JPS62116346A - ブレ−キ制御装置 - Google Patents

ブレ−キ制御装置

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JPS62116346A
JPS62116346A JP25828885A JP25828885A JPS62116346A JP S62116346 A JPS62116346 A JP S62116346A JP 25828885 A JP25828885 A JP 25828885A JP 25828885 A JP25828885 A JP 25828885A JP S62116346 A JPS62116346 A JP S62116346A
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brake
deceleration
fluid pressure
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/40Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition comprising an additional fluid circuit including fluid pressurising means for modifying the pressure of the braking fluid, e.g. including wheel driven pumps for detecting a speed condition, or pumps which are controlled by means independent of the braking system
    • B60T8/4072Systems in which a driver input signal is used as a control signal for the additional fluid circuit which is normally used for braking
    • B60T8/4081Systems with stroke simulating devices for driver input

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等に用いられるブレーキ制御装置に関
する。
(従来の技術) 従来のブレーキ制御装置としては、例えば、特開昭60
−78847号公報(発明の名称;ブレーキ倍力装置)
に記載されているような装置が知られている。
この従来装置は、ブレーキ系のブースタ(ブレーキ倍力
装置)の出力を制御し、ブレーキ踏力と制動減速度との
関係を一定に保つようにしたもので、ブレーキペダルに
加えられる踏力を検出し、踏力信号を出力する踏力検出
手段と、制動による車両の減速度を、検出し、減速度信
号を出力する減速度検出手段と、変圧室及び定圧室を有
し。
マスタシリンダとブレーキペダルとの間に介装させたブ
ースタと、該ブースタの変圧室に連通させてなる流体圧
供給源と、該流体圧供給源と前記変圧室との連通管路に
配設され、弁駆動信号により作動する弁装置と、前記踏
力信号に応じた目標減速度信号を出力する関数発生手段
と、該目標減速度信号と前記減速度信号とを入力し、減
速度信号が目標減速度信号に一致するように弁駆動信号
を出力する比較器と、を備えたものであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来装置にあっては、ブレー
キ踏力と制動減速度との関係は一定に保てるものの、ブ
レーキ倍力装置からの出力な液圧に変換するマスタシリ
ンダからホイールシリンダまでが一系統の液圧回路とな
っていたため、液圧回路側からの影響でブレーキ踏力と
ブレーキストロークとの関係が変化してしまい、運転者
に違和感を与えてしまうという問題点を残していた。
また、目標減速度に一致させるような制動制御を行なう
装置の場合、乾燥路等での制動時には問題ないが、氷雪
路や雨水路等の低摩擦係数路での急制動時には、車輪ス
リップにより実際の減速度が目標減速度より高くなって
しまうため、制動液圧を高める方向に制動液圧制御がな
されてしまい、結果的には車輪がロックしてしまい、制
動距離が長くなったり、操舵性や車両安定性を失ってし
まうという問題点を残していた。
一方、急制動時において車輪ロックを防止する装置とし
てアンチスキッド装置(アンチロック装置ともいう)が
知られている。
参考文献; 「日産技報第20号」 (昭和59年12
月9日産自動車■発行)の第111ページ〜第118ペ
ージ。
このアンチスキッド装置は、入力センサとして設けられ
る車輪回転速度センサと、制御手段として設けられるマ
イクロコンピュータを中心としたデジタル制御電子回路
と、アクチュエータとして設けられるソレノイドバルブ
を中心としたバルブアクチュエータと、を備えたもので
、車輪回転をみなから増圧、圧力保持、減圧によるスキ
ッドサイクルの制御を、車輪スリップ率が目標スリップ
率に一致する方向に行ない、急制動時における車輪ロッ
ク防止を図ろうとする装置である。
尚、このアンチスキッド装置を上記ブレーキ制御装置と
共に用いると、ホイールシリンダへの出力液圧の過上昇
をもたらすことがある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決すること、つまり
、ブレーキ踏力とブレーキストローク及びブレーキ踏力
と制動減速度のいずれの関係をも一定に保ち、かつ、ア
ンチスキッド装置との両立を図り得るブレーキ制御装置
を提供することを目的としてなされたもので、この目的
達成のために本発明では、以下に述べる解決手段とした
本発明の解決手段を、第1図に示すクレーム概念図によ
り説明すると、ブレーキペダルlへの踏力を液圧に変換
するマスタシリンダ2と、マスタシリンダ液圧油路3に
設けられたストローク吸収手段4と、マスタシリンダ液
圧Pm及び制御荷重Fcを信号荷重に含み、液圧発生手
段5からの入力液圧Ppをホイールシリンダ6への出力
液圧PWに制御する出力液圧制御バルブ7と、前記制御
荷重Fcを制御信号■に応じて設定する制御荷重設定手
段8と、車輪のスリップ状態を検知し、路面間摩擦係数
が所定の範囲に収まるように制動液圧を制御するアンチ
スキッド装置9と、減速度センサ10及び踏力センサ1
1を入力センサに含み、踏力に応じた制動減速度が得ら
れる制御信号■を前記制御荷重設定手段8に出力すると
共に、前記アンチスキッド装置9の作動時は出力液圧制
御を停止する制御手段12と、を備えている手段とした
(作 用) 従って、本発明のブレーキ制御装置では、上述のように
、マスタシリンダからホイールシリンダまでの液圧回路
を、マスタシリンダからストローク吸収手段までと、液
圧発生手段からホイールシリンダまでの2系統に分け、
一方のマスタシリンダ液圧系にはストローク吸収手段を
設けたことで、ブレーキ踏力とブレーキストロークとの
関係を一定に保つことができる。
また、他方のホイールシリンダ液圧系には出力液圧制御
バルブを設け、このバルブな踏力に応じた制動減速度が
得られるように制御するようにしたことで、ブレーキ踏
力と制動減速度との関係を一定に保つことができる。
さらに、アンチスキッド装置の作動時は、出力液圧制御
を停止するようにしたことで、ホイールシリンダへの出
力液圧のiM l 91を防1にできると共に、アンチ
スキッド装置による車輪ロック防lに作用を確保できる
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって、自動車に用いられ
るブレーキ制御装置を例にとる。
まず、実施例の構成を説明する。
実施例のブレーキ制御装置Aは、第2図に示すように、
マスタシリンダ液圧系として、ブレーキペダル20、マ
スタシリンダ21、マスタシリンダ液圧油路22.22
、アキュムレータ(ストローク吸収手段)23.23を
備え、ホイールシリンダ液圧系として、液圧ポンプ(液
圧発生手段)24、入力液圧油路25.25、出力液圧
制御バルブ26.26.ホイールシリンダ液圧油路27
゜27、ホイールシリンダ28.28’を備え、制御荷
重設定手段として、第1ソレノイドバルブ51、第2ソ
レノイドバルブ52を備え、入力センサとして、減速度
センサ32、マスタシリンダ液圧センサ(踏力センサ)
33を備え、アンチスキッド装置Bとして、車輪回転速
度センサ29、アンチスキッド制御回路30、バルブア
クチュエータ31.制御手段として、マイクロコンピュ
ータによるコントロールユニット34を備えている。
マスタシリンダ21は、ブレーキペダル20への踏力を
液圧に変換する手段である。
マスタシリンダ液圧油路22.22は、前記マスタシリ
ンダ21において発生したマスタシリンダ液圧Pmの油
を流通させる油路で、一方がフロント側マスタシリンダ
液圧油路であり、他方がリヤ側マスタシリンダ液圧油路
である。
尚、液圧油路とは、パイプ内に形成される油路とバルブ
ボディ35内に形成される油路とを含めた意味である。
アキュムレータ23.23は、前記マスタシリンダ液圧
油路22.22に設けられ、ブレーキ操作時にマスタシ
リンダ液圧Pmの油を貯溜させ、ブレーキペダル20へ
のブレーキ踏力に対するペダルストロークを、マスタシ
リンダ液圧をそのままホイールシリンダへ供給して制動
操作を行なうのと同様に、一定の関係を保つための手段
で、このアキュムレータ23.23はバルブボディ35
内に形成されている。
液圧ポンプ24は、ブレーキ操作時にホイールシリンダ
28.28への液圧を作り出す液圧源となるもので、こ
の液圧ポンプ24の吸込油路36.36はワンウェイバ
ルブ37.37を介してリザーブタンク38に接続され
、吐出油路39゜39はワンウェイバルブ40.40を
介して出力液圧制御バルブ26.26(入力液圧油路2
5゜25)と第1ソレノイドバルブ51(入力線圧油路
41)とに接続されている。
尚、前記吐出°油路39.39には、液圧変動を小さく
するために7キユムレータ42.42が設けられている
出力液圧制御バルブ26.26は、前記液圧ポンプ24
からの入力液圧PPをホイールシリンダ28.28’ 
への出力液圧Pwに制御するバルブで、同構造のバルブ
がバルブボディ35内に並列に設けられている。
構成的には、ボート126a−126dを有するバルブ
穴126と、バルブ穴126に対応したランド228a
 、226bを有し軸方向移動可能なスプール226と
、ボート326a、326bを有しスプール226の図
面左側位置に形成された段付ピストン穴326と、段付
ピストン穴326を往復移動可能で前記スプール226
に接する段付ピストン426と、スプール226を図面
左方に付勢するスプリング526とを備えている。
ボート126aはドレーン油路43に接続されている。
ボート126cは入力液圧油路25に接続されている。
ボー)126b、126dは出力液圧油路27に接続さ
れている。
また、ボー) 326aはマスタシリンダ液圧油路22
に接続されている。ボー)326bは制御信号液圧油路
44に接続されている。
ホイールシリンダ28.28’は1前後輪のブレーキ装
置(ディスクブレーキやドラムブレーキ等)に設けられ
、出力液圧Pwにより車輪に制動力を付与する部材であ
り、前輪側ホイールシリンダ28.28と後輪側ホイー
ルシリンダ28′ 。
28′ とを備えている。
第1ソレノイドバルブ51及び第2ソレノイドバルブ5
2は、前記出力液圧制御バルブ26への制御信号液圧P
cをコントロールユニット34からの制御信号■に応じ
て作る液圧制御バルブで、バルブボディ35内に設けら
れている。
第1ソレノイドバルブ51は、常閉でありバルブ開作動
により高圧の制御信号圧Pcを出力し、第2ソレノイド
バルブ52は、常開でありバルブ開状態では制御信号圧
Pcをドレーンさせるパルブで、各ソレノイドバルブ5
1.52は、ホード151a、151b及び152a、
152bを有するバルブ穴151.152と、ボート1
51a、152aを開閉するバルブ部材251.252
と、バルブ部材251,252を付勢するスプリング3
51,352と、バルブ部材251,252に電磁力を
付与するソレノイド451.452とを備えている。
ボート151a、152aは制御信号液圧油路44に接
続され、ボー)151bは入力液圧油路41に接続され
、ボート152bはリザーブタンク38に接続されてい
る。
減速度センサ32は、車両の減速度を検出し、減速度に
応じた減速度信号@を出力するセンサである。
マスタシリンダ液圧センサ33は、マスタシリンダ液圧
Pmを検出し、ブレーキ踏力に応じた液圧信号■を出力
するセンサである。
アンチスキッド装置Bは、車輪回転速度センサ29から
の入力信号に基づいて、アンチスキッド制御回路30か
らアンチスキッド制御信号■が出力され、バルブアクチ
ュエータ31を作動させる装置で、車輪回転速度センサ
29としては、右前輪回転速度センサ291.左前輪回
転速度センサ292、後輪回転速度センサ293を含み
、アンチスキッド制御回路30はマイクロコンピュータ
を中心としたデジタル制御電子回路により構成され、バ
ルブアクチュエータ31としては、右前輪ソレノイドバ
ルブ311.左前輪ソレノイドバルブ312.後輪ソレ
ノイドバルブ313を備えている。
尚、各ソレノイドバルブ311,312,313は、3
位置切換バルブで、出力液圧Pwをそのままホイールシ
リンダ28.28’に供給する位置と、出力液圧Pwを
遮断する位置と、ホイールシリンダ28.28’の液圧
をリザーブタンク38ヘトレーンさせる位置を有する。
また、前記アンチスキッド制御回路30からは、アンチ
スキッド制御が開始されると、アンチスキッド制御指令
信号■がコントロールユニット34に対して出力される
コントロールユニット34は、前記減速度センサ32か
らの減速度信号@と前記マスタシリンダ液圧センサ33
からの液圧信号■とを入力し、所定の処理条件に従って
処理し、前記第1ソレノイドバルブ51及び第2ソレノ
イドバルブ52に対し、ブレーキ踏力に応じた制動減速
度が得られる制御信号Oを出力すると共に、アンチスキ
ッド制御回路30からのアンチスキッド制御信号■を入
力し、アンチスキッド装置Bの作動時には、出力液圧P
wを保持させる制御信号0を出力する制御手段で、入力
回路134、RAM(ランダム、アクセス、メモリ)2
34、ROM(リード、オンリー、メモリ)334、C
PU(セントラル、プロセシング、ユニット)434、
クロック回路534、出力回路634を備えている。
尚、入力回路134は、入力信号を増幅したりCPU4
34にて処理できる信号に変換する回路であり、RAM
234は入力信号の一時的書き込みや処理途中での情報
の一時的書き込みを行なう書き込みと読み出しのできる
メモリ回路であり、ROM334は制御処理1−におい
て必要な情報を予め記憶させておくメモリ回路であり、
CPU434は所定の処理手段に従って比較や演算処理
を行なう中央演算処理回路であり、クロック回路534
は制御処理時間を設定する回路であり、出力回路634
はCPU434からの結果信号に基づいて制御信号@を
出力する回路である。
次に、実施例の作用を説明する。
まず、実施例のコントロールユニット34での制御作動
を、第3図に示すフローチャート図により述べる。
(イ)理想制動減速度に対し実際制動減速度が小さい時 この時の制動作動の流れは、アンチスキッド装置Bが作
動時か非作動時かによって異なり、非作動時は、ステッ
プ200→ステツプ201→ステツプ202→ステツプ
203→ステツプ204→ステツプ205→ステツプ2
06へと進み、ステップ206では第1ソレノイドバル
ブ51を開とし、第2ソレノイドバルブ52を閉とする
制御信号■が出力され、出力液圧Pwを増圧させる。
また、アンチスキッド装置Bの作動時には、ステップ2
00→ステツプ201→ステツプ202→ステツプ20
3→ステツプ204→ステツプ205→ステツプ207
へと進み、ステップ207では第1ソレノイドバルブ5
1を閉とし、第2ソレノイドバルブ52を開とする制御
信号■が出力され、その時の出力液圧Pwを保持させる
ステップ200は、ブレーキ踏力に相当する液圧信号■
の読み込みステップである。
ステップ201は、前記ステップ200で読み込まれた
液圧信号■(マスタシリンダ液圧Pm)により理想制動
減速度αiを演算する演算ステップで、演算式は予めR
OM334に、ai=Func(Pm)すなわち関数の
形で記憶されている。
ステップ202は、減速度センサ32からの減速度信号
@の読み込みステップである。
ステップ203は、前記ステップ201により演算され
た理想制動減速度αlと、前記ステップ202の読み込
み信号による実際制動減速度αrとから、制動減速度差
Δαを演算する演算ステップで、演算式はΔα=αi−
αrである。
ステップ204は、前記ステップ203で演算された制
動減速度差Δαと設定値εとの大小を比較する判断ステ
ップである。
尚、設定値εは、制御を要しない減速度差の値に設定さ
れている。
ステップ205は、アンチスキッド制御指令信号■によ
りアンチスキッド装置Bが作動時か非作動時かを判断す
る判断ステップである。
(ロ)理想制動減速度と実際制動減速度とがほぼ一致し
ている時 この時の制御作動の流れは、ステップ200→ステツプ
201→ステツプ202→ステツプ203→ステツプ2
04→ステツプ207へと進み、ステップ207では第
1ソレノイドバルブ51を閉とし第2ソレノイドバルブ
52を開とする制御信号■が出力される。
(ハ)理想制動減速度に対し実際制動減速度が大きい時 この時の制御作動の流れは、ステップ200→ステツプ
201→ステツプ202→ステツプ203→ステツプ2
04→ステツプ208へと進み、ステップ208では第
1ソレノイドバルブ51を閉とし、第2ソレノイドバル
ブ52を開とする制御信号@が出力され、出力液圧Pw
を減圧させる。
以上のような制御作動により、例えば、実際制動減速度
αrが理想制動減速度αiより小さい時には、制御信号
液圧バルブ29から高圧の制御信号液圧Pcが出力され
、この制御信号液圧Pcを信号圧とする出力液圧制御バ
ルブ26.26からは高圧の出力液圧Pwがホイールシ
リンダ28゜28に供給され、制動力を増大させること
で実際制動減速度αrを理想制動減速度αlに近ずける
尚、この関係が、低摩擦係数路等の走行時に生じた時は
、−1G程度までの制動初期には、出力液圧Pwを増大
させることで制動制御が行なわれるが、その後は、アン
チスキッド装置Bの作動により、出力液圧Pwを保持し
たまま、アンチスキッド制御による制動制御が行なわれ
る。
そして、実際制動減速度αrが理想制動減速度αiに近
すき、制動減速度Δαが設定値ε以内になれば、サーボ
モータ31が停止にし、この1α1くεの関係を保つ。
さらに、制動減速度と液圧出力とのタイムラグ等により
、実際制動減速度αrが理想制動減速度αiより大きく
なってしまうと、サーボモータ31を反転させ、出力液
圧Pwを減圧させる。
このように、実際制動減速度αrと理想制動減速度αi
とを常に確認しながら1両制動減速度が一致する方向に
出力液圧Pwが制御される。
尚、出力液圧制御バルブ26は、バルブ開方向に作用す
る制御信号液圧Pcとマスタシリンダ液圧Pm及びバル
ブ閉方向に作用する出力液圧Pwを信号圧とし、入力液
圧Ppをマスタシリンダ液圧Pmの上昇に比例して上昇
する出力液圧Pwに制御すると共に、制御信号液圧Pc
の大小によって出力液圧Pwの制御が行なわれる。
以上説明してきたように、実施例のブレーキ制御装置A
にあっては、マスタシリンダ21からホイールシリンダ
28までの液圧回路を、マスタシリンダ液圧系とホイー
ルシリンダ液圧系との2系統に分け、一方のマスタシリ
ンダ液圧系には、ブレーキペダル20のペダルストロー
クを吸収するアキュムレータ23を設けたため、ブレー
キ踏力とブレーキストロークとの関係を一定に保ち、ブ
レーキフィーリングを悪化させない。
また、他方のホイールシリンダ液圧系には、出力液圧制
御バルブ26を設け、このバルブ26をマスタシリンダ
液圧Pm(ブレーキ踏力に相当する)に応じた制動減速
度が得られるように制御するようにしたため、ブレーキ
踏力と制動減速度との関係を一定に保つことができる。
また、アンチスキッド装置Bの作動時には、出力液圧P
wを保持するようにしたことで、ホイールシリンダ28
.28’への出力液圧Pwの過上昇が防1トされ、制動
圧発生システムの耐久性を保証し、エネルギロスも抑え
ることができると共に、アンチスキッド装置tBのアン
チスキッド制御作動も確保できる。
さらに、実施例では、アキュムレータ23,23、液圧
ポンプ24、出力液圧制御バルブ26゜26、制御信号
液圧バルブ29や油路等を1つのバルブボディ35に収
めたので、装置としてのコンパクト化を達成できる。
以上1本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく1本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、実施例では出力液圧制御バルブとしてスプール
弁タイプのものを示したが、ポール弁タイプの制御バル
ブ等、他の構造の制御バルブを用いてもよい。
また、実施例では制御荷重設定手段として、ソレノイド
バルブ構造の制御圧設定バルブを示したが、モータアク
チュエータにより作動するバルブであっても、直接に制
御荷重を発生するアクチュエータであってもよい。
また、実施例では踏力センサとして、ブレーキ踏力を間
接的に検出するマスタシリンダ液圧センサを示したが、
ブレーキ踏力を直接検出するものであっても、また、マ
スタシリンダストロークやアキュムレータストローク等
により間接的にブレーキ踏力を検出するものであっても
よい。
また、実施例では減速度センサとして、減速度を直接検
出するセンサを示したが、車速センサ(演算により減速
度を求めることができる)や輪荷重センサ等のように、
間接的に減速度を検出するセンサであってもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のブレーキ制御装置に
あっては、マスタシリンダからホイールシリンダまでの
液圧回路を、マスタシリンダからストローク吸収手段ま
でと、液圧発生手段からホイールシリンダまでの2系統
に分け、一方のマスタシリンダ液圧系にはストローク吸
収手段を設け、しかも、他方のホイールシリンダ液圧系
には出力液圧制御バルブを設け、このバルブを踏力に応
じた制動減速度が得られるように制御するようにしたた
め、ブレーキ踏力とブレーキストローク及びブレーキ踏
力と制動減速度との関係を共に一定に保つことができる
という効果が得られる。
また、アンチスキッド装置の作動時は、出力液圧制御を
停■1−するようにしたため、ホイールシリンダへの出
力液圧の過上Aを防Iにできると共に、アンチスキッド
装置による車輪ロック防1に作用を確保できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブレーキ制御装置を示すクレーム概念
図、第2図は実施例のブレーキ制御装置を示す図、第3
図は実施例装置のコントロールユニットにおける制御作
動の流れを示すフローチャート図である。 1・・・ブレーキペダル 2・・・マスタシリンダ 3・・・マスタシリンダ液圧油路 4・・・ストローク吸収手段 5・・・液圧発生手段 6・・・ホイールシリンダ 7・・・出力液圧制御バルブ 8・・・制御荷重設定手段 9・・・アンチスキッド装置 IO・・・減速度センサ 11・・・踏力センサ 12・・・制御手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ブレーキペダルへの踏力を液圧に変換するマスタシ
    リンダと、 マスタシリンダ液圧油路に設けられたストローク吸収手
    段と、 マスタシリンダ液圧及び制御荷重を信号荷重に含み、液
    圧発生手段からの入力液圧をホイールシリンダへの出力
    液圧に制御する出力液圧制御バルブと、 前記制御荷重を制御信号に応じて設定する制御荷重設定
    手段と、 車輪のスリップ状態を検知し、路面間摩擦係数が所定の
    範囲に収まるように制動液圧を制御するアンチスキッド
    装置と、 減速度センサ及び踏力センサを入力センサに含み、踏力
    に応じた制動減速度が得られる制御信号を前記制御荷重
    設定手段に出力すると共に、前記アンチスキッド装置の
    作動時は出力液圧制御を停止する制御手段と、を備えて
    いることを特徴とするブレーキ制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342365A (ja) * 1989-07-11 1991-02-22 Kayaba Ind Co Ltd 航空機のブレーキシステム
US5171073A (en) * 1989-11-07 1992-12-15 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Hydraulic pressure control system with three port spool valve
FR2725249A1 (fr) * 1994-09-30 1996-04-05 Honda Motor Co Ltd Dispositif de commande de la pression d'un liquide, notamment du liquide de freinage d'un vehicule

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