JPS62115620A - パツフア形ガスしや断器 - Google Patents

パツフア形ガスしや断器

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JPS62115620A
JPS62115620A JP25493485A JP25493485A JPS62115620A JP S62115620 A JPS62115620 A JP S62115620A JP 25493485 A JP25493485 A JP 25493485A JP 25493485 A JP25493485 A JP 25493485A JP S62115620 A JPS62115620 A JP S62115620A
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均 溝口
久利 池田
豊田 充
悟 柳父
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、バッファ形ガスしゃ断器に関するものであっ
て、特に、しゃ断時に発生するアークに吹き付ける消弧
性カスを効果的に活用する吹き付は機構に改良を施した
ものである。
[発明の技術的背景とその問題点] SF6ガス等の消弧性ガスをアークに吹き付ける高圧ガ
スしゃ断器は、高い電圧に容易に耐えるので幅広く利用
されている。中でも接点解離時の駆動力を利用して消弧
性ガスを圧縮し、その圧縮ガスをアークに吹き付けるバ
ッファ形ガスしゃ断器は構造が簡単であるので、高圧し
ゃ断器の主流となっている。
この様なバッファ形ガスしゃ断器においては、近年、送
電容量の増大による短絡容重の増加に伴って、そのしゃ
断容量も増加の一途を辿っている。
その反面、機器の小型化のため、一点当たりのしゃ断容
量を増加させ、しゃ断器の直列しゃ断点数の減少が図ら
れている。このため、しゃ断器のしゃ断性能としては、
しゃ断器の極間の電界設計と共に、ガス吹き付は機構の
最適化が要求されている。
第2図に、従来から用いられてきたバッファ形ガスしゃ
断器の消弧室の構造を示した。即ち、円柱状の固定アー
ク接触子1と対向する位置に、操作ロッド4の先端部に
支持された可動アーク接触子3が配設されている。この
操作ロッド4には可動パンツフシリンダ5が装着固定さ
れており、この可動バッファシリンダ5と、図示してい
ない容器内に固定されている固定バッファピストン6と
の間に圧縮室7が形成されている。また、この圧縮室7
を形成している可動バッファシリンダ5には、可動アー
ク接触子3の外側に絶縁ガスを流出するための開口部5
aが設けられ、さらに、可動アーク接触子3の外側には
、前記間口部5aより流出した絶縁ガスの流路10を形
成するための絶縁ノズル8が、可動通電接触子9によっ
て固定支持されている。
この様な構成を有する従来のバッファ形ガスしゃ断器に
おいて、しゃ断指令が与えられると、図示しない操作機
構部が作動して、操作[1ツド4が開極方向に駆動され
、この操作ロッド4に連結された可動アーク接触子3及
び可動通電接触子9とを、固定アーク接触子1及び固定
通電接触子2から解離させる。この結果、固定アーク接
触子1と可動アーク接触子3との間にアークが発生する
一方、操作0ツド4が開極方向に駆動される結果、この
操作ロッド4に装着された可動バッフ1シリンダ5も右
方へ駆動され、この可動バッファシリンダ5と固定バッ
ファピストン6によって形成された圧縮室7内の消弧性
ガスが圧縮される。
この様にして圧縮された絶縁ガスは、可動パンツフシリ
ンダ5に設けられた開口部5aを通り、可動アーク接触
子3と絶縁ノズル8の間に形成された流路10を通り、
絶縁ノズル8の先端の開口部8aからアークへ吹ぎ付け
られ、このアークを消弧する。
しかしながら、上述のバッファ形ガスしゃ断器において
は、大電流をしゃ断する場合には、大きなノズルに充分
な絶縁ガスを流さなければならない。そのため、可動バ
ッファシリンダ5の径を大きくするか、長さを長くして
、そのシリンダ5を高速で動かしてシリンダ内の圧力を
高める必要があった。従って、操作ロッド4を駆動する
駆動装置を大型化しなければならないという欠点があっ
た。
一方、前述した様なバッファ形ガスしゃ断器のように大
きな駆動力を必要としない消弧室を開発するために、種
々の消弧室が研究されている。その中の一つに、自刃消
弧形の消弧室があるが、これはアークの熱エネルギーに
よってシリンダ内のガスを加熱して、その圧力を高め、
吹付(プガス流を1りる方法である。
第3図に自刃消弧形ガスしゃ断器の消弧室の一例を示し
た。即ち、固定接触子11の外側に、固定接触子の保護
カバー12が設けられ、さらに保護カバー12の外側に
はシリンダ13に支持された絶縁ノズル14が配設され
ている。この様な構成を有する自刃消弧形ガスしゃ断器
においては、第3図(A)に示した閉極中は、固定接触
子11と可動接触子15とが接触して通電している。次
に、間極肋作が開始づると、初め固定接触子11と可動
接触子15との間にアークが発生するが、固定接触子の
保護カバー12が固定接触子11を包囲しているので、
第3図(B)に示した様に、アークは保護カバー12に
移る。そして、可動接触子15の先端が絶縁ノズル14
の開口部14aから抜は出すまで、アークによって熱せ
られたガスはシリンダ13内に流れ込み、シリンダ13
内のガスを熱し、その内部の圧力を高める。そして、開
極動作が進行して、可動接触子15が絶縁ノズル14の
開口部14aから抜けると、シリンダ13内のガスは絶
縁ノズル14から急激に吹き出し、アークを消弧する。
しかしながら、第3図に示した様な自刃消弧形ガスしゃ
断器においては、シリンダ13内のガスの加熱が、絶縁
ノズル14の開口部14aの付近で行なわれるので、シ
リンダ13内のガスと充分に混合せず、絶縁ノズル14
の出口付近の熱せられたガスのみが吹き出すため、消弧
性能はあまり良くない。また、可動接触子15が絶縁ノ
ズル開口部14aから抜けた直後の電流零点でしゃ断さ
れず、次の半波でしゃ断しようとする場合、ノズルが開
口しているので、その半波ではシリンダ13への熱の流
入が充分ではなく、従って、充分な圧力上昇が得られず
、しゃ断性能が低下するという欠点があった。さらに、
この様な自刃消弧形ガスしゃ断器は、バッファ形ガスし
ゃ断器の様に機械力による圧縮動作を行なわないので、
強い消弧力は得られず、72KV以上のしゃ断器として
使用することはできない。
そこで、前記2つのしゃ断器の長所を組合せて、より効
率的なしゃ断器を開発することが切望されている。
[発明の目的] 本発明は、上述の様な従来のバッファ形ガスしゃ断器の
問題点を解消するために提案されたもので、その目的は
、大電流のしゃ断に充分なガス流量を効率良く得ること
ができ、しかも駆動エネルギーの小さい、効果的な消弧
を可能にしたバッファ形ガスしゃ断器を提供することに
ある。
[発明の概要] 本発明のバッファ形ガスしゃ断器は、可動アーク接触子
を駆動する操作ロッドを中空の円筒状に形成し、その先
端部に可動アーク接触子及び絶縁ノズルを取付け、また
、前記可動アーク接触子と絶縁ノズルの間にそれらと同
心の筒状の絶縁カバーを配設し、さらに、前記操作ロッ
ドの先端部に、前記可動アーク接触子と絶縁カバーとの
間に昇圧ガス流路を形成し、また、前記絶縁カバーと絶
縁ノズルとの間に消弧ガスの吹付は路を形成し、一方、
前記操作ロッドの中空部には、バネによって固定アーク
接触子側に付勢される絶縁棒を設け、しゃ断器の開極動
作時に、前記絶縁棒が、前記絶縁カバーの先端部内に突
出して、その昇圧ガス流路の断面積を減ずる様に構成し
たことにより、可動アーク匿触子と固定アーク接触子と
の間に発生したアークの内、可動アーク接触子と絶縁カ
バーとの間のアークによる高温ガス流を圧縮室内に流入
させ、操作ロッドの駆動力によって圧縮されている圧縮
室内のガスに、より高い圧力を与えて、強いガス流をア
ークに吹付けることができる様にしたものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて具体的に説
明する。なお、第2図及び第3図に示した従来型と同一
部材には同一符号を付し、説明は省略する。
*構成* 本実施例において、操作ロッド20が中空の円筒状に形
成され、その先端部にフランジ部21が設(プられ、こ
のフランジ21に前記操作ロッド20と一体化されて駆
動される可動バッフ1シリンダ22が取付けられている
。また、このフランジ部21の固定アーク接触子1側に
は、可動アーク接触子3、絶縁ノズル8及びこの絶縁ノ
ズル8をフランジ部21に固定するための可動通電接触
子9が取付けられている。さらに、前記可動アーク接触
子3と絶縁ノズル8の間には、それらと同心の筒状の絶
縁カバー23が配設され、その先端部23aが可動アー
ク接触子3の先端部の前方、且つ絶縁ノズル8の先端部
の後方に位置され、中心側に屈曲されている。
また、前記操作ロッド20のフランジ部21には、前記
可動アーク接触子3と絶縁カバー23の取付部の間に昇
圧ガス流路21aが、さらに、絶縁カバー23と絶縁ノ
ズル8の取付部の間に消弧ガスの吹付は路21bが形成
されている。
一方、操作ロッド20の中空部24には、2つの係合部
24a、24bが形成され、この係合部24a、24b
の間に、中空部24内を摺動する絶縁棒25及びこの絶
縁棒25を固定アーク接触子1側に付勢するバネ26が
配設されている。この絶縁棒25には、前記係合部24
aと係合するフランジ部25aが設けられている。また
、この絶縁棒25の径は、前記可動アーク接触子3の最
小内径より小さく設定されている。
なお、この絶縁棒25の長さLは、開極動作中。
操作ロッド20が図中右方へ吏だけ移動した時に、操作
ロッド20の係合部24aと絶縁棒25のフランジ部2
5aとが係合し、このとき、絶縁棒の先端部25bが前
記絶縁カバー23の先端部23aより、やや前方(固定
アーク接触子1側)に突出し、絶縁カバー23の先端部
の開口部の断面積を小さくする様に構成されている。
*作用* この様な構成を有する本実施例のバッファ形ガスしゃ断
器においては、しゃ断器の閉極中は、第1図(A>に示
した様に、操作ロッド20は固定アーク接触子1側に位
置し、その中空部24に配設されている絶縁棒25はバ
ネ26によって固定アーク接触子1側に付勢され、固定
アーク接触子1と接している。
次に、しゃ断指令が与えられ開極動作が開始されると、
図示していない操作機構部が動作し、操作ロッド20が
図中右方へ駆動され、固定アーク接触子1と可動アーク
接触子3が解離すると、両者の間にアークが発生する。
このどき、絶縁棒25はバネ26の付勢力によって固定
アーク接触子1側に押圧されているので、絶縁棒25の
先端部25bは、第1図(B)に示した様に、固定アー
ク接触子1と接触している。
さらに開極動作が進み、操作ロッド20が図中右方へ吏
だけ移動すると、操作ロッド20の中空部24に形成さ
れている係合部24aと絶縁棒25のフランジ部25a
とが係合し、その後は、絶縁棒25は操作ロッド20と
共に図中右方へ移動する。この時、絶縁棒25の先端部
25bが絶縁カバー23の開口部の中に入り込み、その
開口部の断面積を小さくする。
この様な状態において、可動アーク接触子3と固定アー
ク接触子1の間に発生したアーク27の内、可動アーク
接触子3と絶縁カバー23の間のアーク27aによって
発生する高温ガスは、第1図(C)に示した様に、ガス
流Aとなって操作ロッド2oのフランジ部21に形成さ
れた昇圧ガス流路21aを通って、可動バッファシリン
ダ22内に進入し、可動バッファシリンダ22内の温度
を上昇させる。一方、可動バッファシリンダ22とバッ
ファピストン6によって形成される圧縮室7の容積は、
開極動作が進行するにつれて縮小しているので、可動バ
ッファシリンダ22内は、圧縮作用と熱作用によって、
より高い圧力が得られ、圧縮室内のガスは強いガス流B
となって、操作ロッド20のフランジ部21に形成され
た消弧ガスの吹付は路21bを通ってアーク27に吹付
けられ、アーク27を消弧する。
この様に、従来のバッファ形ガスしゃ断器と自刃消弧形
ガスしゃ断器の長所を組合せることにより、より効率の
良いしゃ断動作を可能とすることができる。
*他の実施例* なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく
、絶縁カバー23を絶縁棒25及び可動通電接触子9と
同様に、絶縁材料を用いて形成しても良い。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、小さな駆動エネルギーで
、大電流のしゃ断に充分なガス流量を効率良く得ること
ができる、効果的な消弧を可能にしたバッファ形ガスし
ゃ断器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のバッファ形ガスしゃ断器の一実施例
を示す断面図であり、(A>はし15断器の閉極中、(
B)、(C)は開極動作中を示し、第2図は、従来のバ
ッファ形ガスしゃ断器の消弧室の構成を示す断面図、第
3図は、従来の自刃消弧形ガスしゃ断器の構成を示す断
面図であり、(A>は閉極中、(B)は開極動作中を示
している。 1・・・固定アーク接触子、2・・・固定通電接触子、
3・・・可動アーク接触子、4・・・操作ロッド、5・
・・可動バッファシリンダ、5a・・・開口部、6・・
・固定バッフ7ピストン、7・・・圧縮室、8・・・絶
縁ノズル、9・・・可動通電接触子、10・・・ガス流
路、11・・・固定接触子、12・・・保護カバー、1
3・・・シリンダ、14・・・絶縁ノズル、14a・・
・開口部、15・・・可動接触子、20・・・操作ロッ
ド、21・・・7ランジ、21a・・・4圧ガス流路、
21b・・・消弧ガスの吹付は路、22・・・可動バッ
フ1シリンダ、23・・・絶縁カバー、24・・・中空
部、24a、24b・・・係合部、25・・・絶縁棒、
25a・・・フランジ部、26・・・バネ、27・・・
アーク。 代即人弁理士 則近 憲侑 同    三俣 弘文

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 共通の中心軸上に互いに接離可能に配置された固定アー
    ク接触子と可動アーク接触子とを備え、可動アーク接触
    子を駆動する操作ロッドの先端に可動バッファシリンダ
    が設けられ、この可動バッファシリンダの内部にはバッ
    ファピストンが設けられ、可動バッファシリンダとバッ
    ファピストンとの間に圧縮室が形成され、固定アーク接
    触子と可動アーク接触子との開離時に発生するアークに
    対して、前記圧縮室内において圧縮された消弧性ガスを
    吹き付けて消弧するバッファ形ガスしゃ断器において、 前記操作ロッドが中空の円筒状に形成され、その先端部
    に可動アーク接触子と絶縁ノズルが同心円状に取付けら
    れ、また、前記可動アーク接触子と絶縁ノズルの間にそ
    れらと同心の筒状の絶縁カバーが配設され、さらに、前
    記操作ロッドの先端部には、前記可動アーク接触子と絶
    縁カバーとの間に圧縮室へ連なる昇圧ガス流路が形成さ
    れ、また、前記絶縁カバーと絶縁ノズルとの間に圧縮室
    からノズル先端に連通する消弧ガスの吹付け路が形成さ
    れ、一方、前記操作ロッドの中空部には、バネによって
    固定アーク接触子側に付勢された絶縁棒が設けられ、前
    記絶縁棒が、しゃ断器の開極動作時に、絶縁カバーの先
    端部内に突出して、その昇圧ガス流路の入り口部の断面
    積を減ずる様に構成されていることを特徴とするバッフ
    ァ形ガスしゃ断器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340326A (ja) * 1989-07-06 1991-02-21 Meidensha Corp パッファ形ガス遮断器
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US5148060A (en) * 1989-12-14 1992-09-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Ecl input buffer for bicmos

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JPS6224519A (ja) * 1985-07-24 1987-02-02 株式会社東芝 ガスしや断器

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