JPH11111127A - パッファ形ガス遮断器 - Google Patents

パッファ形ガス遮断器

Info

Publication number
JPH11111127A
JPH11111127A JP27621797A JP27621797A JPH11111127A JP H11111127 A JPH11111127 A JP H11111127A JP 27621797 A JP27621797 A JP 27621797A JP 27621797 A JP27621797 A JP 27621797A JP H11111127 A JPH11111127 A JP H11111127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
arc
movable
puffer
opposing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27621797A
Other languages
English (en)
Inventor
Naokazu Iwanade
直和 岩撫
Tadashi Mori
正 森
Hitoshi Mizoguchi
均 溝口
Katsumi Suzuki
克巳 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP27621797A priority Critical patent/JPH11111127A/ja
Publication of JPH11111127A publication Critical patent/JPH11111127A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/70Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/7015Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid characterised by flow directing elements associated with contacts
    • H01H33/7023Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid characterised by flow directing elements associated with contacts characterised by an insulating tubular gas flow enhancing nozzle

Landscapes

  • Circuit Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた絶縁性能を確保しつつ対向する2つの
アーク接触子間の距離を短縮して、機器の小形化に貢献
することが可能なパッファ形ガス遮断器を提供する。 【解決手段】 対向部11には絶縁ノズル5に対向して
対向部11と同電位のシールド電極13が設けられてい
る。シールド電極13は対向アーク接触子9および対向
通電接触子10と同心上に配置されている。また、シー
ルド電極13にはコイルバネ14が取付けられている。
このようなシールド電極13は絶縁ノズル5の先端部に
より可動部8側と反対方向に押し込まれ、絶縁ノズル5
が離れるとコイルバネ14の働きにより元の位置に戻さ
れて対向アーク接触子9を包囲するように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパッファ形ガス遮断
器に係り、特に、2つのアーク接触子間距離の短縮化を
図ったパッファ形ガス遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ガス遮断器の1タイプとして
パッファ形ガス遮断器が知られている。パッファ形ガス
遮断器とは、開極時に消孤性ガスを加圧するパッファ室
を備えた遮断器であり、このパッファ室内にて加圧した
消孤性ガスを絶縁ノズルからアークに吹き付けることに
より、小形でありながら優れた遮断性能を発揮すること
ができる。したがって、遮断電流が増大傾向にある近年
では、このようなパッファ形ガス遮断器の需要が高まっ
ている。
【0003】ここで、図8を参照してパッファ形ガス遮
断器の従来例を具体的に説明する。図8はパッファ形ガ
ス遮断器の投入状態を示す構成図である。消孤性ガスを
充填した容器(図示せず)には接離動作方向に往復動自
在な可動部8と、この可動部8に対向する対向部11と
が配置されている。対向部11には可動部8方向に突出
して対向アーク接触子9と対向通電接触子10とが同心
上に設けられている。
【0004】可動部8にはパッファシリンダ2とこのパ
ッファシリンダ2内を摺動するパッファピストン7が設
けられており、パッファシリンダ2およびパッファピス
トン7に囲まれてパッファ室3が形成されている。ま
た、パッファシリンダ2内には駆動部(図示せず)に連
結された操作ロッド4が取付けられている。さらに、パ
ッファシリンダ2の前面には可動アーク接触子1、絶縁
ノズル5および可動通電接触子6が中心側から順次、同
心上に設置されている。このうち、可動アーク接触子1
は前記対向アーク接触子9に対して、可動通電接触子6
は対向通電接触子10に対して、それぞれ接離可能とな
るように接触子同士が対向して配置されている。また、
絶縁ノズル5には可動アーク接触子1を包囲するように
配置されており、前記パッファ室3から消弧性ガスが送
り込まれるように構成されている。
【0005】以上のようなパッファ形ガス遮断器におい
て、開極動作を行うと、可動アーク接触子1および対向
アーク接触子9間にはアークが発生する。また、開極時
には駆動部からの駆動力を受けて操作ロッド4が駆動部
側に移動する。そのため、操作ロッド4と共にパッファ
シリンダ2が駆動部側に移動し、パッファピストン7と
の相対的な距離が縮まってパッファ室3内の消孤性ガス
を圧縮する。そして、パッファ室3から圧縮した消孤性
ガスを絶縁ノズル5に送り込み、絶縁ノズル5は消孤性
ガスをアーク接触子1,9間のアークに噴射し、アーク
を消孤することができる。なお、アークの消弧が完了し
た後には、対向する2組の接触子同士、すなわち対向ア
ーク接触子9と可動アーク接触子1、対向通電接触子1
0と可動通電接触子6は、開極状態で絶縁状態を保って
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来のパッファ形ガス遮断器には次のような問題
点があった。すなわち、開極時にアークが発生する可動
アーク接触子1および対向アーク接触子9の先端付近で
は電界が高くなっている。したがって、開極状態で両ア
ーク接触子1,9同士の絶縁状態を確保するためには、
アーク接触子1,9間の距離を長く設定しなくてはなら
なかった。この結果、アーク接触子間1,9距離が増大
し、機器の大形化を招くという問題が生じていた。
【0007】本発明は上記の問題を解決するために提案
されたものであり、その目的は、優れた絶縁性能を確保
しつつ対向する2つのアーク接触子間の距離を短縮する
ことができ、これにより機器の小形化に貢献することが
可能なパッファ形ガス遮断器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、消弧性ガスを充填した容器内に
は接離動作方向に往復動自在な可動部と、この可動部に
対向する対向部とが配置され、前記対向部には対向アー
ク接触子と対向通電接触子とが同心上に設けられ、前記
可動部にはパッファシリンダとこのパッファシリンダ内
を摺動するパッファピストンとに囲まれてパッファ室が
設けられ、前記パッファシリンダ前面には前記対向アー
ク接触子に接離可能な可動アーク接触子と、前記パッフ
ァ室から消弧性ガスが送り込まれる絶縁ノズルと、前記
対向通電接触子に接離可能な可動通電接触子とが同心上
に設置され、遮断時に前記パッファ室を圧縮して消弧性
ガスを前記絶縁ノズルに送り込み、前記対向アーク接触
子と前記可動アーク接触子との間に発生したアークに対
して前記絶縁ノズルから消弧性ガスを吹き付けて前記ア
ークを消弧せしめるよう構成されたパッファ形ガス遮断
器において、前記対向部には前記絶縁ノズルに対向して
前記対向部と同電位のシールド電極が設けられ、前記シ
ールド電極は、前記対向アーク接触子と前記対向通電接
触子との間にこれら接触子と同心上に配置されると共
に、前記絶縁ノズルにより前記可動部側と反対方向に押
し込まれ、前記絶縁ノズルが離れると元の位置に戻され
て対向アーク接触子を包囲するように構成されたことを
特徴とする。
【0009】以上のような構成を有する請求項1の発明
では、投入時には絶縁ノズルがシールド電極を可動部側
と反対方向に押し込んでいる。この状態から開極動作に
移行すると、可動部の移動に伴って絶縁ノズルがシール
ド電極から離れ、シールド電極は可動部側方向に移動し
て元の位置に戻る。そのため、開極初期から開極完了後
に至るまで、対向部と同電位であるシールド電極が対向
アーク接触子を包囲することになり、可動アーク接触子
と対向アーク接触子との間でアークが発生しても、対向
アーク接触子先端部における電界を緩和することができ
る。
【0010】また、請求項2の発明は、消弧性ガスを充
填した容器内には接離動作方向に往復動自在な可動部
と、この可動部に対向する対向部とが配置され、前記対
向部には対向アーク接触子と対向通電接触子とが同心上
に設けられ、前記可動部にはパッファシリンダとこのパ
ッファシリンダ内を摺動するパッファピストンとに囲ま
れてパッファ室が設けられ、前記パッファシリンダ前面
には前記対向アーク接触子に接離可能な可動アーク接触
子と、前記パッファ室から消弧性ガスが送り込まれる絶
縁ノズルと、前記対向通電接触子に接離可能な可動通電
接触子とが同心上に設置され、遮断時に前記パッファ室
を圧縮して消弧性ガスを前記絶縁ノズルに送り込み、前
記対向アーク接触子と前記可動アーク接触子との間に発
生したアークに対して前記絶縁ノズルから消弧性ガスを
吹き付けて前記アークを消弧せしめるよう構成されたパ
ッファ形ガス遮断器において、前記対向部には前記対向
通電接触子に対向して前記対向部と同電位のシールド電
極が設けられ、前記シールド電極は、前記対向アーク接
触子と前記対向通電接触子との間にこれら接触子とは同
心上に配置されると共に、前記可動通電接触子により前
記可動部側と反対方向に押し込まれ、前記可動通電接触
子が離れると元の位置に戻されて対向アーク接触子を包
囲するように構成されたことを特徴とする。
【0011】以上のような構成を有する請求項2の発明
においては、シールド電極を押し込む部材を、請求項1
の発明での絶縁ノズルから可動通電接触子に代えただけ
であり、その作用効果は請求項1の発明のそれとほぼ同
様である。すなわち、投入時には可動通電接触子がシー
ルド電極を可動部側と反対方向に押し込むが、開極時に
は可動部の移動に伴って可動通電接触子がシールド電極
から離れ、シールド電極は可動部側方向に移動して元の
位置に戻る。そのため、開極時はシールド電極が対向ア
ーク接触子を包囲し、開極初期から開極完了後に至るま
で対向アーク接触子の先端部の電界を緩和することがで
きる。これにより、両アーク接触子間の距離を短くして
も、アーク接触子同士の絶縁状態を確保することが可能
となる。
【0012】また、請求項2の発明では、シールド電極
が可動通電接触子に対向しているが、対向部側方向への
突出長さは通常、可動通電接触子の方が絶縁ノズルより
も短い。そのため、絶縁ノズルでシールド電極を押し込
むよりも可動通電接触子でシールド電極を押し込んだ方
がシールド電極の移動ストロークは少なくて済む。した
がって、パッファ形ガス遮断器の小形化をいっそう進め
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
について図面を参照して具体的に説明する。なお、図8
にて示した従来例と同一の部材に関しては同一の符号を
付し、説明は省略する。
【0014】(1)第1の実施の形態 [構成]図1および図2を用いて、請求項1に対応した
第1の実施の形態について詳しく説明する。図1は第1
の実施の形態に係るパッファ形ガス遮断器の開極状態を
示しており、図2は同パッファ形ガス遮断器の投入状態
を示している。
【0015】対向部11には絶縁ノズル5に対向して対
向部11と同電位のシールド電極13が設けられてい
る。このシールド電極13は対向アーク接触子9および
対向通電接触子10と同心上で、且つその先端部がこれ
ら接触子9,10のほぼ中間に位置するように配置され
ている。また、シールド電極13は絶縁ノズル5の先端
部により可動部8側と反対方向に押し込まれ、絶縁ノズ
ル5が離れると元の位置に戻されて対向アーク接触子9
を包囲するように構成されている。
【0016】具体的には次のような構成により、シール
ド電極13は元の位置に復帰するようになっている。す
なわち、対向部11にはパッファ形ガス遮断器の容器中
心方向に向かう複数の係止部19が設けられている。こ
の係止部19の可動部8側と反対方向にはコイルバネ1
4が設置されており、係止部19にコイルバネ14の一
端部が取付けられている。また、コイルバネ14の他端
部はシールド電極13に取付けられている。
【0017】(作用効果)以上のような構成を有する第
1の実施の形態において、図2の投入状態では絶縁ノズ
ル5の先端部がシールド電極13を可動部8側と反対方
向に押し込んでいる。このとき、コイルバネ14は自然
長から可動部8側と反対方向に伸びている。
【0018】以上の状態から図1の開極状態に移行する
と、操作ロッド4が駆動部からの駆動力を受けて可動部
8が駆動部側に移動する。この可動部8の移動に伴っ
て、絶縁ノズル5がシールド電極13から離れ、シール
ド電極13はコイルバネ14の蓄勢力により可動部8側
方向に移動して元の位置に戻る。
【0019】そのため開極状態では、対向部11と同電
位のシールド電極13が対向アーク接触子9に近い位置
でこれを包囲する。したがって、開極時に可動アーク接
触子1と対向アーク接触子9との間でアーク12が発生
しても、シールド電極13が対向アーク接触子9先端部
における電界を確実に緩和することができる。この結
果、開極状態での両アーク接触子1,9間の距離を短く
しても、アーク接触子1,9同士の絶縁状態を確保する
ことができる。
【0020】以上のような第1の実施の形態によれば、
開極初期から開極完了後に至るまで、シールド電極13
が対向アーク接触子9先端の電界を緩和できるので、ア
ーク接触子1,9同士の絶縁状態を確保しつつ、両アー
ク接触子1,9間の距離を短縮することができる。この
ようにシールド電極13を設けるという簡単な構成によ
り、パッファ形ガス遮断器の小形化に寄与することが可
能となる。
【0021】(2)第2の実施の形態 [構成]図3を用いて、請求項2に対応した第2の実施
の形態について説明する。図3は第2の実施の形態に係
るパッファ形ガス遮断器の投入状態を示している。
【0022】対向部11には絶縁ノズル5に対向して対
向部11と同電位のシールド電極13が設けられてい
る。このシールド電極13は対向アーク接触子9および
対向通電接触子10との同心上で、且つその先端部が対
向通電接触子10寄りに位置するように配置されてい
る。また、シールド電極13は可動通電接触子6により
可動部8側と反対方向に押し込まれ、可動通電接触子6
が離れると元の位置に戻されて対向アーク接触子9を包
囲するように構成されている。つまり第2の実施の形態
では、シールド電極13を押し込む部材を可動通電接触
子6とする点に構成上の特徴がある。
【0023】また、シールド電極13を元の位置に復帰
させるためのコイルバネ14の設置位置が上記第1の実
施の形態とは反対である。すなわち、上記第1の実施の
形態ではコイルバネ14が係止部19の可動部8側と反
対方向に設置されているが、第2の実施の形態ではコイ
ルバネ14が係止部19の可動部8側に設置されてい
る。このように設置されたコイルバネ14は、シールド
電極13が可動通電接触子6により可動部8側と反対方
向に押し込まれると、自然長から可動部8側と反対方向
に収縮するように構成されている。
【0024】(作用効果)以上のような構成を有する第
2の実施の形態においては、投入時には可動通電接触子
6がシールド電極13を可動部8側と反対方向に押し込
んでおり、コイルバネ14は自然長から可動部8側と反
対方向に収縮している(図3の状態)。
【0025】この状態から開極状態に移行すると、操作
ロッド4が駆動部からの駆動力を受けて可動部8が駆動
部側に移動し、この可動部8の移動に伴って可動通電接
触子6がシールド電極13から離れる。そのため、シー
ルド電極13はコイルバネ14の蓄勢力により可動部側
8方向に移動して元の位置に戻る。
【0026】したがって、開極時はシールド電極13が
対向アーク接触子9を包囲し、開極初期から開極完了後
に至るまで対向アーク接触子の先端部の電界を緩和する
ことができる。これにより、両アーク接触子1,9間の
距離を短くしても、アーク接触子1,9同士の絶縁状態
を確保することが可能となる。
【0027】しかも、シールド電極13が可動通電接触
子6に対向した第2の実施の形態では、上記第1の実施
の形態に比べて、シールド電極13の移動ストロークは
少なくて済む。これは、可動通電接触子6の対向部11
側方向への突出長さが絶縁ノズル5のそれよりも短いた
めである。このような第2の実施の形態によれば、パッ
ファ形ガス遮断器の小形化をいっそう進めることができ
る。
【0028】(3)他の実施の形態 なお、本発明は以上のような実施の形態に限定されるも
のではなく、次のような実施の形態も包含している。例
えば、シールド電極13と絶縁ノズル5とが接触する部
分に関しては、両者の先端部同士に限らず、絶縁ノズル
5内側に形成した凸部15(図4参照)、絶縁ノズル5
外側に形成した凸部16(図5参照)、あるいはシール
ド電極13内側に形成した凸部17(図6参照)、さら
には図示しないがシールド電極13外側に形成した凸部
であっても良い。
【0029】また、シールド電極13と可動通電接触子
6とが接触する部分に関しても、両者の先端部同士に限
らず、シールド電極13外側に形成した凸部18(図6
参照)をはじめとして、シールド電極13内側に形成し
た凸部や可動通電接触子6の内側または外側の凸部(い
ずれも図示せず)であっても構わない。
【0030】以上のような凸部によりシールド電極13
を押し込む実施の形態によれば、凸部と絶縁ノズル5の
先端部または凸部と可動通電接触子6の先端部という広
い部分でシールド電極13の先端部を押し込むことがで
きる。そのため、シールド電極13の押し込み動作に対
する信頼性を高めることが可能である。
【0031】また、シールド電極の先端部や上記凸部を
耐アーク性の金属部材で構成する実施の形態も包含す
る。このような実施の形態によれば、耐久性の向上を図
ることができる。さらには、シールド電極を元の位置に
戻すための弾性部材の構成や設置位置および設置数など
は適宜変更可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のパッファ形
ガス遮断器によれば、対向アーク接触子を包囲するシー
ルド電極を設けるといった極めて簡単な構成により、優
れた絶縁性能を確保しつつ対向する2つのアーク接触子
間の距離を短縮することが可能となり、これにより機器
の小形化に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の開極状態を示す構
成図
【図2】本発明の第1の実施の形態の投入状態を示す構
成図
【図3】本発明の第2の実施の形態の投入状態を示す構
成図
【図4】本発明の他の実施の形態の投入状態を示す構成
【図5】本発明の他の実施の形態の投入状態を示す構成
【図6】本発明の他の実施の形態の投入状態を示す構成
【図7】本発明の他の実施の形態の投入状態を示す構成
【図8】従来のパッファ形ガス遮断器の投入状態を示す
構成図
【符号の説明】
1…可動アーク接触子 2…パッファシリンダ 3…パッファ室 4…操作ロッド 5…絶縁ノズル 6…可動通電接触子 7…パッファピストン 8…可動部 9…対向アーク接触子 10…対向通電接触子 11…対向部 12…アーク 13…シールド電極 14…コイルバネ 15…絶縁ノズル内側凸部 16…絶縁ノズル外側凸部 17…シールド電極内側凸部 18…シールド電極外側凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 克巳 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消弧性ガスを充填した容器内には接離動
    作方向に往復動自在な可動部と、この可動部に対向する
    対向部とが配置され、前記対向部には対向アーク接触子
    と対向通電接触子とが同心上に設けられ、前記可動部に
    はパッファシリンダとこのパッファシリンダ内を摺動す
    るパッファピストンとに囲まれてパッファ室が設けら
    れ、前記パッファシリンダ前面には前記対向アーク接触
    子に接離可能な可動アーク接触子と、前記パッファ室か
    ら消弧性ガスが送り込まれる絶縁ノズルと、前記対向通
    電接触子に接離可能な可動通電接触子とが同心上に設置
    され、遮断時に前記パッファ室を圧縮して消弧性ガスを
    前記絶縁ノズルに送り込み、前記対向アーク接触子と前
    記可動アーク接触子との間に発生したアークに対して前
    記絶縁ノズルから消弧性ガスを吹き付けて前記アークを
    消弧せしめるよう構成されたパッファ形ガス遮断器にお
    いて、 前記対向部には前記絶縁ノズルに対向して前記対向部と
    同電位のシールド電極が設けられ、 前記シールド電極は、前記対向アーク接触子と前記対向
    通電接触子との間にこれら接触子と同心上に配置される
    と共に、前記絶縁ノズルにより前記可動部側と反対方向
    に押し込まれ、前記絶縁ノズルが離れると元の位置に戻
    されて対向アーク接触子を包囲するように構成されたこ
    とを特徴とするパッファ形ガス遮断器。
  2. 【請求項2】 消弧性ガスを充填した容器内には接離動
    作方向に往復動自在な可動部と、この可動部に対向する
    対向部とが配置され、前記対向部には対向アーク接触子
    と対向通電接触子とが同心上に設けられ、前記可動部に
    はパッファシリンダとこのパッファシリンダ内を摺動す
    るパッファピストンとに囲まれてパッファ室が設けら
    れ、前記パッファシリンダ前面には前記対向アーク接触
    子に接離可能な可動アーク接触子と、前記パッファ室か
    ら消弧性ガスが送り込まれる絶縁ノズルと、前記対向通
    電接触子に接離可能な可動通電接触子とが同心上に設置
    され、遮断時に前記パッファ室を圧縮して消弧性ガスを
    前記絶縁ノズルに送り込み、前記対向アーク接触子と前
    記可動アーク接触子との間に発生したアークに対して前
    記絶縁ノズルから消弧性ガスを吹き付けて前記アークを
    消弧せしめるよう構成されたパッファ形ガス遮断器にお
    いて、 前記対向部には前記可動通電接触子に対向して前記対向
    部と同電位のシールド電極が設けられ、 前記シールド電極は、前記対向アーク接触子と前記対向
    通電接触子との間にこれら接触子とは同心上に配置され
    ると共に、前記可動通電接触子により前記可動部側と反
    対方向に押し込まれ、前記可動通電接触子が離れると元
    の位置に戻されて対向アーク接触子を包囲するように構
    成されたことを特徴とするパッファ形ガス遮断器。
JP27621797A 1997-10-08 1997-10-08 パッファ形ガス遮断器 Pending JPH11111127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27621797A JPH11111127A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 パッファ形ガス遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27621797A JPH11111127A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 パッファ形ガス遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11111127A true JPH11111127A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17566325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27621797A Pending JPH11111127A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 パッファ形ガス遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11111127A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100349246C (zh) * 2005-09-07 2007-11-14 常州东方铁路器材有限公司 过电流断路器
KR100929534B1 (ko) * 2007-11-28 2009-12-03 한국전기연구원 차단기용 고정 아크 접점 구조체
CN104143484A (zh) * 2014-07-08 2014-11-12 国家电网公司 一种断路器用的屏蔽罩和使用该屏蔽罩的断路器
WO2019150655A1 (ja) 2018-02-02 2019-08-08 株式会社東芝 ガス遮断器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100349246C (zh) * 2005-09-07 2007-11-14 常州东方铁路器材有限公司 过电流断路器
KR100929534B1 (ko) * 2007-11-28 2009-12-03 한국전기연구원 차단기용 고정 아크 접점 구조체
CN104143484A (zh) * 2014-07-08 2014-11-12 国家电网公司 一种断路器用的屏蔽罩和使用该屏蔽罩的断路器
WO2019150655A1 (ja) 2018-02-02 2019-08-08 株式会社東芝 ガス遮断器
US11222760B2 (en) 2018-02-02 2022-01-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Gas circuit breaker

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1093124A (en) Puffer-type compressed-gas circuit-interrupter having improved separable contact structure
JPH11111127A (ja) パッファ形ガス遮断器
JP2577116B2 (ja) 高圧又は中電圧の遮断器
US4371766A (en) Puffer interrupter with two-piece interrupter contact
JPH10269913A (ja) パッファ形ガス遮断器
JP2523480B2 (ja) パツフア形ガスしや断器
JP2523475B2 (ja) パツフア式ガスしや断器
JPS6210824A (ja) パツフア式ガスしや断器
RU1815689C (ru) Дугогасительное устройство несимметричного дуть высоковольтного газонаполненного автокомпрессионного выключател
JPH01102824A (ja) パッファ形ガス遮断器
JPH0797468B2 (ja) パツフア形ガス遮断器
SU1767564A1 (ru) Вакуумный выключатель
RU2153205C1 (ru) Дугогасительное устройство высоковольтного газонаполненного автокомпрессионного выключателя
JPH11250785A (ja) 投入抵抗付きパッファー形ガス遮断器
JPH04286822A (ja) 投入抵抗接点付きパッファ形ガス遮断器
JPS6196623A (ja) ガス遮断器
JP2523478B2 (ja) パツフア式ガスしや断器
JPH0797464B2 (ja) パツフア−形ガス遮断器
JP2874917B2 (ja) パッファ形ガス遮断器
JPH0378925A (ja) ガス負荷開閉器
JPS63181222A (ja) パツフア形ガス遮断器
JP2670375B2 (ja) パッファ形ガス遮断器
JPS6336088B2 (ja)
JPH08264085A (ja) パッファ形ガス遮断器
JPH0343922A (ja) パッファ形ガス遮断器