JPS62120164A - サ−マルヘツド多値駆動装置 - Google Patents

サ−マルヘツド多値駆動装置

Info

Publication number
JPS62120164A
JPS62120164A JP60258479A JP25847985A JPS62120164A JP S62120164 A JPS62120164 A JP S62120164A JP 60258479 A JP60258479 A JP 60258479A JP 25847985 A JP25847985 A JP 25847985A JP S62120164 A JPS62120164 A JP S62120164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
thermal head
recording data
binary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60258479A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuguo Noda
嗣男 野田
Tomohisa Mikami
三上 知久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP60258479A priority Critical patent/JPS62120164A/ja
Publication of JPS62120164A publication Critical patent/JPS62120164A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C概 要〕 本発明はダイレクトドライブ型サーマルヘッドを用いて
パルス幅変調による多階調記録を行なうサーマルプリン
タにおいて、多値駆動を高精度に制御し、かつ記録速度
を上げるため、2値化処理を並行して行なった上で、さ
らに置皿変換処理を行ない、得られた2値記録データ列
を並列にダイレクトドライブ(以下DDと略す)型サー
マルヘyFに転送することにより、実質的なデータ転送
速度を向上させるとともに、2値化処理の速度がデータ
転送速度の制約を受けないようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パルス幅変調による多階調記録をドライブ回
路を搭載したDD型サーマルヘッドで実現できるサーマ
ルヘッド多値駆動装置に関するものである。
熱を利用して文字1図形等の記録を行う方式として、感
熱記録方式と熱転写記録方式と広く用いられており、両
方式共に発熱素子の駆動手段は類似しているものである
。又発熱素子の走査方式としては、ライン記録方式とシ
リアル記録方式とがあり、一般に、前者の方式は、高速
記録装置に用いられ、後者の方式は、廉価な低速記録装
置に用いられている。又ライン記録方式に於いては、サ
ーマルヘッドの発熱素子の数が多いので、リード線引出
しには、ダイオードマトリクスを用いるDM型と、駆動
トランジスタやランチ回路等を集積化したドライブ回路
を搭載したダイレクトドライブ(DD)型とがある。こ
のlDD型サーマルヘッドは、コネクタ等の周辺部分の
構成が簡単化されるので、広く用いられている。
一方、多階調記録を実現する方法としては、駆動電圧を
制御する方法とパルス幅を制御する方法とがある。しか
し、一般には制御の容易さと制御精度の点から、パルス
幅を制御して多階調記録を行なうバ、ルス幅変調方式が
用いられている。
〔従来の技術〕
熱転写プリンタは、例えば、第7図に示すように、サー
マルヘッド21とプラテン24との間に、インクシート
22と記録紙23とが配置され、サーマルヘッド21を
記録データに従って駆動して発熱させ、その発生熱によ
りインクシート22から記録紙23にインクが転写され
、1ラインの記録終了により、インクシート22と記録
紙23とが矢印方向に搬送される。これを繰り返すこと
により、ドツトパターンが記録紙23に記録される。
第8図はサーマルヘッドの概略断面図であり、発熱部を
示すものであって、25は保護層、26はリード線、2
7は発熱抵抗体、28はグレーズ層、29は基板、30
は放熱板である。このサーマルヘッドに於ける蓄熱は、
グレーズ層28による時定数の小さいもの(ミリ秒オー
ダ)と、基板19、放熱板20までを含む時定数の大き
いもの(秒乃至分オーダ)とがある。
サーマルヘッドの発熱抵抗体27の蓄熱により、成るド
ツト位置の記録濃度に対応する駆動条件は、そのドツト
位置の直前の記録データに大きく依存する。即ち、黒/
白の2値の記録を行う場合に、直前の記録データが黒の
場合、これは白の場合よりも発熱抵抗体27の初期温度
が高くなっているので、同一条件で駆動した時に記録温
度が高くなり過ぎる。この発熱抵抗体27に於ける蓄熱
現象は高速で変化するから、温度検出器を用いてフィー
ドバック方式により補正を行うことは一般には不可能で
ある。従って、サーマルヘッドの加熱冷却特性の理論式
に基づいて駆動条件が補正される。
即ち、直前の記録データが黒ならば、これは白の場合よ
りも駆動電力を低減するもので、例えば、駆動パルス幅
を短くするか、又は駆動パルス波高値を低くするもので
ある。
時定数の大きいサーマルヘッドを用いて記録を行う場合
や、時定数より短い周期で高速記録を行う場合、更には
多階調記録を行う場合等には、直前の記録データだけで
な(、数ライン前までの記録データを調べて、駆動条件
の補正演算を行う必要が生じる。
又グレーズ層28等の蓄熱により、サーマルヘッド全体
の温度が上昇したり、高濃度の記録が集中した部分だけ
、局所的に温度が上昇したりすることがあり、この為に
、長時間記録を行うと、記録?署度が上昇して細かいパ
ターンがつふれたり、白部分が黒ずんだり、或いはサー
マルへノドの畏さ方向に記録’tM度差が生じたり\す
る。この場合の蓄熱現象は比較的低速であるから、基板
29の温度を検出する温度検出器等を用いてフィードバ
ック方式により補正できるものである。即ち、基板29
の温度が上昇するに従って駆動電力を低減するものであ
る。又サーマルヘッドの長さ方向の温度分布を補償する
には、温度検出を複数個所で行い、これに対応してサー
マルへ・ノドの駆動回路を複数のブロックに分割し、各
ブロックについて駆動条件を制御することになる。
発熱抵抗体27の時間温度特性は、次式で近僚されるも
のである。但し、t;時刻、なお駆動ノぐルス印加時を
t=0とする。T(t)  ;時刻に於ける発熱抵抗体
温度、Ta;周囲温度、τ;発熱抵抗体での蓄熱の熱時
定数又はグレーズ層等での蓄熱の熱時定数、tW;駆動
パルス幅、W;印加電力、R;熱抵抗である。
(a) t w≦τの場合、 0≦(≦twO時、 twst≦τの時、 +Ta                      
    ・・・・・・(コ)r≦t≦τ+twO時、 t≧τ+twの時、 +Ta                 ・・・・・
・(4)山)tw≧℃の場合、 0≦t≦τの場合、 τ≦t≦twO時、 tW5t≦tw+τの時、 只 t=?tw+での時、 1(t) =5Ri e−(t−Lwl / 、r −
e −t/ r  iπ2 +Ta                     ・
・・・・・(8)前述の温度特性を図示すると、第9図
に示すものとなる。
又発熱抵抗体温度と記録濃度Dcとの関係は、次式で与
えられる。
但し、DO;飽和濃度、C1;インクの転写定数、Q;
インク転写の障壁ポテンシャル、K;ボルツマン定数、
CH;発熱抵抗体からインクシートへの熱伝達に関する
定数である。
多階調記録を実現するには、駆動電圧を制御するか、又
はパルス幅を制御することになるが、一般には、制御の
容易さと制御精度の点から、パルス幅制御が用いられる
第1O図は駆動波形と発熱温度との説明図あり、記録信
号P1.P2.P3.P4のパルス幅W1<W2<W3
<W4は、記録階調レベルに対応して規定されるもので
あり、記録信号PI−P4に対応した発熱素子の温度は
、曲線a % dのように変化し、記録信号のパルス幅
が大きい程、発熱素子の温度は高くなるから、記録濃度
が大きくなる。
従って、記録信号のパルス幅を制御することにより、多
階調記録が可能となる。
前述のようなパルス幅変調による多階調記録を実現する
手段としては、記録データに基づいた記録パルスを、計
数回路を用いて発生する手段が一般的である。〔従来法
1〕 即ち、記録階調レベルに対応した記録データを計数回路
にプリセットし、クロック信号をダウンカウントして、
0になるまで、クロック信号に従った記録パルスを発生
するものである。しかし、サーマルへ・ノドの発熱素子
毎に計数回路を設ける必要があり、従って、回路規模が
大きくなる。更に、記録データを各計数回路にプリセッ
トするものであるから、DM型サーマルヘッドにのみ適
用でき、D I)型サーマルヘッドには適用できないも
のである。
そこで、階調レー、ルによって規定されるパルス幅の記
録パルスを時間的に分v1シ、分割駆動時点毎に2値記
録と同様な手段でサーマルヘッドを駆動し、分割駆動回
路の制御により等価的にパルス幅変調として多階調記録
を行う手段が提案された。
この場合、記録データをシフトレジスタにシフトさせた
後に、ラッチ回路にラッチして発熱素子を駆動するから
、DD型サーマルヘッドにも適用することができるもの
である。
通常の2値記録は、1ライン分の記録を1回の駆動で終
了することになるが、前述の分割駆動方式は、1ライン
分の記録を、階調データに対応した回数だけ駆動を繰り
返して、等価的に記録パルスのパルス幅を制御するもの
である。
第11図は、パルス幅変調による多階調記録の原理を示
す図であり、゛8階調記録の場合を示している。パルス
幅(to−to)、 (j+−jo)+・・・(t、t
o)は同図(上)の記録特性に示すように記録すべき情
報の階3ffiレベル(Lo+L+、・・・l7.)に
よって規定されるものであり、最低レベルi、o(すな
わら“白”)では記録パルスは印加されない。ところで
、前述した従来のDD型サーマルヘッドによる多階調記
録に於いては、第11図(B)及び第12図に示すよう
に最大階調レベルL、に対応する記録パルスのパルス幅
を(階調レベル数−1)で等分し、通常の2値記録を(
階調レベル数−1)回だけ繰り返して駆動することによ
り多階調記録を実現する。〔従来法2〕 従って、階調レベルLO(白)の場合は記録パルスを印
加しないので記録データは“0”のままであり、又階調
レベルがL4の場合は、記録パルスを4回繰り返して印
加するから、記録データは分割駆動の時刻t、 l〜t
3′に於いて“ 1”になり、時刻t 、 l以降は0
”となる。又最大階調レベルL、の場合は、記録パルス
を7回繰り返し印加するから、そO記録データは、分割
駆動の時刻1 、 /〜tb′に於いて“1゛になり、
時刻t71以降は“0″となる。
ところが、第11図に示すように、階調レベルに比例し
たパルス幅(to ’ −to ’ )、(ti ’ 
−to ’ )。
・・・、(tt’−to’)でサーマルヘッドを駆動す
ると、その結果得られる記!!濃度はL o ’ + 
 L 、’ 、 ・・・。
■−7′に示す様に実行階調教が減少し、中間部の階調
性が損なわれてしまう。また、周囲温度の変動があった
場合には同一階調レベルでサーマルヘッドを駆動しても
、得られる記録濃度は一定とはならない。一方、所定の
階調レベル数に対して、得られる記録?M gを第11
図1、O+ L I +・・・、L、のように等分した
い場合の、各階調レベルに対応する記録パルスのパルス
幅<1.−仁。)、(L−to)、・・・。
(tt−to)の差(t、−tt−Pi−1)(i=1
〜7)は一定ではなく、最も小さい部分は単純平均値(
tff−to)/ 7よりもかなり小さくなる。これら
2点を満足する方法として、分割回数及び分割時刻は従
来のままで、第13図に示すトスローブ信号STBのパ
ルス幅を各分割駆動毎に変化させることも堤供されてい
る。
〔従来法う〕
しかし例えば発熱素子lの抵抗値ムラや主走査方向での
蓄熱等を補償する場合に不可欠な各発熱素子1毎のパル
ス幅制御を行なうことは不可能であった。更に、カラー
熱転写プリンタの場合には色毎に第11図に示す発生特
性が異なるため、各111tmレベルL0〜L?に対応
する記録パルスのパルス幅P0〜P?は、前記(ti 
 ti−Pi−1) (i・1〜7)のうちの最小値Δ
Pminよりもさらに数分の1以下の時間単位で制御で
きる必要がある。
そこで、本出願人は既にΔPminより短かい任意の周
期をサプライン周期Tsとして、■ライン分の記録周期
Tをに個のサプライン周期Tsの集まりと見なし、各発
熱抵抗体(1)の記録パルスをに個の2値記録データ列
の繰り返し駆動で生成する方法を提案した。ここでは、
第11図の記録特性を例にとり説明する。第11図から
、最大パルス幅P ? (□ b−to)は4.9ms
、ΔPminは0.3msであるので、今すプライン周
MTSを0.1 msと設定すると、t0〜tヮの時刻
は第14図に示す様にザブライン番号S Lで表わされ
ることになる。生成される2値記録データ列は基本的に
は第12図を用いた場合と同じであり、階調レベルがL
iであれば時刻L0〜t、−1に於いて“1”、すなわ
ちサプライン番号θ〜SL+ −1(SLi −+ は
時刻t、−1に対応するサプライン番号)に於いて“1
”となり、時刻t、以降、すなわちサプライン番号SL
i以降で“0”となる。
この方法を実現する回路の一例として、第15図に回路
ブロック図を示す。第15図において、ROMl0は階
調データをアドレスとして、生成する2値データ列のう
ち最初に“O”データを発生するサプライン番号NsL
を出力するものである。
CNT(101は1ドツト分の階調データについて、ニ
ライン分のサプライン番号O〜(K−1)を発生する計
数回路である。 CMP12はROMl0から出力され
るサプライン番号NffLとCNT(I )11から出
力されるサプライン番号Ai+を比較して2値記録デー
タ列を発生する比較器である。RAM5はCMP12で
生成した2値記録データ列を1ライン分格納するメモリ
である。CNT(n)13は1ライン中のドツトアドレ
スAdを発生する計数回路である。RAM5に2値記録
データ列を書込む時は、クロックCKSかにヶ入力され
る度にクロックCKDが1個入力され、クロックCHD
が1ラインのドツト数Ndだけ入力されたら書込みが終
了する。逆にRA?+5から2値記録データ列を読出す
場合は、クロックCKDがNd個入力される度にクロッ
クCKSが1個入力され、クロックCKSかに個入力さ
れると1ラインの階調記録が終了する。実際にはCNT
(1)II 、CNT(11)13およびRA?I5は
2組用意され、RAM5の書込み/続出しは2組を1ラ
イン毎に切換えて排他的に行なわれる。RAM5の容量
は、第7図に示す例の場合は256KX1ビツトで十分
である。(KXNdビット)カラー化あるいは蓄熱補償
に対しては、ROMl0にカラ一種別、あるいは温度デ
ータを入力することにより容易に対処することも可能で
ある。また、RAM (5)への書込み/読出しを1ラ
イン内で排他的に行なう場合には、CNT(1)11 
、CNT(n )13およびRAM (5)は1組でよ
い。
ところで、記録領域がA4版で、解像度を8本/mmと
した場合に、サーマルヘッドの発熱素子1の数は、17
28個必要となり、第13図に示す従来のDD型サーマ
ルヘッドのデータ転送速度を2MHzとすると、1ライ
ン分の2値記録データ列を転送する為に、864μsの
時間を要することになる。従って、第13図に示す従来
のDD型サーマルヘッドを用いた場合には、前述のサプ
ライン周期での分割駆動によるパルス変調制御は不可能
である。
これに対しても、本出願人は既に第16図に示す構成の
サーマルヘッドを提案している。すなわち、1ライン分
の2値記録データ列を4個に分割した分割記録データ旧
、、 Dl、、・・・DINを、各々1個あるいはカス
ケード接続された複数個のmビットのシフトレジスタの
入力端子D1に加えてシフトさせるもので、第13図に
示す従来のDD型サーマルヘッドに比べて、等価的に1
倍のデータ転送速度が得られることになる。
以上2つの提案により、第15図に示す2値記録データ
発生回路で発生した2値記録データ列を置皿変換回路を
介して第16図に示すマルチデータ入力DD型サーマル
ヘッドに加えれば、ザブライン周期Tsは 〔〕はガウス記号 f:2値記録データ発生周波数 で表わされ、今f=16MHz  、I!=n、n=5
4、およびrn−32とすると、弐oのよりサプライン
周期Tsは[08μsとなり、第11図の記録特性を従
来の多値記録に比べ高速に、かつ高精度に得ることがで
きる。〔従来法4〕 また、第15図に示す2(!記録データ発生回路を4個
用意し、各2値記録データ発住回路で発生した1個の2
値記録データ列を第16図に示すマルチデータ入力DD
型サーマルヘッドに加えれば、サプライン周期Ts’は 以下余白 〔〕はガウス記号 で表わされ、今一>’1MHz  、 j!−n 、 
n=54、およびm−32とすれば弐〇〇よりサプライ
ン周期Ts’は、16μsとなり、更に高精度に多階調
記録を行なうことができる。〔従来法5〕〔発明が解決
しようとする問題点〕 従来のサプライン周期分割駆動でパルス幅制御を行なう
サーマルプリンタ(従来法4及び従来法5)では、マル
チデータ入力DD型す−マルヘフドに加える4個の2値
記録データをβビットのシフトレジスタを用いて時分割
で発生する(従来法4)か、あるいは1個の2値記録デ
ータ発生回路を用いて並列処理で発生する(従来法5)
ように構成されているため、前者はサプライン周期TS
を短縮することが困難であり、後者は回路規模が膨大な
るものになるといった欠点を生じていた。
又、発熱素子の駆動時間と記録濃度との関係は、一般に
は第11図に示すような緩やかな傾斜ではなく、さらに
記録時間を短縮するために最大階調レベルL7に対応す
る記録パルスのパルス幅P7も小さくなる傾向にある。
一方、記録画質の向上を図る場合には、要求される階調
レベル数を大きくする必要がある。従づて、前述の隣接
する階調レベルに対応するパルス幅の差の最小値ΔPI
llinは、数IQと入り、従来法4で実現することは
困難であった。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、廉価
でかつ小規模な構成で、マルチデータ入力DD型サーマ
ルヘッドに加える2個の2値記録データの発生速度を向
上させて、高精度でかつ高速な多階調記録を可能とする
サーマルヘッド多値駆動装置を提供することを目的とし
ている。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の多値駆動制御回路の原理ブロック図で
ある。図中、■は1ライン分のnxm個の発熱素子、2
−1〜2−Inはサーマルヘッド上のmビットのランチ
回路、3−1〜3−nはサーマルヘッド上のmビットの
シフトレジスタ、5−1〜5−には階調データを2値記
録データ列に変換する回路、6−1〜6−には1個の2
値記録データ列をj個の2値記録データ列に変換する回
路である。
第1図に示すように、本発明の多値駆動制御回路は、1
ラインの記録領域をに個に分割し、k個の各領域の階調
データOLからΔPa1nより十分短かい周期のクロッ
ク5CK2を用いてに個の2値記録データ列を生成し、
更に各々の2値記録データ列を商館変換してj個の2値
記録データ列に変換して、合計1個(図ではff1=n
)の2値記録データ列をマルチデータ入力DDサーマル
ヘッドに供給し、サーマルヘッド上のシフトレジスタは
をシフトさせる毎に、n個のラッチ回路2−1〜2−n
にロードパルスLDIを加えて、1ライン分の2値記録
データ列をラッチ回路2−1〜2−nにロードする構成
としたものである。
〔作 用〕
本発明においては、マルチデータ入力DD型サーマルヘ
ッドに加える1個の2値記録データ列をに個の2値記録
データ列に変換し、さらに各2値記録データ列をj個の
2値記録データ列に商館変換することより得ているため
、サーマルヘッドのデータ転送と2値記録データ列の発
生とが切り離され、この結果並列処理の個数kを小さく
でき、回路規模を増やさずに高精度かつ高速な多階調記
録ができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
第2図は本発明の実施例の要部ブロック図であリ、1ラ
インをに個に分割した部分領域について示したものであ
る。この実施例に於いては、m =32 、 n =5
4 、 !! =54.およびに=7とした場合を示し
ており、第1図における置皿変換回路6−7の8個の出
力のうちの6個だけがサーマルヘッド上のシフトレジス
タ3−49〜3−54のデータ入力端子に接続される。
又、第2図で駆動する発熱素子1の個数は256個であ
り、サプライン周期を16μs、記録パルスのパルス幅
の最大値を4,096m5 (サプライン数を256と
する)とする。このときの!?AM S−1のり−ド/
ライトのタイミングを第3図に示すが、R/W−“1”
の期間が前述の記録パルスのパルス幅の最大値4.09
6m5に対応する。
本実施例のRAMライトデータ及びRAM リード/ラ
イトアドレス発生部4は第1図には図示していないが、
l?AM5−1〜5−7に対して共連に接続されるため
に1個だけでよい。
1メ下、本発明の動作を第3図〜第6図のタイムチャー
トを用いて詳説する。
第2図に於いて、ROM 10は階調データをアドレス
止して、生成する2値データ列のうち最初に“0”デー
タを発生するザブライン番号1.を出力するものである
。、CNT (1) 11はIドツト分の階調チ゛−夕
について、1う・イン分のサグライン番号O〜255を
発生ずる計数回路である。フンパレータ12は、120
M 10から出力されるサプライン番号NSLとCNT
(1)11から出力されるサプライン番号A□を比較し
て6.2値記録データ列を発生する比較回路である。R
AM 5−1はコンパレータ12で生成した256ドツ
ト分の2値記録データ列を格納するメモリであり、64
Kxlビツト構成となっている。CNT  (If) 
13は、分割された領域内のドツトアドレスAdを発生
する計数回路である。
RAM 5.、.1に2値記録データ列を書き込む時は
、1ドツト分の1ullデータを人力する度にサプライ
ン番号更新クリックCKSが256個入力されて、各サ
プライン番号4と対する2値記録データ列が生成され1
、.れ前256ドソト2に−)いて繰り返すことになる
。(第4図参照)今、41ブライン番号更新クロックC
KSの周波数を16MH2と1’−、B 、、、1: 
、1.096m5でRAM5−1 \の書き込みは終了
する。
次にRAM S−1に格納された2値記録データ列を読
出す時は、サプライン周期Tsと同一周期のサブ:′フ
ィン番号更新クロックCKSによりサプライン番号AS
Lが更新される毎に、ドツト位置アドレス更新クロック
CKDが256個入力されて、各サプライン番号に於け
る256ドツト分の2値記録データ列が読み出され、こ
の動作がサプライン番号0〜255に対して繰り返され
ることになる。(第5図参照)このとき、ドツト位置ア
ドレスAdは32×x+y(xはシフトレジスタ(II
)の番号、yは各シフトレジスタ(II)から出力され
るデータ端rの番号)で表わされ、yがO〜31まで1
つずつ増える毎にXはO〜7まで増え、各サブラ・イン
内でのドツト位置アドレスAdは第5図及び第6図に示
すよ・)に変化する。又、サブラ・イン更新クロックC
KS及びドツト位置マドレス更新クロックCKDは、R
AM 5−1の動作モード(リード、/ライト)るこよ
り適宜選択される。
RAM 5−iか為S′ごみ;pされた。:値妃zくデ
ータ列Z2よ、8ビツトシフトレジスタ([)15に人
力され、第2図に示す8個のシフトレジスタ(II> 
 3−1〜3−8の入力端子D1.−D1.への入力j
′−夕に対応するように、8個の2値記録f−夕に変換
され、シフトクロックCKDが8個入力される毎に分周
回路14で発生されるロードパルス1.cK eよって
ランチ回路(I)16に保持される。う・ソ千回路(I
)16の8個の各出力はサーマルヘッド上、の8個のシ
フトしジスタ(II)  3−、i〜3−8のテ゛−タ
入力端了に接続、さJ14、各出力(f) −3’−9
11ii )’$ (2,、i′第F+ 図c”’: 
示tように発熱素子lの:′ット位置番ご対応している
、−の実施例17、:よれば、超高速j%1路素子を用
いることなく、また?値記録データ列の規模を大きくす
ることなく、サーマルヘッドへのY−夕転送速度をトげ
ることができ、高精度jib)多階調記録が可能となる
。。又、特に第2図に示す構成では1、RAM5−1 
、:シフトレジスタ(1)15及びフッチ回路(1)1
6だけを7組用意すればよく12回路規模を小さくでき
る効果がある。
なお1、”の実ちり例ではRAMへ1・・、1′フ)1
1− ド/うイトを1ライン内で排他的に行なったが、
CNT(1) 11.CNT (II) 13及びRA
I’! 5−1を2Ml用意してl?AM 5−1 の
り一ド/ライトを1ライン毎に切換えて排他的に行なう
こともできる。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明によれば、並列処理によ
る2値記録データ列発生手段と直並変換手段を組合わせ
ることにより、サーマルヘッドへのデータ転送速度を向
上させ、かつ2値化処理をサーマルヘッドへのデータ転
送と切り離すことができることから、廉価かつ小規模な
回路で高精度の高速多階調記録を実現でき、実用的には
極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の実施例のブロック図、第3図〜第6図
は本発明の詳細な説明するためのタイムチャート、 第7図は熱転写プリンタの説明図、 第8図はサーマルヘッドの概略断面図、第9同は発熱抵
抗体の時間温疫特牲記明図、第10図は駆動波形と発熱
温度との説明図、第11図は駆動時間と記録濃度との関
係説明図、第12図は従来法に於ける階調レベルと記録
データとの説明図、 第13図は従来法に於けるDD型サーマルヘッドの構成
を示す図、 第14図は駆動時間とザブライン番号との説明図、 第15図は2値記録データ列発生回路のブロック図、 第16図は本発明の実施例で使用するマルチデータ入力
DD型サーマルヘッドの構成図である。 第1図、第2図において、 1は発熱素子、 2−1〜2−nはう・7千回路、 3−1〜3−nはシフトレジスタ、 5−1〜J −kは階調データを2値記録データ列に変
換するRAM、 6−1〜6−には1個の2値記録データ列をj個の2値
記録データ列に変換する回路、 10はROM、 11 、13は計数回路、 14は分周回路、 15はシフトレジスタ、 16はラッチ回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1ライン分のn×m個の発熱素子(1)を駆動す
    る為の2値記録データ列を保持するn(n22)個のm
    (m≧2)ビットのラッチ回路(2−1)〜(2−n)
    と、n個のmビットのシフトレジスタ(3−1)〜(3
    −n)と、l(1≦l≦m)個のデータ入力端子と、n
    個の前記シフトレジスタ(3−1)〜(3−n)に共通
    に接続されるシフトクロック入力端子と、n個の前記ラ
    ッチ回路(2−1)〜(2−n)に共通に接続されるロ
    ードパルス入力端子とを具備してなるサーマルヘッドと
    、隣接する2つの階調レベルL_i、L_i_−_1に
    対応するパルス幅P_i、P_i_−_1の差ΔP_i
    (=P_i−P_i_−1)のうちの最少値をΔPmi
    nとして、ΔPmin/(a×C×m)(aはa≧1な
    る整数、Cはn/l≦C<n/l+1なる整数の周期で
    、1ラインの記録領域をk(2≦k≦l個に分割した各
    領域の階調データから2値記録データ列を発生するk個
    の2値記録データ列発生手段(5−1)〜(5−k)と
    、各2値記録データ列発生手段(5−1)〜(5−k)
    により発生した2値記録データ列をj(jはm/k≦j
    <m/k+1なる整数)個の2値記録データ列に変換す
    るk個のjビットの直並変換手段(6−1)〜(6−k
    )とを有し、該k個の直並変換手段(6−1)〜(6−
    k)により発生したj×k個のうちのl個の2値記録デ
    ータ列が前記サーマルヘッド(4)のl個のデータ入力
    端子に接続されて成ることを特徴とするサーマルヘッド
    多値駆動装置。
JP60258479A 1985-11-20 1985-11-20 サ−マルヘツド多値駆動装置 Pending JPS62120164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60258479A JPS62120164A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 サ−マルヘツド多値駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60258479A JPS62120164A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 サ−マルヘツド多値駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62120164A true JPS62120164A (ja) 1987-06-01

Family

ID=17320786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60258479A Pending JPS62120164A (ja) 1985-11-20 1985-11-20 サ−マルヘツド多値駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62120164A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU602833B2 (en) Thermal printing control circuit
JP3043550B2 (ja) プリンタの階調データ処理方法及びその装置
JP3327418B2 (ja) プリントヘッド・モジュレータ
JPS62120164A (ja) サ−マルヘツド多値駆動装置
JP2507490B2 (ja) サ―マルプリンタの印字制御方法
JPH0379377A (ja) プリンタの印字率補正回路
JP2565212B2 (ja) サーマルプリンタ
JPS61164856A (ja) 記録ヘツドとその記録ヘツドを用いた中間調記録方法
JP2785642B2 (ja) 階調記録方法
JPS63209958A (ja) サ−マルヘツド多値駆動装置
JPS63209959A (ja) サ−マルヘツド多値駆動装置
JPS63185654A (ja) サ−マルヘツド多値駆動装置
JPS63185653A (ja) サ−マルヘツド多値駆動装置
US6480215B1 (en) Control device for thermal printer head and printer using the same
JP3179962B2 (ja) Ledアレイの駆動制御回路
JPH06183049A (ja) 記録方法及び装置
JPS63199659A (ja) サーマルヘッド多値駆動方式
JPH09174941A (ja) 画像形成装置
JP2555105B2 (ja) 印刷装置
JPS6147468B2 (ja)
JPS62117460A (ja) サ−マルヘツド
JPS63233855A (ja) サ−マルヘツドの駆動方法
JPS63222868A (ja) サ−マルヘツド多値駆動装置
JPS62198259A (ja) サ−マルヘツド
JPH0592603A (ja) 画像記録装置