JPH0886638A - 変倍率算出ゲージ - Google Patents

変倍率算出ゲージ

Info

Publication number
JPH0886638A
JPH0886638A JP24711294A JP24711294A JPH0886638A JP H0886638 A JPH0886638 A JP H0886638A JP 24711294 A JP24711294 A JP 24711294A JP 24711294 A JP24711294 A JP 24711294A JP H0886638 A JPH0886638 A JP H0886638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
points
distance
plate
measurement
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24711294A
Other languages
English (en)
Inventor
Keishiyu Katou
啓珠 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATO KEISHIYU
Original Assignee
KATO KEISHIYU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KATO KEISHIYU filed Critical KATO KEISHIYU
Priority to JP24711294A priority Critical patent/JPH0886638A/ja
Publication of JPH0886638A publication Critical patent/JPH0886638A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B3/00Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B3/20Slide gauges
    • G01B3/205Slide gauges provided with a counter for digital indication of the measured dimension

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿と割付紙との変倍率を正確、且つ、簡単
な作業で算出でき、変倍率算出に要する時間を短縮して
製版作業の能率の向上に貢献でき、しかも、構造が簡単
で扱いやすい変倍率算出ゲージを提供する。 【構成】 ゲージ本体1には、固定測定板3と、摺動自
在で且つ固定測定板3に当接可能となる摺動測定板4
と、変倍率測定機構7とを設け、変倍率測定機構7に
は、原稿の任意の2点の距離を測定するとこれを基準値
として記憶する基準値設定部と、次ぎに測定した割付の
任意の2点の距離を原稿の任意の2点の距離で除して1
00を乗じる演算を行い、原稿の2点の距離に対する割
付の2点の測定距離の比率を算出表示する演算表示部と
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真製版において、原
稿に対する原版の変倍率を算出するための変倍率算出ゲ
ージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、写真製版技術において原稿から原
版を作成する工程は、印刷する原稿の画像の大きさとこ
の原稿の画像をはめこむ割付紙上の印刷領域の大きさと
を定規で測定し、次ぎにこれら数値から原稿に対する原
版の拡大或いは縮小倍率を計算機等で計算し、その倍率
をカラースキャナ等に入力設定することにより行われて
いた。
【0003】しかしながら、このような製版工程では、
カラースキャナ等に入力設定する原稿と原版との変倍率
の算出は、定規や計算機を使用してすべて手作業で行わ
れているため、多くの原稿を処理するにはかなりの手間
がかかり、また、原稿の数が多くなるのにしたがって測
定ミスや計算ミスも起こりやすくなるので、多数の原稿
をミスなく正確に処理することは難しかった。
【0004】そして、その後、このような欠点を解消す
べく、実開昭57−146008号に開示されているも
ののように、座標信号発生板と座標データ読取り用のフ
リーカーソルとマイクロコンピュータとを備えた倍率算
出装置が提供されるようになった。この倍率算出装置
は、座標信号発生板の上に原稿と割付紙を載置し、原稿
上の任意の2点とこれに対応する割付紙上の2点とにフ
リーカーソルを当てて読取り、その測定値をマイクロコ
ンピュータに入力して比率を自動的に算出するというも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような倍率算出装置は、装置が複雑で大型であり、相当
な経費を要することから、例えば複数の人員をかかえる
印刷業者であってもこの装置を何台も導入するわけには
いかなかった。
【0006】また、この倍率算出装置は、座標信号発生
板の上に原稿や割付紙を載置して読取りを終えるまでこ
れらを動かさないように慎重に作業を行わなければなら
ず、大量の原稿を処理するには作業性が悪かった。
【0007】そこで、本発明は、上述した問題点等に鑑
み、原稿と割付紙との変倍率を正確、且つ、簡単な作業
で算出でき、変倍率算出に要する時間を短縮して製版作
業の能率の向上に貢献でき、しかも、構造が簡単で扱い
やすい変倍率算出ゲージの提供を課題として創出された
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明の請求項
1は、写真製版において原稿に対する原版の拡大・縮小
倍率を算出する変倍率算出ゲージであって、ゲージ本体
には、ゲージ本体の一端部において側方に突出する固定
測定板と、ゲージ本体に沿って摺動自在で且つ前記固定
測定板に当接可能となる摺動測定板と、変倍率測定機構
とを設け、変倍率測定機構は、原稿の任意の2点の距離
を測定すべくこの2点に固定測定板と摺動測定板とを位
置させた状態で設定スイッチの押作動で摺動測定板と固
定測定板の間の距離を電気的に感知し、その測定距離を
基準値として記憶する基準値設定部と、原稿の任意の2
点に対応する割付の任意の2点の距離を測定すべくこの
2点に固定測定板と摺動測定板とを位置させた状態でこ
の2点の測定距離を前記基準値としての原稿の任意の2
点の測定距離で除して100を乗じ原稿の2点の距離に
対する割付の2点の測定距離の比率を算出表示する演算
表示部とを備えたことにより上記課題を解決する。
【0009】また、本発明の請求項2は、写真製版にお
いて原稿に対する原版の拡大・縮小倍率を算出する変倍
率算出ゲージであって、ゲージ本体には、ゲージ本体の
一端部において側方に突出する固定測定板と、ゲージ本
体に沿って摺動自在で且つ前記固定測定板に当接可能と
なる摺動測定板と、変倍率測定機構とを設け、変倍率測
定機構は、第1被測定物の任意の2点の距離を測定すべ
くこの2点に固定測定板と摺動測定板とを位置させた状
態で設定スイッチの押作動で摺動測定板と固定測定板の
間の距離を電気的に感知し、その測定距離を基準値とし
て記憶する基準値設定部と、第1被測定物の任意の2点
に対応する第2被測定物の任意の2点の距離を測定すべ
くこの2点に固定測定板と摺動測定板とを位置させた状
態で、この2点の測定距離を前記基準値としての第1被
測定物の2点の測定距離で除して100を乗じ第1被測
定物の2点の距離に対する第2被測定物の2点の距離の
比率を算出表示するか、或いは前記基準値としての第1
被測定物の2点の測定距離を第2被測定物の2点の測定
距離で除して100を乗じ第2被測定物の2点の距離に
対する第1被測定物の2点の距離の比率を算出表示する
演算表示部と、選択切替スイッチの選択で前記演算表示
部による演算をどちらか一方に決定する演算選択部を備
えたことにより上記課題を解決する。
【0010】
【作用】しかして請求項1は、ゲージ本体の一端部にお
いて側方に突出する固定測定板と、ゲージ本体に沿って
摺動自在で且つ前記固定測定板に当接可能となる摺動測
定板とを原稿の任意の2点に位置させた状態で設定スイ
ッチを押作動すると基準値設定部が摺動測定板と固定測
定板の間の距離を電気的に感知し、その測定距離を基準
値として記憶する。次ぎに固定測定板と摺動測定板とを
原稿の任意の2点に対応する割付の任意の2点に位置さ
せると、演算表示部がこの2点の測定距離を前記基準値
としての原稿の任意の2点の測定距離で除して100を
乗じる演算を行い、原稿の2点の測定距離に対する割付
の2点の測定距離の比率を算出表示する。
【0011】また、請求項2は、ゲージ本体の一端部に
おいて側方に突出する固定測定板と、ゲージ本体に沿っ
て摺動自在で且つ前記固定測定板に当接可能となる摺動
測定板とを第1被測定物の任意の2点に位置させた状態
で設定スイッチを押作動すると基準値設定部が摺動測定
板と固定測定板の間の距離を電気的に感知し、その測定
距離を基準値として記憶する。次ぎに固定測定板と摺動
測定板とを第1被測定物の任意の2点に対応する第2被
測定物割付の任意の2点に位置させると、演算表示部
が、この2点の測定距離を前記基準値としての第1被測
定物の任意の2点の測定距離で除して100を乗じる演
算を行い、原稿の2点の測定距離に対する割付の2点の
測定距離の比率を算出表示するか、或いは前記基準値と
しての第1被測定物の2点の測定距離を第2被測定物の
2点の測定距離で除して100を乗じ第2被測定物の2
点の距離に対する第1被測定物の2点の距離の比率を算
出表示する。そして、この演算表示部による演算は、少
なくとも基準値設定部による基準値の記憶の完了まで
に、演算選択部の選択切替スイッチを選択しておくこと
でどちらか一方に決定されるものである。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1において示す符号1は、ゲージ本体である。
ゲージ本体1には、一方の側縁に等間隔の目盛2が付さ
れ、また、一端部に側方に突出する固定測定板3が設け
られると共に、ゲージ本体1に沿って摺動自在で且つ固
定測定板に当接可能となる摺動測定板4が取り付けられ
ており、全体としてノギスのような形状に形成されてい
る。
【0013】固定測定板3および摺動測定板4は、ゲー
ジ本体1の目盛が付された側にくちばし状に突出した測
定基準部5、6を有しており、これら測定基準部5、6
の間に被測定物を挟み、その時の摺動測定板4の側縁が
位置する目盛2を読むことで測定を行うものであり、摺
動測定板4はゲージ本体1の目盛2を透視可能にして測
定を容易にするために目盛2と重なる部分を透明なアク
リル板で形成している。
【0014】符号7は、マイクロコンピュータを備え、
摺動測定板4に一体的に付設した変倍率測定機構であ
る。変倍率測定機構7のマイクロコンピュータは、基準
値設定部と演算表示部と演算選択部と(いずれも図示せ
ず)から構成されており、これらに付随する構成とし
て、設定スイッチ8と液晶表示窓9と選択切替スイッチ
10とを備えている。
【0015】前記構成中、演算選択部は、具体的には、
選択切替スイッチ10の選択で後記演算表示部の演算を
どちらか一方に決定する制御装置であり、この実施例で
はその選択を第1の被測定物の測定の前に行うように設
定している。
【0016】基準値設定部は、具体的には、ゲージ本体
1によって第1の被測定物の任意の2点の距離を測定す
べくこの2点に固定測定板3および摺動測定板4の測定
基準部5、6をそれぞれ位置させた時に摺動測定板4と
固定測定板3の間の距離を電気的に感知する感知装置
と、設定スイッチ8の押作動でその測定距離を基準値の
100%として記憶する記憶装置とを組み込んだもので
あり、設定スイッチ8の押作動に伴って、電気的に連絡
している液晶表示窓9には基準値として100%の数値
が表示される。
【0017】この実施例の基準値設定部においては、感
知装置として、ゲージ本体1の目盛2と反対側の側縁に
当接して摺動測定板の摺動に伴って回転する2つの回転
体14を設け、これら回転体11の回転数を検出してゲ
ージ本体1の目盛2と一致する1ミリ単位の数値に換算
する手段を採用した。
【0018】演算表示部は、第1の被測定物の測定後、
第1の被測定物の任意の2点に対応する第2の被測定物
の任意の2点の距離を測定すべくこの2点に固定測定板
3および摺動測定板4の測定基準部5、6をそれぞれ位
置させた時に、前記演算選択部の選択切替スイッチ10
の選択にしたがって、この2点の測定距離を基準値とし
ての第1の被測定物の2点の測定距離で除して100を
乗じる演算を行い、第1の被測定物の2点の距離に対す
る第2の被測定物の2点の距離の比率を算出するか、或
いは、基準値としての第1の被測定物の2点の測定距離
を第2被測定物の2点の測定距離で除して100を乗じ
る演算を行い、第2被測定物の2点の距離に対する第1
被測定物の2点の距離の比率を算出するのであり、その
算出と同時に電気的に連絡する液晶表示窓9にはその比
率が%単位の数値で表示される。そして、演算表示部の
マイクロコンピュータによる演算は前述したように前記
演算選択部の選択によってどちらか一方に決定され実行
されるのである。
【0019】前記演算選択部の選択切替スイッチ10
は、AかBの選択であり、この実施例の場合、Aを選択
すると、前記演算表示部のマイクロコンピュータは、第
2の被測定物の2点の距離を第1の被測定物の2点の測
定距離で除して100を乗じる演算を行って第1の被測
定物の2点の距離に対する第2の被測定物の2点の距離
の比率を算出し、Bを選択すると、第1の被測定物の2
点の距離を第2の被測定物の2点の測定距離で除して1
00を乗じる演算を行って第2の被測定物の2点の距離
に対する第1の被測定物の2点の距離の比率を算出する
よう設定してある。
【0020】そして、前記演算選択部の選択切替スイッ
チ10の選択は、第1の被測定物としてはじめに原稿の
画像の任意の2点を測定し、その後第2の被測定物とし
て原稿の画像をはめこむ割付紙上の印刷領域の任意の2
点を測定する場合は、Aを選択すればよく、反対に第1
の被測定物としてはじめに原稿の画像をはめこむ割付紙
上の印刷領域の任意の2点を測定し、その後第2の被測
定物として原稿の画像の任意の2点を測定する場合は、
Bを選択すればよい。
【0021】すなわち、上記の通りに選択、測定が行わ
れれば、演算表示部によって、割付紙上の印刷領域の任
意の2点の測定距離を原稿の画像の任意の2点の測定距
離で除して100を乗じる演算が行われ、原稿の2点の
距離に対する割付の2点の測定距離の比率を算出でき、
その比率は液晶表示窓9に表示されるのである。
【0022】また、この実施例では、変倍率測定機構の
電源としてバッテリー(図示せず)を内装しており、こ
のバッテリーは、アダプターコード12を介して差込部
13から充電ができるように形成している。
【0023】次ぎに本発明の他の実施例について説明す
る。図2に示す他の実施例の変倍率算出ゲージは、演算
表示部が後から測定する第2被測定物の任意の2点の距
離を第1被測定物の2点の距離で除して100を乗じる
演算のみを行うよう設定したことと、演算選択部を備え
ていないこととを除き、上述した実施例と同じ構成にな
っている。
【0024】この実施例の変倍率算出ゲージの場合、マ
イクロコンピュータによる演算が一つに固定されている
ので、原稿と割付の測定の順番を逆にすると原稿に対す
る原版の変倍率は算出できないから、その用法として
は、第1の測定物として必ずはじめに原稿の任意の2点
の距離を測定し、その後割付の任意の2点の距離を測定
することが条件になる。
【0025】尚、前述した各実施例では、基準値設定部
の感知装置として、回転体の回転数を検出するものを採
用したが、何等これに限定されるものではなく、例え
ば、ゲージ本体に対する摺動測定板の摺動位置を電気抵
抗を利用して検出し、これを1ミリ単位の数値に換算す
るようなものを採用してもよい。
【0026】また、ゲージ本体の形状、寸法、材質、固
定測定板の形状、寸法、材質、摺動測定板の形状、寸
法、材質、変倍率測定機構の構成等は、前述した実施例
に限定されないことは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】前述のごとく構成したこの発明によれ
ば、写真製版において原稿に対する原版の拡大・縮小倍
率を算出する変倍率算出ゲージであって、ゲージ本体1
には、ゲージ本体1の一端部において側方に突出する固
定測定板3と、ゲージ本体1に沿って摺動自在で且つ前
記固定測定板3に当接可能となる摺動測定板4と、変倍
率測定機構7とを設け、変倍率測定機構7は、原稿の任
意の2点の距離を測定すべくこの2点に固定測定板3と
摺動測定板4とを位置させた状態で設定スイッチ8の押
作動で摺動測定板4と固定測定板3の間の距離を電気的
に感知し、その測定距離を基準値として記憶する基準値
設定部と、原稿の任意の2点に対応する割付の任意の2
点の距離を測定すべくこの2点に固定測定板3と摺動測
定板4とを位置させた状態でこの2点の測定距離を前記
基準値としての原稿の任意の2点の測定距離で除して1
00を乗じ原稿の2点の距離に対する割付の2点の測定
距離の比率を算出表示する演算表示部とを備えたから、
摺動測定板4を摺動して固定測定板3と摺動測定板4と
を原稿の任意の2点に位置させ、その状態で設定スイッ
チ8を押作動し、次ぎに再び摺動測定板4を摺動して固
定測定板3と摺動測定板4とを原稿の任意の2点に対応
する割付の任意の2点に位置させると、原稿の2点の距
離に対する割付の2点の距離の比率は自動的に算出表示
される。したがって、従来に比して極めて簡単で、且
つ、ミスもなく原稿に対する原版の拡大・縮小倍率を算
出することが可能になり、変倍率算出に要する時間を短
縮して製版作業の能率の向上に貢献できるものとなっ
た。
【0028】また、この発明によれば、写真製版におい
て原稿に対する原版の拡大・縮小倍率を算出する変倍率
算出ゲージであって、ゲージ本体1には、ゲージ本体1
の一端部において側方に突出する固定測定板3と、ゲー
ジ本体1に沿って摺動自在で且つ前記固定測定板3に当
接可能となる摺動測定板4と、変倍率測定機構7とを設
け、変倍率測定機構7は、第1被測定物の任意の2点の
距離を測定すべくこの2点に固定測定板3と摺動測定板
4とを位置させた状態で設定スイッチ8の押作動で摺動
測定板4と固定測定板3の間の距離を電気的に感知し、
その測定距離を基準値として記憶する基準値設定部と、
第1被測定物の任意の2点に対応する第2被測定物の任
意の2点の距離を測定すべくこの2点に固定測定板3と
摺動測定板4とを位置させた状態で、この2点の測定距
離を前記基準値としての第1被測定物の2点の測定距離
で除して100を乗じ第1被測定物の2点の距離に対す
る第2被測定物の2点の距離の比率を算出表示するか、
或いは前記基準値としての第1被測定物の2点の測定距
離を第2被測定物の2点の測定距離で除して100を乗
じ第2被測定物の2点の距離に対する第1被測定物の2
点の距離の比率を算出表示する演算表示部と、選択切替
スイッチ10の選択で前記演算表示部による演算をどち
らか一方に決定する演算選択部を備えたから、はじめに
測定する第1被測定物を原稿か割付のどちらにするかに
よって演算選択部の選択切替スイッチ10を選択し、摺
動測定板4を摺動して固定測定板3と摺動測定板4とを
第1被測定物の任意の2点に位置させ、その状態で設定
スイッチ8を押作動し、次ぎに再び摺動測定板4を摺動
して固定測定板3と摺動測定板4とを第1被測定物の任
意の2点に対応する第2測定物の任意の2点に位置させ
ると、演算選択部の選択にしたがって2つの演算のうち
1つが実行され、原稿の2点の距離に対する割付の2点
の距離の比率は自動的に算出表示される。したがって、
従来に比して極めて簡単で、且つ、ミスもなく原稿に対
する原版の拡大・縮小倍率を算出することが可能にな
り、変倍率算出に要する時間を短縮して製版作業の能率
の向上に貢献できるものとなった。
【0029】しかも、演算表示部の演算を演算選択部に
より選択することができるから、原稿と割付のどちらか
ら先に測定してもこれらの比率を自動的に算出すること
ができる。
【0030】以上説明したように、この発明によれば、
写真製版において原稿に対する原版の拡大・縮小倍率を
正確、且つ、簡単な作業で算出でき、しかも、構造が簡
単で扱いやすく、更に安価に製造提供できる等、産業上
極めて有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ゲージ本体 2 目盛 3
固定測定板 4 摺動測定板 5 測定基準部 6
測定基準部 7 変倍率測定機構 8 設定スイッチ 9
液晶表示窓 10 選択切替スイッチ 11 回転体 1
2 アダプターコード 13 差込部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真製版において原稿に対する原版の拡
    大・縮小倍率を算出する変倍率算出ゲージであって、ゲ
    ージ本体には、ゲージ本体の一端部において側方に突出
    する固定測定板と、ゲージ本体に沿って摺動自在で且つ
    前記固定測定板に当接可能となる摺動測定板と、変倍率
    測定機構とを設け、変倍率測定機構は、原稿の任意の2
    点の距離を測定すべくこの2点に固定測定板と摺動測定
    板とを位置させた状態で設定スイッチの押作動で摺動測
    定板と固定測定板の間の距離を電気的に感知し、その測
    定距離を基準値として記憶する基準値設定部と、原稿の
    任意の2点に対応する割付の任意の2点の距離を測定す
    べくこの2点に固定測定板と摺動測定板とを位置させた
    状態でこの2点の測定距離を前記基準値としての原稿の
    任意の2点の測定距離で除して100を乗じ原稿の2点
    の距離に対する割付の2点の測定距離の比率を算出表示
    する演算表示部とを備えたことを特徴とする変倍率算出
    ゲージ。
  2. 【請求項2】 写真製版において原稿に対する原版の拡
    大・縮小倍率を算出する変倍率算出ゲージであって、ゲ
    ージ本体には、ゲージ本体の一端部において側方に突出
    する固定測定板と、ゲージ本体に沿って摺動自在で且つ
    前記固定測定板に当接可能となる摺動測定板と、変倍率
    測定機構とを設け、変倍率測定機構は、第1被測定物の
    任意の2点の距離を測定すべくこの2点に固定測定板と
    摺動測定板とを位置させた状態で設定スイッチの押作動
    で摺動測定板と固定測定板の間の距離を電気的に感知
    し、その測定距離を基準値として記憶する基準値設定部
    と、第1被測定物の任意の2点に対応する第2被測定物
    の任意の2点の距離を測定すべくこの2点に固定測定板
    と摺動測定板とを位置させた状態で、この2点の測定距
    離を前記基準値としての第1被測定物の2点の測定距離
    で除して100を乗じ第1被測定物の2点の距離に対す
    る第2被測定物の2点の距離の比率を算出表示するか、
    或いは前記基準値としての第1被測定物の2点の測定距
    離を第2被測定物の2点の測定距離で除して100を乗
    じ第2被測定物の2点の距離に対する第1被測定物の2
    点の距離の比率を算出表示する演算表示部と、選択切替
    スイッチの選択で前記演算表示部による演算をどちらか
    一方に決定する演算選択部を備えたことを特徴とする変
    倍率算出ゲージ。
JP24711294A 1994-09-14 1994-09-14 変倍率算出ゲージ Pending JPH0886638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24711294A JPH0886638A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 変倍率算出ゲージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24711294A JPH0886638A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 変倍率算出ゲージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0886638A true JPH0886638A (ja) 1996-04-02

Family

ID=17158620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24711294A Pending JPH0886638A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 変倍率算出ゲージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0886638A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022149A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 Junichi Nakajima 比率分割用ノギス
CN102331247A (zh) * 2011-08-24 2012-01-25 青岛德力源五金制品有限公司 一种制动杠杆测量设备及测量方法
CN108072307A (zh) * 2016-11-15 2018-05-25 中国科学院沈阳计算技术研究所有限公司 大型水箱内丝杠距离测距装置
DE102011081525B4 (de) 2010-08-25 2022-06-15 Mitutoyo Corporation Messvorrichtung

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022149A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 Junichi Nakajima 比率分割用ノギス
DE102011081525B4 (de) 2010-08-25 2022-06-15 Mitutoyo Corporation Messvorrichtung
DE102011081525B8 (de) 2010-08-25 2022-08-25 Mitutoyo Corporation Messvorrichtung
CN102331247A (zh) * 2011-08-24 2012-01-25 青岛德力源五金制品有限公司 一种制动杠杆测量设备及测量方法
CN108072307A (zh) * 2016-11-15 2018-05-25 中国科学院沈阳计算技术研究所有限公司 大型水箱内丝杠距离测距装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7246032B2 (en) Multimode electronic calipers having ratiometric mode and simplified user interface
CN102095340B (zh) 用于具有比率制测量模式的多模式电子卡尺的显示配置
JP6608579B2 (ja) 測定器
US5050312A (en) Graphic calculator
US5647135A (en) Drafting instrument with electronically controllable scale
JPH0886638A (ja) 変倍率算出ゲージ
US3837569A (en) Metric conversion ruler
GB2150888A (en) Ruler with variable scale
JP5638156B1 (ja) 縮尺スケールに用いるカーソル
JP4395318B2 (ja) 測定装置
JPS6123133A (ja) 複写機の倍率設定装置
US6816805B1 (en) Computer generated scale and conversion instrument
JP4054048B2 (ja) 比率分割用目盛り
JPH08136202A (ja) 電子定規
JP3226839U (ja) 年齢早見尺
CN217716182U (zh) 一种医学影像图像测量尺
US3858798A (en) Lettering layout calculator
CN115014155A (zh) 一种比例卡尺
JPS63262501A (ja) 変倍率換算スケ−ル
JPH02140404U (ja)
US2378473A (en) Apparatus for assembling type characters
JPH0378601A (ja) 縮尺率可変スケール
JPH087475Y2 (ja) 位置入力装置
JPH0749365Y2 (ja) 芯出しスケール
JPS647298Y2 (ja)