JPS6211147Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211147Y2 JPS6211147Y2 JP10822280U JP10822280U JPS6211147Y2 JP S6211147 Y2 JPS6211147 Y2 JP S6211147Y2 JP 10822280 U JP10822280 U JP 10822280U JP 10822280 U JP10822280 U JP 10822280U JP S6211147 Y2 JPS6211147 Y2 JP S6211147Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- cable
- buckling
- shaft
- fixed
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 17
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はケーブル巻き止め部の座屈防止装置に
関する。
関する。
固定状態にある機器または装置(以下固定装置
という)と、移動する機器または装置(以下移動
装置という)との間で通信や電力供給を行う場
合、第1図のごとき弾発性ケーブルAを用いて第
2図のごとき巻取装置を構成し、この巻取装置に
より上記固定装置、移動装置間の接続を行うこと
が提案されている。
という)と、移動する機器または装置(以下移動
装置という)との間で通信や電力供給を行う場
合、第1図のごとき弾発性ケーブルAを用いて第
2図のごとき巻取装置を構成し、この巻取装置に
より上記固定装置、移動装置間の接続を行うこと
が提案されている。
第1図での弾発性ケーブルAは、電気導体、光
導体等よりなる複数本のケーブル導体1,1,1
……が並列にならべられ、その両側にバネ性のあ
る高弾発性部材2,2が配置されこれらケーブル
導体1,1,1……高弾発性部材がゴム、プラス
チツク等よりなる被覆部材3で一体被覆されたも
のである。
導体等よりなる複数本のケーブル導体1,1,1
……が並列にならべられ、その両側にバネ性のあ
る高弾発性部材2,2が配置されこれらケーブル
導体1,1,1……高弾発性部材がゴム、プラス
チツク等よりなる被覆部材3で一体被覆されたも
のである。
第2図の巻取装置は、上記弾発性ケーブルAが
円筒状のケーシングB内に渦巻状態で装填され、
その一端a1側がケーシングBのスリツトCより外
部へ導出されると共にその他端a2側が軸Dのスリ
ツトEより該軸D内に通されて所定箇所へと引き
出され、かつ、両スリツトC,Eの近傍において
上記ケーブルAの巻き止め部a3,a4が固定された
ものである。この場合、軸Dを固定状態にしてケ
ーシングBを第2図の矢印X方向へ回転させる
と、弾発性ケーブルAの渦巻部分は該ケーブルA
の巻き止め部a3,a4が上記のように固定されてい
るため、軸Dの外周へ巻きとられるようになり、
かつ、上記矢印X方向の力を解除すると、弾発性
ケーブルAの渦巻部分は、その弾発性(バネ性)
により巻径を大きくする方向へ復元してケーシン
グBを第2図の矢印Y方向へ回転させるようにな
り、この矢印Y方向の回転により、弾発性ケーブ
ルAの一端a1側がケーシングBの外周へ巻きつけ
られる方向の巻取力が生じる。
円筒状のケーシングB内に渦巻状態で装填され、
その一端a1側がケーシングBのスリツトCより外
部へ導出されると共にその他端a2側が軸Dのスリ
ツトEより該軸D内に通されて所定箇所へと引き
出され、かつ、両スリツトC,Eの近傍において
上記ケーブルAの巻き止め部a3,a4が固定された
ものである。この場合、軸Dを固定状態にしてケ
ーシングBを第2図の矢印X方向へ回転させる
と、弾発性ケーブルAの渦巻部分は該ケーブルA
の巻き止め部a3,a4が上記のように固定されてい
るため、軸Dの外周へ巻きとられるようになり、
かつ、上記矢印X方向の力を解除すると、弾発性
ケーブルAの渦巻部分は、その弾発性(バネ性)
により巻径を大きくする方向へ復元してケーシン
グBを第2図の矢印Y方向へ回転させるようにな
り、この矢印Y方向の回転により、弾発性ケーブ
ルAの一端a1側がケーシングBの外周へ巻きつけ
られる方向の巻取力が生じる。
もちろん、ケーシングBを固定して軸Dを回転
させた場合では、該軸D側に上記のごとき巻取力
が生じる。
させた場合では、該軸D側に上記のごとき巻取力
が生じる。
したがつて第2図の巻取装置を、前記固定装
置、移動装置間のケーブルリールに装着し、弾発
性ケーブルの一端a1側、他端a2側を当該ケーブル
リールのケーブルと相互接続しておけば、移動装
置の移動に伴なつてケーブルリールから巻きもど
されたケーブルは、その後、上記の巻取力を介し
て巻きとれるようになり、好都合となる。
置、移動装置間のケーブルリールに装着し、弾発
性ケーブルの一端a1側、他端a2側を当該ケーブル
リールのケーブルと相互接続しておけば、移動装
置の移動に伴なつてケーブルリールから巻きもど
されたケーブルは、その後、上記の巻取力を介し
て巻きとれるようになり、好都合となる。
通常、こうした場合の巻取装置では、第3図の
ごとく弾発性ケーブルAの弾発力により巻き止め
部a4から一定長の範囲内が立ち上がり状態とな
り、その他部(渦巻部分)の自重を支えるように
なるから、該立ち上がり部の応力は大きくなつて
いる。
ごとく弾発性ケーブルAの弾発力により巻き止め
部a4から一定長の範囲内が立ち上がり状態とな
り、その他部(渦巻部分)の自重を支えるように
なるから、該立ち上がり部の応力は大きくなつて
いる。
また、上記の巻き止め部a4は単に固着されてい
るのみで、軸Dに対する所定巻きつけ方向の安定
性も有しておらず、更にケーブル相互が摩擦の作
用で滑りにくくなつている。
るのみで、軸Dに対する所定巻きつけ方向の安定
性も有しておらず、更にケーブル相互が摩擦の作
用で滑りにくくなつている。
したがつて、第3図において矢印Y方向の回転
力が作用した時上記立ち上がり部に無理な力(座
屈性外力)が作用し、該部は同図仮線のように簡
単に座屈してしまう。
力が作用した時上記立ち上がり部に無理な力(座
屈性外力)が作用し、該部は同図仮線のように簡
単に座屈してしまう。
もちろんこのような事態が生じると、所定の巻
取機能が損われるばかりか、ケーブル断線も生じ
る。
取機能が損われるばかりか、ケーブル断線も生じ
る。
本考案は上記の問題点に対処すべく、ケーブル
巻き止め部の座屈防止手段を講じたもので、以下
その構成を図示の実施例により説明する。
巻き止め部の座屈防止手段を講じたもので、以下
その構成を図示の実施例により説明する。
第4図、第5図に示した本考案の1実施例で
は、第2図において説明した渦巻状の弾発性ケー
ブルAと軸Dとの相対関係において、該ケーブル
Aの固定手段、座屈防止手段をつぎのように設定
している。
は、第2図において説明した渦巻状の弾発性ケー
ブルAと軸Dとの相対関係において、該ケーブル
Aの固定手段、座屈防止手段をつぎのように設定
している。
つまり、軸Dの外周には、スリツトEの近傍に
座部4が設けられ、該座部4上に弾発性ケーブル
Aの巻き止め部a4が載置され、該巻き止め部a4の
上面には、ケーブル巻きつけ方向に沿つて所定長
の座屈防止部材5が配在され、さらに該座屈防止
部材5の上面には押え部材6が接当され、かつ、
この状態において押え部材6、座屈防止部材5、
巻き止め部a4、座部4、軸Dなどが止具としての
ボルト7により貫通され、このボルト7にナツト
8が締着されて上記巻き止め部a4、座屈防止部材
5が軸Dの外周に固着されたものである。
座部4が設けられ、該座部4上に弾発性ケーブル
Aの巻き止め部a4が載置され、該巻き止め部a4の
上面には、ケーブル巻きつけ方向に沿つて所定長
の座屈防止部材5が配在され、さらに該座屈防止
部材5の上面には押え部材6が接当され、かつ、
この状態において押え部材6、座屈防止部材5、
巻き止め部a4、座部4、軸Dなどが止具としての
ボルト7により貫通され、このボルト7にナツト
8が締着されて上記巻き止め部a4、座屈防止部材
5が軸Dの外周に固着されたものである。
上記の場合、座屈防止部材5はその基端部9の
肉厚が大きくなつていると共に同部材5の先端部
10へ向うにしたがい、肉厚が小さくなつてお
り、そして基端部9が上記において固着される。
肉厚が大きくなつていると共に同部材5の先端部
10へ向うにしたがい、肉厚が小さくなつてお
り、そして基端部9が上記において固着される。
また、弾発性ケーブルAが第1図のようなもの
であるとき、ボルト7は高弾発性部材2,2を貫
通するものとする。
であるとき、ボルト7は高弾発性部材2,2を貫
通するものとする。
さらに、座屈防止部材5の内周面は、インボリ
ユートカーブ、サイクロイドカーブなど、渦巻曲
線にしておくのがよく、しかも、軸Dの外周に対
する該部材5の基端部9側間隔、ならびに先端部
10側間隔は、基端部9側から先端部10側へ向
うにしたがい、大きくなるようにするのがよい。
ユートカーブ、サイクロイドカーブなど、渦巻曲
線にしておくのがよく、しかも、軸Dの外周に対
する該部材5の基端部9側間隔、ならびに先端部
10側間隔は、基端部9側から先端部10側へ向
うにしたがい、大きくなるようにするのがよい。
つぎに、第6図で示した本考案の他実施例で
は、長短のある扁平な座屈防止部材、すなわち複
数の座屈防止部材5a,5bが重ね合わせ状態に
おいて上記と同じく装着されたものである。
は、長短のある扁平な座屈防止部材、すなわち複
数の座屈防止部材5a,5bが重ね合わせ状態に
おいて上記と同じく装着されたものである。
この場合、長い座屈防止部材5aが下位、短か
い座屈防止部材5bが上位となるように両部材5
a,5bは重ね合わされており、かつ、その基端
部9a,9bが揃えられた状態において先端部1
0a,10b側が段違い状になつている。
い座屈防止部材5bが上位となるように両部材5
a,5bは重ね合わされており、かつ、その基端
部9a,9bが揃えられた状態において先端部1
0a,10b側が段違い状になつている。
第6図におけるその他の構成は第4図、第5図
の場合と同じである。
の場合と同じである。
なお、以上に述べた各実施例において、座屈防
止部材5,5a,5bの材質としては、弾発性
(バネ性)の高いものが用いられ、具体的には、
金属、プラスチツク、FRPなどの単材、あるい
は複合材が用いられる。
止部材5,5a,5bの材質としては、弾発性
(バネ性)の高いものが用いられ、具体的には、
金属、プラスチツク、FRPなどの単材、あるい
は複合材が用いられる。
このうち、金属の場合では燐青銅、ステンレス
鋼、オイルテンパ、硬鋼などがよく、また、これ
ら金属材料を用いる場合、その表面にプラスチツ
クコーテイングを施しておくのもよい。
鋼、オイルテンパ、硬鋼などがよく、また、これ
ら金属材料を用いる場合、その表面にプラスチツ
クコーテイングを施しておくのもよい。
上記の各実施例からなる本考案では、弾発性ケ
ーブルAの巻き止め部a4とその近傍が、座屈防止
部材5または5a,5bによりカバーされている
から、該巻き止め部a4近傍や立ち上がり状態にな
ることはなく、したがつてケーブル渦巻部の重み
が該部に集中するのが解消され、その巻き止め部
a4近傍での適正な方向性(ケーブル巻取方向)も
確保できるから、当該巻き止め部a4の近傍はきわ
めて安定した形態となる。
ーブルAの巻き止め部a4とその近傍が、座屈防止
部材5または5a,5bによりカバーされている
から、該巻き止め部a4近傍や立ち上がり状態にな
ることはなく、したがつてケーブル渦巻部の重み
が該部に集中するのが解消され、その巻き止め部
a4近傍での適正な方向性(ケーブル巻取方向)も
確保できるから、当該巻き止め部a4の近傍はきわ
めて安定した形態となる。
また、この巻き止め部a4近傍に第3図で述べた
ごとき無理な力(座屈性外力)が作用しても、座
屈防止部材5または5a,5bが巻き止め部a4と
その近傍を支持するので、こうした外力にも充分
対抗でき、したがつて座屈現象は阻止できるよう
になる。
ごとき無理な力(座屈性外力)が作用しても、座
屈防止部材5または5a,5bが巻き止め部a4と
その近傍を支持するので、こうした外力にも充分
対抗でき、したがつて座屈現象は阻止できるよう
になる。
以上の通り、本考案は軸と軸対回転可能に装着
されたケーシング内に渦巻状に装填されている弾
発性ケーブルの巻き止め部が、軸の外周に固定さ
れ、該巻き止め部の上面には、その巻きつけ方向
に沿つて所定長の座屈防止部材が配在され、該座
屈防止部材の基端部が上記軸に固着されたことを
特徴としているから、上記座屈防止部材を介して
所定通りの座屈防止が計れる。
されたケーシング内に渦巻状に装填されている弾
発性ケーブルの巻き止め部が、軸の外周に固定さ
れ、該巻き止め部の上面には、その巻きつけ方向
に沿つて所定長の座屈防止部材が配在され、該座
屈防止部材の基端部が上記軸に固着されたことを
特徴としているから、上記座屈防止部材を介して
所定通りの座屈防止が計れる。
第1図は弾発性ケーブルの断面図、第2図はケ
ーブル巻取装置の略示説明図、第3図は同装置に
おけるケーブル座屈状態の説明図、第4図、第5
図は本考案座屈防止装置の1実施例を示した要部
縦断側面図と要部縦断正面図、第6図は同上の他
実施例を示した要部縦断側面図である。 A……弾発性ケーブル、a4……巻き止め部、D
……軸、5,5a,5b……座屈防止部材、9…
…基端部。
ーブル巻取装置の略示説明図、第3図は同装置に
おけるケーブル座屈状態の説明図、第4図、第5
図は本考案座屈防止装置の1実施例を示した要部
縦断側面図と要部縦断正面図、第6図は同上の他
実施例を示した要部縦断側面図である。 A……弾発性ケーブル、a4……巻き止め部、D
……軸、5,5a,5b……座屈防止部材、9…
…基端部。
Claims (1)
- 軸と相対回転可能に装着されたケーシング内に
渦巻状に装填されている弾発性ケーブルの巻き止
め部が、軸の外周に固定され、該巻き止め部の上
面には、その巻きつけ方向に沿つて所定長の座屈
防止部材が配在され、該座屈防止部材の基端部が
上記軸に固着されたケーブル巻き止め部の座屈防
止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10822280U JPS6211147Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10822280U JPS6211147Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5736731U JPS5736731U (ja) | 1982-02-26 |
JPS6211147Y2 true JPS6211147Y2 (ja) | 1987-03-16 |
Family
ID=29469489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10822280U Expired JPS6211147Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6211147Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6084087U (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-10 | 古河電気工業株式会社 | ブラシレス電気信号伝達装置 |
JPH0424631Y2 (ja) * | 1987-03-13 | 1992-06-10 | ||
JPH054458Y2 (ja) * | 1987-09-01 | 1993-02-03 | ||
JP2628751B2 (ja) * | 1989-05-19 | 1997-07-09 | 古河電気工業株式会社 | コネクタ装置 |
-
1980
- 1980-07-30 JP JP10822280U patent/JPS6211147Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5736731U (ja) | 1982-02-26 |
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