JPS62110060A - 無段変速機のプ−リ装置 - Google Patents

無段変速機のプ−リ装置

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JPS62110060A
JPS62110060A JP24973985A JP24973985A JPS62110060A JP S62110060 A JPS62110060 A JP S62110060A JP 24973985 A JP24973985 A JP 24973985A JP 24973985 A JP24973985 A JP 24973985A JP S62110060 A JPS62110060 A JP S62110060A
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JP
Japan
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movable
pulley
fixed
cylinder
piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP24973985A
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English (en)
Inventor
Nobuo Goto
後藤 信夫
Ko Ishimaru
航 石丸
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、無段変速機のプーリ装置、特に、可動プーリ
に対するタンデム油圧作動機構の改良技術に関する。
(従来の技術) 従来における無段変速機のプーリ装置としては2側光i
f、特開11i356−80551号/、’[FIG、
3に記載されているようなものが知られている。
この従来のプーリ装置は、第6図に示すように、プーリ
軸100に設けられる固定プーリ101と、プーリ軸1
0oに摺動可能に設けられる可動プーリ102と、該可
動プーリ102の背部に設けられるタンデム油圧作動機
構103と、を備え、該油圧作動機構103が、可動シ
リンダ104と、可動ピストン105と、固定ピストン
部106と固定シリンダ部107が一体に形成され、内
周端がプーリ軸100に固定された第1固定部材108
と、固定シリンダ部109と固定ピストン部110が一
体に形成され、内周端がプーリ軸100に固定された第
2固定部材111と、第1油圧室112及び該第1油圧
室112に導油口113を介して連通ずる第2油圧室1
14と、室115と、を有する構造となっていた。
従って、第1油圧室112及び第2油圧室114に作動
油を導くと、第1油圧室112の油圧によって可動プー
リ102が直接に摺動し、同時に第2油圧室114の油
圧によって可動ピストン105と可動シリンダ104を
介して間接的に可動プーリ102が摺動するという油圧
作用で、可動プーリ102が固定プーリ101に近接す
る方向に移動し、プーリ径の変化による無段変速が行な
えるものであった。
そして、この場合、前記可動シリンダ104は可動ブー
9102と一体に機械加工で形成され、又、可動ピスト
ン105は平面的な円板構造に形成されていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のプーリ構造にあっては
、可動シリンダ104が可動プーリ102と一体に機械
加工で形成されているため、その加工費が高くなり、部
品価格的に不利になるという問題があった。
又、可動ピストン105が平面的な円形構造であるため
、この可動ピストン105に加わる油圧を受は持つには
肉厚を厚くして強度を保障する必要が生じ、しかも変形
量も大きくなるという問題かあった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、旧述のような従来の問題点を解決することを
1]的としてなされたもので、この目的を達成するため
に、本発明の無段変速機のプーリ装置は、プーリ軸に設
けられる固定プーリと、該固定プーリに対向してプーリ
軸に摺動可能に設けられる可動プーリと、該可動プーリ
の背部に設けられるタンデム油圧作動機構と、を備えた
無段変速機のプーリ装置において、可動プーリとは別部
品に形成されて、該可動プーリの背面に固定されたTf
T動シウシリンダ固定ピストン部と固定シリンダ部が一
体に形成され、固定ピストン部の、前記可動シリンダの
内周に摺動可能に嵌合され、固定シリンダ部の内周端が
プーリ軸に固定された固定部材と、可動シリンダ部と可
動ピストン部が一体に形成され、可動ピストン部の内周
が前記固定部材の固定シリンダ油の外周に摺動可能に嵌
合され、かつ、前記可動シリンダに連結又は当接された
可動部材と、、111記可動部材の可動シリンダ部の内
周に摺動可能に嵌合され、内周端がプーリ軸に固定され
た固定ピストンと、前記可動プーリと可動シリンダと固
定部材とで囲まれる第1油圧室と、固定部材と可動部材
と固定シリンダとで囲まれ、固定部材に形成した導油口
を介して前記第1油圧室に連通ずる第2油圧室と、可動
シリンダと固定部材と可動部材とで囲まれる室と、を前
記タンデム油圧作動機構に有する手段とした。
(作 用) 従って、本発明の無段変速機のプーリ装置では、可動シ
リンダが可動プーリとは別部品に形成されているので、
可動プーリの加工工数が減少し、機械加工費を低減する
ことができる。
ヌ、可動ピストン部と可動シリンダ部を一体にした可動
部材を形成したので、可動シリンダ部が可動ピストン部
のフランジとなって可動ピストン部が立体構造により構
造的に補強されることになり、この可動ピストン部の肉
厚を増すことなく、油圧を受は持つに十分な強度を得る
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、各実施例は車両用無段変速機に用いられるプーリ装
置であり、各実施例において、同一構成部分については
便宜上図面の符号を同一にする。
第1図及び第2図は第1実施例の無段変速機のプーリ装
置を示しており、このプーリ装置Aは、プーリ軸1に設
けた固定プーリ2と、該固定プーリ2に対向してプーリ
軸1に摺動可能に設けた可動ブー93と、該可動ブー9
3の背部に形成したタンデム油圧作動機構4と、を備え
た構造となっている。
上記タンデム油圧作動機構4は、可動プーリ3を固定プ
ーリ2に対して近接、#I反させる方向にプーリ軸1上
で摺動させるためのもので、可動シリンダ10、固定部
材20、可動部材30、固定ピストン40、第1油圧室
50、第2油圧室60、室70、を主要な構成としてい
る。
上記可動シリンダ10は、筒状体に形成され、一端面が
可動プーリ3の背面外周部に溶接によって固定されてい
る。尚、llは溶接部である。
上記固定部材20は、円筒状の固定シリンダ部21と円
板状の固定ピストン部22が一体に形成されたプレス成
形品であり、固定ピストン部22の、前記可動シリンダ
10の内周に摺動可能に嵌合され、かつ、固定シリンダ
部21の内周端がプーリ軸lにポルト80により固定さ
れている。
次に、上記可動部材30は1円板状の可動ピストン部3
1と円筒状の可動シリンダ部32が一体に形成されたプ
レス成形品であり、可動ピストン部31の内周にフラン
ジ33が形成され、該フランジ33の内周が前記固定部
材20の固定シリンダ部21の外周に摺動可能に嵌合さ
れ、かつ、該可動ピストン部31の外周部が前記可動シ
リンダlOの他端面に当接されている。
上記固定ピストン40は、円板状に形成されたプレス成
形品であり、中程部に補強用の傾斜部41が形成され、
かつ、、前記可動部材30の可動シリンダ部32の内周
に摺動可能に嵌合され、内周端はプーリ軸1に前記固定
部材20と共にボルト80によって固定されている。
上記第1油圧室50は、可動プーリ3と可動シリンダ1
0と固定部材20とで囲まれた空間に形成され、可動プ
ーリ3のボス部81に貫通して形成した連通口82を介
してプーリ軸lの内部に形成された油圧流路83に連通
している。
上記第2油圧室60は、固定部材20と可動部材30と
固定ピストン40とで囲まれた空間に形成され、固定部
材20に形成した導油口23を介して前記第1油圧室5
0に連通されている。
上記室70は、可動シリンダ10と固定部材20と可動
部材30とで囲まれる空間に形成され、可動シリンダl
Oの端面に形成した空気抜き穴としてのスリット12を
介して大気に連通している。
尚、84.85.86はそれぞれシール部材で、各摺動
部のシールを確保している。
次に、第1実施例の作用を説明する。
第1実施例のプーリ装置Aは、無段変速機の入力側プー
リと出力側プーリの両方に適用され、この両プーリ間に
ベルト(又はチェ7)が掛は回されている。
そして、増速に際しては、入力側プーリのタンデム油圧
作動機構に油圧をかけて可動プーリを固定プーリに近接
させて入力側プーリに係合するベルトの直径を大きくさ
せていくと同時に、出力側プーリのタンデム油圧作動機
構から油圧を抜いて可動プーリを固定プーリから離反さ
せて出力側プーリに係合するベルトの直径を小さくさせ
ていくことでなされる。逆に減速に際しては、両プーリ
の油圧作動機構を前述した増速の場合とは逆に作動させ
ることになる。
従って、第1実施例のプーリ装置Aにあっては、タンデ
ム油圧作動機構4の第1油圧室50に油圧流路83から
の作動油が連通口82を介して流入すると、該第1油圧
室50にかかる油圧によって、第2図に示すように、可
動プーリ3が直接に押圧されてプーリ軸l上を摺動し、
同時に導油口23を介して第2油圧室60に流入した作
動油の油圧によって可動部材30及び該可動部材30に
当接した可動シリンダ10を介して可動プーリ3が間接
的に押圧されて摺動するという第1゜第2油圧室50.
60の倍力油圧作用で、可動プーリ3が固定プーリ2に
近接する方向に移動することになる。尚、この際、室7
0の空気はスリン)12から大気に抜ける。
そして、上述したプーリ装置Aにおいて、可動シリンダ
10が可動プーリ3とは別部品に形成されているので、
可動プーリ3を製作する際の機械加重工数が減少し、そ
の分だけ可動プーリ3の部品価格を低減できる。
又、可動部材30は、外周及び内周が共に自由端支持で
あるために、特に受圧面となる可動ピストン部31に、
油圧を受は持つに十分な強度を持たせる必要が生じるが
、第1実施例では、可動ピストン部31に可動シリンダ
部32を一体に形成しているので、この可動シリンダ部
32が可動ピストン部31のフランジとなって該可動ピ
ストン部31を立体構造により構造的に補強することに
なり、十分な強度が得られ、しかも可動ピストン部31
の内周にフランジ33が形成されているので、より一層
の強度向上が得られる。
次に、第3図は第2実施例のプーリ装置Bを示しており
、この実施例は、固定部材20における固定ピストン部
22の外周及び固定ピストン40の外周ニフランジ24
.42を形成した点で第1実施例とは異なっており、こ
のフランジ24,42によって固定ピストン部22及び
固定ピストン40の強度向上を図っている。
第4図は第3実施例のプーリ装置Cを示しており、この
実施例は、可動部材30に、固定ピストン40に当接す
るバネ34(板バネ、コイルバネ)を取付けた点に特徴
があり、これは、油圧を抜いた時の可動部材30の後退
時に、該可動部材3oがオー/<−ストロークして固定
ピストン40に衝突するのを防止するのに有効である。
又、第5図は第4実施例のプーリ装置りを示しており、
この実施例は、可動部材30と可動シリンダ10を圧入
嵌合によって連結したもので、可動部材30と可動シリ
ンダ10と可動プーリ3との可動部に一体性が生じ、ス
ムーズな摺動が得られる。尚、87は圧入部である。
以L、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の無段変速機のプーリ
装置にあっては、可動シリンダを可動プーリとは別部品
に形成して、この両者を固定する構成としたため、従来
の可動シリンダを可動プーリに一体に形成したものと異
なり、可動プーリの機械加工が容易になり、可動プーリ
の部品価格を低減することができる。
又、可動ピストン部と可動シリンダ部とを一体にした可
動部材を形成したため、この可動部材がケ体構造となり
、特に油圧を受は持つ可動ピストン部が可動シリンダ部
によって構造的に補強され、肉厚を厚くして強度を得る
従来の可動ピストンとは異なり、肉厚を増すことなしに
十分な強度を保障できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の無段変速機のプーリ装置を
示す断面図、第2図は第1実施例装置の作動状態を示す
半断面図、第3図は第2実施例のプーリ装置を示す半断
面図、第4図は第3実施例のプーリ装置を示す半断面図
、第5図は第4実施例のプーリ装置を示す半断面図、第
6図は従来のプーリ装置を示す半断面図である。 A・・・プーリ装置 ■・・・プーリ輔 2・・・固定プーリ 3・・・可動プーリ 4・・・タンデム油圧作動機構 10・・・可動シリンダ 20・・・固定部材 21・・・固定シリンダ部 22・・・固定ピストン部 23・・・導袖口 30・・・可動部材 31・・・可動ピストン部 32・・・可動シリンダ部 40・・・固定ピストン 50・・・第1油圧室 60・・・第2油圧室 70・・・室

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)プーリ軸に設けられる固定プーリと、該固定プーリ
    に対向してプーリ軸に摺動可能に設けられる可動プーリ
    と、該可動プーリの背部に設けられるタンデム油圧作動
    機構と、を備えた無段変速機のプーリ装置において、 可動プーリとは別部品に形成されて、該可動プーリの背
    面に固定された可動シリンダと、 固定ピストン部と固定シリンダ部が一体に形成され、固
    定ピストン部の外周が前記可動シリンダの内周に摺動可
    能に嵌合され、固定シリンダ部の内周端がプーリ軸に固
    定された固定部材と、 可動シリンダ部と可動ピストン部が一体に形成され、可
    動ピストン部の内周が前記固定部材の固定シリンダ部の
    外周に摺動可能に嵌合され、かつ、前記可動シリンダに
    連結又は当接された可動部材外周が前記可動部材の可動
    シリンダ部の内周に摺動可能に嵌合され、内周端がプー
    リ軸に固定された固定ピストンと、 前記可動プーリと可動シリンダと固定部材とで囲まれる
    第1油圧室と、 固定部材と可動部材と固定シリンダとで囲まれ、固定部
    材に形成した導油口を介して前記第1油圧室に連通する
    第2油圧室と、 可動シリンダと固定部材と可動部材とで囲まれる室と、 を前記タンデム油圧作動機構に有することを特徴とする
    無段変速機のプーリ装置。
JP24973985A 1985-11-07 1985-11-07 無段変速機のプ−リ装置 Pending JPS62110060A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2678341A1 (fr) * 1991-06-26 1992-12-31 Borg Warner Automotive Boite de vitesses a reglage continu, et plus particulierement son servomecanisme secondaire a double effet.
US5244437A (en) * 1991-06-26 1993-09-14 Borg-Warner Automotive, Inc. Double acting secondary sheave servo for cvt

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FR2678341A1 (fr) * 1991-06-26 1992-12-31 Borg Warner Automotive Boite de vitesses a reglage continu, et plus particulierement son servomecanisme secondaire a double effet.
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