JPS62120418A - 取鍋内溶鋼の精錬法 - Google Patents

取鍋内溶鋼の精錬法

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JPS62120418A
JPS62120418A JP25876085A JP25876085A JPS62120418A JP S62120418 A JPS62120418 A JP S62120418A JP 25876085 A JP25876085 A JP 25876085A JP 25876085 A JP25876085 A JP 25876085A JP S62120418 A JPS62120418 A JP S62120418A
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Mutsuo Nakajima
中嶋 睦生
Masatomo Sasagawa
笹川 正智
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Nippon Steel Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • C21C7/0037Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00 by injecting powdered material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C21C7/04Removing impurities by adding a treating agent
    • C21C7/072Treatment with gases

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は精錬炉から取鍋内に出鋼された溶鋼中のマンガ
ンを高める溶鋼の精錬法に関する。
従来の技術 鋼中に含有されるマンガンは鋼の引張り強さを増すため
に不可欠の金属であり、鋼の必要強度に適した量が添加
されている。この鋼中のマンガンを必要強度に適した含
有埴とするための方法については、転炉等で吹錬を行な
い鋼中マンガン0.1〜0.2%の粗溶鋼を取鍋に出湯
する際に、Fe−KnあるいはSi −Mn等のマンガ
ン合金鉄を添加している。
しかしながら溶鋼へのマンガン添加に際してマンガン合
金鉄を添加する方法は、該マンカン合金鉄自体がマンガ
ン鉱石を原料として電気炉で還元精錬されており、極め
て+01価であること、また、合金鉄の添加に伴ない溶
鋼の温度を高くする必要があり、これが溶鋼歩留の低ド
、あるいは耐火物の溶損を生ずる等の好ましくない・バ
、態を招く。
従って従来よりマンガン合金鉄の添加を抑制するために
、転炉の精錬能を向1−せしめて、転炉内にマンガン鉱
石を添加し、吹錬中ににnを還元して溶鋼中の(Mn)
を0.2〜0.4%程度に高める方法が採用されている
しかし、この転炉内にマンガン鉱石を添加して鋼中マン
ガンを高める方法では、転炉内に存在する多:aのスラ
グによりマンカン鋸石の遺元がさまたげられる結果、マ
ンガン還元率は40〜50%が限界となる。このような
低いマンカン5元率では装人されたマンカン鉱石が無駄
になることに加え、還元されないマンガン鉱石が転炉内
スラグの増加を招き、溶鋼歩留の低下や転炉1酎大物の
溶損を高める等の欠点を有している。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、前述した如き従来法の欠点である鋼中マンガ
ンを高める際に、高価な鉄−マンガン合金の使用、ある
いはマンガン5元率の低い転炉内へのマンガン鉱石装入
による溶鋼歩留の低下や転炉耐火物の溶損量増加を防ぎ
、極めて効率良く。
溶鋼取鍋内でマンガン鉱石を還元し、鋼中マンガンを高
めることのできる精錬法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明は取鍋内溶鋼に底部より不活性ガスを吹込みつつ
、f:方より浸漬管を浸漬せしめて、該浸漬管内溶鋼に
ランスを介して吹酸する溶鋼の精錬法において、該浸漬
管内にマンガン含有物質と含炭物質を添加してMnを溶
鋼に還元回収することを特徴とする取鍋内溶鋼の精錬法
である。
作用 以F本発明による取鍋内溶鋼の精錬が、について述べる
まず、転炉でのマンガン鉱石の還元反応を考察すると、
上吹酸素ジェットによる溶鋼の強攪拌と酸素ジェ、ト’
1’方の高温火点及び溶鋼中の炭素によるマンガン鉱石
の還元が極めて有効である反面、転炉内スラグ内に残留
した一定;tのマンガン鉱石は還元不可能であり、結果
として前述の如く転炉内でのマンガン鉱石還元率は40
〜50%が限界となる。
本発明者等はこれ等のLnの回収に有効な条件をより強
化して安定した高い回収率を得るには1−■−吹、若し
くは−L底吹転炉で脱C1脱P等の精錬を行なって後に
、取鍋にて限定域内還元精錬が極めて有効であることを
知見し11)た。
また、この限定域内精錬によって、酸化性スラブを確実
に排除し、還元雰囲気の強化と安定化を図るとともに、
高温火点域の形成保持等により溶鋼へのMnの還元とM
n分配比を向−■−する。
また少贋のガス吹込みにより強力な攪拌作用の付1yを
行ない、還元反応の促進と還元されたMn元素の可及的
速やかな溶鋼への拡散によって、高い還元反応を達成し
うろことをも知見し得たことにある。
而して本発明は転炉で脱C1脱P等の吹錬を行なって後
に、取鍋に脱酸剤であるM、 Si、 Nn等の合金鉄
を若干添加しつつ出鋼し1次いで溶鋼取鍋の底部に設け
られたポーラスプラグからアルゴン等の不活性ガスを吹
込むと、ガス浮上により溶鋼」二面のスラグは押し分け
られ溶鋼面が露出する。
その後該露出部にキャップ状の浸漬管を下降させ溶鋼へ
浸漬させる。
この状態で浸漬管内に吹酸しつつ、−L部投入孔より例
えばマンガン鉱石等のマンガン含有物質と、コークス粉
、石炭粉等の含炭物質の混合物を添加するか、あるいは
マンガン含有物質と含炭物質を各々添加する。
この吹酸により添加された含炭物を燃焼せしめて、該浸
漬管内に高温の火点域を形成するとともに、内部は強還
元雰囲気が保持され、吹酸昇熱に伴ない還元反応は迅速
に進行する。
また、上部からランスを介して酸素、若しくは酸素を含
むカスの吹酸と取鍋底部から吹込む不活性ガスとによっ
て、2段階の攪拌、すなわち反応拠点である浸漬管内強
攪拌と、底吹きガスによる鋼浴の全体のφ〜弱の攪拌に
より、還元反応の促進と、還元されたにnの浴内への拡
散促進の最も理想的な反応が行なわれ、該浸漬管内の5
元にnの強化を抑制し、高いMn分配反応が維持される
この浸漬管内のみにおけるマンガン含有物YIの還元は
、初期に混入する酸化性スラグの排除により還元反応の
阻害が少なく、さらに転炉で既に精錬された(P)、(
S)等の復(P)、(S)等による溶鋼の汚染も抑制さ
れる。また、還元されたMnは、取鍋内の中〜弱攪拌に
よって浴中に拡散されるために、添加する炭素の溶鋼加
炭および反応界面の有害酸化物の混入も抑制され、高清
浄でのMn量元回収を11−なうことがl■能である。
このMna元の精錬の際に形成される生成スラグはMn
含有物質中の不純物と溶出耐火物等が主体であり、生成
Ja−は極めて少なく、該生成スラグ中のMn含有縫は
極少賃に抑えられ90%以上の還元回収率が達成される
なお浸漬管内に添加するマンガン含有物質は、その反応
性から粉状か、若しくは10I1厘以下の小粒が良く、
含炭物質も同様である。またその溶解性から例えば粉状
の両者混合物を小粒状化するか、又は昇熱に伴ない崩壊
性を有するものが好ましい。
また、これ等のMn還元精錬に合せ造滓剤を添加し、一
部脱S等の吹酸精錬を組合せ行なうことが可能であり、
この際にも限定域内精錬効果により、生成スラグ酸は少
壜に抑制されることから、Mn還元率の阻害は殆んどな
い。
さらにまた該溶鋼は真空脱ガス処理あるいはLF(取鍋
精錬)等の最終の清浄化二次精錬工程によって、清浄化
仕上げと成分調整が行なわれるが、この際に鋼中の酸素
量をもコントロール出来、後工程における脱ガス時の脱
炭を効果的に行なわしめるごともτif能である。
実施例 次に本発明による溶鋼の精錬法の一実施例について述べ
る。
第1図は本発明の溶鋼精錬の一実施例の断面図を示すも
ので1図において、取鍋1内の溶#42のに面にキャッ
プ型浸漬管3(以Fmに浸漬管と称する)を設置して実
施する。浸漬管3の1一方には副材投入管4と排煙吸引
管5が浸漬管3の一■ニード昇降に追随する構造体で接
続されている。又浸漬管3とは独立して昇降するL吹酸
素ランス6が設置されている。取鍋溶tIA2を攪拌す
る目的のため取鍋1の底部にポーラスプラグ7が埋設さ
れている。
上述の如く構成された装置を用いて実際のマンガン鉱石
量元法を述べる。
浸漬管を溶鋼内に浸漬するに先立ち、取鍋底ポーラスプ
ラグ7からArあるいはNz等の不活性ガスを吹込み、
浸漬管3下方の取鍋溶鋼2の上面に浮遊したスラグ8を
排除した後に、浸漬管3を溶鋼2に浸漬する。
これはスラグ8は転炉内吹錬中に生成した酸化性スラグ
であり、投入されたマンガン鉱石の還元が阻害される1
fを防止するためである。
この段階で浸漬管3の内部の溶鋼2は、ポーラスプラグ
7から吹込まれるArガスの上昇により激しく攪拌され
ている。
次いで副材投入管4から、例えばマンガン鉱石粉と炭素
粉との混合物を一定速度で連続的に役人し、これに合せ
て同時に上吹ランス6から酸素をジェット状に吹酸し、
炭素を燃焼させると共に、残りの炭素でマンガン鉱石を
口元するものである。
この際マンガン鉱石と炭素の割合は、マンカン鉱石中の
MnO、FeOの量により決定されるが、該酸化物が化
学量論的に5元出来る炭素量に1−吹酸素により燃焼消
費される炭素らXを加えたに比で製造する事が好ましい
。例えば一般的なマンガン鉱石MnO: 41%、Fe
d:28%の場合には、還元反応式MnO+ C+M1
1+CO及びFeO+ C+Fe+COで心霊な炭素量
は、マンガン鉱石1 to++で117kgと計算出来
る。これにL吹酸素で燃焼する炭素を加えて決定する。
第1表は350丁の取鍋的溶鋼でマンガン鉱石を還元し
た原料を表わしており、鋼中マンガンは0.12%から
0.2S%までに昇した。このときのマンガン鉱石の5
元率は約93%と極めて高率であった。
第2表はマンガン鉱石粉、炭素粉の混合物組成を示す。
マンガン鉱石粉と1!粉の混合物の中に回収AQを混合
してペレット状にした物を投入しても、マンガン還元率
に差はなく高率であった。
しかしマンガン鉱石塊と炭素塊を分けて投入した場合に
はマンガン鉱石歩留は50〜60%と低かった。
このことからマンガン鉱石と炭素が共存している状態で
還元がスムースに起ることを表わしている。
第1表 第2表 発明の効果 以上に述べた如く、本発明による取鍋自溶鋼精錬法を用
いることにより、極めて高効率のマンガン還元率が41
トられる結東、溶鋼成分調整用マンガン合金鉄を大+b
に節約出来、しかも転炉での溶鋼温度を低[Jに出来る
ため、溶鋼歩留の向にや転炉耐火物の溶損を直が小さい
また、後I−程の清浄化工程と組合せ用いることで、高
品質の溶鋼を安価に植糸できる等二■二業的に極めて優
れた精錬法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による溶鋼取鍋内でのマンガン鉱石の還
元法の一実施例の断面図を示す。 1・eψ取鍋、211・・溶鋼、3拳・・侵漬管、4・
φψ副材投入管、5 a s・排煙吸用管、6拳−−−
L吹酸素ランス、7φ116ポーラスプラグ、8・・@
スラグ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 取鍋内溶鋼に底部より不活性ガスを吹込みつつ、上方よ
    り浸漬管を浸漬せしめて、該浸漬管内溶鋼にランスを介
    して吹酸する溶鋼の精錬法において、該浸漬管内にマン
    ガン含有物質と含炭物質を添加してMnを溶鋼に還元回
    収することを特徴とする取鍋内溶鋼の精錬法。
JP25876085A 1985-11-20 1985-11-20 取鍋内溶鋼の精錬法 Granted JPS62120418A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059552A (ja) * 1991-07-09 1993-01-19 Nippon Steel Corp 上吹きランス方式の取鍋精錬装置
JP2006206957A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Jfe Bars & Shapes Corp マンガン系合金鉄製造時に発生するスラグからのマンガン回収方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059552A (ja) * 1991-07-09 1993-01-19 Nippon Steel Corp 上吹きランス方式の取鍋精錬装置
JP2006206957A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Jfe Bars & Shapes Corp マンガン系合金鉄製造時に発生するスラグからのマンガン回収方法

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