JPS62120320A - 健康食品 - Google Patents

健康食品

Info

Publication number
JPS62120320A
JPS62120320A JP60257756A JP25775685A JPS62120320A JP S62120320 A JPS62120320 A JP S62120320A JP 60257756 A JP60257756 A JP 60257756A JP 25775685 A JP25775685 A JP 25775685A JP S62120320 A JPS62120320 A JP S62120320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kurozu
activity
health food
solid content
concentrating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60257756A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Sakamoto
坂元 昭夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAKAMOTO JOZO KK
Original Assignee
SAKAMOTO JOZO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAKAMOTO JOZO KK filed Critical SAKAMOTO JOZO KK
Priority to JP60257756A priority Critical patent/JPS62120320A/ja
Publication of JPS62120320A publication Critical patent/JPS62120320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 くろずは高血圧、慢性肝炎おLひ糖尿病等に効果がある
ことが西日らに工って報告されているが、くろず中のど
のような成分が高血圧、慢性肝炎および糖尿病等に効果
があるのかについては今昔で着きされていない。
〔発明の目的〕
本発明は、くろず工9高血圧に対しイj効な成分を抽出
し、高血圧の予防等に有効な健康食品を提供することを
目的とするものである。
〔発明の構成〕
本発明者は、くろず中の高血圧に有効な成分について検
討を行って米た。
くろずは米tl−原料として特殊な方法で製造されてい
るものであるが先づ、くろすについて説明する。天然の
気候と地熱を利用して自然VC長期間醸造し、かつ醸造
用容器も薩摩焼を利用したtp!f異な製造法による薩
摩(福山町]産のくろず及び不老酢(おいず)は、その
特異な製造法によるものと思われるが、一般の木酢とは
異なる有機eJkあるいはアミノ酸宮弔鼠を呈している
先づ、前記福山地方におけるくろず(薩摩黒酢ンの製造
方法についてw8単に説明する。
(1)  袈  麹 原料米(7分づきうるち米)を工く洗浄し、−夜水に浸
漬後、蒸煮冷却し種麹(黄麹:市販品)を添加し裏麹機
内で約70時間(温度52℃)製麹し充分に胞子をつけ
る。
(2)   仕   込 醸造用つほに刷(元麹)、蒸米(処理は製麹の場合と同
じλ及び汲水(#進用地下水)の順に入れ、最後に振!
ll麹をし、屋外につばを並べて自然条件にまかせて発
酵させる。
原料配合割合は次のとおりである。(部は何れも8量都
Vこ示す) 配合比率 (3)上記くろずの発酵の特徴は、権化作用、アルコー
ル発酵及び酢酸発酵が同一のっぽの中で順次進行するこ
と、発酵の為の微生物を添加しない乙と、並びに前にも
記載した工うに、屋外につぼを並べて自然条件に1かせ
で発酵させることであり、又、成る時点ではアルコール
発酵と1!i¥酸′#3酵とが同時に進行しているもの
と思われる。
そして発酵終了1でKは約6ケ月曲を要し、更に熟成期
間として5ケ月必要であり、従って仕込みから製品とな
る1で6ケ月以上を必要とする。
結成後濾過し約80℃で約30分間殺菌して製品が得ら
れる。
仕込みは春と秋の2回行われる。
なお、不老酢とは、もろみの1\3年以上放置熟成させ
たものを百9゜ 本発明者は、この工うにして製造されるくろずの中の筒
血圧に有効な成分について種々検討を行って米7′co
゛肴嚇七≠嘲僧4 =、hテ 高血圧の発生僚序としては、レニン・アンジオテンシン
糸、神経系が明らかにされている。
そしてレニン拳アンジオテンシン糸VCはア/ジオテ7
シ7’KL換酊索(AngiOtensin conv
ertingenzymθ:以下ACEといつ)か関与
している。
AECは不活性型のアンジオテンシン1のC床端からジ
ペプチド(HlG−Leu )を遊離し、活性型のアン
ジオテンシン11に変換する。このアンジオテンシン■
は、著明な血管平滑筋収縮作用とアルデステロン分泌作
用を有しており、^血圧発生の一因となっている。した
がって、アンジオテンシンlを生成−rるACEは血圧
調節作用に関与しているといえる。最近、AOK活性を
阻害する薬剤としてカプトグリルが合成された〔アトキ
ンソン ニー ビー及びロバートノン ジエイ アづ 
ニス著 ランセットII 856頁。
1979 (Atkinson 、 A、 B、 an
d Robertson 。
J、■、B Lancet l : 856.197’
9 ))。この桑畑は動物笑験及びヒトにおいて、レニ
ン・アンジオテンシン依存の腎血管性菌血圧又は本態性
前血圧に対して著明な効果を示すことが報告されている
。そこで、本発明者等はこのA(J活性に対する阻害効
果を指標として、くろず及びその留分の生理活性につい
て種々検討を行っていたところ本発明をなすに到った。
以下、本発明の詳細な説明する。
先づ、くろず(版元醸造(株)製)を凍結乾燥して得ら
れた固形物K I N NaOH浴液を加えpHa3に
調整した溶液を用いてくろず成分のAKO活性に対する
阻害作用を検討した。
AEC活性に対する阻害作用は、尚出等の方法(高田外
2名、Oomp Biochem PhysiOI V
ol。
73B 、 No、 2.189頁、  1982)に
工ってマウス肺より分離f#表したARiOを用いて測
定した。
結果を第1図に示す。
第1図かられかる工すに、くろず固形分編度62−5μ
m/ゴ1ではA(B活性を阻害しなかつン’tが、m度
が増すに従って阻害作用が顕著となり、500μy/−
の譲度ではACE活性?58斧阻害した。
このことから、くろず中の成分はレニン・アンジオテン
シン糸を抑制することによって血圧を低下させる作#3
を有するものと考えられる。
つぎに、くろずを凍結乾燥して得られた固形分CL9t
をセファデックスG50及びG −20(1を用いて水
で浴出分離しくクロマト)、5mgず\試験管に分取し
、谷画分についてA(1’m活性を測定した。
セファデックスG−50を用いてクロマ)t−行ない、
得られた各分画のAOE阻沓活性を測定した結果を第2
図に示す。
なお、各分画のpHも併せて第2図に示す。
第2図かられかる工うに試験官数27〜59゜45〜5
5.54〜65及び73〜79の部分にACE阻害活性
が認められる。この中で最も分子量が低く動物への吸収
が良いと思われる75〜79の画分についてセファテッ
クスG −200を用いて分画(クロマト)を行ない、
各分画についてACIIC活性に対する阻害作用を測定
した。
結果を第5図に示す。
ACK活性に対する阻害活性は260nmの吸収にほぼ
一致し、ボイド ボリウム(void volu−me
 )と試験管数60附近の2ケ所に阻害活性が認められ
る。
阻害活性の高い試験管数60前後のピークのもの、即ち
試験管数55〜650部分を集めアミノ酸の分析を行っ
た。
& 1 NAMJ!:           μf/mW pr
o。
TAU  (タ  ウ  リ  ン)        
       4.59ASF (アスパラギアrR)
         7 A52THR()レオニン) 
     5a168ER(セ リ  ン)     
  54.49GLU (グルタミン酸)      
  97.080LY (グ リ シ ン)     
  7[LooALA (ア ラ ニ ン)     
  56.85VAL(ハリ:/l       9a
67CY8 (シスチン)&00 MET (メチオニン)       2.89工LE
(イソロイシン1       67.86LEU (
ロ イ シ ン)       55.71TYR(チ
 ロ ジ ン)        5.76PHE (フ
ェニルアラニン)          12.66ET
OHNH(エタノールアミン)         s、
6゜NH,(アンモニア)      247.550
RN (オルニチン)      1(L98LYS 
(リ   ジ   ンノ           5α4
6H工S(ヒスチジン)      14.82ARG
 (アルギニン)21・66 PR○ (プ  ロ  リ  ン J        
       6160表1から、該阻害活性の鍋い試
験管数60前後の部分は、アミノ酸として、アスパラギ
ン酸、トレオニン、グルタミン酸、グリシン、アラ°二
ン、バリン、イソロイシン、ロイシン、リシン及びプロ
リンを王な構成成分として含有していることがわかる。
つぎに、くろず固形分を50%エタノール及び80%エ
タノールに19分画し、得られた夫々の沈殿物及び上清
の各成分についてAEO活性の阻害率及びラットの血圧
に及ぼす影響について試験を行った。
aλ くろずのエタノール分画 くろず5tをエバポレーターで衾匈乾固し、固形物71
.8 Fを得た。この固形物に水500ゴを加えて水浴
液とした。
この水浴液にエタノール家4度が50頭(容塩%]とな
るようにエタノールを加え8000回転で10分間遠心
分離して沈殿物12.2Fを分離し、得られた上清に更
にエタノール線度が80%となるエラにエタノールを加
え同様に遠心分店を行い沈殿物2a1fを分離した。得
られた上清を蒸発乾固することにより31、59の固形
分が得られた。
得られた各沈殿物及び80%エタノール上&(固形分と
して)を夫々5mV7ml、1mf/mlの濃度となる
工9に水に溶Wl t、てACE活性の阻害率を611
1足した。なお、くろず原液についても同様VC阻害率
を測定した。
結果を表2に示す。なお、表2にはくろず原液のAOE
i/(:対する阻害活性をも併記した。
表 2 嬢 1隻         阻害率(%)原液5 mf
/me    56 1 nd/ml      0 1m2/ゴ     0 1 mt/wd      0 1mf/m10 表2かられかる工うF+150%エタノール分画で得ら
れた沈殿及び50%エタノール分画で得られた上溝に更
にエタノール濃度80%となるようにエタノールを加え
た後得られた沈殿についてはACE活性は認められず、
80チ工タノール画分の上清にACE阻害活性が昭めら
れた。
この結果から、くろす固形分にエタノールを加える場合
、くろず中のACE活性阻害成分は上清中に移行してい
ることがわかる。
なお、くろず原液の5mt/艷の濃度のもののACE阻
害率は56%であるのに対し、80チ工タノール分画に
おいて得られる止溝固形物5mf/−の濃度の溶液のA
C[阻害率は51チでろるが、くろず原准中には高譲度
の酢酸が混入されておplこの酢酸による阻害率も加わ
って80%エタノール分画の上清固形物L5阻害率が大
となっているものと解される。
この工うな観点からは、血圧降下の為にはくろず原液そ
のものを用いる万がよいと言えるが、くろず原液には前
にも述べた工すに多量の酢酸が含まれていて飲みづらく
、また中和して飲む場合、酢rRを中和した分だけNa
Jli3C分が多くなり好1しくない。
b)つぎに、80%エタノール分画において得られた上
溝固形分を小量の水に溶解し1NのNaOHでpHをz
Oに調整し′fc後、該水溶液を固形物換算α25 f
 /に9・日及び1 f/に9・日の割合となる工うに
ラットの飲料水に混入し夫々4匹のラットに自由に摂取
させて、前記固形分のラットの血圧に及はす影響を調べ
た。
結果を表5及び第4図に示す。
表 5 0日    2日   6日 対  照      100±0  104±6  1
01±51 f/′V、9     100±0   
91±3   91±90.25  f /V、y  
    10of:o       al±7    
  86−に5”なお、対照8トについては、5匹のラ
ットに飲料水のみを摂取させた。血圧の測定は、ps−
100(東海医理科)を用いて実験開始前と2日目及び
6日目に行った。
実験開始前の血圧を100とした場合、対照群において
は2日目は104.6日目は101となジ夫々上昇傾向
を示したが、固形物1f/Ky・8群では2日月91.
6日月91でおり夫々低下傾向を示し、また[L25t
/ゆ・8群では68目Vこ86となり夫々有意に低下し
ていることを示している。
【図面の簡単な説明】
第1凶は、くろずの凍結乾燥物のAEC活性に対する阻
害作用を示す図表、第2図及び第5図はくろずの凍結乾
燥物をセファデックスで分画した谷貿分のACE活性阻
害作用を示す図表、第4図はくろすのG縮乾味固形m全
アルコールで抽出した成分のラットF(、対する血圧降
下作用を〉Jミす図表である。 第1図 62.5  +25       250      
         500りOス”洟1:   (P?
/無1) 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、くろずを濃縮乾固せしめた固形分を有効成分とする
    健康食品。 2、固形分を水に溶解しアルカリで中和してなる特許請
    求の範囲第1項記載の健康食品。 3、くろずを濃縮乾固せしめた固形分より分離したアス
    パラヂン酸、トレオニン、グルタミン酸、グリシン、ア
    ラニン、バリン、イソロイシン、ロイシン、リジン及び
    プロリンを主な構成成分とする特許請求の範囲第1項記
    載の健康食品。 4、くろずを濃縮乾固せしめた固形分をアルコールで抽
    出し、抽出物よりアルコールを留去せしめて得られる固
    形分を有効成分とする特許請求の範囲第1項記載の健康
    食品。
JP60257756A 1985-11-19 1985-11-19 健康食品 Pending JPS62120320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60257756A JPS62120320A (ja) 1985-11-19 1985-11-19 健康食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60257756A JPS62120320A (ja) 1985-11-19 1985-11-19 健康食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62120320A true JPS62120320A (ja) 1987-06-01

Family

ID=17310658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60257756A Pending JPS62120320A (ja) 1985-11-19 1985-11-19 健康食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62120320A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206528A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Calpis Co Ltd アンジオテンシン変換酵素阻害剤及び該阻害剤を含む食品
JP2013133279A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Hokkaido Univ Sirt1関連遺伝子の発現増進剤
JP2015131849A (ja) * 2001-09-26 2015-07-23 味の素株式会社 耐糖能異常用医薬組成物及び飲食品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015131849A (ja) * 2001-09-26 2015-07-23 味の素株式会社 耐糖能異常用医薬組成物及び飲食品
JP2005206528A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Calpis Co Ltd アンジオテンシン変換酵素阻害剤及び該阻害剤を含む食品
JP2013133279A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Hokkaido Univ Sirt1関連遺伝子の発現増進剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lee et al. Antihypertensive effect of Korean Red Ginseng by enrichment of ginsenoside Rg3 and arginine–fructose
Ichikawa et al. Glomerular actions of angiotensin II
CN104774896A (zh) 带鱼鱼骨铁螯合胶原肽制备方法
CN106344424A (zh) 一种防晒、保湿、抗衰老的氨基酸化妆品
CN110945010A (zh) 肽组合物和相关方法
Perez-Rojas et al. Nitric oxide produced by endothelial nitric oxide synthase promotes diuresis
Bengtsson Comparison between Metoprolol and Propranolol as Antihypertensive Agents: A Double‐blind Cross‐over Study
CN108841905B (zh) 一种具有ace抑制和抗疲劳功能的蜂蛹蛋白肽及其制备方法
CN108840909B (zh) 一种紫菜降压肽和紫菜降压肽提取物及应用
JPS62120320A (ja) 健康食品
JP6792555B2 (ja) アミノ酸及び環状ジペプチドを含有する組成物
CN115785215A (zh) 一种贻贝肽及其制备方法和应用
CN103305578A (zh) 鲍鱼内脏结缔组织制备降压物质的方法
JP2560808B2 (ja) アミノ酸及びペッパー抽出物含有酒類
CN109400687A (zh) 一种西兰花蛋白来源的ace抑制肽及其制备方法和应用
Inagami et al. Structure and physiological actions of rat atrial natriuretic factor.
CN110801510A (zh) 多肽的用途
CN104650198B (zh) 三叉黑顶藻中分离的能治疗糖尿病的活性肽及其用途
CN113444145B (zh) 一种聚球藻血管紧张素转化酶抑制肽及其制备方法与应用
JP6684277B2 (ja) レニン−アンジオテンシン系抑制用組成物
JPS6025932A (ja) 制癌剤
JP2004143120A (ja) 血圧降下作用に有効な保健食品及び血圧降下剤
JP2003192607A (ja) 降圧ジペプチド
JP2001172195A (ja) 有酸素運動促進剤
DE2729096A1 (de) Verwendung der inhibitorpeptide der angiotensinumwandlung als mittel zur senkung des blutzuckerspiegels