JPS62113679A - 車両用変速機のカムドラム保持機構 - Google Patents
車両用変速機のカムドラム保持機構Info
- Publication number
- JPS62113679A JPS62113679A JP25286885A JP25286885A JPS62113679A JP S62113679 A JPS62113679 A JP S62113679A JP 25286885 A JP25286885 A JP 25286885A JP 25286885 A JP25286885 A JP 25286885A JP S62113679 A JPS62113679 A JP S62113679A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam drum
- shift
- transmission
- holding mechanism
- stopper member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は自動二輪車等の車両に設ける変速機のカムドラ
ム保持機構に関するものである。
ム保持機構に関するものである。
一般に、自動二輪車の変速機は、変速ペダル等による変
速操作によりカムドラムを回転させ、このカムドラムの
回転によりシフトフォークを介して変速歯車を軸方向に
シフトさせて、変速歯車の噛合を切り換えるようになっ
ている。上記カムドラムは、変速操作後、所定の変速位
置に静止状態に保持させる必要があり、そのためカムド
ラムの端部に複数の係合部を環状に配置し、それらの係
合部に、スプリングで付勢されたストッパ部材を選択的
に係合させるようにしている。
速操作によりカムドラムを回転させ、このカムドラムの
回転によりシフトフォークを介して変速歯車を軸方向に
シフトさせて、変速歯車の噛合を切り換えるようになっ
ている。上記カムドラムは、変速操作後、所定の変速位
置に静止状態に保持させる必要があり、そのためカムド
ラムの端部に複数の係合部を環状に配置し、それらの係
合部に、スプリングで付勢されたストッパ部材を選択的
に係合させるようにしている。
第3図は従来のカムドラム保持機構の一例を示すもので
、カムドラム37の端部に複数のピン30 、−−−−
−−−、 30が環状に植設し、ピン30゜30同士の
間に形成された係合部30aに、点Aを支点に揺動自在
にしたストッパアーム31に設けたローラ32を、スプ
リング35の弾性力によって付勢させて係合させる構成
になっている。また、変速操作する際のカムドラム37
の駆動は、シフト爪36をシフトアンプするU方向また
はシフトダウンするD方向に作動させて上記ピン30を
引っ掛けることによって行うようになっている。
、カムドラム37の端部に複数のピン30 、−−−−
−−−、 30が環状に植設し、ピン30゜30同士の
間に形成された係合部30aに、点Aを支点に揺動自在
にしたストッパアーム31に設けたローラ32を、スプ
リング35の弾性力によって付勢させて係合させる構成
になっている。また、変速操作する際のカムドラム37
の駆動は、シフト爪36をシフトアンプするU方向また
はシフトダウンするD方向に作動させて上記ピン30を
引っ掛けることによって行うようになっている。
ところで、上記従来の機構において、カムドラム37を
U方向に回転させてシフトアップする場合は、ストッパ
アーム31をスプリング35の引張力Fに抗して点Cの
部分で押し上げ、支点Aの回りに回転させのに対し、D
方向に回転させてシフトダウンする場合は、点Bの部分
で押し上げることになる。このように前者の作用点Cか
ら支点Aまでの距離と、後者の作用点Bから支点Aまで
の距離とでは前者の方が大きいため、梃子の原理により
前者のシフトアップする場・合の方が操作荷重は小さく
なり、両方向に対して同じフィーリングで操作すること
ができない点がある。
U方向に回転させてシフトアップする場合は、ストッパ
アーム31をスプリング35の引張力Fに抗して点Cの
部分で押し上げ、支点Aの回りに回転させのに対し、D
方向に回転させてシフトダウンする場合は、点Bの部分
で押し上げることになる。このように前者の作用点Cか
ら支点Aまでの距離と、後者の作用点Bから支点Aまで
の距離とでは前者の方が大きいため、梃子の原理により
前者のシフトアップする場・合の方が操作荷重は小さく
なり、両方向に対して同じフィーリングで操作すること
ができない点がある。
本発明の目的は、車両用変速機においてシフトアップお
よびシフトダウンのいずれの方向にも同じ操作荷重でシ
フトすることができ、シフト方向にかかわらず操作感を
同じにすることがテキルカムドラム保持機構を提供する
ことにある。
よびシフトダウンのいずれの方向にも同じ操作荷重でシ
フトすることができ、シフト方向にかかわらず操作感を
同じにすることがテキルカムドラム保持機構を提供する
ことにある。
上記目的を達成する本発明のカムドラム保持機構は、シ
フトフォークを駆動するカムドラムの端部に、変速位置
に対応させた複数の係合部を環状に配置し、この複数の
係合部にスプリングで付勢されたストッパ部材を選択的
に係合させ、前記カムドラムを静止状態に保持させる変
速機において、前記ストッパ部材を前記カムドラムの外
周側から回転軸心を通る方向に直線的に移動自在に構成
したことを特徴とするものである。
フトフォークを駆動するカムドラムの端部に、変速位置
に対応させた複数の係合部を環状に配置し、この複数の
係合部にスプリングで付勢されたストッパ部材を選択的
に係合させ、前記カムドラムを静止状態に保持させる変
速機において、前記ストッパ部材を前記カムドラムの外
周側から回転軸心を通る方向に直線的に移動自在に構成
したことを特徴とするものである。
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
第1.2図に示す実施例において、1はペダルla、l
bを前後両端に備えた変速アームであり、変速アーム1
はペダルla、lbの踏込み操作により軸2を支点に前
後に回動するようになっている。この変速アーム1の操
作はリンク3を介して変速軸4に伝達され、変速軸4は
その軸端に固定したシフトアーム5を第1図中に矢印で
示すように、シフトアップするときはU方向に、またシ
フトダウンするときはD方向に揺動させ、それによって
シフト爪6を同じ記号で示す方向にシフトさせる。こ゛
のシフト爪6の作動によりカムドラム7が回転し、それ
に・よってカムa7aに係合したシフトフォーク8を軸
方向にシフトさせ、その先端8a側に係合する不図示の
変速歯車をシフトさせて噛合の切り換えを行うようにな
っている。
bを前後両端に備えた変速アームであり、変速アーム1
はペダルla、lbの踏込み操作により軸2を支点に前
後に回動するようになっている。この変速アーム1の操
作はリンク3を介して変速軸4に伝達され、変速軸4は
その軸端に固定したシフトアーム5を第1図中に矢印で
示すように、シフトアップするときはU方向に、またシ
フトダウンするときはD方向に揺動させ、それによって
シフト爪6を同じ記号で示す方向にシフトさせる。こ゛
のシフト爪6の作動によりカムドラム7が回転し、それ
に・よってカムa7aに係合したシフトフォーク8を軸
方向にシフトさせ、その先端8a側に係合する不図示の
変速歯車をシフトさせて噛合の切り換えを行うようにな
っている。
上記カムドラム7は両端部をカムドラム支持部9,9に
回転自在に軸支されている。一方のドラム端部には多数
のピン10.−・−・−・、1oが所定間隔に環状に植
設され、これらピン1oの一つに上述したシフト爪6が
係合することによりカムドラム7を回転させるようにな
っている。
回転自在に軸支されている。一方のドラム端部には多数
のピン10.−・−・−・、1oが所定間隔に環状に植
設され、これらピン1oの一つに上述したシフト爪6が
係合することによりカムドラム7を回転させるようにな
っている。
また、互いに隣接するピン10.10の間は各変速位置
を規制する複数の係合部10a、・−・−510aにな
っている。この複数の係合部1゜a、−−−−−−・、
10aの−っに、ストッパ部材11のローラ12が嵌ま
り込むことにより、その変速位置にカムドラム7を静止
状態に保持する。
を規制する複数の係合部10a、・−・−510aにな
っている。この複数の係合部1゜a、−−−−−−・、
10aの−っに、ストッパ部材11のローラ12が嵌ま
り込むことにより、その変速位置にカムドラム7を静止
状態に保持する。
上記ストッパ部材11は、上記係合部10aに係合する
ローラ12をロッド13の先端に取り付け、かつそのロ
ッド13を支持部14に摺動自在に支持すると共に、そ
の摺動方向がカムドラム7の外周から回転軸心を通る直
線状になるように配置している。さらに、ロッド13の
後端部にスプリング15が設けられ、そのロッド13を
カムドラム7側に向けて付勢させている。一方、カムド
ラム7の他端側には、表面に切溝16が刻設され、これ
に対応するカムドラム支持部9側にスプリング18で付
勢されたボール17が保持されている。このボール17
は上記切溝16と係脱自在の関係にあり、カムドラム7
が中立位置のときに係合して、その中立位置を保持する
ようにしている。18は公知の中立スイッチである。
ローラ12をロッド13の先端に取り付け、かつそのロ
ッド13を支持部14に摺動自在に支持すると共に、そ
の摺動方向がカムドラム7の外周から回転軸心を通る直
線状になるように配置している。さらに、ロッド13の
後端部にスプリング15が設けられ、そのロッド13を
カムドラム7側に向けて付勢させている。一方、カムド
ラム7の他端側には、表面に切溝16が刻設され、これ
に対応するカムドラム支持部9側にスプリング18で付
勢されたボール17が保持されている。このボール17
は上記切溝16と係脱自在の関係にあり、カムドラム7
が中立位置のときに係合して、その中立位置を保持する
ようにしている。18は公知の中立スイッチである。
上述したカムドラム保持機構によると、カムドラム7を
各変速位置に静止保持させるためのストッパ部材11が
、カムドラム7の外周から回転軸心に向けて直線的に移
動自在になっているため、シフト爪6がカムドラム7を
シフトアンプするU方向に回転させた場合も、シフトダ
ウンするD方向に回転させた場合も、各作用点Cおよび
Bからストッパ部材11のローラ12を押し上げる操作
荷重を同一にすることができる。したがって、シフト方
向にかかわらず常に同じ操作荷重で操作するため、操作
感を良好することができる。
各変速位置に静止保持させるためのストッパ部材11が
、カムドラム7の外周から回転軸心に向けて直線的に移
動自在になっているため、シフト爪6がカムドラム7を
シフトアンプするU方向に回転させた場合も、シフトダ
ウンするD方向に回転させた場合も、各作用点Cおよび
Bからストッパ部材11のローラ12を押し上げる操作
荷重を同一にすることができる。したがって、シフト方
向にかかわらず常に同じ操作荷重で操作するため、操作
感を良好することができる。
なお、上述の実施例では、係合部10aが環状に配置し
た複数のピン10.・−−−−=、 10 ニよって
形成されているが、これを星形に形成したカム板の周囲
に形成したものであっても差支えない。
た複数のピン10.・−−−−=、 10 ニよって
形成されているが、これを星形に形成したカム板の周囲
に形成したものであっても差支えない。
上述したように本発明のカムドラム保持機構は、シフト
フォークを駆動するカムドラムの端部に、変速位置に対
応させた複数の係合部を環状に配置し、この複数の係合
部にスプリングで付勢されたストッパ部材を選択的に係
合させ、前記カムドラムを静止状態に保持させる変速機
において、前記ストッパ部材を前記カムドラムの外周側
から回転軸心を通る方向に直線的に移動自在に構成した
ので、カムドラムを回転させてストッパ部材を押し上げ
るとき、シフトアップおよびシフトダウンのいずれの方
向にも同じ操作荷重にすることができ、それによって操
作感を良好にすることができる。
フォークを駆動するカムドラムの端部に、変速位置に対
応させた複数の係合部を環状に配置し、この複数の係合
部にスプリングで付勢されたストッパ部材を選択的に係
合させ、前記カムドラムを静止状態に保持させる変速機
において、前記ストッパ部材を前記カムドラムの外周側
から回転軸心を通る方向に直線的に移動自在に構成した
ので、カムドラムを回転させてストッパ部材を押し上げ
るとき、シフトアップおよびシフトダウンのいずれの方
向にも同じ操作荷重にすることができ、それによって操
作感を良好にすることができる。
第1図は本発明の実施例による変速機のカムドラム保持
機構を第2図のI矢視から見た側面図、第2図は同カム
ドラム保持機構の要部を示す断面図、第3図は従来のカ
ムドラム保持機構を上記第1図に対応した部分で示した
側面図である。 4−変速軸、 5−シフトレバ−56−・シフト爪、
7−カムドラム、8−・シフトフォーク、 10− ビ
ン、 1Qa−係合部、 11−ストッパ部材、 1
2・−ローラ、 13−ロッド、 15・−スプリ
ング。
機構を第2図のI矢視から見た側面図、第2図は同カム
ドラム保持機構の要部を示す断面図、第3図は従来のカ
ムドラム保持機構を上記第1図に対応した部分で示した
側面図である。 4−変速軸、 5−シフトレバ−56−・シフト爪、
7−カムドラム、8−・シフトフォーク、 10− ビ
ン、 1Qa−係合部、 11−ストッパ部材、 1
2・−ローラ、 13−ロッド、 15・−スプリ
ング。
Claims (1)
- シフトフォークを駆動するカムドラムの端部に、変速位
置に対応させた複数の係合部を環状に配置し、この複数
の係合部にスプリングで付勢されたストッパ部材を選択
的に係合させ、前記カムドラムを静止状態に保持させる
変速機において、前記ストッパ部材を前記カムドラムの
外周側から回転軸心を通る方向に直線的に移動自在に構
成したことを特徴とする車両用変速機のカムドラム保持
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25286885A JPS62113679A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | 車両用変速機のカムドラム保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25286885A JPS62113679A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | 車両用変速機のカムドラム保持機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62113679A true JPS62113679A (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=17243281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25286885A Pending JPS62113679A (ja) | 1985-11-13 | 1985-11-13 | 車両用変速機のカムドラム保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62113679A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002233286A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-20 | Osaka Seiyaku:Kk | 保温機能を有する捕虫器 |
JP2009090759A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Suzuki Motor Corp | 自動二輪車の変速装置 |
-
1985
- 1985-11-13 JP JP25286885A patent/JPS62113679A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002233286A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-20 | Osaka Seiyaku:Kk | 保温機能を有する捕虫器 |
JP2009090759A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Suzuki Motor Corp | 自動二輪車の変速装置 |
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