JPS62112843A - 建造物用固定構造 - Google Patents

建造物用固定構造

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JPS62112843A
JPS62112843A JP25097085A JP25097085A JPS62112843A JP S62112843 A JPS62112843 A JP S62112843A JP 25097085 A JP25097085 A JP 25097085A JP 25097085 A JP25097085 A JP 25097085A JP S62112843 A JPS62112843 A JP S62112843A
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西山 一明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種建造物における汎用固定部材に関するもの
である。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、家屋の屋根板や屋根瓦等を補修する際における屋
根上での補修作業の安全性は殆んど無視或いは考慮外に
おかれている。そのため、作業者の落下事故が頻発し、
極めて危険な状態での補修作業を強いられているのが現
状である。また、特に地震災害の発生の際、家屋内にお
いても家具等の転倒を防止するための配慮も未だ不完全
であり、僅かに壁、柱等にフックやリベットを打ち込ん
で家具を固定する方法が採られているにすぎない。
従って、一般住宅或いは各種の施設などにおいて、建築
時に屋根、外壁、内壁等にフック等の係止部材を予じめ
取り付けておけば、各種補修工事における安全性、家具
転倒防止等の利点が得られ、また屋根、外壁、内壁を建
築時に格子状に構成しておけばそれらの細分による補修
簡略化等が可能となる。
本発明は、以上の点に鑑み、フック等の係止部材や格子
またはレール等を取り付は得るようにした汎用性を存す
る新規な建造物用固定部材を提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕以上の目的は
、柱1棟木、垂木、内張りボード等の基礎部材に取り付
けるべき下坂部材と、該下板部材にゴムパツキンを介し
て屋根板、壁板等を挾んで取り付けるべき上板部材と、
該ゴムパ・7キンを貫通して該下板部材と該上板部材の
双方に同時に螺合せしめられる通しボルトと、から構成
されていることを特徴とする建造物用固定部材により解
決される。
好ましくは、前記上板部材から上方に突出している通し
ボルトの頭部がリング状またはフック状に形成されてい
る。
さらに好ましくは、上板部材がレール、格子等の連結部
材の端部を該下板部材の平面内で互いに直角な二方向に
受容するための切欠部を備えており、複数の建造物用固
定部材がマトリックス状に配置されたときにマトリック
ス方向の各下坂部材間に前記連結部材が前記切欠部に係
合することにより取り付けられて格子構造が構成される
この発明によれば、通しボルトの頭部にロープ等を通し
て結ぶことにより、例えば屋根の補修工事の際の命綱の
固定、TVアンテナ等のステーの固定、太陽温水器等の
各種機器の固定、外壁への足場の固定、家屋の補強5家
具の転倒防止用金具の固定や額縁の取り付けなどが容易
に行なわれ、また連結部材の端部を受容する切欠部を下
坂部材に設けたことにより格子構造を構成すれば、屋根
外壁の格子による細分化が行なわれ細分化された区画毎
に装飾パネルを嵌め込んだり補修を行なうことが可能に
なり、また連結部材としてレールを使用した場合には各
種ガイドレール、カーテンレール等を支持するために利
用され得る。
〔実施桝〕
以下、図面に示した一実施例に基づき本発明を説明すれ
ば、第1図(A)は下坂部材の、同図CB)は下坂部材
の平面図を示しており、lは金属または硬質合成樹脂製
等の適宜堅牢な材質でなる上板部材で、その中心に設け
られたマスターネジ穴1aと、互いに垂直な半径方向に
延びている四つの切欠部1b、 Ic、 ld、 le
 とを備えていると共に、その周縁部には等角度間隔に
配設された複数の(図示の場合8個の)穴ifを有して
いる。2は上記上板部材lと同様な材質の下坂部材で、
上板部材1と同様にその中心に設けられたマスターネジ
・穴2aと、下坂部材1と重ねたときにその周縁部に設
けられた複数の穴1rに整合する複数のネジ穴2bとを
備えており、さらに核上仮部材2を柱等に固定するため
のネジを受容する等角度間隔に配設された複数の(図示
の場合4個の)段付き穴2Cを備えている。
第2図は第1図に示した上坂部材1及び下坂部材2を利
用して壁面に係止部材を取り付けるようにした場合を示
しており、3は上板部材lと下坂部材2との間に介装さ
れるゴムパツキンで、壁板(または屋根板)4を貫通し
且つこれを支持していると共にその中心に後述する通し
ボルトが緩く嵌合するボア3aを有している。5は上板
部材1のマスターネジ穴1a及びゴムパツキン3のボア
3aを通って下坂部材2のマスターネジ穴2aに螺合す
る通しボルトで、その頭部5aはリング状またはフック
状に形成されている。
本発明の実施例は以上のように構成されており、その取
り付けに際しては、先ず下板部材2の複数の段付き穴2
Cに各々取付は用ネジを挿入して柱6に設けられたネジ
穴に螺合せしめることにより、下坂部材2を柱6に固着
し、次にゴムパツキン3を介して壁板4を下坂部材2上
に配置し、最後に下坂部材lを、該下板部材1と下坂部
材2とがゴムパツキン3を挾持するようにゴムパツキン
3上に配置して、上板部(第1の複数の穴1fに各々取
付は用ネジを挿入しゴムパツキン3を貫通させて下坂部
材2の複数のネジ穴2bに螺合せしめることにより、上
板部材1を上板部材2及び柱6に対して固定すると共に
壁板4を柱6に対して支持する。
この状態から通しボルト5を上板部材1のマスターネジ
穴1a及びゴムパツキン3のボア3aを通って上板部材
2のマスターネジ穴2aに螺合させれば、壁板4にリン
グ5aが取り付けられたことになる。
従って、壁板4が外壁を構成する壁板である場合には、
通しボルト2のリング状の頭部5aは各種補修工事のた
めの足場の外壁への固定、家屋の補強等に役立ち、また
壁板4が内壁を構成する壁板である場合には、該頭部5
aは家具の転倒防止金具の固定や額縁等の取付けに役立
ち、さらに壁板4が屋根板である場合には、該リング状
の頭部5aは屋根の補修工事の際の命綱の固定、TVア
ンテナ等のステーの固定、太陽温水器等の各種機器の固
定等に役立つ。
尚、図示の実施例では下板、上板部材ともに円板状でな
っているが、任意にまたは必要に応じて四角形成いは多
角形等の種々の形状とすることができる。
第3図は第1図(A) の上板部材1に設けられた切欠
部に係合せしめられる連結部材を示しており、(A) 
はその一端部付近の平面図であり、(B)は使用状態に
おけるB−B線断面図である。図において、7は連結部
材で、長手方向に延びている突条部8aを有する下レー
ル8と、核上レール8の突条部8aに対して補完的な形
状の溝部9aを有する上レール9とから成る。この連結
部材7の上板部材夏の切欠部への取付けは、第4図に示
すように、先ず下レール8を該切欠部1c、 le内に
係合せしめて螺着し、次に金属屋根、化粧パネル等の板
材10をその境界が下レール8の溝部8aに位置するよ
うに配置してゴムシート11.12を介して上レール9
によりネジ、接着剤、アスファルト等を使用して挟着す
ることによって行なわれる。かくして、複数の固定部材
をマトリックス状に配置し且つ連結部材7により格子構
造を構成すれば、壁板または屋根板が連結部材7による
格子毎の区画に取り付けられた板材10により形成され
ることになる。
従って、屋根、外壁等が連結部材7による格子構造によ
り細分化され、補修の際には細分化された区画毎に補修
を行なえばよく、とくに板材として高価な装飾パネルを
使用する場合には有利である。
尚、連結部材7の形状は、突条部8a及び溝部9aの形
状も含めて図示のものに限らず、他の任意の形状、例え
ば第5閣の形状を採り得る。また連結部材として各種ガ
イドレール、カーテンレール等を用いることも可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、基礎部材に取り付け
るべき上板部材と、該下板部材にゴムパツキンを介して
屋根板、壁板等を挾んで取り付けるべき上板部材と、該
ゴムパツキンを貫通して該下板部材及び上板部材の双方
に同時に螺合せしめられる通しボルトとから建造物用固
定部材を構成したから、通しボルトの頭部にロープ等の
端部を係止せしめることにより、屋根補修工事の際の命
綱の固定、TVアンテナ等のステーの固定、太陽温水器
等の各種機器の固定、また外壁への足場の固定、家屋の
補強、さらに室内での額縁の固定。
家具の転倒防止用金具の固定等を容易に行なうことがで
き、連結部材を使用して格子構造を形成すれば、屋根、
外壁の格子による細分化が行なわれ従ってこの細分化さ
れた区画毎に装飾パネルを嵌め込んだり補修することが
可能になり、また連結部材としてガイドレール、カーテ
ンレール等を使用することもできる等、極めて汎用性の
高い建造物、特に住宅用固定部材が堤供され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による建造物用固定部材の一実施例を示
す上板部材及び上板部材の平面図、第2図は第1図の固
定部材を係止部材として使用する場合の一実施例の縦断
面図、第3図は連結部材の一例を示す図、第4図は格子
構造を形成する場合の第2図と同様の縦断面図、第5図
は連結部材の他の形状の例を示す縦断面図である。 1−一上仮部材;2−下板部材;3−ゴムパ、キン;4
−壁板i5−通しボルト;6−柱、7一連結部材;8−
  下レール;9−上レール;10−板材;11.12
−・−ゴムシート。 特  許  出  願  人 : 西  山  −引代
 理 人=弁理士 平 山 −素 置    : 弁理士  海  津  保  三方1図
(A) d 第1図(B) 珠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柱、棟木、垂木等の基礎部材に取り付けるべき下
    板部材と、該下板部材にゴムパッキンを介して屋根板、
    壁板等を挾んで取り付けるべき上板部材と、上記ゴムパ
    ッキンを貫通して上記下板部材と該上板部材の双方に同
    時に螺合せしめられる通しボルトと、から構成されてい
    ることを特徴とする建造物用固定部材。
  2. (2)前記上板部材から上方に突出している前記通しボ
    ルトの頭部がリング状またはフック状に形成されている
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の建造
    物用固定部材。
  3. (3)前記上板部材がレール、格子等の連結部材の端部
    を該上板部材の平面内で互いに直角な二方向に受容する
    ための切欠部を有しており、複数の建造物用固定部材が
    マトリックス状に配置されたときにマトリックス方向の
    各上板部材間に前記連結部材が前記切欠部に係合するこ
    とにより取り付けられることを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項または第2項に記載の建造物用固定部材。
JP25097085A 1985-11-11 1985-11-11 建造物用固定構造 Granted JPS62112843A (ja)

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JP25097085A JPS62112843A (ja) 1985-11-11 1985-11-11 建造物用固定構造

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JP25097085A JPS62112843A (ja) 1985-11-11 1985-11-11 建造物用固定構造

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JPS62112843A true JPS62112843A (ja) 1987-05-23
JPH0414219B2 JPH0414219B2 (ja) 1992-03-12

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ID=17215731

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57204334U (ja) * 1981-06-20 1982-12-25
JPS5935724U (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 日野自動車株式会社 軸受メタルの焼付き早期感知装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57204334U (ja) * 1981-06-20 1982-12-25
JPS5935724U (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 日野自動車株式会社 軸受メタルの焼付き早期感知装置

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