JPS621144Y2 - - Google Patents

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JPS621144Y2
JPS621144Y2 JP1981136831U JP13683181U JPS621144Y2 JP S621144 Y2 JPS621144 Y2 JP S621144Y2 JP 1981136831 U JP1981136831 U JP 1981136831U JP 13683181 U JP13683181 U JP 13683181U JP S621144 Y2 JPS621144 Y2 JP S621144Y2
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JP
Japan
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conveyor
conveyor belt
belt
loading section
cushion frame
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JP1981136831U
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JPS5841713U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、大塊物を運搬するベルトコンベヤ
の載荷部緩衝装置の構造に関し、特に、ばね支持
されるクツシヨンフレームに、子ばねを介してイ
ンパクトローラを取付けることにより、載荷部で
大塊物落下時にコンベヤベルトに加えられる衝撃
をコンベヤベルトの撓みと二重のばねの作用で緩
和し、コンベヤベルトの損傷を防止するものであ
る。
一般に、大塊物を運搬するベルトコンベヤ設備
は、設備費中にコンベヤベルトのしめる割合が30
%以上であるから、コンベヤベルトが損傷され、
寿命が短くなると、維持経費が増加し、設備管理
上の大きな問題となる。而して、大塊物を運搬す
るベルトコンベヤでは、コンベヤベルトの損傷の
殆んどが載荷部の大塊物の落下衝撃によつて惹起
されるから、落下衝撃を緩和するための載荷部緩
衝装置が必要とされる。
従来、かかるベルトコンベヤの載荷部緩衝装置
としては、大塊物がシユートを経てコンベヤベル
ト上に落下する位置に支持ばねで支持されるクツ
シヨンフレームを設け、その上にインパクトロー
ラを設置した構造のものが用いられている。これ
は、大塊物が落下したとき支持ばねがたわみ、大
塊物の落下エネルギーを支持ばねが吸収してコン
ベヤベルトに加えられる衝撃力を緩和するもので
あるが、この緩衝装置で衝撃力をより多く緩和す
るためには、支持ばね上の質量をより軽量にし、
支持ばねのたわみ可能量をより大きくすることが
必要である。
しかしながら、従来の緩衝装置の構造では、支
持ばねで支える質量、すなわち、クツシヨンフレ
ームとインパクトローラとの質量を大塊物の質量
より小さくすることは、構造上困難であり、一搬
的には、前者の質量は、後者の質量の2倍程度と
なり、また、支持ばねのたわみ量も50mm程度が限
度であつた。従つて、コンベヤベルトに加えられ
る衝撃力を充分緩和できず、コンベヤベルトにカ
ツト傷や貫通傷が発生し、定期的に損傷部の補修
を要しており、また、コンベヤベルトの交換も短
期間で行なわねばならなかつた。
この考案は、ベルトコンベヤの載荷部緩衝装置
のかかる問題を解決するものである。而して、こ
の考案の目的は、大塊物落下時のたわみ量を大き
くすることのできるベルトコンベヤの載荷部緩衝
装置を提供するにあり、また、この考案の目的
は、大塊物落下時にコンベヤベルトに加えられる
衝撃力を充分緩和し、コンベヤベルトの損傷を防
止するベルトコンベヤの載荷部緩衝装置を提供す
るにあり、さらに、この考案の目的は、コンベヤ
ベルトの補修や交換の頻度を減じて稼動率を向上
させ、維持経費を節減するベルトコンベヤや設備
を提供するにある。
すなわち、この考案は、図示する実施例の如
く、大塊物を輸送するベルトコンベヤの載荷部に
支持台から支持ばねによつて支持されたクツシヨ
ンフレームと、該クツシヨンフレームに直接取付
けられたインパクトローラと、前記クツシヨンフ
レーム上に設けられたばね常数の小さい子ばねを
介して、コンベヤベルト下面との間に間隙を生ず
る高さで取付けられたインパクトローラとからな
ることを特徴とするベルトコンベヤの載荷部緩衝
装置に関する。
以下図面に基づいてこの考案を説明する。第1
図は、従来のベルトコンベヤの載荷部緩衝装置5
を示している。コンベヤベルト7は、コンベヤフ
レーム8に適当な間隔を隔てて多数配設されたキ
ヤリヤローラ9とリタンローラ10とに支持案内
され、テールプーリ11において反転して矢印A
の方向に走行する。
コンベヤのテール部付近に載荷部12があり、
載荷部12の上面にシユート13が臨み、このシ
ユート13から大塊の運搬物Fが矢印Bの方向に
供給され積込まれる。運搬物Fが大塊物のときは
衝撃も大きいので、予めその箇所のキヤリヤロー
ラは耐衝撃形のインパクトローラ4とし、且つ配
置間隔を密にする。さらに、コンベヤフレーム8
を積荷部12だけ切り離して別体構造とし、その
本体から切り離したクツシヨンフレーム3は、支
持ばね2によつて地上の支持台1から支持し、載
荷部緩衝装置5を構成している。この緩衝装置5
は、支持ばね2上にクツシヨンフレーム3と多数
のインパクトローラ4が支持されるため質量が大
であり、支持ばね2は、大きなばね常数のものが
必要となり、たわみ量を大きくすることが困難で
ある。従つて、充分衝撃力を緩和することができ
ない。
第2図は本考案の載荷部緩衝装置5の一実施例
を示しており、クツシヨンフレーム3は、支持台
1から支持ばね2によつて支持されている。クツ
シヨンフレーム3に装置されるインパクトローラ
4のうち、1組または複数組のインパクトローラ
4aは、ばね常数の小さい子ばね6を介してクツ
シヨンフレーム3に取付けられている。この子ば
ね6を介して取付けられるインパクトローラ4a
の数は、載荷部における運搬物Fの落下の状態に
よつて適当に設定される。なお、このインパクト
ローラ4aは、コンベヤベルト7の下面との間に
適当な間隙Lを生ずる高さで取付ける。この間隙
Lは、運搬物F中の大塊物の大きさやコンベヤベ
ルト7の張力により任意に設定できるが、一般的
に50mm程度が適当である。シユート13から大塊
の運搬物Fが矢印Bの方向に供給されると、コン
ベヤベルト7の載荷部12上に落下する。する
と、コンベヤベルト7は、張力に逆らつてインパ
クトローラ4aに接触するまで撓み、次いで、接
触後インパクトローラ4aを支持する子ばね6が
撓み、さらに、その反力でクツシヨンフレーム3
を支持する支持ばね2が撓む。すなわち、大塊物
が落下した時の総撓み量は、間隙Lと子ばね6と
支持ばね2との撓みの総和となる。
しかも、子ばね6で支持されるインパクトロー
ラ4aの質量は、大塊物の質量に比べ数分の1と
なり、子ばね6は、ばね常数の小さなものが使用
されているので大きな局所的撓み量が得られ、撓
み量の総和は100〜150mm程度可能となる。
従つて、大塊物が与えるコンベヤベルト7への
衝撃力は、大巾に緩和される。
一方、コンベヤベルト7の撓み量が増加すると
張力が増加し、コンベヤベルトやプーリに対し悪
影響を及ぼす慮れが出て来る。しかし、これに対
しては、本考案者が先に提案したベルトコンベヤ
の異常張力緩和装置14(実願昭55−81168(実
開昭57−7709号))を使用することにより避ける
ことができる。この異常張力緩和装置14は、コ
ンベヤベルト7のリタン側の片面に接する2個の
固定プーリ15,16と、その中間に設けられて
該固定プーリ15,16が接するコンベヤベルト
7の反対面に接してコンベヤベルト7に弾力的な
押付力を作用させる押えプーリ17とで構成され
ており、コンベヤベルト7の撓みによる張力増加
を緩和することができる。
第2図においては、支持ばね2、子ばね6は、
空気ばねとして示されているが、金属ばねやゴム
ばね等を使用してもよく、ばねの向きや位置も適
宜変更可能である。
以上に説明した如く、本考案の載荷部緩衝装置
5によれば、コンベヤベルト7の載荷部12にお
ける大塊物落下時の撓み量を大きくすることがで
き、衝撃力を充分に緩和して、コンベヤベルト7
の損傷を防止し、補修交換による維持経費を節減
し、コンベヤ設備の稼動率を向上させる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のベルトコンベヤの載荷部緩衝
装置を示す図、第2図は、本考案のベルトコンベ
ヤの載荷部緩衝装置を示す図である。 図中、1は支持台、2は支持ばね、3はクツシ
ヨンフレーム、4はインパクトローラ、5は載荷
部緩衝装置、6は子ばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大塊物を輸送するベルトコンベヤの載荷部に支
    持台から支持ばねによつて支持されたクツシヨン
    フレームと、該クツシヨンフレームに直接取付け
    られたインパクトローラと、前記クツシヨンフレ
    ーム上に設けられたばね常数の小さい子ばねを介
    して、コンベヤベルト下面との間に間隙を生ずる
    高さで取付けられたインパクトローラとからなる
    ことを特徴とするベルトコンベヤの載荷部緩衝装
    置。
JP13683181U 1981-09-14 1981-09-14 ベルトコンベヤの載荷部緩衝装置 Granted JPS5841713U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13683181U JPS5841713U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 ベルトコンベヤの載荷部緩衝装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13683181U JPS5841713U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 ベルトコンベヤの載荷部緩衝装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5841713U JPS5841713U (ja) 1983-03-19
JPS621144Y2 true JPS621144Y2 (ja) 1987-01-12

Family

ID=29930139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13683181U Granted JPS5841713U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 ベルトコンベヤの載荷部緩衝装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5841713U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3909142B2 (ja) * 1998-03-24 2007-04-25 石川島運搬機械株式会社 空気浮上式ベルトコンベア
DE102010005852A1 (de) * 2010-01-26 2011-07-28 Dünnwald, Wilfried, 47475 Vorrichtung zur Minderung der Stoßbeanspruchung eines Fördergurtes

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311989Y2 (ja) * 1972-11-30 1978-03-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5841713U (ja) 1983-03-19

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