の設
定可能な倍率に対応した刻みとなっている。例えば、こ
の第４図に示す刻みによれば１％刻みのズーム変倍に対
応できることが理解し得る。

なお、このグラフ８の表示について第５図に示すように
複写長さＬ側についても例えば０．　２ｃｍ刻みのよう
により細分化して表現する方式を採れば、ズーム変倍に
対する対応がより細かくかつ適切に行なえるものとなる
。

効果 本発明は、上述したように構成したので、ある原稿の画
像を所定の寸法の複写画像として変倍コピーしたい場合
には、その原稿を複写倍率換算スケールに当てるだけで
複写倍率を知ることができ、その倍率をキー人力等すれ
ばよいので操作性よく適切な倍率での変倍コピーを行な
うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例を示す平面図、第２図は
その使用態様を示す平面図、第３図は外観斜視図、第４
図は本発明の第二の実施例を示す平面図、第５図はその
変形例を示す平面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿画像の長さをｌ、複写倍率をｍ〔％〕、複写画像の
   長さをＬとしたとき、複数の複写倍率についての Ｌ＝ｌ／ｍ×１０＾−＾２ なる関係の目盛又はグラフによる特性図を平面体に印刷
   又は刻印してなることを特徴とする複写倍率換算スケー
   ル。