JPS62115610A - 異方導電性シ−トおよび製造方法 - Google Patents
異方導電性シ−トおよび製造方法Info
- Publication number
- JPS62115610A JPS62115610A JP25732985A JP25732985A JPS62115610A JP S62115610 A JPS62115610 A JP S62115610A JP 25732985 A JP25732985 A JP 25732985A JP 25732985 A JP25732985 A JP 25732985A JP S62115610 A JPS62115610 A JP S62115610A
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- JP
- Japan
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- sheet
- conductive sheet
- fine pieces
- magnetic
- anisotropically conductive
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- Pending
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、異方導電性シートおよびその製造方法に関
するものである。
するものである。
多数の磁性導電体の微細線条をシート面;こ対して垂直
方向に配向したエラストマーシートは、従来各種電気的
検査、計測器の分野において広く使用されている。その
−例として、特開昭−54−57680号公報、特開昭
55−1)1014号公報等に記載されたものが知られ
ている。
方向に配向したエラストマーシートは、従来各種電気的
検査、計測器の分野において広く使用されている。その
−例として、特開昭−54−57680号公報、特開昭
55−1)1014号公報等に記載されたものが知られ
ている。
従来の異方導電性シートは、磁性導電体がランダムに分
散されているために、シートの表裏両面間はその全面に
わたり導電性をもつことになり、非導通部分(絶縁部分
)が必要である場合、即ち導電性部分と絶縁部分とを区
分する必要がある場合は使用することができない。
散されているために、シートの表裏両面間はその全面に
わたり導電性をもつことになり、非導通部分(絶縁部分
)が必要である場合、即ち導電性部分と絶縁部分とを区
分する必要がある場合は使用することができない。
そこで、この発明は、導電性部分と絶縁部分とを区分し
た異方導電性シートおよびその製造方法を提供すること
を目的とするものである。
た異方導電性シートおよびその製造方法を提供すること
を目的とするものである。
前記の問題点を解決するために、この発明ζこ係る異方
導電性シートは、磁気導電体の微細片をシートの平面方
向に偏在せしめた構成としたものである。
導電性シートは、磁気導電体の微細片をシートの平面方
向に偏在せしめた構成としたものである。
ここにシートの平面方向に偏在せしめるとは、シートを
平面的に見た場合、微細片がシートの厚さ方向の配向状
態を保持したまへ集合する状態をいう。その集合体のま
わりは絶縁体によって囲まれているので、集合体部分が
導電性を持ち、その周囲は非導電性部分となる。
平面的に見た場合、微細片がシートの厚さ方向の配向状
態を保持したまへ集合する状態をいう。その集合体のま
わりは絶縁体によって囲まれているので、集合体部分が
導電性を持ち、その周囲は非導電性部分となる。
また、前記の問題点を解決するために、この発明に係る
製造方法の発明は、上下両面に通じた磁性体のまわりに
非磁性体を配置してなる配向用磁極を、対向配置した異
極性磁石の対向面に取付け、上記配向用磁極の間に成形
型枠を介在し、上記磁石の磁気の影響下において磁性導
電体を混入した流動状の合成樹脂を流し込んでシート状
に成形するものである。
製造方法の発明は、上下両面に通じた磁性体のまわりに
非磁性体を配置してなる配向用磁極を、対向配置した異
極性磁石の対向面に取付け、上記配向用磁極の間に成形
型枠を介在し、上記磁石の磁気の影響下において磁性導
電体を混入した流動状の合成樹脂を流し込んでシート状
に成形するものである。
第1図から第3図は、この発明に係る見方導電性シート
の実施例を示すものである。第1図および第2図に示す
第1実施例は、シリコンゴム、柔軟性を有するエポキシ
樹脂等の合成樹脂1の中に、ニッケル、コバルト等の磁
性導電体の線状微細片2をシートの厚さ方向に配向した
ものである。微細片2の長さはシートの厚さと同等であ
って、その両端はシートの表裏両面に露出している。ま
た、上記の微細片2はシートの1辺に沿って平行な列を
なすように集合し、相互に接触することによって導電性
を維持している。このような微細片2の集合体3が複数
列所要間隔をおいて形成されている。
の実施例を示すものである。第1図および第2図に示す
第1実施例は、シリコンゴム、柔軟性を有するエポキシ
樹脂等の合成樹脂1の中に、ニッケル、コバルト等の磁
性導電体の線状微細片2をシートの厚さ方向に配向した
ものである。微細片2の長さはシートの厚さと同等であ
って、その両端はシートの表裏両面に露出している。ま
た、上記の微細片2はシートの1辺に沿って平行な列を
なすように集合し、相互に接触することによって導電性
を維持している。このような微細片2の集合体3が複数
列所要間隔をおいて形成されている。
なお、図示の場合、各集合体3は微細片2が1単位づつ
一列に並んでいるが、幅方向に複数単位のものが集まっ
て帯状の集合体3を形成してもよい。
一列に並んでいるが、幅方向に複数単位のものが集まっ
て帯状の集合体3を形成してもよい。
第3図および第4図のものは、微細片2が粒子状である
場合であり、上述の場合と同様に集合体3を形成し、列
方向に導電性を維持するとともに厚さ方向にも集合して
導電性を維持している。この場合も、集合体3の幅に適
宜選定される。
場合であり、上述の場合と同様に集合体3を形成し、列
方向に導電性を維持するとともに厚さ方向にも集合して
導電性を維持している。この場合も、集合体3の幅に適
宜選定される。
なお、図示を省略しているが、微細片2が第3図の場合
より更に細かい粉状である場合も基本的には第3図およ
び第4図の場合と同様の構成により集合体が形成される
。
より更に細かい粉状である場合も基本的には第3図およ
び第4図の場合と同様の構成により集合体が形成される
。
第5図および第6図は、微細片2の集合によって柱状の
集合体3を形成する場合である。各集合体3は一定間隔
をおいた列を形成し、その列が所要の間隔をおいて複数
列形成されている。
集合体3を形成する場合である。各集合体3は一定間隔
をおいた列を形成し、その列が所要の間隔をおいて複数
列形成されている。
以上のいずれの実施例においても、集合体3の部分にお
いては導電性が維持されているが、その外側は合成樹脂
1によって絶縁されている。
いては導電性が維持されているが、その外側は合成樹脂
1によって絶縁されている。
次に、第6図〜第8図に基づいて上記の異方導電性シー
トの製造方法について説明する。
トの製造方法について説明する。
製造装置は、第7図に示すように、極性の異なる磁石4
.5を上下に対向配置し、下方の磁石5を固定し、上方
の磁石4を上下に移動できるように設けたものである。
.5を上下に対向配置し、下方の磁石5を固定し、上方
の磁石4を上下に移動できるように設けたものである。
これらの各磁石4.5の対向面(こはそれぞれ磁極6が
取付けられており、また各磁極6の間にシート成形用の
型枠7が配置されるようになっている。
取付けられており、また各磁極6の間にシート成形用の
型枠7が配置されるようになっている。
磁極6は、第8図および第9図に示すように、帯状の磁
性体10と非磁性体1)とを交互にサンドイッチ状に重
ねて一体化したものであり、これらの幅および間隔は適
宜選定される。図示のような帯状の磁性体10を使用し
たものは、前述の第1図乃至第4図に示すごときシート
を成形する場合に使用される。
性体10と非磁性体1)とを交互にサンドイッチ状に重
ねて一体化したものであり、これらの幅および間隔は適
宜選定される。図示のような帯状の磁性体10を使用し
たものは、前述の第1図乃至第4図に示すごときシート
を成形する場合に使用される。
第9図に示す磁極6は、円柱状の磁性体10を一定の間
隔をおいて埋め込んだものであり、この磁極6は第5図
および第6図に示すシートを成形する場合に使用される
。
隔をおいて埋め込んだものであり、この磁極6は第5図
および第6図に示すシートを成形する場合に使用される
。
いずれの場合も、上下の磁極6は同一形状のものであり
、磁性体10が上下に対向するように配置される。
、磁性体10が上下に対向するように配置される。
製造装置は、以上のごときものであって、これを用いて
成形するには、磁性導電体の微細片を混入した流動状合
成樹脂を成形枠7の内部に流し込み、これを上下の磁極
6間に挾んだ状態で成形を行なう。成形枠7の内部を通
過する磁束は磁極6の磁性体10の部分に集中するので
、流動状態にある合成樹脂の内部において磁性導電体の
微細片が上記の磁束に沿って集合し、微細片の形状(線
状、粒子状、粉状)および磁極6の構造によって第1図
乃至第6図に示すごとき集合体3を形成する。したがっ
て、樹脂が硬化すると集合体3はそのま5の状態で樹脂
と一体化され、異方導電性のシートができ上がる。
成形するには、磁性導電体の微細片を混入した流動状合
成樹脂を成形枠7の内部に流し込み、これを上下の磁極
6間に挾んだ状態で成形を行なう。成形枠7の内部を通
過する磁束は磁極6の磁性体10の部分に集中するので
、流動状態にある合成樹脂の内部において磁性導電体の
微細片が上記の磁束に沿って集合し、微細片の形状(線
状、粒子状、粉状)および磁極6の構造によって第1図
乃至第6図に示すごとき集合体3を形成する。したがっ
て、樹脂が硬化すると集合体3はそのま5の状態で樹脂
と一体化され、異方導電性のシートができ上がる。
なお、磁石4,5は電磁石、永久磁石のいずれであって
も差し支えない。
も差し支えない。
以上のように、この発明の異方導電性シートは磁性導電
性の微細片がシートの平面方向に偏在しているので、各
偏在部分を独立した導電路として使用することができる
。
性の微細片がシートの平面方向に偏在しているので、各
偏在部分を独立した導電路として使用することができる
。
また、その製造方法は、磁性体と非磁性体とを組合せた
簡単な磁極を使用するだけでよいので安価かつ容易に製
造することができる。
簡単な磁極を使用するだけでよいので安価かつ容易に製
造することができる。
第1図はシートの平面図、第2図はその断面図、第3図
はシートの他の例の平面図、第4図はその断面図、第5
図はシートのその他の例の平面図、第6図はその断面図
、第7図は製造装置の正面図、第8図および第9図は磁
極の例を示す平面図である。
はシートの他の例の平面図、第4図はその断面図、第5
図はシートのその他の例の平面図、第6図はその断面図
、第7図は製造装置の正面図、第8図および第9図は磁
極の例を示す平面図である。
Claims (6)
- (1)磁性導電体の微細片を合成樹脂シート内に混入し
、上記の微細片をシート厚さ方向に配向してなる異方導
電性シートにおいて、上記微細片をシートの平面方向に
偏在せしめたことを特徴とする異方導電性シート。 - (2)上記の微細片を線状に形成したことを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の異方導電性シート。 - (3)上記の微細片を粉末状に形成したことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の異方導電性シート。 - (4)上記の微細片をシートの平面方向に直線状に集合
せしめ、その集合体を所要の間隔をおいて複数列設けた
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の異方導
電性シート。 - (5)上記の微細片をシートの厚さ方向に柱状に集合せ
しめ、その集合体をシートの一方向に一定間隔をおいて
列を形成し、その列を一定間隔をおいて複数列形成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の異方導
電性シート。 - (6)上下両面に通じた磁性体のまわりに非磁性体を配
置してなる配向用磁極を、対向配置した異極性磁石の対
向面に取付け、上記配向用磁極の間に成形型枠を介在し
、上記磁石の磁気の影響下において磁性導電体を混入し
た流動状の合成樹脂を流し込んでシート状に成形するこ
とを特徴とする異方導電性シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25732985A JPS62115610A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 異方導電性シ−トおよび製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25732985A JPS62115610A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 異方導電性シ−トおよび製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62115610A true JPS62115610A (ja) | 1987-05-27 |
Family
ID=17304848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25732985A Pending JPS62115610A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 異方導電性シ−トおよび製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62115610A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04121463A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Daikin Ind Ltd | 集中潤滑装置の手動ポンプ |
JP2001351445A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-21 | Jsr Corp | 複合シートの製造方法および複合シート |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50111597A (ja) * | 1974-02-15 | 1975-09-02 | ||
JPS54146873A (en) * | 1978-05-10 | 1979-11-16 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | Method of making pressure conductive elastomer |
JPS5691302A (en) * | 1979-12-25 | 1981-07-24 | Oki Electric Cable | Pressureesensitive conductive rubber sheet |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP25732985A patent/JPS62115610A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50111597A (ja) * | 1974-02-15 | 1975-09-02 | ||
JPS54146873A (en) * | 1978-05-10 | 1979-11-16 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | Method of making pressure conductive elastomer |
JPS5691302A (en) * | 1979-12-25 | 1981-07-24 | Oki Electric Cable | Pressureesensitive conductive rubber sheet |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04121463A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Daikin Ind Ltd | 集中潤滑装置の手動ポンプ |
JP2001351445A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-21 | Jsr Corp | 複合シートの製造方法および複合シート |
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