JPS62123805A - マイクロストリツプラインアンテナの製造方法 - Google Patents
マイクロストリツプラインアンテナの製造方法Info
- Publication number
- JPS62123805A JPS62123805A JP60264428A JP26442885A JPS62123805A JP S62123805 A JPS62123805 A JP S62123805A JP 60264428 A JP60264428 A JP 60264428A JP 26442885 A JP26442885 A JP 26442885A JP S62123805 A JPS62123805 A JP S62123805A
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- JP
- Japan
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- antenna
- conductor
- ground conductor
- laminated
- microstrip line
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、衛生通信などの受信用アンテナとして用いら
れるマイクロストリップラインアンテナの製造方法に関
する。
れるマイクロストリップラインアンテナの製造方法に関
する。
背景技術
典型的な先行技術は、第3図に示されている6合成樹脂
製の保護層1の一表面2には、クランク状のアンテナ導
体3が形成され、このアンテナ導体3上に、誘電体4と
、接地導体5とがこの順序で積層されてマイクロストリ
ップラインアンテナ6が構成される。
製の保護層1の一表面2には、クランク状のアンテナ導
体3が形成され、このアンテナ導体3上に、誘電体4と
、接地導体5とがこの順序で積層されてマイクロストリ
ップラインアンテナ6が構成される。
このマイクロストリップラインアンテナ6を製造するに
当たっては、第4図に示されるように、保護N1上に形
成トれなアンテナ導体3と、極性ポリオレフィンフィル
ムから成る接着シート7と、ポリオレフィン樹脂8と、
極性ポリオレフィンフィルムから成る接着シートつと、
接地導体5とをこの順序で積層し、相互に加熱、圧着す
る。
当たっては、第4図に示されるように、保護N1上に形
成トれなアンテナ導体3と、極性ポリオレフィンフィル
ムから成る接着シート7と、ポリオレフィン樹脂8と、
極性ポリオレフィンフィルムから成る接着シートつと、
接地導体5とをこの順序で積層し、相互に加熱、圧着す
る。
このような先行技術では、積層体の加熱、圧着を長時間
に亘って行なうと、ポリオレフィン樹脂8および接着シ
ート7.9が溶融して、誘電体4の厚みが不均一となり
、インピーダンスの不整合を招く。したがって加熱、圧
着時間を短くする必要が生じるが、このようにすると接
地導体5と、誘電体4との充分な接着強度を得ることが
できず、第5図に示されるように、接着シートタしたが
って誘電体4と、接地導体5との間で剥離現象が生じ、
これによってアンテナ利得が低下する。さらに剥離が進
行すると、アンテナ特性の劣化番こよってアンテナとし
ての機能を果たさなくなると−1う問題が生じる。
に亘って行なうと、ポリオレフィン樹脂8および接着シ
ート7.9が溶融して、誘電体4の厚みが不均一となり
、インピーダンスの不整合を招く。したがって加熱、圧
着時間を短くする必要が生じるが、このようにすると接
地導体5と、誘電体4との充分な接着強度を得ることが
できず、第5図に示されるように、接着シートタしたが
って誘電体4と、接地導体5との間で剥離現象が生じ、
これによってアンテナ利得が低下する。さらに剥離が進
行すると、アンテナ特性の劣化番こよってアンテナとし
ての機能を果たさなくなると−1う問題が生じる。
目 的
本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、接地導体
と誘電体との剥離を防ぎ、これによって耐久性および信
頼性を向上するようにしたマイクロストリップラインア
ンテナの製造方法を提供することである。
と誘電体との剥離を防ぎ、これによって耐久性および信
頼性を向上するようにしたマイクロストリップラインア
ンテナの製造方法を提供することである。
実施例
f:tS1図は、本発明の一実施例の断面図である。
このマイクロストリップラインアンテナ10(以下、ア
ンテナと呼コζ)は、保護層11の一表面12に、マイ
クロストリップ回路を形成するためのクランク状のアン
テナ導体13が形成され、このアンテナ導体13の一表
面には、誘電体14と、接地導体15とがこの順序で積
層されて構成される。
ンテナと呼コζ)は、保護層11の一表面12に、マイ
クロストリップ回路を形成するためのクランク状のアン
テナ導体13が形成され、このアンテナ導体13の一表
面には、誘電体14と、接地導体15とがこの順序で積
層されて構成される。
保護層11は、たとえば厚み50μm、のポリエステル
フィルム上に、厚み18μmの銅τδをドライラミネー
ト法によって2ミネートして構成される。
フィルム上に、厚み18μmの銅τδをドライラミネー
ト法によって2ミネートして構成される。
アンテナ導体13は、たとえば厚み20μ鵠のアルミニ
ウム箔や、厚み35μ鴎の銅箔などから成る。
ウム箔や、厚み35μ鴎の銅箔などから成る。
誘電体14は、極性ポリオレフィンフィルムから成る接
着シート16と、ポリオレフィン樹脂17と、極性ポリ
オレフィンフィルムから成る接着シート18とから構成
される。極性ポリオレフィンフィルムとしては、たとえ
ば厚み100μm6の変性直鎖状の低密度ポリエチレン
(三菱油化(株)社製)が好適に用いられる。またポリ
オレフィン4B脂としては、たとえば17み0.8+a
mの高密度ポリエチレン(昭和電工(株)社製)が好適
に用いられる。
着シート16と、ポリオレフィン樹脂17と、極性ポリ
オレフィンフィルムから成る接着シート18とから構成
される。極性ポリオレフィンフィルムとしては、たとえ
ば厚み100μm6の変性直鎖状の低密度ポリエチレン
(三菱油化(株)社製)が好適に用いられる。またポリ
オレフィン4B脂としては、たとえば17み0.8+a
mの高密度ポリエチレン(昭和電工(株)社製)が好適
に用いられる。
接地導体15は、たとえば厚み21のアルミニウム版が
用いられる。
用いられる。
以下第2図を参照して、本発明に従うアンテナ10の製
造方法を説明する。まず第2図(1)で示されるように
、接地導体15上に接着シート18を相互に重ね合わせ
た状態で、熱ロールや熱プレスなどによって加熱処理を
施す。この加熱条件は、たとえば170°C〜300
’Cの範囲で行なうのが好ましい。このような加熱処理
−二重つ、て、第2図(2)で示される接着シート18
と、接地導体15との一体成型品を作成する。
造方法を説明する。まず第2図(1)で示されるように
、接地導体15上に接着シート18を相互に重ね合わせ
た状態で、熱ロールや熱プレスなどによって加熱処理を
施す。この加熱条件は、たとえば170°C〜300
’Cの範囲で行なうのが好ましい。このような加熱処理
−二重つ、て、第2図(2)で示される接着シート18
と、接地導体15との一体成型品を作成する。
一方、保護N11上に、スクリーン印刷などによってア
ンテナ導体13を形成する。この形成方法としては、保
、J層11の銅箔上に20μ−の厚みでアルミニウム箔
を印刷し、次にアルミニウム箔上にレジスト膜を形成し
た後、塩化第2鉄溶液によってアンテナ導体13が形成
されるべき部分以外のアルミニウム箔をエツチング除去
し、その後、稀水酸化ナトリウム溶液によってレノスト
膜を剥離した後、洗浄、乾燥する。こうして保護層11
上に、アンテナ導体13を形成rることができる。
ンテナ導体13を形成する。この形成方法としては、保
、J層11の銅箔上に20μ−の厚みでアルミニウム箔
を印刷し、次にアルミニウム箔上にレジスト膜を形成し
た後、塩化第2鉄溶液によってアンテナ導体13が形成
されるべき部分以外のアルミニウム箔をエツチング除去
し、その後、稀水酸化ナトリウム溶液によってレノスト
膜を剥離した後、洗浄、乾燥する。こうして保護層11
上に、アンテナ導体13を形成rることができる。
ソ(7) f&、fjS2 [ff1(3>テ示すレル
ヨウニ、保:1tJv111のアンテナ導体13上に、
接着シート1Gと、ポリオレフィン樹脂17とをこの順
序で積層し、さらに上に、何記接着シート18付き接地
導体15を積層し、rコとえば1130 ’C13kg
/Cll1:〕温度、圧力条11・において、これら積
層体を加熱、圧着する。この加熱は、前述の接着シート
18と接地導体15とを圧着する際の加熱温度(170
℃〜300°C)よりも低い温度、たとえば160℃以
下で)テなう。
ヨウニ、保:1tJv111のアンテナ導体13上に、
接着シート1Gと、ポリオレフィン樹脂17とをこの順
序で積層し、さらに上に、何記接着シート18付き接地
導体15を積層し、rコとえば1130 ’C13kg
/Cll1:〕温度、圧力条11・において、これら積
層体を加熱、圧着する。この加熱は、前述の接着シート
18と接地導体15とを圧着する際の加熱温度(170
℃〜300°C)よりも低い温度、たとえば160℃以
下で)テなう。
このように予め加熱、圧着された接着シート18と、接
地導体15との一体成型品を用(1て製造されたアンテ
ナ10を、たとえば100IIIμ×200mmの大き
さに切断し、塩水噴n試験を行なったところ、以下の第
1表に示される実験結果を得ることができた。
地導体15との一体成型品を用(1て製造されたアンテ
ナ10を、たとえば100IIIμ×200mmの大き
さに切断し、塩水噴n試験を行なったところ、以下の第
1表に示される実験結果を得ることができた。
このm1表において、′A験何例1〜5、接地導体15
と、極性ポリオレフィンフィルム18とを各熱処理条件
で予め加熱、圧着した場合である。
と、極性ポリオレフィンフィルム18とを各熱処理条件
で予め加熱、圧着した場合である。
塩水噴霧試験は、5%の塩水濃度で約16時間、アンテ
ナ10に噴霧した後、8時間放置して1サイクルとし、
その試験を複数サイクル繰り返したものである。
ナ10に噴霧した後、8時間放置して1サイクルとし、
その試験を複数サイクル繰り返したものである。
また比較例1では、従来のptS4図で示されるように
、予め誘電体・1と、接地導体5とを加熱、圧着しなか
った場合であり、上記実験例1〜5と同様に製造品を1
00τIIIΩX200mmの大きさに切断して塩水噴
霧試験を行なった場合である。
、予め誘電体・1と、接地導体5とを加熱、圧着しなか
った場合であり、上記実験例1〜5と同様に製造品を1
00τIIIΩX200mmの大きさに切断して塩水噴
霧試験を行なった場合である。
この第1表から明らかなように、参ジ例1に比較して、
特に実験例1〜・tにおいて剥離耐久性が着しく高めら
れていることが理解される。
特に実験例1〜・tにおいて剥離耐久性が着しく高めら
れていることが理解される。
接地導体15として、アルミニウム板に限定されず、ス
テンレス鋼板などその他の金属材料を用いるようにして
もよい。また誘電体i 4を購成するポリオレフィン!
31 Iff?としては、ポリエチレンに限定されない
ことはいうまでもない。
テンレス鋼板などその他の金属材料を用いるようにして
もよい。また誘電体i 4を購成するポリオレフィン!
31 Iff?としては、ポリエチレンに限定されない
ことはいうまでもない。
効 果
以上のように本発明によれば、保護層上に形成されたア
ンテナ導体と、一対の’ifi着シートと、ポリオレフ
ィン樹脂から成る誘電体と、接地導体とを予め準備し、
前記いずれか−Ifの接着シートと、前記接地導体とを
相互に加熱圧着し、次に、前記一方の接着シート上に、
Ii?j記誘電体と、前記いずれか他方の接着シートと
、アンテナ導体とをこの順序で積層し、その後、これら
積層体を相互に加熱、圧着するようにしたことによって
、マイクロストリップラインアンテナ10の剥離耐久性
が向上し、これによってアンテナ特性の向上および信頼
性の向上を図ることができる。
ンテナ導体と、一対の’ifi着シートと、ポリオレフ
ィン樹脂から成る誘電体と、接地導体とを予め準備し、
前記いずれか−Ifの接着シートと、前記接地導体とを
相互に加熱圧着し、次に、前記一方の接着シート上に、
Ii?j記誘電体と、前記いずれか他方の接着シートと
、アンテナ導体とをこの順序で積層し、その後、これら
積層体を相互に加熱、圧着するようにしたことによって
、マイクロストリップラインアンテナ10の剥離耐久性
が向上し、これによってアンテナ特性の向上および信頼
性の向上を図ることができる。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図はアンテナ
10の製造工程を説明するための図、第3図〜第5図は
先行記述を説明するための図である。 1.11・・・保護層、3t13・・・アンテナ導体、
4゜14・・・誘電体、5.15・・・接地導体、6,
10・・・マイクロストリップラインアンテナ、?、9
.16゜18・・・接着シート、8,18・・・ポリオ
レフィン樹脂 代理人 弁理士 画数 圭一部 第1図 第2図 第 3 図 第4図 第5図 手続補正吉 昭和61年 2月10日
10の製造工程を説明するための図、第3図〜第5図は
先行記述を説明するための図である。 1.11・・・保護層、3t13・・・アンテナ導体、
4゜14・・・誘電体、5.15・・・接地導体、6,
10・・・マイクロストリップラインアンテナ、?、9
.16゜18・・・接着シート、8,18・・・ポリオ
レフィン樹脂 代理人 弁理士 画数 圭一部 第1図 第2図 第 3 図 第4図 第5図 手続補正吉 昭和61年 2月10日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 誘電体の一方表面に接地導体が形成され、他方表面に
マイクロストリップ回路を形成するアンテナ導体が形成
され、このアンテナ導体は保護層によつて被覆されて構
成されるマイクロストリップラインアンテナの製造方法
において、 保護層上に形成されたアンテナ導体と、一対の接着シー
トと、ポリオレフィン樹脂から成る誘電体と、接地導体
とを予め準備し、 前記いずれか一方の接着シートと、前記接地導体とを相
互に加熱、圧着し、 次に、前記一方の接着シート上に、前記誘電体と、前記
いずれか他方の接着シートと、アンテナ導体とをこの順
序で積層し、 その後、これら積層体を相互に加熱、圧着することを特
徴とするマイクロストリップラインアンテナの製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60264428A JPS62123805A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | マイクロストリツプラインアンテナの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60264428A JPS62123805A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | マイクロストリツプラインアンテナの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62123805A true JPS62123805A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17403043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60264428A Pending JPS62123805A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | マイクロストリツプラインアンテナの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62123805A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6442399B1 (en) | 1995-08-07 | 2002-08-27 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Mobile communication apparatus |
JP2008072721A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | アンテナ付きケース構造物の製造方法 |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP60264428A patent/JPS62123805A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6442399B1 (en) | 1995-08-07 | 2002-08-27 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Mobile communication apparatus |
JP2008072721A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | アンテナ付きケース構造物の製造方法 |
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