JPS62117997A - 小口径シ−ルド掘削機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）、産業上の利用分野 本発明は、例えば、直径が３０ｃｍ程度の小口径のトン
ネルを掘削するために使用される小口径シールド掘削機
に関する。

（ｂ）、従来の技術 糠来、下水道等に用いられる小口径のトンネルの掘削を
、泥水シールド工法を用いて行うことの出来ろ掘削機は
無かった。

（Ｃ）０発明が解決しようとする問題点しかし、最近で
は、施工地盤の条件等から、泥水シールドにより掘削し
たほうが望ましい現場も多々生じており、従って、小口
径のトンネルを掘削することの出来ろ小口径シールド掘
削機の開発が待たれていた。

本発明は、上記した事情に鑑み、小口径のトンネルを泥
水シールド工法で開削することの出来る小口径シールド
掘削機を提供することを目的とするものである。

（ｄ）０問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、シールド外殻（７）に水中ポンプ（１
１）を設けると共に、該水中ポンプ（１１）に泥水（２
０）を堀１１す土砂と共に外部に送出する排泥手段（１
６，２５）と泥水（２ｏ）を切羽（１９）に対して供給
する泥水供給手段（９，１６）を接続して設け、更に前
記水中ポンプ（１１）に切羽掘削用のカッタ（１２）を
回転駆動自在に設けて構成される。

なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のｒ　［ｅｌ
　、作用」の欄についても同様である。

（ｅ）０作用 上記した構成により、本発明は、水中ポンプ（１１）を
駆動させることにより、カッタ　（１２）も回転駆動さ
れ、カッタ（１２）による切羽（１９）の掘削と水中ポ
ンプ１１による掘削土砂の外部への排出が同時に行われ
るように作用する。

（ｆ）、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は本発明による小口径シールド掘削機の一実施例
を示す図、 第２図は本発明による小口径シールド掘削機の別の実施
例を示す図である。

小口径シールド掘削機１は、第１図に示すように、全体
が円筒状に形成された元押し装置２Ｇ有しており、元押
し装置２の図中右端は基礎壁３に固定されており、更に
元押し装置２の図中左端には同様に円筒形に形成された
コンクリート等からなる敷設管５が接続設置されている
。敷設管５は、地中に、トンネル６の掘削方向である、
第１図左右方向に直列に設置されて敷設管列１′６を構
成しており、それ等敷設された敷設管５の先端、即ち第
１図左端には、円筒形に形成されたシールド外殻７が設
置されている。シールド外殻７の先端には泥水供給ロア
ａが、シールド外殻７の外周囲に沿った形で設けられて
おり、泥水供給ロアａには送泥管９の一端が接続されて
いる。送泥管９は、敷設管列１６内部を、トンネル６出
口、即ち図中右方に向けて伸設されており、その先端に
は泥水を貯蔵する泥水タンク１０が接続している。

また、シールド外殻７の内部には、水中ポンプ１１が設
けられており、水中ポンプ１１の先端にはカッタ１２が
、切羽１９と対向した形で水中ポンプ１１により回転駆
動自在に設けられている。

ところで、トンネル６の出口側の敷設管５には、隔壁１
３が、該隔壁１３を介してトンネル６を左右に分断する
形で設置されており、隔壁１３にはパイプ１４を介して
排土ポンプ１５が接続されている。シールド外殻７と第
１図最左方の敷設管５との間には、推進ジヤツキ７ｂが
設置されており、推進ジヤツキ７ｂは、敷設管５に対応
する形で円筒状に形成されたラム７ｃを有するセンター
ホールジヤツキにより構成されている。更に敷設管列１
６中の適宜な位置には、敷設管ｒ！：５と同様に円環状
に形成された中押し装置１７が設置されている。中押し
装置１７は、推進ジヤツキ７ｂと同様に、敷設管５と対
応する形で円筒状に形成されたラム１７ｂを有するセン
タホールジヤツキ１７ａにより構成されている。

小口径シールド掘削機１は、以上のような構成を有する
ので、トンネル６の掘削に際しては、泥水タンク１０か
ら送泥管９を介して泥水供給ロアａから切羽１９に向け
て泥水２０を供給し、その状態で水中ポンプ１１を回転
駆動する。すると、水中ポンプ１１に装着されたカッタ
１２も回転し、該カッタ１２により切羽１９はｔｇ削さ
れる。カッタ１２により掘削された土砂は、泥水２０と
共に水中ポンプ１１により敷設管列１６内を、図中右方
、即ちトンネル６出口方向に送出され、パイプ１４、排
土ポンプ１５により隔壁１３を介してトンネル６外部に
排出される。なお、この掘削に際しては、推進レヤッキ
７ｂを駆動して、ラム７ｃを矢印Ｂ方向に突出させ、敷
設管列１６の最左方の敷設管５を足場にする形でシール
ド外殻７を矢印Ａ方向、即ち切羽１９方向に押圧するの
で、カッタ１２と切羽１９は適当な掘削圧力で接し、カ
ツタ１２による切羽１９の掘削動作は円滑に行われる。

なお、カッタ１２による掘削の進行に伴って、小口径シ
ールド掘削機１は徐々にＡ方向に推進してゆくので、そ
の推進速度に同期させた形でラム７ＣをＢ方向に突出さ
せ、カッタ１２に常に適正な掘削圧力が作用するように
する。

こうして、小口径シールド掘削機１が所定距ＦａＡ方向
に旧道したところで、カッタ１２による掘削動作を中止
して、推進ジヤツキ７ｂのラム７ＣをＡ方向に後退させ
、同時に中押し装置１７を駆動して、センターホールジ
ヤツキ１７ａのラム１７ｂをＢ方向に突出させ、該中押
し装置１７から図中左方の敷設管列１６をＡ方向に移動
させる。

中押し装置１７から図中左方の敷設管列１６がＡ方向に
移動したところで、今度は、敷設管列１６の図中最後端
部の元押し装置２と当接している敷設管５に、新たな敷
設管５を継ぎ足す形で設置し、該新たに接続された敷設
管５を介して既に敷設された状態の敷設管列１６を、元
押し装置２によりＡ方向に押圧して所定距ｇｌＡ方向に
移動させる。

この際、中押し装置１７はラム１７ｂを徐々にＡ方向に
後退させて、中押し装置１７より右側の敷設管列１６の
みがＡ方向に移動するようにする。

こうして、新たに敷設管５が継ぎ足された形で敷設管列
１６が地山２２中に設置されたところで・再度推進ジヤ
ツキ７ｂを駆動して、敷設管列１６を足場にした形で小
口径シールド掘削機１をＡ方向に押圧し、カッタ１２に
ょる掘削作業を再開し、トンネル６の掘削を継続してゆ
く。

なお、上述の実施例は、敷設管列１６に隔壁１３を設け
、該隔壁１３より図中左方の敷設管列１６内を泥水２０
で充満させているが、第２図に示すように、立坑２３を
切羽１９に供給すべき泥水２０で充満させ、カッタ１２
による［掘削土砂を泥水２０と共に排泥管２５゛により
、水中ポンプ１１を介して外部に排出させるように構成
することも当然可能である。

（ｇ）０発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、シールド外殻
７に水中ポンプ１１を設けると共に、該水中ポンプ１１
に泥水２ｏを掘削土砂と共に外部に送出する敷設管列１
６、排泥管２５等の排泥手段と、泥水２０を切羽１９に
対して供給する送泥管９、敷設管列１６等の泥水供給手
段を接続して設け、更に前記水中ポンプ１１にカッタ１
２を回転駆動自在に設けて構成したので、カッタ１２の
装着された水中ポンプ１１により切羽１９の量刑及び掘
削された土砂の外部への送出が同時に行われ、極めてコ
ンパクトな小口径シールド掘削機１の提供が可能となり
、小口径のトンネ゛ル６の泥水シールド工法による掘削
も十分行うことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による小口径シールド掘削機の一実施例
を示す図、 第２図は本発明による小口径シールド掘削機の別の実施
例を示す図である。 １・・・・・・小口径シールド掘削機 ７・・・・・シールド外殻 ９・・・・・泥水供給手段（送泥管） １１・・・・・水中ポンプ １２・・・・・・カッタ １６・・・・・泥水供給手段、排泥手段（敷設管列）１
９・・・・切羽 ２０・・・・泥水 ２５・・・・排泥手段（排泥管） 出願人　　　　三井建設株式会社 代理人　　弁理士　　相１）伸二 （ほか１名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 シールド外殻の切羽と対向する位置にカッ タを設け、該カッタを回転させることにより切羽を掘削
   する小口径シールド掘削機において、シールド外殻に水
   中ポンプを設けると共に、該水中ポンプに泥水を掘削土
   砂と共に外部 に送出する排泥手段と泥水を切羽に対して供給する泥水
   供給手段を接続して設け、 更に前記水中ポンプに前記カッタを回転駆 動自在に設けて構成した小口径シールド掘削機。