JPS62123071A - 耐水性の優れた窒化アルミニウム質焼結体 - Google Patents

耐水性の優れた窒化アルミニウム質焼結体

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JPS62123071A
JPS62123071A JP60259879A JP25987985A JPS62123071A JP S62123071 A JPS62123071 A JP S62123071A JP 60259879 A JP60259879 A JP 60259879A JP 25987985 A JP25987985 A JP 25987985A JP S62123071 A JPS62123071 A JP S62123071A
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JP
Japan
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aluminum nitride
sintered body
water resistance
high water
layer
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Pending
Application number
JP60259879A
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English (en)
Inventor
洋一 萩原
健一郎 宮原
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高温・高強度材料、半導体パッケージ基板材[
[等として有用な、耐水性の優れた窒化アルミニウム質
焼結体に関する。
(従来の技術) 窒化アルミニウム質セラミックスは、炭化珪素、窒化珪
素などとともに1(良な高温 高強度材料として使用さ
れている3 また、その理論熱伝導率が約3QQW、/…°にと非常
に高いものであることから高熱伝導材料として主に半導
体装置用に、そしてまた透光性の良いものは、特色ある
波長領域をもつ透光材「1として注口されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、窒化アルミニウム質焼結体表面は、下記
反応式に示すごとく、水と反応して(i食され易く、耐
水性が不良である。
2AIN+8H20→A1□O1・3H20+2NH4
(OH)あるいは 2AIN+6820−Al2O2−820+2Nl(、
<011)上記式による反応生成相は環境条件によって
異なるが、ギブサイト、ベーマイト、ダイアスボア笠の
アルミニウム水酸化物の薄層となる。
そして」−記反応中、侵食された部分の周囲の水は、反
応により生成した水酸化アンモニウムによって118が
上昇し、溶解度を高めるため、上記一部生成物も更に溶
解され、一定程度まで反応を促進させることとなる。
以上の反応のため、ファインパターンで実装された゛r
導体装置等の電子部品が含水雰囲気中に置かれた場き、
溶出したA1、(OH)イオン等によってリード線、コ
ンデンサ等を汚染したり、絶縁不良を招いたりして、電
子部品の機能を著しく劣化させる危険がある。
そのため、実用上の障害となり、用途範囲が制限されて
いる。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者は前記現状に濫み種々研究の末、窒化アルミニ
ウム買焼結体の耐水性を向上させることに成功した。
すなわち、H(ヒアルミニラム質焼結体の表面を高温酸
(ヒ処理して、酸rヒ物の保護層を形成すると該焼結体
の耐水性が著しく向上することと知見し本発明をなすに
至ったのである。
したがって本発明は、窒化アルミニウム質焼結体の酸化
焼成により生成された厚さ1〜50μmのα−A120
.を主相とする酸化物層が表面に形成されてなることを
特徴とする耐/に性の潰れた窒化アルミニウム質焼結体
にある。
」二足本発明の窒化アルミニウJ1貫焼結体を製)♂す
るには、所定形状の窒化アルミニウムH3n結木を酸化
雰囲気中で高温処理した後、冷却すればよいのであるが
、高温酸化処理した後に行う冷却処理は、酸化物層が比
較的厚い場合は、除冷して冷却することが好ましく、さ
もないと窒化アルミニウノ、買焼結体人面の酸1ヒ物層
にクラックが生じてしまい、耐水性の向上が望めない。
高温酸化焼成は通常1000℃以上で行うことが好まし
く、酸化物層の厚みを10μI11程度とする場合は1
300℃付近で1時間、20μ冑程度とする場合には1
400℃付近で1時間、実施すればよい。
上記のごとく、表面処理と行わない窒化アルミニウム買
焼結体は水に侵され易く耐水性が不良でありことから、
本発明では上記反応から焼結体を[jffするための手
段として、窒rヒアルミニウム質焼結体表面部分に高温
酸化処理による安定なα−A 1203層を形成させた
。高温下では主に以下の反応が容易に進行する。
4AIN  ト 30 。→ 2AI203+2N2し
かし、この高温酸化処理において酸化物層が1μmより
薄い場りは、保護層としての効力を発揮せず、耐水性の
優れた窒化アルミニウムとはならない。
池方、50μI11を越える酸化物層を形成した場合は
、α−AI20z層と基体の窒化アルミニウム焼結1本
材1゛1との間の熱膨張宰差によると考えられる、クラ
ックが発生する。そしてこれは、前記高温酸1ヒ処J1
時のみならず、製品が高温において、繰り遅し、熱履歴
3受ける環境にさらされると、強度劣(ヒを生じる。ク
ラックを生じたものは、クラックを通してMlヒが息激
に促進されることとなる。
したがって以上のように、酸化物層の厚みを17411
1〜50μI11とすることによって、表面の耐水性を
向上させ、かつ、強度劣化を起こさない、窒化アルミニ
ウム焼結体が得られるのである。
(実施例) 窒化アルミニウム粉末95!llff1%に、焼結助剤
として酸1ヒイットリウム5重量%を添加、混会し、さ
らにバインダーとしてパラフィンワックス6重Fi%と
ステアリン酸1重量%を加えて混きしたものを、成形圧
1000 Kg/cm2でプレス成形して所定形状体と
なし、これら多数1 ’W (1: した。
次ぎに上記製1ヤされた成形体を常法により脱脂した後
、窒素雰囲気中、1850℃、30分間で常圧焼成して
窒化アルミニウム質焼結体f!:得た。
そしてその焼結体の表面をダイアモンドホイールで研1
し、ダイアモンドパットにより平面となし、30 +n
+aX 30 m+nX 1 mmの板状試料となした
後、空気中、750〜1600℃で、各1時間保持する
加熱スケジュールで酸化!13f!!シ、各試料表面に
酸化層な形成させた。酸化後の表面層なX線解析により
分析した結果、生成物は主相がα−A120、てあり、
池にAINの焼結助剤に起因するCll−A1・−〇系
用やY −A I−0系相が微量存在していることを確
;2した。酸fヒ増敏から算出された生成層の15さは
第1図に示すように、10ツl〜された。
1μm以下ては酸fヒ増量が微Uで測定不能、50Jt
 Illより厚い酸化層ではクラックが生じた。
代表的な試1′4として、未処理試f’l、800℃処
理の微少酸化試1コ1.0.5μ+n、1μm、5μm
、10μIn及び40μIl+の酸化層をもつ試rlを
作成し、プレッシャークツカー法(120°C52気圧
)で耐水性テスト、その他を行った。その結果は第1表
及び第2図に示すごときものであり、水酸化物生成によ
る増量が見られなくなるのは、二の処理方法でも1μm
1以上の酸化物層が形成されたものであることがl’!
Iる。
なお、形成される酸化物層の厚み(d)と高温酸化処理
時間(1)との関係については、略d”OClの関係が
成り立つことを確認している。
第1表 注1.PCTニア°レッジ、−り、、、り−4C験注2
.熱伝導率はα−^LO,層上から測定した値である。
車は本発明の範囲外 (発明の効果) 擾れた高温特性、熱伝導特性を有し、高温材料、半導体
装置等に大いに使用されつつある窒化アルミニウム質焼
結体が、耐水性が不良であるため実用上の障害があって
その用途範囲も限定されていたという問題点は、以上の
とおり本発明によって1−分に解決できることとなった
そして本発明の酸化物層を形成するには酸化雰囲気中で
単に高温加熱するという斯めて簡単な手段を採用すれば
よいという点で非常に有利なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は窒化アルミニウム質焼結体の高温酸化処理と生
成された酸化物層のα−A 1.0 、層の厚みとの関
係を示すグラフ、第2図は窒化アルミニウム11力゛L
結体の表面α−A1□O3形成層厚みとプレシャークツ
カ−試験後の水との反応による水酸化物の増量の関1系
を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  窒化アルミニウム質焼結体の酸化焼成により生成され
    た厚さ1〜50μmのα−Al_2O_3を主相とする
    酸化物層が表面に形成されてなることを特徴とする耐水
    性の優れた窒化アルミニウム質焼結体。
JP60259879A 1985-11-21 1985-11-21 耐水性の優れた窒化アルミニウム質焼結体 Pending JPS62123071A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007034955A1 (ja) * 2005-09-26 2007-03-29 Tokuyama Corporation 発光素子搭載用セラミックス焼結体

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JPS6246986A (ja) * 1985-08-22 1987-02-28 住友電気工業株式会社 窒化アルミニウム基板およびその製造方法

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