JPS62110Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS62110Y2
JPS62110Y2 JP2654979U JP2654979U JPS62110Y2 JP S62110 Y2 JPS62110 Y2 JP S62110Y2 JP 2654979 U JP2654979 U JP 2654979U JP 2654979 U JP2654979 U JP 2654979U JP S62110 Y2 JPS62110 Y2 JP S62110Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
valve
piston
pneumatic
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2654979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55127319U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2654979U priority Critical patent/JPS62110Y2/ja
Publication of JPS55127319U publication Critical patent/JPS55127319U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS62110Y2 publication Critical patent/JPS62110Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はしや断機などに使用される空気圧操作
装置に関するものである。
例えば、しや断器において、その投入速度は電
気的・機械的特性が最適となるように定められて
おり、投入速度が変動することは好ましくない。
そこで、しや断器操作用の空気圧操作装置には、
空気圧源の圧力変動により操作速度が変化しない
ように、流量調整弁が設けられている。
この種の従来の空気圧操作装置は、第1図に示
すように、ばね1により一方に付勢された操作ピ
ストン2を有する空気圧シリンダ3と、空気圧源
4と、この空気圧源4からの空気通流を開閉制御
する制御弁5と、制御弁5と空気圧シリンダ3と
の間に設けられ、操作ピストン2の速度が空気圧
源4の圧力変動によつて変化しないよう、流量を
調整する流量調整弁6とを、配管7により一続き
に接続して構成していた。しかし、かかる構成に
よれば、組立工数を多く要し、空気漏れが生ずる
などの欠点があつた。
一方、かかる欠点を改善するため、構成が簡単
で、かつ空気漏れの生じない一体化した空気圧操
作装置を、本考案者は先に実開昭54−146863号公
報(実願昭53−43978号)において提案してい
る。以下に、これについて述べる。
第2図A〜Cにおいて、8は制御弁、9は制御
弁8の内部に形成した主空気通路、10,11は
それぞれ主空気通路9に連通した空気流入口およ
び空気流出口で、空気流入口10には空気圧源4
が接続される。12は主空気通路9内に突出した
筒部、13は主空気通路9内に設けられたスプー
ル弁で、その一端は筒部12内に摺動自在に嵌合
し、他端は主空気通路9と連設された穴14とに
摺動自在に嵌合する。また、スプール弁13は主
空気通路9を開閉する弁部15を有する。16は
筒部12に設けたオリフイス、17は筒部12内
と外部を連通する排出孔18を閉止する補助弁、
19は穴14に設けたピストン、20は主空気通
路9と穴14の下端を連通する連通孔、21はピ
ストン19に設けられた連通孔である。また、2
2は操作ピストン23を有する空気圧シリンダ、
24はピストンロツド、25は復帰ばね、26は
空気流出口11から空気圧シリンダ22への空気
通路27を有する流量調整弁本体で、これは空気
シリンダ22に一体に設けられており、また、制
御弁8はその本体26に一体に取付けられる。さ
らに、流量調整弁本体26には空気通路27と直
交する穴28が設けられ、この穴28にはピスト
ン部材29を摺動自在に嵌合する。ピストン部材
29の中央部29aが小形にして、その上端には
本体26と係止するフランジ部29bが設けら
れ、ピストン部材29の下端と穴28により空気
室30を形成する。空気室30は流量調整弁本体
26と空気圧シリンダ22との間に設けた連通孔
31により、空気圧シリンダ22内と連通する。
32は本体26にボルト33を介して取り付けら
れた係止部材34に、一端を係止したばねで、そ
の他端はフランジ29bを押圧している。
上記装置において、電磁弁35により補助弁1
7を押圧すると、筒部12内の空気が排出孔18
から排出されて、筒部12内の空気圧が低下す
る。このためスプール弁13は上動し、主空気通
路9が開通し、空気圧源からの空気は主空気通路
9および空気通路27を経て空気圧シリンダ22
内に供給され、操作ピストン23が復帰ばね25
に抗して作動する。次に、電磁弁35により補助
弁17の押圧を停止すると、補助弁17がばね力
により元の位置に戻り、排出孔18は閉じる。こ
のためオリフイス16より流入した空気により筒
部12内の圧力が高まり、スプール弁13は下動
しようとする。しかし、連通孔20を介して、ピ
ストン19の下側に空気が流入したことによりピ
ストン19が下動し、スプール弁13の下端を押
えているので、スプール弁13は下動できない。
しかし、連通孔20より小径の連通孔21を介し
て、ピストン19の上側にも次第に空気が流入す
ることにより、各所に設けたばね力が勝り、スプ
ール弁13は徐々に下動し、弁部15により主空
気通路9が閉じられ、空気圧シリンダ22への空
気圧の供給が停止される。このように制御弁8は
外部からの操作が終了しても、所定時間開状態を
保つており、自己保持機能を有している。一方、
流量調整弁においては、空気圧シリンダ22内の
圧力が連通孔31および空気室30を介して、ピ
ストン部材29の下端に加わり、この空気圧とば
ね32の押圧力がバランスした位置で、ピストン
部材29は停止する。第2図Cに示すように、ピ
ストン部材29の中央部29a以外の部分は、空
気通路27を閉塞するので、ピストン部材29の
摺動により空気通路27の通流面積が変化する。
空気圧源の圧力が高まると、空気圧シリンダ22
内の圧力も高まり、ピストン部材29は上動し、
空気通路27の通流面積が小さくなり、空気圧シ
リンダ内の空気圧は弱まる。一方、空気圧源の圧
力が低下すると逆動作する。かくして、空気圧シ
リンダ22内の空気圧変動が抑えられ、操作ピス
トン23の速度も変動しない。そして空気圧シリ
ンダ22と流量調整弁26と制御弁8とを一体化
することにより、配管が不要で構造が簡素化さ
れ、組立工数の削減ならびに点検調整が容易にな
るとともに、配管部接続による従来のごとき空気
漏れが防止されるという様々なすぐれた利点があ
る。
ところで、かかる空気圧操作装置においては、
ピストン19を上動している時間が穴14の容積
によつて決まり、非常に短い。また、弁15を長
く開いていたい場合にも、その時間は筒部12の
容積とオリフイス16の断面積によつて決まつて
しまい、上記穴14および筒部12のサイズが制
御弁18全体の大きさからして制限があるため、
これらを大きくして、上記時間を大きく延長する
ことができない。このため空気圧シリンダ22に
対する入力が中断して、その所期の動作が不完全
に終了する場合がある。従来では、種々異る上記
時間特性を有する制御弁8を複数用意して、これ
らを選択的に流量調整弁26に取り付ける必要が
あり、不経済であつた。
本考案はかかる空気圧操作装置における、例え
ばスプール弁の動作を、簡単な構成にて、長短任
意の時間で行わしめるようにした新規な技術を提
供するものであり、このため空気源の安定化を図
るフイードバツク通路に、容積が任意に選べる空
気室を設けたのである。以下に、本考案の実施例
について述べるが、基本的構成は第2図Bに示す
ものと全く同一であるため、同一部分には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
すなわち、第2図Bと異るところは、既述の穴
14の近傍に比較的大き目の空気室36を設け、
この空気室36と穴14とを連通孔37によつて
継いだことである。また、38は空気室36と外
部とを継ぐための連通孔で、これに他の空気室や
閉塞部材を結合することによつて、空気室36の
容積を任意に調節しうる。
かかる空気室36を設けたことによつて、次の
ような動作モードが得られる。先ず、電磁弁35
の動作によつて、補助弁17が下動し、したがつ
て、筒部12内の空気は排出孔18を通つて外部
に逃げ、その筒部12内の気圧が下がる。これに
よつて、スプール弁13は上動し、空気圧源から
の空気が空気流入口10、主空気通路9を通つて
流出口11および連通孔20に供給され、流出口
11を通る空気は既述のごとく空気圧シリンダ2
2内に供給され、連通孔20内の空気はピストン
19の下部に供給される。ピストン19はその空
気の押圧力で上動し、スプール弁13を押し上
げ、上記弁15を開き続ける。この間、上記空気
流入口10からの空気は空気圧シリンダ22内に
送り込まれる。ここでピストン19がスプール弁
13を押し続ける時間は、空気室36内の圧力が
連通孔20における空気の供給圧力と等しくなる
までの時間であり、したがつて、空気圧シリンダ
22の作動時間は上記空気室36の容積によつて
決定されることがわかる。かくして、しや断器の
上記諸特性に応じたその投入時間の設定を、空気
室36の容積が異つたものを選定して上記流量調
整弁本体26に取り付けることにより、自由自在
に選定できる。なお、上記電磁弁35の動作が微
小であつても、フイードバツク機構により空気室
36における空気圧の上昇時間分だけ、上記空気
圧シリンダ22に空気を供給し続けるので、所期
のしや断動作が確実に実行される。また、上記連
通孔38に他の容量体や閉塞栓などを接続してこ
れを出没させることにより、空気室36内容積の
微調整が行える利点がある。
以上のように、本考案によれば、制御弁のフイ
ードバツク回路に時限を設定する空気室を設けた
ことにより、弁の構造や筒、穴のその他の部所の
形状を異らしめた構造の複雑な制御弁を用いず
に、長時間の安定した空気制御が行え、しや断器
の動作に対応して利用しうるものとして極めて有
益となる。また、かかる制御弁は流量調整弁等に
対して簡単にしかも直接的に取り付けられ、機構
の簡素化ならびに空気の漏れを防止できるなど、
実用上諸々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の概略構成図、第2図A〜C
はそれぞれ本考案者が既に出願済にかかる装置の
一部破断正面図、そのX−X線縦断面図および第
2図BのY−Y線縦断面図、第3図は本考案にか
かる空気圧操作装置の要部のみの縦断面図であ
る。 8……制御弁、10……空気流入口、11……
空気流出口、13……弁、14……空洞、19…
…ピストン、20……連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気圧源からの空気通流を開閉制御する制御弁
    と、操作ピストンを有する空気圧シリンダとの間
    に流量調整弁を設けて、空気圧源の圧力変動に対
    して上記操作ピストンの操作速度が変化しないよ
    うにした空気圧操作装置において、上記制御弁に
    は空気流入口と空気流出口とを開閉する弁と、空
    洞中を摺動し上記弁に先端がのぞむように配した
    ピストンと、上記弁の開放時に空気を上記ピスト
    ンに供給するとともに上記空洞中にも徐々に供給
    する連通孔と、上記空洞に連通した所定容量の空
    気室とが設けられてなる空気圧操作装置。
JP2654979U 1979-03-02 1979-03-02 Expired JPS62110Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2654979U JPS62110Y2 (ja) 1979-03-02 1979-03-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2654979U JPS62110Y2 (ja) 1979-03-02 1979-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55127319U JPS55127319U (ja) 1980-09-09
JPS62110Y2 true JPS62110Y2 (ja) 1987-01-06

Family

ID=28869014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2654979U Expired JPS62110Y2 (ja) 1979-03-02 1979-03-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62110Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55127319U (ja) 1980-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6228021B2 (ja)
JPS621506Y2 (ja)
JPS62110Y2 (ja)
US4363260A (en) Air cylinder
JPS6224919Y2 (ja)
JP2001108125A (ja) 弁装置
JP2659152B2 (ja) 圧力制御弁
JPS6150161B2 (ja)
JP2718628B2 (ja) 方向切換制御弁
JP3046121B2 (ja) リリーフ弁
JPH0640964Y2 (ja) オペレートチェック装置
JPS5841420Y2 (ja) 空気操作弁
JPH0755361Y2 (ja) 圧力補償弁を有する方向切換弁
JPH0426725Y2 (ja)
JPH0247820Y2 (ja)
JP2524590B2 (ja) 流量制御弁
JPH0272881U (ja)
JPS6222033B2 (ja)
JPS626148B2 (ja)
JP2787116B2 (ja) パイロット式電磁弁
JP2552868B2 (ja) メ−タアウト制御弁
JPS5929206Y2 (ja) チエツク弁付流量調整弁
JPS5912404Y2 (ja) メ−タアウト・タイプで使用される圧力流量調整弁
JP2601662B2 (ja) 流量制御装置
JPH0241363Y2 (ja)