JPS6211689Y2 - - Google Patents

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JPS6211689Y2
JPS6211689Y2 JP4307783U JP4307783U JPS6211689Y2 JP S6211689 Y2 JPS6211689 Y2 JP S6211689Y2 JP 4307783 U JP4307783 U JP 4307783U JP 4307783 U JP4307783 U JP 4307783U JP S6211689 Y2 JPS6211689 Y2 JP S6211689Y2
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JP
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air
circuit
blower
temperature
point
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JP4307783U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用空調機の制御装置に関するもの
である。
近年、車両用空調機の制御を自動化したオート
マチツク・エアコンデイシヨニングシステム(以
下、オートエアコンシステムと略す)が多く搭載
されるようになつてきている。このようなオート
エアコンシステムの構成図を第1図に示す。この
システムの温調はフアン8により吸込まれた空気
をエバポレータ1で冷却し、これをヒータ2で加
熱して車空内に吹出させることにより行なわれて
いる。この時の吹出し温度はエアミツクスダンパ
3の開度を調整することにより行なわれ、エアミ
ツクスダンパ3の制御は温度設定値、車室内温
度、ダクト温度、日射量の値をコントロールユニ
ツト4で処理することにより行なわれている。こ
こで、温度設定値は温度設定抵抗5により設定さ
れ、車室内温度は室温センサ6により、また、日
射量は日射センサ7により検出される。第3図A
ないしDは冷暖房負荷に対する各部の状態を示す
ものである。
第2図は上記オートエアコンシステムの制御装
置の回路図で、21は定電圧発生回路、22は熱
負荷指令値発生回路、23はエアミツクスダンパ
開度フイードバツク量発生回路、24はエアミツ
クスダンパアクチユエータ制御回路、25はブロ
ア制御回路、26はコンプレツサのON,OFF制
御回路、27は除湿制御回路である。
熱負荷指令値発生回路22は固定抵抗(R1)
28、温度設定用可変抵抗(VRS)29、車室
内温度センサ(Rr)30、車外温度センサ(R
φ)31、及び並列に配設された日射量センサ
(SS)32と固定抵抗(R2)33が直列に配設さ
れ、a点に V=A−B・VRS+C・Rr+D・Rφ+E・
SS ………(1) の電位が発生するようになつている。ここで、
A,B,C,D,Eは適当に定められる定数であ
る。
a点に発生した電位は、さらにバツフア
(IC1)34によりインピーダンス変換され、a
点と同じ電位のb点の電位が与えられるようにな
つており、このb点の電位を指令値と称する。
エアミツクスダンパ開度フイードバツク量発生
回路23は、エアミツクスダンパ51と連動した
ポテンシヨメータ(VRP)35、固定抵抗
(R4)37、(R5)38、(R6)39、が直列に
配設され、さらに固定抵抗(R3)36が後述す
るドライリレー(RYD)103のリレー接点
(RYD)103aのON,OFFに伴ないポテンシ
ヨメータ(VRP)35と並列接続されたり、又
は接続開放されたりするように配設されている。
ドライリレー接点103aは省エネ運転時
ON、除湿運転時OFFとなるものであり、エアミ
ツクスダンパ開度とc〜d点間の合成抵抗の関係
は第4図に示すようになる。
つまり、除湿運転時のc〜d点間抵抗Rc〜
d・Dは、 Pc〜d・D=VRP ………(2) 省エネ運転時のc〜d点間抵抗Rc〜d・E
は、 Rc〜d・E=VRP×R/VRP+R ………(3) となる。
ここで、第4図に示すイ点の抵抗又は合成抵
抗、つまりMAXHOT側の抵抗は除湿運転、省エ
ネ運転時ともほとんど同じ値となるよう、さら
に、ハ点の合成抵抗は除湿運転のイ〜ロの抵抗変
動分の約60%になるように固定抵抗(R3)36
が適当に決められている。また、第3図Dに示す
所定の制御範囲で変動する前記式(1)で与えられる
a点はb点の電位すなわち指令値と、所定のフイ
ードバツク範囲で変動するポテンシヨメータ
(VRP)35の抵抗変化によつて変動するd点の
電位とはほぼ同じ値となるよう動作するが、快適
温調性の観点からポテンシヨメータ(VRP)3
5の抵抗特性及び固定抵抗(R4)37、(R5)3
8、(R6)39の抵抗値は適当に決められてい
る。
エアミツクスダンパアクチユエータ制御回路2
4は、比較演算器(IC2)40、(IC3)41、及
びトランジスタ42乃至49、エアミツクスダン
パアクチユエータモータ50、エアミツクスダン
パ51、フイードバツク用ポテンシヨメータ
(VRP)35等より構成され、b点とd点又はb
点とe点の電位差によりエアミツクスダンパ開度
が変動し、これに連動したポテンシヨメータ
(VRP)35の抵抗はb点とd点又はb点とe点
の電位差を小さくする方向に動く。ここで、固定
抵抗(R5)38は比較演算器(IC2)40,
(IC3)41の両方ともOFFとなる不感帯であ
り、固定抵抗52,53は比較演算器40,41
のヒステリシスを持たせるものであり、これらは
快適温調を得るため適当に決められる。
また、除湿運転時、ドライリレー103の接点
103aは開放状態で、この時の指令値とエアミ
ツクスダンパ開度の関係は第3図Bの点線のよう
になるが、省エネ運転にすると、前述の通り、ポ
テンシヨメータ(VRP)35に固定抵抗(R3)
36が並列接続されることになるため、d点及び
e点の電位が上昇し、比較演算器(IC3)41が
ON、(IC2)40がOFFとなり、エアミツクスダ
ンパ51及びポテンシヨメータ(VRP)35が
COOL側に移動し、b点の電位に、d点、e点の
電位が近づいたところで停止する。この固定抵抗
(R3)36の並列抵抗配置によるエアミツクスダ
ンパ51のCOOL側への指令値に対する変動量は
第3図Bのイ点付近になるように前述の如く固定
抵抗(R3)36の値は適当に決められている。
ブロア制御回路25は比較演算器(IC4)5
4,(IC5)55,(IC6)56のマイナス側、比
較演算器(IC7)57,(IC8)58,(IC9)59
のプラス側に指令値、上記比較演算器54,5
5,56のプラス側に固定抵抗60,61,6
2,63にて分圧された電位、上記比較演算器5
7,58,59のマイナス側に固定抵抗64,6
5,66,67にて分圧された電位が加わり、そ
の比較演算された結果が後段のトランジスタ68
乃至73,74乃至79、及びパワリレー
(RY1)80,(RY2)81,(RY3)82等を介
しブロアと直列に配設された固定抵抗83乃至8
5を各々パワーリレーの接点80a,81a,8
2aを介して短絡することによりフアンモータ8
6への電圧を切換え、風量を段階的に増減するよ
うになつている。ここで、比較演算器54,5
5,56は暖房領域の切換、比較演算器57,5
8,59の冷房領域の切換を行なつており、固定
抵抗60乃至63、及び64乃至67の抵抗値は
温調性の観点から適当に決められるが第3図Aの
ような特性を持つようになつている。
コンプレツサON・OFF制御回路26は、エバ
ポレータ吹出空気温度センサ(RE)87及びこ
れと直列に配設された固定抵抗88,89とで分
圧されたg点の電位、つまりエバポレータ吹出空
気温度に対応した電位が比較演算器(IC10)9
0のプラス側に入るようになつており、一方、マ
イナス側より指令値が与えられるため、指令値の
電位の大小に伴ない比較演算器90がON・OFF
するのに必要なg点の電位は変動するようになつ
ている。トランジスタ(TR1)94がONの場合
の指令値とエバポレータ吹出空気温度の関係は第
3図Cの省エネ運転時のロ領域で示される。さら
にg点の電位は比較演算器(IC11)91のマイ
ナス側にも入力され、固定抵抗92,93の分電
圧と比較演算を行ないトランジスタ(TR2)95
がONの場合のエバポレータ吹出空気温度の関係
は第3図Cの除湿運転時及び省エネ運転時のハ領
域のようになる。なお、比較演算器91のON・
OFFによるエバポレータ吹出温度センサ87の
平均温度はエバポレータの氷結防止温度に相当す
る。またトランジスタ94,95はANDの構成
になつており、エアコンスイツチ(A/C S/
W)98がONの場合、トランジスタ96,9
7、パワーリレー(RYM)99及びその接点9
9aを介してコンプレツサ(CφMP)100の
ON・OFFを行なうことによりエバポレータ10
1による冷却作用のON・OFFがなされ、その出
口に配置されたエバポレータ吹出空気温度センサ
87は吹出空気温度を検出し、平均としてg点の
電位がf点の電位と同電位となるようにコンプレ
ツサのON・OFFを繰返すようになつている。
省エネ運転の場合、第3図Bに示すように冷房
負荷領域ではエアミツクスダンパ51は全閉
(MAXCOOL)となつているため、オートエアコ
ンとしての温調は、上記のように指令値対応のエ
バポレータ吹出空気温度を作り出すことによつて
行ない、この関係を作り出すために固定抵抗8
8,89は適当に決められている。
除湿制御回路27は除湿運転時のドライスイツ
チ(DS/w)102のONに伴いドライリレー
(RYD)103が励磁され、前述の如くリレー接
点103aのOFFに伴い固定抵抗(R3)36の
ポテンシヨメータ(VRP)35への並列接続が
解除されると共にトランジスタ(TR3)104が
ONとなり、f点を接地する役目を行なう。f点
の接地により比較演算器90は常時ONとなりコ
ンプレツサ100のON・OFFは比較演算器91
のみに左右されて行なわれることになる。つまり
省エネ運転時のように指令値対応でエバポレータ
吹出空気温度を変動させることをせず単にエバポ
レータ101の氷結を防止する作用を持つことに
なる。
しかし、上記のようなオートエアコンシステム
であつても、例えば北国のように冷房域の条件が
少ない地域では、冷房域での使用がほとんどない
ことになるが、だからといつて、マニアル操作の
エアミツクスダンパ開度コントロールやフアン電
圧コントロールでは商品的魅力に乏しく暖房域だ
けの自動温度コントロールが望まれるところであ
る。
本考案は、上記した点に鑑み提案されたもの
で、空気を送風するブロアと、同ブロアにより送
られる空気を加熱するヒータと、同ヒータを通る
空気量を調整するダンパとを有する車両用空調機
において、前記ダンパ開度フイードバツク量発生
回路、前記ダンパ駆動用のアクチユエータ制御回
路、及び前記ブロアの制御回路からなるオートヒ
ータシステム部における前記発生回路のダンパ開
度フイードバツク用ポテンシヨメータと同ポテン
シヨメータに並列接続された抵抗間の短絡する取
り外し可能な短絡回路を有すると共に暖房負荷の
大きい領域では風量を増加させるブロア制御系を
備えたことを特徴とする車両用空調機の制御装置
を要旨とし、その目的とするところは、暖房域だ
けの自動温度コントロールが可能なシステムで、
しかもこのシステムをもとに前記したようなオー
トエアコンシステムが容易に得られるような車両
用空調機の制御装置を提供することにある。
以下、本考案を実施例に基いて説明する。第5
図は第3図に示したシステムと同一システムを示
したものであるが、黒丸印のイ,ロ,ハ,ニ,
ホ,ヘ,ト,チの9点によりシステムが2分割さ
れていることを表示している。つまり、第5図中
のイ,ロより上方及びハ,ニ,ホ,ヘ,ト,チよ
り下方をエアコンシステム部と称し、それ以外を
オートヒータシステム部と称し、両者を結合する
ことによりオートエアコンシステムとなるもので
ある。
第6図は、上記のオートヒータシステム部のみ
を示したもので、本実施例では、イ,ロ間に電気
的短絡回路200を接続した構成としている。
第7図は、上記オートヒータシステムの機能特
性図である。第6図により各機能を説明すると、
イ,ロ間には、短絡回路200が接続されている
為、エアミツクスダンパ開度部は第2図〜第4図
に基いて説明した省エネ運転モードの特性に強制
的になる。またフアン電圧の関係は暖房域では第
2図〜第4図に基いて説明した例と全く同じ動作
特性を示すが、冷房域ではフアンコントロール部
がエアコンシステム部に在り、オートヒータシス
テム部には無い為、冷房域では常時フアンは低速
(LOW)となる。
以上の特性により車室内吹出し空気温度は第7
図Cの実線で示す特性になる。当然のことながら
暖房域の特性は第2図〜第4図に基いて説明した
例と同特性で温度コントロールするが、冷房域は
ノーコントロール状態となる。一般的に北国では
冷房域の条件が少ないことから暖房域だけの自動
温度コントロールがあることにより、従来のマニ
ユアル操作のエアミツクスダンパ開度コントロー
ルやフアン電圧コントロールよりも商品性は著し
く向上する。また第6図の構成になる車両標準シ
ステムとしてのオートヒータシステム部より電気
的短絡回路200を取り外し第5図に示すオプシ
ヨンシステムとしてのエアコンシステム部を追加
することにより第2図に示したようなオートエア
コンシステムとすることができる。
さらに、上記した電気的短絡回路を取外すこと
ができる。第7図B,Cに示す点線の特性は電気
的短絡回路を取外した場合のものである。温調理
論上、暖房領域で設定温度に対し車室内温度を一
致させる為には、実線つまり電気的回路を取付た
状態である必要があるが、車室内温度を高め安定
に希望の場合は電気的短絡回路を取外すことによ
りこれを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエアコンの構成図、第2図は、
その制御回路図、第3図A乃至Dはそのシーケン
ス図、第4図はエアミツクスダンパ開度とポテン
シヨメータ合成抵抗の関係を示す図、第5図は本
考案の一実施例を説明するための説明図、第6図
は本考案の一実施例を示す制御回路図、第7図A
乃至Dはそのシーケンス図である。 21……定電圧発生回路、22……熱負荷指令
値発生回路、23……エアミツクスダンパ開度フ
イードバツク量発生回路、24……エアミツクス
ダンパアクチユエータ制御回路、25……ブロア
制御回路、35……ポテンシヨメータ、36……
固定抵抗、51……エアミツクスダンパ、86…
…フアンモータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気を送風するブロアと、同ブロアにより送ら
    れる空気を加熱するヒータと、同ヒータを通る空
    気量を調整するダンパとを有する車両用空調機に
    おいて、前記ダンパ開度フイードバツク量発生回
    路、前記ダンパ駆動用のアクチユエータ制御回
    路、及び前記ブロアの制御回路からなるオートヒ
    ータシステム部における前記発生回路のダンパ開
    度フイードバツク用ポテンシヨメータと同ポテン
    シヨメータに並列接続された抵抗間を短絡する取
    り外し可能な短絡回路を有すると共に暖房負荷の
    大きい領域では風量を増加させるブロア制御系を
    備えたことを特徴とする車両用空調機の制御装
    置。
JP4307783U 1983-03-25 1983-03-25 車両用空調機の制御装置 Granted JPS59147614U (ja)

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JP4307783U JPS59147614U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 車両用空調機の制御装置

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JP4307783U JPS59147614U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 車両用空調機の制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS59147614U JPS59147614U (ja) 1984-10-02
JPS6211689Y2 true JPS6211689Y2 (ja) 1987-03-20

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JP4307783U Granted JPS59147614U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 車両用空調機の制御装置

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