JPS6212131Y2 - - Google Patents

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JPS6212131Y2
JPS6212131Y2 JP15907582U JP15907582U JPS6212131Y2 JP S6212131 Y2 JPS6212131 Y2 JP S6212131Y2 JP 15907582 U JP15907582 U JP 15907582U JP 15907582 U JP15907582 U JP 15907582U JP S6212131 Y2 JPS6212131 Y2 JP S6212131Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
seal ring
annular groove
space
cross shaft
pinion
Prior art date
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JP15907582U
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JPS5963260U (ja
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Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Retarders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインターアクスルデフレンシヤルのピ
ニオン及びスラストワツシヤの潤滑装置に関する
ものである。
従来、インターアクスルデフレンシヤルの潤滑
については車両が停止時にデフケースa内に孔e
より外部から油が流入し、十字軸b、ピニオン
c、スラストワツシヤd等の摺動部が潤滑される
構造になつていた。
しかし、ピニオンcの回転が大でスラスト力が
大の時には、油は遠心力でデフケースa内から外
部へ流出し、摺動部に油ぎれの現象が生じ最終的
に焼付けを生じていた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところはデフケースの外部よ
りピニオン摺動部、スラストワツシヤ摺動部に強
制的に潤滑油を供給することを可能にして焼付け
を防止することにある。
以下、本考案を第2図および第3図を参照して
説明する。
図面中24はケースであり、ケース24の支承
部25には軸受26を介してデフケース23が設
けてあり、デフケース23にはギヤ27が取付け
てあつて、このギヤ27はエンジンの出力側のギ
ヤ28が噛合つている。
図面中1は前軸、2は後軸であつて、前・後軸
1,2はそれぞれデフケース23内に回転可能に
挿入してある。
前・後軸1,2にはギヤ31,32′が取付け
てある。またデフケース23には十字軸3が設け
てあり、十字軸3にはピニオン19が設けてあ
り、ピニオン19はギヤ31,32′に噛合して
いる。ピニオン19とデフケース23の内面との
間にスラストワツシヤ20が設けてある。また前
記十字軸3の中央部分にはシールリング6が嵌着
してあり、シールリング6に前記前・後軸1,2
の端部が摺接している。
前記デフケース23の外周部にはシールリング
7が設けてあり、このシールリング7は、ケース
24に設けたブラケツト17にシム8を介してボ
ルト9、ワツシヤ10で固定してある。シールリ
ング7の内周面には環状溝29が形成してある。
そしてシールリング7には環状溝29に通じるニ
ツプル11が取付けてある。前記ケース24には
通路30が形成してあり、通路30の両端部には
ニツプル13,14が取付けてある。ニツプル1
4は配管15が接続してあり、配管15は給油プ
ラグに通じている。前記ニツプル13は配管12
を介してニツプル11に接続してある。そして、
配管15、ニツプル14、通路30、ニツプル1
3、配管12、ニツプル11で潤滑油管路Aを構
成している。
前記デフケース23には外部から内部にかけて
前記シールリング7の環状溝29に通じる導孔2
1が設けてあり、また前軸1には導孔21を十字
軸3の中央部の空間32に連通する導孔4が形成
してある。十字軸3には空間32をピニオン摺動
部33及びスラストワツシヤ20の摺動部34に
通じる導孔5が形成してある。図面中16はOリ
ング、18は盲プラグである。
しかして、潤滑油管路Aを流れる油は環状溝2
9、導孔21,4を介して空間32に入り、導孔
5を介してピニオン摺動部33及びスラストワツ
シヤ摺動部34に供給され、潤滑に供される。
このようにしてデフケース23内に送り込まれ
た油はデフケース23に設けた排油孔22を通つ
て外部に流出する。
Oリング16は油が前軸1のスプライン溝を通
つて外部に逃るのを防止するし、シールリング6
は前・後1,2と十字軸3との間のシール性をよ
くする。
本考案は以上詳述したように、ケース23側に
固定されたシールリング7をデフケース23の外
周部に摺接させると共に、シールリング7の内周
面に環状溝29を形成し、デフケース23に設け
た十字軸3の中央部に前・後軸1,2の端部を
前・後よりシールリング6を介して当接して十字
軸3の中央部に密閉された空間32を形成し、シ
ールリング7の環状溝29に潤滑油管路Aを連通
すると共に環状溝29を導孔24,4を介して空
間32に連通し、十字軸3に空間32をピニオン
摺動部33及びスラストワツシヤ摺動部34に連
通する導孔5を設け、デフケース23に排油孔2
2を設けたことを特徴とするものである。したが
つて、デフケース23の外部よりピニオン摺動部
32、スラストワツシヤ摺動部33に強制的に潤
滑油を供給することができて焼付けを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の潤滑装置を備えたインターアク
スルデフアレンシヤルの縦断面図、第2図は本考
案に係る潤滑装置を備えたインターアクスルデフ
アレンシヤルの縦断面図、第3図は第2図−
線に沿う断面図である。 1は前軸、2は後軸、3は十字軸、4,5,2
4は導孔、6,7はシールリング、32は空間、
33はピニオン摺動部、34はスラストワツシヤ
摺動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース24側に固定されたシールリング7をデ
    フケース23の外周部に摺接させると共にシール
    リング7の内周面に環状溝29を形成し、デフケ
    ース23に設けた十字軸3の中央部に前、後軸
    1,2の端部を前後よりシールリング6を介して
    当接して十字軸3の中央部に密閉された空間32
    を形成し、シールリング7の環状溝29に潤滑油
    管路Aを連通すると共に環状溝29を導孔21,
    4を介して空間32に連通し、十字軸3に空間3
    2をピニオン摺動部33及びスラストワツシヤ摺
    動部34に連通する導孔5を設け、デフケース2
    3に排油孔22を設けたことを特徴とするインタ
    ーアクスルデフアレンシヤルの潤滑装置。
JP15907582U 1982-10-22 1982-10-22 インタ−アクスルデフアレンシヤルの潤滑装置 Granted JPS5963260U (ja)

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JP15907582U JPS5963260U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 インタ−アクスルデフアレンシヤルの潤滑装置

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JP15907582U JPS5963260U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 インタ−アクスルデフアレンシヤルの潤滑装置

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Publication Number Publication Date
JPS5963260U JPS5963260U (ja) 1984-04-25
JPS6212131Y2 true JPS6212131Y2 (ja) 1987-03-26

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JP15907582U Granted JPS5963260U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 インタ−アクスルデフアレンシヤルの潤滑装置

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FR2866684B1 (fr) * 2004-02-24 2007-05-11 Renault Vehicules Ind Ensemble de mecanique adaptation

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JPS5963260U (ja) 1984-04-25

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