JPS62116614A - エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレツトの製造方法 - Google Patents
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレツトの製造方法Info
- Publication number
- JPS62116614A JPS62116614A JP60247715A JP24771585A JPS62116614A JP S62116614 A JPS62116614 A JP S62116614A JP 60247715 A JP60247715 A JP 60247715A JP 24771585 A JP24771585 A JP 24771585A JP S62116614 A JPS62116614 A JP S62116614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methanol
- vinyl acetate
- water
- ethylene
- saponified
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/12—Powdering or granulating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2323/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
- C08J2323/02—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment
- C08J2323/04—Homopolymers or copolymers of ethene
- C08J2323/08—Copolymers of ethene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2329/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal, or ketal radical; Hydrolysed polymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids; Derivatives of such polymer
- C08J2329/02—Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
- C08J2329/04—Polyvinyl alcohol; Partially hydrolysed homopolymers or copolymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は酢酸す) IJウム等の不純物の除去操作が効
率良〈実施出来、熱安定性が良好で極めて成型適性に優
れたエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のペレット
を製造する方法に関する。
率良〈実施出来、熱安定性が良好で極めて成型適性に優
れたエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のペレット
を製造する方法に関する。
[従来の技術1
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物は酸素遮断性、
耐溶剤性、機械的強度等の諸性質に優れていることから
、フィルム、シート、容器、繊維等の各種用途に多用さ
れている。
耐溶剤性、機械的強度等の諸性質に優れていることから
、フィルム、シート、容器、繊維等の各種用途に多用さ
れている。
該ケン化物は通常エチレン−酢酸ビニル共重合体を水酸
化ナトリウム等のアルカリ触媒でケン化して製造される
が 水酸化ナトリウムは反応後火部分酢酸す) リウム
になり、それはケン化液から析出した樹脂中に含有され
る。
化ナトリウム等のアルカリ触媒でケン化して製造される
が 水酸化ナトリウムは反応後火部分酢酸す) リウム
になり、それはケン化液から析出した樹脂中に含有され
る。
該酢酸す) l)ラムは共重合体ケン化物の着色、戊型
性等の品質面に悪影響を及ぼすので、可能な限り該酢酸
ナトリウムを除去することが必要である。
性等の品質面に悪影響を及ぼすので、可能な限り該酢酸
ナトリウムを除去することが必要である。
一方、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物を溶融成
型してフィルム、シート等を製造するに際しては、その
取扱い面や成型加工面から該共重合体ケン化物はペレッ
ト状であることも必要とされることからエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物の製造業者にとっては酢酸す)
IJウム等の酢酸アルカリ金属塩含有量の著しく減少
された熱安定性及び成型適性の優れた該共重合体ケン化
物のペレットを製造し、市場に提供することは極めて重
大な課題である。
型してフィルム、シート等を製造するに際しては、その
取扱い面や成型加工面から該共重合体ケン化物はペレッ
ト状であることも必要とされることからエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物の製造業者にとっては酢酸す)
IJウム等の酢酸アルカリ金属塩含有量の著しく減少
された熱安定性及び成型適性の優れた該共重合体ケン化
物のペレットを製造し、市場に提供することは極めて重
大な課題である。
かかる目的を達成するために例えば特公昭47−386
34号公報にはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
の水/メタノール混合溶液を水あるいはメタノール含有
水系の凝固液中にストランド状に押出し、得られる又ト
ランドを切断してペレットを製造する方法が記載されて
いる。
34号公報にはエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
の水/メタノール混合溶液を水あるいはメタノール含有
水系の凝固液中にストランド状に押出し、得られる又ト
ランドを切断してペレットを製造する方法が記載されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点1
上記の方法においては酢酸ナトリウムをかなり少量まで
水洗除去することが出来る程度の多孔性のペレットが得
られること、更にペレット製造時の樹脂損失が比較的少
ない等のメリットが認められるものの、本発明者等の検
討によれば、 ■ ペレットの空隙率がそれほど高くないため、成型時
の熱安定性に悪影響を及ぼさない程度の含有量まで酢酸
ナトリウムを除去しようとする場合、かなり多量の洗浄
水が必要であり、しかも洗浄時間も長くかかり、脱塩速
度が遅いこと、更には洗浄後のペレットの乾燥にも長時
間の乾燥時間を要する等、いわゆる生産性の点で改善の
余地がある。
水洗除去することが出来る程度の多孔性のペレットが得
られること、更にペレット製造時の樹脂損失が比較的少
ない等のメリットが認められるものの、本発明者等の検
討によれば、 ■ ペレットの空隙率がそれほど高くないため、成型時
の熱安定性に悪影響を及ぼさない程度の含有量まで酢酸
ナトリウムを除去しようとする場合、かなり多量の洗浄
水が必要であり、しかも洗浄時間も長くかかり、脱塩速
度が遅いこと、更には洗浄後のペレットの乾燥にも長時
間の乾燥時間を要する等、いわゆる生産性の点で改善の
余地がある。
■ 凝固液中に押出されたストランドの凝固速度がかな
り小さいので、凝固液中でのストランドの滞溜時間が長
くなり、装置が大型になる。
り小さいので、凝固液中でのストランドの滞溜時間が長
くなり、装置が大型になる。
■ 凝固したストランドの硬度が必ずしも充分でないの
で、切断してペレット化するとその形状が不均一になっ
たり、変形したりする恐れがある等の問題点が明かとな
った・ 121題点を解決するための手段] 本発明者等は上記の課題を解決するため、鋭意研究を重
ねた結果、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のメ
タノール又は水/メタノール溶液を凝固液中にストラン
ド状に押出し、次いで該ストランドを切断してペレット
を製造する方法において上記凝固液として沸点が100
°C以下であり、かつメタノールとは相溶性を有するが
前記共重合体ケン化物は溶解させない有機溶媒を使用す
る場合、その目的が達成出来ることを見出し、本発明を
完成するに到った。
で、切断してペレット化するとその形状が不均一になっ
たり、変形したりする恐れがある等の問題点が明かとな
った・ 121題点を解決するための手段] 本発明者等は上記の課題を解決するため、鋭意研究を重
ねた結果、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のメ
タノール又は水/メタノール溶液を凝固液中にストラン
ド状に押出し、次いで該ストランドを切断してペレット
を製造する方法において上記凝固液として沸点が100
°C以下であり、かつメタノールとは相溶性を有するが
前記共重合体ケン化物は溶解させない有機溶媒を使用す
る場合、その目的が達成出来ることを見出し、本発明を
完成するに到った。
以下、本発明を具体的に説明する。
まず本発明で対象とするエチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物はエチレン含量20〜60モル%、好ましくは
25〜55モル%、酢酸ビニル成分のケン化度90モル
%以上、好ましくは95モル%以上のものである。
ケン化物はエチレン含量20〜60モル%、好ましくは
25〜55モル%、酢酸ビニル成分のケン化度90モル
%以上、好ましくは95モル%以上のものである。
エチレン含量が20モル%以下では高湿時の酸素遮断性
が低下し、一方60モル%以上では充分な酸素遮断性や
印刷適性等の物性が低下する。又、ケン化度が90モル
%以下では酸素遮断性や耐湿性が低下する。
が低下し、一方60モル%以上では充分な酸素遮断性や
印刷適性等の物性が低下する。又、ケン化度が90モル
%以下では酸素遮断性や耐湿性が低下する。
又、該共重合体ケン化物は更に少量のプロピレン、イソ
ブチン、α−オクテン、α−ドデセン、α−オクタデセ
ン等のα−才しフィン、不飽和カルボン酸又はその塩、
部分アルキルエステル、完全アルキルエステル、ニトリ
ル、アミド、無水物や不飽和スルホン酸又はその塩等の
コモノマーを共重合成分として含んでいても差支えない
。
ブチン、α−オクテン、α−ドデセン、α−オクタデセ
ン等のα−才しフィン、不飽和カルボン酸又はその塩、
部分アルキルエステル、完全アルキルエステル、ニトリ
ル、アミド、無水物や不飽和スルホン酸又はその塩等の
コモノマーを共重合成分として含んでいても差支えない
。
上記共重合体ケン化物はメタノール又は水/メタノール
混合溶媒に溶解して凝固液中に押し出される。
混合溶媒に溶解して凝固液中に押し出される。
通常、該ケン化物はメタノール中でエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物をアルカリケン化後、中和して製造
されるので、メタノール溶液として用いる時はケン化反
応液をそのままあるいは適宜、濃縮又は希釈して原液と
するか水/メタノール溶液として用いる時はケン化反応
液に直接水を加えるか、ケン化反応液を適宜濃縮あるい
は希釈してから水を加えてストランド製造用の溶液が調
整される。
ル共重合体ケン化物をアルカリケン化後、中和して製造
されるので、メタノール溶液として用いる時はケン化反
応液をそのままあるいは適宜、濃縮又は希釈して原液と
するか水/メタノール溶液として用いる時はケン化反応
液に直接水を加えるか、ケン化反応液を適宜濃縮あるい
は希釈してから水を加えてストランド製造用の溶液が調
整される。
該溶液温度において共重合体ケン化物が析出しない様に
配慮すれば共重合体ケン化物の濃度に特に制限はないが
、通常はケン化物の濃度が10〜50重量%、好ましく
は15〜45重量%の範囲で用いられる。共重合体ケン
化物の濃度が低すぎると凝固液中でのj疑問が困難とな
す、迎”に高すぎるとペレットの空隙率が低下する。又
、メタノール単独でも勿論本発明の効果は得られるが、
原液の安定性からは水/メタノール溶媒の使用が望まし
い。
配慮すれば共重合体ケン化物の濃度に特に制限はないが
、通常はケン化物の濃度が10〜50重量%、好ましく
は15〜45重量%の範囲で用いられる。共重合体ケン
化物の濃度が低すぎると凝固液中でのj疑問が困難とな
す、迎”に高すぎるとペレットの空隙率が低下する。又
、メタノール単独でも勿論本発明の効果は得られるが、
原液の安定性からは水/メタノール溶媒の使用が望まし
い。
水とメタノールとの重量混合比を1/9〜7/3好まし
くは2/8〜6/4になる範囲にするのが望ましい。
くは2/8〜6/4になる範囲にするのが望ましい。
水とメタノールの比が1/9以下では溶液がやや不安定
となり、ストランド析出時の空隙率が低下する恐れがあ
り、一方7/3以上では溶液が不安定となってケン化物
の析出をを招くことがあり、実用出来ない。
となり、ストランド析出時の空隙率が低下する恐れがあ
り、一方7/3以上では溶液が不安定となってケン化物
の析出をを招くことがあり、実用出来ない。
本発明の特徴点は、凝固液として沸点力1100℃以下
であり、かつメタノールとは相溶性を有するが共重合体
ケン化物は溶解させない有機溶媒を用いることである。
であり、かつメタノールとは相溶性を有するが共重合体
ケン化物は溶解させない有機溶媒を用いることである。
かかる特定の有機溶媒を用いることによってペレットの
空隙率が著しく向上した、即ち酢酸ナトリウムの脱塩操
作が効果良〈実施出来、しかも硬度の高いペレットの製
造が可能となると共に、樹脂損失等のトラブルも全く発
生しないのである。
空隙率が著しく向上した、即ち酢酸ナトリウムの脱塩操
作が効果良〈実施出来、しかも硬度の高いペレットの製
造が可能となると共に、樹脂損失等のトラブルも全く発
生しないのである。
共重合体ケン化物の溶液を凝固液と接触させる温度は一
10〜40℃、好ましくは0〜30℃である。本発明で
用いる有機溶媒は共重合体ケン化物の非溶剤であるので
、ケン化物が凝固液に溶解して樹脂損失を招く心配は殆
どないが、なるべく低温での繰作が安全である。上記凝
固液には必要であれば水あるいは本発明で特定した有機
溶剤以外の溶媒が少量混合されていても差支えない。
10〜40℃、好ましくは0〜30℃である。本発明で
用いる有機溶媒は共重合体ケン化物の非溶剤であるので
、ケン化物が凝固液に溶解して樹脂損失を招く心配は殆
どないが、なるべく低温での繰作が安全である。上記凝
固液には必要であれば水あるいは本発明で特定した有機
溶剤以外の溶媒が少量混合されていても差支えない。
本発明で使用する有機溶媒としてはベンゼン等の芳香族
炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類、ジプロピルエーテル等のエーテル類、酢酸メチル、
酢酸エチル、プロピオン酸メチル等の有機酸エステル等
が挙げられるが、酢酸メチルが最も有効である。
炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類、ジプロピルエーテル等のエーテル類、酢酸メチル、
酢酸エチル、プロピオン酸メチル等の有機酸エステル等
が挙げられるが、酢酸メチルが最も有効である。
又、凝固操作を続けていくと凝固液中には次第にメタノ
ール及び水が蓄積されてくるので、凝固効率が低下する
恐れがある時は、これらを蒸留分離すれば良い。
ール及び水が蓄積されてくるので、凝固効率が低下する
恐れがある時は、これらを蒸留分離すれば良い。
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のメタノールま
たは水/メタノール溶液は任意の形状、通常は円形の孔
を有するノズル又はダイスより、凝固液中にストランド
状に押出される。孔の径は2〜5mm程度が適当である
。
たは水/メタノール溶液は任意の形状、通常は円形の孔
を有するノズル又はダイスより、凝固液中にストランド
状に押出される。孔の径は2〜5mm程度が適当である
。
又、ストランドは必ずしも一本である必要はなく、数本
〜数百本の間の任意の数で押出し可能である。
〜数百本の間の任意の数で押出し可能である。
ストランド状に押出され、凝固が充分進んでからストラ
ンF、ま切断され、ペレット化される。
ンF、ま切断され、ペレット化される。
かかるペレット化に当っては固定力あるいは回転刃でス
トランドを切断する。
トランドを切断する。
ペレット化は(1)ストランド状物を凝固液から取り出
した後、充分水洗してから切断する方法、(2)凝固液
から取り出したストランドを切断して後、水洗する方法
、あるいは(3)凝固液中でストランドを切断しこれを
取り出して水洗する方法等、任意の手段で実施出来る。
した後、充分水洗してから切断する方法、(2)凝固液
から取り出したストランドを切断して後、水洗する方法
、あるいは(3)凝固液中でストランドを切断しこれを
取り出して水洗する方法等、任意の手段で実施出来る。
ペレットの形状は上記(1)、(2)、(3)の手段に
よって多少変わり、(1)、(2)の時は円柱状であり
、(3)の時は球状である。
よって多少変わり、(1)、(2)の時は円柱状であり
、(3)の時は球状である。
成型時の作業性や取扱い面から円柱状の場合は径が2〜
5IIII6.長さ2〜51I11のものが、又球状の
場合は径が2〜5IIII1程度のものが実用的である
。
5IIII6.長さ2〜51I11のものが、又球状の
場合は径が2〜5IIII1程度のものが実用的である
。
得られるペレットは必要に応じて酸処理等の任意の後処
理を行ない、乾燥して製品化される。
理を行ない、乾燥して製品化される。
[作 用1
本発明のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のペレ
ットは多孔性に優れ、酢酸ナトリウムの脱塩繰作、更に
転層が生産性良〈実施され、又溶融成型時の熱安定性が
何上し、着色等の恐れがないことがらフィルム、シート
、繊維、容器等の任意の形状に成型されて食品、医薬品
、工業薬品等各種の包装材として有用である。
ットは多孔性に優れ、酢酸ナトリウムの脱塩繰作、更に
転層が生産性良〈実施され、又溶融成型時の熱安定性が
何上し、着色等の恐れがないことがらフィルム、シート
、繊維、容器等の任意の形状に成型されて食品、医薬品
、工業薬品等各種の包装材として有用である。
[実施例1
次に実施例を挙げて本発明の方法をさらに説明する。
以下「部」、1%」とあるのは特に断わりのない限り重
量基準で表わしたものである。
量基準で表わしたものである。
実施例1
エチレン含量30モル%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体の40%メタノール溶液1,000部を耐圧反応器に
入れ、攪拌しながら110℃に加熱した。続いて水酸化
ナトリウムの4%メタノール溶液40部及びメタノール
2,500部をそれぞれ2時間及び2.5時間かけて連
続的に仕込むと共に副生する酢酸メチル及び余分のメタ
ノールを系から留出させながら2.5時間ケン化反応を
行ない、酢酸ビニル成分のケン化度99.0モル%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物を得た。
体の40%メタノール溶液1,000部を耐圧反応器に
入れ、攪拌しながら110℃に加熱した。続いて水酸化
ナトリウムの4%メタノール溶液40部及びメタノール
2,500部をそれぞれ2時間及び2.5時間かけて連
続的に仕込むと共に副生する酢酸メチル及び余分のメタ
ノールを系から留出させながら2.5時間ケン化反応を
行ない、酢酸ビニル成分のケン化度99.0モル%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物を得た。
ケン化終了液に50%含水メタノールを450部を仕込
みながら余分のメタノールを留出させ、樹脂分濃度38
%の水/メタノール(組成比5.8/4.2)溶液を製
造した。
みながら余分のメタノールを留出させ、樹脂分濃度38
%の水/メタノール(組成比5.8/4.2)溶液を製
造した。
液温を50℃にした前記のエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物の水/メタノール混合溶液を孔径4mmのノ
ズルよr)1.5/時の速度にてio’cに維持された
酢酸メチル凝固液槽 (巾100mm、長さ4.OOO
+nm、高さ100mm)にストランド状に押出した。
体ケン化物の水/メタノール混合溶液を孔径4mmのノ
ズルよr)1.5/時の速度にてio’cに維持された
酢酸メチル凝固液槽 (巾100mm、長さ4.OOO
+nm、高さ100mm)にストランド状に押出した。
凝固終了後、シャワー水でストランドに付着した酢酸メ
チルを除去し凝固液槽の端部に付設された引外取すロー
ラー(線速2ω/分)を経て、ストランド状物をカッタ
ーで切断し、直径4mm、長さ4Iの白色、多孔性のペ
レットを製造した。
チルを除去し凝固液槽の端部に付設された引外取すロー
ラー(線速2ω/分)を経て、ストランド状物をカッタ
ーで切断し、直径4mm、長さ4Iの白色、多孔性のペ
レットを製造した。
凝固液は全く濁りがなく、樹脂損失は0.1%以下であ
った。
った。
次に得られたベレン)100部を30℃の水300部に
投入し、1時間攪拌して酢酸ナトリウムの除去操作(脱
塩操作)を行なった。この繰作を3回繰り返し、共重合
体ケン化物中の酢酸ナトリウム含有量を定量した。実験
の結果を表に記す。
投入し、1時間攪拌して酢酸ナトリウムの除去操作(脱
塩操作)を行なった。この繰作を3回繰り返し、共重合
体ケン化物中の酢酸ナトリウム含有量を定量した。実験
の結果を表に記す。
対照例
夾龜例1における酢酸メチルに代えて水を用いた以外は
実施例1と同様の実験を行った。この結果ら表に併記す
る。実施例1と同様の酢酸ナトリウム含量にまで低下さ
せるには同様の脱塩操作が5回も必要であった。
実施例1と同様の実験を行った。この結果ら表に併記す
る。実施例1と同様の酢酸ナトリウム含量にまで低下さ
せるには同様の脱塩操作が5回も必要であった。
実施例1における酢酸メチルに代えて酢酸エチル(実施
例2)、アセトン(実施例2)、メチルエチルケトン(
実施例4)、ジプロピルエーテル(実施例5)をそれぞ
れ用いた以外は実施例1と同じ実験を行った。その結果
を表に記す。
例2)、アセトン(実施例2)、メチルエチルケトン(
実施例4)、ジプロピルエーテル(実施例5)をそれぞ
れ用いた以外は実施例1と同じ実験を行った。その結果
を表に記す。
実施例6〜7
エチレン含量38モル%、ケン化度99.1モル%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(実施例6)及び
エチレン含量45モル%、ケン化度99.1モル%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(実施例7)を用
いた以外は実施例1に準じて実験を行った。結果を表に
示す。
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(実施例6)及び
エチレン含量45モル%、ケン化度99.1モル%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(実施例7)を用
いた以外は実施例1に準じて実験を行った。結果を表に
示す。
実施例8〜9
水/メタノールの比率を515(実施例8)及び7/3
(実施例9)に変更した以外は実施例1と同様の実験を
行った。その結果を表に記す。
(実施例9)に変更した以外は実施例1と同様の実験を
行った。その結果を表に記す。
実施例10
水/メタノール溶液の代わりにメタノール溶液に溶解し
たエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物溶液を用いた
以外は実施例1と同じ実験をした。結果を表に示す。
たエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物溶液を用いた
以外は実施例1と同じ実験をした。結果を表に示す。
[効 果1
本発明においては、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物のメタノール又は水/メタノール溶液を特定の有機
溶剤からなる凝固液中にストランド状に押出すことによ
り、凝固速度が早く硬度の高いストランドが得られ、空
隙率の高い多孔性に富むペレットの製造が出来て、O(
相中に含有される不純物である酢酸ナトリウムが極めて
生産性が良く、水洗除去可能でありしかも乾燥速度も向
上すること、得られるペレットが均一な形状であること
、該ペレットは熱安定性に優れること等の顕著な効果が
得られる。
化物のメタノール又は水/メタノール溶液を特定の有機
溶剤からなる凝固液中にストランド状に押出すことによ
り、凝固速度が早く硬度の高いストランドが得られ、空
隙率の高い多孔性に富むペレットの製造が出来て、O(
相中に含有される不純物である酢酸ナトリウムが極めて
生産性が良く、水洗除去可能でありしかも乾燥速度も向
上すること、得られるペレットが均一な形状であること
、該ペレットは熱安定性に優れること等の顕著な効果が
得られる。
(以下余白)
手続補正書(自発)5
昭和61年12月ノ2日
特許庁長官 黒 1) 明 雄 殿
1、事件の表示
昭和60年特許願第247715号
2、発明の名称
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレットの製造
方法 3、補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人 体 所 大阪市北区野崎町9番6号(郵便番号530)
4、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 、補正の内容 (1)明細書第11頁第1行の rl、5/時」を「1.5ノ/時」と訂正する。
方法 3、補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人 体 所 大阪市北区野崎町9番6号(郵便番号530)
4、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 、補正の内容 (1)明細書第11頁第1行の rl、5/時」を「1.5ノ/時」と訂正する。
(2)明細書第12頁第1行の
「実施例2」を「実施例3」と訂正する。
以 上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のメタノー
ル又は水/メタノール溶液を凝固液中にストランド状に
押出し、次いで該ストランドを切断してペレットを製造
する方法において、上記凝固液として沸点が100℃以
下であり、かつメタノールとは相溶性を有するが前記共
重合体ケン化物は溶解させない有機溶媒を使用すること
を特徴とするエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペ
レットの製造方法。 2 有機溶媒が酢酸メチルであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の水/メタ
ノール溶液においてケン化物の濃度が10〜50重量%
であり、水とメタノールの重量比が1/9〜7/3であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60247715A JPS62116614A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレツトの製造方法 |
US07/161,402 US4847361A (en) | 1985-11-05 | 1988-02-22 | Process for preparing pellets of hydrolyzed ethylene-vinyl acetate copolymer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60247715A JPS62116614A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレツトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62116614A true JPS62116614A (ja) | 1987-05-28 |
JPH0558448B2 JPH0558448B2 (ja) | 1993-08-26 |
Family
ID=17167589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60247715A Granted JPS62116614A (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレツトの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4847361A (ja) |
JP (1) | JPS62116614A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0192203A (ja) * | 1987-10-02 | 1989-04-11 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 性質の改善されたエチレン―酢酸ビニル共重合体ケン化物組成物 |
JPWO2004009313A1 (ja) * | 2002-07-18 | 2005-11-17 | 株式会社クラレ | エチレン−ビニルアルコール共重合体ペレットの製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69831703T2 (de) * | 1997-07-18 | 2006-03-16 | Nippon Gohsei Kagaku Kogyo K.K. | Wasserhaltige Granulate von Hydrolysaten eines Ethylen-Vinylazetatpolymeren, ihre Herstellung und damit hergestellte Gegenstände |
EP0937557B1 (en) * | 1997-09-08 | 2004-06-02 | Nippon Gohsei Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Process for preparing pellets of saponified ethylene/vinyl acetate copolymer |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3102775A (en) * | 1960-06-17 | 1963-09-03 | Diamond Alkali Co | Process of wet spinning stereoregular polyvinyl alcohol |
DE1301539B (de) * | 1966-07-29 | 1969-08-21 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von verseiften AEthylen-Vinylacetat-Copolymerisaten |
US3847845A (en) * | 1970-07-16 | 1974-11-12 | Kuraray Co | Separation and purification of the saponified ethylene-vinyl acetate interpolymers |
JPS5521762B2 (ja) * | 1972-10-24 | 1980-06-12 | Nippon Synthetic Chem Ind | |
DE2611548A1 (de) * | 1976-03-18 | 1977-09-22 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von pulverfoermigen, verseiften aethylen/vinylacetat-copolymerisaten |
US4265799A (en) * | 1978-08-17 | 1981-05-05 | National Distillers And Chemical Corp. | Alcohol-wet particles of ethylene-vinyl ester interpolymer |
US4547329A (en) * | 1983-10-31 | 1985-10-15 | Eastman Kodak Company | Process for forming copolymer particles |
-
1985
- 1985-11-05 JP JP60247715A patent/JPS62116614A/ja active Granted
-
1988
- 1988-02-22 US US07/161,402 patent/US4847361A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0192203A (ja) * | 1987-10-02 | 1989-04-11 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 性質の改善されたエチレン―酢酸ビニル共重合体ケン化物組成物 |
JPWO2004009313A1 (ja) * | 2002-07-18 | 2005-11-17 | 株式会社クラレ | エチレン−ビニルアルコール共重合体ペレットの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4847361A (en) | 1989-07-11 |
JPH0558448B2 (ja) | 1993-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102549025B (zh) | 乙烯-乙烯醇系共聚物的制造方法 | |
JP4536703B2 (ja) | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造法 | |
JP5561930B2 (ja) | エチレン−ビニルアルコール共重合体組成物の製造方法、およびエチレン−ビニルアルコール共重合体ペレットの製造方法 | |
JP2002284811A (ja) | エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂の製造方法 | |
JPH0579086B2 (ja) | ||
JP2010007042A (ja) | エチレン−ビニルアルコール共重合体組成物、およびエチレン−ビニルアルコール共重合体ペレットの製造方法 | |
DE60024810T2 (de) | Verfahren zur Herstellung von wässrigen Zusammensetzungen aus Ethylen-Vinylalkohol-Copolymeren | |
WO2017047806A1 (ja) | 樹脂組成物、その製造方法及び多層構造体 | |
JP2597960B2 (ja) | 性質の改善されたエチレン―酢酸ビニル共重合体ケン化物組成物 | |
JPS62116614A (ja) | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレツトの製造方法 | |
JPH0967411A (ja) | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の製造法 | |
JPH07646B2 (ja) | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の処理方法 | |
WO2022168840A1 (ja) | エチレン-ビニルアルコール共重合体多孔質ペレットおよびその製造方法 | |
CN102202851A (zh) | 乙烯醇系树脂的制造方法 | |
JPS58222102A (ja) | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物成形物の製造方法 | |
JP2002301715A (ja) | ポリビニルアルコール系樹脂ペレットの製造方法 | |
JP3888745B2 (ja) | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物アルコール/水溶液の製造法 | |
JP4014120B2 (ja) | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレットの製造法 | |
Nthoiwa et al. | Vinyl alcohol polymers | |
JPH0967502A (ja) | エポキシ化ブロック共重合体組成物 | |
JP4014119B2 (ja) | エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物ペレットの製造法 | |
JPH08188624A (ja) | ポリビニルアルコールフィルム | |
JPS6141923B2 (ja) | ||
CN103059203A (zh) | 一种乙酰乙酰基修饰的乙烯-乙烯醇共聚物及其制备方法 | |
JPH05331332A (ja) | 水性分散液 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |