JPS62124228A - 打抜性および歪取り焼鈍後の耐食性に優れた電磁鋼板 - Google Patents
打抜性および歪取り焼鈍後の耐食性に優れた電磁鋼板Info
- Publication number
- JPS62124228A JPS62124228A JP26365485A JP26365485A JPS62124228A JP S62124228 A JPS62124228 A JP S62124228A JP 26365485 A JP26365485 A JP 26365485A JP 26365485 A JP26365485 A JP 26365485A JP S62124228 A JPS62124228 A JP S62124228A
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- steel sheet
- strain relief
- relief annealing
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
- C21D8/1277—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties involving a particular surface treatment
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- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、打抜性および歪取り焼鈍後の耐食性に優れ
た電磁鋼板に関するものある。
た電磁鋼板に関するものある。
(従来の技術)
モーターやトランスなどの電気機器用鉄心は、電磁鋼板
の表面にまず絶縁被膜を被成したのち所定の形状に打抜
き、ついでそれらを積層してその側面をTIG溶接した
り、ピンで固定して組立てられる。また、場合によって
は打抜き後に加工歪を除去して磁気特性を向上させるた
めの歪取り焼鈍を施すこともある。
の表面にまず絶縁被膜を被成したのち所定の形状に打抜
き、ついでそれらを積層してその側面をTIG溶接した
り、ピンで固定して組立てられる。また、場合によって
は打抜き後に加工歪を除去して磁気特性を向上させるた
めの歪取り焼鈍を施すこともある。
従って電磁鋼板の絶縁被膜に要求される特性は数多く、
たとえば電気絶縁性のほか打抜性、溶接性、密着性、耐
食性、耐熱性および耐薬品性などに優れていることが必
要であるとされ、従来からこれらの要求特性を満足させ
るために種々の組成になる絶縁被膜が開発、また改良さ
れてきた。
たとえば電気絶縁性のほか打抜性、溶接性、密着性、耐
食性、耐熱性および耐薬品性などに優れていることが必
要であるとされ、従来からこれらの要求特性を満足させ
るために種々の組成になる絶縁被膜が開発、また改良さ
れてきた。
なかでも打抜性に関しては有機樹脂の利用により著しく
向上することが見出され、最近ではクロム酸塩ないしは
重クロム酸塩(以下単に重クロム酸塩系という)と有機
樹脂とを主成分とする混合被膜が多用されている(例え
ば特公昭55−3429号および特開昭59−8587
2号各公報)。
向上することが見出され、最近ではクロム酸塩ないしは
重クロム酸塩(以下単に重クロム酸塩系という)と有機
樹脂とを主成分とする混合被膜が多用されている(例え
ば特公昭55−3429号および特開昭59−8587
2号各公報)。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、かような重クロム酸塩−有機樹脂系被膜
には、歪取り焼鈍後の耐食性が劣るところに問題があっ
た。
には、歪取り焼鈍後の耐食性が劣るところに問題があっ
た。
すなわち、この種の被膜を被成した鉄心板を、たとえば
約750℃、2hで歪取り焼鈍した場合、雨季など高温
多湿下に放置していると直ちに発請し、さらに鉄心板同
志が強く密着接合していたのである9この理由は重クロ
ム酸塩−有機樹脂系被膜においては耐熱性が十分でなく
、従って高温の歪取り焼鈍によって被膜が多孔質になる
ためと考えられる。
約750℃、2hで歪取り焼鈍した場合、雨季など高温
多湿下に放置していると直ちに発請し、さらに鉄心板同
志が強く密着接合していたのである9この理由は重クロ
ム酸塩−有機樹脂系被膜においては耐熱性が十分でなく
、従って高温の歪取り焼鈍によって被膜が多孔質になる
ためと考えられる。
(問題点を解決するための手段)
そこで発明者らは、重クロム酸塩−有機樹脂系被膜の歪
取り焼鈍後の耐食性の改善について種々検討を行った結
果、重クロム酸塩−有機樹脂系被膜の被成に先立ち、下
地被膜として極薄のNiめっき層を被成させてやること
が、他の特性の劣化を伴わず歪取り焼鈍後の耐食性を著
しく向上させる上で極めて有効であることを突き止め、
この発明を完成させたのである。
取り焼鈍後の耐食性の改善について種々検討を行った結
果、重クロム酸塩−有機樹脂系被膜の被成に先立ち、下
地被膜として極薄のNiめっき層を被成させてやること
が、他の特性の劣化を伴わず歪取り焼鈍後の耐食性を著
しく向上させる上で極めて有効であることを突き止め、
この発明を完成させたのである。
すなわち、この発明は、基地鉄板の表面に、0.01〜
0.30μ閘厚のNiめっき層の下地被膜と、重クロム
酸塩−有機樹脂系の混合被膜をそなえて成る打抜性およ
び歪取り焼鈍後の耐食性に優れた電磁鋼板である。
0.30μ閘厚のNiめっき層の下地被膜と、重クロム
酸塩−有機樹脂系の混合被膜をそなえて成る打抜性およ
び歪取り焼鈍後の耐食性に優れた電磁鋼板である。
以下、この発明について具体的に説明する。
この発明においてNiめっきは、耐食性の向上を目的と
して実施するものである。めっき手段としては、電気め
っきがとりわけ有利に適合するが、Niめっき浴の組成
やめっき条件等は特に規定されることはない。
して実施するものである。めっき手段としては、電気め
っきがとりわけ有利に適合するが、Niめっき浴の組成
やめっき条件等は特に規定されることはない。
なおかかるNiめっきを施すべき時期は、通常電磁鋼板
の製造時に実施される冷延板の連続焼鈍の前、あるいは
後のいずれであってもよい。
の製造時に実施される冷延板の連続焼鈍の前、あるいは
後のいずれであってもよい。
ここに得られるNiめっき層の厚みが0.01μmより
薄いと、耐食性の改善が十分とはいい難く、一方0.3
0μmより厚くても耐食性の改善効果は飽和に達し、ま
た経済的にも不利であることから、Niめっき層の厚さ
は0.01〜0.30Illlの範囲に限定した。
薄いと、耐食性の改善が十分とはいい難く、一方0.3
0μmより厚くても耐食性の改善効果は飽和に達し、ま
た経済的にも不利であることから、Niめっき層の厚さ
は0.01〜0.30Illlの範囲に限定した。
次に、Niめっき層の上に重ねて重クロム酸塩−有機樹
脂系被膜を被成するわけであるが、この発明でいう重ク
ロム酸塩系とは、Ca、 MgおよびZnなどの2価の
金属のうちから選ばれる何れか1種または2種以上を含
むクロム酸塩、重クロム酸塩、あるいはこれに少量の無
水クロム酸を加えたものであって、かかる重クロム酸塩
系の水溶液は、上記した2価金属の酸化物、水酸化物あ
るいは炭酸塩を無水クロム酸の水溶液に溶解させること
によって得ることができる。
脂系被膜を被成するわけであるが、この発明でいう重ク
ロム酸塩系とは、Ca、 MgおよびZnなどの2価の
金属のうちから選ばれる何れか1種または2種以上を含
むクロム酸塩、重クロム酸塩、あるいはこれに少量の無
水クロム酸を加えたものであって、かかる重クロム酸塩
系の水溶液は、上記した2価金属の酸化物、水酸化物あ
るいは炭酸塩を無水クロム酸の水溶液に溶解させること
によって得ることができる。
また打抜性を改善するために配合する有機樹脂としては
、アクリル系、酢酸ビニル系、スチレン系およびそれら
の共重合物のエマルジョン、ならびにポリビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸、セルロース等の水溶性樹脂など
いずれもが使用でき、その配合量はCrys : 10
0重量部に対して樹脂固形分で5〜120重量部程度と
するのが好適である。
、アクリル系、酢酸ビニル系、スチレン系およびそれら
の共重合物のエマルジョン、ならびにポリビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸、セルロース等の水溶性樹脂など
いずれもが使用でき、その配合量はCrys : 10
0重量部に対して樹脂固形分で5〜120重量部程度と
するのが好適である。
というのは樹脂固形分が5重量部よりも少ないと打抜性
が悪く、一方120重量部よりも多くなると得られる被
膜が軟弱になるとともに耐熱密着性が劣化するからであ
る。
が悪く、一方120重量部よりも多くなると得られる被
膜が軟弱になるとともに耐熱密着性が劣化するからであ
る。
さらに被膜を不溶性化するためにクロムの有機還元剤と
して、グリセリン、エチレングリコール、しょ塘などの
多価アルコール類を、CrO3: 100 重量部に対
して10〜60重量部程度の割合で配合するのが好適で
ある。還元剤の配合量が10重量部未満では被膜の耐水
性に劣り、一方60重量部を超えると処理液中において
還元反応が速やかに進行し、処理液が不安定となる不利
を生じる。
して、グリセリン、エチレングリコール、しょ塘などの
多価アルコール類を、CrO3: 100 重量部に対
して10〜60重量部程度の割合で配合するのが好適で
ある。還元剤の配合量が10重量部未満では被膜の耐水
性に劣り、一方60重量部を超えると処理液中において
還元反応が速やかに進行し、処理液が不安定となる不利
を生じる。
またときにはさらに、被膜の耐熱性改善成分としてほう
酸を配合することもできる。そしてその配合量はCrO
3: 100重量部に対し20〜45重量部程度とする
のが効果的である。
酸を配合することもできる。そしてその配合量はCrO
3: 100重量部に対し20〜45重量部程度とする
のが効果的である。
なお眉間絶縁性を向上させるために、さらにコロイド状
のシリカ、アルミナまたはチタニアなどを添加配合して
もさしつかえない。
のシリカ、アルミナまたはチタニアなどを添加配合して
もさしつかえない。
さてかかる混合被膜の形成に当たっては、上述した好適
配合割合になる処理液を、0.01〜0.30μ閘厚の
Niめっきを施した電磁鋼板の表面にロールコータ−や
スプレーなどによって均一に塗布したのち、300〜7
00℃程度の温度で短時間焼付けることによって所期し
た良好な絶縁被膜を得ることができる。
配合割合になる処理液を、0.01〜0.30μ閘厚の
Niめっきを施した電磁鋼板の表面にロールコータ−や
スプレーなどによって均一に塗布したのち、300〜7
00℃程度の温度で短時間焼付けることによって所期し
た良好な絶縁被膜を得ることができる。
このとき焼付は後の被膜付着量は、0゜4〜6.0g/
m2程度とするのが好ましい。というのは0.4 B/
m2未満では眉間絶縁性や打抜性が不十分であり、一方
6.0 g/m2を超えると被膜の密着性が劣化するか
らである。
m2程度とするのが好ましい。というのは0.4 B/
m2未満では眉間絶縁性や打抜性が不十分であり、一方
6.0 g/m2を超えると被膜の密着性が劣化するか
らである。
かくして得られた電磁鋼板は、打抜性および歪取り焼鈍
後の耐食性に優れるだけでなく、眉間絶縁性および密着
性の点でも十分満足のいくものであることが確かめられ
ている。 。
後の耐食性に優れるだけでなく、眉間絶縁性および密着
性の点でも十分満足のいくものであることが確かめられ
ている。 。
(実施例)
実施例1
板厚:0.5鳳鯰の電磁鋼板(Si : 0.35%)
の表面に下記に示すめっき条件Aの下に、めっき量0.
7g/m(約0.08μm厚)のNiめっきを施した。
の表面に下記に示すめっき条件Aの下に、めっき量0.
7g/m(約0.08μm厚)のNiめっきを施した。
次にその表面に処理液Aをゴムロールで塗布し、450
℃で70秒間焼付けて重クロム酸塩−打機樹脂系被膜を
被成した。
℃で70秒間焼付けて重クロム酸塩−打機樹脂系被膜を
被成した。
ついで得られたNiめっき層を有する絶縁被膜付き電磁
鋼板を所定の形状に打抜いたのち、複数枚積層してから
歪取り焼鈍を施した。
鋼板を所定の形状に打抜いたのち、複数枚積層してから
歪取り焼鈍を施した。
このときの被膜特性ついて調べた結果を表1に示す。
Niめっき条件A
めっき浴組成;N15On・6)1z0 240 g/
12NiC7!・6Hz0 45 g/ 1−Ih
B(h 30 g/l 電流密度 ;lOA/dm2 浴温度 ;45℃ 処理痰Δ 水 2000重量部重
クロム酸マグネシウム(CrOz として)lOO〃還
元剤(エチレングリコール)25〃 はう酸 25〃実施例2 実施例1に示しためっき処理と同じ要領で1.9g/m
” (約0.21 p m厚)のNiめっき層を得た。
12NiC7!・6Hz0 45 g/ 1−Ih
B(h 30 g/l 電流密度 ;lOA/dm2 浴温度 ;45℃ 処理痰Δ 水 2000重量部重
クロム酸マグネシウム(CrOz として)lOO〃還
元剤(エチレングリコール)25〃 はう酸 25〃実施例2 実施例1に示しためっき処理と同じ要領で1.9g/m
” (約0.21 p m厚)のNiめっき層を得た。
コノ上に下記成分からなる処理液Bを実施例1と同様に
塗布、焼付けて、電磁鋼板の表面に絶縁被膜を形成した
。
塗布、焼付けて、電磁鋼板の表面に絶縁被膜を形成した
。
得られた被膜の特性について調べた結果を表1に示す。
欠」ト【ジ
水 2000重量部重
クロム酸マグネシウム(CrOzとして)100〃還元
剤(エチレングリコール) 25 /lは
う酸 25〃実施例3 板厚: 0.5Q鶴の冷間圧延板(Sf : 0.35
%)を3%オルソけい酸ソーダで電解脱脂した後、前掲
しためっき条件Aに準じてめっき量0.3 g/m2(
約0.034 μm厚)のNiめっきを施した。その後
連続焼鈍(780℃x3min)を行ってから、処理液
Cを塗布、ついで450℃で70秒間焼付けて、Niめ
っき層を有する絶縁被膜付き電磁銅板を得た。
クロム酸マグネシウム(CrOzとして)100〃還元
剤(エチレングリコール) 25 /lは
う酸 25〃実施例3 板厚: 0.5Q鶴の冷間圧延板(Sf : 0.35
%)を3%オルソけい酸ソーダで電解脱脂した後、前掲
しためっき条件Aに準じてめっき量0.3 g/m2(
約0.034 μm厚)のNiめっきを施した。その後
連続焼鈍(780℃x3min)を行ってから、処理液
Cを塗布、ついで450℃で70秒間焼付けて、Niめ
っき層を有する絶縁被膜付き電磁銅板を得た。
この電磁鋼板を所定の形状に打抜いたのち、複数枚積層
して歪取り焼鈍を施した。
して歪取り焼鈍を施した。
このときの被膜特性について調べた結果を表1に示す。
娼」ト[q
水 2000重量部重
クロム酸カルシウム(Cr(h として)100〃還元
剤(エチレングリコール)30〃 はう酸 25〃比較例I Niめっき層を有しない従来の電Fjf1鋼板(板厚:
0.50璽璽、 Si : 0.35%)の表面に実施
例1と同様にして処理液Aを処理し、絶縁被膜を形成し
た。
クロム酸カルシウム(Cr(h として)100〃還元
剤(エチレングリコール)30〃 はう酸 25〃比較例I Niめっき層を有しない従来の電Fjf1鋼板(板厚:
0.50璽璽、 Si : 0.35%)の表面に実施
例1と同様にして処理液Aを処理し、絶縁被膜を形成し
た。
同じく被膜特性を表1に示す。
比較例2
有機樹脂を含まない、下記の成分よりなる処理液りを、
実施例1と同様にして、0.7 g/m2(約0.08
μm厚)のNiめっき層を有する電磁鋼板の表面に塗布
、焼付けて、絶縁被膜を形成した。
実施例1と同様にして、0.7 g/m2(約0.08
μm厚)のNiめっき層を有する電磁鋼板の表面に塗布
、焼付けて、絶縁被膜を形成した。
同じく被膜特性を表1に示す。
処理亘旦
水 2000重量部重
クロム酸マグネシウム(CrOi として)100〃還
元剤(エチレングリコール)30〃 はう酸 。5
。
クロム酸マグネシウム(CrOi として)100〃還
元剤(エチレングリコール)30〃 はう酸 。5
。
下地被膜としてNiめっき層を有しない場合(比較例1
)には、歪取り焼鈍後の耐食性が悪く、一方有機樹脂を
含まない処理液りを用いた場合(比較例2)は、Niめ
っき層を存するために耐食性は良好であったものの、打
抜性に劣っていた。
)には、歪取り焼鈍後の耐食性が悪く、一方有機樹脂を
含まない処理液りを用いた場合(比較例2)は、Niめ
っき層を存するために耐食性は良好であったものの、打
抜性に劣っていた。
これに対し、この発明に従いNiめっき層を有しかつ重
クロム酸塩−有機樹脂系被膜をそなえる電磁鋼板(実施
例1〜3)はいずれも打抜性および歪取り焼鈍後の耐食
性とも極めて良好であった。
クロム酸塩−有機樹脂系被膜をそなえる電磁鋼板(実施
例1〜3)はいずれも打抜性および歪取り焼鈍後の耐食
性とも極めて良好であった。
(発明の効果)
かくしてこの発明によれば、歪取り焼鈍後の耐食性を、
電磁鋼板の絶縁被膜に要求される他の諸特性の劣化を招
くことなしに、大幅に改善することができる。
電磁鋼板の絶縁被膜に要求される他の諸特性の劣化を招
くことなしに、大幅に改善することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基地鉄板の表面に、0.01〜0.30μm厚のN
iめっき層の下地被膜と、重クロム酸塩−有機樹脂系の
混合被膜をそなえて成る打抜性および歪取り焼鈍後の耐
食性に優れた電磁鋼板。 2、重クロム酸塩−有機樹脂系混合被膜の付着量が、基
地鉄板の単位面積1m^2当たり0.4〜6.0gであ
る特許請求の範囲第1項記載の電磁鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26365485A JPS62124228A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 打抜性および歪取り焼鈍後の耐食性に優れた電磁鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26365485A JPS62124228A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 打抜性および歪取り焼鈍後の耐食性に優れた電磁鋼板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124228A true JPS62124228A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17392473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26365485A Pending JPS62124228A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 打抜性および歪取り焼鈍後の耐食性に優れた電磁鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62124228A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2316980A4 (en) * | 2008-07-22 | 2017-05-31 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Non-oriented electromagnetic steel plate and method for manufacturing the same |
-
1985
- 1985-11-26 JP JP26365485A patent/JPS62124228A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2316980A4 (en) * | 2008-07-22 | 2017-05-31 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Non-oriented electromagnetic steel plate and method for manufacturing the same |
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