JPS62123146A - α−クロルカルボン酸の製造方法 - Google Patents
α−クロルカルボン酸の製造方法Info
- Publication number
- JPS62123146A JPS62123146A JP60261403A JP26140385A JPS62123146A JP S62123146 A JPS62123146 A JP S62123146A JP 60261403 A JP60261403 A JP 60261403A JP 26140385 A JP26140385 A JP 26140385A JP S62123146 A JPS62123146 A JP S62123146A
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- Japan
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- acid
- alpha
- chlorine gas
- chlorocarboxylic
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、医薬品の中間原料として有用なα−クロルイ
ソ酪酸等のα−クロルカルボン酸の製造方法に関する。
ソ酪酸等のα−クロルカルボン酸の製造方法に関する。
(従来技術)
イソ酪酸を塩素ガスにて塩素化し、α−クロルイソ酪酸
を製造する方法において、触媒として、イオウを用いる
方法(米国特許第2043670号、英国特許第453
353号)や、イソ酪酸クロライドを用いる方法(同英
国特許第453353号)、三塩化リンを用いる方法(
米国特許第2010685号)等が知られている。
を製造する方法において、触媒として、イオウを用いる
方法(米国特許第2043670号、英国特許第453
353号)や、イソ酪酸クロライドを用いる方法(同英
国特許第453353号)、三塩化リンを用いる方法(
米国特許第2010685号)等が知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明者らは、イソ酪酸を塩素ガスにて塩素化し、α−
クロルイソ酪酸を製造するために、前記の触媒について
検討した。その結果、以下に示すように種々の問題点が
あることが明らかになった。
クロルイソ酪酸を製造するために、前記の触媒について
検討した。その結果、以下に示すように種々の問題点が
あることが明らかになった。
即ち、イオウを用いた場合には、医薬品を製造するにあ
たっての次工程、例えば、α−クロルイソ酪酸エチルを
蒸留精製する際に、蒸留塔内に固体として析出し、塔が
詰まるという問題点が生じた。
たっての次工程、例えば、α−クロルイソ酪酸エチルを
蒸留精製する際に、蒸留塔内に固体として析出し、塔が
詰まるという問題点が生じた。
また、三塩化リンや、イソ酪酸クロライドを用いた場合
には、α−選択性が悪く、α−クロルイソ酪酸の収率お
よび品質が低下するという問題が生じた。
には、α−選択性が悪く、α−クロルイソ酪酸の収率お
よび品質が低下するという問題が生じた。
(問題を解決するための手段)
本発明者らは、工業的に不利な上記の方法に替わる、次
工程での固体析出などのトラブルがなく、α−選択性が
よく、しかも効率のよいα−クロルイソ酪酸の製造方法
を確立すべく、鋭意検討した結果、触媒としてオキシ塩
化リンを用いると、上記の問題点を改善できることを見
い出した。
工程での固体析出などのトラブルがなく、α−選択性が
よく、しかも効率のよいα−クロルイソ酪酸の製造方法
を確立すべく、鋭意検討した結果、触媒としてオキシ塩
化リンを用いると、上記の問題点を改善できることを見
い出した。
また、同時にこの方法は、α−クロルイソ酪酸の製法に
限るものでなく、α−クロルカルボン酸の製法に適用で
きることを見い出し、本発明に至った。
限るものでなく、α−クロルカルボン酸の製法に適用で
きることを見い出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、
キル基またはアリール基を表わし、同一の基であっても
よい。)を有するカルボン酸(以下これを単にカルボン
酸と呼ぶ。)を塩素ガスにて塩素化し、α−クロルカル
ボン酸を製造する方法において、触媒として、オキシ塩
化リンを用いることを特徴とする、α−クロルカルボン
酸の製造方法である。
よい。)を有するカルボン酸(以下これを単にカルボン
酸と呼ぶ。)を塩素ガスにて塩素化し、α−クロルカル
ボン酸を製造する方法において、触媒として、オキシ塩
化リンを用いることを特徴とする、α−クロルカルボン
酸の製造方法である。
本発明のカルボン酸とは、イソ酪酸、α−メチル酪酸、
2−メチル吉草酸、α−フェニルプロピオン酸、等であ
る。
2−メチル吉草酸、α−フェニルプロピオン酸、等であ
る。
本反応は、気泡塔式や撹拌羽による強制撹拌式等の反応
器に入れたカルボン酸の中に、塩素ガスを吹き込むこと
によって、実施される。
器に入れたカルボン酸の中に、塩素ガスを吹き込むこと
によって、実施される。
本発明において、触媒として用いるオキシ塩化リンの量
は、カルボン酸に対して4〜6モル%が好ましい。これ
以上に触媒1を多くした場合で乙、目的物の収率には、
あまり向上はみられない。
は、カルボン酸に対して4〜6モル%が好ましい。これ
以上に触媒1を多くした場合で乙、目的物の収率には、
あまり向上はみられない。
3モル%以下では副生成物、特にβ−クロルカルボン酸
の生成が増加する。また、反応温度はI25〜150℃
が好ましく、これよりも低ずぎる場合には、β−クロル
カルボン酸およびジクロルカルボン酸等の、副生成物が
多く生成するようになる。また、高すぎろ場合には、タ
ール分が多く析出し、好ましい状態とはいえない。
の生成が増加する。また、反応温度はI25〜150℃
が好ましく、これよりも低ずぎる場合には、β−クロル
カルボン酸およびジクロルカルボン酸等の、副生成物が
多く生成するようになる。また、高すぎろ場合には、タ
ール分が多く析出し、好ましい状態とはいえない。
塩素ガスの吹き込み時間、吹き込み速度、および塩素ガ
ス/カルボン酸のモル比は、反応装置の形状や、規模な
どに応じて適宜選択される。
ス/カルボン酸のモル比は、反応装置の形状や、規模な
どに応じて適宜選択される。
(発明の効果)
本発明の方法により、
l)次工程での固体析出などのトラブルがなく、また、
2)α−選択性が高く、
3)高品質のα−クロルカルボン酸を高収率で効率的に
得ることができる。
得ることができる。
以下本発明を実施例および比較例によって詳細に説明す
る。
る。
実施例1
半径5 cm、高さ100cmの基型反応器に、イソ酪
酸10100O純度99.5%)とオキシ塩化リン(P
OCえ。)86.6g(イソ酪酸に対して5.0モル
%)を仕込み、加熱した。
酸10100O純度99.5%)とオキシ塩化リン(P
OCえ。)86.6g(イソ酪酸に対して5.0モル
%)を仕込み、加熱した。
原料温度80℃の時点で、塩素ガスを、吹き込み始め、
反応温度を137〜143℃に保った。
反応温度を137〜143℃に保った。
吹き込み速度1000n乏/minで塩素ガスを277
゛分間吹き込んだ。このとき塩素/イソ酪酸のモル比は
、l、02であった。反応終了後冷却したのち、反応液
を抜き取り、ジアゾメタン処理してガスクロ分析した。
゛分間吹き込んだ。このとき塩素/イソ酪酸のモル比は
、l、02であった。反応終了後冷却したのち、反応液
を抜き取り、ジアゾメタン処理してガスクロ分析した。
分析結果を表1に示す。
実施例2
実施例1と同様の反応器に、イソ酪酸10100O純度
99.5%)とオキシ塩化リン(P OCI3)86.
6g(イソ酪酸に対して5.0モル%)を仕込み、実施
例1と同様の条件で塩素ガスを285分間吹き込み、反
応温度を140〜146℃に保った。
99.5%)とオキシ塩化リン(P OCI3)86.
6g(イソ酪酸に対して5.0モル%)を仕込み、実施
例1と同様の条件で塩素ガスを285分間吹き込み、反
応温度を140〜146℃に保った。
反応終了後、実施例1と同様に処理して、ガスクロ分析
した。
した。
分析結果を表1に示す。
実施例3
実施例1と同様の反応器に、イソ酪酸650g(純度9
9.5%)とオキシ塩化リン(P OCえ、)34.0
g(イソ酪酸に対して3.0モル%)を仕込み、実施例
1と同様に塩素ガスを吹き込み始め、反応温度を130
〜133℃に保った。吹き込み速度500m夕/min
で塩素ガスを350分間吹き込んだ。このとき塩素/イ
ソ酪酸のモル比は、0.97であった。反応終了後、実
施例1と同様に処理して、ガスクロ分′折した。分析結
果を表1に示す。
9.5%)とオキシ塩化リン(P OCえ、)34.0
g(イソ酪酸に対して3.0モル%)を仕込み、実施例
1と同様に塩素ガスを吹き込み始め、反応温度を130
〜133℃に保った。吹き込み速度500m夕/min
で塩素ガスを350分間吹き込んだ。このとき塩素/イ
ソ酪酸のモル比は、0.97であった。反応終了後、実
施例1と同様に処理して、ガスクロ分′折した。分析結
果を表1に示す。
比較例1
実施例Iと同様の反応器に、イソ酪酸650g(純度9
9.5%)と三塩化リン30.2g(イソ酪酸に対して
3.0モル%)を仕込み、実施例3と同様の条件で塩素
ガスを350分間吹き込み、反応温度を127〜131
℃に保った。
9.5%)と三塩化リン30.2g(イソ酪酸に対して
3.0モル%)を仕込み、実施例3と同様の条件で塩素
ガスを350分間吹き込み、反応温度を127〜131
℃に保った。
反応終了後、実施例1と同様に処理してガスクロ分析し
た。
た。
分析結果を表1に示す。
比較例2
実施例Iと同様の反応器に、イソ酪酸10100O純度
99.3%)とイソ酪酸クロライド48.1g(イソ酪
酸に対して4.0モル%)を仕込み、実施例Iと同様に
塩素ガスを吹き込み始め、反応温度を140〜143℃
に保った。吹き込み速度1000m乏/minで、塩素
ガスを263分間吹き込んだ。このときの塩素/イソ酪
酸のモル比は0.97であった。反応終了後実施例Iと
同様に処理して、ガスクロ分析した。分析結果を表1に
示す。
99.3%)とイソ酪酸クロライド48.1g(イソ酪
酸に対して4.0モル%)を仕込み、実施例Iと同様に
塩素ガスを吹き込み始め、反応温度を140〜143℃
に保った。吹き込み速度1000m乏/minで、塩素
ガスを263分間吹き込んだ。このときの塩素/イソ酪
酸のモル比は0.97であった。反応終了後実施例Iと
同様に処理して、ガスクロ分析した。分析結果を表1に
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式▲数式、化学式、表等があります▼(R_1およ
びR_2はアル キル基またはアリール基を表わし、同一の基であっても
よい。)を有するカルボン酸を、塩素ガスにて塩素化し
、α−クロルカルボン酸を製造する方法において、触媒
として、オキシ塩化リンを用いることを特徴とする、α
−クロルカルボン酸の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60261403A JPH072674B2 (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | α−クロルカルボン酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60261403A JPH072674B2 (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | α−クロルカルボン酸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62123146A true JPS62123146A (ja) | 1987-06-04 |
JPH072674B2 JPH072674B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=17361382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60261403A Expired - Lifetime JPH072674B2 (ja) | 1985-11-22 | 1985-11-22 | α−クロルカルボン酸の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072674B2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-22 JP JP60261403A patent/JPH072674B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH072674B2 (ja) | 1995-01-18 |
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