JPS62113989A - 管継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、管継手にねじ、溶接、溝等の加工を施すこと
なく接続できる管継手に関するものである。

［従来の技術］ 従来、この種の管継手は大別して ■管継手本体の端部にねじ係合するナツトを用いてこの
間に装着したパツキンおよび食込みリングを管外周面に
圧着する袋ナツト形式。

■両管端外周にまたがる環状パツキンを食込みリングと
共に装着し、これらの背面より２つ割のハウジングを接
続すべき両管端にまたがってかぶせ、ボルト等により直
接管軸心方向に締結するハウジング形式。

■第６図に示す特開昭４８−２９０１７ｇ公報に開示さ
れたごとく継手本体内にパツキンと食込みリングを装着
し、継手本体内面を端部側に縮小するテーバ角度に設け
て、管を継手に挿入すると管の引抜力に対して食込みリ
ングが縮径され管の扱出しが阻止される差込み形式の管
継手がある。

［発明が解決しようとづる問題点］ 上記従来技術の■袋ナツト形式および■ハウジング形式
のものは、部品点数が多く施工に際し大きな締付力を必
要とする。又接続施工に際して熟練技術を必要とする。

又■差込み形式のものは、施工が容易であるが一旦接続
すると配管を分解することが困難で、接続後に生じる配
管の変更や補修には管を切断するか又は特別な工具を用
いて分解しなければならない。又接続後の管の固定が悪
く、管と継手が自在に回転するため施工が困難で多くの
管支持金具を必要とする。

本願は上記の問題を解決することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の要旨は、管軸方向中央側に接続すべき管外周面
と継手本体内周面との密封手段を設け、管軸り内端部側
には円周の一部を前記継手本体中央部と連結した管軸と
直角方向の切割部を設け、該切割部の端部側に少くとも
前記連結部と相対する側の管外周面が係合する係合部を
設けたことを特徴とする管継手である。

［作用］ 上記の構造であるから管に引抜力が作用すると管外周に
係合する係合部が外側に引張られ、係合部が管軸に対し
て傾斜する。このため係合部の接続時の内径寸法が傾斜
した角度の余弦分縮径され、この縮径力は管の引抜力に
比例して増すため、管の継手内からの抜出しを阻止する
。

［実施例］ 第１図乃至第３図は、本発明の第１実施例を示し、本管
継手は、構成別に大別して、円筒状内面にパツキンを装
着して管外面と密封し管内流体の漏洩を防止する密封部
１、管外面に係合すると係合部２、および上記密着部１
との間に設けた切割部４とから構成され、材料は鋼等の
弾力性のある材質が良い。

円筒状で形成される密封部１の端部内面にパツキン溝５
を形成し、このパツキン溝５には管外面との間をシール
する例えばＯリング等のパツキン６が装着される。尚１
１は、管の挿入深さを一定にするストッパーである。４
は密封部１の外側に管軸と直角方向に設けられた切割部
で連結部３を円周上の一端を残して設ける。この深さは
材料の強度等にもよるが径の半分以上が望ましい。２は
連結部３によって密封部１と連結された係合部であって
、内面は管外面に食込み易い様山形の突起８が形成され
、連結部３の対称位置に割溝７が管軸方向に設けられ、
割溝７の位置に係合部２を縮径するねじ穴９とボルト穴
９１を形成し、ボルトで締結することにより係合部の内
径が収縮し管１０の外面に山形の突起８が食込み容易に
係合する。

本管継手は、上記のごとく係合部２の割溝７を縮小する
ごとくボルトを締結する丈で管の接続が完了するので施
工性が良い。

第３図に施工後、管１０に引張力が加わった状態を示す
。管１０に引張力が働くと係合部２の内面山形突起が管
外面に食込／υで係合しているので係合部２も引張られ
、切割部４の入口側が開くごとく管軸線に対して傾斜す
る力が加わる。係合部２が傾斜するとその内径は、傾斜
角度αの余弦分縮径されるため管外面への食込み深さが
増し管の保持力が増大して増々管が引扱かれるのを阻止
しようとする。本管継手は、上記の原理で管１０の用法
阻止が働くので従来の継手のごとく初期の食込みが深く
なくともよく、このため管への係合力が小さくとも用法
阻止力は保持出来る。このため施工性は良好である。

次に第４図は本発明の第２実施例を示し、前記第１実施
例の係合部２の端部側に、更に第２の係合部２２を設け
る第１の係合部２の端部側に更に第２の係合部２２を設
け、第１の係合部２と第２の係合部２１の間に第２の切
割部４２を第１の切割部４と逆の方向に形成しである。

従って第２の連結部３２は、前記第１の実施例の割溝７
で分割された一方の側に連結されていてもよく、又ある
いは分割された両方側に連結部３２が連結されていても
よい。

本実施例においても管の用法阻止に１作用する原理は、
第１実施例の場合と同様であるが、管の相対する側で用
法阻止が動くので用法阻止力は更に安定する。

次に第５図は、本発明の第３実施例を示し、前記第１実
施例の係合部２の端部側に第２の係合部２３を設け、第
１の係合部２と第２の係合部２３との藺に第２の切割部
４３を切割部４と同じ方向に形成しである。本実施例に
おいても管への引俵阻正に作用する原理は第１実施例の
場合と同様であるが、管外周への係合は１ＩＩＩ実に行
われ引抜阻止力は増す。

〔効果１ 以上のごとく本発明の管継手は、部品点数が少なく、接
続に際し大きな力や熟練技術を必要としないので施工が
容易で、又接続後の分解や再使用も可能で従来の管継手
の長所を全て含む大きな効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は、本発明の実施例を示し、第１図は
第１実施例の一部切欠ぎ［１１ｉ面図、第２図は第１図
の側面図、第３図は第１実施例の管接続後の管に引抜力
が作用した時の状態を示す部分断面図、第４図は第２実
施例を示す部分断面図、第５図は第３実施例を示す部分
断面図、第６ｆｌ！！ｌは従来の！継手を示す一部切欠
き断面図である。 １・・・密封部、　２・・・係合部、　３・・・連結部
。 ４・・・切割部、　６・・・パツキン、　７・・・割溝
。 ８・・・山形突起。 第３図 Ｏσ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、管軸方向中央側に接続すべき管外周面と継手本体内
   周面との密封手段を設け、 管軸方向端部側には円周の一部を前記継手本体中央部と
   連結した管軸と直角方向の切割部を設け、該切割部の端
   部側に少くとも前記連結部と相対する側の管外周面が係
   合する係合部を設けたことを特徴とする管継手。 ２、特許請求の範囲第１項記載において、前記係合部は
   前記連結部と相対する側に管軸方向の割溝を設け、該割
   溝を縮小するものからなる管継手。 ３、特許請求の範囲第１項乃至第２項記載において、前
   記係合部の端部側に円周の一部を連結した管軸と直角方
   向の第２の切割部を設け、該第２の切割部の端部側に管
   外周面に係合する第２の係合部を設けたことを特徴とす
   る管継手。