JPH10269913A - パッファ形ガス遮断器 - Google Patents
パッファ形ガス遮断器Info
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- JPH10269913A JPH10269913A JP7118797A JP7118797A JPH10269913A JP H10269913 A JPH10269913 A JP H10269913A JP 7118797 A JP7118797 A JP 7118797A JP 7118797 A JP7118797 A JP 7118797A JP H10269913 A JPH10269913 A JP H10269913A
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- Japan
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- arc
- puffer
- movable
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H2033/028—Details the cooperating contacts being both actuated simultaneously in opposite directions
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/70—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/88—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
- H01H33/90—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism
- H01H33/904—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism characterised by the transmission between operating mechanism and piston or movable contact
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Abstract
(57)【要約】
【課題】短い接触子間距離で絶縁性能を確保し、ガス遮
断器の駆動エネルギを低減させるパッファ形ガス遮断器
を提供すること。 【解決手段】消弧性ガスを充填した容器内に可動通電接
触子と対向通電接触子を対向配置し、パッファ室の消弧
性ガスを圧縮して絶縁ノズルに導き、対向アーク接触子
と可動アーク接触子との間に発生したアークに吹き付け
て消弧せしめるパッファ形ガス遮断器において、対向ア
ーク接触子はその中心軸上に配置され,これと同心上に
配置された対向通電接触子との間に同心上に対向通電接
触子と同電位のシールド電極を配置し、可動通電接触子
の移動と共にシールド電極が可動通電接触子側に移動す
るように構成しているので、極間距離を縮小しても十分
な絶縁性能を保ち、また駆動エネルギも低減できる。
断器の駆動エネルギを低減させるパッファ形ガス遮断器
を提供すること。 【解決手段】消弧性ガスを充填した容器内に可動通電接
触子と対向通電接触子を対向配置し、パッファ室の消弧
性ガスを圧縮して絶縁ノズルに導き、対向アーク接触子
と可動アーク接触子との間に発生したアークに吹き付け
て消弧せしめるパッファ形ガス遮断器において、対向ア
ーク接触子はその中心軸上に配置され,これと同心上に
配置された対向通電接触子との間に同心上に対向通電接
触子と同電位のシールド電極を配置し、可動通電接触子
の移動と共にシールド電極が可動通電接触子側に移動す
るように構成しているので、極間距離を縮小しても十分
な絶縁性能を保ち、また駆動エネルギも低減できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパッファ形ガス遮断
器に関する。
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパッファ形ガス遮断器を図6を参
照して説明する。同図はパッファ形ガス遮断器の開極状
態の断面図である。同図において、可動部8と対向部1
1とが通電している状態、すなわち可動アーク接触子1
と対向アーク接触子9とが接触し、また可動通電接触子
6と対向通電接触子10とが接触している閉極状態から
電流を遮断する開極状態へと電流遮断動作を行うため
に、操作ロッド4を駆動させ可動アーク接触子1を対向
アーク接触子9から離間させると、可動アーク接触子1
と対向アーク接触子9間にアーク12が発生する。しか
し、このアークは操作ロッド4の駆動によりパッファシ
リンダ2とパッファピストン7によって形成されるパッ
ファ室3内の消弧性ガスが圧縮されてパッファシリンダ
2と一体的に固着された絶縁ノズル5に導かれ、アーク
12に吹き付けられるので消弧される。消弧が完了した
後は開極状態で絶縁を保つ必要がある。
照して説明する。同図はパッファ形ガス遮断器の開極状
態の断面図である。同図において、可動部8と対向部1
1とが通電している状態、すなわち可動アーク接触子1
と対向アーク接触子9とが接触し、また可動通電接触子
6と対向通電接触子10とが接触している閉極状態から
電流を遮断する開極状態へと電流遮断動作を行うため
に、操作ロッド4を駆動させ可動アーク接触子1を対向
アーク接触子9から離間させると、可動アーク接触子1
と対向アーク接触子9間にアーク12が発生する。しか
し、このアークは操作ロッド4の駆動によりパッファシ
リンダ2とパッファピストン7によって形成されるパッ
ファ室3内の消弧性ガスが圧縮されてパッファシリンダ
2と一体的に固着された絶縁ノズル5に導かれ、アーク
12に吹き付けられるので消弧される。消弧が完了した
後は開極状態で絶縁を保つ必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来のガス遮断器では、固定アーク接触子9先端の
電界が高くなるため絶縁状態を保つために接触子間距離
を長くする必要があった。接触子間距離が長いことはガ
ス遮断器の大形化は勿論のこと、開閉駆動に必要なエネ
ルギも大きくなるという問題がある。
如き従来のガス遮断器では、固定アーク接触子9先端の
電界が高くなるため絶縁状態を保つために接触子間距離
を長くする必要があった。接触子間距離が長いことはガ
ス遮断器の大形化は勿論のこと、開閉駆動に必要なエネ
ルギも大きくなるという問題がある。
【0004】本発明(請求項1乃至請求項6対応)は上
記問題を解消するためになされたもので、その目的は、
短い接触子間距離で絶縁性能を確保し、ガス遮断器の駆
動エネルギを低減させるパッファ形ガス遮断器を提供す
ることにある。
記問題を解消するためになされたもので、その目的は、
短い接触子間距離で絶縁性能を確保し、ガス遮断器の駆
動エネルギを低減させるパッファ形ガス遮断器を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、消弧性ガスを充填した容器内
に可動部と対向部を設け、前記可動部に接離可能な可動
通電接触子を,この可動通電接触子と対向する前記対向
部に対向通電接触子を配置し、前記可動部に設けられた
パッファピストンとパッファシリンダからなるパッファ
室を圧縮することによって消弧性ガスを圧縮して前記パ
ッファピストンと一体的に固着された絶縁ノズルに導
き、前記対向部と前記可動部にそれぞれ設けられた対向
アーク接触子と可動アーク接触子との間に発生したアー
クに吹き付けて消弧せしめる消弧室を有するパッファ形
ガス遮断器において、前記対向アーク接触子はその中心
軸上に配置され,これと同心上に配置された前記対向通
電接触子との間に同心上に前記対向通電接触子と同電位
のシールド電極を配置し、前記可動通電接触子の移動と
共に前記シールド電極が前記可動通電接触子側に移動す
るように構成したことを特徴とする。
に、本発明の請求項1は、消弧性ガスを充填した容器内
に可動部と対向部を設け、前記可動部に接離可能な可動
通電接触子を,この可動通電接触子と対向する前記対向
部に対向通電接触子を配置し、前記可動部に設けられた
パッファピストンとパッファシリンダからなるパッファ
室を圧縮することによって消弧性ガスを圧縮して前記パ
ッファピストンと一体的に固着された絶縁ノズルに導
き、前記対向部と前記可動部にそれぞれ設けられた対向
アーク接触子と可動アーク接触子との間に発生したアー
クに吹き付けて消弧せしめる消弧室を有するパッファ形
ガス遮断器において、前記対向アーク接触子はその中心
軸上に配置され,これと同心上に配置された前記対向通
電接触子との間に同心上に前記対向通電接触子と同電位
のシールド電極を配置し、前記可動通電接触子の移動と
共に前記シールド電極が前記可動通電接触子側に移動す
るように構成したことを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2は、請求項1記載のパッ
ファ形ガス遮断器において、前記シールド電極は前記絶
縁ノズルに固定され、前記対向部と摺動しながら移動す
ることを特徴とする。
ファ形ガス遮断器において、前記シールド電極は前記絶
縁ノズルに固定され、前記対向部と摺動しながら移動す
ることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3は、請求項1記載のパッ
ファ形ガス遮断器において、前記シールド電極は前記可
動部側から絶縁性ロッドで駆動力を伝えられて前記対向
部と摺動しながら移動することを特徴とする。
ファ形ガス遮断器において、前記シールド電極は前記可
動部側から絶縁性ロッドで駆動力を伝えられて前記対向
部と摺動しながら移動することを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4は、請求項1乃至請求項
3記載のパッファ形ガス遮断器において、前記シールド
電極の先端は耐アーク性の金属で構成されたことを特徴
とする。
3記載のパッファ形ガス遮断器において、前記シールド
電極の先端は耐アーク性の金属で構成されたことを特徴
とする。
【0009】本発明の請求項5は、請求項1乃至請求項
4記載のパッファ形ガス遮断器において、前記シールド
電極の移動距離は前記可動部の移動距離の80%以下で
あることを特徴とする。
4記載のパッファ形ガス遮断器において、前記シールド
電極の移動距離は前記可動部の移動距離の80%以下で
あることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項6は、請求項1乃至請求項
5記載のパッファ形ガス遮断器において、前記対向部は
リンクまたは歯車によって駆動される絶縁ロッドによっ
て前記可動部とは反対側に駆動され、前記対向部と前記
シールド電極とがリンクまたは歯車によって接続され、
前記シールド電極が前記可動部側に駆動されることを特
徴とする。
5記載のパッファ形ガス遮断器において、前記対向部は
リンクまたは歯車によって駆動される絶縁ロッドによっ
て前記可動部とは反対側に駆動され、前記対向部と前記
シールド電極とがリンクまたは歯車によって接続され、
前記シールド電極が前記可動部側に駆動されることを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施例(請求項
1、請求項2及び請求項4対応)であるパッファ形ガス
遮断器の投入状態を示す断面図、図2は図1のパッファ
形ガス遮断器の開極状態を示す断面図であり、既に説明
した従来例と同一部分には同一符号を付して説明する。
参照して説明する。図1は本発明の第1実施例(請求項
1、請求項2及び請求項4対応)であるパッファ形ガス
遮断器の投入状態を示す断面図、図2は図1のパッファ
形ガス遮断器の開極状態を示す断面図であり、既に説明
した従来例と同一部分には同一符号を付して説明する。
【0012】図1に示すように、パッファ形ガス遮断器
の投入状態、すなわち可動部8と対向部11とが通電し
ている状態では、可動アーク接触子1と対向アーク接触
子9とが接触し、また可動通電接触子6と対向通電接触
子10とが接触している。パッファシリンダ2とパッフ
ァピストン7によって形成されるパッファ室3内には消
弧性ガスが封入されており、この消弧性ガスは操作ロッ
ド4の駆動により圧縮される。また絶縁ノズル5はパッ
ファシリンダ2と一体的に固着されており、この絶縁ノ
ズル5の対向部11側の先端にはシールド電極13が固
定され、遮断動作に従って可動部8と共に可動通電接触
子側に移動するように構成されている。また、シールド
電極13の先端は耐アーク性金属で構成されている。
の投入状態、すなわち可動部8と対向部11とが通電し
ている状態では、可動アーク接触子1と対向アーク接触
子9とが接触し、また可動通電接触子6と対向通電接触
子10とが接触している。パッファシリンダ2とパッフ
ァピストン7によって形成されるパッファ室3内には消
弧性ガスが封入されており、この消弧性ガスは操作ロッ
ド4の駆動により圧縮される。また絶縁ノズル5はパッ
ファシリンダ2と一体的に固着されており、この絶縁ノ
ズル5の対向部11側の先端にはシールド電極13が固
定され、遮断動作に従って可動部8と共に可動通電接触
子側に移動するように構成されている。また、シールド
電極13の先端は耐アーク性金属で構成されている。
【0013】次に、本実施例のパッファ形ガス遮断器の
電流遮断動作について説明する。今、図1のパッファ形
ガス遮断器の投入状態から電流遮断動作を行うために操
作ロッド4を駆動すると、図2に示すように可動アーク
接触子1が対向アーク接触子9から離間する。すると、
可動アーク接触子1と対向アーク接触子9間にアーク1
2が発生するが、同時に操作ロッド4の駆動によりパッ
ファシリンダ2とパッファピストン7によって形成され
るパッファ室3内の消弧性ガスは圧縮されてパッファシ
リンダ2と一体的に固着された絶縁ノズル5に導かれ、
アーク12に吹き付けられるので、アーク12は消弧さ
れる。このときシールド電極13は遮断動作に従って可
動部8と共に可動通電接触子側に移動するので、開極終
期から開極完了時においてシールド電極13が対向アー
ク接触子9先端の電界を緩和することになる。
電流遮断動作について説明する。今、図1のパッファ形
ガス遮断器の投入状態から電流遮断動作を行うために操
作ロッド4を駆動すると、図2に示すように可動アーク
接触子1が対向アーク接触子9から離間する。すると、
可動アーク接触子1と対向アーク接触子9間にアーク1
2が発生するが、同時に操作ロッド4の駆動によりパッ
ファシリンダ2とパッファピストン7によって形成され
るパッファ室3内の消弧性ガスは圧縮されてパッファシ
リンダ2と一体的に固着された絶縁ノズル5に導かれ、
アーク12に吹き付けられるので、アーク12は消弧さ
れる。このときシールド電極13は遮断動作に従って可
動部8と共に可動通電接触子側に移動するので、開極終
期から開極完了時においてシールド電極13が対向アー
ク接触子9先端の電界を緩和することになる。
【0014】したがって、極間の距離を従来のパッファ
形ガス遮断器より縮小しても十分な絶縁性能を保つこと
ができるので、ガス遮断器の縮小化が可能となると共
に、駆動に要するエネルギも移動距離の縮小化により低
減することができる。
形ガス遮断器より縮小しても十分な絶縁性能を保つこと
ができるので、ガス遮断器の縮小化が可能となると共
に、駆動に要するエネルギも移動距離の縮小化により低
減することができる。
【0015】図3は本発明の第2実施例(請求項3、請
求項5及び請求項6対応)であるパッファ形ガス遮断器
の開極状態を示す断面図であり、本実施例が図1の実施
例と異なる点は、絶縁性ロッドとこの絶縁性ロッドを駆
動する駆動部の構成のみであるので同一部分には同一符
号を付してその説明は省略する。
求項5及び請求項6対応)であるパッファ形ガス遮断器
の開極状態を示す断面図であり、本実施例が図1の実施
例と異なる点は、絶縁性ロッドとこの絶縁性ロッドを駆
動する駆動部の構成のみであるので同一部分には同一符
号を付してその説明は省略する。
【0016】図に示すように、本実施例のパッファ形ガ
ス遮断器は、可動部8から対抗部11に数本の絶縁性ロ
ッド14が設置されており、シールド電極13がこの絶
縁性ロッド14に固定されている。絶縁性ロッド14は
可動部8側に設置された歯車機構15を介して図示しな
い駆動部に連結されている。可動通電接触子6の移動に
対して絶縁性ロッド14及びシールド電極13の移動距
離は約80%可能であるが、好ましくは50%の移動距
離が効果的である。
ス遮断器は、可動部8から対抗部11に数本の絶縁性ロ
ッド14が設置されており、シールド電極13がこの絶
縁性ロッド14に固定されている。絶縁性ロッド14は
可動部8側に設置された歯車機構15を介して図示しな
い駆動部に連結されている。可動通電接触子6の移動に
対して絶縁性ロッド14及びシールド電極13の移動距
離は約80%可能であるが、好ましくは50%の移動距
離が効果的である。
【0017】本実施例によると、開極の終期には上記第
1実施例よりも早い段階でシールド電極13が最終位置
に近づいてくるため、対向アーク接触子9の先端の電界
が早い段階から緩和され始めるという効果がある。その
他の効果は上記第1実施例と同様な効果が得られること
は勿論である。
1実施例よりも早い段階でシールド電極13が最終位置
に近づいてくるため、対向アーク接触子9の先端の電界
が早い段階から緩和され始めるという効果がある。その
他の効果は上記第1実施例と同様な効果が得られること
は勿論である。
【0018】図4は本発明の第3実施例(請求項3及び
請求項6対応)であるパッファ形ガス遮断器の開極状態
を示す断面図であり、本実施例が図1の実施例と異なる
点は、絶縁性ロッドとこの絶縁性ロッドを駆動する駆動
部の構成のみであるので同一部分には同一符号を付して
その説明は省略する。
請求項6対応)であるパッファ形ガス遮断器の開極状態
を示す断面図であり、本実施例が図1の実施例と異なる
点は、絶縁性ロッドとこの絶縁性ロッドを駆動する駆動
部の構成のみであるので同一部分には同一符号を付して
その説明は省略する。
【0019】図に示すように、本実施例のパッファ形ガ
ス遮断器は、可動部8から対抗部11に数本の絶縁性ロ
ッド14が設置されており、シールド電極13がこの絶
縁性ロッド14に固定されている。シールド電極13は
可動部8側に設置されたリンク機構16及び絶縁性ロッ
ド14の対抗部11側に設けた歯車機構17によって駆
動・支持される。
ス遮断器は、可動部8から対抗部11に数本の絶縁性ロ
ッド14が設置されており、シールド電極13がこの絶
縁性ロッド14に固定されている。シールド電極13は
可動部8側に設置されたリンク機構16及び絶縁性ロッ
ド14の対抗部11側に設けた歯車機構17によって駆
動・支持される。
【0020】本実施例によると、対向部11は絶縁性ロ
ッド14と歯車機構17によって可動部8と連結され、
図示しない駆動部により操作ロッド4を駆動すると、対
向部11は可動部8と反対側に駆動されるので、開極の
終期には上記第1実施例よりも早い段階でシールド電極
13が最終位置に近づいてくる。したがって、対向アー
ク接触子9の先端の電界が早い段階から緩和され始める
という効果がある。その他の効果は上記第1実施例と同
様な効果が得られる。
ッド14と歯車機構17によって可動部8と連結され、
図示しない駆動部により操作ロッド4を駆動すると、対
向部11は可動部8と反対側に駆動されるので、開極の
終期には上記第1実施例よりも早い段階でシールド電極
13が最終位置に近づいてくる。したがって、対向アー
ク接触子9の先端の電界が早い段階から緩和され始める
という効果がある。その他の効果は上記第1実施例と同
様な効果が得られる。
【0021】図5は本発明の第4実施例(請求項3及び
請求項6対応)であるパッファ形ガス遮断器の開極状態
を示す断面図であり、本実施例が図1の実施例と異なる
点は、絶縁性ロッドの構成のみであるので同一部分には
同一符号を付してその説明は省略する。
請求項6対応)であるパッファ形ガス遮断器の開極状態
を示す断面図であり、本実施例が図1の実施例と異なる
点は、絶縁性ロッドの構成のみであるので同一部分には
同一符号を付してその説明は省略する。
【0022】図に示すように、本実施例のパッファ形ガ
ス遮断器は、可動部8から対抗部11に数本の絶縁性ロ
ッド14が設置されており、シールド電極13がこの絶
縁性ロッド14に固定されている。また絶縁性ロッド1
4は可動部8側に設置された操作ロッド4に固定され、
図示しない駆動部と連結されている。
ス遮断器は、可動部8から対抗部11に数本の絶縁性ロ
ッド14が設置されており、シールド電極13がこの絶
縁性ロッド14に固定されている。また絶縁性ロッド1
4は可動部8側に設置された操作ロッド4に固定され、
図示しない駆動部と連結されている。
【0023】本実施例によると、上記第2実施例及び上
記第3実施例に比べて構造が簡単であるため機械的強度
が強固となると共に、経済的にも優れている。その他の
効果は上記第1実施例と同様な効果が得られる。
記第3実施例に比べて構造が簡単であるため機械的強度
が強固となると共に、経済的にも優れている。その他の
効果は上記第1実施例と同様な効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
乃至請求項6対応)によると、極間距離を従来のパッフ
ァ形ガス遮断器より縮小しても十分な絶縁性能を保つこ
とができるので、機器の縮小化が可能となり、また、駆
動に要するエネルギも移動距離の縮小化により低減する
ことができる、という効果を奏する。
乃至請求項6対応)によると、極間距離を従来のパッフ
ァ形ガス遮断器より縮小しても十分な絶縁性能を保つこ
とができるので、機器の縮小化が可能となり、また、駆
動に要するエネルギも移動距離の縮小化により低減する
ことができる、という効果を奏する。
【図1】本発明の第1実施例の投入状態を示す断面図。
【図2】図1の開極状態を示す断面図。
【図3】本発明の第2実施例の開極状態を示す断面図。
【図4】本発明の第3実施例の開極状態を示す断面図。
【図5】本発明の第4実施例の開極状態を示す断面
【図6】従来のパッファ形ガス遮断器の開極状態を示す
断面図。
断面図。
1…可動アーク接触子、2…パッファシリンダ、3…パ
ッファ室、4…操作ロッド、5…絶縁ノズル、6…可動
通電接触子、7…パッファピストン、8…可動部、9…
対向アーク接触子、10…対向通電接触子、11…対向
部、12…アーク、13…シールド電極、14…絶縁ロ
ッド、15,17…歯車機構、16…リンク機構。
ッファ室、4…操作ロッド、5…絶縁ノズル、6…可動
通電接触子、7…パッファピストン、8…可動部、9…
対向アーク接触子、10…対向通電接触子、11…対向
部、12…アーク、13…シールド電極、14…絶縁ロ
ッド、15,17…歯車機構、16…リンク機構。
Claims (6)
- 【請求項1】 消弧性ガスを充填した容器内に可動部と
対向部を設け、前記可動部に接離可能な可動通電接触子
を,この可動通電接触子と対向する前記対向部に対向通
電接触子を配置し、前記可動部に設けられたパッファピ
ストンとパッファシリンダからなるパッファ室を圧縮す
ることによって消弧性ガスを圧縮して前記パッファピス
トンと一体的に固着された絶縁ノズルに導き、前記対向
部と前記可動部にそれぞれ設けられた対向アーク接触子
と可動アーク接触子との間に発生したアークに吹き付け
て消弧せしめる消弧室を有するパッファ形ガス遮断器に
おいて、前記対向アーク接触子はその中心軸上に配置さ
れ,これと同心上に配置された前記対向通電接触子との
間に同心上に前記対向通電接触子と同電位のシールド電
極を配置し、前記可動通電接触子の移動と共に前記シー
ルド電極が前記可動通電接触子側に移動するように構成
したことを特徴とするパッファ形ガス遮断器。 - 【請求項2】 請求項1記載のパッファ形ガス遮断器に
おいて、前記シールド電極は前記絶縁ノズルに固定さ
れ、前記対向部と摺動しながら移動することを特徴とす
るパッファ形ガス遮断器。 - 【請求項3】 請求項1記載のパッファ形ガス遮断器に
おいて、前記シールド電極は前記可動部側から絶縁性ロ
ッドで駆動力を伝えられて前記対向部と摺動しながら移
動することを特徴とするパッファ形ガス遮断器。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載のパッファ形
ガス遮断器において、前記シールド電極の先端は耐アー
ク性の金属で構成されたことを特徴とするパッファ形ガ
ス遮断器。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載のパッファ形
ガス遮断器において、前記シールド電極の移動距離は前
記可動部の移動距離の80%以下であることを特徴とす
るパッファ形ガス遮断器。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5記載のパッファ形
ガス遮断器において、前記対向部はリンクまたは歯車に
よって駆動される絶縁ロッドによって前記可動部とは反
対側に駆動され、前記対向部と前記シールド電極とがリ
ンクまたは歯車によって接続され、前記シールド電極が
前記可動部側に駆動されることを特徴とするパッファ形
ガス遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7118797A JPH10269913A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | パッファ形ガス遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7118797A JPH10269913A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | パッファ形ガス遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269913A true JPH10269913A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13453416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7118797A Pending JPH10269913A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | パッファ形ガス遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10269913A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2402969A1 (fr) * | 2010-07-01 | 2012-01-04 | Alstom Grid SAS | Chambre de coupure pour disjoncteur à moyenne ou haute tension à énergie de manoeuvre réduite |
CN104143484A (zh) * | 2014-07-08 | 2014-11-12 | 国家电网公司 | 一种断路器用的屏蔽罩和使用该屏蔽罩的断路器 |
WO2019150655A1 (ja) | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 株式会社東芝 | ガス遮断器 |
CN113330529A (zh) * | 2019-03-19 | 2021-08-31 | 株式会社东芝 | 气体断路器 |
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-
1997
- 1997-03-25 JP JP7118797A patent/JPH10269913A/ja active Pending
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