JPS62116645A - 微孔性膜積層物 - Google Patents

微孔性膜積層物

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JPS62116645A
JPS62116645A JP22576486A JP22576486A JPS62116645A JP S62116645 A JPS62116645 A JP S62116645A JP 22576486 A JP22576486 A JP 22576486A JP 22576486 A JP22576486 A JP 22576486A JP S62116645 A JPS62116645 A JP S62116645A
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JP
Japan
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membrane
parts
group
liquid vehicle
formula
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Application number
JP22576486A
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English (en)
Inventor
ジェラルド ビー ターニー
イッチャック ケニグスバーグ
イフード シュチョリ
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Gelman Sciences Inc
Original Assignee
Gelman Sciences Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 主題の発明は微孔性有機重合体膜およびその製造方法に
関する。「微孔性膜」により0.02〜15ミクロンの
気孔径を有する細孔を有し、0.1インチ未満の厚さを
有する流体透過性シートまたはフィルムを意味する。
背景技術 微孔性膜は濾材並びに粒子または流体を保持して同時に
ガスおよび蒸気を通過させる選択透過性バリヤーとして
その両方に非常に有用性を有する。
細菌に対するバリヤーとして、それらは医学、製剤およ
びエレクトロニクス工業において液体およびガスの無菌
濾過における使用がよく知られている。他の用途におい
て微孔性膜は蒸気を通過させるが水)各板の通過を妨げ
る無菌疎水性ベントとして利用される。
微孔性バリヤーの導入が有用である多くの他の領域が存
在するが、しかし今日に関しては実用的物品は存在しな
い。手術室中へ導入される感染を低下させる近代医学技
術はより最近には繊維を疎水性にした使い捨て不織布か
ら作られた手術室衣服および外科ドレープの使用に依存
するようになった。これらの物質は実際上は開放空間が
細菌より非常に大きいが、しかしその密度が、細菌がそ
のような繊維に遭遇して付着する高い確率を有するよう
な深層型フィルターである。そのような繊維の最良のも
のでも空中細菌の92〜95%以上を保持しない。一方
、衣服またはドレープが通気性、すなわち患者における
高体温を回避しまた手術室スタッフに快適性を与えるた
めに空気および水蒸気の輸送が可能でなければならない
ので、「密」被覆布の使用は可能でない。細菌バリヤー
として作用するーのに適合する気孔径を有する微孔性膜
(疎水性または親水性)の用途は明らかにそのような用
途を連想させる。
通気性観点および疎水性をともに必要とする他の用途に
は寝具類を保護する使い捨てシート、通気性おむつ外面
および他の類似の用途が含まれる。
微孔性膜は遅い生産速度に関連するコストのために、並
びにそれらが通常バリヤー性と機械的たわみ性および柔
軟性との適切な組合せを有さなかったので、これらの用
途に商業的に適用されなかった。さらに、そのような重
合体フィルムの多くは機械的に薄弱であり、その実用的
使用はそれを微孔性布または紙支持体に結合させ、それ
により積層構造を形成することによってのみ拡張される
そのような布または紙支持積層物を製造する方法が存在
する。微孔性膜を遊離、独立フィルム要素として形成で
きる場合に、積層物は直接点接着、熱型押、または溶融
して両物質の細孔中へ固定することにより層を結合させ
る中間層の供給より形成することができる。これらの技
術はすべて表面細孔を「ふさぎ」流れ効率を低下する不
利益を有する。あるいは若干の環境下に、微孔性膜は支
持体物質上に直接形成することができる。この型の積層
物は膜を生ずる重合体溶液が十分な粘度を有すれば形成
できるにすぎない。さらに、支持体物質は十分な密度を
有し、溶媒系またはプロセスに用いる水性洗浄浴および
乾燥炉により損なわれないものでなければならない。
本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4.466.9
3L号には微孔性膜がアクリル性オリゴマーおよび(ま
たは)単量体の、暴露の結果形成される重合体に対して
非溶媒である溶媒または溶媒混合物中の溶液を紫外線ま
たは電子ビーム輻射に暴露することにより製造される方
法が開示されている。電子ビームまたは紫外線下に速や
かに重合をうけるこの性質が最も認められた種類の単量
体およびオリゴマーは:少くとも1つがまたカルボキシ
ル、カルボン酸エステルまたはアミノ官能基を結合した
2炭素原子間の二重結合を有する重合可能不飽和有機化
合物、エポキシ類および他の環状エーテル、並びにチオ
シン類である。
200〜40Qnm範囲における十分な強度の紫外線が
存在するとき、紫外線を捕捉して重合反応を促進する光
開始剤分子の存在下に、または電子ビームからの電子の
速やかな噴射により、重合および同時相分離のプロセス
を非常に速やかに起させることができ、100フィート
毎分より太きい生産速度を達成することができる。適当
な電子ビームで300フイ一ト毎分を越えるライン速度
が可能である。どの方法によって生成されても架橋微孔
性フィルムはやはり重合後に細孔中に残る初めの溶媒を
洗浄し、次いで乾燥しなければならない。
従来製造された微孔性膜に比べて非常に高い製造速度に
基き、紫外線または電子ビーム重合膜を布または紙支持
体物質に結合した積層層として製造することに大きな利
点がある。しかし、通常使用される溶液の低い粘度(1
0〜50cp)のために、普通の表面コーティング法を
用いることは非常に困難である。そのような技術は支持
体物質が十分に高い密度でなければ薄い液体層を支持し
ない。
他の問題が均一な上部構造を有しない支持体物質で与え
られる。上部構造中の欠陥または開口は不均一である。
支持体がきわめて高い密度でなければそのような支持体
は欠陥例えば孔を塗被層中に生ずることなく被覆するこ
とが困難である。さらに、ライン速度が十分に速く、支
持体上のコーティング溶液の滞留時間は、重合の終るま
で、それ(溶液)が支持体マトリックスに吸上げられる
時間より短くなければならない。
他の問題は紫外または電子ビーム硬化性物質からの疎水
性膜の製造に関連する。前記米国特許第4.466.9
31号において、試験したオリゴマーはすべて本質的に
親水性膜を生じた。さらに、膜を疎水性にする従来の後
調製処理、例えばシリコーンまたはペルフルオロカーボ
ン添加剤を含有する溶液中の膜の浸漬、は満足な結果を
生じない。ビニル末端シリコーンまたは長鎖炭化水素ア
クリレートエステルはコーティング溶液に添加されなか
った。他の問題にはたわみ性および靭性を必要とする異
心の用途の若干に対する利用に適した特異化学構造のオ
リゴマーの確認が含まれる。同時に物質はまた大きい内
部表面積に基く力が多孔性構造の気泡破壊を生じないよ
うに十分な機械的強度を有さねばならない。この問題は
また硬化溶媒の洗浄に用いる洗浄溶媒に当てはまらねば
ならず、すなわちそれが微孔性構造を冒し、または軟化
してフィルムの気泡破壊を生じてはならない。
本発明は最適条件で、特徴的にたわみ性で、ゴム質であ
り、しかも優れた強度特性を有し、上部構造の気泡破壊
耐性の微孔性膜コーティングを有する疎水性微孔性膜積
層物の製造に対する基礎を提供する。
発明の陳述 本発明によれば、前駆物質の重合から誘導された微孔性
重合物質から実質的になる膜積層品が提供される。前駆
物質は液体ビヒクルと均一な溶液を形成し、(1)紫外
線または電子ビームの照射下に、液体ビヒクルに不溶性
かつ非分散性である重合物質に速やかに重合でき、(2
)液体ビヒクル可溶性である有機単量体、有機オリゴマ
ーおよびそれらの混合物からなる群から選ばれる。液体
ビヒクルは重合物質に関して不活性である。支持体物質
は微孔性重合物質に直接積層される。前駆物質は疎水性
単量体を含むことができる。
本発明はさらに、液体ビヒクル中へ微孔性重合可能な前
駆物質を混合する段階、組成物を薄い液体層に形成する
段階、支持体物質を適用して部分重合液体層と密接に接
触させる段階、組合せた支持体と液体層とを紫外線また
は電子ビームの照射に暴露して液体層を最終的に硬化し
て支持体物質との積層物を形成する段階、および積層物
から液体ビヒクルを除去する段階を含む液体透過性微孔
性膜を製造する方法を提供する。該方法は疎水性単量体
と液体物質と均一な溶液に混合する段階を含むことがで
きる。
添付図面に関連した次の詳細な説明を参照することによ
り本発明は一層よく理解されるので、本発明の他の利点
は容易に理解されよう。
発明の詳細な説明 本発明により構成される膜積層物は第1図に10で一般
的に示される。膜積層物10は実質的に微孔性重合物質
12および微孔性物質12に直接積層された支持体物質
14からなる。
微孔性重合物質12は実質的に、液体ビヒクルと均一な
溶液を形成し、(i)紫外線または電子ビームの照射下
に、液体ビヒクルに不溶性かつ非分散性である重合物質
12に速やかに重合でき、(ii)?&体ビヒクルに可
溶性である有機単量体、有機オリゴマーおよびそれらの
混合物からなる群から選ばれる前駆物質からなる。液体
ビヒクルは前駆物質に関して化学的に不活性で、また重
合した物質に対して非溶媒である。
主題発明およびその意図用途に殊に適すると認められた
オリゴマー物質は一般式■ R,−(Rz−R3)、−R2−R1 のアクリル性ポリエステルウレタンであり、式中、R,
はヒドロキシ末端アクリレート単量体、例えばヒドロキ
シエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレー
トおよび4−ヒドロキシブチルアクリレートの基であり
、R2はジ−およびトリ−脂肪族または芳香族イソシア
ナート例えばトルエンジイソシアナート、水素化メチレ
ンジアニリンジイソシアナート、トリメチルヘキサンジ
イソシアナート、メチレンジアニリンジイソシアナート
およびイソホロンジアニリンジイソシアナートからなる
群から選ばれるイソシアナート物質の反応から生ずるジ
カルバメートまたはトリカルバメート、Wであり、R3
はアジピン酸とエチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ブタンジオール、ヘキサンジオールおよびネオペ
ンチルグリコールのそれぞれまたはそれらの混合物との
縮合で形成されるポリエステルポリオールの群から選ば
れ、それはまた剛さの増加のためにイソフタル酸および
フタル酸を、あるいは高官能性を導入するために若干の
トリオール例えばトリメチロールプロパンまたはグリセ
リンを含むことができる。それはまたポリカプロラクト
ンジオールまたはトリオールから形成することができ、
R3は200〜3、000の数平均分子量を有すること
ができ、nは0〜4の範囲内にあることができる。
上記一般式Iは二官能性イソシアナートおよび二官能性
ポリオールの前駆物質を有する状態を示す。それはそれ
ぞれ三官能性ポリオールおよび三官能性イソシアナート
を用いた結果である多官能性アクリレートの構造を示す
ために式■および■、すなわち U、R1(RZ  R3)、R,−R,または硼 R+ に変形することができる。上記群のオリゴマーの一員は
硬質濾過材料に対する要件、あるいは特有のたわみ性で
あってゴム質特性を与え同時に主題物品の意図する非濾
過、微生物バリヤーまたは液体バリヤー用途に調和する
特性を与えるのに十分な強さである積層物を与える要件
を補うのに適することが認められた。
オリゴマー配合物は好ましくは、元素分析から得られた
、およびジェマ(Dumas )法により測定してカル
バメート官能基に関連する窒素重量パーセントが1.5
±0.3%〜6.2±0.3%の範囲にあるような組合
せである。1.5〜4%の窒素(イソシアナート官能基
に関連した)の範囲におけるオリゴマーに対し、橋かけ
剤および(または)コモノマーの存在が微孔性フィルム
を得るために通常必要である。
膜層12のオリゴマーが上記型の単一オリゴマーである
ことが必要でなくて、2種またはより多くのオリゴマー
の混合物または配合物であることができる。この場合に
、混合物または配合物中のカルバメートとしての平均窒
素パーセントの下方の好ましい限界は低値の成分の窒素
パーセント(カルバメートとして)に依存する。例えば
1.5%の窒素パーセントを有する樹脂と6%の第2樹
脂とを組合せた配合物は2.3%の平均窒素パーセント
(混合物に対する)を必要とするが、一方1.7%窒素
の樹脂との配合物は2%の最低平均(混合物に対する)
を必要とするであろう。
アクリル性ポリエステルウレタンオリゴマーに加えて、
橋かけ単量体をオリゴマー前駆物質および液体ビヒクル
に加えることがしばしば有用であり、ときには必要であ
る。橋かけ単量体は強度を加えて気泡破壊に対して膜を
安定化させる目的のため二官能性および三官能性橋かけ
単量体の群から選ぶことができる。そのような物質の例
は1゜4−ブタンジオールジアクリレー) (BDDA
)、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート(+10
0八)、トリメチロールプロパントリアクリレート(T
MPT八)、テトラエチレングリコールジアクリレート
(TIEGDA)およびトリプロピレングリコールジア
クリレート(TPODA) 、ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジアクリレート、1.3
−ブチレングリコールジアクリレート、並びにエトキシ
ル化およびプロポキシル化した上記ジ−およびトリ−ア
クリレートにあげたジオールおよびl・ジオールからm
?されるジアクリレートおよびトリアクリレートである
。膜12は機械的性質、気孔性および気孔率の特定所望
組合せを与えるためにこれらの物質を含むことができる
。試験はこれらの物質が系中の重合可能な物質の50%
(重量/重量)より多(を構成すべきでないことを示し
た。多官能性アクリレートのほかに、アクリル酸、N−
ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、2−エ
チルへキシルアクリレート、フェノキシエチルアクリレ
ート、イソボルニルアクリレート、ジシクロペンタジェ
ニルエチルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアク
リレート、エチレンジグリコールアクリレート、ヒドロ
キシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレ
ート、ブチルカルバミルエチルアクリレートおよびイソ
ブトキシメチルアクリルアミドのような単量体もまた単
独で、または橋かけ剤単量体とともに、単量体の全含量
が重合可能な固体含量の50%までの範囲内にあるよう
に加えることができる。単量体の機能はたわみ性の上昇
、機械的性質の改変、あるいは所望の化学基例えばカル
ボキシル基またはヒドロキシル基の導入である。
オリゴマーと橋かけ単量体との組合せから前に製造され
た微孔性フィルムは親水性であり、本質的に水湿潤性で
ある。疎水性膜積層物は疎水性単量体を微孔性物質に添
加することにより製造することができる。式、 Cll3      Ct!+     01    
 1     )I Cll3  CC1l□ −CNil  CCH= C
tlzCll3      Cll3 を有する1、1.3.3−テトラメチルブチルアクリル
アミド(t−オクチルアクリルアミド、すなわらTOC
TAM)および(または)−殻構造、c式中、R2はペ
ルフルオロアルキル基、CxFzx、+、 (式中、k
は実質的に6〜10である)であり、Rは式、 CIIIH2□1 (式中、m=2〜4である) を有するものであり、R′は水素またはメチルである〕 の単量体(微孔性フィルムに疎水性を与える)、あるい
は構造、 RF     CHz    O−CCH=  CHz
(式中、RF −C2F2□1.・であり、z=6〜8
である) のペルフルオロアクリル性単量体の添加が疎水性を与え
ることができる。TOCTAMを用いるとき、好ましく
は配合物中の重合可能物質の8%未満でなく、30重量
%を越えないで含まれる。ペルフルオロ単量体類は溶液
の全重合可能成分の3%未満ではなく25%を越えない
(重量/重量)ように存在すべきである。この比較的少
量の単量体が積層物に疎水性特性を与える。あるいは支
持体に積層されていない独立膜もまた優れた疎水性特性
を含めて製造することができる。すなわち、本発明の前
駆物質から製造され、しかし支持体物質に積層されてい
ない膜を前記単量体類の添加によって疎水性にすること
ができる。
疎水性it体は重合で分離し、重合物質と残余溶液との
間の界面に連続疎水性表面を与えると思ねれる。前記結
果は若干の理由のために予期されない。第1に、前駆物
質として用いた単量体またはオリゴマーを含む有機化合
物の比較的疎水性の特性のために単量体のない膜の親水
性特性が疑問である。しかし、そのような膜はそれにも
か\わらず本質的に湿潤性である。第2に、前駆物質溶
液に対する少量の単量体の添加が均一な一相溶液を形成
する。この均一溶液から疎水性単量体がともかくそれ自
体重合中に分離して疎水性バリヤー性を有する疎水性表
面の形成を生ずる。if&に、疎水性単量体が均−溶液
中−で比較的低濃度で始めるにもか−わらず疎水性試薬
として、後処理において表面析出させるジメチルシロキ
サンまたはステアリル化合物のような疎水性試薬または
別の後重合処理において親水性構造に対する疎水性フル
オロ単量体の特異グラフト化とは対照的に挙動すること
は予IU1されない。後者の処理はユーロピアン・ディ
スポーザブルズ・アンド・ノンウーベンズ°アソシエー
ション(European Disposable a
nd Nonwovens As5ociation 
)により4!備されたインデソクス84コングレス(I
ndex 84 Congress )のVol、 5
中のへツクマンはか()Ieckmam andStr
ickler )の論文に詳細に記載されている。t−
オクチルアクリルアミドの挙動に関して、付与された疎
水性特性は、多数の炭素原子(12)を有する線状炭化
水素鎖を含むラウリルアクリレートが効果を示さないの
で、t−オクチル基中のメチル基の密な立体化学構造に
関連すると思われる。
TOCTAMの効果は、通常線状パラフィン鎖が枝分れ
鎖より良好な疎水性を示し、撥水性特性は通常鎖中の8
個より長い炭素原子で達成されるので予期されない。C
t4〜C2゜の直鎖炭化水素が通常使用される。本発明
は疎水性物質を与え、後処理を必要としない。さらに、
本発明は追加のシリコーンまたは他の表面剤により汚染
または閉塞されない疎水性微孔性膜を与える。
液体ビヒクルまたは溶媒は、好ましくは式、CH3(C
H2)−COOR’ (式中 Rrはメチル、エチル、イソプロピルに等しく
、nは6〜16に等しい) または R”0CO(CHI)−COOR“ (式中、nは3〜8に等しく、R“はメチル、エチル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、オクチルおよびイ
ソオクチルに等しい) を有する群から選ばれる。例えばその群はカプリン酸、
カプリル酸、カプロン酸、ラウリル酸、ミリスチン酸お
よびパルミチン酸(すなわち6〜16個の炭素原子の線
状脂肪酸)のメチル、エチルまたはイソプロピルエステ
ル、グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸およびセバ
シン酸のジメチル、ジエチル、ジイソプロピル、ジイソ
ブチル、ジイソオクチル、ジプチルおよびジオクチルエ
ステルからなる。これらのエステルは、オリゴマーおよ
び単量体に対するそれらの特有の溶解度相容性並びに非
常に低い毒性、揮発性および引火性を有するそれらの一
般低性質により、単独で、または上記群のエステル相互
の混合物として、並びにエチレングリコールアセテ−1
・のブチルエテル、またはブチルセロソルブアセテート
として知られる、との組合せて使用することができる。
個々の膜用途に必要な気孔径および気孔率により、重合
させる溶液中の全溶媒の重量パーセントは40〜80%
の範囲内になることができる。溶液中の溶媒重量パーセ
ントの低下、すなわち重合可能な固体の重量パーセント
の増加は気孔径を低下する傾向がある。重合、した物質
の機械的強度により、これは界面エネルギーにより増加
された大きい内部表面積により発生する大きい力のため
に、ときには微孔性マトリックスの気泡破壊を生ずるこ
とができる。そのような場合に透明または部分不透明の
膜が生じよう。
さらに、オリゴマーおよび単量体の初期透明溶液が初め
に視覚に対し濁って見える温度(曇り点)が生ずる微孔
性フィルムの最大気孔径に強く相関することが測定され
た。曇り点温度が低下すると気孔径が小さくなる。その
ような挙動は選んだ溶媒または溶媒混合物がオリゴマー
に対する良好な溶媒であり、生ずる重合体に対して非溶
媒として悪くないことを示す。0.05〜0.5ミクロ
メートルの範囲に気孔径を有する膜を得るために、重合
可能な固体35%を含有し、10〜40℃の曇り点を有
する溶液が試験したオリゴマー系の若干に最適である。
曇り点は最終微孔性膜に予想される気孔径に関する指針
として役立つだけでなく、それはまたプロセスを行なう
操作温度に関する有用な指針を与える。曇り点が最初の
不安定性および前駆物質溶液中の相分離の立上りを示す
ので観察した曇り点より少くとも2度高い温度で行なう
ことが好ましい。これに対する主な理由は、これらの条
件下に系が最も再現性であることである。しかし、これ
はプロセスが溶液の曇り点近くの温度まはたそれ以下で
も操作できないことを意味しない。そのような条件のも
とで、若干の液体−液体相分離が起ることができること
、並びにこれが気孔径の分布および生ずる膜の構造を変
化することに留意しなければならない。そのような状態
は本来時間依存性で制御が困難であるので、曇り点より
少くとも2度以上認められる安定な単相状態で作業する
ことが適切であると認められた。しかし、この温度は溶
媒(存在する光開始剤および界面活性剤を含む)とオリ
ゴマーとの間の特定化学的相互作用によるので、この温
度範囲は単におよそその指針であり、−膜化できない。
均一で安定な領域にある多くの溶液は光学的に透明であ
るけれども、ときどきオリゴマーの少量の高分子量部分
の存在のために、明らかに安定な溶液が一定量の曇りま
たは曇り度を示すことが認められた。そのような曇り度
の存在は曇り点の測定を妨害し、このためそのような系
は好ましくない。しかし、曇り度によって示されるこの
部分の存在はこの部分から濾過または遠心分離により透
明にした溶液を試験し、同一溶液から両方の場合に生じ
た最終膜の性質かは・・等しかったので、最終の膜の影
響を与えるとは思われない。
界面活性剤を液体ビヒクル中のオリゴマーと混合するこ
とができる。界面活性剤例えばDC−193、ポリジメ
チルシロキサンとポリエーテルとの共重合体〔ダウ・コ
ーニング社(Dow CorningCorp)製〕を
用いて適当な祇または移動ベルト上に溶液の十分な展開
を得ることができる。界面活性剤並びに紫外線硬化物質
のために用いる光開始剤は曇り点を変動し、重合した膜
12の特定支持基体に対する接着に影響を与えることが
できる。
意外にも、本発明は積層物の気孔率および移動特性が遊
離フィルムより実際に良好な補強された上部構造特性を
有する積層物を提供できる。本発明は膜12の支持体物
質14に対する付着性が機械的に安定性を増す接着のな
い微孔性膜−支持体層積層物を提供する。
支持体物質14は織布または不織布であることができる
。微孔性膜12の支持体物質14に対する優れた付着は
0.3オンス毎平方ヤード〜1.5オンス毎平方ヤード
の範囲内のポリアミドまたはポリエステル不織布から実
質的になる支持体物質により達成することができる。優
れた結果はまた支持体物質14が、最低6.5ワツト・
分毎フィートでコロナ放電処理して24時間以内に用い
るポリプロピレン不織布と電子ビーム照射物質とである
場合に得られる。最適結果はUVおよびEB硬化に対し
てインラインコロナ放電により得られる。
不織セルロース誘導体もまた使用できる。例えば微孔性
膜12は普通の紙物質に積層することができる。
本発明は流体透過性微孔性膜10の製法を提供する。そ
の製法には本質的に液体ビヒクル中へ前駆物質を混合す
る段階、組成物を薄い液体層に形成する段階、支持体物
質を適用して液体層を密接に接触させる段階、液体層と
支持体との組合せを紫外線または電子ビームの照射に暴
露して液体層を最終的に硬化させ、支持体物質との積層
物を形成する段階が含まれる。該方法のこれらの段階は
最終洗浄段階を除いて第2図〜第4図に例示される。第
2図中のローラー32における積層物のロールから不活
性溶媒を除去する段階はコーティングの微孔性構造を機
械的に押しつぶさない浴および(または)スプレーから
なる適当な布洗浄装置により行なうことができる。その
ような装置の例はパーマツル(Permaso I )
 F @械〔ジャヘテソクス社(Jawetex Co
mpany 5w1tzerland ) )である・
第2図〜第4図に示されるように、薄い液体層は支持体
物質の適用前に電子ビームまたは紫外線に暴露して物質
を部分重合させることができる。
この段階は雰囲気酸素の存在下に生ずる。これは液体層
の部分重合を生じ、それを容易に流れない点にもたらす
。重合の最適程度は所与組成物およびウェブ速度に対し
て実験的に決定しなければならず、ウェブ速度は支持体
上に液体を層化する支持体の速度である。重合水準は一
部は電子ビームvA量率またはUVランプの強さにより
指令される。
UVランプは電子ビーム装置のようにその出力が無限可
変でないので、種々のフィルター装置を硬化線量率の制
御に必要とするであろう。過硬化の最も重大な結果は積
層物の接着の不足であり、不完全硬化の結果は膜中のピ
ンホール欠陥の存在である。
実施例3および第6図は空気流れ特性に及ぼす予備硬化
の影響を示す。効果はまた予(+ifi硬化の段階後で
積層段階前の橋かけ単量体の相対転化率に対する膜の空
気流れの依存性として第6図に示した。単量体の転化率
に対するデータは相対重合度を示すのに役立つ。それは
その段階後残存非重合単量体を分析することにより決定
した。種々の転化水準は予備硬化線量を弱めることによ
り達成され、空気流れの予備硬化線量に対するデータ点
の同−組に関する。零予備硬化照射または零架橋はなお
輸送性を有する重合体/支持体組合せを与える。そのよ
うな複合材料または機械的補強材料は予備重合物質が最
終照射前に支持体物質14の間隙空間に吸上げまたは吸
収されるので最大の繊維補強を有する。
雰囲気酸素の存在が布支持体を部分重合溶液に積層する
次段階における良好な接着を得るために部分硬化段階に
おいて必要であることが決定された。第2図に示される
ように、製造系にはローラー18からローラー20へ駆
動される連続ベルト16が含まれる。溶媒と前駆物質と
の混合物は22でベルトに塗被される。組成物が薄い液
体層に形成されるのはこの時点である。組成物の薄い液
体層は24で紫外線または電子ビームの照射に対する曇
露により予備硬化される。支持体物質14は第3図に詳
細に示されるようにローラー26により液体層と密接に
接触される。その組合せは次に1つまたはより多くの紫
外線または電子ビーム硬化ヘッド28の下に運び、微孔
性フィルム12の重合を完了させる。微孔性フィルム1
2はもう布支持体に積層される。
重合を行なう紫外線ランプは第2図に示されるように、
布支持体14を通して行なうことができる。これは、紫
外線による照射は光学的に透明な物質のみ透過できるこ
とが述べられた米国特許第4.289,821号に詳述
されたグレイ (Gray) IIIほかの報告を考慮
すると全く意外である。紫外線による硬化はまた、ベル
トの材料が光学的に透明なシリコーン剥離処理したポリ
プロピレンまたはマイラー(mylar )フィルムか
ら作られれば移動ベルトを通して照射することにより行
なうことができる。従って、支持体14の上またはベル
ト16の下から向けられた紫外線を用いて最終硬化を行
なうことかできる。
最終硬化が終ると、第2図に示されるように、なお同一
または異なる組成のコーティング溶液で同一または異な
る厚さの追加のコーティングを行なうこと、あるいは硬
化した積層物をローラー32上に巻くことが可能である
。例えば、重合した積層物10はベルト16からローラ
ー35上へ移される。前駆物質の第2物質配合物を36
でベルト16に通用し、38で照射し、積層物10を地
点40で付加する。物質10は次いで部署42で最終硬
化し、ベル!−16がローラー20上に巻かれるので、
ローラー32上に巻かれる。
第2の方法は第4図に示され、第1積層物1゜が左側か
ら支持体物質16上に形成され、第2積層物10’が支
持体物質16′上に形成され(同様に成分は符号を付け
てダッシュを付けられている)、2つの硬化した膜表面
をラミネーションニップロール44で合せて、前記のよ
うに30で照射して各積層物の外側面に支持体面を有す
る三元層積層物を形成する。膜層はキスロール45によ
る前駆物質の層の適用により接着される。形成された生
成物はロール47上に巻かれ、第5図に例示される。互
いに化学的にグラフトする、異なる物理化学的性質を有
することができる多重微孔性層を生ずる能力は本発明の
主要利点の1つである。
最良の機械的性質を有する配合物が接着性を欠くかまた
は支持体に対する望ましくない程度の接着力を示すこと
ができることは非常にしばしばであり、それは繊維工業
において「ブロッキング」として知られる現象である。
従って、接着に対する1組の性質を有する初期層、コー
ティングに望まれる適切な内部機械的性質を有する中間
層を塗被し、必要ならこれを特殊化トップコートで仕上
げることさえ可能である。この技術の自明の副次的結果
はまたコーティング中の大きな欠陥もまた1つまたは他
の層によりカバーされることである。
硬化した積層物はなおその細孔中に初めの溶媒を含むけ
れども、細孔形成過程は硬化が終ったときに終り、物質
はこの形態で全く安定であることが認められた。従って
、なお湿潤なロールを後時における洗浄のために貯蔵す
ることができる。本発明のこの特徴は洗浄工程を必要と
せず、硬化工程と同一ライン速度で運転するか、または
ライン速度における大きな差異を探信する多重ロール配
列を有するので、従来技術に比べて有意な進歩である。
しかし、巻取り速度は微孔性構造がラップの堅さにより
押しつぶされないようにロール中の張力が制御されるよ
うに維持しなければならない。
このパラメーターは用いる特定のオリゴマーおよび支持
布の関数であるので、張力限界は各所与組合せに対して
決定しなければならない。
洗浄工程は細孔中に残存する硬化溶媒を有効に除去し、
橋かけ重合体フィルムを冒すかまたは軟化しない溶媒を
含む浴中で行なわれる。これは微孔性フィルムの内部表
面積が非常に大きく、内部表面により増加した界面張力
から生ずる力がその引張強さより大きい点まで物質が軟
化すれば微孔性構造がある程度の気泡破壊を受けるため
である。
洗浄溶媒の例はペルクロロエチレン、塩化メチレンおよ
び1,1.2−トリフルオロトリクロロエタン〔フレオ
ン(FREON)113、デュポン(DuPont)製
]および低級アルコール類、アセトン類および塩素化溶
媒とフレオン113との混合物である。本発明に殊によ
く適するアクリル性ウレタンポリエステルオリゴマー物
質の一族に対し、フレオン113は洗浄中重合した重合
体中のその不溶性のために最も適当であると認められた
。ペルクロロエチレンまたは他の塩素化溶媒は一緒にま
たは単独で多孔性構造の気泡破壊を生ずることができる
。さらに、フレオン113は非常に低い毒性を有し、引
火性または爆発性でなく、それを乾燥段階において除去
するのに非常に低いエネルギーを必要とする。他の利点
は残留単量体、オリゴマーおよび、紫外線硬化の場合に
光開始剤に対する高い抽出係数を有することである。従
って、生ずる膜物質は十分に透明で、可能な汚染物を含
まず、それによりU、S、P、クラス■、医学装置用プ
ラスチック材料の試験を通ることができる。
本発明の積層物には、次の実施例に示されるように、積
層物を通気性無菌バリヤーとして使用する優れた基体に
する性質が含まれる。そのような通気性無菌バリヤーは
医療用使い捨て不織布並びに疎水性、通気性バリヤーと
して、殊におむつまたは女性衛生製品の外層としての外
部カバーに関連する目的に利用することができる。
実施例 A、定義および用語 空気流れ: 積層物の5スケアデイスク上の水柱80cmの差圧にお
けるm27分で示される。
WWR: コーティングのレイダウンに用いた線巻ロッド。ロッド
番号を係数1.9倍するとおよその湿潤厚さ、ミクロン
、が得られる。
洗浄および乾燥: 1.1.2−)リフルオロトリクロロエタン(またフレ
オン113またはフレオンとして知られる)中の多孔性
生成物の完全洗浄および次の室温における乾燥の工程で
ある。
線量または輻射線量: コーティングが暴露される有効UVエネルギーを示す。
ジュール/ cm Zの数字は約350nmで最大応答
を有するインタナショナル・ライト・ラジオメーター(
International LightRadiom
eter) 、モデルIL745、ライト・バグ(Li
ght Bug) A 309付、の読みから得る。
エネルギー束または幅射束: 弱化後ランプのl crn長のを効近UVエネルギー出
力を示す。
バブルポイント(BP): 膜中の最大細孔から多孔性構造を完全に漏らす液体の置
換に必要な空気の圧力である。次の実施例中、BP試験
は液体としてケロシンを用いて行なう。バブルポイント
は気孔径に逆比例し、1バールのケロシンBPは約0.
4ミクロンの気孔径と近似的に相関する。
水漏出(WBT): 多孔性積層物を通る水の透過の最初の徴候が表われる圧
力。次の実施例に用いた方法はlkg / cm ” 
 ・分の圧上昇速度を用いる。
曇り点(cp): 均一透明溶液が冷却により濁ったかまたは曇った溶液に
変化する温度。曇った状態は相分離過程を示す。
実施例1 80/20/10重量比における樹脂F /HDD^/
FX−13の混合物40部、Ma2O,50部、BCA
T部、イルガキュア(Trgacure)  651光
開始剤2部、およびDC193界面活性剤0.25部か
ら60℃で混合することにより溶液を調製した。
溶液を線巻ロッド〔アール・ディ・スペシャルティーズ
(R,D、5pecial tieslロッド#70〕
で剥離紙上に塗被し130ミクロンの湿潤フィルム厚さ
を与えた。塗被した紙をキャリヤベルト上10.5メ一
トル/分で楕円反射板を備えた1個の200ワット/イ
ンチハノビア(Hanovia)中圧水銀ランプの下に
通した。反射板はキャリヤベルトの平面上方100鶴の
距離に位置した。水銀ランプの強度を350nmの最大
感度を有するA309ライト・バグ付インタナショナル
・ライトIL745ラジオメーターにより測定して1.
18ワット/Cmの有効UV幅射束を生ずるよう中密度
フィルターにより弱めた。予備硬化コーティングを0.
3オンス/平方ヤードのセレ・ノクス(Cerex)の
シートでカバーした。積層物をローラーで穏やかにプレ
スし、同様の、しかし金属スクリーンのないUV炉にさ
らに2回通し、各パスのエネルギー束は4.5ワツト/
 cmであった。積層物を剥離紙から除き、フレオン1
13を有する一連の4つの浴中で十分に洗浄し、室温で
乾燥した。積層物の空気流れおよびバブルポイントを測
定した。フィルムを支持体から剥離して再び試験した。
ケロシン中の浸漬の前後に遊離フィルムを秤量すること
により遊離フィルムの気孔率もまた測定した。気孔率は
重合体およびケロシンの既知重量及び既知密度(それぞ
れ1.2および0.79)から計算した。これらの試験
結果は表4に示される。
実施例2 実施例1と同様の溶液を同様の工程スケジュールにより
塗被し、硬化したが支持体を膜に積層しなかった。無支
持フィルムを実施例1におけるように試験し、結果は表
4に示される。
無支持体フィルムは真皮の収縮のために低い気孔率を有
するがそれは支持体のない結果である。
空気流れの低下は気孔率におけるこの変化を支持する。
実施例3 樹脂下/HDDA 80/20重量比混合物    35 部M810  
   56部 BCA       9部 イルガキュア651        2 部DC193
0,5部 からなる溶液を実施例1におけるように調製した。
一連のコーティングを剥離紙上にWWR#40で作り(
湿潤厚さ75ミクロン)、種々の水準の暴露にかけた。
次いで種々の試料をハリテックス(Hollytex)
 3254に積層し、実施例Iにおけるように2回後硬
化した。極端な場合に線量は零であった。すなわち、予
備暴露を積層前に行なわなかった。他の極端において2
.0ワツト/ cmの線量を積層前および後硬化に適用
した。予備硬化層の試料をガスクロマトグラフ法により
分析し、残留HDDA単量体を検出した。第6図はフレ
オン113で洗浄しに後の膜の空気流れ特性を重合HD
DA%の関数として、および線量(ジュール/cm” 
’)の関数として示す。空気流れが高いほど予備硬化が
高いことが確認された。予備硬化試料はすべて直接移動
コーティング(零予備硬化線量)を適用したものより高
い空気流れを示した。
実施例4 樹脂D90部、N−ビニルピロリドン10部、HDDA
25部およびFX−13,12,5部を含む溶液40g
をMa2O,57gとBCA8gとの混合物に溶解した
。イルガキュア651,2gおよびDC193,0,2
5gを加えた。最終溶液は約20℃の曇り点を有した。
それを剥離紙上にWWR#4Qで(湿潤厚さ75ミクロ
ン)塗被し:金属スクリーンアテニュエータ付UVラン
プ下に10m/分で通し、光束は1.18ワソl□ /
 cmであった。ハリテックス3254不織布のシート
を置いて予備硬化フィルム上に穏やかにプレスし、積層
物をさらに2回10m/分で非弱化光源下に通した。フ
ィルムを実施例1におけるようにフレオン113で洗浄
して乾燥した。それは2.5直径膜ディスク上80cm
Hg○圧で943mβ/分の通気流れを有した。そのケ
ロシン中のバブルポイントは1.58バールであり、そ
れは3.5kg/(J”のWBTを有した。
実施例4A 81/9/10の比における樹脂D/HD D A/A
A35部、Ma2O,45,5部、M12.19.5部
、イルガキュア651.2部およびDC193,1部を
混合した。溶液は21,5°Cの曇り点を有した。それ
を剥離紙上にロッド#50(95ミクロン)で塗被し、
10m/分において全出力ランプ(4,5ワツト/ C
m有孔幅射束)で予備硬化した。セレックス0.85の
シートを置き、その上を穏やかにプレスした。積層物を
上記輻射条件下にさらに2回後硬化した。洗浄して乾燥
した試料は1670m7!/分の空気流れおよび2.6
バールのバブルポイントを有した。膜は水により瞬間的
湿潤性であり、優れた水による吸上げを有した。
実施例5 70/30の比における樹脂B(1,71%N)および
HDDAの溶液35部をB CA 25.8部およびM
a2O,39,2部と混合した。イルガキュア651.
2部およびL−540界面活性剤の0.5部を加えた。
溶液の曇り点は約25゛Cであった。溶液を剥離紙上に
WWR#60で(湿潤厚さ115ミクロン)塗被し、1
0m/分において4.5ワフト/ amの光強度で硬化
し、セレンクス0.5オンス/平方ヤードに積層し、全
出力ランプ(4,5ワツト/cm)で10m/分で2回
後硬化した。フィルムを実施例1におけるように洗浄し
て乾燥した。生じたフィルムは透明で、空気流れ測定に
より検出して非孔性であった。
実施例6 65.45/4.55の比における樹脂B(1,71%
N)および樹脂J(6,16%N)の平均%N=2.0
を有する溶液をHDDAと70/30の比で混合した。
上記混合物35部をBCA18.8部およびM810.
46.2部と混合した。光開始剤および界面活性剤を実
施例5におけるように加えた。
溶液の曇り点は25°Cであった。硬化を実施例5と同
様の条件下に行なった。洗浄して乾燥した(実施例1に
おけるように)フィルムは1420m(17分の空気流
れおよび0.83バールのBPを有し不透明白色であっ
た。
実施例6B 実施例6と同様の樹脂及びHD D Aの組成物40分
並びに同様の光開始剤および界面活性剤をM810/B
CA60部と混合し、25℃の曇り点が達成され、実施
例6と同条件下に硬化した。
実施例1におけるように洗浄して乾燥した後透明な非孔
性フィルムが生じた。
実施例7 50150の比における樹脂BおよびHD D Aの溶
液35部をBCAL6.1部およびMa2O,43,9
部と混合した。イルガキュア651.2部およびL−5
40界面活性剤0.5部を60°Cで混合した。溶液は
24.6℃の曇り点を有した。それを実施例1に記載し
たようにWWR#50で(湿潤厚さ95ミクロン)2m
/分の速度で塗被した。
予備硬化光強度はランプを手出力にスイッチを入れるこ
とにより3ワツト/CInにセットした。予(If硬化
コーティングをハリテックス3254に積層し、全ラン
プ強度(4,5ワツト/ C,)で2m/分の後硬化し
た。フィルムを実施例1におけるように洗浄して乾燥し
た。それは1000mff/分の空気流れおよび1.3
バールのケロシンバブルポイントを有した。
実施例8 61.4/8.6/30の比における樹脂B、BCEA
およびHD D Aの溶液35部をBCA16.7部お
よびMa2O,47,3部と混合した。イルガキュア6
51.2部およびL−540,0,5部を加えた。溶液
は25℃の曇り点を有した。それをWWI?#50で(
湿潤厚さ95ミクロン)塗被し、10m/分で4.5ワ
ツト/ Cm U Vランプで予備硬化し、ハリテック
ス3254に積層し、さらに2回同一条件下に後硬化し
た。フィルムを実施例1におけるように洗浄して乾燥し
、1150mA/分の空気流れおよび0.8バールのケ
ロシンバブルポイントを有した。
実施例9 樹脂AC1,58%N)59部および樹脂J(6,16
%N)11部の平均%N = 2.3を有する混合物を
HDDA30部と混合し、その混合物35部をBCA3
1.5部およびMa2O,33,5部と混合した。イル
ガキュア651.2部およびL−540,9,5pph
を混合した。曇り点温度は25.5°Cであった。膜を
実施例6におけるように製造した。生じた積層物は15
78mJ/分の空気流れ及び0.9バールのバブルポイ
ントを有した。
実施例9B 実施例9と同様の、しかし2.0%の平均%Nを有する
組成物が同様の条件下に透明な非孔性フィルムを生じた
実施例10 実施例9と同様の、しかし32.7 / 32.3のB
CA/M810比および19.8℃の曇り点を有する組
成物は、168mj!/分の空気流れおよび1.35バ
ールのバブルポイントを有する白色フィルムを生じた。
実施例10B 樹脂J(6,16%N)35部、ミリスチン酸イソプロ
ピル19.4部、ラウリン酸メチル45.6部、イルガ
キュア651.2部、DC193,0,4部、およびL
−540,0,1部の溶液を調製した。それは18.3
℃の曇り点を有した。溶液を95ミクロンの湿潤厚さに
離型紙上に塗被し、金属スクリーンおよび強化ガラスで
弱めた単出力ランプ(0,26ワノト/cmの輻射束)
で7m/分で予備硬化し、セレックス0.5オンス/平
方ヤードに積層し上記速度で2回全出力ランプで後硬化
した。
実施例1におけるように洗浄して乾燥した後膜は530
m1l1分の空気流れおよび3,67バールのバブルポ
イントを有するむしろ硬質のコーティングを生じた。
実施例11 72/2 B/10の比における樹脂D /HDD^/
FX−13の混合物35部をMa2O,6部、イルガキ
ュア651.2部およびDC193,0,5部と混合し
た。溶液をWWR#5Qで95ミクロンの湿潤厚さに塗
被し、空気中で全ランプ強度で5m/分において硬化し
、0.54ジユール/ C+aの線量を与えた。硬化し
たコーティングをセレソクス0.5オンス/平方ヤード
に積層し、同条件下に2回後硬化した。フィルムは洗浄
して乾燥した後多孔性膜と布との間の良好な接着を示し
た。
実施例I2 実施例11と同様の試験を行なったが主な差異は予備硬
化段階を窒素雰囲気下に行なったことである。速度を1
4m/分にあげ、ランプ出力を2強度に低下することに
より光強度を低下させ、全線量は0.13ジユール/c
fllであった。予備硬化フィルムの機械的結着性およ
びその不透明度により判断した硬化度は0〜10のスケ
ールで7であり、実施例11のフィルムの予備硬化段階
に対して与えられた9の等級よりかなり低かった。セレ
ックス支持体に対する接着はそれにもか\わらず非常に
不十分であった。
SEM図(第7図および第8図)は実施例11の空中硬
化試料が重合体/空気界面に半融粘着層を有することを
示す。この層は繊維を濡らしてそれに付着する。実施例
12の窒素硬化試料中にはそのような層が存在しない(
第9図および第10図)。
実施例13 72/28/10の重量比における樹脂D/HDDA/
FX−13の混合物35部、Ma2O,64部、BCA
1部およびDC193,0,5部を含む溶液をWWR#
55で塗被して剥離紙上に100ミクロンの湿潤厚さを
与えた。コーティングを170キロボルトで作動する電
子ビーム源〔チャーミレス(CharmHIes) −
E S I 、エレクトロ・カーテン(Electro
Curtain )型〕に不活性窒素雰囲気下に30m
/分で通し、0.25 MRADに暴露した。生じた粘
着性フィルムをセレックス0.5オンス/平方ヤードに
積層し、3MRADの線量て後硬化した。積層物をフレ
オン中で洗浄して乾燥した。その性質は表5に示される
実施例13A 72/28/10の比における樹脂D/IIDDA/F
X−13の混合物35部をM810.61.4部、B 
CA 3.6部およびL−540,0,5部と混合して
調製した溶液は20℃の曇り点を有した。溶液を剥離紙
上に塗被し、エネルギー・サイエンシス社(Energ
y 5ciences Inc、、Woburn、Ma
ss)の「エレクトロ・カーテン」パイロットコーティ
ングラインで40フイ一ト/分で周囲雰囲気下に0.5
 MRAD電子ビーム線量を用いて予備硬化した。次い
で予備硬化コーティングを、6.5ワツト・分毎フィー
トで前コロナ処理し、また5MRADで空気中で電子ビ
ーム処理した0、8oz、スパンボンドポリプロピレン
不織布に積層した。積層した構造物を次いで再び20フ
イ一ト/分で窒素雰囲気下に4MRAD電子ビーム輻射
に通し、剥離紙から分離した。洗浄して乾燥した後、生
成物は支持体に対するコーティングの良好な接着を示し
た。
実施例13B 不活性窒素雰囲気下に予備硬化して行なった同様の試験
は接着力不足のため支持体上に移すことができなかった
コーティングを生じた。
実施例14 72/28/lo重量比の樹脂D/HDOA/FX−1
3の混合物35部、M810.63部、BCA2部、イ
ルガキュア651.2部およびDC193,0,5部を
含む溶液を剥離紙上に75ミクロンの厚さに塗被し、1
0m/分で、1.18ワツト/cI11の輻射束を有す
る部分的にスクリーンしたUVランプ下に通した。部分
硬化フィルムを工業ふき紙〔ホグラ(Hogla、 l
5rael)製〕に積層し、全強度ランプ下で2回後硬
化した。積層物をフレオン113で洗浄して乾燥した。
生じた積層物は非常に良好なたわみ性および良好な手触
ををする不透明白色の滑らかな塗被紙である。その性質
は表5に示される。
実施例15 81/19/10重量比の樹脂D/HDDA/FX−1
3,35部、M810,58.9部、BCC601部、
イルガキュア6512部およびL−540,0,5部を
含む溶液は19.2℃の曇り点を有した。予備硬化段階
のために1個の200W/INランプ、および最終硬化
のために2個の200W/I Nランプを備えた連続ラ
インで溶液を塗被した。予備硬化コーティングに対する
布の積層は初めの2つのランプ間で行なった。剥離紙か
らの塗被布の分離は第3ランプ出口の2つの別個の巻戻
し部署で行なった。次いで塗被布のフレオン洗浄を2メ
一トル毎分で運転した別の多段洗浄装置で行なった。
溶液はWWR#55により剥離紙上に塗被して100ミ
クロンの湿潤厚さフィルムをレイダウンし、7m/分で
硬化した。予備硬化強度は0.30ワツト/ cmの全
エネルギー束が使用されるように半出力ランプを用い金
属スクリーンおよび5朋強化カラスで弱めた。予備硬化
溶液を、インタナショナル・ライトのライト・バグイン
ジケータの感度域(350部m)中で2%の光透過率を
有したナイロン織布に積層した。後硬化は2個の全出力
ランプで行なった。生じた洗浄した布は1側上に不透明
白色コーティングを、他側上にその初めの深紫色を有し
た。塗被布は良好なたわみ性および感触を有した。その
性質は表5に示される。
実施例16 72/28/10の比における樹脂D/IIDDA/F
X−13の混合物35部、M810.62部、BCAa
部、イルガキュア65’l、2部およびL−540,0
,5部で調製した溶液は19.3℃の曇り点を有した。
その溶液を剥離紙上にWWR#70で塗被して130ミ
クロンの湿潤厚さを与えた。それを金属スクリーンおよ
び強化ガ、ラスフィルターにより達成した0、33ワツ
ト/cmの輻躬束7m/分で予備硬化した。予備硬化コ
ーティングを、積層前に2.5ジユール/cI11のコ
ロナ放電で新に処理した0、8oz、スパンボンドポリ
プロピレン不織布に積層した。積層物を同速度で全強度
ランプに通して2回後硬化した。積層物をフレオン11
3中で洗浄して乾燥した。それはコーティングと布との
間の良好な接着、しかし布の縦方向に平行する高度のひ
び割れ傾向を有した。積層物は良好な空気流れを有した
く表5)が欠陥のため零のバブルポイントを有した。
実施例17 実施例16と同様の、しかし実施例15に用いたものと
同一の配合物による試験は支持体に対する膜の非常に不
十分な接着を示した。事実上無支持であった膜は低い空
気流れ(表5)で、しかし良好なバブルポイントを与え
、横方向を含め良好な機械的強度を有した。
実施例18 72/28/10の比で樹脂D/HDDA/FX−13
の混合物35部、ラウリン酸メチル38.6部、B C
A 26.4部、イルガキュア65122部、DC19
3,0,4部およびL−540゜0.1部で調製した溶
液は22.3℃の曇り点を有した。その溶液を実施例1
5に記載したコーティングラインで塗被した。75ミク
ロン厚さの湿潤フィルムを剥離紙上に塗被し、スクリー
ンで弱めて0.32ワツト/ cmの光束を生ずる第1
ランプに7m/分で通し、接着を促進するため25ワツ
ト/cmコロナ放電でオンライン処理した0、 8オン
ス/平方ヤードのスパンボンドポリプロピレン不織布に
積層した。積層物を2つの全出力ランプ中を連続的に引
き通して剥離紙から分離した。
同様の厚さおよび組成の第2コーテイングを剥離紙に塗
被し、前記のように、しかし0.72ワツト/ cmの
弱めた光強度を用いて予備硬化した。上記積層物の塗被
面をこの第2層に積層し、二重コーティング多孔性フィ
ルムを布に結合させた。この複合構造物を前記のように
後硬化し、剥離紙から分離し、フレオン113中で洗浄
して乾燥した。
この実施例において単に僅かに予備硬化した第1コーテ
イングは布の繊維構造内に浸透し、それに対する良好な
固定を生じた。なお非常に不完全であったこのコーティ
ングを次いで、良好に予備硬化した層に積層して全構造
物を欠陥のない層でカバーした。複合構造物は布のいわ
ゆる縦方向にかなりの強さを有したが、膜は多少の膜ウ
ェブ伸張でひパ割れする高度の傾向を有した。他の性質
は表5に示される。
実施例19 実施例18と同様の試験を行なったが、第2コーテイン
グは81/19/10の比における樹脂D/HDDA/
FX−13,35部、ラウリン酸メチル37.2部、B
 CA 27.8部、イルガキュア651.2部、DC
193,0,4部およびし−540,0,1部の組成を
有した。それは22.6℃の曇り点を有した。生じた膜
はクロス機械変形に対する良好な耐性および実施例18
の試料より少ない欠陥を有した。
実施例20 樹脂D/HDDA/FX−13の76.5 /23.5
/8.5の混合物37.5部、Ma2O,59部、B 
CA 3.5部、イルガキュア651.2部およびL−
540,0,5部を含む溶液は16.3℃の曇り点を有
した。溶液を剥離紙上にWWR#55で塗被しく湿潤厚
さ100ミクロン)、実施例15の連続ラインで10m
/分の速度で3.36ワツト/am (生強度ランプ、
フィルターなし)の予備硬化強度で硬化した。塗被紙を
0.6オンスセレソクス上に積層し、実施例15におけ
るように後硬化して処理した。生じた膜は優れた機械的
性質を有した。コーティング中の欠陥は布をその破断点
まで引張ることによって認められなかった。しかし、コ
ーティングは一定位置に部分剥離を生じた部分ブロッキ
ングを有した。
実施例21 実施例20に類似するが、しかし61.5/1.0比の
M810/BCAおよび界面活性剤0.410.1部の
oC193/L−540を有し、曇り点が16℃である
溶液をWWR#30で塗被しく55ミクロン)実施例2
0におけるように処理した。63/37/10の比にお
ける樹脂D/HDDA/FX−13の混合物30部と6
8.7 /1.3部のM810/BCA、イルガキュア
651.2部、DC193,0,4部、L−540,0
,1部とて調製した21.6°Cの曇り点を有する第2
コーテイングを剥離紙上にWWRtt18で塗被しく3
5ミクロン)、第1コーテイングと同様の予備硬化条件
下に実施例18と同様の手順で塗被布に積層した。生じ
た洗浄して乾燥したフィルムは実施例20の単一コーテ
ィングと同様の良好な機械的挙動を有したが、ブロッキ
ングに基く欠陥を有しなかった。
実施例22 実施例20の試料の膜面に市販ゴムセメントの石油ディ
スティレート中の溶液を薄く噴霧し、直ちに薄い0.3
オンス/平方ヤードのセレックスの他の層に絞りロール
により積層した。3層積層物は優れた表面組織および耐
引っかき性を有した。
試料は通気性積層物の典型的な特性を保有した(表5参
照)。
実施例23 72/28/L OO比で樹脂D/HDDA/FX−1
3,35部、Ma2O,64部、BCAl部、イルガキ
ュア651.2部およびL−540,0,5部で調製し
た溶液は20.7℃の曇り点を有した。溶液をWWR#
30で塗被し、湿潤厚さ55ミクロン、1.18ワツト
/ cmの輻射束で10m/分で予備硬化し、0.4オ
ンス/平方ヤードのモレ2クスに積層し、全出力ランプ
で10m/分で1回後硬化した。そのような積層物2つ
を膜を対面して一緒にローラーでプレスし、同条件下に
さらに2回後硬化した。生じた積層物は洗浄して乾燥し
た後層間の良好な接着、並びに優秀な表面組織および耐
ひっかき性を示し、それはなお同様の非サンドインチコ
ーティングの良好な流れ特性を保った。
実施例24 この実施例は実施例23と同様の組成および同様の厚さ
を有し、4.5ワツト/ cmの輻射束で5 rnZ分
で予備硬化し、0.3オンス/平方ヤードのセレソクス
に積層した。積層物の膜面を、72/28/10の比で
樹脂D/HDDA/FX−13,20部、Ma2O,7
2部、BCAS部、イルガキュア651.2部およびL
 −54,0,0,5部を含む20%固形分溶液で再塗
被した。溶液は23゛Cの曇り点を有した。コーティン
グをWWR#30で塗被した。それを他の同重量のセレ
ソクスのシートでカバーし、全強度ランプでlom/分
で2回硬化した。洗浄して乾燥した積層物は良好な均一
性を有し、両支持体に対し良く接着した。
実施例25 樹脂D/HDDA/TPGDA/FX−13,72/8
/20/10.35部、BCAl、7部、Ma2O,6
3,3部、イルガキュア651.2部およびL−540
,0,5部で溶液を調製した。それは23℃の曇り点を
有した。溶液を塗被し、100ミクロンの湿潤フィルム
厚さで、非弱化ランプで10m/分で硬化した。0.5
セレノクスをコーティングに積層し、積層物を同条件下
に2回後硬化し、洗浄して乾燥した。その性質は表5に
示される。
実施例26 樹脂D/HDDA/FX−13,72/28/10.3
5部、I)BIE−5,22部、ラウリン酸メチル43
部、イルガキュア651.2部およびL−540,0,
5部で調製した溶液は25,8°Cの0点を有した。そ
れを100ミクロンの厚さに傳被し、全出力ランプ下に
10m/分で予備硬化し、セレノクス0.5に積層し、
さらに2回後硬化した。
洗浄して乾燥した膜は表5に示す性質を有した。
実施例27 70/30比の樹脂に/HDDA35部、ミリスチン酸
メチル65部、イルガキュア651.2部およびL−5
40,0,5部を含む溶液は24.2゛Cの曇り点を有
した。溶液を剥離紙上に95ミクロンの厚さに塗被し、
10m/分で半出力ランプで予備硬化し、ハリテックス
3254に積層した。
積層物を2回後硬化し、洗浄して乾燥した。それは低い
空気流れおよび高いバブルポイントを有し、気泡破壊の
(中間を示す。それはプリーティングの地点で跪く、従
って塗被布に適当でなかった。
実施例28     ゛ 70/100の比における樹脂L/HDDA35部、ミ
リスチン酸イソプロピル9.9部、バルミチン酸イソプ
ロピル55.1部、イルガキュア651.2部およびL
−540,0,5部を基にした25℃の曇り点の類似の
コーティングをセレソクス0.85オンス/平方ヤード
に同様に積層した。
それは前の実施例に類似の結果および類似の脆い生成物
を生じた。
実施例29 80/20/7の比における樹脂C/HD D A/F
X−13,35部をMa2O,50部、BC015部、
イルガキュア651.2部、DC193,0,4部およ
びL−549,0,1部と混合して調製した溶液は18
.4℃の曇り点を有した。溶液を95ミクロンのコーテ
ィング厚さくロッド#50)、10m/分の速度、ハリ
テックス3256支持体および1.18ワツト/ cm
の予備硬化強度を用いて実施例1におけるように塗被し
て処理した。生じた積層物は良好なたわみ性および取扱
特性の不透明白色の滑らかなコーティングを有した。そ
れは990mA/分の空気流れ、2.79バールのケロ
シンバブルポイントおよび1.75 kg/crAの水
漏出を有した。
実施例30 樹脂Cの代りに樹脂Gを用い、Ma2O,36部とラウ
リン酸メチル29部との混合物を溶媒として類似の溶液
を調製し、曇り点は19.0°Cであった。それを実施
例29におけるように塗被して処理したが予備硬化強度
は2.96ワツト/ cmであった。生じた積層物は類
似の外観および機械的性質を有した。それは1140n
/2/分の空気流れ、2.51バールのケロシンバブル
ポイントおよび1、75 kg / cIδの水漏出を
有した。
実施例31 実施例29に類似するが、しかし樹脂Cの代りに樹脂■
を用いMa2O,5j、1部とBCA13.9部との混
合物を用いた組成物は21.8°Cの曇り点を有した。
溶液を実施例29におけるように塗被して処理した。生
じたフィルムは同様に良好な機械的性質および良好な外
観を有した。それは100μβ/分の空気流れ、7.0
バールのケロシンバブルポイントおよび5.5 kg 
/ calの水漏出を存した。
実施例32 82/20/20の比で樹脂E/[(DDA/TOCT
AM35部、DIBA60部、DIOA5部、イルガキ
ュア651.2部、DC193,0,4部およびL−5
40,0,1部で溶液を調製した。溶液を実施例30に
おけるように塗被し、処理した。生じたフィルムは良好
な機械的挙動を有した。それは780m/!/分の空気
流れ、3.13バールのケロシンバブルポイントおよび
3.0に+r/C成の水漏出を有した。
実施例33 無支持多孔性膜を樹脂M/HDDA、70/30.25
部とM 810.54.4部、B CA 0.6部、イ
ルガキュア651.2部およびDC193,0,5部と
の溶液を調製することにより製造した。)8液は実施例
2におけるように塗被して処理した。洗浄して乾燥した
フィルムは不透明白色で良好な取扱特性を有した。それ
は52.9%の気孔率、3.2パールのケロシンB、P
、および500m//分の空気流れを100ミクロンの
厚さの断面に対して有した(表6)。
実施例34 実施例33と同様に、しかし樹脂F/BDDA、80/
20混合物40部および57.5 / 2.5比のM8
10/BCAで無支持多孔性フィルムを製造した。生じ
た膜は622mf/分の空気流れ、および2.0バール
のケロシンB、P、を有した(表6)。
実施例35 実施例33と同様に、しかし樹脂F/HDDA、80/
20.45部およびMa2O,55部で無支持膜を製造
し、2.7バールのケロシンB、P。
および407mA’/分の空気流れを有する白色、たわ
み性のフィルムが得られた(表6)。
実施例36 実施例35に類似するが、しかしHD D Aの代りに
P巳Aを用いた膜は4.7ハールのケロシンB、p・お
よび266mjl’/分の空気流れを有する一層たわみ
性の膜を生じた(表6)。
実施例37 樹脂F / HD D A、80/20.40部、M8
10.48部、BCA12部、イルガキュア651.2
部およびDC193,0,5部の溶液を調製した。溶液
は曇っていたが室温で安定であった。溶液をWWR#7
0で剥離紙上に塗被し、全出力200W/インチのラン
プ(有効強度4.5ワッt−/Cm)で10m/分で2
回硬化し、剥離紙から除き、洗浄して乾燥した。生じた
膜は良好な強度および取扱性を有し、57.7%の気孔
率、560me1分の空気流れおよび1.93バールの
ケロシンバブルポイントを有した(表6)。
実施例38 実施例37と同様の溶液を遠心分離した。溶液は透明に
なり、溶液の6%の部分が粘性重層と認められた。その
層は樹脂の高分子量部分であると分析された。透明部分
を上記のように塗被して処理した。生じた多孔性フィル
ムは類似の取扱いおよび機械的性質を、550m[7分
の空気流れを有する類似の流れ特性とともに有した。ゲ
ロシンハブルボイン)1.71バールおよび気孔率57
.2%(表6)。
実施例39 72/28/10の比で樹脂D/HD D A/FX−
13,35部、M810.62部、BCA3部、イルガ
キュア651.2部およびL−540,0,5部からな
る溶液をWWR#55で(湿潤厚さ100ミクロン)剥
離紙上に7m/分で塗被した。
コーティングを手出力ランプ(3,36ワノト/C1n
)で予備硬化し、セレソクス0.6オンスに積層し、連
続コーティング積層ラインで2つの全出力ランプに通し
て後硬化した。洗浄して乾燥した試料は良好なたわみ性
、取扱性およびtθ水性を有した。
その流れ特性は表7に示されている。
実施例40 63/37の比で樹脂D/HDDA35部、M810.
57部、ラウリン酸メチル8部、イルガキュア184.
2部、L−540,0,1部およびDC193,0,4
部からなる溶液を実施例1のように塗被して処理したが
、金属スクリーンで弱めた全出力ランプを用いて1.9
4ワット/cmの予備硬化強度を用いた。生じた積層物
は瞬間的湿潤性であった(表7参照)。
実施例41 実施例40からの積層物の試料をペルフルオロ撥水性重
合体、FC−725(3M社製品)の溶液に浸漬した。
溶液は初めに原FC−725製品中の初めの酢酸ブチル
溶媒をストリップしてそれをフレオン溶媒に再溶解する
ことによりフレオン113中1%固形分溶液にした。含
浸したラミネートを乾燥し、その流れ特性および疎水性
について試験した。含浸は流れ性の部分的喪失および0
、9 kg/ clllの水漏出圧により判断して中程
度の水準の疎水性を生じた。
実施例42 実施例41と同様の、しかし2%固形分FC−725溶
液を含浸に用いた。空気流れが低下し、水漏出力用、5
気圧に上昇した。
実施例43 樹脂F/HDDA、85/15.50部、M810.5
0部、グロ力−(Darocur )  1116.2
部およびFC−430,0,4部からなる溶液をシリコ
ーン化ポリエステルシート上にWWR#70で(湿潤厚
さ130ミクロン)塗被した。コーティングは8m/分
で全出力ランプ下に3回通すことにより硬化した。無支
持膜を担体シートから除いてフレオン中で十分に洗浄し
た。生じた膜は良好な強度およびたわみ性を有した。そ
れは46%の気孔率、36psiOケロシンバブルポイ
ン1−および80C[11水圧で45mff/分・CJ
の空気流れを有した。それは瞬間的湿潤性であった。
実施例44 上記無支持膜を実施例41のようにフレオン中の0.6
%FC−725/8液で含浸した。空気流れは28mf
f/分・aAに低下し、膜はなお瞬間的湿潤性であった
実施例45 上記と同様の、しかし1%FC−725による処理。
空気流れは18n/2/分・cutに低下し、膜はなお
徐々に湿潤可能であった。
実施例46 上記と同様の、2%FC−725による処理。
空気流れは2n+42/分・crA未満に低下した。膜
は非常に徐々に湿潤可能であった。
実施例47 ゾニル(Zonyl ) T B C,デュポン(Du
Pont)社により製造されたペルフルオロアルカノー
ルのエステル誘導体、によりフレオン113中1%固形
分で同様に含浸すると空気流れは30mf/分−に低下
し、膜はなお徐々に湿潤可能であった。
実施例48 2%ゾニルTBCによる類似の含浸は空気流れを6.6
ml/分・−に低下し、膜は非常に徐々に湿潤可能であ
った。
実施例49 72/28/10の比における樹脂D/IIDDA/F
X−13,35部、Ma2O,63部、イルガキュア6
51.2部、L−540,0,1部およびDC193,
0,4部からなる19.3℃の曇り点を有した溶液を9
5ミクロン厚さに、10m/秒で全ランプ強度で塗被し
、セレックス0.5に積層し、同条件下に2回後硬化し
た。洗浄して乾燥した試料は良好な流れ特性、良好な機
械的強度およびたわみ性、並びに非常に良好な水漏出お
よび水に対する24時間暴露で非常に低パーセントの水
ゲインを有した。
実施例50 実施例49と同様の組成物を同条件下に、しかしFX−
13の代りにTOCTAM、および溶媒としてM810
/ラウリン酸メチルの53/l 2の比を用いて製造し
、曇り点は20.7℃であり、膜は中程度の疎水性を有
した。
実施例51 実施例49のように、しかし72/28/20の比の樹
脂D/HDDA/TOCTAM (高水準のTOCTA
M) 、および47/1BのM810/810部ラウリ
ン酸メチル成で製造した膜。配合物は19.7℃の曇り
点を有し、生じた膜は良好な流れおよび疎水性特性を有
した。
実施例52 実施例49と同様の、しかしFX−13の代りにアクリ
ル酸ラウリル(LA)および?8媒として4/61部の
BCA/M810を有する組成物。
溶液は20.2℃の曇り点を有し、生じた膜は中程度の
流れおよび疎水性特性を有した。
実施例53 実施例52において調製したと同様の、しかし72/2
 B/20比の樹脂D/HDDA/LAおよび溶媒とし
て8757部のBOA/M810を有する組成物。21
℃の曇り点が測定された。この組成物は透明な非孔性コ
ーティングを生じた。
実施例54 実施例49におけるように、しかし81/19/20比
の樹脂C/HDDA/TOCTAMおよびM810部M
l 2の49.4 / 15.6の溶媒比で製造した膜
。配合物は20℃の曇り点を有した。
それを実施例49と同様に塗被したがしかしセレックス
0.85オンスを用いた。生じた膜は良好な流れおよび
疎水性並びに非常に良好な機械的性質を有した。それは
コーティング中に孔が出現する前に35%の伸展性を有
した。
実施例55 90/10/7の比における樹脂F/HDDA/FX−
189,40部およびMa2O,48部、BCAL2部
、イルガキュア651.2部、DC193,0,4部お
よびL−540,0,1部で溶液を調製した。?8液は
20.4℃の曇り点を有した。
溶液を95ミクロンの厚さに7m/分で、金属スクリー
ンで0.44ワット/amの有効強度に弱めた全ランプ
強度下に塗被した。予備硬化膜をノ\リテックス325
6支持体に積層し、同条件下に2回後硬化した。生じた
フィルムを良好な機械的および取扱い特性並びに表7に
示される性質を有した。
実施例56 実施例55におけるように、しかしF X −189の
代りにFC5165およびMa2O,47部、BCΔ1
3部、イルガキュア651.2部、DC193.0.4
部、L−540,0,1部の溶媒組成で膜を製造した。
溶液は20.1°Cの曇り点を有した。生じた膜は良好
な機械的および取扱い特性を表7に示した性質とともに
有した。
実施例57 80/20/3の比において樹脂F/HDDA/FX−
13,40部、並びにMa2O,52部、BCAB部、
イルガキュア651.2部、DC193,0,4部、お
よびL−540,0,1部を用いて溶液を調製した。溶
液は19.8°Cの曇り点を有した。溶液を10m/分
で半ランプ強度で98ミクロン厚さに塗被し、ハリテッ
クス3256支持体に積層し、同速度で全ランプ強度下
に2回後硬化した。洗浄して乾燥した試料は良好な流れ
および機械的性質を有した。性質は表7に示される。
実施例58 80 / 20 / 25の比において樹脂F/IID
DA/FX−13,40部、Ma2O,45,2部およ
びBCA14.8部の溶媒組成、イルガキュア651.
2部、DC193,0,4部およびL−540,0,1
部で調製した溶液は20.9“Cの曇り点を有した。溶
液を用いて実施例57と同条件下に膜を製造した。洗浄
して乾燥した試料は表7に詳細に示されるように良好な
流れ、機械的および疎水性特性を有した。
実施例59 81 / 19 / 50の比で樹脂D / HD D
 A /TOCTAM35部並びにMa2O,32,2
部、M12.32.8部、イルガキュア651.2部、
DC193,0,4部およびL−540,0,1部で溶
液を調製した。溶液は2o、4°Cの曇り点を有した。
それを7m/分で、半ランプ強度で95ミクロン厚さに
塗被し、セレノクス0.85に積層し、同速度で全ラン
プ強度下に2回後硬化した。洗浄して乾燥した試料は表
7に示されるように低い流れ特性、高いバブルポイント
、および高い水漏出を有した。
実施例60 実施例55のように、しかしFX−189の代りにFX
−14を用い、)3CA11.9部、Ma2O,48,
1部、イルガキュア651.2部、DC193,0,4
部およびL−540,0,1部の溶媒組成で溶液を調製
した。溶液は19.4°Cの曇り点を有した。
その溶液を用いて実施例55と同条件下に膜を製造した
。生じた膜は良好な機械的および取扱い特性を、表7に
示される性質とともに有した。
実施例61 72/28/18/2の比において樹脂D/HDDA/
TOCTAM/F−13,40部、M12.20.8部
、Ma2O,39,2部、イルガキュア651.2部お
よびL −540,0,5部からなる溶液は22.8℃
の曇り点を有した。それを用いて実施例49におけるよ
うに塗被積層物を製造した。塗被積層物は良好な機械的
および取扱い特性を有した。他の性質は表7に示される
本発明は例示的に記載され、用いた用語は限定よりはむ
しろ説明的な性質の語であるように意図されていること
を理解すべきである。
明らかに、本発明の多くの変更および変形が上記技術に
照らして可能である。従って、参照数字が単に便宜のた
めであって決して限定でない特許請求の範囲内で、本発
明を特記以外の方法で実施できることを理解すべきであ
る。
A3500−45(1021,5811PA     
TOf      IEG−ADAB  3000−3
500  2     1.71     11P八 
   IPDI     EG−八D^C1200”1
  3      11EA   [61PCLD20
00        2     3.78     
11EA     II”DI     110−八〇
AE  1200−1400   2     4.1
6     111E八    IIMI)I    
 IEG−ADAF  1200−1400 2  4
.35  11CA   IF’旧  εG−AI]八
G120へ−1400 2  4.50  111EA
   IPDI   l”CL11700−2000 
  2     5.03     11[/l   
  II’−DI     1lfl−ADAJ  4
イ2       2     6.16      
+1[:A     TM旧      −K1500
       24.8       111E/l 
     Ta1l’      PI”GL  15
00   2  4.36  11EA   IPDI
   I’llG表1脚注; (1)Mnは構造ブロックR+、RzおよびRJの化学
量論に基く数平均分子量である。
(2)元素微量分析に基く%N。
(31HEAは2−ヒドロキシエチルアクリレートであ
り、HPAは2−ヒドロキシプロピルアクリレートであ
る。
(41TPDIは3−イソシアナトメチル−3,5゜5
−トリメチルシクロへキシル−イソシアナートであり、
またイソホロンジイソシアナートとして知られている。
TDIバドルイレンジイソシアナートの混合異性体であ
る。HMD Iはメチレンビス(4−シクロヘキシルイ
ソシアナート)であり、また水素化メチレンジアニリン
ジイソシアナートとして知られている。
TMD I Hトリメチルへキサメチレンジイソイソシ
アナートの混合異性体である。
+5)  E C−A D Aはエチレングリコールは
アジピン酸との縮合生成物に基くポリエステルポリオー
ルの繰返し単位である。DEC−ADAはジエチレング
リコールおよびアジピン酸の繰返し単位である。BD−
ADAは1,4−ブタンジオールとアジピン酸との縮合
生成物に基くポリエステルポリオールの繰返し単位であ
る。Pclはポリカプロラクトンジオールの繰返し単位
である。PPGはポリプロピレングリコールの繰返し単
位である。
(6)所有者の脂肪族三官能性イソシアナートからエッ
チ・ラーン(Il、Rahn、Znrich)により製
造された市販樹脂。
BDDA−1,4−ブタンジオールジアクリレート HDDA−1,6−ヘキサンジオールジアクリレート TPODA−1−リプロピレングリコールジアクリレー
ト TMPTA−)リメチロールプロパントリアクリレート PEA−フェノキシエチルアクリレートBCEA−ブチ
ルカルバミルエチルアクリレート(ブチルイソシアナー
トとヒドロ キシエチルアクリレートとの付加物) AA−アクリル酸 掠」汁ILt生 FX−13−2−(N−エチルペルフルオロオクタンス
ルホンアミド)エチルアクリ レート、3M社の製品 TOCTAM−N−1,1,3,3−テトラメチルブチ
ルアクリルアミド(ターシャリ−オ クチルアクリルアミド)、ナショナル・スターチ・アン
ド・ケミカル社 (National 5tarch and Chem
ical Corp、)の製品 ■ M−810−近似的にカプリル酸メチル55%、カプリ
ン酸メチル40%、カプロン 酸メチル3%およびラウリン酸メチ ル2%を含む市販m合物 BCA−ブチルセロソルブアセテート(ブチルグリコー
ルアセテート) M12−ラウリン酸メチル DIBA−アジピン酸ジイソブチル DIOA−アジピン酸ジイソオクチル DBE−5−グルタル酸ジメチルを主成分として含むデ
ュポン(DuFont)社による市販溶媒 土■頂戚分 イルガキュア(Irgacure)  651−ベンジ
ルジメチルケタール、チバ・ ガイギー(Ciba Geigy)社により製造された
光開始剤 DC193−シリコーン界面活性剤、ダウ・コーニング
(Dow Corning)社の製品L540−シリコ
ーン界面活性剤、ユニオン・カーバイト社(Union
 Carbide Corp)の製品 表4 ■ (積層物>            841   
1.651 (剥離フィルム)    104    
  64.4    808       1.602
(無支持)   104   57.9  448  
 1.60*空気流れは水柱80cmの差圧下の2.5
 cmディスクに対するmj2/分で示される。
表8 父Uυ…上 1(DDA−1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 速達ましfl生 rx−13−]1’]に2  (N−エチルペルフルオ
ロオクタンスルホンアミド)エチルア クリレート、3M社(3M Corp、 )の製品 FX −14−実M的に2−(N−エチルペルフルオロ
オクタンスルホンアミド)エチルメ タクリレート、3M社の製品 FX −189−実質的に2−(N−ブチルペルフルオ
ロオクタンスルホンアミド)エチル アクリレート、3M社の製品 FC−5165−1,1−ジヒドロペルフルオロオクチ
ルアクリレート CF3 (CF、) 6CII□0COCII = C
I+□TOCTAM−1,1,3,3−テトラメチルブ
チルアクリルアミド(ターシャリ−オクチ ルアクリルアミド)、ナショナル・ス ターチ・アンド・ケミカル社(NationalSta
rch and Chemical Corp、の製品
産楳 M−810−近似的にカプリル酸メチル55%、カプリ
ン酸メチル40%、カプロン 酸メチル3%およびラウリン酸メチ ル2%を含む市販混合物 BCA−ブチルセロソルブアセテート(ブチルグリコー
ルアセテート) M12−ラウリン酸メチル 天皇他戒丞 イルガキュア651− ヘンシルジメチルケタール、チバ・ ガイギー(Ciba Geigy)社により製造された
光開始剤 DC193−シリコーン界面活性剤、ダウ・コーニング
(Dow Corning)社の製品L540−シリコ
ーン界面活性剤、ユニオン・カーバイト (Union
 Carbide Corp)社の製品 FC430−コーティング添加剤、3M社(3MCor
p、)の製品 イルガキュア184− 1−ヒドロキシシクロへキシルフ ェニルケトン、チバ・ガイギー (Ciba Geigy )社の製品 グロ力−(Darocur )  1116−1−(4
−イソプロピルフェニル) −2−ヒドロキシ−2−メチルプ ロパンー1−オン 表10 樹脂 Mn (1)官能性 %N(HR,(3l  R
2(4J  R3(S)02000     2   
3.7B    IIεA    IPDf    [
1O−ADAF  1200−1400  2    
 4.35     11I!八    IPDI  
   [!’G−ADA表10脚注: fll  Mnは構造ブロックR,、R,およびR3の
化学ft論に裁く数平均分子量である。
(2)元素分析に基く%N。
(311(E Aは2−ヒドロキシエチルアクリレート
である。
(41fPDIは3−インシアナトメチ/I、−3,3
゜5−トリメチルシクロヘキシルイソシアナートであり
、またイソボロンジイソシアナートとして知られている
+51  E G −A D Aはエチレングリコール
とアジピン酸との縮合生成物に裁くポリエステルポリオ
ールの繰返し単位である。BD−ADAはl。
4−ブタンジオールとアジピン酸との縮合生成物に基く
ポリエステルポリオールの繰返し単位である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により構成される膜の断面図であり、 第2図は主題方法を例示する略図であり、第3図は主題
方法の略図であり、 第4図は第5図に示す態様を製造する他の方法略図であ
り、 第5図は本発明の第2r1様の略断面図であり、第6図
は予備硬化線量の空気流れに及ぼす影舌を示すグラフで
あり、 第7図は実施例11において製造されたフィルムの上面
の組織を示す顕微鏡写真であり、第8図は実施例11に
おいて製造されたフィルムの断面の組織を示す顕微鏡写
真であり、第9図は実施例12において製造されたフィ
ルムの上面のMi織を示す顕微鏡写真であり、第10図
は実施例12において製造されたフィルムの断面の組織
を示す顕微鏡写真である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)微孔性膜(10)を製造する方法であって、A、
    (i)紫外線または電子ビームの照射下に、液体ビヒク
    ルに不溶性かつ非分散性であって重合体が形成されると
    それが速やかに液体ビヒクルから分離する固体重合体に
    速やかに重合することができ、(ii)液体ビヒクルに
    可溶性であってそれにより混合されると前記液体ビヒク
    ル中の液体溶液である組成物を生ずる有機単量体、有機
    オリゴマーおよびそれらの混合物からなる群から選ばれ
    る前駆物質を、前記物質に関して化学的に不活性である
    液体ビヒクル中に混合する段階、 B、前記組成物を薄い液体層に形成する段階、C、支持
    体物質(14)を液体薄層に密接な接触に適用する段階
    、 D、液体層を紫外線または電子ビーム照射に暴露して液
    体層を最終的に硬化させて支持体物質(14)との積層
    物を形成する段階、および E、液体ビヒクルを積層物から除去する段階、を含む方
    法。 (2)さらに、支持体物質(14)を適用して初めの薄
    い液体層に密接に接触させる前に、薄い液体層を電子ビ
    ームまたは紫外線に暴露して前記前駆物質を部分重合さ
    せる段階を含む、特許請求の範囲第(1)項記載の方法
    。 (3)薄い液体層を紫外線に暴露して前駆物質を部分重
    合させる段階が、さらに薄い液体層を雰囲気酸素の存在
    下に紫外線または電子ビームに暴露すると規定される、
    特許請求の範囲第(2)項記載の方法。 (4)組成物を薄層に形成する段階が、さらに前記組成
    物を支持体表面(16)上に塗布すると規定される、特
    許請求の範囲第(2)項記載の方法。 (5)支持体表面が移動ベルト(16)である、特許請
    求の範囲第(4)項記載の方法。 (6)オリゴマー物質が式、 R_1−(R_2−R_3)_n−R_2−R_1(式
    中、R_1はヒドロキシ末端アクリレート単量体、例え
    ばヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピル
    アクリレートおよび4−ヒドロキシブチルアクリレート
    の基であり、R_2はジ−および(または)トリ−脂肪
    族または芳香族イソシアナートからなる群から選ばれる
    イソシアナート物質の反応から生ずるジカルバメートま
    たはトリカルバメート基であり、R_3はアジピン酸と
    エチレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジ
    オール、ヘキサンジオールおよびネオペンチルグリコー
    ルのそれぞれまたはそれらの混合物との縮合から形成さ
    れるポリエステルポリオールの群から選ばれ、R_3は
    200〜3,000の数平均分子量を有し、nは0〜4
    に等しい) のアクリル性ポリエステルウレタンである、特許請求の
    範囲第(1)項記載の方法。 (7)オリゴマーのカルバメート官能基に関連する窒素
    パーセントが1.5±0.3%〜6.2±0.3%の範
    囲内にある、特許請求の範囲第(6)項記載の方法。 (8)前駆物質が前記オリゴマーの混合物である、特許
    請求の範囲第(6)項記載の方法。 (9)式が ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ に変形され、多官能性アクリレートの構造がそれぞれ三
    官能性ポリオールおよび三官能性イソシアナートの使用
    から生ずる、特許請求の範囲第(6)項記載の方法。 (10)さらに、橋かけ単量体を前記液体ビヒクル中の
    前記前駆物質と混合する段階を含む、特許請求の範囲第
    (1)項記載の方法。 (11)橋かけ単量体が二官能性および三官能性アクリ
    レートエステル橋かけ単量体の群から選ばれる、特許請
    求の範囲第(10)項記載の方法。 (12)二官能性および三官能性の橋かけ単量体の組合
    せを前記液体ビヒクル中の前記オリゴマー物質と混合す
    る段階を含む、特許請求の範囲第(11)項記載の方法
    。 (13)橋かけ単量体が混合物中の重合可能物質の50
    %(重量/重量)に等しいかまたはそれ未満を構成する
    、特許請求の範囲第(10)項記載の方法。 (14)さらに、一官能性単量体の1つまたは組合せを
    前記液体ビヒクル中の前駆物質と混合する段階を含む、
    特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (15)該単量体が一官能性アクリレートエステル、ア
    クリルアミド、N−ビニルピロリドンおよびN−ビニル
    ラクタムの群から選ばれる、特許請求の範囲第(14)
    項記載の方法。 (16)単量体が混合物中の重合可能物質の50%(重
    量/重量)に等しいかまたはそれ未満を構成する、特許
    請求の範囲第(15)項記載の方法。 (17)液体ビヒクルが CH_3(CH_2)_nCOOR′ (式中、R′はメチル、エチルまたはイソプロピルに等
    しく、nは6〜16に等しい) の式を有するか、または R″OCO(CH_2)_nCOOR″ (式中、nは3〜8に等しく、R″はメチル、エチル、
    イソプロピル、ブチル、イソブチル、オクチルおよびイ
    ソオクチルに等しい) の式を有する群から選ばれる、特許請求の範囲第(1)
    項記載の方法。 (18)液体ビヒクルが、さらに前記液体ビヒクルと組
    合せたブチルセロソルブアセテートからなる、特許請求
    の範囲第(1)項記載の方法。 (19)混合物中の前記液体ビヒクルの重量パーセント
    が40〜80%である、特許請求の範囲第(1)項記載
    の方法。 (20)さらに、前記膜積層物の気孔径を、液体ビヒク
    ルの前記重量パーセントを減少することにより低下させ
    る段階を含む、特許請求の範囲第(19)項記載の方法
    。 (21)さらに、混合物の曇り点温度を調整して前記膜
    の気孔径を改変する段階を含む、特許請求の範囲第(1
    )項記載の方法。 (22)さらに、界面活性剤を前記液体ビヒクル中の前
    記オリゴマーと混合する段階を含む、特許請求の範囲第
    (1)項記載の方法。 (23)支持体物質(14)が不織布である、特許請求
    の範囲第(1)項記載の方法。 (24)不織布が実質的に不織ポリアミドからなる、特
    許請求の範囲第(23)項記載の方法。 (25)不織布が実質的に不織ポリエステルからなる、
    特許請求の範囲第(23)項記載の方法。 (26)不織布がコロナ放電処理したポリプロピレン布
    である、特許請求の範囲第(23)項記載の方法。 (27)支持体物質(14)が不織セルロース誘導体で
    ある、特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (28)支持体物質(14)が織布である、特許請求の
    範囲第(1)項記載の方法。 (29)さらに、前記組成物を移動キャリヤベルト上に
    薄い液体層に形成し、前記薄い液体層を電子ビームまた
    は紫外線に暴露して前記物質を部分的に重合させ、支持
    体物質(14)を適用して前記部分重合体層に密接に接
    触させ、前記液体層を前記支持体(14)を通過させる
    紫外線に暴露して前記液体層を最終的に硬化させて前記
    支持体物質(14)との積層物を形成すると規定される
    、特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (30)さらに、前記液体層を、シリコーン塗被ポリプ
    ロピレンまたはポリエステルで作られた透明剥離フィル
    ムで作られた移動ベルト上で運搬する段階および前記液
    体層を前記移動ベルトの下からの紫外線照射に暴露する
    段階を含む、特許請求の範囲第(1)項記載の方法 (31)液体ビヒクルを除去する前に前記積層物(10
    )をロールする段階を含む、特許請求の範囲第(1)項
    記載の方法。 (32)第1および第2積層物(10、10′)を形成
    し、第1および第2積層物(10、10′)の重合した
    液体ビヒクル層(14、14′)の間に液体ビヒクルと
    前駆物質との前記混合物を適用し、前記混合物を紫外線
    または電子ビームの照射に暴露して液体層を最終的に硬
    化させ、多層複合体積層物を形成させる段階を含む、特
    許請求の範囲第(1)項記載の方法。 (33)液体ビヒクルと均一な溶液を形成し、(i)紫
    外線または電子ビームの照射下に、液体ビヒクルに不溶
    性かつ非分散性である重合物質(12)に速やかに重合
    でき、(ii)前駆物質に関して不活性である液体ビヒ
    クルに可溶性である有機単量体、有機オリゴマーおよび
    それらの混合物からなる群から選ばれる前駆物質から実
    質的になる微孔性重合物質(12)および前記微孔性物
    質(12)に直接積層した支持体物質(14)から実質
    的になる膜積層物(10)(34)オリゴマー物質が式
    、 R_1−(R_2−R_3)_n−R_2−R_1(式
    中、R_1はヒドロキシ末端アクリレート単量体、例え
    ばヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピル
    アクリレートおよび4−ヒドロキシブチルアクリレート
    の基であり、R_2はジ−および(または)トリ−脂肪
    族または芳香族イソシアナートからなる群から選ばれる
    イソシアナート物質の反応から生ずるジカルバメートま
    たはトリカルバメート基であり、R_3はアジピン酸と
    エチレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジ
    オール、ヘキサンジオールおよびネオペンチルグリコー
    ルのそれぞれまたはそれらの混合物との縮合から形成さ
    れるポリエステルポリオールの群から選ばれ、R_3は
    200〜3,000の数平均分子量を有し、nは0〜4
    に等しい) のアクリル性ポリエステルウレタンである、特許請求の
    範囲第(33)項記載の膜。 (35)オリゴマーのカルバメート官能基に関連する窒
    素パーセントが1.5±0.3%〜6.2±0.3%の
    範囲内にある、特許請求の範囲第(34)項記載の膜。 (36)微孔性物質がオリゴマーの混合物である、特許
    請求の範囲第(35)項記載の膜。 (37)式が ▲数式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼ に変形され、多官能性アクリレートの構造がそれぞれ三
    官能性ポリオールおよび三官能性イソシアナートの使用
    が生ずる、特許請求の範囲第(35)項記載の膜。 (38)微孔性物質が橋かけ単量体を含む、特許請求の
    範囲第(33)項記載の方法。 (39)橋かけ単量体が二官能性および三官能性アクリ
    レートエステル橋かけ単量体の群から選ばれる、特許請
    求の範囲第(38)項記載の膜。 (40)さらに、二官能性および三官能性アクリレート
    エステル橋かけ単量体の混合物を含む、特許請求の範囲
    第(39)項記載の膜。 (41)微孔性物質が一官能性アクリレートエステル、
    アクリルアミド、N−ピロリドンおよびN−ビニルラク
    タムの群からの一官能性単量体を含む、特許請求の範囲
    第(33)項記載の膜。 (42)単量体が膜中の重合性物質の50%(重量/重
    合)に等しいかまたはそれ末端を構成する、特許請求の
    範囲第(41)項記載の膜。 (43)支持体物質(14)が不織布である、特許請求
    の範囲第(33)項記載の膜。 (44)不織布が実質的に不織ポリアミドからなる、特
    許請求の範囲第(43)項記載の膜。 (45)不織布が実質的に不織ポリエステルからなる、
    特許請求の範囲第(43)項記載の膜。 (46)不織布がコロナ放電処理ポリプロピレン布であ
    る、特許請求の範囲第(33)項記載の膜。 (47)支持体物質(14)が不織セルロース誘導体で
    ある、特許請求の範囲第(33)項記載の膜。 (48)積層物が前記重合物質の2つの内層(12、1
    2′)および前記支持体物質の2つの外層(14、14
    ′)を含む、特許請求の範囲第(33)項記載の膜。 (49)支持体物質(14)が間隙空間を有し、重合物
    質(12)が前記空間内に少くとも一部配置される、特
    許請求の範囲第(33)項記載の膜。 (50)重合した前駆物質(12)から実質的になり、
    前記前駆物質が、有機単量体、式 R_1−(R_2−R_3)_n−R_2−R_1(式
    中、R_1はヒドロキシ末端アクリレート単量体、例え
    ばヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピル
    アクリレートおよび4−ヒドロキシブチルアクリレート
    の基であり、R_2はジ−および(または)トリ−脂肪
    族または芳香族イソシアナートからなる群から選ばれる
    イソシアナート物質の反応から生ずるジカルバメートま
    たはトリカルバメート基であり、R_3はアジピン酸と
    エチレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジ
    オール、ヘキサンジオールおよびネオペンチルグリコー
    ルのそれぞれまたはそれらの混合物との縮合から形成さ
    れるポリエステルポリオールの群から選ばれ、R_3は
    200〜3,000の数平均分子量を有し、nは0〜4
    に等しい) のアクリル性ポリエステルウレタンである有機オリゴマ
    ーおよびそれらの混合物からなる群から選ばれる放射線
    硬化微孔性重合物質(12)から実質的になる膜積層物
    (10)。 (51)硬化した微孔性物質(12)の複数の層を含む
    、特許請求の範囲第(50)項記載の膜。 (52)各層が異なる物理的および化学的性質を有する
    、特許請求の範囲第(51)項記載の膜。 (53)流体透過性微孔性膜を製造する方法であって、 A、(i)紫外線または電子ビームの照射下に、液体ビ
    ヒクルに不溶性かつ非分散性であって重合体が形成され
    るとそれが速やかに液体ビヒクルから分離する固体重合
    体に速やかに重合することができ、(ii)液体ビヒク
    ルに可溶性であってそれにより混合されると前記液体ビ
    ヒクル中の液体溶液である組成物を生ずる有機単量体、
    有機オリゴマーおよび疎水性単量体または単量体類、並
    びにそれらの混合物からなる群から選ばれる物質を、前
    記物質に関して化学的に不活性である液体ビヒクル中に
    混合する段階、 B、前記組成物を薄い液体層に形成する段階、C、前記
    組成物の前記薄い液体層を紫外線または電子ビームの照
    射に暴露して前駆物質を前記均一溶液から速やかに分離
    する前記重合体に速やかに重合させる段階、 D、前記液体ビヒクルを膜から除去する段階、を含む方
    法。 (54)疎水性単量体が1,1,3,3−テトラメチル
    ブチルアクリルアミド(t−オクチルアクリルアミドす
    なわちTOCTAM)である、特許請求の範囲第(53
    )項記載の方法。 (55)疎水性単量体が配合物中の重合可能物質の8〜
    33重量%を構成する、特許請求の範囲第(53)項記
    載の方法。 (56)疎水性単量体が式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_Fはペルフルオロアルキル基、C_kF_
    2_k_+_1_′(式中、kは実質的に6〜10であ
    る)であり、Rは式、 C_mH_2_m_+_1 (式中、m=2〜4である) を有し、R′は水素またはメチルである〕 のアクリル性ペルフルオロ単量体(微孔性フィルムに疎
    水性を与える)、 または構造、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_F=C_zF_2_z_+_1_′であり
    、z=6〜8である) のペルフルオロアクリル性単量体である、特許請求の範
    囲第(53)項記載の方法。 (57)ペルフルオロ単量体が前記溶液中に前記重合可
    能物質の3〜25重量%として含まれる、特許請求の範
    囲第(56)項記載の方法。 (58)さらに、液体層を紫外線または電子ビームの照
    射に暴露する前に支持体物質(14)を適用して液体層
    に密接に接触させ、支持体物質(14)との積層物を形
    成する段階を含む、特許請求の範囲第(53)項記載の
    方法。 (59)液体ビヒクルと均一な溶液を形成し、(i)紫
    外線または電子ビームの照射下に、液体ビヒクル中に不
    溶性かつ非分散性である重合物質(12)に速やかに重
    合し、(ii)前駆物質に関して不活性である液体ビヒ
    クルに可溶性である有機単量体、有機オリゴマーおよび
    それらの混合物からなる群から選ばれる前駆物質で、前
    記前駆物質には疎水性単量体が含まれる前駆物質から実
    質的に微孔性重合物質(12)から実質的になる膜。 (60)疎水性単量体が1,1,3,3−テトラメチル
    ブチルアクリルアミド(t−オクチルアクリルアミドす
    なわちTOCTAM)である、特許請求の範囲第(59
    )項記載の膜。 (61)TOCTAMを含み、前記疎水性単量体が前記
    溶液中の前記重合可能物質の8〜30重量%を構成する
    、特許請求の範囲第(60)項記載の膜。 (62)疎水性単量体が式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_Fはペルフルオロアルキル基、C_kF_
    2_k_+_1_′(式中、kは実質的に6〜10であ
    る)であり、Rは式、 C_mH_2_m_+_1 (式中、m=2〜4である) を有し、R′は水素またはメチルである〕 のアクリル性ペルフルオロ単量体(微孔性フィルムに疎
    水性を与える)、 または構造、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_F=C_zF_2_z_+_′であり、z
    =6〜8である) のペルフルオロアクリル性単量体である、特許請求の範
    囲第(59)項記載の膜。 (63)ペルフルオロ単量体が前記溶液中に前記重合可
    能物質の3〜25重量%として含まれる、特許請求の範
    囲第(62)項記載の膜。 (64)微孔性重合物質(12)に直接積層された支持
    体物質(14)を含む、特許請求の範囲第(59)項記
    載の膜。 (65)重合した前駆物質から実質的になり、前記前駆
    物質が有機単量体、有機オリゴマーおよびそれらの混合
    物、1,1,3,3−テトラメチルブチルアクリルアミ
    ド(t−オクチルアクリルアミドすなわちTOCTAM
    )および(または)式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_Fはペルフルオロアルキル基、C_kF_
    2_k_+_1_′(式中、kは実質的に6〜10であ
    る)であり、Rは式、 C_mH_2_m_+_1 (式中、m=2〜4である) を有し、R′は水素またはメチルである〕 のアクリル性ペルフルオロ単量体(微孔性フィルムに疎
    水性を与える)、 または構造、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_F=C_zF_2_z_+_1_′であり
    、z=6〜8である) のペルフルオロアクリル性単量体からなる群から選ばれ
    る放射線硬化微孔性重合物質(12)から実質的になる
    微孔性膜(10)。 (66)オリゴマー物質が式、 R_1−(R_2−R_3)_n−R_2−R_1(式
    中、R_1はヒドロキシ末端アクリレート単量体、例え
    ばヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピル
    アクリレートおよび4−ヒドロキシブチルアクリレート
    の基であり、R_2はジ−および(または)トリ−脂肪
    族または芳香族イソシアナートからなる群から選ばれる
    イソシアナート物質の反応から生ずるル、ジエチレング
    リコール、ブタンジオール、ヘキサンジオールおよびネ
    オペンチルグリコールのそれぞれまたはそれらの混合物
    との縮合から形成されるポリエステルポリオールの群か
    ら選ばれ、R_3は200〜3,000の数平均分子量
    を有し、nは0〜4に等しい) のアクリル性ポリエステルウレタンである、特許請求の
    範囲第(65)項記載の膜。
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