JPS62114489A - 1相の半導体電動機 - Google Patents

1相の半導体電動機

Info

Publication number
JPS62114489A
JPS62114489A JP60252011A JP25201185A JPS62114489A JP S62114489 A JPS62114489 A JP S62114489A JP 60252011 A JP60252011 A JP 60252011A JP 25201185 A JP25201185 A JP 25201185A JP S62114489 A JPS62114489 A JP S62114489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position detection
detection signal
degrees
armature
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60252011A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsuki Ban
伴 五紀
Hideo Okada
秀夫 岡田
Ikumasa Ikeda
池田 育正
Masayuki Yamamoto
正幸 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Secoh Giken Co Ltd
Original Assignee
Secoh Giken Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Secoh Giken Co Ltd, Yokowo Mfg Co Ltd filed Critical Secoh Giken Co Ltd
Priority to JP60252011A priority Critical patent/JPS62114489A/ja
Publication of JPS62114489A publication Critical patent/JPS62114489A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/34Modelling or simulation for control purposes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小出力の負荷の駆動源、例えば電子回路の冷
却用の電動ファンに利用されるもので、l相の半導体電
動機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の/相の半導体電動機は、大別して次の3つの技術
のl相の電動機となっている。
第1には、周知の/相の′PL動機が自起動できないの
で、コギングトルクにより起動せしめる形式のものであ
る。
第2には、米国特許第J、 299.339号に開示さ
れた技術で、マグネット回転子の磁極のN。
S極の中間に無磁界部を設けることにより、起動を容易
としたものである。
第3には、米国特許第q、ユt/、q’;:’5号に開
示された技術で、マグネット回転子の主磁極に副磁極を
付加して、実質的に第2項の技術と同じ効果を有するも
のである。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のl相の半導体電動機においては、3つの
問題点がある。第1に、電気角で180度回転するとき
の初期と末期、特に末期においては、逆起電力が零であ
ることに加えて、磁心が磁気的に飽和することにより、
過大な電機子電流が流れ、トルクに寄与しないジュール
損失が大きくなり、効率の低下を招いている。
又飽和しない場合においても、磁気エネルギを蓄積する
為に大きい電流が流れているので、同じく効率の低下を
招いている。
第2に、これを防止する為に、前述した米国特許第3.
299.33!i号及び第q、コ//、 91.3号の
技術があるが、この技術においては、マグネット回転子
の磁界の全部をトルクに有効に利用できない為に効率の
低下を招く欠点がある。コアレスの電動機においては、
上述した磁心が磁気的に飽和する現象はないので、効率
の低下は小さいが、低下のあることに変りはない。又原
理的に電機子コイルの往復通電ができない構成となって
いるので、コ系統の電機子コイルに片方ずつ通電してい
る。従って、出力トルクが小さくなる欠点がある。
第3に、電機子コイルの通電が断たれたときに、蓄積さ
れた磁気エネルギを放出する為に、電機子コイルに並列
にツェナダイオードが接続されているbこのツェナダイ
オードのブレークダウン電圧は、電源電圧を超えている
必要がある。従って、磁気エネルギの大部分は、ツェナ
ダイオードの内部で消費されることになり、出力トルク
に寄与することなく無効な電力損失となる欠点がある。
3相のこの種の電動機の場合には、ダイオードが利用で
きるので、通電が断たれたときに、僅少な損失のみとな
り、大部分の磁気エネルギが出力トルクに転化できるも
のである。
上述した理由の為に、第1、第2。第3のいずれの場合
でも、効率が低下して、3Sチ位が限界となっている不
都合がある。
C問題点を解決する為の手段〕 電機子コイルの通電の末期において過大なジュール損失
を発生することを防止する為に、通電の初期及び末期の
所定の区間だけ通電を停止せしめている。かかる手段に
よると、コギングトルクが正トルクのときに、電機子コ
イルによるトルクが零か若しくは小さくなっているので
、起動が困難となる。特に、効率を上昇せしめる為に、
マグネット回転子の着磁波形を矩形波に近づける程上記
した不都合が発生し易くなる。この不都合を除去する為
に、通電の初期と末期の通電の遮断区間を調整し、初期
は僅少に、末期を大きくしている。
更に又、電機子コイルに蓄積された磁気エネルギを出力
トルクに有効に転化する手段を採用して本発明の目的を
達成している。
〔作用〕
電機子コイルの通電の初期では、磁心即ちコアのある電
動機の場合にはそのインダクタンスはmミリヘン9位(
出力が/−2ワツトの電動機の場合)なので、電流の立
上りは比較的おそく、逆起電力は小さいが、電流値が小
さく、ジュール損失も小さく効率に与える影響は少ない
が、効率の低下を招くことになる。
しかし通電の末期では、マグネット回転子の纏束により
、コアがほぼ飽和し、コイルのみのインダクタンスとな
るので、3ミリへンリ位にインダクタンスが減少する。
従って界磁磁界が小さく若しくは零のときの通電の末期
では、著しく大きい電機子電流が流れ、しかもこれはト
ルクに寄与しないので効率を劣化する主因となる。
コアが飽和しない場合でも、蓄積される磁気エネルギの
為に電力消費を伴ない効率の劣化を引起す事情に変りは
ない。かかる不都合を除去する為に、通電の初期と末期
の通電を遮断して効率を周知のこの種の電動機より20
−.23%位上昇せしめているのが本発明の作用である
又上述した手段によると、前項において説明したように
、自起動が困難となる。従って、通電の初期の遮断区間
を小さく、電気角で10度位とし、末期のそれをJO度
位としたものである。
更に又電機子コイルに蓄積した磁気エネルギをトランジ
スタのようなスイッチング素子を利用して、出力トルク
に転化して更に効率を上昇(7〜5%効率が増大する。
)せしめる手段を付加したものである。本発明装置は又
電機子コイルの往復通電ができるので、出力トルクを増
大せしめることができる特徴がある。
〔実施例〕
次に、本発明装置を図面に示す実施例により、その詳細
を説明する。同図面中の同一記号のものは同一の部材な
ので、その説明は省略する。
第1図は磁心のある電動機の全体の構成を示す正面図で
ある。
第1図において、記号グは、珪素鋼板を積層して作った
電機子磁心である。タボールの構成となり、突極は記号
グa、ダA、’40.’Idとして示され、それ等の巾
はqo度より少し小さ1(+され、りO変能間している
各突極には、電機子コイルsa、sb、re。
りdが装着されている。磁心qの中央部は空孔となり、
金属円筒2が嵌着され、この円筒−により、磁心4tは
本体(図示せず)に固定されて、固定電機子を構成して
いる。
円筒λの内部には、ボール軸承3の外輪が嵌着され、内
輪には、回転軸/が回動自在に支持されている。
回転軸lのl端には、カップ状にプレス加工された軟鋼
カップ/3の底面中央部が固定されている。
カップ13の内側には、円環状のマグネット回転+6が
固定され、マグネット回転+6には、qo度の開角のN
、S磁極が図示のように配設され、その磁極は、空隙を
介して突極qα、llb。
・・・と対向して、回転軸lとともに回転する。
突極qαの左側矢印Bは、を社寸コi空隙(最も大きい
部分でo、gミリメートル位)を介して、磁極6αと対
向し、右側C点も空隙(等しい長さの空隙部が全空隙の
約//、、?となって、その空隙長は0.!; ミリメ
ートルである。)を介して磁極6αと対向している。
上述した空隙は、他の突極Ah、l、Q、Adにも同様
に設けられている。かかる手段により、コギングトルク
が発生して自起動できるものでの展開図である。以降は
角度はすべて電気角により表示するものとする。
第2図において、矢印で示す空隙3aはO0sミリメー
トル、空隙Sfは09349メートルである。上述した
構成は、周知のl相の半導体電動機であるが、これ等は
、第3図につき後述する理由により、効率が劣化し、入
力がl−ユワット位のもので、その効率は、?コチ〜J
j%位となっている。3相のこの種のものは、60〜7
0チの効率となっているのに比較すると、効率は著しく
劣化している。
本発明装置は、か力・る効率の劣化する原因を除去して
、効率をJ%〜n%上昇せしめて、60チ〜Jj1位と
した構成としたものである。次にその詳細を説明する。
第9図(α)は、第1図の電動機の電機子コイルタα、
 !rb、・・・、5dの通電制御回路である。
第9図(α)において、磁電変換素子となるホール素子
ざa、gbの出力は、オペアンプ//X。
//Aにより増巾される。記号/Q a 、 10 b
は電源正負極である。
ホール素子gαの出力は、オペアンプ/lα及び反転回
路を介して、アンド回路/りα、15bの1つの入力と
なっている。ホール素子tbの出力は、オペアンプ//
A及び反転回路を介して、アンド回路/3α、/!;b
の他の入力の1つとなつている。
オペアンプ/lαの4点の出力は、第S図のタイムチャ
ートの曲線2/ a 、 21 b 、・・・となる、
オペアンプ//bのに点の出力は、95t図の曲線2.
2α、 、2.2 b 、・・・となり、両者の位相差
は、ホール素子gα、gbの距離となる。前者が電気角
で昭度進相している。アンド回路/Sαの出力、即ち0
点の出力は、第5図で曲線!、?α、 、2J b 、
・・・とじて示される。
アンド回路/りbの出力即ちD点の出力は、第3図で、
曲線2141! 、 、24t A 、・・・として示
されている。
上記したC、D点の出力により、トランジスタ/4(α
、/’Ibのペース制御か行なわれているので、電機子
コイルj;a、j;e及びrb、りdは、マグネット回
転子ASね回転する毎にその通電が交替されて、l相の
半導体電動機として駆動される。尚記号10α、 io
 e及びio bは直流電源圧負極である。電機子コイ
ルj;a、jiC及び!b、!rdは直列並列のいずれ
の接続でもよい。
ホール素子gα、tbは、同じ目的を達するものであれ
ば他の位置検知素子でもよい。
第S図の曲線コα、 、lu b 、・・・は、マグネ
ット回転+6の各磁極の磁界分布曲線と考えてもよく、
又一般の180度(電気角)通電時の7相の電動機の出
力トルク曲線と考えてもよい。本明細書では後者の出力
トルク曲線と呼称する。
曲線2/α、 2/ h 、・・・は、出力トルク曲線
na。
ff A 、・・・より70度進相し、曲線2コα、 
22 b 、・・・は、30度だけ位相がおくれでいる
曲線23αの左側矢印の巾は70度、右側矢印の巾は3
0度となっている。上記した角度が、出力トルク曲線お
αとの差の角度となっているものである。
以上の説明より判るように、トランジスタ/Qa 、 
11 bのベース入力は、第3図の曲線23α。
コJh、・・・及び曲線、24α、 4IAb 、・・
・の電圧となるので、IgO度通電の場合のトルク曲線
おαの初期の70度は削除され、又末期の3g度も削除
される。又電機子コイ゛ルsa、5a11!:sb、s
dは交互に通電される。従って、電機子電流曲線は、第
S図の曲線コ、−ざb 、 、2g c 、・・・のよ
うになる。
上述した事実の詳細を第3図について説明する。
第3図は、マグネット回転子6の7部の磁極6α、 A
 b、 l、d及びこれに対向する突極グα。
電機子コイル左αの展開図を示している。
突極1IlIが磁極6αに正対したときの図面が示され
ている。電機子コイルSaが通電され、N極に励磁され
、磁極6αが矢印Y方向に回転する場合を考えると、磁
極6aによる磁束は矢印32の方向となり、又電機子コ
イル左αによる磁束の方向は矢印、?−と反対方向とな
り、通電とともに急速に矢印、?−の方向の磁束は減少
するので、大きい逆起電力が発生し、電機子電流は、第
S図の曲線、2gの左端の立上り部となり、過大な電流
は抑止される。従って、この部分の界磁磁界は零若しく
は小さく、出力トルクも小さいが、ジュール損失も僅少
となり、効率に大きい影響を与えることはない。
次にマグネット回転+6が矢印Y方向にqo度(機械角
ではqり度)回転する間に、磁極乙αによる矢印、?−
の方向の磁束は減少して零となる。
又この間に電機子コイルjaによる矢印37ユと反対方
向の磁束は、はぼ一定なので、合成磁界は、矢印、?二
と反対方向に漸増し、これによる逆起電力も増加して、
40度回転したときに逆起電力は最も増大する。即ち電
機子コイル5αを貫通する磁束の大きさの時間に対する
変化率が大きくなるものである。従って電機子電流は、
第3図の曲線Hの中央部の低い値となる。
次のqo度の回転時には、その初期において、磁極6d
(S極)により、矢印3.?の方向の磁束が突極qαに
流入し、この方向は電機子コイルSαによる磁束と方向
が一致するので、合成磁束の時間に対する変化率は最大
となり、従って逆起電力も最大値となり、電機子電流も
最低値となり、又効率も最大となる。この点が第3図の
曲線2gの中央部の少し右側の点となっている。
更にマグネット回転子6が回転すると、矢印、?、7で
示す磁極6dによる磁束が急速に増加して、磁心は飽和
に近づくので、誘導常数が急速に零に近づき、インダク
タンスが急減する。実測によると、曲線、2Sαの左端
部ではインダクタンスが20ミリへンリ、右端では、S
ミリヘン9位となる。ただし、入力がlワット〜コワッ
ト位の電動機の場合である。従って、逆起電力も急減し
て電機子電流は急増する。更に又インダクタンスに比例
する磁気エネルギも急減するので、放出された磁気エネ
ルギは電機子電流を増大せしめる結果となる。従って、
第S図の曲線コざの右端の点線2gαのように、電機子
電流が急増し、1KO度回転したときに、電機子電流は
切断されるが、このときのピーク値は実測によると、起
動電流とほぼ同じ値となる。
この近傍では、界磁磁界は小さいか零となっているので
、出力トルクは殆んどなく、無効なジュール損失が急増
する。
他の磁極’lb、170.lidについても事情は全く
同じである。
マグネット回転子6が回転するに従って、第S図の曲線
コg、、2rc、・・・に示す曲線の電機子電流となる
毎分3000回転の電動機とすると、1回転毎に9個の
曲線2g 、 2E C、・・・が得られるので、毎分
/コ000  個の曲線−g、2KO,・・・で示す通
電が行なわれる。この事実は極端な表現をすると、7分
間に/1000  回起動が行なわれる直流電動機とな
り、効率の劣化を招く主原因となっていることが理解さ
れる筈である。
上述した欠点を除去するには、第S図で前述したように
、曲線23α、3h、・・・及び曲線、24f8゜21
1b、・・・ヲトランジスタ/II a 、 /4(b
のペース入力として、電機子電流曲線コαの初期の/θ
度位及び末期の30度位を切断することが最適の手段と
なる。
かかる手段により、通電の末期の大きいジュール損失は
回避されて効率が前述したように著しく上昇する。
又初期における70度の切除は、電機子電流が小さいこ
とと、磁界が小さいので、効率に余り影響はない。しか
しホール素子gα、gbの位置が若干ずれていても反ト
ルクの混入がなく、製造が容易となる利点がある。
次に通電の初期において、IO度位通電を遮断する理由
の詳細について説明する。
第S図において、曲線23 gに示されるように、初期
の70度の巾の通電が遮断されている。
若し上記した通電の遮断のない場合を考えると、ホール
素子fa、tIlの位置が少し点線ツαより右方にずれ
ていたとすると、出力トルクは、この点において、曲線
Maの延長部点線Δで示すように反トルクと々る。
曲線2Aは、前述したコギングトルク曲線で、自起動の
為に必要なものである。
上述した反トルクが、コギングトルクス6より大きくな
るか等しいと、起動時に振動して、起動できなくなる欠
点がある。
特に、出力トルクを大きくする為に磁極1.a。
Ah、・・・の磁界分布を矩形波、に近くすると、上述
した欠点は著しくなり、量産時においては、ホール素子
ざα、tbを正確に所定の位置に固定することは不可能
で、実質的に±二度位の誤差のあることは常識である。
従って1本実施例のように、矩形波に近い着磁をすると
、かかる欠点があると生産ができなくなる。
本発明装置のように、初期のIO度位の通電を遮断して
おくと、コギングトルクのみとなるので、上述した欠点
が除去され、しかも効率を上昇せしめる効果がある。
尚本実施例に示されるように、補極がないので、突極s
a、sb、・・・の巾を磁極中に近くできるので、トル
クを増大し、又効率の上昇に有効な手段となるものであ
る。
他の曲線鯰=丑オb 、・・・についても事情は全く同
様である。
上述した事情は、マグネット回転+6の磁極数及び対応
して突極の数を増加した場合においても全く同様である
前述したように、突極qα、4b、・・・の巾が180
度に近いので、出力トルクが大きく、しかもこれ等によ
るコギングトルクが僅少となるので、起動が確実となり
、又機械騒音の少なくなる効果がある。
以上の説明より判るように、本発明装置は、効率が上昇
し、周知のこの種の電動機に比較して、/3 、20%
加算された効率が得られる特徴がある。上述した、通電
の初期と末期の、IO度位と30度位の非通電区間は、
目的を達する角度であれば、増減することは差支えない
次に第9図(α)につき、電機子コイルに蓄積された磁
気エネルギを出力トルクに有効に転化する手段について
説明する。
オペアンプ//I+の出力は、トランジスタ/A 11
のベース入力となっている。オペアンプ//IIの出力
がハイレベルのときのみに、トランジスタノルαは導通
される。オペアンプ//aの出力がローレベルのときに
は、トランジスタ/A Aが導通される。
トランジスタ/II gが導通ずるのは、第5図の曲線
23 &の電気信号がベース入力となったときで、電機
子コイル3a、!;Dが通電される。
この通電が終了すると、蓄積磁気エネルギは、矢印方向
に放電される。このときに、トランジスタノルαが導通
しているので、これを通して放電し、この電流曲線は、
第左図で、記号x bで示され、出力トルクに寄与する
ものとなる。
トランジスタ/A bについても全(同じ事情で、電機
子電流の断たれると同時に、蓄積磁気エネルギの放電は
、出力トルクに転化する。
一般に、上述した曲線M bによる通電は、ツェナダイ
オードにより行なわれているが、ツェナーダイオードの
ブレークダウン電圧は、電源電圧にほぼ等しくされてい
るので、その内部損失が大きく、磁気エネルギの大部分
はジュール損失となり、出力トルクに寄与する部分は僅
少となる。父上記した通電は、急速に終了するので、機
械的騒音発生の主原因となる欠点がある。
本発明装置によると、トランジスタ/A 11 、 /
A bの内部損失が僅少なので、磁気エネルギの大部分
が出力トルクに転化し、通電時間が延長されるので、機
械的騒音の発生は僅少となる効果がある。
電機子コイルタb、りdが通電されているとキニ、トラ
ンジスタ/ダαは不導通に保持されているので、電機子
コイル3α 5cには矢印方向の誘導出力が発生してい
る。しかしトランジスタノルαも不導通に保持されてい
るので、反トルクの発生はない。
以上の説明より理解されるように、第S図の曲線ユ3α
の右端で電機子電流が断たれたときには、大きい磁気エ
ネルギが電機子コイルに蓄積されているが、この磁気エ
ネルギは正トルクに転化されるので、更に効率が上昇し
てs%位の効率の上昇がある。
第9図(α)におけるトランジスタ/A a 、 /A
 Aは、SCRを使用してもよい。この場合に、これ等
のゲート入力がローレベル入力により、トリガされるも
のの場合には、トランジスタ/Aα、 /Abの代りに
SCRとし、ベース入力をそのままゲート入力として利
用することができる。
本実施例は、ホール素子を一個使用するが、その出力を
矩形波パルスとして処理しているので、ホール素子の感
度、不平衡電圧、温度係数による影響が除去できる効果
がある。
第9図(b)は、電機子コイルSα、夕り、!;e。
りdを直列若しくは並列に接続し、(この接続体が電機
子コイル/りとして示されている。)これに往復して通
電することにより回転トルクを発生せしめる/相の半導
体電動機を構成したものである。
トランジスタ/gα、 1g A 、 1g e 、 
1g dはトランジスタブリッジ回路となっている。端
子Jα。
コθbには、(−)図のアンド回路/3α、/rbの出
力がそれぞれ入力されている。従ってトランジスタ/ざ
Q 、 1g Aと1g c、 1g dは交互に導通
する。
従って、第S図の曲線23α、 、2j b 、・・・
の入力により、電機子コイル/7は右方に通電され、曲
@、!lα、 2Q b 、・・・の入力により、電機
子コイル/りは左方に通電されて、マグネット回転子6
が7gθ度回転する毎に通電方向が交替されて駆動トル
クが発生する。
通電の巾は1180度で、1g0度の巾の通電に対して
、初期は70度位おくれ、末期は30度位早く通電が終
了するので、効果は前実施例と同様である。しかし全電
機子コイルを有効に利用できるので、出力トルクは一倍
となる。
第5図の曲線、231+の電気信号により、電機子コイ
ル/7が右方に通電されているときに、曲線芯する時間
巾のものである。)のローレベルの電気信号が得られ、
これKよりトランジスタ79aが導通される。
従って、電機子コイル/りの蓄積磁気エネルギは、トラ
ンジスタ/9αを介して放電され、出力トルクを増大す
る効果は、第1図(αンの場合と同様である。
学安定回路79c、)うyラスタ/9 bの作用も又全
く同様で、電機子コイル17が左方に通電されていると
きに、電機子コイル17の通電が断たれたときに、蓄積
磁気エネルギは出力トルクに転化する効果がある。
次に、第6図(りに示す回路について説明する。
第6図(α)において、ホール素子gは、電機子の所定
の位置に固定され、マグネット回転子6のN、S磁極に
対向することにより、オペアンプ30α及び30 bよ
り正の出力が得られる。第1図のタイムチャートにおい
て、E、F点の出力が、曲線tIOα、qθb、・・・
、及び曲線tI/α、 ’4/ b 、・・・とじて示
されている。オペアンプj(1) g 、 30 bは
非反転増巾回路となり、リニヤ増巾をする増巾器を構成
している。
ホール素子ざは、前実施例の場合と異々す、サイン曲線
に近いものがよいので、マグネット回転+6の端面に、
サイン曲線に近い着磁を行ない、これに対向してホール
素子を設けるものである。
オペアンプJOaの出力は、ダイオード、?コα及びコ
ンデンサ、?、? +1により積分され、初期の立上妙
の曲線を有する曲線4(6aで示すものとなる。
初期の直線部lI7は、抵抗3’1TICよる電圧降下
分である。従って7つの規準電圧となる。1点の出力が
第1図で曲線4’A aで示されている。オペアンプ3
1の出力は、反転回路を介してトランジスタ3りαのペ
ース入力となり、又直接にトランジスタJ4t Aのベ
ース入力となっている。
従って、6点の出力は、第1図の曲線鉢α。
絆す、・・・となり、E点の出力は、曲線zt a 、
 1ltb、・・・となる。
電気信号2+αにより、トランジスタ3ダαが導通ずる
ので、コンデンサ、?、? aは放電して曲線ダ6αの
末端は、記号’176のように切断される。曲線Δ八に
ついても事情は全く同じで、図示のような形となる。
2個の抵抗33α、 3! bにより分割された1点の
電圧の曲線は、第1図の同一記号の点の曲線lI、r 
aとなる。
順次に到来するオペアンプ30αの出力も同一の形状の
曲線に変化され、曲線qg b 、・・・とじて示され
ている。
オペアンプ3gαは比較回路となり、E点の出力と1点
の出力を比較し、E点の出力電圧が、1点の出力電圧よ
り大きいときのみに出力があるので、端子39 a即ち
に点の出力は、第1図の同一記号の点の曲線51α、 
Sl b 、・・・とじて示さ電圧と曲M’lOaの正
の部分の左端が比較され、又曲線ur aの電圧と曲線
q0αの正の部分の右端が比較され、前者より後者の大
きい部分が、端の角度が約70度となるように調整され
ている。
曲線5ICの左端は、点線値と曲線qθaの交点の位置
となっている。曲線Slαの右端は、点線anαの交点
の位置となっている。従って、矢印so bの巾が30
度となるように、曲線轄αの高さく矢印弘9で示す)が
設定されているものである。
第1図(りのF点の出力は、第1図の曲線1+/α。
Q/ A 、・・・となるので、ダイオード、12 b
 、コンデyす3.?bで積分された出力は、その後縁
が、トランジスタ34LAの導通により切断されるので
、第1図の曲線’It 11 、μ6b、・・・と同じ
形状となり、位相が180度進んだものとなる。
抵抗3Aα、 、7A hで分割された電圧も、曲線轄
α、 lIgh 、・・・と同じ形状で、位相の差が1
80度のものとなる。これが、第1図で、L点の出力と
して、曲線32 K 、 32 A 、・・・とじて示
されている。オペアンプ31 bの出力端子39 bの
出力も、?g7図の曲線51α、 !;/ h 、・・
・と同じ形状で、位相の差は180度となっている。こ
れが、M点の出力として、曲線!;3 g 、 5J 
A 、・・・とじて示されている。
以上の説明より判るように、端子39α、39hの出力
は、第1図のアンド回路/りα、irbの出力と全く同
じ位置検知信号となるので、第q図C1+) 、 (b
)の場合と同様に電機子コイルjra、!;b。
!ra、りd及びlりの通電制御を行なうことができ、
その作用効果も又同様である。
ホール素子tは、温度により、又不平衡電圧により感度
が異なっている。
しかし、第1図の矢印点線tIoの長さが変化すす巾は
30度となり、常にこの値に保持される特徴がある。
このときに、曲線51aの左端の70度も変化するがそ
の値は小さく問題となるものではない。
次に第6図Cb)の回路について説明する。
第6図(h)において、ホール素子にの左右の出力は、
オペアンプboa、bobにより、トランジスタAI 
+1 、 A/ bを介して、抵抗1,2a 、 62
 bの電圧降下として出力される。
ホール素子ざの右側に出力があるときには、反転増巾回
路となるオペアンプt、Oaの出力は、負のレベルとな
り、トランジスタ61αを導通して、抵抗62 aに電
圧降下を生ずる。この電圧は、ホール素子ざの不平衡電
圧に無関係となる効果がある。
オペアンプ6ob、トランジスタA/ Aも同じ効果を
有するものである。
抵抗62α、I!、2bの電圧降下は、第1図において
、曲線5ダa 、 ys b 、 −・・及び曲線57
 α、 57 A 。
・・・としてそれぞれ示されている。曲線外α、外す、
・・・及び57α、57b、・・・は、図示のように所
定角だけ、曲線qOα、qθb、・・・及び曲線4(/
α。
’71h、・・・より位相がおくれるように、ホール素
子gは電機子に固定されている。
8点の出力は、オペアンプ63αとダイオードにより、
ダイオードによる電圧降下を除去して、コンデンサ3、
?αにより積分される。
P点の出力も、オペアンプ6.7 Aとダイオードによ
り、同じ作用で、コンデンサ3.?bにより積分される
抵抗3Sα、、7!rb及び抵抗3Aα、3A6及びオ
ペアンプyt g 、 3g bは、第6図(−)の同
一記号の部材と同じ作用を有するものなので、端子39
a。
39 A即ち0点とQ点の出力は、第1図の曲線S6α
、 St b 、・・・及び曲線stt a 、 sg
 b 、・・・となる。
コンデンサ3.?α及び3,7bの充電電圧は、点線5
S及びStとしてそれぞれ示されているので、点線SS
と曲線5弘α、りahの交点の位置が、曲線S6α、5
6hの立上り部と降下部となっている。
曲線56αの左側矢印の巾が70度となるように、右側
矢印が3a度となるように、曲線外αは左方に所定角だ
け位相がずらされているものである。
他の曲線5A b 、についても同様な手段が採用され
ている。
点線S9は、コンデンサJ、? bの充電電圧となって
いるので、同様に1曲線57 g 、 3’? Aとの
交点の位置が、曲線−’Jα、sgbの立上り部と降下
部の位置となり、曲線、5′gαの立上り部と点線(q
度の位置)との巾は70度となり、降下部と点線(18
0度の位置)との巾は30度となっている。
電源スィッチを投入した直後では1点線りSの初期SS
 a部の電圧は漸増するので、曲線外αの左端が左方に
延長されて、若干の反トルクの発生があるが、みじかい
時間後に、コンデンサ3.?aの充電が終了するので上
記した左方の延長部は消滅する。従って実用上差支えは
ない。
曲線5Aa 、 5A A 、 ・・・及び曲線31!
& 、 !;11 h 、・・・は、前述した曲線31
 a 、 Sl b 、・・・及び曲線S3α。
53b、・・・と全く同じ形状なので、同じ作用効果の
位置検知信号として、端子39 g 、 Jqbの出力
を利用できるものである。
次に、第S図のコギングトルク曲線2A、、2りの説明
をする°。
曲線コα、 Qff A 、・・・は、出力トルクの曲
線とも考えられるものであるが、一般の180度の通電
の場合には、その死点の位置で、コギングトルク曲線:
LAの最大値があるようにすることにより自起動せしめ
ている。
しかし、本発明装置では、曲線Waの末期の30度位と
曲線wbの初期のIO度位の出力トルクが削除されてい
るので、死点の巾が大きく自起動しない場合が生ずる。
図面よね判るように、ホール素子tの位置が、量産時に
少しずれて電機子に固定されることがある。このときに
上述した問題が発生し易い。
か、6−る欠点を除去する為に、コギングトルク曲線ム
の位相を、所定角だけ左方におくらせて、点線曲線コア
で示されるコギングトルクとすることが適切な手段とな
る。
かかる手段の為に、曲線コαの右端の30度の巾の出力
トルクの欠除部分に、コギングトルクのピーク値が移動
して、起動トルクを大きくすることのできる効果がある
。従って自起動が確実となるものである。
第1図、第2図で説明したように、磁極qα。
lIb、・・・の左右の空隙長を異ならしめ、左のシ3
の空隙長を大きくし、右の//3のそれを小さくするこ
とにより、コギングトルク曲線27を得ているものであ
る。両者の空隙長を//コずつとすると、コギングトル
クは曲線ムのようKなるものである。
上記した所要の空隙長の比、形状は目的を達するもので
あれば変形をすることは自由にできるものである。
〔効果〕
本発明装置を、入力がl−λワット位の他流ファンの、
駆動源として利用した場合を例とすると、同一形状の従
来のものの効率が30%−33チ位であるのに比較して
、効率が5OS〜55%位に向上し、又騒音が減少され
、当然電動機自身の発熱も減少して冷却効果を大きくで
きる。銅損が損失の大きい部分を占める小型l招電動機
に本発明を適用すると有効である。又電機子コイルに蓄
積された磁気エネルギを出力トルクに有効に転化できる
ので、史に付加゛して効率を3%位上昇せしめることが
できる効果がある。更に又、必要によって、ホール素子
を1個とすることができる。又、出力トルクを大きくす
る為に電機子コイルに往復して通電することができる。
又自起動を完全に行なう手段を付加することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の正面図、第2図は、マグネット
回転子と固定電機子の突極の展開図、第3図は、マグネ
ット回転子の磁極と突極間の磁束変化を示す説明図、第
9図は、電機子コイルの通電を制御する通電制御回路図
、第5図は。 第9図の通電制御回路の各部の電気信号のタイムチャー
ト、第6図は、本発明装置の他の実施例の通電制御回路
図、第り図は、第6図の回路の各部の電気信号のタイム
チャートをそれぞれ示す。 l・・・回転軸、  コ・・・ポール軸承、3・・・円
筒、   Q、41a、41A、 ll 。 固定電機子及びその突極、  !α、!;b、!;e、
、!;d、/7・・・電機子コイル、   乙・・・マ
グネット回転子、  A g 、 A A 、 A I
 、 A d ・・・磁極、  /3 ・・・軟鋼カッ
プ、   g、tg、gb・・・ホール素子、  10
 a 、 IOA 、 10 e・・・電源圧負極、 
 // a 、 // h 、 30 a、 30 b
 、 3g a 、 31A 、 60α、 60 b
 、 4J a 、 I;J A・・・オペアンプ、/
!α、/左b・・・アンド回路、  /りα、 /4L
 b 、 /Aa 、 /A b 、 1g a、 l
l A 、 1g e 、 1g d 、 /9 g 
、 /9h 、 J4Cα、 J4’ b 、 6/ 
11 、4/ A・・・トランジスタ、79’ c 、
 /9 d ・”単安定回路、  2/ a  21 
b ・4点の出力波形、  j、2 a 、 +2.I
 b 、−、+230 、.2J6.・・・B、C点の
出力波形、  コ41a、−弘す。 ・・・0点の出力波形、  Sα、 2! b 、・・
・出力トルク曲線、  ム、コ?・・・コギ/グトルク
曲線、2g 、 、2tb 、 uff e 、 −・
・通電電流曲線、  lθa。 qn b 、・・・、 glα、 14/ 11.・・
・JP点の出力波形、舛α、鉢bl・・・、釘a、タタ
6.・・・C,ff点の出力波形、  Ill、a(7
66・・・ ダl(a  りに6 ・・・1.1点の出
力波形、  5/ a 、 51 b 、−、!;2a
 、 32 A 、 ・K 、 L点の出力波形、  
53a。 !;3b 、−、’;’Aa、Wb 、 ・M、N点の
出力波形、57a、タフb 、 ・、 5IIa、 !
;lb 、 ・P 、 Q点の出力波形、  56α、
 sb b 、・・・0点の出力波形。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マグネット回転子ならびに固定電機子を備えた1
    相の半導体電動機において、固定電機子の突極に装着さ
    れた複数個の第1、第2、第3、・・・の電機子コイル
    と、該電機子コイルに対向して、等しいピッチで、異極
    が隣接するようにN、S磁極に着磁された前記したマグ
    ネット回転子と、該マグネット回転子の磁極面に対向し
    て固定電機子側に固定され、該回転子の位置を検出して
    、磁極の磁界の強さに対応した位置検知信号を発生する
    磁電変換素子と、マグネット回転子に対向する突極面を
    回転方向に関して、初期の1/3位が所定の空隙長とな
    るように、次の2/3位がより大きい空隙長となるよう
    に削除してコギングトルクを発生せしめる手段と、前記
    した磁電変換素子の出力により、等しいピッチで、電気
    角で180度互いに離間するとともに、巾が電気角で1
    40度位の位置検知信号列を発生せしめる電気回路を含
    む位置検知装置と、該電気回路より得られる奇数番目の
    位置検知信号及び偶数番目の位置検知信号により、それ
    ぞれに対応する奇数番目の電機子コイルならびに偶数番
    目の電機子コイルに直列に接続された第1、第2のトラ
    ンジスタを付勢して両電機子コイル群を交互に通電する
    とともに、通電の初期の電気角で10度位と末期の電気
    角で30度位の区間の通電を遮断する通電制御回路と、
    奇数番目の電機子コイルならびに偶数番目の電機子コイ
    ルのそれぞれに並列に接続された第3、第4のトランジ
    スタと、奇数番目の位置検知信号の末期の電気角で30
    度位ならびに偶数番目の位置検知信号の末期の電気角で
    30度位の区間を、第3、第4のトランジスタを少なく
    とも導通状態に保持する電気回路とより構成されたこと
    を特徴とする1相の半導体電動機。
  2. (2)第(1)項記載の特許請求の範囲において、電気
    角で180度の通電をしたときの出力トルクより位相が
    電気角で10度位進んだ第1の位置検知信号を発生せし
    めるように、固定電機子側に固定した第1の磁電変換素
    子と、前記した出力トルクより位相が電気角で40度位
    おくれた第2の位置検知信号を発生せしめるように、固
    定電機子側に固定した第2の磁電変換素子と、第1、第
    2の位置検知信号を入力とする第1のアンド回路と、第
    1、第2の位置検知信号を反転回路を介して入力とする
    第2のアンド回路と、第1、第2のアンド回路の出力を
    、第1、第2のトランジスタの付勢入力とする位置検知
    装置により構成されたことを特徴とする1相の半導体電
    動機。
  3. (3)第(1)項記載の特許請求の範囲において、電気
    角で180度の通電をしたときの出力トルクと位相が一
    致した位置検知信号を発生せしめるように、固定電機子
    側に固定された1個の磁電変換素子と、該変換素子のN
    、S磁極による出力をリニヤ増巾をして第1の位置検知
    信号を、又増巾して矩形波の第2の位置検知信号を得る
    第1の電気回路と、奇数番目及び偶数番目の第1の位置
    検知信号によりそれぞれ独立に充電される第1、第2の
    コンデンサと、第1、第2のコンデンサに並列接続され
    た第1、第2のスイッチング素子と、該スイッチング素
    子を第一の位置検知信号により付勢して交互に導通せし
    める第2の電気回路と、第1、第2のコンデンサの充電
    電圧を設定された比率で減少して、それぞれに規準電圧
    を加算して第1、第2の規準電圧を得る第3の電気回路
    と、第1、第2の規準電圧と第1の位置検知信号の奇数
    番目のものと偶数番目のものを比較する比較回路の出力
    により、所要の位置検知信号列を得る位置検知装置とよ
    り構成されたことを特徴とする1相の半導体電動機。
  4. (4)第(1)項記記載の特許請求の範囲において、電
    気角で180度の通電をしたときの出力トルクより位相
    が所定角だけおくれた位置検知信号を発生せしめるよう
    に、固定電機子側に固定された1個の磁電変換素子と、
    該磁電変換素子のN、S磁極による出力をリニヤ増巾し
    て位置検知信号を発生する第1の電気回路と、奇数番目
    及び偶数番目の第1の位置検知信号によりそれぞれ独立
    に充電される第1、第2のコンデンサと、第1、第2の
    コンデンサの充電電圧を設定された比率で減少して、第
    1、第2の規準電圧を得る第2の電気回路と、第1、第
    2の規準電圧と第1の位置検知信号の奇数番目のものと
    偶数番目のものを比較する比較回路の出力により、所要
    の位置検知信号列を得る位置検知装置とより構成された
    ことを特徴とする1相の半導体電動機。
  5. (5)マグネット回転子ならびに固定電機子を備えた1
    相の半導体電動機において、固定電機子の突極に装着さ
    れた複数個の第1、第2、第3、・・・の電機子コイル
    と、該電機子コイルに対向して、等しいピッチで、異極
    が隣接するようにN、S磁極に着磁された前記したマグ
    ネット回転子と、該マグネット回転子の磁極面に対向し
    て固定電機子側に固定され、該回転子の位置を検出して
    、磁極の磁界の強さに比例した位置検知信号を発生する
    磁電変換素子と、マグネット回転子に対向する突極面を
    回転方向に関して、初期の1/3位が所定の空隙長とな
    るように、次の2/3位がより大きい空隙長となるよう
    に削除してコギングトルクを発生せしめる手段と、第1
    、2、3、・・・の電機子コイルの並列若しくは直列接
    続体と、該接続体に供電して、往復して通電せしめる第
    1、第2、第3、第4のトランジスタよりなるブリッジ
    回路と、前記した磁電変換素子の出力により、等しいピ
    ッチで、電気角で180度互いに離間するとともに、巾
    が電気角で140度位の位置検知信号列を発生せしめる
    電気回路を含む位置検知装置と、該電気回路より得られ
    る奇数番目の位置検知信号及び偶数番目の位置検知信号
    により、それぞれ前記した電機子コイルの接続体を含む
    ブリッジ回路の第1、第3のトランジスタ若しくは第2
    、第3のトランジスタを付勢して、電機子コイルの接続
    体に往復して、通電するとともに、通電の初期の電気角
    で10度位と末期の電気角で30度位の区間の通電を遮
    断する通電制御回路と、電機子コイルの通電の終了した
    ときの次の電気角で30度位の区間において、該電機子
    コイルに蓄積された磁気エネルギを放電して出力トルク
    に加算せしめる手段とより構成されたことを特徴とする
    1相の半導体電動機。
  6. (6)第(5)項記載の特許請求の範囲において、電気
    角で180度の通電をしたときの出力トルクより位相が
    電気角で10度位進んだ第1の位置検知信号を発生せし
    めるように、固定電機子側に固定した第1の磁電変換素
    子と、前記した出力トルクより位相が電気角で40度位
    おくれた第2の位置検知信号を発生せしめるように、固
    定電機子側に固定された第2の磁電変換素子と、第1、
    第2の位置検知信号を入力とする第1のアンド回路と、
    第1、第2の位置検知信号を反転回路を介して入力とす
    る第2のアンド回路と、第1、第2のアンド回路の出力
    を第1、第2、第3、第4のトランジスタの付勢入力と
    する位置検知装置により構成されたことを特徴とする1
    相の半導体電動機。
  7. (7)第(5)項記載の特許請求の範囲において、電気
    角で180度の通電をしたときの出力トルクと位相が一
    致した位置検知信号、を発生せしめるように、固定電機
    子側に固定された1個の磁電変換素子と、該磁電変換素
    子の出力をリニヤ増巾して第1の位置検知信号を、又増
    巾して矩形波の第2の位置検知信号を得る第1の電気回
    路と、奇数番目及び偶数番目の第1の位置検知信号によ
    りそれぞれ独立に充電される第1、第2のコンデンサと
    、第1、第2のコンデンサに並列接続された第1、第2
    のスイッチング素子と、該スイッチング素子を第2の位
    置検知信号により付勢して交互に導通せしめる第2の電
    気回路と、第1、第2のコンデンサの充電電圧を設定さ
    れた比率で減少して、それぞれに規準電圧を加算して第
    1、第2の規準電圧を得る第3の電気回路と、第1、第
    2の規準電圧と第1の位置検知信号の奇数番目のものと
    偶数番目のものを比較する比較回路の出力により、所要
    の位置検知信号列を得る位置検知装置とより構成された
    ことを特徴とする1相の半導体電動機。
  8. (8)第(5)項記載の特許請求の範囲において、電気
    角で180度の通電をしたときの出力トルクより位相が
    所定角だけおくれた位置検知信号を発生せしめるように
    、固定電機子側に固定された1個の磁電変換素子と、該
    磁電変換素子のN、S磁極による出力をリニヤ増巾して
    位置検知信号を発生する第1の電気回路と、奇数番目及
    び偶数番目の第1の位置検知信号によりそれぞれ独立に
    充電される第1、第2のコンデンサと、第1、第2のコ
    ンデンサの充電電圧を設定された比率で減少して、第1
    、第2の規準電圧を得る第2の電気回路と、第1、第2
    の規準電圧と第1の位置検知信号の奇数番目のものと偶
    数番目のものを比較する比較回路の出力により、所要の
    位置検知信号列を得る位置検知装置とより構成されたこ
    とを特徴とする1相の半導体電動機。
JP60252011A 1985-11-12 1985-11-12 1相の半導体電動機 Pending JPS62114489A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60252011A JPS62114489A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 1相の半導体電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60252011A JPS62114489A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 1相の半導体電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62114489A true JPS62114489A (ja) 1987-05-26

Family

ID=17231326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60252011A Pending JPS62114489A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 1相の半導体電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62114489A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004140897A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Japan Servo Co Ltd 単相ブラシレスdcモータ
JP2006333585A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Mitsumi Electric Co Ltd 単相ブラシレスモータ
JP2009207298A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Minebea Motor Manufacturing Corp ステッピングモータ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004140897A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Japan Servo Co Ltd 単相ブラシレスdcモータ
JP2006333585A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Mitsumi Electric Co Ltd 単相ブラシレスモータ
JP4715305B2 (ja) * 2005-05-24 2011-07-06 ミツミ電機株式会社 単相ブラシレスモータ
TWI414130B (zh) * 2005-05-24 2013-11-01 三美電機股份有限公司 Single-phase brushless motor
JP2009207298A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Minebea Motor Manufacturing Corp ステッピングモータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10148159B2 (en) Magnetic rotating apparatus, electric motor, and motor generator
JP2011505785A (ja) ステッピングモーターのステップ損失を検出する方法及び装置
JP3693173B2 (ja) 単相ブラシレスdcモータ
JPH0398489A (ja) 回生制動のできるリラクタンス型電動機
JPH02294293A (ja) 低電圧で駆動できるリラクタンス型電動機
US9071179B2 (en) Single-phase brushless motor
JP2007104738A (ja) ブラシレス同期電動機及びその駆動制御装置
JPH0646593A (ja) 高速リラクタンス型電動機
JP5771857B1 (ja) モータ及びモータ制御方法
JP5503794B1 (ja) モータ駆動装置およびモータ駆動システム
JPS62114489A (ja) 1相の半導体電動機
JP3393366B2 (ja) センサレスモータの回転子位置検出装置及びその方法
JPH0635657Y2 (ja) ステツピングモ−タ
JP3711859B2 (ja) ブラシレス直流電動機
KR100451418B1 (ko) 이중고정자구조의 직류전동기
JP3596459B2 (ja) 内燃機関用スタータジェネレータ
JP4131510B2 (ja) ブラシレスモータ装置の抵抗値選択方法
JPH0923687A (ja) 磁石モータとその起動方式
JPS6258891A (ja) 1相の半導体電動機
JPH01185193A (ja) リラクタンス型3相電動機
JPH02106192A (ja) リラクタンス型電動機
JPS63253893A (ja) リラクタンス型電動機
CN116707200A (zh) 高转矩无磁电机
JPH08251898A (ja) 揺動モータおよびボンディング装置
JP2002359990A (ja) 単相ブラシレスモータ