JPS6211256B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211256B2 JPS6211256B2 JP56001531A JP153181A JPS6211256B2 JP S6211256 B2 JPS6211256 B2 JP S6211256B2 JP 56001531 A JP56001531 A JP 56001531A JP 153181 A JP153181 A JP 153181A JP S6211256 B2 JPS6211256 B2 JP S6211256B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water level
- humidifying
- air
- level device
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 73
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 18
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 9
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 4
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加湿装置、主に燃焼装置と組合せて加
湿装置を行う加湿装置に関するもので、その目的
は、常に安定した加湿量を得ることと、低騒音の
加湿装置を得ることにある。
湿装置を行う加湿装置に関するもので、その目的
は、常に安定した加湿量を得ることと、低騒音の
加湿装置を得ることにある。
つぎに従来例を第２図に示し説明する。定水面
装置１と加湿皿２とは導水管により接続され、定
水面装置１内の水と加湿皿２の水とは連通状態に
なつている。さらに定水面装置１にはカートリツ
ジ式水タンク４がセツトされ、加湿皿２より放出
された量の水が定水面装置１内に補給されるよう
構成されている。燃焼装置はヒータ５により加熱
される気化筒６と、気化筒６内に燃焼用空気を供
給する送風装置７と、燃料タンク８から汲み上げ
た燃料を給油管９を介して気化筒６内に供給する
給油ポンプ１０と、気化燃料混合気を燃焼させる
バーナーヘツド１１と、燃焼熱の熱交換を行う熱
交換器１２と、燃焼排ガスの排出口１３より構成
されている。そして熱交換器１２の一部に、熱伝
達を向上させる充てん剤１４を介して加湿皿２が
接触しており、燃焼熱により加湿皿２が加熱され
ている。加湿皿２内には、定水面装置１内の水面
と同一の水面が形成されており、加熱された加湿
皿２により水が加熱され、蒸発し、加湿を行う。
しかしながら、従来例においては以下のような欠
点を有していた。
装置１と加湿皿２とは導水管により接続され、定
水面装置１内の水と加湿皿２の水とは連通状態に
なつている。さらに定水面装置１にはカートリツ
ジ式水タンク４がセツトされ、加湿皿２より放出
された量の水が定水面装置１内に補給されるよう
構成されている。燃焼装置はヒータ５により加熱
される気化筒６と、気化筒６内に燃焼用空気を供
給する送風装置７と、燃料タンク８から汲み上げ
た燃料を給油管９を介して気化筒６内に供給する
給油ポンプ１０と、気化燃料混合気を燃焼させる
バーナーヘツド１１と、燃焼熱の熱交換を行う熱
交換器１２と、燃焼排ガスの排出口１３より構成
されている。そして熱交換器１２の一部に、熱伝
達を向上させる充てん剤１４を介して加湿皿２が
接触しており、燃焼熱により加湿皿２が加熱され
ている。加湿皿２内には、定水面装置１内の水面
と同一の水面が形成されており、加熱された加湿
皿２により水が加熱され、蒸発し、加湿を行う。
しかしながら、従来例においては以下のような欠
点を有していた。
(1) 熱交換器１２と加湿皿２との接触度により、
加湿皿２への熱伝達量が異なるため、加湿皿２
の加熱度・温度が異なり、水の蒸発量が一定し
ない。
加湿皿２への熱伝達量が異なるため、加湿皿２
の加熱度・温度が異なり、水の蒸発量が一定し
ない。
(2) 燃焼装置が燃焼を開始し、熱交換器１２から
の熱伝導により加湿皿２を加熱し、加湿を開始
しても、加湿皿２内にたまつている水の熱容量
のため、水温が所定温度に達するのに時間がか
かり、燃焼初期において加湿量が低い。
の熱伝導により加湿皿２を加熱し、加湿を開始
しても、加湿皿２内にたまつている水の熱容量
のため、水温が所定温度に達するのに時間がか
かり、燃焼初期において加湿量が低い。
(3) 加湿皿２内からの水の蒸発時に、沸騰音が発
生し、室内における使用時に耳障りである。
生し、室内における使用時に耳障りである。
本発明は、上記の従来例における欠点を解消
し、常に安定した加湿量が得られ、騒音のない加
湿器を得ようとするものである。
し、常に安定した加湿量が得られ、騒音のない加
湿器を得ようとするものである。
次に本発明の一実施例を第１図により説明す
る。なお第２図と同番号のものは同部材を示すの
で、説明は省略する。定水面装置１は水タンク４
との間に設けられたシール１５により密閉構造に
なつており、導圧管１６により送風装置７の吐出
部圧力が導かれている。また、定水面装置１の上
部には空気逃がし口１７が設けられるとともに、
空気逃がし弁１８が設けられ、定水面装置１内の
圧力を調整するよう構成されている。また定水面
装置１から加湿皿２に水を導びく導水管３の、加
湿皿２における開口部１９は定水面装置１内の水
面よりも上方に位置するとともに、導水管３の途
中にはオリフイス２０が設けられている。加湿皿
２には、導水管３の開口部１９と同軸に空気口２
１が開口しており、空気供給管２２を介して送風
装置７の吐出部より空気が供給されている。次に
その動作を説明する。給油ポンプ１０から供給さ
れた燃料は、気化筒６で気化し、送風装置７より
供給される燃焼用空気と混合し、バーナーヘツド
１１にて燃焼する。燃焼排ガスは、熱交換器１２
およびそれに接触している加湿皿２を加熱し、排
出口１３より排出される。送風装置７より供給さ
れる空気の一部は、導圧管１６を介して定水面装
置１内を加圧し、空気逃がし口１７を通つて空気
逃がし弁１８より排出される。空気逃がし弁１８
は、排出する空気量を調節することにより、定水
面装置１内の圧力を調節する。この圧力により、
定水面装置１内の水は導水管３を通つて開口部１
９から加湿皿２内へ流入し、加熱された加湿皿２
により蒸発され加湿を行う。導水管３の途中に設
けられたオリフイス２０は、定水面装置１内の圧
力により加湿皿２内に供給される水量を規制する
ためのものである。したがつて、空気逃がし弁１
８を調節して定水面装置１内の圧力を一定にする
ことにより加湿皿２への水の供給量を一定にする
ことができる。むろん非燃焼時すなわち送風装置
７が停止時には、定水面装置１内への加圧力がな
くなるとともに、その水面よりも導水管３の開口
部１９が高く配置されているために定水面装置１
から加湿皿２へ水が流出することはない。加湿皿
２には、送風装置７より空気供給管２２・空気口
２１を介して空気が供給され、開口部１９より供
給された水を加湿皿２内に散乱させ、蒸発の促進
を行なう。ここで、各部品の具体的寸法例につい
て述べる。加湿量すなわち定水面装置１からオリ
フイス２０を介して加湿皿２に供給される水量Ｑ
wは次式で示すように定水面装置１内に加わる圧
力ｈとオリフイス径ｄによつて決められる。
る。なお第２図と同番号のものは同部材を示すの
で、説明は省略する。定水面装置１は水タンク４
との間に設けられたシール１５により密閉構造に
なつており、導圧管１６により送風装置７の吐出
部圧力が導かれている。また、定水面装置１の上
部には空気逃がし口１７が設けられるとともに、
空気逃がし弁１８が設けられ、定水面装置１内の
圧力を調整するよう構成されている。また定水面
装置１から加湿皿２に水を導びく導水管３の、加
湿皿２における開口部１９は定水面装置１内の水
面よりも上方に位置するとともに、導水管３の途
中にはオリフイス２０が設けられている。加湿皿
２には、導水管３の開口部１９と同軸に空気口２
１が開口しており、空気供給管２２を介して送風
装置７の吐出部より空気が供給されている。次に
その動作を説明する。給油ポンプ１０から供給さ
れた燃料は、気化筒６で気化し、送風装置７より
供給される燃焼用空気と混合し、バーナーヘツド
１１にて燃焼する。燃焼排ガスは、熱交換器１２
およびそれに接触している加湿皿２を加熱し、排
出口１３より排出される。送風装置７より供給さ
れる空気の一部は、導圧管１６を介して定水面装
置１内を加圧し、空気逃がし口１７を通つて空気
逃がし弁１８より排出される。空気逃がし弁１８
は、排出する空気量を調節することにより、定水
面装置１内の圧力を調節する。この圧力により、
定水面装置１内の水は導水管３を通つて開口部１
９から加湿皿２内へ流入し、加熱された加湿皿２
により蒸発され加湿を行う。導水管３の途中に設
けられたオリフイス２０は、定水面装置１内の圧
力により加湿皿２内に供給される水量を規制する
ためのものである。したがつて、空気逃がし弁１
８を調節して定水面装置１内の圧力を一定にする
ことにより加湿皿２への水の供給量を一定にする
ことができる。むろん非燃焼時すなわち送風装置
７が停止時には、定水面装置１内への加圧力がな
くなるとともに、その水面よりも導水管３の開口
部１９が高く配置されているために定水面装置１
から加湿皿２へ水が流出することはない。加湿皿
２には、送風装置７より空気供給管２２・空気口
２１を介して空気が供給され、開口部１９より供
給された水を加湿皿２内に散乱させ、蒸発の促進
を行なう。ここで、各部品の具体的寸法例につい
て述べる。加湿量すなわち定水面装置１からオリ
フイス２０を介して加湿皿２に供給される水量Ｑ
wは次式で示すように定水面装置１内に加わる圧
力ｈとオリフイス径ｄによつて決められる。
Ｑw＝Ｃπｄ２／４√2
Ｃ……流量係数（≒0.6）
ここで加湿量Ｑwを200c.c.／Ｈとし、圧力ｈを
60mmAqとするとオリフイス径ｄは1.8mmが最適値
となる。また今、定水面装置１内の圧力ｈを60mm
Aqとしたが、これは送風装置７の吐出圧力は一
般的に70mmAq程度に設計されているとともに、
この送風装置７からの空気が導圧管１６を流れる
ことによつて約10mmAqの圧力損失を生じるため
である。この導圧管１６は内径４mmで長さ30cm程
度のものが用いられることが多い。また、空気逃
がし弁１８は、導圧管１６にて前記の10mmAqの
圧力損失を生じさせる程の空気量を流すように、
送風装置７から導圧管１６および定水面装置１を
介して空気逃がし口１７より流出する空気量を調
整している。一方、導水管３は当然のことながら
オリフイス２０の穴径よりも太く、かつ水あか、
スケール等に対する考慮から内径を４〜５mm程度
としている。
60mmAqとするとオリフイス径ｄは1.8mmが最適値
となる。また今、定水面装置１内の圧力ｈを60mm
Aqとしたが、これは送風装置７の吐出圧力は一
般的に70mmAq程度に設計されているとともに、
この送風装置７からの空気が導圧管１６を流れる
ことによつて約10mmAqの圧力損失を生じるため
である。この導圧管１６は内径４mmで長さ30cm程
度のものが用いられることが多い。また、空気逃
がし弁１８は、導圧管１６にて前記の10mmAqの
圧力損失を生じさせる程の空気量を流すように、
送風装置７から導圧管１６および定水面装置１を
介して空気逃がし口１７より流出する空気量を調
整している。一方、導水管３は当然のことながら
オリフイス２０の穴径よりも太く、かつ水あか、
スケール等に対する考慮から内径を４〜５mm程度
としている。
つぎに本発明の他の実施例を第３図により説明
する。この実施例においても、第１図および第２
図と同番号は同部材を示し、説明を省略する。こ
の第３図の実施例では、第１図における実施例が
定水面装置１の上部に設けた空気逃がし弁１７に
より定水面装置１内の圧力を調節しているのに対
し、導圧管１６の途中に調節弁２３を配して、送
風装置７の吐出部より定水面装置１に流入する空
気量を調節することにより、定水面装置１内の圧
力を調節している。
する。この実施例においても、第１図および第２
図と同番号は同部材を示し、説明を省略する。こ
の第３図の実施例では、第１図における実施例が
定水面装置１の上部に設けた空気逃がし弁１７に
より定水面装置１内の圧力を調節しているのに対
し、導圧管１６の途中に調節弁２３を配して、送
風装置７の吐出部より定水面装置１に流入する空
気量を調節することにより、定水面装置１内の圧
力を調節している。
以上の説明から明らかなように、送風装置７の
吐出部圧力がほぼ一定の場合には、定水面装置１
内の圧力もほぼ一定に保たれるため、加湿皿２へ
の給水量すなわち加湿量を一定にすることが可能
となる。また、非燃焼時においては加湿皿２内に
水が滞溜していないため、燃焼開始後の熱交換器
１２を介した熱伝達による加湿皿２の昇温が早
い。そのため、燃焼開始後きわめて短時間で所定
の加湿量を発生することができる。また、加湿皿
２内に供給された水は、空気口２１より供給され
る空気により散乱されることにより、蒸発が速
く、加湿皿２内に水がためられることもないため
に沸騰音も発生しない。以上のように、本発明に
よれば十分なる加湿量が得られ、しかも静かな加
湿装置を得ることができる。
吐出部圧力がほぼ一定の場合には、定水面装置１
内の圧力もほぼ一定に保たれるため、加湿皿２へ
の給水量すなわち加湿量を一定にすることが可能
となる。また、非燃焼時においては加湿皿２内に
水が滞溜していないため、燃焼開始後の熱交換器
１２を介した熱伝達による加湿皿２の昇温が早
い。そのため、燃焼開始後きわめて短時間で所定
の加湿量を発生することができる。また、加湿皿
２内に供給された水は、空気口２１より供給され
る空気により散乱されることにより、蒸発が速
く、加湿皿２内に水がためられることもないため
に沸騰音も発生しない。以上のように、本発明に
よれば十分なる加湿量が得られ、しかも静かな加
湿装置を得ることができる。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２
図は従来例を示す断面図、第３図は本発明の他の
実施例を示す断面図である。 １……定水面装置、２……加湿皿、３……導水
管、７……送風装置、１６……導圧管、１８……
空気逃がし弁、２３……空気量調節弁、１９……
開口部。
図は従来例を示す断面図、第３図は本発明の他の
実施例を示す断面図である。 １……定水面装置、２……加湿皿、３……導水
管、７……送風装置、１６……導圧管、１８……
空気逃がし弁、２３……空気量調節弁、１９……
開口部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 燃焼装置に燃焼用空気の供給を行なう送風装
置と、前記燃焼装置により加熱される加湿皿と、
この加湿皿に連結した定水面装置と、前記送風装
置の吐出圧力を定水面装置内に導く導圧管と、定
水面装置内の圧力を調節する調圧手段と、加圧さ
れた定水面装置内の水を加湿皿に導く導水管を備
えた加湿装置。 ２ 調圧手段を定水面装置に設けられた空気逃が
し口と、導圧管と、すくなくとも一方に配設した
空気流量調整弁とにより構成した特許請求の範囲
第１項記載の加湿装置。 ３ 加湿皿への導水管の開口部に、送風装置の吐
出空気の一部を導いた特許請求の範囲第１項記載
の加湿装置。 ４ 導水管の開口部を、定水面装置内に形成され
た水面よりも高く配置した特許請求の範囲第１項
記載の加湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56001531A JPS57115636A (en) | 1981-01-07 | 1981-01-07 | Humidifier |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56001531A JPS57115636A (en) | 1981-01-07 | 1981-01-07 | Humidifier |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57115636A JPS57115636A (en) | 1982-07-19 |
| JPS6211256B2 true JPS6211256B2 (ja) | 1987-03-11 |
Family
ID=11504097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56001531A Granted JPS57115636A (en) | 1981-01-07 | 1981-01-07 | Humidifier |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57115636A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107339742A (zh) * | 2017-06-01 | 2017-11-10 | 黄卫华 | 一种空调房间的节能方法及装置 |
-
1981
- 1981-01-07 JP JP56001531A patent/JPS57115636A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57115636A (en) | 1982-07-19 |
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