JPS6211743Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6211743Y2 JPS6211743Y2 JP5958582U JP5958582U JPS6211743Y2 JP S6211743 Y2 JPS6211743 Y2 JP S6211743Y2 JP 5958582 U JP5958582 U JP 5958582U JP 5958582 U JP5958582 U JP 5958582U JP S6211743 Y2 JPS6211743 Y2 JP S6211743Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- cam
- rotation
- lock
- locking piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はヘルメツトホルダを有する２輪車用シ
ートロツク装置に関する。
ートロツク装置に関する。
従来この種装置においてはヘルメツトホルダの
開錠と、シートロツクの開錠とはキーの回動方向
をそれぞれ反対方向に回転させて操作するのを一
般としたが、かゝるものではその開錠に当つてキ
ーの回転方向を確認する等の不便が存した。
開錠と、シートロツクの開錠とはキーの回動方向
をそれぞれ反対方向に回転させて操作するのを一
般としたが、かゝるものではその開錠に当つてキ
ーの回転方向を確認する等の不便が存した。
本考案はかゝる不都合を改良することを目的と
したもので、キーの一方向の回動操作によつてヘ
ルメツトホルダとシートロツクとは各別に開錠で
きるようにしたものである。
したもので、キーの一方向の回動操作によつてヘ
ルメツトホルダとシートロツクとは各別に開錠で
きるようにしたものである。
これを図面について説明すると１は錠筐を示
し、該錠筐１には開閉自在に枢支されるヘルメツ
トホルダ２と出没自在に挿入されるシート施錠片
３とが設けられると共に、これらを開錠するシリ
ンダ錠４が設けられ、該シリンダ錠４のロータ５
の外周には錠筐１内のピン６に係合してロータ５
の回動を規制する円周方向の第１及び第２誘導溝
７ａ，７ｂと、これら誘導溝７ａ，７ｂを連通す
る軸方向の連通溝７ｃとからなる回動規制溝７が
設けられ該回動規制溝７の第１誘導溝７ａに前記
ピン６は常時係合するようにロータ５はばね８で
弾発されている。９はロータ５の先端に設けた係
合片で、該係合片９に前記ばね８の弾発時に係合
する第１カム１０と、前記ばね８の弾発に抗した
ロータ５の押圧時に係合する第２カム１１とが錠
筐１内に重合して設けられ、第１カム１０は前記
ヘルメツトホルダ２の係止片１２を復帰ばね１３
に抗して押圧するように押圧片１０ａを突出形成
すると共に第２カム１１は、前記シート施錠片３
を誘導する誘導溝１１ａを外周に有する円筒体に
形成され該カム１１はその回動を弾発ボール１４
によつて各開錠位置を認識し得るように規制され
ている。
し、該錠筐１には開閉自在に枢支されるヘルメツ
トホルダ２と出没自在に挿入されるシート施錠片
３とが設けられると共に、これらを開錠するシリ
ンダ錠４が設けられ、該シリンダ錠４のロータ５
の外周には錠筐１内のピン６に係合してロータ５
の回動を規制する円周方向の第１及び第２誘導溝
７ａ，７ｂと、これら誘導溝７ａ，７ｂを連通す
る軸方向の連通溝７ｃとからなる回動規制溝７が
設けられ該回動規制溝７の第１誘導溝７ａに前記
ピン６は常時係合するようにロータ５はばね８で
弾発されている。９はロータ５の先端に設けた係
合片で、該係合片９に前記ばね８の弾発時に係合
する第１カム１０と、前記ばね８の弾発に抗した
ロータ５の押圧時に係合する第２カム１１とが錠
筐１内に重合して設けられ、第１カム１０は前記
ヘルメツトホルダ２の係止片１２を復帰ばね１３
に抗して押圧するように押圧片１０ａを突出形成
すると共に第２カム１１は、前記シート施錠片３
を誘導する誘導溝１１ａを外周に有する円筒体に
形成され該カム１１はその回動を弾発ボール１４
によつて各開錠位置を認識し得るように規制され
ている。
図中１５はヘルメツトホルダ２を弾発するばね
を示す。
を示す。
次にその作動を説明するとキーａの挿入により
シリンダ錠４を一方向に回動させるとき、ロータ
５はその第１誘導溝７ａの端末にピン６が当接す
ることによりその回動は停止されると共にその回
動によつてその先端の係合片９が係合する第１カ
ム１０は回動されてその押圧片１０ａによつてヘ
ルメツトホルダ２の係止片１２を復帰ばね１３に
抗して押圧するとホルダ２の先端近傍に設けた凹
溝から係止片１２が脱してホルダ２は板ばね１５
によりその先端をはね上げられてホルダ２の係合
を解きかくてホルダ２は解錠され、又キーａの挿
入によりシリンダ錠４をそのばね８に抗して押圧
し、次いで同じく一方向に回動するときロータ５
はその第２誘導溝７ｂの端末にピン６が当接する
ことによりその回動は停止すると共にその回動に
よつてその先端の係合片９が係合する第２カム１
１は回動されてその誘導溝１１ａに係合するシー
ト施錠片３は錠筐１内に没入して図示しないシー
トの開錠が行われるものである。
シリンダ錠４を一方向に回動させるとき、ロータ
５はその第１誘導溝７ａの端末にピン６が当接す
ることによりその回動は停止されると共にその回
動によつてその先端の係合片９が係合する第１カ
ム１０は回動されてその押圧片１０ａによつてヘ
ルメツトホルダ２の係止片１２を復帰ばね１３に
抗して押圧するとホルダ２の先端近傍に設けた凹
溝から係止片１２が脱してホルダ２は板ばね１５
によりその先端をはね上げられてホルダ２の係合
を解きかくてホルダ２は解錠され、又キーａの挿
入によりシリンダ錠４をそのばね８に抗して押圧
し、次いで同じく一方向に回動するときロータ５
はその第２誘導溝７ｂの端末にピン６が当接する
ことによりその回動は停止すると共にその回動に
よつてその先端の係合片９が係合する第２カム１
１は回動されてその誘導溝１１ａに係合するシー
ト施錠片３は錠筐１内に没入して図示しないシー
トの開錠が行われるものである。
このように本考案によるときは、使用頻度の高
いヘルメツトホルダ２はキーの回転のみによつて
解錠できると共に使用頻度の少ないシート施錠片
３は、キーの同方向の押し廻しによつて解錠でき
るため、キーの開施操作が容易となり、これが上
述した従来例のようにキーの回動方向を換えて行
うものに比しキー操作の誤りがない等の効果を有
する。
いヘルメツトホルダ２はキーの回転のみによつて
解錠できると共に使用頻度の少ないシート施錠片
３は、キーの同方向の押し廻しによつて解錠でき
るため、キーの開施操作が容易となり、これが上
述した従来例のようにキーの回動方向を換えて行
うものに比しキー操作の誤りがない等の効果を有
する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
は正面図、第２図は側面図、第３図は第２図Ａ−
Ａ線断面図、第４図は第３図Ｂ−Ｂ線断面図、第
５図はロータの回動規制溝の展開図、第６図は第
２カムの誘導溝の展開図、第７図は第１図Ｃ−Ｃ
線断面図を示すものでａはロツク状態、ｂは開旋
状態を示す。 １……開錠、２……ヘルメツトホルダ、３……
シート施錠片、４……シリンダ錠。
は正面図、第２図は側面図、第３図は第２図Ａ−
Ａ線断面図、第４図は第３図Ｂ−Ｂ線断面図、第
５図はロータの回動規制溝の展開図、第６図は第
２カムの誘導溝の展開図、第７図は第１図Ｃ−Ｃ
線断面図を示すものでａはロツク状態、ｂは開旋
状態を示す。 １……開錠、２……ヘルメツトホルダ、３……
シート施錠片、４……シリンダ錠。
Claims (1)
- ヘルメツトホルダ２とシート旋錠片３とを有す
る錠筐１内にシリンダ錠４を設けるものにおい
て、前記シリンダ錠４のロータ５を、ばね８に抗
して錠筐１内に摺動自在に設けると共に該ロータ
５の外周に錠筐１内のピン６に係合してキーの一
方向の回動でロータ５を所定角度回動する第１誘
導溝７ａと、キーの前記ばね８に抗した押し込み
による一方向の回動でロータ５を所定角度回動す
る第２誘導溝７ｂとを設け、更に該ロータ５に前
記一方向の回動で係合する第１カム１０と、前記
押し込みによる一方向の回動で係合する第２カム
１１とを設け、該第１カム１０に前記ヘルメツト
ホルダ２を係止させる係止片１２を係合させると
共に前記第２カム１１に、前記シート旋錠片３を
誘導する誘導溝１１ａを設けたことを特徴とする
ヘルメツトホルダを有する２輪車用シートロツク
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982059585U JPS58161777U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | ヘルメツトホルダを有する２輪車用シ−トロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982059585U JPS58161777U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | ヘルメツトホルダを有する２輪車用シ−トロツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58161777U JPS58161777U (ja) | 1983-10-27 |
| JPS6211743Y2 true JPS6211743Y2 (ja) | 1987-03-20 |
Family
ID=30069882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982059585U Granted JPS58161777U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | ヘルメツトホルダを有する２輪車用シ−トロツク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58161777U (ja) |
-
1982
- 1982-04-26 JP JP1982059585U patent/JPS58161777U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58161777U (ja) | 1983-10-27 |
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