JPS62113203A - ビルデイング群管理システムのバツクアツプ方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 この発明は複数のビルディング内の電力、空調や防災等
の設備機器からのビルディング個有情報を監視制御する
ビルディング群管理システムのバックアップ方式に関す
る。

Ｂ４発明の概要 この発明はビルディング群管理システムのバックアップ
方式において、 ビルディング個有情報を作成した後、このｔ−を報を記
憶するとともにリモート装置にこの情報を伝送させ、か
つ前記情報記憶部の他に別のリモート装置の情報を記憶
する記憶部を設けた集中監視制御装置を設けて情報のバ
ックアップを図ったことにより、 集中監視制御装置は他のリモート装置のバックアップ用
のビルディング個有情報を記憶しておく必要がなく記憶
領域だけを設けておけばよく、かつビルディング個有情
報の信頼度ら高くできるようにしたものである。

Ｃ従来の技術 ビルディング群管理システムは複数のビルディング内の
電力、空調や防災等の設備機器からのビルディング個有
情報（以下情報と称す）を電話回線を介して集中監視制
御するものである。このようなシステムの一例を第２図
について述べる。第２図において、ｌは第１の集中監視
制御装置（以下Ａセンタと称す）、２は第２の集中監視
制御装置（以下Ｂセンタと称す）である。Ａセンタｌ及
びＢセンタ２はそれぞれ電話回線を介して電話交換機３
．４に各別に接続される。５〜９は各ビルディング内に
配設される電話交換機で、これら交換機５〜９にはそれ
ぞれビルディング内の設備機器（図示省略）に接続され
たリモート装置ｌＯ〜１４を接続させる。リモート装置
ｌＯ〜１４は自動ダイヤル装置（図示せず）を備え、設
備機器に異常が発生したときにはその発生情報をＡセン
タｌにオートダイヤルして伝送できる機能をもっている
。図中電話交換機３，４と電話交換機５〜９とを実線で
接続した回線は通常時のもので、破線で接続した回線は
バックアップ用のものである。

上記のように構成されたシステムにおいて、Ａセンタ１
が故障し、システムダウンした時、Ａセンタ１のリモー
ト装置ｌＯ〜１２はＢセンタ２にオートダイヤルしてリ
モート装置ｌＯ〜１２で発生した発生情報をＢセンタ２
に伝送させることにより、Ａセンタｌでの制御処理をバ
ックアップすることができろ。この際、Ｂセンタ２のリ
モート装置１３゜１４がＡセンタｌのリモート装置ｌＯ
〜１２と同機能のシステムであれば手順プログラムは同
じであり、情報の内容（後述する）だけが相異する。従
ってＢセンタ２は上記情報を予め持っていることが必要
となる。

Ｄ８発明が解決しようとする問題点 上記のように情報をＢセンタ２に記憶させる手段として
次に述べるような問題点がある。

（イ）予め、Ｂセンタ２に上記情報を記憶させておくこ
とはできるが、上記情報は設備機器の改造や増設などで
しばしば変更されることがある。

このため、変更の都度、Ｂセンタ２の情報も更新させる
必要が生ずる。更新させるにはオンラインでＡセンタｌ
とＢセンタ２の情報をリアルタイムで同時に行うために
高価なシステムが必要となる。

（ロ）更新をオフラインで行うにはフロッピーディスク
等メディアの交換による手段や情報の変更の都度、デー
タ伝送によって更新させる手段があるけれども、いずれ
も管理上煩らしく情報の信頼性の低下を招くおそれがあ
る。

Ｅ０問題点を解決するための手段 この発明は第１の集中監視制御装置でビルディング個有
情報を作成した後、作成された情報をバツクアップ用と
して記憶するとともにリモート装置に伝送させて、リモ
ートでその情報を記憶し、かつ第２の集中監視制御装置
が故障したときに、その装置の管理下にあるリモート装
置のビルディング個有情報を第１の集中監視制御装置の
記憶領域に記憶させるようにしたものである。

Ｆ１作用 集中監視制御装置で作成されたビルディング個有の情報
を公衆電話回線を介してリモート装置に伝送させて記憶
させ、通常時はリモート装置に記憶されているビルディ
ング個有情報を用いて監視制御を行い、リモート装置が
故障して情報が消失したときには集中監視制御装置に記
憶されているビルディング個有情報を再びそのリモート
装置に伝送させ記憶させる。また、第２の集中監視制御
装置が故障したときには第１の集中監視制御装置に予め
設けられている記憶領域に、第２の集中監視制御装置の
管理下にあるリモート装置のビルディング個有情報を記
憶させることにより、第１の集中監視制御装置で監視制
御する。

Ｇ、実施例 以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明するに第
２図と同一部分は同一符号を付して示す。

第１図において、ＡセンタＩはビルディング個有情報を
作成した後、作成された情報を記憶部１ａ。

ｌｂ、　ｌｃに記憶させる機能を持っているとともにそ
の情報を電話回線を介してリモート装置ｌＯ〜１２に伝
送させる機能を持っている。また、Ａセンタ１はＢセン
タ２が故障したときに、Ｂセンタ２の管理下にあるリモ
ート装置１３．１４の記憶部１３ａ、　１４ａに記憶さ
れている情報を記憶するための記憶領域部２１ａ、　２
１ｂ・・・２ｉｎを持っている。

前記リモート装置１０〜１２は伝送されて来た情報を記
憶部１０ａ、　ｌｌａ、　１２ａに記憶される。このリ
モート装置１０〜１２の記憶部１０ａ、　ｌｌａ、　１
２ａに記憶されている情報は通常、定時全項目又は異常
発生情報を含むものである。

ここで上述した情報の一例を示すと次表のようになる。

なお、上記表はすべてコード化して伝送される。

また、アナログ計測項目では単位上下限設定値。

変換式乗数等、がＡ、Ｂセンタ１．２に伝送されろ。

上記のように通常時の監視警報のとき、例えばリモート
装置１０が故障して情報が消失したとしても、リモート
装置ｌＯの故障が復旧した後で、Ａセンタｌに記憶され
ている情報をリモート装置１０に伝送させて、リモート
装置ＩＯの記憶部１０ａに記憶させることができる。ま
た、Ｂセンタ２が故障したとき、Ｂセンタ２の管理下に
あるリモート装置１３、１４の情報はＡセンタｌに伝送
され、Ａセンタｌの記憶部２１ａ〜２１ｎに記憶され、
その後、Ｂセンタ２が復旧されるまでＡセンタ１により
監視制御される。このようにＡセンタｌの記憶部２１ａ
〜２ｉｎには通常、Ｂセンタ２の管理下にあるリモート
装置Ｈ，１４の個有情報は記憶されておらず、Ｂセンタ
２が故障したときだけ記憶される。このため、Ａセンタ
ＩではＢセンタ２のリモート装置１３．１４の記憶部１
３ａ、　１４ａの情報を受は入れるためのソフトウェア
が不要となる。

なお、情報は通常時、センタ１．２にて管理され、常に
情報は更新されるようになっている。従って更新された
情報はリモート装置に伝送されてその記憶部の内容も更
新される。

Ｈ３発明の効果 以上述べたように、この発明によれば、第１の集中監視
制御装置には第２の集中監視制御装置の管理下にあるビ
ルディング個有情報を記憶しておく領域だけあればよい
ため、第２の集中監視制御装置のビルディング個有情報
の管理を不要とすることができる。これとともに第２の
集中監視制御装置のリモート装置の情報を受は入れるた
めのソフトウェアも不要とすることができる。また、こ
の発明で使用されるビルディング個有情報はリモート装
置で実際に使用する情報であるから情報の信頼性は極め
て高い。さらに、この発明ではビルディング個有情報が
集中監視制御装置に記憶されているので、バックアップ
用装置を設置しているのと等価の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は従来例を示すブロック図である。 １．２・・・Ａ、Ｂ集中監視制御装置、３から９・・・
電話交換機、１０から１４−・・リモート装置、ｌａ、
　ｌｂ、　ｌｃ・・・記憶部、ｔｅａ　−１４ａ−・・
記憶部、２１ａ、　２１ｂ−２１ｎ−記憶部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ビルディング内に設けられたリモート装置で収集
   した電力、空調や防災等のビルディング個有情報を公衆
   電話回線を利用して集中管理制御装置に伝送させ、集中
   監視制御装置で前記情報を監視制御するようにしたビル
   ディング群管理システムにおいて、第１の集中監視制御
   装置でビルディング個有情報を作成した後、作成された
   情報をバックアップ用として記憶するとともにリモート
   装置に伝送させて、リモート装置でその情報を記憶し、
   かつ第２の集中監視制御装置が故障したときに、その装
   置の管理下にあるリモート装置のビルディング個有情報
   を前記第１の集中監視制御装置の記憶領域に記憶させる
   ようにしたビルディング群管理システムのバックアップ
   方式。