JPS6211572Y2 - - Google Patents

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JPS6211572Y2
JPS6211572Y2 JP2018583U JP2018583U JPS6211572Y2 JP S6211572 Y2 JPS6211572 Y2 JP S6211572Y2 JP 2018583 U JP2018583 U JP 2018583U JP 2018583 U JP2018583 U JP 2018583U JP S6211572 Y2 JPS6211572 Y2 JP S6211572Y2
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JP
Japan
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trimmer
housing
elongated hole
pin
moves
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JP2018583U
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JPS59125371U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は電気かみそりのトリマー開閉構造、更
に詳しくは、一端をハウジング前面に枢支してこ
の枢支点のまわりに回動自在となつたトリマー
を、ハウジング外面に設けたトリマーハンドルの
上下移動によりハウジング前面がわに収められた
閉位置と刃先縁が前方に突出する開位置との間で
開閉する電気かみそりのトリマー開閉構造に関す
るものである。
[背景技術] 一般に、一端がハウジングに枢支されたトリマ
ーをハウジングの他所に設けたトリマーハンドル
の上下動操作によつて枢支点のまわりに回転さ
せ、トリマーをハウジング前面がわに収める閉位
置と刃先縁がハウジング前方に突出する開位置と
の間で開閉する方式の電気かみそりにあつては、
トリマーに形成した長穴内にトリマーハンドルに
設けたピンを嵌入し、トリマーハンドルと連動し
て上下動するピンが長穴内で移動することにより
トリマーハンドルの上下動をトリマーの回転運動
に変換する方式が採用されている。しかしなが
ら、この方式では長穴がトリマーの開時及び閉時
とも鉛直方向に対して斜めに配向することとなる
ため、開時においては下向きの力、閉時において
は前向きの力が作用すると、ピンが容易に長穴内
で動くことにより、第1図に示すように、トリマ
ー5がハウジング1前方へ水平に突出する開位置
より下方にぐらついたり、或いは第2図に示すよ
うに、ハウジング1前面へ重複する閉位置より前
方に浮き上つたりして使い勝手が悪いという問題
があつた。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、主な目的とするところは、一端がハウジング
に枢支されこの枢支点のまわりに回転自在となつ
たトリマーをトリマーハンドルの上下動操作によ
つて、トリマーがハウジング前面がわに重複する
閉位置とトリマーの刃先縁がハウジングの前方に
突出する開位置との間で開閉する構造において、
トリマーの開時及び閉時でのぐらつきを無くし、
使い勝手のよいトリマー操作を得ることである。
[考案の開示] 本考案に係る電気かみそりのトリマー開閉構造
では、トリマー基台にくし歯状の固定刃及び可動
刃を備えたトリマーがトリマー基台の一端でハウ
ジング前面の一所に枢支され、トリマーがハウジ
ング前面がわに収められる閉位置とトリマーの刃
先縁をハウジング前方に突出させる開位置との間
で上記の枢支点のまわりに回転自在となり、ハウ
ジングの外面に沿つて上下動操作されるトリマー
ハンドルに連動して上下移動するピンがトリマー
基台に上記の枢支点よりも前方にずれた位置で形
成した長穴内に嵌入し、長穴内で拘束されながら
ピンが上下変位することによりトリマーが枢支点
のまわりで回転して上記の開位置と閉位置との間
で開閉する電気かみそりにおいて、長穴はトリマ
ーにおける上記枢支点に向けて長くなり、長穴の
一端にはトリマーの開閉両位置でピンが収められ
る切欠が形成され、長穴と切欠とがくの字状に折
曲した形で連続した構造が開示される。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。電気かみそりは、第3図乃至第5図に示すよ
うに、高さ及び左右巾に比べて前後長が大巾に短
くなつた薄形のハウジング1とハウジング上部に
取着される外刃ブロツク2及び外刃ブロツク2の
内面がわで往復動される内刃ブロツク3とで構成
される往復駆動形の電気かみそりである。ハウジ
ング1には、第3図及び第5図に示すように、内
部に上記の蓄電池6とモータ8の他、充電用の栓
刃11を備えたプラグユニツト10と充電用の電
子部品13を備えた部品ユニツト14より成る回
路ブロツク12及びモータ8の回転運動を内刃ブ
ロツク3の往復動に変換する駆動子30が収容さ
れる。蓄電池6、モータ8及び回路ブロツク12
は、ハウジング1内に組み込まれるシヤーシ16
上で電気接続され、シヤーシ16の一所に形成し
たスイツチ端子17とハウジング1外面で上下に
摺動するスイツチハンドル20に設けた接点板2
1によつて、モータ8と蓄電池6を含む電源回路
を開閉する電源スイツチが構成される。一方、外
刃ブロツク2はハウジング1上部へ着脱自在に取
付けられる外刃フレーム2aに薄板状の外刃2b
を取付けて構成される。トリマー5は、第4図及
び第5図に示すように、駆動子30とモータ8と
の間に対応する上下位置のハウジング1前面に形
成されトリマー収納部15に収められ、一端部の
左右両側に突出する軸18を夫々、第7図に示す
ように、トリマー収納部15の内側壁の軸穴19
に枢支することによりこの軸18のまわりで回転
自在となつており、トリマー収納部15の上縁に
はハウジング1前面に突出する上枠22が形成さ
れる。上記のスイツチハンドル20にはハウジン
グ1の左右の全巾に亘る巾広形状のものが用いら
れ、上下の二段階で移動し、下段位置でモータ8
を停止させ、上段位置でモータ8を駆動させて内
刃ブロツク3を駆動させる。このスイツチハンド
ル20の上方には上記の上枠22との間で凹所2
4が形成され、閉位置にあるトリマー5がその刃
先縁を下方に向けてこの凹所24内に収まり、不
使用時のトリマー5がハウジング1前面のスイツ
チハンドル20の厚み内に収まる。このトリマー
5は、トリマー収納部15へ枢支されるトリマー
基台5aと、トリマー基台5a上にその刃先縁を
トリマー基台5a先端がわに突出させて固定した
固定刃5b及びこの固定刃5b上で往復駆動する
可動刃5cとより構成され、可動刃5cはトリマ
ー5の使用時に上記駆動子30に連結されるトリ
マー駆動子5dによつて駆動される。上記の駆動
子30は両端をハウジング1上端に固定してハウ
ジング1内に収められ、駆動子30の一部に形成
した連結筒39がハウジング1上面の刃受台40
中央の開口41を通して上方に突出し、この連結
筒39に内刃ブロツク3が着脱自在に連結されて
おり、連結筒39の下方には上記のトリマー駆動
子5dと嵌合する継手31が形成されている。こ
の駆動子30は剛性を示す長方形状の基板32の
長手方向両端より夫々弾性を示す略U字状の弾性
脚33が延出する形状に合成樹脂で成形され、各
弾性脚33上端に形成した剛性を示す取付片34
を夫々刃受台40両端に固定してハウジング1内
上端部の左右の略全巾に亘つて配置されるもので
あつて、基板32の一側に形成した軸受35内に
モータ8の出力軸に連結された偏心カム9aの偏
心軸9bが嵌入し、モータ8の回転に伴つて両弾
性脚33を撓ませながら基板32が左右に往復駆
動される。トリマー5は、ハウジング1一側面の
上端部に配設したトリマーハンドル4の上下操作
によつて、上記トリマー収納部15に収められた
閉位置と、刃先縁が水平方向に突出する開位置と
の間で上記の軸18のまわりで開閉する例を示し
ており、第6図に示すように、トリマーハンドル
4よりハウジング1の内面に沿つて前面がわへ一
体に延出する剛性のアーム25先端のピン26が
トリマー5のトリマー基台5a側面に形成した略
くの字状のガイド穴23に嵌入してトリマーハン
ドル4がトリマー5に連結される。このガイド穴
23は、第8図に示すように、トリマー5をトリ
マー収納部15へ完全に収めた閉位置の時に、ト
リマー5を枢支する軸18より斜前下方でこの軸
18に向けて長く延びる位置に形成された長穴2
7とこの長穴27の一端に連続する切欠28とで
形成られて、このガイド穴23に嵌入するピン2
6が上記トリマーハンドル4の上下動に伴つて上
下の一直線上に変位するものであり、同図a,
b,c及び第9図に示すように、ピン26が上下
の一直線上に沿つて上昇する間にガイド穴23内
での相対位置を変えてトリマー5を閉位置より開
位置に移動させる。すなわち、トリマーハンドル
4を押し上げてピン26を上方に移動させると、
ガイド孔27内でのピン26の位置が、第9図の
イで示すように軸18より最も離れた切欠28内
より長穴27に沿つて同図のロで示す反対側の端
に進んでトリマー5を、第8図bで示す半開きの
状態にした後、今後は逆に第9図のハで示す切欠
28に戻り、トリマー5を水平に突出させるもの
であつて、この時、トリマー5の後端に突出する
上記のトリマー駆動子5dが駆動子30の継手3
1に嵌合してトリマー、すなわち、可動刃5cが
モータ8の出力を受けて駆動される。また、トリ
マーハンドル4を押下げてトリマー5を収納する
場合は、上記と逆の手順を経てトリマー5がトリ
マー収納部15内に収められるものであり、トリ
マー5が閉位置及び開位置にある時に、夫々第9
図のイとハで示すようにピン26が長穴27一端
の切欠28に収められ、各位置で切欠28が夫々
上下方向及び前後方向に配向することから、トリ
マー5に作用する外力によつてピン26が切欠2
8より離れて長穴27がわに移行しようとする際
の抵抗が大きくなり、この結果、トリマー5の閉
時においては、トリマーハンドル4の操作以外に
トリマー5に作用する外力によつてトリマー5が
不用意に開くようなことがなく、開時においても
同様にトリマーハンドル4を動かさない限り、ト
リマー5が不用意に閉じることがないものであつ
て、トリマー5が開閉両位置へ確実に位置決めさ
れる。
[考案の効果] 本考案は以上のように、一端をハウジングに枢
支したトリマーに形成した長穴に、トリマーハン
ドルの上下操作に運動して上下動するピンが嵌入
し、長穴内で拘束されながらピンが上下変位する
ことによりトリマーが枢支点のまわりで閉位置と
開位置との間で開閉し、長穴はトリマーの枢支点
に向けて長くなり、長穴の一端にはトリマーの開
閉両位置でピンが収められる切欠が形成され、長
穴と切欠とがくの字状に折曲した形で連続してい
るものであるため、トリマーの開閉両位置で夫々
ピンが切欠内に拘束されることにより、トリマー
に作用する外力によつてピンを切欠内より長穴が
わに移行させることに対して抵抗を示すものであ
つて、トリマーハンドルによつてピンを動かさな
いかぎり、容易にはトリマーが外力によつて開閉
されることがなく、その結果、トリマーハンドル
の操作によつて設定した開閉の両位置にトリマー
を確実に位置決めでき、使用中にトリマーがぐら
ついたり、不使用時にトリマーが飛び出したりす
ることがなく、使い勝手がよいという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来の問題点を示す説
明図、第3図は本考案の一実施例に係る電気かみ
そりの正断面図、第4図は第3図中のA−A線断
面図、第5図は第3図中のB−B線断面図、第6
図は第3図中のC−C線断面図、第7図は第4図
中のD−D線断面図、第8図a,b,cは夫々同
上のトリマーブロツクの動作説明図、第9図は同
上のトリマーブロツクの開閉操作時における長穴
内でのピンの位置を示す説明図であり、1はハウ
ジング、4はトリマーハンドル、5はトリマー、
5aはトリマー基台、5bは固定刃、5cは可動
刃、25はアーム、26はピン、27は長穴、2
8は切欠である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. くし歯状の固定刃及びこの固定刃上で往復摺動
    するくし歯状の可動刃をトリマー基台に備えたト
    リマーと、この可動刃を往復駆動する駆動源を内
    蔵したハウジングと、ハウジングの外面に沿つて
    上下移動するトリマーハンドルとより成り、上記
    トリマーはトリマー基台の一端でハウジング前面
    の一所に枢支されてトリマーをハウジング前面が
    わに収める閉位置とトリマーの刃先縁をハウジン
    グ前方に突出させる開位置との間でハウジングと
    の枢支点のまわりに回転自在となり、上記の枢支
    点よりハウジングの前方にずれた位置のトリマー
    基台に長穴が形成され、上記トリマーハンドルよ
    り延出しトリマーハンドルの上下移動に伴つて上
    下変位するピンが上記長穴に嵌入し、長穴内に拘
    束されながらピンが上下変位することにより上記
    トリマーが一端の枢支点のまわりで回転して上記
    開位置と閉位置との間で開閉する電気かみそりに
    おいて、上記長穴はハウジングとトリマーとの枢
    支点に向けて長くなり、この長穴の一端には上記
    トリマーの開閉両位置で上記のピンが収められる
    切欠が形成され、長穴と切欠とがくの字状に折曲
    した形で連続した電気かみそりのトリマー開閉構
    造。
JP2018583U 1983-02-15 1983-02-15 電気かみそりのトリマ−開閉構造 Granted JPS59125371U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018583U JPS59125371U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 電気かみそりのトリマ−開閉構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018583U JPS59125371U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 電気かみそりのトリマ−開閉構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59125371U JPS59125371U (ja) 1984-08-23
JPS6211572Y2 true JPS6211572Y2 (ja) 1987-03-19

Family

ID=30151314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018583U Granted JPS59125371U (ja) 1983-02-15 1983-02-15 電気かみそりのトリマ−開閉構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS59125371U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59125371U (ja) 1984-08-23

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