JPS62116446A - プラスチツクコアの清掃方法 - Google Patents

プラスチツクコアの清掃方法

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Publication number
JPS62116446A
JPS62116446A JP25652085A JP25652085A JPS62116446A JP S62116446 A JPS62116446 A JP S62116446A JP 25652085 A JP25652085 A JP 25652085A JP 25652085 A JP25652085 A JP 25652085A JP S62116446 A JPS62116446 A JP S62116446A
Authority
JP
Japan
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rubber
plastic core
roll
core
hardness
Prior art date
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Pending
Application number
JP25652085A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Sato
佐藤 公夫
Yutaka Okuyama
奥山 豊
Kazuo Okabe
和男 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シート状物巻き取り用のプラスチックコアの
表面に付着している付着塵を除去するためのプラスチッ
クコアの清掃方法に関する。
[従来の技術] シート状物、たとえば熱可塑性樹脂からなるシート状物
、とくに磁気テープ、コンデンサ用等のゴミをきらう用
途へのシート状物においては、スリッタ、巻取機等の巻
取工程で用いられる巻き取り用コアとして、紙管を用い
ると紙の繊維屑が混入するおそれがあるため、プラスチ
ックコアが用いられることが多い。
しかし、プラスチックコアは、コア自体からは発塵しな
いものの、静電気等によりその表面に異物が付着しやす
いという欠点がある。コアに異物が付着したままシート
状物を巻くと、異物の形状が巻き付はシー1〜状物に転
写され、転写された異物の形状が、その上に積層されて
いくシート状物巻層に次々と転写されるとともに発展し
、製品欠点へと発展してしまうおそれがおる。これを防
止するために、従来は、予めプラスチックコアの表面を
イ[等(たとえばサラシ布、ポリエステル不織布、ナイ
ロン不織布、ポリエステル長繊維の布など)により清掃
し、プラスチックコアの表面から異物を除去するように
していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のようなイ[による清掃方法におい
ては、その付着異物除去効果が不十分である上に、うま
く布を使用しないと逆にml屑を付着させてしまうおそ
れがあり、ざらに確実で高い効果の(ツられる清掃方法
が望まれていた。
そこで本発明は、上記要望を満たすために、逆効果にな
るおそれがなく確実に微細なプラスチックコア付着異物
まで除去でき、しかも容易に実施することのできる清掃
方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この目的に沿う本発明のプラスチックコアの清掃方法は
、シート状物をプラスチックコアに巻き付けるに際し、
予めプラスチックコアの表面に、ロール表面がゴム硬度
40度以下の粘着力を有するゴムからなる回転可能なゴ
ムロールの表面を接触させ、該ゴムロールのロール表面
が有する粘着力により、プラスチックコアの表面に付着
している付着塵をロール表面側に粘着させて除去する清
掃方法から成る。
ここで、ゴムロールのロール表面を構成するゴムは、ゴ
ム硬度が10度ないし30度のゴムであることがより好
ましく、また、ゴムロールが、該ゴムロールが前記プラ
スチックコアに接触しない部分において、ゴムロールの
ロール表面に粘着したプラスチックコアからの付着塵を
除去する付着塵除去手段を備えていることが好ましい。
[作用] このような清掃方法においては、ある種の粘着力を有す
るゴムの性質が利用され、該粘着力によってプラスチッ
クコアの表面上の付Wluがプラスチックコア表面から
ロール表面にもち去られ、付着異物が除去される。粘着
力を有するある種のゴムとしては、たとえばゴム硬度の
低いポリウレタン系、シリコン系のゴムが知られている
この粘着力を有するゴムにおいては、たとえば第3図に
示すように、ゴム硬度とゴムの粘着力とは、そのゴムに
応じた一定の関係にある。この関係は、ゴム硬度が低く
なる程粘着力が高くなるものであるが、プラスチックコ
ア表面から付着塵をとり去るためには10  ”’;i
/crit以上の粘着力が必要でおり、それを実現する
にはゴム硬度を約40度以下にすることが必要である。
そしてより好ましくは、ゴム硬度を約30度以下にして
、より粘着力は高くすることが望ましい。一方、ゴム硬
度が低くなる程粘着力は高くなるものの、余りゴム硬度
が低くなりすぎると、ロール表向を所定形状に形成する
ことが困難になる。したがってこの面からゴム硬度は1
0度以上であることが望ましく、その結果粘着力は上O
g/ cri以下程度であることが好ましい範囲となる
また、一般にゴム硬度とゴムのけずれにくざ(ゴムの耐
久性)との間には相関関係があり、ゴム硬度が高い程通
常けずれにくい。本方法においては、ゴムロールの表面
は単にプラスチックコアの表面に押し付けられるだけで
あるから、ゴムがけずれることは基本的にはないが、け
ずれやすいゴムでは長期間使用中に劣化や不測の外力に
より微粉が発生するおそれがないわけではない。けずれ
が発生すると逆にゴミを供給してしまうことになる。し
たがって、このけずれやすさの面からも、ゴム硬度とし
ては10度以上の範囲が好ましい範囲となる。
このように、ロ、−ル成形に必要なゴムの強さおよびけ
ずれにくさと、付着異物除去のための必要な粘着力とを
確保できるゴム硬度範囲として上記範囲が設定される。
このような粘着力をもつゴム表面を有するゴムロールが
、プラスチックコアの表面に押し付けられ、プラスチッ
クコアあるいはゴムロールがゆっくりと回転されること
により、プラスチックコアの表面から順次付着異物がロ
ール表面側へともち去られ、プラスチックコアの表面が
きれいに清掃される。ゴムの粘着力を利用するものであ
るから、一旦除去された異物が再びコア側に飛散するこ
とはなく、かつロール側からコア側への発塵粉が発生す
るおそれもない。したがって、微細な異物まで確実に除
去される。
[実施例] 以下に本発明のより具体的な望ましい実施例を図面を参
照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るプラスチックコアの
清掃方法を実施するための装置を示している。
図において、1がプラスチックコアである。このプラス
チックコア1には、たとえば熱可塑性樹脂からなるシー
ト状物(たとえば平滑なフィルム)が巻き付けられその
後巻き取られる。2および3は、表面がゴムからなるゴ
ムロールであり、本実施例では2本設けられている。こ
のゴムロール2および3のゴムが、本発明でいう所定の
ゴム硬度の範囲に設定された粘着力を有するゴムとされ
ている。
ゴムロール2.3は回転可能のロールからなっている。
これは、ゴムロール2.3の表面がプラスチックコア1
の表面に接触されてその接触状態に保たれながら回転さ
れればよく、ゴムロール2.3をフリーロールとしてプ
ラスチックコア1を手であるいは外部駆動力により駆動
させることにより上記状態を実現するようにしてもよく
、または、ゴムロール2.3側を積極的に回転駆動させ
るようにしてもよい。
ゴムロールは、第2図に示すように、必要に応じて適宜
複数本(第2図の実施例ではゴムロール4.5.6.7
の4本)設置される。このゴムロールの数は1本でも本
発明は成立するのでおるが、図に示すようにゴムロール
でプラスチックコア1を受け、ゴムロール上でプラスチ
ックコア1が容易に回転されるようにするためには2本
以上であることか好ましい。
なお、本発明に用いられるプラスチックコア1としては
、たとえば塩化ビニール、ABS、ベークライト等の樹
脂から成るものが挙げられ、さらにそのコア表面に樹脂
コーティングしているもの、異性のプラスチックの複合
材料から成るもの等が挙げられる。
また、第2図において、ゴムロール2.3の表面上でプ
ラスチックコア1に接触していない部分には、それぞれ
付着塵除去手段8.9が設けられている。この付着塵除
去手段は、ゴムロール2に対してはロール表面に接触さ
れる不織布8とされ、ゴムロール3に対してはロール表
面に接触される別の集塵用ゴムロール9とされている。
集塵用ゴムロール9は、そのロール表面がゴムロール2
.3と同様ゴム硬度40度以下の粘着力を有するゴムと
され、より好ましくはゴム硬度を10度ないし20度と
して、ゴムロール3よりも若干粘着力を高くしておくこ
とが望ましい。このように設定しておけば、ゴムロール
3上に付着されたプラスチックコア1からの除去異物が
確実に集塵用ゴムロール9側へと集められ、ゴムロール
3の表面は常に良好な粘着力を維持した状態でプラスチ
ックコア1の表面に接することができる。
つぎに本発明のざらに具体的な実施例について説明する
6インチのプラスチックコアの清掃をつぎに示すように
本発明による方法と従来の方法で行い、清掃後のコアの
付着貢物測定後、8μのポリエステル2軸延伸フイルム
を5000m巻き付け、巻き上げ後フィルム表面欠点を
評価した。
清掃方法 本発明方法:第1図の装置により、ゴム硬度10度のシ
リコンゴムのゴム口 −ルをプラスチックコアに接触 させ、プラスチックコアおよび ゴムロールを回転させることに より清掃した。
従来法1 :サラシ布をプラスチックコアに接触させ人
手により清掃した。
従来法2 :ポリアミド系!l雑の布をプラスチックコ
アに接触させ人手によ り清掃した。
清掃結果および巻き取り後のフィルム表面欠点の評価結
果を表−1に示す。
表−1より明らかなように、本発明方法は従来法1.2
に比べ大幅に付着異物および巻取後のフィルムの欠点が
減少した。
さらにつぎに別の実施例について説明する。
厚さ10μの2軸延伸されたポリエステルフィルムをワ
インダで巻き取った後、スリッタにセットし、巾500
m、長さ10000mの条件でスリットし、製品として
巻き上げた。
ここに用いたコアは6インチプラスチックコアで使用す
る前、第1図のコア清掃装置を用い、本発明の清掃方法
による清掃を行った後巻取を実施すした。
巻き上げ後の製品の巻姿をチェックしたが、コア付着異
物に起因するつぶ状欠点は製品全幅において全くなく優
れたものであった。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のプラスチックコアの清掃
方法によるときは、プラスチックコアの表面に、適切な
範囲のゴム硬度に設定することにより十分な粘着力を有
する回転可能なゴムロールを接触させて異物を除去する
ようにしたので、ゴムが有する粘着力により異物を再飛
散させることなく、かつゴムロール自体からは発塵させ
ることなく、プラスチックコア表面上の微小付着塵まで
効率良くしかも簡単に短時間で除去できるという効果が
得られる。
また、本発明は、大ががり設備を用いることなく単に所
定のゴムロールを用いるだけですむので、容易にかつ安
価に実施できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る方法を実施するための
装置の概略側面図、 第2図は第1図の装置の変形例を示す装置の概略側面図
、 第3図はゴムロールのゴム硬度と粘着力およびけずれに
くさとの関係図、 である。 1・・・・・・プラスチックコア 2.3.4.5.6.7・・・・・・ゴムロール8・・
・・・・付着塵除去手段としての不織布9・・・・・・
イ」着塵除去手段としての集塵用ゴムロール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状物をプラスチックコアに巻き付けるに際
    し、予めプラスチックコアの表面に、ロール表面がゴム
    硬度40度以下の粘着力を有するゴムからなる回転可能
    なゴムロールの表面を接触させ、該ゴムロールのロール
    表面が有する粘着力により、プラスチックコアの表面に
    付着している付着塵をロール表面側に粘着させて除去す
    ることを特徴とするプラスチックコアの清掃方法。
  2. (2)前記ロール表面を構成するゴムが、ゴム硬度が1
    0度ないし30度のゴムである特許請求の範囲第1項記
    載のプラスチックコアの清掃方法。
  3. (3)前記ゴムロールが、該ゴムロールが前記プラスチ
    ックコアに接触しない部分において、該ゴムロールのロ
    ール表面に粘着したプラスチックコアからの付着塵を除
    去する付着塵除去手段を備えている特許請求の範囲第1
    項記載のプラスチックコアの清掃方法。
  4. (4)前記シート状物が熱可塑性樹脂からなるシート状
    物である特許請求の範囲第1項記載のプラスチックコア
    の清掃方法。
JP25652085A 1985-11-18 1985-11-18 プラスチツクコアの清掃方法 Pending JPS62116446A (ja)

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JPS62116446A true JPS62116446A (ja) 1987-05-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0487786U (ja) * 1990-11-30 1992-07-30
JP2008058491A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Jsr Corp 光学フィルムロール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0487786U (ja) * 1990-11-30 1992-07-30
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