JPS62119650A - 応答時間測定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 端末装置からコンピュータセンタへの問い合わせに対す
る応答時間の測定方式であって、端末装置に測定指示手
段と時間計数手段とを設けることにより、自動的、且つ
正確な応答時間の測定が可能となる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、例えば金融機関等の窓口での取引。

或いはクレジット販売等において、顧客の口座番号、取
引金額等を端末装置に入力してコンピュータセンタに取
引可否を問い合わせする場合等の応答時間測定に係り、
特に自動的、且つ正確な測定を行うことができる応答時
間測定方式に関するものである。

近来、コンピュータネットワークの普及により、複数の
端末装置の何れからもコンピュータセンタに取引情報を
問い合わせることが可能となり、例えば金融機関の窓口
や、クレジット販売の加入店の端末装置から顧客の口座
番号や取引金額を入力してコンピュータセンタに口座番
号の存在、或いは取引可否を問い合わせてから取引が行
われる。

このようなシステムの問い合わせは短時間で応答される
ことが顧客サービス、及び業務効率から必要であるが、
応答時間が長く掛かることがあるので応答時間の測定が
行われており、これを自動的、且つ正確に測定する方法
が望まれている。

〔従来の技術〕

端末装置からの問い合わせに対するコンピュータセンタ
からの応答時間は、回線負荷やセンタの負荷によって予
想以上に長くなることがあり、これを分析してシステム
として改善策を検討する必要から応答時間の測定が行わ
れるが、その測定方法としては端末装置のオペレータの
後方で測定者がストップウォッチでオペレータの操作と
ディスプレイ等を見ながら測定する方法が行われている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕 上記の従来方法によると、測定者によって測定が行われ
ており工数を要するばかりでなく、問い合わせ時点、応
答時点を目視によって把握してストップウォッチを押す
ので、測定値に誤差が伴うという問題点がある。

〔問題点を解決するだめの手段〕

第１図は本発明の原理ブｌ」ツク図である。図において
、■はオペレータにより入力される処理Ｖべきデータに
基いてデータ処理を遂行して処理結果を出力する端末装
置、２はＯ：ｉ１宋装置１に接続され端末袋Ｗ１からの
問い合わせに応答する上位装置、３ば端末装置１に設け
られ、問い合わせに対する応答時間の測定を操作指示す
る測定指示手段、４は端末装置ｌに設置Ｊられ、測定指
示手段３の指示に基いて問い合わせの発信と同時に起動
し応答受信までの時間を計数する時間計数手段である。

従って測定指示手段３の指示により問い合わせ時に時間
計数手段４によって応答時間が測定されるように構成さ
れている。

〔作用〕

端末装置１の測定指示手段３によって応答時間の測定を
指示すると、上位装置２に対する問い合わせの発信と同
時に時間計数手段４が起動して、応答信号の到着まで時
間を計数する。このようにして自動的、且つ正確な応答
時間を測定することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図及び第３図を参照して
説明する。第２図は本発明による実施例を示すブロック
図、第３図は第２図のフローチャートである。第２図で
第１図に対応するものは１点鎖線で囲んで示している。

全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図において、端末装置１ａの主制御部６は、コンピ
ュータセンタ２ａへの、口座番号の存在、或いは取引可
否の問い合わせを含む入力データの処理制御機能に加え
て、応答時間測定に関連する制御機能を有する。

測定指示釦３ａは、端末装置１ａの操作部３０に設けら
れ、応答時間を測定する時に操作される。

タイムカウンタ４ａは、問い合わせ電文が回線制御部７
より発信されると同時に起動し、応答信号受信までの時
間をカウントする。

送信電文編集部５ば、−１，制御部６より送られた入力
されたデータ、例えば口座番号、或いは取引金額等に基
いて問い合わせ電文に編集して回線制御部７へ送る機能
を有する。回線制御部７は、コンピュータセンタ２ａと
の交（８を司る機能を有する。

ディスプレイ８は、入力データ等の表示、及びコンピュ
ータセンタ２１１からの応答電文を表示する。

測定データメモリ９は、タイムカウンタ４ａが測定した
応答時間の測定データを蓄積するメモリであり、記録デ
ータとして応答時間の測定値と共に送信データ長１通番
、及び時刻等が記録される。

プリンタ部１０ば、取引内容、及び測定データメモリ９
に蓄積された応答時間測定データを印字出力する。

このような構成及び機能を有するので、「クレジット取
引」の場合を例として、応答時間測定方法を第３図のフ
ローチャーｌ・によって説明すると、■まずオペレータ
は応答時間を測定する時は、測定指示釦３ａを操作する
。

■次に操作部３０より、取引データ、例えばクレジット
種別、販売員番号、及び口座番号を入力する。

■すると１クレジツトの口座番号」の問い合わせ内容が
送信電文編集部５へ送られる。

■送信電文編集部５は［クレジットの口座番号１の問い
合わせに該当する送信電文を編集して回線制御部７へ送
り出す。

■そこで回線制御部７から問い合わせ電文がコンピュー
タセンタ２ａへ発信されるとタイムカウンタ４ａがタイ
ムカウントを開始する。

■やがて応答電文が回線制御部７に受信されると、タイ
ムカウンタ４ａはタイムカウントを停止し、カウント値
は測定データメモリ９に格納される。

■一方、応答電文はディスプレイ８に表示されると共に
取引処理が行われる。図示省略した印字指令釦の操作に
より取引内容が印字出力される。

■更に継続する取引データ等が入力されてコンピュータ
センタ２ａへの問い合ね・Ｕが行われる都度、応答時間
が測定されて測定データメモリ９に格納される。

■所定時間の測定が終了ずろと、測定指示釦３ａの指示
を解除し、図示省略したメモリ内容印字指令釦を操作す
ると測定データメモリ９に蓄積されていた応答時間測定
データが印字出力される。

このようにして端末装置１ａの操作によって応答時間の
測定を自動的、且つ正確に行うことができ、人手による
］二数、及び測定誤差が解消するので、測定件数を増や
してデータの信頼度を高めて、取引の増加傾向や時間帯
による取引のｔ（を綜等を測定データのバラツキ等から
分析してシステムの改善等に役立てることができる。

〔発明の効果〕

以」二説明したように本発明によれば、端末装置から上
位装置への問い合わせ応答時間を自動的。

且つ正確に測定することができ、人手による測定工数や
測定誤差を解消することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明による実施例を示すブロック図、第３図
は第２図のフローチャートである。 図において、 １．１ａは端末装置、　　２は上位装置、２ａはコンピ
ュータセンタ、 ３は測定指示手段、　　３ａば測定指示釦、４は時間計
数手段、　　４ａはタイムカウンタ、５は送信電文編集
部、　６は主制御部、７は回線制御部、　　　　８はデ
ィスプレイ、９は測定データメモリ、１０ばプリンタ部
を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）オペレータにより入力される処理すべきデータに
   基いてデータ処理を遂行して処理結果を出力する少なく
   とも１個の端末装置（１）と、該端末装置（１）が接続
   され該端末装置（１）からの問い合わせに応答する上位
   装置（２）とから成るシステムにおいて、 前記端末装置（１）に、問い合わせに対する応答時間の
   測定を操作指示する測定指示手段（３）と、該測定指示
   手段（３）の指示に基いて問い合わせの発信と同時に起
   動し応答受信までの時間を計数する時間計数手段（４）
   とを備えることを特徴とする応答時間測定方式。
2. （２）前記端末装置（１）は時間計数手段（４）によっ
   て測定された問い合わせ毎の応答時間を蓄積する記憶手
   段を備えることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の応答時間測定方式。