JPS621127B2 - - Google Patents
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- JPS621127B2 JPS621127B2 JP55136630A JP13663080A JPS621127B2 JP S621127 B2 JPS621127 B2 JP S621127B2 JP 55136630 A JP55136630 A JP 55136630A JP 13663080 A JP13663080 A JP 13663080A JP S621127 B2 JPS621127 B2 JP S621127B2
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- JP
- Japan
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- shaft
- lubricating oil
- thrust bearing
- rings
- turbocharger
- Prior art date
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 30
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 9
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/04—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/26—Systems consisting of a plurality of sliding-contact bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/12—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
- F16C17/18—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with floating brasses or brushing, rotatable at a reduced speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2360/00—Engines or pumps
- F16C2360/23—Gas turbine engines
- F16C2360/24—Turbochargers
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、空気を圧送するターボチヤージヤに
係り、特に、その軸受装置の改良に関する。
係り、特に、その軸受装置の改良に関する。
ターボチヤージヤは、コンプレツサ側およびタ
ービン側となるシヤフトの両端部にそれぞれブレ
ードを穿設し、コンプレツサからの送風によりコ
ンプレツサ側ブレードを介してシヤフトを回転せ
しめ、このシヤフトの回転に伴なつて回転するコ
ンプレツサ側ブレードによりタービン内に空気な
どを強制供給するためのものであるが、まず、こ
のようなターボチヤージヤの軸受装置の従来のも
のを第１図により説明する。
ービン側となるシヤフトの両端部にそれぞれブレ
ードを穿設し、コンプレツサからの送風によりコ
ンプレツサ側ブレードを介してシヤフトを回転せ
しめ、このシヤフトの回転に伴なつて回転するコ
ンプレツサ側ブレードによりタービン内に空気な
どを強制供給するためのものであるが、まず、こ
のようなターボチヤージヤの軸受装置の従来のも
のを第１図により説明する。
第１図において、ターボチヤージヤのケーシン
グ１内には、両端部にそれぞれブレード（図示せ
ず）を穿設されたシヤフト２が回転し得るように
配設されており、このシヤフト２は、スラスト軸
受装置３、浮動ブツシユ４およびその他の図示し
ない軸受により支持されている。このうちスラス
ト軸受装置３は前記シヤフト２の段部２Ａに臨ん
でこのシヤフト２の軸線方向の移動を阻止するよ
うになつており、スラスト軸受５および、このス
ラスト軸受５の両側に隣接配置された一対のリン
グ６，７からなつている。すなわち、このスラス
ト軸受５はケーシング１の凹部内に保持筒１８と
それの止めリング１９とにより定着保持されてお
り、シヤフト２側にはその段部２Ａに当接させて
内側リング７、次いで可動リング５Ｂ、および外
側リング６を順次嵌装し、これら各リングを上記
保持筒１８に支持した板ばね８により段部２Ａ側
へ圧接保持させるとともに、上記リング６，７間
にスラスト軸受５を摺接させている。なお、この
外側リング６の外方にはスリーブ２１および図示
しないブレードを上記シヤフト２にナツトを介し
て定着支持している。一方、前記浮動ブツシユ４
は前記シヤフト２の周面に臨んでこのシヤフト２
の半径方向の移動を阻止するようになつており、
その内外周面の軸線方向中央位置には環状溝９，
１０が形成されかつ、これら環状溝９，１０は複
数の半径方向孔により連通されている。なお、前
記浮動ブツシユ４はケーシング１に穿設された左
右一対の環状ストッパ１１，１２により軸線方向
への移動を拘束されている。
グ１内には、両端部にそれぞれブレード（図示せ
ず）を穿設されたシヤフト２が回転し得るように
配設されており、このシヤフト２は、スラスト軸
受装置３、浮動ブツシユ４およびその他の図示し
ない軸受により支持されている。このうちスラス
ト軸受装置３は前記シヤフト２の段部２Ａに臨ん
でこのシヤフト２の軸線方向の移動を阻止するよ
うになつており、スラスト軸受５および、このス
ラスト軸受５の両側に隣接配置された一対のリン
グ６，７からなつている。すなわち、このスラス
ト軸受５はケーシング１の凹部内に保持筒１８と
それの止めリング１９とにより定着保持されてお
り、シヤフト２側にはその段部２Ａに当接させて
内側リング７、次いで可動リング５Ｂ、および外
側リング６を順次嵌装し、これら各リングを上記
保持筒１８に支持した板ばね８により段部２Ａ側
へ圧接保持させるとともに、上記リング６，７間
にスラスト軸受５を摺接させている。なお、この
外側リング６の外方にはスリーブ２１および図示
しないブレードを上記シヤフト２にナツトを介し
て定着支持している。一方、前記浮動ブツシユ４
は前記シヤフト２の周面に臨んでこのシヤフト２
の半径方向の移動を阻止するようになつており、
その内外周面の軸線方向中央位置には環状溝９，
１０が形成されかつ、これら環状溝９，１０は複
数の半径方向孔により連通されている。なお、前
記浮動ブツシユ４はケーシング１に穿設された左
右一対の環状ストッパ１１，１２により軸線方向
への移動を拘束されている。
ところで、部材間の摺接の生じる上記スラスト
軸受５およびリング６，７の摺接面や浮動ブツシ
ユ４の周囲には潤滑油を供給する必要がある。そ
こで、エンジン（図示せず）からの圧油の供給さ
れるケーシング１内の油溜り１３と連通するよう
にスラスト軸受５およびケーシング１にはそれぞ
れ傾斜孔１４，１５が形成され、スラスト軸受５
の内部および浮動ブツシユ４の周囲に潤滑油を供
給するようになつている。この潤滑油の流れは第
１図に矢印で示されている。
軸受５およびリング６，７の摺接面や浮動ブツシ
ユ４の周囲には潤滑油を供給する必要がある。そ
こで、エンジン（図示せず）からの圧油の供給さ
れるケーシング１内の油溜り１３と連通するよう
にスラスト軸受５およびケーシング１にはそれぞ
れ傾斜孔１４，１５が形成され、スラスト軸受５
の内部および浮動ブツシユ４の周囲に潤滑油を供
給するようになつている。この潤滑油の流れは第
１図に矢印で示されている。
しかしながら、このような従来のものにおいて
は、スラスト軸受５に潤滑油路たる孔１４を形成
するため、スラスト軸受５をこの孔１４の成形に
必要なだけ厚くしなければならず、その分シヤフ
ト２の軸長増加をもたらし、このことは重量軽減
が不可欠な高速回転部品であるシヤフト２の慣性
モーメントを増大させ回転の応答性をにぶらせる
という欠点を招いていた。また孔１４が傾斜孔で
あるためその加工費が高くなり、製造コストの低
減も困難であつた。
は、スラスト軸受５に潤滑油路たる孔１４を形成
するため、スラスト軸受５をこの孔１４の成形に
必要なだけ厚くしなければならず、その分シヤフ
ト２の軸長増加をもたらし、このことは重量軽減
が不可欠な高速回転部品であるシヤフト２の慣性
モーメントを増大させ回転の応答性をにぶらせる
という欠点を招いていた。また孔１４が傾斜孔で
あるためその加工費が高くなり、製造コストの低
減も困難であつた。
本発明は、前述した従来のものにおける欠点を
除去し、スラスト軸受に潤滑油供給孔を形成しな
くともスラスト軸受の内部を充分に潤滑できるよ
うにしたターボチヤージヤの軸受装置を提供する
ことを目的とするものである。
除去し、スラスト軸受に潤滑油供給孔を形成しな
くともスラスト軸受の内部を充分に潤滑できるよ
うにしたターボチヤージヤの軸受装置を提供する
ことを目的とするものである。
本発明に係る軸受装置は、スラスト軸受の両側
に位置する一対のリングの一方の油流供給側リン
グにシヤフトの軸線方向とほぼ同方向の潤滑油供
給孔を穿設し、これらの潤滑油供給孔を介して潤
滑油を上記リング間の内部側に供給するようにし
たものである。
に位置する一対のリングの一方の油流供給側リン
グにシヤフトの軸線方向とほぼ同方向の潤滑油供
給孔を穿設し、これらの潤滑油供給孔を介して潤
滑油を上記リング間の内部側に供給するようにし
たものである。
本発明においては、スラスト軸受装置の内部側
へ油流供給側リングに設けた軸方向供給孔を介し
て潤滑油を供給するようにしているので、油量の
遠心作用により良好な軸受内部潤滑を行わせ得る
とともに、スラスト軸受本体に傾斜孔を設ける必
要がなくして、その薄肉化に伴うシヤフトの軸長
短縮を図ることができ、回転の応答性を良好なら
しめることができる。
へ油流供給側リングに設けた軸方向供給孔を介し
て潤滑油を供給するようにしているので、油量の
遠心作用により良好な軸受内部潤滑を行わせ得る
とともに、スラスト軸受本体に傾斜孔を設ける必
要がなくして、その薄肉化に伴うシヤフトの軸長
短縮を図ることができ、回転の応答性を良好なら
しめることができる。
以下、本発明を第２図に示す実施例により説明
する。なお、前述した従来のものと同一の構成に
ついては、図面中に同一の符号を付し、その説明
は省略する。
する。なお、前述した従来のものと同一の構成に
ついては、図面中に同一の符号を付し、その説明
は省略する。
スラスト軸受５に隣接する内側リング７には複
数の潤滑油供給孔１６，１６…が円周方向におい
てほぼ等間隔に穿設されている。これらの各供給
孔１６はスラスト軸受５の半径方向においてスラ
スト軸受５の本体５Ａおよび可動リング５Ｂ間の
間隙Ｇに対向する位置に開口しており、スラスト
軸受５の内部への潤滑油の供給を良好ならしめて
いる。また、各供給孔１６は図において左側の方
が右側より多少半径方向外方に位置し全体的にや
や傾斜状となつている。これは、浮上ブツシユ４
側からの潤滑油が供給孔１６内に侵入した際に、
内側リング７の回転に伴なう遠心力により迅速に
左側のスラスト軸受５の内部に達するようにする
ためである。
数の潤滑油供給孔１６，１６…が円周方向におい
てほぼ等間隔に穿設されている。これらの各供給
孔１６はスラスト軸受５の半径方向においてスラ
スト軸受５の本体５Ａおよび可動リング５Ｂ間の
間隙Ｇに対向する位置に開口しており、スラスト
軸受５の内部への潤滑油の供給を良好ならしめて
いる。また、各供給孔１６は図において左側の方
が右側より多少半径方向外方に位置し全体的にや
や傾斜状となつている。これは、浮上ブツシユ４
側からの潤滑油が供給孔１６内に侵入した際に、
内側リング７の回転に伴なう遠心力により迅速に
左側のスラスト軸受５の内部に達するようにする
ためである。
一方、前記浮動ブツシユ４には、内周環状溝１
０側および内側リング７側の側面４Ａを連通する
ような複数の潤滑油供給孔１７，１７…が円周方
向においてほぼ等間隔に穿設されている。これら
の各供給孔１７も前記第２リング７の潤滑油供給
孔１６と同様の理由により、図において左側の方
が右側より多少半径方向外方に位置し全体的にや
や傾斜状となつている。なお、この浮動ブツシユ
４の潤滑油供給孔１７は溝に代えることも可能で
ある。
０側および内側リング７側の側面４Ａを連通する
ような複数の潤滑油供給孔１７，１７…が円周方
向においてほぼ等間隔に穿設されている。これら
の各供給孔１７も前記第２リング７の潤滑油供給
孔１６と同様の理由により、図において左側の方
が右側より多少半径方向外方に位置し全体的にや
や傾斜状となつている。なお、この浮動ブツシユ
４の潤滑油供給孔１７は溝に代えることも可能で
ある。
前述した構成によれば、油溜り１３からの潤滑
油は、図に矢印で示すように、ケーシング１の傾
斜孔１５を通つて浮動ブツシユ４の外周環状溝９
内に供給され、ここから潤滑油供給孔１７などを
通過して内側リング７の側面に達する。ところ
で、浮動ブツシユ４の周囲に供給される潤滑油も
増量され、浮動ブツシユ４およびシヤフト２の相
対回転により発生する熱の冷却を効果的に行なえ
るし、また、浮動ブツシユ４およびストツパ１
１，１２間の摩耗を減少して浮動ブツシユ４のシ
ヤフト２に対する回転の応答性を向上せしめるこ
とができる。
油は、図に矢印で示すように、ケーシング１の傾
斜孔１５を通つて浮動ブツシユ４の外周環状溝９
内に供給され、ここから潤滑油供給孔１７などを
通過して内側リング７の側面に達する。ところ
で、浮動ブツシユ４の周囲に供給される潤滑油も
増量され、浮動ブツシユ４およびシヤフト２の相
対回転により発生する熱の冷却を効果的に行なえ
るし、また、浮動ブツシユ４およびストツパ１
１，１２間の摩耗を減少して浮動ブツシユ４のシ
ヤフト２に対する回転の応答性を向上せしめるこ
とができる。
つぎに、内側リング７の側面に達した潤滑油は
その潤滑油供給孔１６を通過してスラスト軸受５
の内部に達し、スラスト軸受５および両リング
６，７間の摺接面を良好に潤滑する。したがつ
て、前述した従来のもののように、スラスト軸受
５自体に潤滑油路たる傾斜孔を形成する必要がな
いので、スラスト軸受５の薄肉化が可能となり、
シヤフト２の軸長短縮に伴つてその慣性モーメン
トが小さくなり、シヤフト２の回転の応答特性を
向上せしめることができるし、また、製造コスト
を低減することもできる。
その潤滑油供給孔１６を通過してスラスト軸受５
の内部に達し、スラスト軸受５および両リング
６，７間の摺接面を良好に潤滑する。したがつ
て、前述した従来のもののように、スラスト軸受
５自体に潤滑油路たる傾斜孔を形成する必要がな
いので、スラスト軸受５の薄肉化が可能となり、
シヤフト２の軸長短縮に伴つてその慣性モーメン
トが小さくなり、シヤフト２の回転の応答特性を
向上せしめることができるし、また、製造コスト
を低減することもできる。
なお、浮動ブツシユ４に潤滑油供給孔１７を穿
設することに代え、第２図に想像線で示すよう
に、ケーシング１に通路２０を形成し、これによ
りスラスト軸受５への給油を行つてもよい。
設することに代え、第２図に想像線で示すよう
に、ケーシング１に通路２０を形成し、これによ
りスラスト軸受５への給油を行つてもよい。
以上説明したように、本発明に係るターボチヤ
ージヤの軸受装置は、スラスト軸受の両側に位置
する一対のリングの一方の油流供給側リングにシ
ヤフトの軸線方向とほぼ同方向の潤滑油供給孔を
穿設し、これらの潤滑油供給孔を介して潤滑油を
スラスト軸受の内部に供給するようにしたので、
従来のもののようにスラスト軸受に潤滑油路たる
傾斜孔を形成する必要がなく、スラスト軸受の薄
肉化とともにシヤフトの軸長短縮に伴うその応答
性の改善、ならびに製造コストの低減を図ること
ができるという優れた効果を奏する。
ージヤの軸受装置は、スラスト軸受の両側に位置
する一対のリングの一方の油流供給側リングにシ
ヤフトの軸線方向とほぼ同方向の潤滑油供給孔を
穿設し、これらの潤滑油供給孔を介して潤滑油を
スラスト軸受の内部に供給するようにしたので、
従来のもののようにスラスト軸受に潤滑油路たる
傾斜孔を形成する必要がなく、スラスト軸受の薄
肉化とともにシヤフトの軸長短縮に伴うその応答
性の改善、ならびに製造コストの低減を図ること
ができるという優れた効果を奏する。
第１図は従来のターボチヤージヤの軸受装置を
示す要部の断面図、第２図は本発明に係るターボ
チヤージヤの軸受装置の実施例を示す要部の断面
図である。 １…ケーシング、２…シヤフト、３…スラスト
軸受装置、４…浮動ブツシユ、５…スラスト軸
受、６，７…リング、１４…傾斜孔、１６，１７
…潤滑油供給孔。
示す要部の断面図、第２図は本発明に係るターボ
チヤージヤの軸受装置の実施例を示す要部の断面
図である。 １…ケーシング、２…シヤフト、３…スラスト
軸受装置、４…浮動ブツシユ、５…スラスト軸
受、６，７…リング、１４…傾斜孔、１６，１７
…潤滑油供給孔。
Claims (1)
- １ ケーシングに軸支したシヤフトと、このケー
シング側に定着支持され前記シヤフトを貫通させ
たスラスト軸受と、前記シヤフトの段部に嵌装さ
れ前記スラスト軸受の両側においてこれを挾んで
隣接支持された一対のリングとを備え、これらリ
ング間の内部側に潤滑油を供給するようにしたタ
ーボチヤージヤの軸受装置において、前記一対の
リングのうち油流供給側リングに前記シヤフトの
軸線方向とほぼ同方向の潤滑油供給孔を穿設し、
これらの潤滑油供給孔を介して潤滑油を前記リン
グ間の内部側に供給するようにしたことを特徴と
するターボチヤージヤの軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55136630A JPS5761816A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Bearing unit for turbo charger |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55136630A JPS5761816A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Bearing unit for turbo charger |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5761816A JPS5761816A (en) | 1982-04-14 |
| JPS621127B2 true JPS621127B2 (ja) | 1987-01-12 |
Family
ID=15179792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55136630A Granted JPS5761816A (en) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | Bearing unit for turbo charger |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5761816A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3924844B2 (ja) * | 1997-05-30 | 2007-06-06 | 石川島播磨重工業株式会社 | ターボチャージャのスラスト軸受構造 |
| JP5944186B2 (ja) * | 2012-03-06 | 2016-07-05 | 大豊工業株式会社 | 軸受装置 |
| CN109923292B (zh) * | 2016-11-21 | 2021-10-01 | 株式会社Ihi | 轴承构造及增压器 |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP55136630A patent/JPS5761816A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5761816A (en) | 1982-04-14 |
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