JPS62107226A - 2サイクルエンジンの排気制御装置 - Google Patents

2サイクルエンジンの排気制御装置

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JPS62107226A
JPS62107226A JP24588585A JP24588585A JPS62107226A JP S62107226 A JPS62107226 A JP S62107226A JP 24588585 A JP24588585 A JP 24588585A JP 24588585 A JP24588585 A JP 24588585A JP S62107226 A JPS62107226 A JP S62107226A
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sub
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inlet
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Yuji Yamamoto
雄二 山本
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Suzuki Motor Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は2サイクルエンジンの排気制御装置に関する
〔従来技術〕
一般に2テイクルエンジンでは、排気管長を短くすると
、高回転高出力型の出力特性となり、また、排気管長を
長くすると低回転高トルク型の出力特性となる。ところ
が、排気管長を短くすると、低回転数域では逆に低トル
クの出力特性となって、極めて取り扱いにくいエンジン
となり、また、排気管長を長くすると高回転数域では低
出力な出力特性となる欠点があった。
〔発明の目的〕
この発明は上述した問題点に鑑入、低回転数域から関回
転数域に至る広範囲な回転数域に渡って出力を向上させ
た2サイクルエンジンの排気制御装置を提供する。
〔発明の構成〕
上述した目的を達成するため、この発明では、エキゾー
ストポートに、インレットが前記エキゾーストポートの
上流側に連通し、かつアウトレットがエキゾーストポー
トの下流側に連通するサブエキゾースト通路を連設する
とともに、排気ガスの排出径路を前記サブエキゾースト
通路を介しズ排出させる径路と、サブエキゾースト通路
を介さず直接エキゾースト通路の下流へ排出する径路と
のいずれか一方なエンジンの所定の回転数に応じて選択
する選択手段を配設し、選択された排気経路長の差異に
よって排気管長を変化させるよ5KL。
ている。
〔実施例〕 以下、本発明に係る排気制御装置の一実施例を詳述する
第1図は本発明の排気制御装置を示す2サイクルエンジ
ン1の要部断面図である。
この2サイクルエンジン1のエキゾーストポート2には
、シリンダ3直後の位置にサブエキゾースト通路4が形
成されている。このサブエキゾースト通路4は、シリン
ダブロック5とシリンダヘット6とに渡って形成された
サブチャンバ7内に隔壁8を配設することによって形成
されており、この隔壁8によって画成されるサブエキゾ
ーストポート4のインレット4aとアウトレット4bは
それぞれエキゾーストポート2の上流側と下流側とく連
通している。また、前記エキゾーストポート2の内部に
は、該エキゾーストポート2へ排出される排気ガスの一
部を、サブエキゾーストポート4へ案内し、前記サブエ
キゾースト通路4を介してエキゾーストポート2の下流
へ排出させる径路と、サブエキゾースト通路47に介さ
ず全ての排気ガスを直接エキゾーストポート2の下流へ
排出する径路とを選択する選択手段9が配設されている
。この選択手段9は、前記サブエキゾースト通路4のイ
ンレット4aおよびアウトレット4bを開閉する回転式
のバルブ10によって構成されてオリ、このバルブ10
は第2図の拡大斜視図に示すように回転部分を構成する
一対の筒体ioa。
iobと、この筒体10’5lOb間に差し渡されて形
成されたプレート状の弁体100とによって構成されて
いる・なお、第2図で符号10d。
106は前記筒体10a#10bの側方に突出形成され
た軸で、この軸10d # 108のいずれか一方には
、前記バルブ10をエンジンの回転数域に応じて所定角
度回転させる図示せぬ駆動装置(例えば、エンジンの回
転数に応じて駆動されるサーボモータ、あるいは機械式
カパナー機構等の駆動装!1)が連結している。
次に、上述した排気制御装置の作用を説明し、併せて構
成?より詳細に説明する。
2サイクルエンジンlが始動し、その回転数が低回転数
域にあると、バルブIOは図示せぬ前記駆動装置によっ
て所定角度回転し、第1図に示す初期位置に停止する◎ t141図に示すバルブ10の初期位置では、弁体接し
、サブエキゾースト通路4のインレット4aとアウトレ
ット4bとを拡開させるとともに、弁体100の他端縁
10gが工牟シーストボート2内に侵入し、その断面積
を減少させている。このようなバルブlOの停止位置く
よると、工牛シーストボート2内に排出される排気ガス
に対し、弁体100は案内板としての作用をなし、排気
初期の排気ガスは、主として矢印ムに沿ってサブエキゾ
ーストポート4のインレット4aへ案内され、排気口が
開かれるに従りて弁体100の他端縁10gとエキゾー
ストポート2の内周面間に形成された隙間11にも矢印
Bに沿って案内される。そして、それらの排気ガスは、
エキゾーストポート2の下流へ排出される。このように
低回転数域において、排気ガスをサブエキゾースト通路
4を介して排出させると、サブエキゾースト通路4の管
長分だけ排気管長が増大するとともに、第1図に示す実
施例では、サブエキゾースト通路4を通過する排気ガス
(矢印A)と、隙間11を通過する排気ガス(矢印B〕
と、がエキゾーストポート2の下流で合流し、互いに干
渉して強力な排気反射波を排気管内に発生させる。この
ため、低回転数域で好適な排気管長が確保されるととも
に1排気管内に発生する強力な排気反射波によって、混
合気の吹き抜けが防止されることとなる。
一方、2サイクルエンジン1が高回転数域に至ると、図
示せぬ前記駆動装置によってバルブ10は、第1図に示
す停止位置から第3図に示す停止位置へ回転する。
第3図に示すバルブlOの停止位置では、サブエキゾー
スト通路4のインレット4aとアクトレット4bはバル
ブ10の弁体10QKより閉塞されるため、排気ガス(
矢印C)はすべてサブエキゾースト通路4を介さず排出
され、このため排気管長が短縮し、高回転数域で好適な
排気管長が確保されることとなる。なお、上記実施例で
は第2図に示すようにバルブ10の弁体10Q’に平面
矩形状に形成し、その上端縁10f、下端縁10gをそ
れぞれ筒体10a t tobと同一の局面形状に形成
するようにしたが、この弁体10(+の形状は上記実施
例(限定されることな(、第2図と同一部分を同一符号
で示す第1図の斜視図で示すように、弁体10Cの上端
縁10f、下端縁10gをそれぞれ%革史形伏に形成す
るようにしても良い。
また、上記実施例では第1図で示すように、バ/’ブ1
0の弁体10crcよって、サブエキゾースト通路4の
インレット4a、アクトレット4bとを拡開させた際に
、弁体100の下端縁10gとエキゾーストポート2と
の間に隙間11を形成するよ5にしたが、この隙間11
は、必らずしも必要ではな(、第1図と同一部分を同一
符号で示す第5図に示すように1バルブ10の筒体10
a、101)の径、および弁体10Cの@Lを拡大し、
サブエキゾースト通路4のインレット4a、アウトレッ
ト4bを拡開させた際に、弁体100の下端縁10gを
エキゾーストポート2の内周縁に摺接させ、弁体1(l
によってエキゾーストポート2を閉塞させるよ5Vct
、ても良い。このように、弁体10Gによってエキゾー
ストポート2を閉塞させると、排気ガス(矢印D)はす
べて、サブエキゾースト通路4を介してエキゾーストポ
ート2の下流へ排出されるので、排気管長が長(なり、
低回転数域で好適な排管長が確保されることとなる。ま
た高回転数域では第6図で示すようにバルブ10の弁体
100によってサブエキゾーストポート4のインレット
4a、アクトレット4bが閉塞され、第3図に示す実施
例と同一の作用、即ち排気管長を短縮し、高回転数域で
好適な排気管長を確保することとなる。
また、上記実施例では、排気ガスの排出径路を選択する
選択手段9として、インレット4a、アウトレット4b
を開閉する回転式のバルブ1oを使用するようにしたが
、勿論本発明は上記実施例に限定されることなく第1図
と同一部分な同一符号で示す第7図のように、選択手段
9として、サブエキゾースト通路4のインレット4a、
アウトレット4bを開閉するプレート状のスライド式バ
ルブ20を使用するようにし【も良い・このスライド式
バルブ2oは、エキゾーストポート2の上流側開口部上
級2aを形成するプレート状の弁体21によって形成さ
れており、その先端面21aは、シリンダ3の内周面に
臨入、かつその内周面に沿って円弧状に形成されている
。また、このプレート状の弁体21はその上面21bが
サブエキゾースト通路4のインレット4a、アウトレッ
ト4bの各開口面圧摺接し、かっこの弁体21の全体が
シリンダ3の軸方向に対し直交面をなす方向へスライド
自在に配置されている。またこの弁体21Kは、f11
記アウトVット4bと対向する位置に、弁体21の上面
21bから下面21Qへ貫通する通気孔21(lが形成
されており、また、前記インレット4aと対向する位置
に弁体21の上面21bから先端面21aへX通する通
気孔21eが形成されている。なお、この弁体21の後
端21fには、2サイクル工ンジン10所定回転数で前
記弁体21をスライドさせる図示せぬ駆動装置(例えば
エンジンの所定回転数で作動するソレノイド等の駆動装
置)が連結している。
次に上述した実施例の作用を説明し、併せて構成をより
詳細に説明する。
2サイクルエンジンlが始動し、その回転数が低回転数
域にあると、バルブ20の弁体21は図示せぬ前記駆動
装置によって所定長スライドし、第7図に示す初期位置
に停止する。第7図に示すバルブ20の初期位置では、
弁体21に形成された通気孔21d、218がサブエキ
ゾースト通路4のアクトレット4b、インレット4aと
にそれぞれ対向し、また弁体21の先端面21”がシリ
ンダ3の内周面に臨んだ位置に停止し【いる。
このようなバルブ20の停止位置によると、排気初期の
排気ガス(矢印ム)は、弁体21の通気孔21θヲ介し
てサブエキゾースト通路4のインレット4aへ案内され
、アウトレット4bを介しエキゾーストポート2の下流
へ排出される。また、排気後期の排気ガス(矢印B)は
、主として弁体21の下面210と、エキゾーストポー
ト2の内局面との間に形成された隙間22ft介し、エ
キゾーストポート2の下流に排出される。したがって、
第7図に示すスライド式のバルブ20を使用した場合に
おいても、第1図で示す実施例とlW1様に、排気管長
がサブエキゾースト通路4の管長分だけ長くなり、低回
転数域で好適な排気管長が確保されるとともに1サブ工
キゾースト通路4に’通過する排気ガス(矢印ム)と隙
間22ftA遇する排気ガス(矢印B)とがエキゾース
トポート2の下流で合流し、互いに干渉して強力な排気
反射波を排気管内に発生させ、低回転数域における混合
気の吹き抜けを防止する。
一方、2サイクルエンジン1が高回転数域に至ると、図
示せぬ前記駆動装置によって、バルブ20の弁体21は
第7図に示す図面の左方へ所定長移動し第8図に示す位
11に停止する。98図に示すバルブ20の停止位置で
は弁体21の上面21m)によってサブエキゾースト通
路4のインレット4aアクトレツト4bが閉基されると
ともに、通気孔21(1と通気孔218はそれぞれ、シ
リンダブロック5と、隔壁8の下端面8aによって閉塞
されるので、排気ガス(矢印C)はすべてサブエキゾー
スト通路4を介さず排出され、このため排気管長が短縮
し、茜回転数域で好適な排気管長が確保されることとな
る。なお、第8図に示す実施例では。
弁体21がスライドすると、エキゾーストポート2の上
流側開口部縁2aが、通気孔218の一方の開口端上縁
219と弁体21の上面21bとの間の板厚(1)分だ
け上昇するので、排気タイミングが早くなり、このため
高回転数域で好適な排気タイミングが確保されることと
なる。
なお、上記各実施例では、選択手段9をサブエキゾース
ト通路4のインレット4a、アクトレッ)4bの開閉機
能と排気ガスの案内機能とを兼備えた1つのバルブで構
成するようにしたが、勿論本発明は上記実施例に限定さ
れることな(、選択手段9をサブエキゾーストポート4
のインレット4&、アウトレッ)41)を開閉する独立
したバルブと、排気ガスをインレット4&へ案内する他
の独立したバルブとによって構成するよう−にしても良
い。
第9図は上述した他の実施例を示す2サイクルエンジン
1の要部断面図で、第1図と同一部分を同一符号で示す
第9図に示す実施例では、選択手段9が、サブエキゾー
スト通路4のインレット4&−、アウトレット4bを開
閉するプレート状のスライド式バルブ25と、エキゾー
ストポート2を開閉する線形弁30とによって構成され
ている。
このうち、スライド式バルブ25の弁体26は、第7図
の実施例で示す弁体21と同様にシリンダ3の軸方向に
対し直角面をなす方向へスライド自在に配置されており
、その先端面26aはシリンダ3の内周面に臨み、かつ
その内周面に沿って円弧状に形成されている。また、こ
の弁体26には、サブエキゾースト通路4のインレット
4a、アウトレツ)4bと対向する位置に、弁体26の
上面26m)から下面26Cに向う通気孔26d、26
・がそれぞれ穿設されている。一方、線形弁3゜の弁体
31はエキゾーストポート2内を流れる排気ガスの流れ
方向に対し、直交して設けられた軸32に固着されてお
り、この軸32を中心に回転し、エキゾーストポート2
を開閉する。また、この線形弁30の軸32と、前記ス
ライド式バルブ25の弁体26の後端26fとの間には
図示せぬ連動手段(例えば歯車式動力伝達装置等の動力
伝達手段)が介在されており、このため、スライド式バ
ルブ25の移動に連動して線形弁30の弁体31が回転
し、エキゾーストポート2/it開閉する。
また、前記スライド式バルブ25の弁体26の後端26
fには、2サイクル工ンジン10回転域に応じて、弁体
26ftスライドさせる図示せぬ駆動装置tC例えばエ
ンジンの回転数に応じて作動するロータリーソレノイド
等の駆動装k)が連結している。
次に上述した実施例の作用を説明し、併せて構成をより
詳細に説明する。
2サイクルエンジン1が始動し、その回転数が低回転域
にあると、スライド式バルブ25の弁体26は図示せぬ
前記駆動装置によって所定長スライドし、第9図に示す
初期位置に停止するとともに、線形弁30の弁体31は
図示せ、ぬ前記連動手段を介して回転し、第9図に示す
初期位置に停止する。
このようなスライド式バルブ25および線形弁30の停
止位置によると、スライド弐ノ(ルプ25の弁体26に
形成された通気孔26d、26eによってサブエキゾー
スト通路4のイン−ブト4aアウトレツト4bが拡開さ
れ、かつインレット4aとアウトレット4bとの間でエ
キゾーストポート2が線形弁30の弁体31によりて閉
塞されるので排気ガスはすべてサブエキゾースト通路4
る介し排出される。このため、低回転数域ではサブエキ
ゾースト通路4の管長分だけ排気管長が増大し、低回転
数域では好適な排気管長が確保されることとなる。
一方、2サイクルエンジンlが高回転数域に至ると、図
示せぬ前記駆動装置によって、スライド式パル少25の
弁体26は第9図に示す図面の左方へ所定長移動し、第
10図に示す位置に停止するとともに、図示せぬ連動手
段を介して線形弁30の弁体31が回転し、第10図に
示す位置に停止する。
このようなスライド式バルブ25および線形弁30の停
止位置によると、スライド式)くルブ25の弁体26の
上面26bによってエキゾースト通路4のインレット4
 ’ %アウトレット4bが閉塞され、かつ、線形弁3
0の弁体31によってエキゾーストポート2が拡開され
るので、排気ガスはすべてサブエキゾースト通路4を介
たず排出され、このため排気管長が短縮し高回転数域で
好適な排気管長が確保されることとなる。
なお、第1O図に示す実施例では弁体26がスライドし
、その先端面26aが後退するとエキゾーストポート2
の上流側開口部上縁2aが、弁体26の板厚ω)分だけ
上昇するので、排気タイミングが早くなりこのため高回
転数域で好適な排気タイミングが確保されることとなる
0 なお、上記実施例では、選択手段9のうちサブエキゾー
スト通路4のインレット4&、アウトレット4bの開閉
を単独のスライド式ノくルブ25を使用して行なうよう
にしたが、この発明では上記実施例に限定されることな
く、インレットボート4a、アウトレットボー)4bの
開閉をそれぞれ各独立したバルブによって行なうように
しても良(ゝO 第11図は上述した実施例?示す2サイクルエンジン1
の要部断面図で、第9図と同一部分を同一符号で示す◎ 第11図に示す実施例では、選択手段9のうちサブエキ
ゾースト通路4のインレット4a、アクトレット4b′
la:開閉するバルブが、独立した2つの線形弁35.
38によって構成されている。この各線形弁35.38
の弁体36.37はサブエキゾースト通路4内を通過す
る排気ガスの流れ方向に対し直交して設けられた軸39
.40に固着され、この各軸36,39’ii’中心に
回転してそれぞれインレット4a、アウトレット4bを
開閉する。また、これらの各線形弁35.38の軸36
.39と、エキゾーストポート2を開閉する線形弁30
の軸32との間には、図示せぬ連動手段(例えば各軸3
λ35.38の一端に固着されたタイミングギヤと、こ
の各タイミングギヤ間に巻回されたタイミングベルト等
の連動機構)が介在している。また、蝶形弁30.35
.38 ’a’作動させる各軸32.35.38のうち
いずれか一つには、2サイクル工ンジン10回転数域に
応じて、軸を所定角度回転させる図示せぬ駆動装置(例
えば、エンジンの所定回転数で駆動されるサーボモータ
、あるいは機械式ガイ(ナー機構等の駆動装置)が連結
している。
次に上述した実施例の作用を説明し、併せて構成をより
詳細に説明する。
2サイクルエンジ/1が始動し、その回転数が低回転数
域にあると、各蝶形弁30.35.38は図示せ0前記
駆動装置、および連動手段を介して回転し、第11図に
示す初期位置に停止する。
このような、各課形升30.35.38の停止位置によ
ると、サブエキゾースト通路4のインレット4a、アウ
トレット4bは蝶形弁35.38によって拡開され、か
つエキゾーストポート2はインレット4aとアウトレッ
ト4bとの間で蝶形弁30によって塞閉されるので、排
気ガスはすべてサブエキゾースト通路4を介し排出され
る0このため、低回転数域ではサブエキゾースト通路4
の管長分だけ排気管長が増大し、低回転数域で好適な排
気管長が確保されることとなる。
一方、2サイクルエンジンlが高回転数域に至ると、図
示せぬ前記駆動装置、および連動手段によりて各蝶形弁
30.35.38は回転し、第12図に示す位置に停止
する。
第12図に示す各様形弁30,35.38の停止位置に
よると、サブエキゾースト通路4のインレット4a1ア
クトレツト4bは蝶形弁35.38によって塞閉され、
かつエキゾーストポート2は蝶形弁30によって拡開さ
れるため、排気ガスはすべてツブエキゾースト通路4を
介さず排出され、このため排気管長が短縮し、高回転数
域で好適な排気管長が確保されることとなる0 なお、上記″各実施例では、サブエキゾースト通路4を
構成するサブチャンバ7の容積を一定とするようにした
が、この発明は上記各実施例に限定されることなく、サ
ブチャンバ7の容積をエンジンの回転数、あるいは負荷
状態に応じて変化させるようにしても良い。
第13図は上述した容量可変式のサブチャンバ7ン具え
た2サイクルエンジンlの要部[面図で、第11図と同
一部分を同一符号で示す。
第13図に示す実施例では、サブエキゾースト通路4を
構成するサブチャンバ7内に、ピストン45が配設され
ており、このピストン45はその・上面に固着されたロ
ッド46によつ【サブチャンバ7の軸方向に対し摺動自
在とされている。またこのロッド46の他端には、エン
ジンの回転数、あるいはエンジンの負荷状態に応じて、
ロッド46を昇降させる図示せぬ昇降手段が配設されて
いる。
なおこの昇降手段は、エンジンの回転数あるいは図示せ
ぬスロットルンバーの開度に応じて作動されるサーボモ
ータ等の駆動装置によって構成される。
成をより詳細に説明する。
2サイクルエンジン1が始動し、そ9回転数が極低回転
数域(例えばエンジンのアイドリンク回転数域)にある
と、サブエキゾースト通路4のインレット4a、アウト
レット4bを開閉する蝶形弁35.38およびエキゾー
ストポート2を開閉する蝶形弁30は図示せぬ前記駆動
装置および連動手段によって第13図に示す初期位置に
停止している。また、サブチャンバ7の容積を変化させ
るピストン45は図示せぬ前記昇降手段によって上動し
、サブチャ/バフの容積を最大とする位置に停止してい
る。
このよ5な各蝶形弁30,35.38およびピストン4
5の停止位置によると、排気ガスはすべてサブエキゾー
スト通路4を介して排出されることとなり、このため極
低回転数域で好適な排気管長および排気管容積が確保さ
れることとなる。
一方、エンジン回転数が増大すると、図示せぬ前記昇降
手段により、エンジン回転数の増加に伴ってピストン4
5が下降し、サブチャンバ7の容槓を減少させるので、
低中回転数域で好適な排気管長および排気管容積が確保
されることとなる。
一方、2サイクルエンジン1が高回転数域に至ると、図
示せぬ前記駆動装置および連動手段によって各線形弁3
0.35.38は回転し、第1.4図に示す位置に停止
する。第14図に示す各線形弁30.35.38の停止
位置によると、サブエキシルスト通路4のインレット4
a、アウトレット4bは線形弁35.38によって塞閉
され、かつエキゾーストポート2は線形弁30によって
拡開されるため、排気ガスはすべ【サブエキゾースト通
路4?介さず排出され、このため排気管長が短縮し、高
回転数域で好適な排気管長が確保されることとなる。
〔発明の効果〕
この発明は、エンジンの各回転数域に応じ【排気管長を
変化させ、各回転数域に好適な排気管長を確保させるよ
うにしたため、低回転数域から高回転数域に渡る拡範囲
な回転数域で2tイクルエンジンの出力を向上させるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1−図は本発明の排気制御装置乞示す2サイクルエン
ジンの要部断面図、第2図は案内手段を構成するバルブ
の拡大斜視図、第3図は本発明に係る排気制御装置の作
用を示す2サイクル二/ジ/の要部断面図、第4図は案
内手段を構成するバルブの他の実施例を示す拡大斜視図
、第5図乃至第14図はそれぞれ本発明に係る排気制御
装置の他の*m例を示す2サイクルエンジンの要部断面
図である。 1−・2サイクルエンジン、2−エキゾーストポート、
4−サブエキゾースト通路、4a−インレット、4b−
アウトレット、9・−選択手段、10・・・バルブ、1
0&、1Qb−筒体、i o c ・・・弁体。 第1図 第2図 第3図 第6図 第7図 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エキゾーストポートに、インレットが前記エキゾ
    ーストポートの上流に、アウトレットが前記エキゾース
    トポートの下流に連通するサブエキゾースト通路を連設
    するとともに、前記エキゾーストポートに、排気ガスの
    排出径路を前記サブエキゾースト通路を介し前記エキゾ
    ーストポートの下流へ排出する径路と、排気ガスを前記
    サブエキゾースト通路を介さず、直接エキゾーストポー
    トの下流へ排出する径路とのいずれか一方をエンジンの
    所定の回転数に応じて選択する選択手段を配設するよう
    にしたことを特徴とする2サイクルエンジンの排気制御
    装置。
  2. (2)前記選択手段は、一対の筒体間に差渡されて形成
    されたプレート状の弁体を有する回転式のバルブであり
    、前記弁体は前記筒体の一方への回動によって前記サブ
    エキゾースト通路のインレット、アウトレットとを閉塞
    するとともに、他方への回動によって、前記インレット
    、アウトレットとを拡開し、かつ該インレットとアウト
    レットとの間で前記エキゾーストポートの断面積を減少
    させることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の2サイクルエンジンの排気制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55112823A (en) * 1979-02-21 1980-09-01 Yamaha Motor Co Ltd Variable-length exhaust pipe for two-cycle engine
JPS6238831A (ja) * 1985-08-14 1987-02-19 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車等の車両における2サイクルエンジンの排気装置

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JPS6238831A (ja) * 1985-08-14 1987-02-19 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車等の車両における2サイクルエンジンの排気装置

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