JPS62107745A - 辛子蓮根の無菌包装方法 - Google Patents
辛子蓮根の無菌包装方法Info
- Publication number
- JPS62107745A JPS62107745A JP60246620A JP24662085A JPS62107745A JP S62107745 A JPS62107745 A JP S62107745A JP 60246620 A JP60246620 A JP 60246620A JP 24662085 A JP24662085 A JP 24662085A JP S62107745 A JPS62107745 A JP S62107745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mustard
- lotus root
- packaging
- tray
- mat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は辛子蓮根の包装方法に関するものである。
従来の技術
従来、熊本地方の特産品である辛子蓮根は、産地より搬
入された蓮根を洗浄し、次に次亜塩素酸ソーダ５００倍
溶液に浸漬して殺菌し、その後熱湯でゆがき、冷却後に
蓮根の気孔にからし味噌を充填して熟成させ、該熟成し
た蓮根の外周に小麦粉の衣をつけて油で揚げたものであ
り、からし味噌と蓮根との味が混った独特の食品で熊本
地方の土産品として多くの人に好まれているものである
。
入された蓮根を洗浄し、次に次亜塩素酸ソーダ５００倍
溶液に浸漬して殺菌し、その後熱湯でゆがき、冷却後に
蓮根の気孔にからし味噌を充填して熟成させ、該熟成し
た蓮根の外周に小麦粉の衣をつけて油で揚げたものであ
り、からし味噌と蓮根との味が混った独特の食品で熊本
地方の土産品として多くの人に好まれているものである
。
しかし、店頭でバラ売りする外に箱詰め包装する場合に
は、真空包装していたため内部が嫌気性菌に属するボツ
リヌス菌の増殖に適した環境となり、且つ増殖好適温度
ともいえる２６乃至２８°Ｃの常温で保管されたため昭
和５９年６月の様な死亡事故となった。
は、真空包装していたため内部が嫌気性菌に属するボツ
リヌス菌の増殖に適した環境となり、且つ増殖好適温度
ともいえる２６乃至２８°Ｃの常温で保管されたため昭
和５９年６月の様な死亡事故となった。
発明が解決しようとする問題点
ボツリヌス中毒は稀な疾患であり、ボツリヌス菌は安定
な芽胞の形で土壌内に広く分布している。、しかし、次
の様な条件が重なった時に初めて中毒発生となる。
な芽胞の形で土壌内に広く分布している。、しかし、次
の様な条件が重なった時に初めて中毒発生となる。
（１）食品がボツリヌス菌の芽胞に汚染されている。。
（２）食品の一般生菌は殺菌され芽胞菌は殺菌されない
処理をしている。
処理をしている。
（３） 食品がボツリヌス菌の培養源になり得る様な
状態になる。
状態になる。
（４） 食品が３°Ｃ以上の温度で長期保存される〇（
５）食品を摂取する前に加熱されていない。
５）食品を摂取する前に加熱されていない。
以上の点で第１項については生産工場の環境改善、原料
の消毒洗浄で防止できるが、第２項、第３項は包装状態
に左右されるものであり、真空包装においては加熱時に
一般生菌は殺菌されるが、芽胞菌は生き残り、無酸素状
態の容器内で好適温度を得て嫌気性菌が発芽、増殖して
毒素を産出するものである。
の消毒洗浄で防止できるが、第２項、第３項は包装状態
に左右されるものであり、真空包装においては加熱時に
一般生菌は殺菌されるが、芽胞菌は生き残り、無酸素状
態の容器内で好適温度を得て嫌気性菌が発芽、増殖して
毒素を産出するものである。
この様な問題点を解消する目的において、本発明は皿状
トレーの内面に殺菌、過剰乾燥防止のだめのエチルアル
コールを浸潤させた敷物を介在させて辛子蓮、恨を収容
した後に通気性のフィルムで包装したものであって、ボ
ノリヌス菌の発生を防止し、更に製品の乾燥も抑制して
保存性を高め得ることを特徴とするものである。
トレーの内面に殺菌、過剰乾燥防止のだめのエチルアル
コールを浸潤させた敷物を介在させて辛子蓮、恨を収容
した後に通気性のフィルムで包装したものであって、ボ
ノリヌス菌の発生を防止し、更に製品の乾燥も抑制して
保存性を高め得ることを特徴とするものである。
問題点を解決するだめの手段
以丁、実施用例図を引例しながら本発明の詳細な説明す
る。
る。
５ｉＪ２スチロールやポリプロピレン等を素材として成
型した簡易包装容器トレー１の内面に、エチルアルコー
ルを浸潤させた和紙、スポンジ、或いは綿の様な繊維質
の敷物２を敷き、該簡易包装容器トレー１内に辛子蓮根
３を収容し、小孔を穿孔したりして通気性をもだせた合
成樹脂フィルム４や同じく通気性のセロハン等でもって
辛子蓮根３の上面から敷物２並びに簡易包装容器トレー
１までを１体包装して包装内部の一般生菌の殺菌と包装
後の２次汚染を防止すると共に包装材の通気性（でより
ボツリヌス菌の様な嫌気性菌の発生又は生育を防除すべ
くなして成るものである。
型した簡易包装容器トレー１の内面に、エチルアルコー
ルを浸潤させた和紙、スポンジ、或いは綿の様な繊維質
の敷物２を敷き、該簡易包装容器トレー１内に辛子蓮根
３を収容し、小孔を穿孔したりして通気性をもだせた合
成樹脂フィルム４や同じく通気性のセロハン等でもって
辛子蓮根３の上面から敷物２並びに簡易包装容器トレー
１までを１体包装して包装内部の一般生菌の殺菌と包装
後の２次汚染を防止すると共に包装材の通気性（でより
ボツリヌス菌の様な嫌気性菌の発生又は生育を防除すべ
くなして成るものである。
作用、効果
本発明においては、合成樹脂フィルム４やセロハンでも
って辛子蓮根３と簡易包装容器トレー１とをストレンチ
フィルム包装、或いはンユリンクフイルム包装等の手段
でもって１体包装するものであり、和紙、スポンジ、綿
の様な敷物２内に浸潤したエチルアルコールが気化しな
がら辛子蓮根３の表面や合成樹脂フィルム４やセロハン
等の包装材の内面を殺菌し、そして包装材の通気孔を透
過して徐々に外部へと発散するものである。また、エチ
ル−アルコールが気化した後の敷物２は辛子蓮根３や庫
恨の衣に含有した水分を吸着すると共に包装材の通気孔
より外部へ発散させ、且つ、外部の空気が内部へ通気さ
れるために内部にボツリヌス菌が増殖する機会が全く生
じない、そして敷物２を丁に敷くことば、水分に対して
一種の緩和作用を与えるものであり、外部の衣が乾燥し
て蓮根より剥離することもなく、更にフィルムやセロハ
ンで包装（〜ていることによって２次的接触汚染も充分
防＋ｈ Ｌ得るものである等、前記した様な顕著な諸効
果を奏するものである。
って辛子蓮根３と簡易包装容器トレー１とをストレンチ
フィルム包装、或いはンユリンクフイルム包装等の手段
でもって１体包装するものであり、和紙、スポンジ、綿
の様な敷物２内に浸潤したエチルアルコールが気化しな
がら辛子蓮根３の表面や合成樹脂フィルム４やセロハン
等の包装材の内面を殺菌し、そして包装材の通気孔を透
過して徐々に外部へと発散するものである。また、エチ
ル−アルコールが気化した後の敷物２は辛子蓮根３や庫
恨の衣に含有した水分を吸着すると共に包装材の通気孔
より外部へ発散させ、且つ、外部の空気が内部へ通気さ
れるために内部にボツリヌス菌が増殖する機会が全く生
じない、そして敷物２を丁に敷くことば、水分に対して
一種の緩和作用を与えるものであり、外部の衣が乾燥し
て蓮根より剥離することもなく、更にフィルムやセロハ
ンで包装（〜ていることによって２次的接触汚染も充分
防＋ｈ Ｌ得るものである等、前記した様な顕著な諸効
果を奏するものである。
第１図は本発明方法により辛子蓮根を包装した実症例の
断面図である。 １簡易包装容器トレー、２敷物、３辛子蓮根、・１合成
樹脂フィルム 第１−図
断面図である。 １簡易包装容器トレー、２敷物、３辛子蓮根、・１合成
樹脂フィルム 第１−図
Claims (1)
- １ 簡易包装容器トレーの内面にエチルアルコールを浸
潤させた敷物を敷き、該簡易包装容器トレー内に辛子蓮
根を収容した後に通気性の合成樹脂フイルムやセロハン
等でもつて辛子蓮根、敷物、簡易包装容器トレーを１体
包装することを特徴として成る、辛子蓮根の無菌包装方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60246620A JPS62107745A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 辛子蓮根の無菌包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60246620A JPS62107745A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 辛子蓮根の無菌包装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62107745A true JPS62107745A (ja) | 1987-05-19 |
Family
ID=17151112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60246620A Pending JPS62107745A (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | 辛子蓮根の無菌包装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62107745A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1106084A2 (en) * | 1999-12-06 | 2001-06-13 | Roberto Comi | Method and apparatus for packaging food products, particularly bakery products and fruit, in a modified atmosphere |
| JP2003284487A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 青果物の鮮度保持包装体 |
| US10368561B1 (en) | 2018-03-06 | 2019-08-06 | Kerflummox Holdings, LLC | C. bot prevention in infused coffee |
| US10925299B2 (en) | 2018-03-06 | 2021-02-23 | Kerflummox Holdings, LLC | C. bot prevention in infused coffee |
| US11950606B2 (en) | 2020-10-16 | 2024-04-09 | Kerflummox Holdings, LLC | C. Bot prevention in coffee |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5813346A (ja) * | 1981-07-11 | 1983-01-25 | Furointo Sangyo Kk | 青果物の保存法と包装体 |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP60246620A patent/JPS62107745A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5813346A (ja) * | 1981-07-11 | 1983-01-25 | Furointo Sangyo Kk | 青果物の保存法と包装体 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1106084A2 (en) * | 1999-12-06 | 2001-06-13 | Roberto Comi | Method and apparatus for packaging food products, particularly bakery products and fruit, in a modified atmosphere |
| EP1106084A3 (en) * | 1999-12-06 | 2001-07-18 | Roberto Comi | Method and apparatus for packaging food products, particularly bakery products and fruit, in a modified atmosphere |
| JP2003284487A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 青果物の鮮度保持包装体 |
| US10368561B1 (en) | 2018-03-06 | 2019-08-06 | Kerflummox Holdings, LLC | C. bot prevention in infused coffee |
| US10925299B2 (en) | 2018-03-06 | 2021-02-23 | Kerflummox Holdings, LLC | C. bot prevention in infused coffee |
| US11744265B2 (en) | 2018-03-06 | 2023-09-05 | Kerflummox Holdings, LLC | C. bot prevention in low acid beverages |
| US11950606B2 (en) | 2020-10-16 | 2024-04-09 | Kerflummox Holdings, LLC | C. Bot prevention in coffee |
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