JPS62111792A - 平版印刷版支持体の砂目製造法 - Google Patents

平版印刷版支持体の砂目製造法

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JPS62111792A
JPS62111792A JP25344685A JP25344685A JPS62111792A JP S62111792 A JPS62111792 A JP S62111792A JP 25344685 A JP25344685 A JP 25344685A JP 25344685 A JP25344685 A JP 25344685A JP S62111792 A JPS62111792 A JP S62111792A
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澤田 隆久
Kiyoharu Nakaizumi
中泉 清春
Kenzo Omura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は平版印刷版支持体の製造法に関し、さ密度が高
く、充分な粗度(Ra)を有する平版印刷版支持体の砂
目製造法に関する。
[従来技術1 アルミニウムは平版印刷版を製造する基材として現在広
く使用されている。
アルミニウムの平版印刷版は、アルミニウム板表面を粗
面化して砂目を形成し、感光性M酸物を途布し、これを
露光、現像して印刷すべき画像部を、し2゛ストとして
残すことによって得られる。
このアルミニウム板表面に砂目を形成する目的は2つあ
る。
その第1は、印刷操作中に刷版に適切な保水性を与える
ことである。
その@2は、ホトレジスト被覆とアルミニウム板表面と
の接着性を高め充分な耐刷力を与えることである。
そして、砂目立て法として種々のものがあるが、機械的
方法、化学的方法に大別されている。
(1)機械的方法 フ゛ラシグレイニング等がある。
(2)化学的方法 酸またはアルカリ溶液により腐蝕する方法、電気化学腐
蝕法等がある。
しかしなが呟これら実用化されている砂目立て方法には
次のような問題がある。
(1)8!械的砂目立て方法 機械や研磨材の調整に相当の熟練度を必要とし、かつ、
粗面化されたアルミニウム板の表面にくい込んだ研磨材
やアルミニウム屑等を取除く作業が必要となるという問
題点がある。
(2)化学的砂目立て方法 浴組成、浴温度、電解条件を可成1)狭い範囲に調整す
る必要があり、さらに、最も高性能の砂目が得られる電
気化学的砂目立て法を採用した場合、その電気消脅が印
刷版製造原価に示す割合が相当大きくなるという問題点
を有している。
このような問題点を解決する方法として特開昭55−0
74898号公報に、反転グレイニング面を有するロー
ルにアルミニウム板を通し、深さ2.5μm以下の孔を
形成させる砂目製造法が記載されており、また、特開昭
57−500329号公報には、規定された表面粗さを
有するロールにアルミニウム片を通して、規定された表
面粗さく深さ)を形成し、次いで、陽極酸化する方法が
記載されている。
そして、これらの砂目立て法は操作が簡単で、従来の機
械砂目立て法のように研磨材、アルミニウム屑等を取り
除く作業が不要であり、さらに、処理速度も大トく、製
造プロセスが大幅に合理化される可能性があると考えら
れる。
しかしなが呟プレスにより孔を作成する際、これら公報
に記載されている孔の深さの制御だけでは、平版印刷版
として好ましい砂目を得ることができないものと考えら
れ、従って、これらの方法は未だに実用化には至ってい
ない。
しかして、本発明者はいままでの砂目立て法の種々の問
題点を解決し、単に製造プロセスが合理化されるだけで
はなく、平版印刷版支持体としての性能についても満足
できる砂目板を目標とし、即ち、支持体表面に長円状の
プレス凹部を特定密度に、かつ、一部が重なり合って波
状模様を形成するように設けることによって、所期の目
的が達成できることを見出し、具体的なロール粗面化方
法としてショツトブラスト法を使用し、表面に長円状の
プレス凹部を200個/m1l12以上の密度で、かつ
、該プレス部が一部重なり合って波状模様をなすように
形成させたアルミニウム板からなる平服印刷版用支持体
である。
しかしながら、ショツトブラスト法では凹部密度を高め
るためにはロールの加工に際し、ショットするグリッド
の径を小さくする必要があり、グリッド径が小さくなる
と個々のグリッドの衝撃力が小さくなり、印刷版として
充分な粗度(Ra)が得られなくなる傾向がある。この
傾向は、インペラー回転数、グリッド投入量、ショツト
時間の調整により経滅し得るが、高密度で凹凸部を有し
、かつ、必要な粗度(Ra)を有し、さらに、粗面に均
一性を持たせるという充分な性能を得ることは容易では
なく、この方法では1■而に充分な性能を持たせようと
すると粗面の均一性に欠ける部分が生じ易く、版の汚れ
等の問題が発生するようになる。即ち、充分な性能を有
するロールを作製するためには、相当数の条件で実施し
、その中から良品を選定することになり、管用がかかり
、品質的にもさらに向上が望まれている。
[発明が解決しようとする問題点1 本発明は上記1こ説明した従来(こおける平版印刷版支
持体の砂目製造法の問題点l:鑑み、本発明者が鋭意研
究を行なった結果、化学エツチング法やホーニング加工
法によりロールの表面の粗面化を単純化し、加工された
ロールの表面粗度(Ra)、凹凸の密度および圧延に際
する圧下率は有機的に関連していること、ロールの表面
粗度は圧延材の表面粗度を決定する重要な因子であり、
ロール粗度の圧延材表面への転写率(単に転写率という
二とがある。)は圧延時の圧下率により規制されること
、従って、印刷版として充分な粗度を得るためにはロー
ル表面粗度、凹凸密度および圧下率、さらに、電気化学
エツチング処理を行なうことが重要であることを知見し
、これら砂目製造に不可欠の要件を具備することにより
、さらに優れた平版印刷版支持体の砂目製造法を開発し
たのである。
[問題点を解決するための手段1 本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法の特徴とす
るところは、化学エツチング加工或いはホーニング加工
により、中心線平均粗さ(Ra)を0.5〜1.5μm
とし、深さ0.6μm以上の凹凸の山数が500個/l
11m2以上としたロールによりアルミニウム板および
アルミニウム箔を圧下率2〜20%で圧延を行ない、次
いで、電気化学エツチングにより平均ピンチが1〜10
μmの微細凹部を形成することにある。
なお、電気化学エツチングにより形成される微細凹部の
密度は20.000〜200’、000個/mho2と
するのがよい。
本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法について以
下詳細に説明する。
因に、本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法は、
以下説明するような条件により得られたo−ル(fルロ
ール)により、圧延処理されたアルミニウム板は、表面
に長円状の凹部が密に並び、かつ、そのフリンジ゛が一
部重なI)合って波状楔様を形成しており、この時、長
円状の凹部形状、密度が平版印刷版適性と結びついてお
り、これらの数値を一定範囲内とする必要がある。
このようなアルミニウム板またはアルミニウム箔に対す
る密度の制御については、ロール表面の中心平均粗さ、
特定の深さの凹凸と数が重要であり、さらに、圧延工率
も一定に制御しなければならない。
ロールの中心線平均粗さ(Ra)は0.5μm未満では
感光膜の密着性、印刷時の保水性が充分ではなく、また
、1.5μmを越えると小魚再現性が低下する。よって
、ロール中心線平均粗さ(Ra)は0.5〜1.5μ瞳
とする。
ロール表面に深さ0.6μm以上の凹凸が500個/f
f1m2未満では、感光膜の密着性や印刷時の保水性が
充分ではない。
圧延に際し、圧下率が2%未満では感光膜の密着性およ
び印刷時の保水性が充分ではなく、また、20%を越え
る圧下率では小点再現性が低下する。
よって、圧下率は2〜20%とする。
このような条件により、アルミニウム板やアルミニウム
箔を圧延すると、これら圧延材には平均粗さ(Ra)が
0.3〜1.3μm、および、凹凸の密度が400個/
市2以上が容易に得られ、印刷版として充分な性能とな
る。
しかし、ロールの深さ0.6μl+1以上の凹凸の山!
<1”18密度)が多過ぎると圧延時にアルミニウム板
または箔の摩耗粉発生に起因するロールの目詰りが生し
易く、充分な粗度および凹凸密度が得られなくなるので
、0.6μ「n以上の山数は5oo〜20000個/m
m2とするのがよい。
本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法において使
用されるアルミニウム板およびアルミニウム箔には、純
アルミニウム、アルミニウム合金が適しており、アルミ
ニウム合金としては、種々の合金が使用でき、例えば、
Si、 Cu、 Fe、 Mn、Cr、Ti5Zn、P
b、Ni等の金属が含有されているアルミニウム合金が
用いられる。
そして、アルミニウム板のグレイニング面の形成は、上
記に説明したように、特定のグレイニング面を形成した
1個または2個のグレイニングロール間を所定の圧下率
で通過させた時に圧延板表面に転写させるのである。
本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法においては
、長円状の凹凸を形成後、さらに、電気化学エツチング
処理を行なうことにより、小さなピッチの凹凸部を形成
させるものであり、即ち、粗面化ロールによる圧延加工
の後に電気化学エツチング処理を行なうと、表面光沢が
減少し、製版画像が見易くなり(小点が見易い)、印刷
作業中の水上り状況も見易くなi)、作g性が白ト十六
(北に粗面が二重構造となることにより、保水性、小点
再現性および耐刷性の優れた平版印刷版支持体の製造が
可能となる。
この電気化学エツチングには塩酸または硝酸浴中で行な
われるが、塩酸浴の濃度は0.3〜3wt%、硝酸浴の
濃度は帆5〜5wt%とするのが好ましく、電流密度は
20〜200 A/dm2、浴温度は10〜40″C1
処理時間は5〜100秒とするのがよく、そして、電気
化学エツチングの際の電流波形は正弦波だけではなく、
短形波、台形波等の交番波形も適用できる。この電気化
学エツチングにより形成される微細な凹凸構造の平均ピ
ッチは、1〜10μmであり粗面化ロールによる凹凸構
造に比べると1桁低く、この微細構造の密度は20,0
00−200,000個/mlI2とするのが好ましく
、粗面化ロールにより凹凸構造の上に重なって形成され
、そして、粗面化ロールによるアルミニウム板に施す電
気化学エツチングのエネルギーは、粗面化ロールを使用
しない場合に比べ、大幅に節減させることができる。
本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法により得ら
れる砂目は、従来のブラシ研磨→化学洗浄→電解エツチ
ングという方法で得られる砂目に比べて、ブラシ研磨と
いう熟練を要する作業がなく、さらに、研磨剤やアルミ
ニウム屑を化学洗浄によって除去するという工程も不要
となる等の点で大幅に合理化された方法で製造される。
砂目を有するアルミニウム板は、このまま平版印刷版支
持体として使用することができるが、必要に応じ、陽極
酸化、化成処理等の処理を施すことも可能であり、この
陽極酸化処理はこの分野で従来から採用されている条件
で行なうことができ、具体的には、硫酸、燐酸、クロム
酸、蓚酸、スルファミン酸、ベンゼンスルホン酸等或い
はこれらの2種以上を組合せた水溶液中で、電流密度1
〜50A/dm2、電解時間15秒〜15分、浴温25
〜75℃で行なうことができる。陽極酸化後、さらに温
水、珪酸塩、重クロム酸塩、酢酸塩、親水性高分子化合
物等を用いて封孔または親水化処理を行なってもよい。
本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法により得ら
れたアルミニウム砂目板に適用される感光性物質はは、
特に限定されるものではなく、従来より使用されている
ものが使用でき、例えば、ジアゾ樹脂とバインダーとか
らなるネガ作用感光性組成物、0−キ/ンジアノド化合
物とバインダーとからなるポジ作用感光性組成物、アジ
ド化合物とバインダーとからなるネガ作用感光性組成物
、光二量化型7オトポリマーよりなるネガ作用感光性組
成物、光重合型モノマーとバインダーとからなるネが作
用感光性組成物がある。
これらの感光性組成物を適当な溶媒に溶解して、本発明
に係る平版印刷版支持体の砂目製造法により製造された
アルミニウム砂目板に塗布し、乾燥することにより感光
性平版印刷版が製造でき、この感光性平版印刷版に複写
物を重ねて露光、現像すれば、親水性および保水性に優
れ、かつ、感光層と砂目との接着性が強固であり、さら
に、製版画像の見易さく小点の見易さ)や水上りの見易
さ等I−nてJ/1  )、f:n9111i、i−a
v++4 1  +  −+  、−−、−[実施例] 本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法の実施例、
および、この実施例により製造されたロールと他の方法
により製造されたロールを使用して、砂目を製造された
アルミニウム板との比較例について説明する。
実施例1 化学エツチングにより中心線平均粗さ(Ra)1.1μ
m、0.6μm以上の山の数が1150個/mm2を有
するグレイニングロールを用いてアルミニウム板(10
50)の板厚0.28m+nを圧延し、この時の圧下率
を3種類選んで、その圧延板の表面形状を走査顕微鏡お
よび触針式表面粗さ計により、表面粗さ、表面形状およ
び凹凸の密度を求め、さらに、印刷特性について評価し
、その結果を第1表に示す。なお、実施例1において製
造したシシントブラストによるグレイニングロールにつ
いても同様の試験を行なってその結果も第1表に示す。
上記の圧延されたアルミニウム板に、]、、33wt%
塩酸で2’+T’、雷遼穿度へn A /A、2tr+
冬件で10秒間電気化学エツチングを行ない、平均ピッ
チが3.5μm1密度が65,000個/m1l12の
微細凹構造とした。次に、30wt%硝酸浴中で30°
C1電流6A/cb++2の条件で20秒間の陽極酸化
処理を行なって砂目を製造した。
この砂目板に下記組成の○−キ/ンジアシ゛ド系感光液
を20mg/dm2の膜厚になるよう塗布して感光性印
刷版を製造した。
ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロリドと16
−クレゾール・ホルムアルデヒドノボラックとの2縮合
物           5.0gm−クレゾール・ホ
ルムアルデヒド/ボラック(住人デュレス社製)   
        9.0gビクトリアピュアーブルーB
OH(保土谷化学社製、商品名)          
   0.1gナフトキノンジアジド−4−スルホニル
クロリド0.19g エチルセロソルブ        100gこのように
製造された感光性印刷版に網点チャート、ステップタブ
レット、および、ポジフィルムを密着し、メタルハライ
ドランプで露光し、続いてメタ珪酸ソーダ4%水溶液で
現像を行なったところ、5段クリアで2%の網点が再現
された。
非画像部の反射率(J I S D5705.9.1項
の方法)は0.9%で製版画像の見易さの点で優れてい
る。
さらに、オフセット印刷Wi(ローランド社製PARV
A(商品名))で印刷試験を行なったが水上りの見易さ
の点で優れている。
第1図に化学エツチング法によるロールにおける圧下率
と転写状況の関係を示すが、本発明に係る平版印刷版支
持体の砂目製造法の範囲内のロールによる場合が好°適
である。また、第1表から明らかなように、本発明に係
る平版印刷版の砂目製造法により製造されるアルミニウ
ム圧延板は、比較法に比べ綜合評価において枝設に優れ
ていることがわかる。
実施例2 第2表にドライホーニングにより、中心線平均粗さ(R
a) 1,1/jm、 0.6+l’m以上の山数12
00個/mm2を有するグレイニングロールを用いてア
ルミニウム板(1050)の板厚0.28市を圧延し、
圧下率を3種類選び、圧延板の表面状況を走査電子顕微
鏡および触針式表面粗さ計により、表面粗さ、表面形状
および凹凸の密度を調査し、さらに、印刷性の総合評価
について第2表に示す。また、実施例1で製造したショ
ツトブラストによるロールについても同様の試験を行な
った結果も第2表に示す。
製造された粗面化板を1,4wL%硝酸浴で、浴温30
°C1電流密度50A/c1m2の条件下で25秒電気
化学エツチングを行ない、平均ピンチが2.5/j+o
、密度が110,000個/me”の微細凹構造とし、
さらに、硫酸20wt%浴中で、浴温25℃、電流密度
6A/dn2の条件下で20秒間陽極酸化処理を行なっ
て砂目板を製造した。
この砂目板を珪酸ソーダ1%水溶液で80℃の温度で1
分間の化成処理を行なった後、下記組成のジアゾ系感光
液を17mg/d+n2の膜厚に塗布して感光性印刷版
を製造した。
p−ジアゾジフェニルアミン・ホルムアルデヒド縮合物
のpF6塩         0.42gp−ヒドロキ
シフェニルメタクリルアミド・アクリロニトリル・アク
リル酸エチル・メタクリル酸の共重合体       
      6.0gビクトリアピュアーブルーBOH
(保土谷化学社製、商品名)            
 0.16gポリアクリル酸(日本純薬社製、ジュリマ
ーAC−10L、商品名)          0.1
8gメチルセロソルブ          100g感
光性印刷版に網点チャート、ステップタブレ・ノド、ネ
ガフィルムを密着してメタルハライドランプにより露光
し、現像液で未露光部を除去したところ、ベタ三段にお
いて2%の網点が再現されており、非画像部の反射率は
1%で製版画像の見易さで優れている。
また、実施例1と同様に印刷試験を行なったが、水上り
の見易さの点で優れている。
さらに、非画像部の汚れ難さ、汚れ回復のし易さについ
て試験を行なった。即ち、印刷中に版への水の供給を停
止して汚れが発生するまでの印刷枚数(汚れ難さ)は8
枚であり良好であった。
第2図にホーニング加工によるロールにおける転写率と
転写状況の関係を示すが、本発明に係る平版印刷版支持
体の砂目製造法の範囲内のロールが好適であることがわ
かる。
この第2表より明らかなように、本発明に係る平版印刷
版支持体の砂目製造法による圧延板は比較材に比して格
段に優れていることがわかる。
また、本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法によ
るロールにおける、圧下率と粗さ(Ra)の転写率およ
び深さ0.6μ「n以上の山数(凹凸の密度)との関係
を示すが、本発明に係る平版印刷版支持体の砂目製造法
によるロールの凹凸密度および圧下率の範囲において転
写率の優れていることがわかる。
なお、第1表〜第2表にける、a、 b、 c、 dの
粗さ形状のタイプは@7図に示す(、)= aで浅くて
ピッチが大きい、(b)=bで深くてピッチが小さい、
(c)=cで深くてピッチが大きい、 (d)=dで床
くてピッチが大きいことを示している。
第3図に化学エツチング法、第4図にドライホーニング
法およびショツトブラスト法によるグレイニングロール
な用いて、板厚0,28n+mのアルミニウム板(10
50)を1パス6.0%の圧下率で圧延を行なった圧延
板表面の、圧延方向に垂直面の粗さく砂目)プロフィル
を触針式表面粗さ計により調査した結果を示しである。
・ロールの化学エツチング法 10■t%硝酸および1.Ou+t%塩酸の混酸中デ液
温30’Cの温度で処理した後、5u+t%可性ソーグ
溶液の液温50°Cの温度でデスマート処理をし、表面
の中心線平均粗さ(Ra) 1.1μrΩとした。
・ドライホーニング法 平均粒径10μmのグリッドを高圧7ズ′ルより噴射し
て表面の中心線平均粗さ(Ra) 1゜1μmとした。
・ジョンドプラスト法 グリッド平均粒径300μm0をインペラー回転数22
5Orpmで投射し、表面の中心線平均粗さ(Ra) 
1.1μmとした。
@3図において、化学エツチング法による砂目プロフィ
ルはショツトブラスト法による砂目と比較して、ピッチ
が小さく均一性があるのに対して、ショツトブラスト法
による砂目はピッチが粗く不均一性が強く、待に、特出
部はショツトブラスト法の砂目に著しく、これは感光膜
の上に露出して腐蝕モレの原因となり易い。
従って、化学エノナング法による砂目立てはジョンドブ
ラスを法による砂目立て上りら平版印刷版の砂目製造法
として優れたものである。
第4図において、ドライホーニング加工により砂目プロ
フィルはショツトブラスト法に比較してピッチが小さく
均一性があるが、ショツトブラスト法では不均一性が強
くピ/チが粗く、特に、突出部はショツトブラスト法に
著しく、これは感光膜の上に露出して腐蝕モレの原因と
な1)易い。
従って、ホーニング加工による砂目立はショツトブラス
ト法による上りら平版印刷版の砂目立てとしては優れて
いる。
第5図は、実施例1で製作した板厚0.28nuoのア
ルミニウム板(1050)を1パス6.0%の圧下率で
圧延した場合の砂目形態を、ロールの化学エツチング法
とショツトブラスト法との処理の違いについて示したも
のであり、また、圧延板の表面の中心線平均粗さ(Ra
)は前者が0.78μ田、後者は0.80μmであり、
触針式表面粗さ計のチャートプロフィルから凹凸の深さ
0.2μm0以上、0.6Mg+n以上および1.2μ
n)以上の山数を9■Ω2の面積中について測定した結
果を示しである。この第5図より、化学エツチング法に
より製造したロールによる砂目の方がショツトブラスト
法)こよるよりら凹凸の深さ何れも山数も多く、特に、
凹凸の深さ1.2μm0以上では者しく向上しているこ
とがわかる。即ち、浅い山数が増すことは感光膜の密着
性を向上させ、また、深い山数が増すことは小点再現性
および保水性を向上させ、平版印刷版支持体の砂目製造
法としては化学エツチングが優れているのである。
また、第6図は、実施例2で製作した板厚0、28mm
のアルミニウム板(1050)を1バス6.0%の圧下
率で圧延したした場合の砂目形態を、ロールのホーニン
グ加工とショツトブラスト法との処理の違いについて示
したちのであり、がっ、圧延板の中心線平均粗さ(Ra
)は何れも0.8μI11であり、触針式表面粗さ計の
チャートプロフィルからnr+八小へス 凸9+r、l
゛ll−凸(:rr−l゛l L+? 1−rr 19
μ田以上の山数を9mn+”の面積中について測定した
結果を示したちのであり、ホーニング加工により製作さ
れたロールによる砂目の方が凹凸の深さ何れら山数が多
く、特に、1.2μm以上では著しく向上している。そ
して、浅し山数が増すことは感光膜の密着性を向上させ
、また、深い山数が増すことは小点再現性および保水性
を向上させる。従って、ホーニング加工により製作され
たロールでの砂目製造は極めて潰れていることがわかる
[発明の効果1 以上説明したように、本発明に係る平版印刷版支持体の
砂目製造法は上記の構成であるが呟製遺丘作が簡単で、
また、処理速度は従来の7ラシ研磨砂目製造法、電気化
学的製造法に比して格段に大きく、片面平版のみならず
両面平版ら製造することができ、さらに、砂目を製造さ
れた圧延板に陽極酸化処理や化成処理を行なうことがで
きるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は圧延による表面11Iさ(Ra)の転
写率および凹凸の密度の変化を示す図、第3図、第4図
は触針式表面粗さ計による圧延板の砂目プルフィルを示
す図、第5図、第6図は触針式表面粗さ計のチャート紙
上の凹凸の密度を示す図、第7図は粗さ形状のタイプを
示す図である。 第1 図 才2図 コ 訂禦’%)  152Q 矛5図 イδ凹凸の31ミ(とγ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化学エッチング加工或いはホーニング加工により
    、中心線平均粗さ(Ra)を0.5〜1.5μmとし、
    深さ0.6μm以上の凹凸の山数が500個/mm^2
    以上としたロールにより、アルミニウム板或いはアルミ
    ニウム箔を圧下率2〜20%で圧延を行ない、次いで、
    電気化学エッチングにより平均ピッチが1〜10μmの
    微細凹部を形成することを特徴とする平版印刷版支持体
    の砂目製造法。
  2. (2)電気化学エッチングにより形成される微細凹部の
    密度が20,000〜200,000固/mm^2であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の平版印
    刷版支持体の砂目製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7296517B2 (en) 2003-11-11 2007-11-20 Fujifilm Corporation Roll for metal rolling, and support for lithographic printing plate
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