JPS62123117A - 塩酸ニカルジピン経口用組成物 - Google Patents

塩酸ニカルジピン経口用組成物

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JPS62123117A
JPS62123117A JP26291985A JP26291985A JPS62123117A JP S62123117 A JPS62123117 A JP S62123117A JP 26291985 A JP26291985 A JP 26291985A JP 26291985 A JP26291985 A JP 26291985A JP S62123117 A JPS62123117 A JP S62123117A
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JP
Japan
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acid
nicardipine hydrochloride
parts
hydrochloride
action
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Pending
Application number
JP26291985A
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English (en)
Inventor
Misao Someya
染谷 操
Yoshiyuki Yoshida
吉田 善行
Seiji Kondo
近藤 誠次
Heinojiyou Yamasaka
山坂 平之▲烝▼
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Nippon Chemiphar Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemiphar Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩酸ニカルジピン(2,6−ノメチルー4−(
3’−二トロフェニル)−1,4−ノビドロビリジン−
3,5−ノカルボン酸−3−メチルエステル−5−β−
(N−ベンツルーN−メチルアミノ)エチルエステル塩
酸塩 )を含有する塩酸ニカルジピン経口用組成物に関
する。
塩酸ニカルジピンはカルシウムきっ抗体用により脳血管
拡張作用、冠血管拡張作用、および血圧降下作用を有す
る薬剤として開発された循環機能改善剤である。
塩酸ニカルジピンは低PH液領域に対する溶解性は良好
であるが高PH液領域では極めて溶解性が悪い。従って
、塩酸ニカルジピンを含有する医薬製剤は充分に長時間
酸性領域に留どまっている場合にだけ、固形製剤からの
溶出性が良好であり吸収が可能になる。即ち、溶出性が
胃および腸上部器官内のPHおよび滞在時間に大きく依
存する。薬物の血中濃度は食事、胃および上部消化管の
P [(および運動性によっても著しく影響を受ける。
これらの問題を解決するための1つの方法が特公昭59
−48810に記載されている。即ち塩酸ニカルジピン
を無定形にするすることにより腸液での溶出性を改善す
る方法である。
本発明者らは、塩酸ニカルジピンに有機酸、更には水溶
性高分子を配合することにより、高P I(液領域にお
ける溶出性を改善できる経口用組成物を完成するに至っ
た。
本発明による経口用組成物は次のようにして製造される
。即ち塩酸ニカルジピンに有は酸、水:17性高分子、
賦形剤および崩壊剤等を加え充分に混合する。この混合
物に水またはrf磯18媒を加えて造粒する。造粒した
ちのはか粒としてそのまま製品としてもよいし、カプセ
ル剤とすることらできる。あるいはか粒に滑沢剤を加え
て製錠する。また上記混合物は滑、ノテ剤を加えてその
まま粉末打錠することらできる。尚、このようにして得
られたか粒および錠剤は適当な剤皮をほどこすこともで
きる。
本発明で用いられる有機酸としてはクエン酸、酒石酸、
コハク酸、7ノビン酸、7マル酸、リンゴ酸、7人コル
ビン酸主たはこれらの酸の混合物を挙げることかできる
。有(凌酸の配合割合として塩酸ニカルジピン1部当た
り()、5部から上限については有機酸か生理的に特に
影響を与、えないことまたは製剤王将(二問題か生じな
い範囲であれば゛、上限は1.テに限定せずども良い。
水lH性性分分子してはメチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、ヒドロキンプロピルメチルセルロ
ース及び一般的に用いられる医薬用水溶性高分子または
これらの2種以上の;R1合物を挙げることかできる。
水溶性高分子の配合割合として塩酸二カルノビン1部当
たり0.5〜3.0部用いられる。
この有1尺酸等の添加により溶出性が南北するのは、製
剤内に浸透した溶出液か製剤に含まれる有機酸、水溶性
高分子によりl1tP+(液領域になりこの状態が維持
されることにより、塩酸ニカルジピンかり溶化されるこ
とによるものと考えられる。
本発明で用いられる賦形剤、崩壊剤および滑J(剤は従
来!!!剖で使用されているものが用いられる。たと元
ば賦形剤としでは2L糖、澱粉、マンニトール、微結晶
セルロース、リン酸水素カルシウム等か、崩壊剤どして
はカルボキシメlルセルローζ、カルボキシメチルセル
ロースカルシークム、 ポリエチレングリコール、:殿
粉等か、滑沢剤としては久デアリン酸マグネシウム、タ
ルク等か用いられる。これらの添加剤の使用層は1・S
に制限はなく使用目的によって適宜法めればよい。
本発明の特徴は、すでに知られているような塩酸ニカル
ジピンを無定形にせずとら、塩酸ニカルジピンにhFr
”l酸、す!には水〆8性品分子−1”Fを配合するこ
とにより、高P l−1液β1“1域こ゛f、溶出斗の
良好な塩酸ニカルジピン経[−1組成物を極めて容嶋(
二嬰造4士られることにある。また該!IL成物酸物定
性も一般的1:無定形とする上りら高いと考えられる。
次に本発明を以下の実施例1こよ1)具体的に説明rる
か、本発明はこれらに限定される乙のではない。
実施例1゜ 鼾 塩酸ニカルジピン              20部
フハク酸                 2〈)部
メチルセルロース(Sへ1−800F)20部2L  
糖                60部トウモロコ
シ澱粉              4↓O1lls■ ヒドロキシプロピルセルロース(日曹1−(P C−L
 )  2部合 まト               
        162部−翠迭 上記処方に従い塩酸ニカルジピンおよびコハク1唆・乳
糖・ トウ上0コシ澱粉を均一に混合し、ヒドロキシプ
ロピルセルロース(5%W/V )をエタノールに溶解
しパイングーとして通常の湿式造粒を行なった。60°
Cで一夜乾燥後、造粒物を20〜48+neshで整粒
し、か粒剤を得た。
実施例2゜ νj 塩酸ニカルジピン               2(
)部クエン酸                   
    20部■ メチルセルロース(SM  80f)0)      
  213部2し糖                
     80部微結晶セルロース(アビセルP i−
(−30ら    6()部■ ヒドロキシプロピルセルロース(日曹1−I P C−
L )   3 &lS合計        20:3
都 農 実施例1と同様にして2()〜481IIeshのが粒
剤を得た。
実施例3゜ 実施例1で1(またか粒に0.8%厨/Vのステアリン
酸マグネシウムを混合し311印の杵で打錠し1錠当た
り塩酸ニカルジピン20 「11gを含有する裸錠を得
た。
実施例4゜ 双方 塩酸ニカルジピン                2
0部7ノビン酸                  
 40部■ ヒドロキシプロピルメチルセルロース(TC5R)  
20部■ ヒドロキシプロピルセルロース(日ff1(PC−1、
)  20部乳糖                 
     50部無水リン酸水素カルシウム     
        10部ステアリン酸マグネジ゛ンム 
             2部合計        
 162部 欠法 上記処方に従い、粉末打錠により、1錠当たり塩酸ニカ
ルジピン20Il1gを含む8+amの裸錠を得た。
比較例1゜ 処方 塩酸ニカルジピン                2
0部乳糖          100部 トウモロコシ)殿粉                
4()部■ ヒドロキシプロピルセルロース(「1■シHP C−L
 )    2 I%合計         162部 製法 実施例1と同様にして20〜48 meshのか粒剤を
作成した。
比較例2゜ ゑ方 塩酸ニカルジピン                2
0部乳糖                     
   9011無水リン酸水素カルシウム      
       40部カルボキシメチルセルロースカル
シツム(ccc−soffi  10 部ステアリン酸
マグネシウム              2部合計 
        162部 号 実施例4と同様にして1錠当たり塩酸ニカルジピン20
■を含む811110の裸錠を作成した。
実施例1,2,3,4および比較例1,2で得られた製
胴の溶出試験を日帰パドル法により行なった。試験液は
、塩酸ニカルジピンの溶解性が悪いPH領領域あるPH
6,5(0,05Mリン酸緩衝液)900…1を使用す
る。試料量は塩酸ニカルジピン20+og相当の製剤と
した。溶出試験の結果を図1、図2に示す。
図から見ることができるように実施例1,2,3.4で
得られた本発明組成物は、塩酸ニカルジピンの:8解性
が悪い試験液を使用しているにもかがわらず20分以内
で少なくとも95%の溶出を示しており、一般的な製法
による製剤例(比較例1,2)と比較して明らかに良好
な溶出を示している。
【図面の簡単な説明】
図1は実施例1,2がら?!LL、)れだ本発明のが粒
剤および比較例1がら得られたか粒剤に関するP H6
、Sにおける溶出試験結果を示す図である。 図2は実施例3.・[から得られた本発明の錠剤および
比較例2から得られた裸錠に関するPH6,5における
lS出試験結果を示す図である。 出 願 人 日本ケミファ株式会社 図   1 時 間(分) 図  2 時 間(分)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩酸ニカルジピンと有機酸とを含有することを特
    徴とする塩酸ニカルジピン経口用組成物。
  2. (2)有機酸はクエン酸、酒石酸、コハク酸、アジピン
    酸、フマル酸、リンゴ酸、アスコルビン酸またはこれら
    の混合物である特許請求の範囲第1項記載の経口用組成
    物。
  3. (3)有機酸の配合割合が塩酸ニカルジピン1部に対し
    0.5部以上である特許請求の範囲第1項記載の経口用
    組成物。
  4. (4)塩酸ニカルジピン、有機酸および水溶性高分子を
    含有することを特徴とする塩酸ニカルジピン経口用組成
    物。
  5. (5)水溶性高分子がメチルセルロース、ヒドロキシプ
    ロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
    スまたはこれらの混合物である特許請求の範囲第4項記
    載の経口用組成物。
  6. (6)水溶性高分子の配合割合が塩酸ニカルジピン1部
    に対し0.5〜3.0部である特許請求の範囲第4項記
    載の経口用組成物。
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